JP2002355049A - 循環器疾患の遺伝的要因を判定するための方法及びこれに使用されるオリゴヌクレオチド - Google Patents

循環器疾患の遺伝的要因を判定するための方法及びこれに使用されるオリゴヌクレオチド

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Abstract

(57)【要約】 【課題】循環器疾患の遺伝的要素を有するか否かを判定
しうる方法を提供する。 【解決手段】ヒトナトリウム利尿ペプチドA型受容体遺
伝子における多型を分析することからなる循環器疾患の
遺伝的要因を判定するための方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は循環器疾患の遺伝的
要因を検出するための方法及びこれに使用されるオリゴ
ヌクレオチドに関する。
【0002】
【従来の技術】循環器疾患の発病には、いくつかの遺伝
的因子と生活習慣等の非遺伝的因子とが関わっていると
考えられる。従って、循環器疾患を発病する可能性の高
い遺伝的因子が明らかになれば、発病のメカニズムの解
明に大きな役割を果たすと共に、その遺伝的因子の判定
により循環器疾患に罹患する可能性の高い患者に対し、
生活習慣等の非遺伝的因子を最小限とする指導を行い、
発病の危険性を著しく低下させ得ると考えられる。本発
明の発明者は、22個のエキソンを有するヒトナトリウ
ム利尿ペプチドA型受容体遺伝子のエキソン3における
多型が、循環器疾患の発症に関連することを見出し、本
発明を完成させた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ヒトナトリウム利尿ペプチドA型受容体遺伝子の多
型の分析により循環器疾患の遺伝的要因を判定する方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1に、本発明は、下記
の方法に関する。 (1) 試料から核酸を抽出し、配列表の配列番号1に
示されるヒトナトリウム利尿ペプチドA型受容体遺伝子
のエキソン3(配列中、sはgまたはcを表す)の塩基
番号102の部位を含む配列を増幅し、得られた増幅産
物を分析することにより塩基番号102の部位がgかc
かを決定することを含む循環器疾患の遺伝的要因を判定
するための方法。配列番号1に示す配列は、ヒトナトリ
ウム利尿ペプチドA型受容体遺伝子のエキソン3の全配
列であり、本発明の方法においては、該配列の塩基番号
102の塩基がgであるかcであるかを検出し、c/c
である場合及びcアレルを有する場合に循環器疾患に罹
患する可能性が高いと判断する。また、本発明は下記の
オリゴヌクレオチドに関する。 (2) 配列番号1の配列(配列中、sはgまたはcを
表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号102の
部位を含んで連続する少なくとも10塩基の配列にハイ
ブリダイズし得る(1)の方法においてプローブとして
使用されるオリゴヌクレオチド。 (3) 配列番号1の配列(配列中、sはgまたはcを
表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号102の
部位を含んで連続する少なくとも10塩基の配列を増幅
するためのフォワードプライマーまたはリバースプライ
マーとして機能し得る(1)の方法に使用されるオリゴ
ヌクレオチド。 (4) 配列番号1の配列(配列中、sはgまたはcを
表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号102の
部位を含んで連続する少なくとも10塩基の配列を、1
塩基または数塩基の置換、欠失、付加を導入することに
より、102の部位がgまたはcのいずれか一方である
場合にのみ特定の制限酵素による認識配列が生じるよう
に増幅するためのフォワードプライマーまたはリバース
プライマーとして機能し得る(1)の方法に使用される
オリゴヌクレオチド。 (5)(1)の方法に使用されるフォワードプライマー
とリバースプライマーとして機能する一組のオリゴヌク
レオチドであって、フォワードプライマーまたはリバー
スプライマーの一方が配列番号1の配列(配列中、sは
gまたはcを表す)の一部であって、配列番号1の塩基
番号102の部位を含んで連続する配列にハイブリダイ
ズすることができ、他方が配列番号1の配列の他の部分
にハイブリダイズすることができる一組のオリゴヌクレ
オチド。さらに、本発明は、少なくとも、(2)のオリ
ゴヌクレオチドの一またはそれ以上が基板に固定化され
ている(1)の方法に使用されるDNAチップに関す
る。
【0005】また、本発明は、少なくとも、(2)〜
(5)のオリゴヌクレオチドの一またはそれ以上、及び
/または上記DNAチップを含む(1)の方法に使用さ
れるキットに関する。なお、上記において、オリゴヌク
レオチドは適宜標識されたものであってもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において、「循環器疾患の
遺伝的要因を判定する」とは、被験者が循環器疾患の発
症の危険性が高いことを示す対立遺伝子型を有するか否
かを判定することを意味する。すなわち、本発明の方法
においては、該配列の塩基番号102の塩基がgである
かcであるかを検出し、特に、遺伝子型がc/cである
場合及びcアレルを有する場合に循環器疾患が発症する
可能性が高いと判定される。また、本発明において「循
環器疾患」には、本態性高血圧症、脳梗塞、心筋梗塞及
び狭心症等の虚血性心疾患等が含まれる。上記、本発明
の判定方法において、ヒトナトリウム利尿ペプチドA型
受容体遺伝子(以下、場合よりNPRA遺伝子と記す)
における多型の分析は、例えば多型を含む部分の配列を
増幅し、対立遺伝子型を分析することからなる。また、
ゲノムDNAの分析であっても、cDNAまたはmRN
Aの分析であってもよい。本発明において使用される試
料は、任意の生物学的試料、例えば血液、毛髪、組織
片、尿等であり得る。
【0007】(増幅)多型を含む部分の増幅は、例えば
PCRによって行われるが、他の公知の増幅方法、例え
ばNASBA、LCR、RCR等で行ってもよい。プラ
イマーの選択は、例えば、多型部分を含む10塩基以上
の配列を増幅するように行い得る。増幅される配列は、
10〜100塩基、好ましくは10〜50塩基であり得
る。また、プライマーは、試料が一の対立遺伝子型の場
合にのみ増幅されるように、フォワードプライマー(以
下、Fプライマーと記す)またはリバースプライマー
(以下、Rプライマーと記す)の一方が多型部位にハイ
ブリダイズするように選択してもよい。プライマーは必
要に応じて蛍光,RI等の適当な手段により標識され得
る。
【0008】(多型の分析)多型の分析は、公知の方法
を適宜選択して行い得る。分析方法の例を下記に示す。 a.ハイブリダイゼーション 多型の分析は、一の対立遺伝子型に特異的なプローブと
のハイブリダイゼーションにより行うことができる。プ
ローブは、必要に応じて、蛍光,RI等の適当な手段に
より標識され得る。プローブは、例えば多型部分を含む
10塩基以上、好ましくは10〜100塩基、より好ま
しくは10〜50塩基の配列にハイブリダイズし得るオ
リゴヌクレオチドである。また、多型部位がプローブの
ほぼ中心部に存在するようにプローブを選択するのが好
ましい。本発明において、ハイブリダイゼーション条件
は、対立遺伝子型を区別するのに十分な条件である。例
えば、試料が一の対立遺伝子型の場合にはハイブリダイ
ズするが、他の対立遺伝子型の場合にはハイブリダイズ
しないような条件、例えばストリンジェントな条件であ
る。本発明の方法においては、プローブの一端を基板上
に固定化してなるDNAチップを用いてもよい。
【0009】b.制限酵素断片長多型を利用する方法 多型の分析は、制限断片長多型を利用して行うこともで
きる。この方法は、多型部位がいずれの遺伝子型をとる
かによって、制限酵素により切断されるか否かが異なっ
てくる制限酵素で試料核酸を消化し、消化物の断片の大
きさを調べることにより、該制限酵素で試料核酸が切断
されたか否かを調べ、それによって試料の多型を分析す
る方法である。この場合、もとの配列に制限部位がなく
ても、増幅工程で1もしくは数塩基が置換されるように
プライマーを選択し、上記配列においてsがgかcのい
ずれか一方である場合に、増幅産物において制限部位が
提供されるようにしてもよい。 c.配列決定 多型の分析を、増幅産物の配列決定により行ってもよ
い。配列決定は、例えばジデオキシ法、Maxam-Gilbert
法等の公知の方法により行い得る。 d.変性勾配ゲル電気泳動 試料DNAまたはRNAの増幅産物を変性勾配ゲル電気
泳動にかけることにより分析することもできる。 e.その他 SSCP(single-strand conformation polymorphis
m)法、Allele SpecificPCR法等を多型の分析に使用す
ることもできる。
【0010】本発明は、上記多型の分析方法により分析
した結果を、所望により他の多型分析、及び/または他
の検査結果と合わせて、循環器疾患に罹患する可能性を
判断することを含む循環器疾患の診断方法にも関する。
また、本発明は、本態性高血圧症、脳梗塞、心筋梗塞、
狭心症等の循環器疾患がナトリウム利尿ペプチドA型受
容体に関連するものであるか否かを判定することを含む
診断方法をも提供する。上記方法において、いくつかの
ヒトナトリウム利尿ペプチドA型受容体遺伝子の多型分
析を組み合わせて利用することも可能である。さらに、
上記方法において循環器疾患に関連する他の多型分析を
組み合わせて利用することも可能である。また、本発明
は、上記診断方法による診断の結果に基づいて、さらに
精密な検査を行うこと、投与すべき医薬を決定するこ
と、循環器疾患の治療を行うこと、及び/または食餌内
容等の生活習慣の改善を指導することを含む循環器疾患
の予防または治療方法をも提供する。
【0011】上記本発明の方法においては、プライマー
として、配列番号1の配列(配列中、sはgまたはcを
表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号102の
部位を含んで連続する少なくとも10塩基、好ましくは
10〜50塩基、例えば15〜30塩基の配列を増幅す
るためのFプライマーまたはRプライマーとして機能し
得るオリゴヌクレオチド、またはFプライマーとRプラ
イマーからなる一組のプライマーであって、Fプライマ
ーまたはRプライマーの一方が配列番号1の配列(配列
中、sはgまたはcを表す)の一部であって、配列番号
1の塩基番号102の部位を含んで連続する少なくとも
10塩基、好ましくは10〜50塩基、例えば15〜3
0塩基の配列にハイブリダイズし、他方が配列番号1の
配列の他の部分の少なくとも10塩基、好ましくは10
〜50塩基、例えば15〜30塩基の配列にハイブリダ
イズする一組のプライマーを使用することができる。
【0012】この場合、PCR条件は、例えば下記のも
のであり得る。 プライマー濃度:0.1〜1.0μM MgCl濃度:0.7〜1.5μM dNTP濃度:各100〜200μM 至適酵素量:0.5〜2.5U/50μl 鋳型ゲノムDNA量:50〜500ng サイクル数:25〜35サイクル denature温度:94℃〜99℃ denature時間:20〜30秒 annealing温度:55〜65℃ annealing時間:20〜60秒間 extension温度:72〜75℃ extension時間:20〜180秒間 アガロースゲル濃度:0.4〜2.0%
【0013】上記プライマーとしてのオリゴヌクレオチ
ドは、配列番号1の配列の一部に相補的な配列を有して
いてもよく、また、上記プライマーとして機能し得る限
り、該配列において1または数個の置換、欠失及び/ま
たは付加を含んでいてもよい。上記方法においては、プ
ローブとして配列番号1の配列(配列中、sはgまたは
cを表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号10
2の部位を含んで連続する少なくとも10塩基、好まし
くは10〜50塩基、例えば15〜30塩基の配列にハ
イブリダイズするオリゴヌクレオチドを使用することが
できる。該オリゴヌクレオチドは、配列番号1の配列の
目的とする部位と相補的な配列を有していてもよく、ま
たプローブとして機能し得る限り、即ち、目的の対立遺
伝子型の配列とハイブリダイズするが、他の対立遺伝子
型の配列とはハイブリダイズしない条件下でハイブリダ
イズする限り、該配列において1または数個の置換、欠
失及び/または付加を含んでいてもよい。このプローブ
は、一端を各々基板に固定してなるDNAチップとして
用いることもできる。この場合、DNAチップには、一
の対立遺伝子型(即ちsがgまたはc)に対応するプロ
ーブのみが固定されていても、両方の対立遺伝子型に対
応するプローブが固定されていてもよい。DNAチップ
には、本発明で検出できる多型と異なる多型を分析する
ためのプローブも共に固定され得る。
【0014】本発明は、上記で説明したプライマー、上
記プローブとしてのオリゴヌクレオチド及び/または上
記DNAチップを含む循環器疾患診断用キットにも関す
る。キットは、さらに制限断片長多型法に使用される制
限酵素、ポリメラーゼ、ヌクレオシド三リン酸、標識の
ための手段、緩衝液等、本発明の方法を実施するのに必
要な他の要素を含んでいてもよい。なお、本発明に使用
されるプライマー及びプローブは市販のDNA合成機等
により合成することができる。また、本発明において、
ハイブリダイゼーションは、Sambrook,J.Fritsch,E.
F.,Maniatis T.(1989)Molecular Cloning.A labora
tory manual,第2版,Cold Spring Harbor Laboratory
Press,Cold Spring Harbor,New Yorkの記載を参考に
行うことができる。また、PCR法は、下記の文献を参
考に行うことができる:PCR Technology,J.A.Ehrlich
編,Stockholm Press,New York(1989); Molecular M
ethods for Virus Detection,D.L.Wiedbrauk及びD.
H.Farkas編,Academic Press,New York(1995).Nucle
ic AcidHybridisation,B.D.Hames及びS.J.Higgins
編,IRL Press,Oxford,Washington DC(1985))。本明
細書において、塩基番号は添付の配列表に基づく。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明する。しかしながら、これらは本発明を限定するもの
ではない。 実施例1 エキソン3の多型と循環器疾患との関連について調べる
ため、本態性高血圧と診断された患者300名、脳梗塞
と診断された患者138名、心筋梗塞と診断された患者
187名及び健常人114名を年齢を一致させて選択し
た。各被験者の末梢血を採取し、標準方法(例えばSamb
rook,J.Fritsch,E.F.,Maniatis T.(1989)Molecul
ar Cloning.A laboratory manual,第2版,ColdSprin
g Harbor Laboratory Press,Cold Spring Harbor,New
Yorkに記載)により、ゲノムDNAを抽出し、下記に
示す方法によりナトリウム利尿ペプチドA型受容体遺伝
子のエキソン3の多型部位を増幅した。200ngの上記ゲ
ノムDNA、下記の配列を有する濃度10 pmol/μlのF
プライマー溶液及びRプライマー溶液各々0.8μl、ヌ
クレオチド三リン酸(Takara社製造)各々25mM、2.
5mMのMgCl4μl、TaqDNAポリメラーゼ(Ta
kara社製)0.2U/40μl、水25.0μl及び10
倍緩衝液(Takara社製)4μlの混合物計40μlの系
にて、PCR装置(PerkinElmer GeneAmp9700)を用い
て増幅した。PCR条件は、95℃で3分間、続いて9
8℃25秒間、63℃で1分間、72℃で1分間のサイ
クルを30サイクル、その後、72℃で10分間の後、
4℃に保温とした。
【0016】プライマー配列 Fプライマー:cccacagtactagggaatagtcagc (配列
番号:2) Rプライマー:taggaaggatggaggctggcagagg (配列
番号:3) 得られたPCR産物をエタノール沈殿により精製し、dr
y upペレットにした後、制限酵素溶液(10x緩衝液
(第一化学)5μl、水44μl及び制限酵素TaqI(第一
化学)1μlと反応させ、1.5%アガロースゲル電気
泳動にかけた。制限酵素Taq Iの認識配列はtcgaであ
り、上記配列番号1の配列の塩基番号102の部位の塩
基がcである場合は切断され、gである場合は切断されな
い。上記の方法により、各試料を分析したところ、下記
の表に示す結果が得られた。表中、gは上記配列番号1
の配列の塩基番号102の部位がgである遺伝子型を意
味し、cは、該塩基がcである遺伝子型を意味する。な
お、被験者は全て日本人である。
【0017】
【表1】
【0018】従って、配列番号1の塩基番号102の遺
伝子型がc/cである場合及びcアレルを有する場合に
循環器疾患の発症の危険性が高いと判定することができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法により、循環器疾患の遺伝
的要素を有するか否かが判定でき、これにより循環器疾
患の危険性を予測することができる。さらに、その結果
に基づき、食餌内容等の生活習慣の改善により循環器疾
患の環境的要因を最低限に押さえる指導を行い、循環器
疾患の予防または治療を行うことができる。
【配列表】 SEQUENCE LISTING 〈110〉 Nihon university 〈120〉 Method for determining genetic factor of circulatory organ disea se and nucleotides used therefor 〈130〉 PANU007 〈160〉 3 〈210〉 1 〈211〉 114 〈212〉 DNA 〈221〉 exon 〈400〉 1 gct gcc aaa atc att aca tat aaa gac cca gat aat ccc gag tac ttg 48 gaa ttc ctg aag cag tta aaa cac ctg gcc tat gag cag ttc aac ttc 96 acc ats gag gat ggc ctg 114 〈210〉 2 〈211〉 25 〈212〉 DNA 〈213〉 Artificial Sequence 〈400〉 2 cccacagtac tagggaatag tcagc 25 〈210〉 3 〈211〉 25 〈212〉 DNA 〈213〉 Artificial Sequence 〈400〉 3 taggaaggat ggaggctggc agagg 25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料から核酸を抽出し、配列表の配列番
    号1に示されるヒトナトリウム利尿ペプチドA型受容体
    遺伝子のエキソン3(配列中、sはgまたはcを表す)
    の塩基番号102の部位を含む配列を増幅し、得られた
    増幅産物を分析することにより塩基番号102の部位が
    gかcかを決定することを含む循環器疾患の遺伝的要因
    を判定するための方法。
  2. 【請求項2】 配列番号1の配列(配列中、sはgまた
    はcを表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号1
    02の部位を含んで連続する少なくとも10塩基の配列
    にハイブリダイズし得る請求項1記載の方法においてプ
    ローブとして使用されるオリゴヌクレオチド。
  3. 【請求項3】 配列番号1の配列(配列中、sはgまた
    はcを表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号1
    02の部位を含んで連続する少なくとも10塩基の配列
    を増幅するためのフォワードプライマーまたはリバース
    プライマーとして機能し得る請求項1記載の方法に使用
    されるオリゴヌクレオチド。
  4. 【請求項4】 配列番号1の配列(配列中、sはgまた
    はcを表す)の一部であって、配列番号1の塩基番号1
    02の部位を含んで連続する少なくとも10塩基の配列
    を、1塩基または数塩基の置換、欠失、付加を導入する
    ことにより、102の部位がgまたはcのいずれか一方
    である場合にのみ特定の制限酵素による認識配列が生じ
    るように増幅するためのフォワードプライマーまたはリ
    バースプライマーとして機能し得る請求項1記載の方法
    に使用されるオリゴヌクレオチド。
  5. 【請求項5】 請求項1の方法に使用されるフォワード
    プライマーとリバースプライマーとして機能する一組の
    オリゴヌクレオチドであって、フォワードプライマーま
    たはリバースプライマーの一方が配列番号1の配列(配
    列中、sはgまたはcを表す)の一部であって、配列番
    号1の塩基番号102の部位を含んで連続する配列にハ
    イブリダイズすることができ、他方が配列番号1の配列
    の他の部分にハイブリダイズすることができる一組のオ
    リゴヌクレオチド。
  6. 【請求項6】 少なくとも、請求項2に記載のオリゴヌ
    クレオチドの一またはそれ以上が基板に固定化されてい
    る請求項1の方法に使用されるDNAチップ。
  7. 【請求項7】 少なくとも、請求項2〜5に記載のオリ
    ゴヌクレオチドの一またはそれ以上、及び/または請求
    項6に記載のDNAチップを含む請求項1の方法に使用
    されるキット。
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