JP2002354490A - カメラ、交換レンズおよびカメラシステム - Google Patents

カメラ、交換レンズおよびカメラシステム

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JP2002354490A
JP2002354490A JP2001163096A JP2001163096A JP2002354490A JP 2002354490 A JP2002354490 A JP 2002354490A JP 2001163096 A JP2001163096 A JP 2001163096A JP 2001163096 A JP2001163096 A JP 2001163096A JP 2002354490 A JP2002354490 A JP 2002354490A
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lens
interchangeable lens
camera body
spectral transmittance
camera
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JP2001163096A
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Kazuhiro Izukawa
和弘 伊豆川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影時のカメラ動作に影響のないようにレン
ズの分光透過率特性を示す情報を送信する。 【解決手段】 カメラ本体と、このカメラ本体に着脱可
能であり、カメラ本体と相互通信可能な交換レンズとを
有し、前記カメラ本体が前記交換レンズとの相互通信に
基づいて撮影画像の処理を行うカメラシステムにおい
て、前記交換レンズ内に記憶されたレンズの分光透過率
特性を示す情報を、前記カメラ本体に対する前記交換レ
ンズの装着時に前記カメラ本体に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、色再現方式を有す
るカメラシステムにおいて、レンズの分光透過率特性を
示す情報を通信する際の制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ本体と、このカメラ本体に
着脱可能な交換レンズとを備えたカメラシステムが知ら
れている。そして、交換レンズ内に記憶されたレンズの
分光特性をカメラ本体に通信する例が、特公平7−83
481号公報や特公平7−83482号公報などに開示
されている。これらの公報では、通信されたレンズの分
光特性に基づいてホワイトバランスの制御を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、交換レンズからレンズの分光特性に関
する情報をカメラ本体に送信する時期が明示されていな
い。また、カメラの撮影動作中に、レンズの分光透過率
情報を小波長間隔毎に分けて伝達しようとすると、交換
レンズとカメラ本体間での通信に過度の負荷がかかるこ
ととなり、カメラの撮影動作に支障をきたす場合があ
る。
【0004】さらに、レンズの分光特性に関する情報を
持たない交換レンズを用いる場合には、レンズの分光特
性に関する情報を得ることができず、レンズの分光特性
に応じて撮影画像の処理を適切に行うことができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、カメラ本体
と、このカメラ本体に着脱可能であり、カメラ本体と相
互通信可能な交換レンズとを有し、前記カメラ本体が前
記交換レンズとの相互通信に基づいて撮影画像の処理を
行うカメラシステムにおいて、前記交換レンズ内に記憶
されたレンズの分光透過率特性を示す情報を、前記カメ
ラ本体に対する前記交換レンズの装着時に前記カメラ本
体に送信することを特徴とする。
【0006】このように、交換レンズの装着時にレンズ
の分光透過率を示す情報をカメラ本体に送信することに
より、例えばカメラ本体の撮影動作に影響を与えること
がなくなる。
【0007】また、本発明は、カメラ本体と、このカメ
ラ本体に着脱可能であり、カメラ本体と相互通信可能な
交換レンズとを有し、前記カメラ本体が前記交換レンズ
との相互通信に基づいて撮影画像の処理を行うカメラシ
ステムにおいて、レンズの分光透過率特性を示す情報が
前記交換レンズ内に記憶されているか否かを示すレンズ
情報に基づいて前記交換レンズ内にレンズの分光透過率
特性を示す情報が記憶されているか否かを判定する判定
手段と、この判定手段により前記交換レンズ内にレンズ
の分光透過率特性を示す情報が記憶されていないと判定
されたときに、前記カメラ本体内に記憶された複数の交
換レンズの分光透過率特性を示す情報の中から前記カメ
ラ本体に装着された前記交換レンズの分光透過率特性を
示す情報を選択する選択手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】このように、交換レンズ内にレンズの分光
透過率を示す情報が記憶されていない場合にも、カメラ
本体内に記憶された複数の交換レンズにおける分光透過
率を示す情報に基づいてカメラ本体に装着された交換レ
ンズの分光透過率を示す情報を選択することにより、所
定のレンズの分光透過率を示す情報に基づいて撮影画像
の処理を適切に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は、本発明
の第1実施形態であるカメラシステムの要部を示してい
る。図中左側がカメラアクセサリである交換レンズを示
し、右側がカメラ本体を示している。
【0010】1はカメラ本体に着脱可能な交換レンズで
あり、撮影レンズ1aを構成する複数のレンズG1、G
2、G3を保持している。2は絞りであり、ピニオンギ
ア4を介して絞り駆動用のモータ3からの駆動力を受け
ることにより、撮影光束を通過させる絞り口径の大きさ
を切り換える。
【0011】5は絞り制御回路であり、交換レンズ1側
に設けられたレンズ制御CPU11からの信号を受ける
ことによりモータ3を駆動して、絞り2の絞り口径の大
きさを制御する。
【0012】6はフォーカス駆動用のモータであり、こ
のモータ6の駆動力はウォームギア7を介して撮影レン
ズ1aのうちのフォーカスレンズ(不図示)に伝達され
る。これにより、フォーカスレンズは光軸1b方向に移
動してフォーカシングを行う。8はモータ制御回路であ
り、レンズ制御CPU11からの信号に基づいてモータ
6を駆動する。
【0013】9はパルス板であり、フォーカス駆動用の
モータ6に連結したウォームギア7の回転軸に取り付け
られている。10はフォトインタラプタであり、パルス
板9の回転状態を検出して、この検出結果をレンズ制御
CPU11に出力する。
【0014】12はフォーカスレンズの位置を検出する
ためのフォーカスゾーン検出部であり、例えば平面また
は曲面上に配置された電極及びフォーカスレンズの移動
とともに移動するブラシで構成され、電極上をブラシが
移動することによりフォーカスレンズの位置を検出す
る。
【0015】レンズ制御CPU11は、交換レンズ1に
おける各種動作を制御する。具体的には、フォーカスゾ
ーン検出部12の出力に基づいてフォーカスレンズが所
定位置にあるときの光学情報をカメラ制御CPU31に
送信したり、フォーカスレンズの位置に応じて絞り制御
回路5やモータ制御回路8の駆動制御を行ったりする。
【0016】ここで、交換レンズ側のレンズ制御CPU
11の各端子について説明する。
【0017】CKはカメラ本体側のカメラ制御CPU3
1と交換レンズ側のレンズ制御CPU11との間の通信
の同期をとるクロック入力端子である。DOは交換レン
ズ1のデータ(レンズの分光透過率を含む)をカメラ本
体側に送信するデータ出力端子であり、DIはカメラ本
体側からのデータおよび命令を入力するデータ入力端子
である。VDDは電源電圧の入力端子である。M1はモ
ータ6のON/OFF、駆動速度および駆動方向を制御
するためのフォーカス駆動モータ制御端子であり、M2
はモータ3のON/OFF、駆動方向および駆動量を制
御するための絞り駆動モータ制御端子である。PIはフ
ォトインタラプタ10の出力信号が入力される入力端子
である。
【0018】13はズーム検出部であり、例えば上述し
たフォーカスゾーン検出部12の構成と同様にブラシ等
のスイッチによりズームレンズ(撮影レンズ1aに含ま
れる)の位置を検出する。ここで、レンズ制御CPU1
1は、ズーム検出部13の出力に応じてズームレンズが
所定位置にあるときの光学情報をカメラ制御CPU31
に通信したり、ズームレンズの位置に応じて絞り制御回
路5とモータ制御回路8の駆動制御を行ったりする。
【0019】また、レンズ制御CPU11は、交換レン
ズ側の各種動作をカメラ制御CPU31からの信号に基
づいて制御する。なお、レンズ制御CPU11内には、
カメラ本体に取り付けられる交換レンズの製品の種類等
を示すIDデータ、自動露出制御用のAE用光学デー
タ、自動焦点調節用のAF用光学データ、分光透過率デ
ータを含む画像処理用データが格納されている。
【0020】21は光軸1bを通る撮影光路に対して斜
設および待避可能に回動する主ミラーであり、中央部分
にハーフミラー面21aを有している。主ミラー21
は、斜設状態にあるとき撮影レンズ1aを通過した撮影
光束の一部をピント板(フォーカススクリーン)23の
方向に反射させる。これにより、ピント板23の面上に
は被写体像が形成される。
【0021】22はサブミラーであり、主ミラー21の
裏面に固着されている。サブミラー22は、主ミラー2
1が斜設状態にあるときハーフミラー面21aを通過し
た光束をフォーカス検出部30の方向に反射させる。フ
ォーカス検出部30は、サブミラー22で反射した被写
体光束を受光し、被写体像の位相差により焦点調節状態
を検出する。
【0022】24はペンタプリズムであり、ピント板2
3面上に形成された被写体像を正立正像として接眼レン
ズ25に導く。26はフォーカルプレーンシャッタで、
シャッタ駆動回路27により駆動する。28は撮像素子
41でのエリアジング防止のための光学ローパスフィル
タである。
【0023】29は測光素子であり、ペンタプリズム2
4で反射した被写体光束を受光することにより被写体輝
度を測定して、この測定結果をカメラ制御CPU31に
出力する。
【0024】カメラ本体側のカメラ制御CPU31は、
カメラ本体側の各種動作を制御すると共に、交換レンズ
側のレンズ制御CPU11と通信することにより交換レ
ンズの各種動作を制御する。カメラ制御CPU31内に
は、既存の各種交換レンズに関する光学データと設計値
または製造時に測定した撮像素子41の各画素の感度に
関する補正データが記憶されている。
【0025】カメラ本体側のカメラ制御CPU31の各
端子について説明する。
【0026】CKは、カメラ本体側のカメラ制御CPU
31と交換レンズ側のレンズ制御CPU11と間の通信
の同期をとるクロック出力端子である。Linは交換レ
ンズ側のデータが入力される入力端子であり、Lout
はカメラ本体側から交換レンズ側に命令およびデータを
出力するデータ出力端子である。S1は測距・測光開始
用のスイッチ34の入力端子であり、S2はレリーズス
イッチ35の入力端子である。AFinはフォーカス検
出部30の出力信号が入力される入力端子であり、AE
inは測光素子29の出力信号が入力される入力端子で
ある。SHout はシャッタ駆動回路27へ制御信号
が出力される出力端子である。
【0027】測距・測光開始用のスイッチ34は、カメ
ラ本体に備え付けられたレリーズボタン(不図示)の半
押しによりONになるスイッチであり、スイッチ34が
ONになることで測距動作および測光動作が開始され
る。レリーズスイッチ35は、レリーズボタンの全押し
によりONになるスイッチであり、レリーズスイッチ3
5がONになることにより撮影動作が行われる。
【0028】36は、カメラ本体および交換レンズの駆
動用電源となる電池である。37は安定化電源であり、
電池36の電源を必要な電圧に安定化してからカメラ本
体内及び交換レンズ内の各制御回路に供給する。38は
カメラ撮影に関するモード等の設定を行うための操作部
である。
【0029】39は交換レンズ1の装着状況を検出する
レンズ検出部であり、この検出結果をカメラ制御CPU
31に出力する。40は光学ローパスフィルタ28の装
着状況を検出する光学ローパスフィルタ検出部であり、
この検出結果をカメラ制御CPU31に出力する。カメ
ラ制御CPU31は、光学ローパスフィルタ28の装着
状況の有無をカメラ本体に備え付けられた表示部(不図
示)に表示させる。また、カメラ制御CPU31は、操
作部38の操作設定による光学ローパスフィルタ28の
有無に応じて後述する画像処理方法を一部変更すること
もある。例えば、使用者が解像度を上げるために光学ロ
ーパスフィルタ28をはずして使用する場合には、空間
周波数の高周波成分を強調するエッジ強調の度合いを減
らしたり、画像処理における周波数特性をより高域まで
伸ばしたりする。
【0030】41はCCD等の撮像素子であり、フォー
カルプレーンシャッタ26が開いている間に撮影レンズ
1aを通過した撮影光束を受光する(撮像)。42は撮
像素子41の画素毎の水平駆動並びに垂直駆動を行う為
のドライバ回路であり、撮像素子41はドライバ回路4
2の出力を受けて駆動することにより、画像信号を出力
する。
【0031】43はCDS/AGC回路で、公知のCD
S回路により撮像素子41の出力信号の雑音除去を行
い、公知のAGC回路により出力信号の増幅度を調整す
る。44はタイミングジェネレータ(TG)で、カメラ
制御CPU31により制御され全体(ドライバ42〜不
揮発性メモリ52)の駆動タイミングを決定する。画像
処理は決められた動作を短時間で実施する必要があるた
め、カメラ制御CPU31による制御だけでなく、タイ
ミングジェネレータ44により短い時間の管理を行う。
したがって、CDS/AGC回路43はカメラ制御CP
U31とタイミングジェネレータ44の出力により制御
される。
【0032】45はAD変換回路で、カメラ制御用CP
U31とタイミングジェネレータ44の出力を受けてC
DS/AGC回路43の出力をAD変換して画素毎のデ
ジタルデータとして出力する。
【0033】46はフレームメモリで、AD変換回路4
5の出力を記憶する。特に連写撮影等を行う場合には、
画素毎のデジタルデータの全てがフレームメモリ46に
一時的に記憶される。47はカメラDSPで、カメラ制
御CPU31とタイミングジェネレータ44の出力によ
り、AD変換回路45の出力又はフレームメモリ46に
記憶された画素毎のデジタルデータに基づいてR(赤)
G(緑)B(青)の各色を示す信号を生成する(詳細は
後述する)。このときレンズ制御CPU11に格納され
た画像処理用データを用いて画像処理を行う。
【0034】48はビデオメモリで、表示部49の表示
に適した画像データを記憶する。操作部38が操作され
た場合、ビデオメモリ48は、カメラ制御CPU31と
タイミングジェネレータ44の出力によりカメラDSP
47で作成した画像データを記憶するとともに表示部4
9に画像を表示させる。
【0035】50はワークメモリで、カメラDSP47
で画像処理を行った出力を記憶する。51は圧縮・伸張
部で、カメラ制御CPU31とタイミングジェネレータ
44の出力により、所定の圧縮フォーマットに基づき画
像データを圧縮したり伸張したりする。
【0036】52は不揮発性メモリで、圧縮・伸張部5
1で圧縮した画像データを記憶する。例えば、フラッシ
ュメモリやハードディスク等の不揮発性メモリを用いて
圧縮された画像データを記憶させることができる。ここ
で、不揮発性メモリ52に記憶された撮影済みの圧縮画
像データを観察する場合には、圧縮・伸張部51で通常
の撮影画素毎のデータに伸張し、この伸張された画像デ
ータをビデオメモリ48へ記憶させてから表示部49に
表示させる。
【0037】本実施形態の回路構成では、撮影時の画像
処理が短時間で実行可能となるように構成されており、
撮影後すぐにワークメモリ50から不揮発性メモリ52
へ撮影された画像データを記憶させ、かつ表示部49で
撮影画像を表示させることができる。
【0038】次に、交換レンズ側のレンズ制御CPU1
1とカメラ本体側のカメラ制御CPU31間のデータ通
信について図2を用いて説明する。この図2は、レンズ
制御CPU11とカメラ制御CPU31間の通信を示し
たタイミングチャートである。
【0039】同図において、CK、DI(Lout)、
DO(Lin)は、カメラ制御CPU31とレンズ制御
CPU11間のシリアル通信を行う際の通信線を示す。
この通信は8ビットで行われ、クロック8発分が1通信
周期となっている。
【0040】DI(Lout)は、カメラ制御CPU3
1からレンズ制御CPU11への命令およびデータを送
出する信号線を示し、図2中における最初の1通信周期
では00010000B(Bはバイナリーを表す)を示
している。DO(Lin)は、レンズ制御CPU11か
らカメラ制御CPU31へのデータを送出する信号線を
示している。ここで、図2中におけるDO(Lin)の
最初の1通信周期では、この1通信周期より前の通信結
果のデータが現れるので、同図においては不定としてい
る。
【0041】BUSYは、レンズ制御CPU11がカメ
ラ制御CPU31からの命令を受信した後に、この命令
に応じた所定処理を行っていることを示しており、レン
ズ制御CPU11のCK端子が0レベルとなっている。
【0042】カメラ制御CPU31は、レンズ制御CP
U11のCK端子が0レベル(BUSY)から1レベル
に切り換わったことを確認すると、一定時間経過した後
に次の通信を行う。
【0043】カメラ制御CPU31とレンズ制御CPU
11間における通信命令は、具体的には以下に示す信号
に基づいて行われる。ここでは、カメラ制御CPU31
からの命令体系となっており、16進数で示している。
00Hは設定してない。
【0044】01Hは交換レンズ1の種類、製品バージ
ョン、機能等のデータを含むIDコードの受信要求命令
を示す。02Hは撮影レンズ1aの焦点距離、撮影レン
ズ1aの開放f値、AF敏感度、AF誤差補正量、最小
絞り値、絞り段数等のAF用光学データとAE用光学デ
ータの受信要求命令を示す。03Hはフォーカス駆動用
のモータ6の駆動方向、駆動速度の設定命令を示す。0
4Hは交換レンズ1の駆動量設定命令を示す。05Hは
絞り駆動用のモータ3の駆動方向、駆動設定命令を示
す。06Hは絞り2の駆動量設定命令を示す。07Hは
撮影レンズ1aの分光透過率、歪曲率、周辺光量低下
率、倍率色収差率、中心解像力、周辺解像力等の画像処
理用データの受信要求命令を示す。
【0045】次に、交換レンズ1のフォーカス駆動動作
について説明する。
【0046】レンズ制御CPU11とカメラ制御CPU
31間の通信により、カメラ制御CPU31は交換レン
ズ1内のフォーカスに関するデータ(AF用光学デー
タ)を得る。カメラ制御CPU31は、このAF用光学
データ及びフォーカス検出部30の出力に基づいてフォ
ーカスレンズの必要移動量を演算する。そして、この演
算結果(フォーカスレンズ移動量)を交換レンズ側のレ
ンズ制御CPU11に送信する。
【0047】交換レンズ側のレンズ制御CPU11は、
モータ制御回路8を介してフォーカス駆動用のモータ6
を駆動する。モータ6が駆動してウォームギヤ7が回転
すると、不図示の伝達機構を介してフォーカスレンズが
光軸方向に移動する。
【0048】モータ6の回転軸にはバルス板9が一体回
転可能に取り付けられており、モータ6が回転するとパ
ルス9も回転する。このとき、フォトインタラプタ10
は、パルス板9上のスリットを通して検出光を受光する
ごと(又はパルス板9により検出光が遮断されるごと)
に信号を交換レンズ側のレンズ制御CPU11に送る。
レンズ制御CPU11は、フォトインタラプタ10の出
力信号をパルスカウンタ(レンズ制御CPU11に内
蔵)でカウントすることにより、モータ6が何回転した
か、つまりはフォーカスレンズがどれだけ移動したかを
検出する。
【0049】このようにして、レンズ制御CPU11は
フォーカスレンズの移動量を検出しており、フォーカス
レンズがカメラ制御CPU31から送信されたフォーカ
スレンズ移動量分だけ移動したことを検出するとモータ
6の駆動を停止させてフォーカシングを完了させる。こ
れにより、フォーカスレンズは所定の合焦位置に停止す
ることとなる。
【0050】次に、交換レンズの絞り駆動動作について
説明する。
【0051】レンズ制御CPU11とカメラ制御CPU
31間の通信により、カメラ制御CPU31は交換レン
ズ1内の絞り2に関するデータ(AE用光学データ)を
得る。カメラ制御CPU31は、得られたAE用光学デ
ータと測光素子29からの出力とに基づいて絞り2の絞
り口径を演算して、レンズ制御CPU11に送信する。
レンズ制御CPU11は、絞り制御回路5により絞り駆
動用のモータ3を駆動し、カメラ制御CPU31から送
信された絞り2の絞り口径となるように絞り2を駆動す
る。
【0052】次に、色再現方式について説明する。色再
現方式は、幾通りかの提案がなされており、例えば特公
平7−52242号公報に開示されている。
【0053】この公報における撮像装置では、水平方向
および垂直方向に二次元配列された受光要素群を有し、
垂直方向に隣接する2個の受光要素の出力が混合されて
読み出される固体撮像素子と、その前面に配置されたフ
ィルタ要素が行列状に配列され、単位配列が二次元状に
配置された色フィルタとを有し、色フィルタのフィルタ
要素における単位配列が2列4行に配列されたシアン色
(C)、マゼンタ色(M)、緑色(G)、および黄色
(Y)のフィルタ要素からなり、さらに単位配列の第1
列においてはシアン色、マゼンタ色、シアン色および緑
色のフィルタ要素が順次配列され、また、第2列におい
ては黄色、緑色、黄色およびマゼンタ色のフィルタ要素
が順次配列されている。
【0054】そして、単色および2色のフィルタ要素を
上述のような特定の位置関係で配列した色フィルタを、
固体撮像素子の前面に配置しているので、各フィルタ要
素を通過する光量差が互いに少なくなり、動作範囲が拡
大される。また、この色フィルタが前面に配置された固
体撮像素子から、水平方向および垂直方向に二次元配列
された受光要素群の、垂直方向に隣接する2個の受光要
素の出力を混合して読み出すので、色差信号を容易に得
ることが可能となるものである。
【0055】しかしながら、ここでは各色フィルタ、シ
アン色C、マゼンタ色M、緑色G、黄色Yの4色の中の
赤色R、緑色G、青色Bの成分がすべて同じ特性である
ことを前提としている。
【0056】色フィルタの特性が異なると色再現性が低
下する。このため、撮像素子41の各色フィルタの特性
を補正する。例えば、設計値または製造時測定した撮像
素子41の各画素の感度に関する補正データをカメラ制
御CPU31内に格納しておき、CDS/AGC回路4
3で色毎に増幅度を変えて必要とする分光感度特性に合
わせる。この補正はカメラDSP47においても行うこ
ともできる。
【0057】また、本実施形態のカメラシステムにおい
ては、カメラ本体に装着した交換レンズの分光透過率特
性を考慮に入れて、撮像素子41の分光感度特性を補正
する必要がある。
【0058】図3(a)はある撮像素子41の分光感度
特性を示す図である。図3(b)はレンズAとレンズB
の分光透過率特性を示す図である。
【0059】レンズAは波長400nmから800nm
の間で分光透過率がほぼ1.0(100パーセント)で
ある。一方、レンズBは波長400nmでは分光透過率
が0.8に下がっている。これは、被写体からの反射さ
れる光のうち赤色Rが撮像素子41に到達しにくくなっ
ていることを示す。
【0060】図3(c)はレンズの分光透過率特性を加
味した撮像素子41の分光感度特性を示す。実線はレン
ズAを用いた場合の感度特性を示し、破線はレンズBを
用いた場合の感度特性を示す。レンズBを用いた場合に
は、赤色Rの相対感度が低下しているため、この低下分
の補正が行われる。
【0061】また、分光感度特性が異なる撮像素子41
を有するカメラに交換レンズを装着することも考慮し
て、色知覚する波長である380から780nmまたは
400から800nm等の波長間において10nm毎の
レンズの分光透過率をカメラ制御CPU31はレンズ制
御CPU11との通信にて得ることにより撮像素子41
の感度特性を補正する。
【0062】レンズ制御CPU11とカメラ制御CPU
31間のデータ通信方法として、例えば、下記に説明す
る方法がある。ここで、「カメラ→レンズ」はカメラ制
御CPU31からレンズ制御CPU11への通信を示
し、「レンズ→カメラ」はレンズ制御CPU11からカ
メラ制御CPU31への通信を示す。
【0063】
【0064】一回の通信には500μSの時間がかか
り、上記表に示す全てのデータ(41バイトのデータ)
をカメラ制御CPU31へ送信するためには、分光透過
率データの受信要求を含めて合計21mSの時間が必要
になる。
【0065】連写中に分光透過率データの送信を行うこ
ととすると、このデータ送信を行う際の時間により単位
時間当たりの連写コマ数が減少するといった不都合が生
じる。
【0066】ここで、分光透過率はレンズのズーム制御
又はフォーカス制御にはあまり依存しない特性であるた
め、カメラ制御CPU31が頻繁に動作を行っていない
時である交換レンズの装着時に分光透過率データの送信
を行う。また、撮像素子41の分光感度特性を補正する
場合には、シアン色C、マゼンタ色M、緑色G、黄色Y
の4色または、赤色R、緑色G、青色Bの3色における
レンズの分光透過率をカメラ制御CPU31に送信して
おいてもよい。この場合でも、上述した理由により交換
レンズの装着時に行う。
【0067】また、操作部38の操作によりオートホワ
イトバランス機能を設定することもできる。被写体を照
らす光には屋外の太陽光線、白熱電球、蛍光灯等があ
る。人間の眼はこれらの光に順応して、白は白く感じて
いて不白然さは生じないことが多い。しかし、カメラで
は、これらの色温度の異なる光に忠実に反応して、色温
度が高いと青みがかった色、低いと赤みがかった色を再
現する。そこで、色温度が変化してもホワイトバランス
をとるように、具体的には例えば無彩色の被写体に対し
R、G、Bの割合がいつも一定値になるように制御す
る。
【0068】一方、本実施形態では、データの持ち方を
分光透過率1.0で256 FFHとしたが、レンズの
分光透過率が0.5以下になる事は稀であるので、分光
透過率の0.5以上を基準とし、0.5で256 FF
Hとしてもよい。これにより、2倍の精度で分光透過率
データをカメラ制御CPU31に送信することができ
る。
【0069】また、分光透過率データを以下に説明する
方法により送信するようにしてもよい。
【0070】図6にレンズの分光透過率特性を示す。同
図において横軸(X)は波長を示し、縦軸(Y)は分光
透過率を示す。図中に示す分光透過率曲線を下記(1)
式の二次関数で示す。
【0071】 Y=a*X2+b*X+c ・・・(1) 上記(1)式に於いては、(波長、分光透過率)=(6
00nm、1.0)を原点とし、X=10nm毎に値を
とるものとする。
【0072】図6に示す分光透過率曲線は、 (波長、分光透過率)=(800nm、1.0) (波長、分光透過率)=(400nm、0.8) を通る。
【0073】この条件を満たす係数は次の通りである。
【0074】 a=−312.5×10-5 b=2.5×10-3 c=−0.05 これらの係数を図10に示すように第1と第2の2バイ
トのデータで表示する。ビット15は符号を示し、0で
−(マイナス)、1で+(プラス)とする。ビット14
〜ビット10までは指数を示し、負の数字(0〜−3
1)とする。ビット9〜ビット0までは仮数を示し、0
〜1024とする。
【0075】ここで、係数aの仮数は3125である
が、上述したように仮数は1024までしか表現できな
いので便宜上312とする。具体的には、係数aの表示
は以下に示すようになる。
【0076】係数aは負の数であるので[0*****
** ********]、指数は−5であるので[*0
0101** ********]、仮数は312であ
るので[******01 00111000]となる。
【0077】同様に、係数bの表示は以下に示すように
なる。
【0078】係数bは正の数であるので[1*****
** ********]、指数は−2であるので[*0
0010** ********]、仮数は25である
ので[******00 00011001]となる。
【0079】同様に、係数cの表示は以下に示すように
なる。
【0080】係数cは負の数であるので[0*****
** ********]、指数は−2であるので[*0
0010** ********]、仮数は5であるの
で[******00 00001001]となる。
【0081】分光透過率曲線の原点の位置は、図中の丸
印で示すように波長域(400〜800nm)の中心
(600nm)としたり、波長域の端としたりすること
ができる。
【0082】ここで、分光透過率曲線を式で表した場合
には、式の次数、係数の分解能(細かさ)によって異な
るが、原点からの距離が大きくなるに従って、実際の分
光透過率と式で表したときの分光透過率との誤差が大き
くなる。そこで、分光透過率曲線の原点を波長域の中心
として原点から一番離れたXの値における分光透過率の
誤差を小さくすることにより、波長域全体での誤差を最
小とすることができる。
【0083】また、分光透過率曲線の原点の位置を緑
G、赤R、青Bの波長としてもよい。ここで、緑G、赤
R、青Bの波長は国際照明委員会(CIE)の規定に基
づき緑Gの波長=546.1nm、赤Rの波長=700
nm、青Bの波長=435.8nmとする。
【0084】これらの波長を原点とすることにより、撮
像素子41の検出感度の高い波長と一致させることがで
きるので、撮像した画像データの誤差を減らすことがで
きる。特に、緑Gの波長を原点とすることにより、視感
度の高い緑色での分光透過率の誤差を小さくすることが
できる。
【0085】すなわち、分光透過率データをカメラ制御
CPU31に送信する場合、カメラ本体に装着されるレ
ンズの分光透過率曲線を上記(1)式で示すように二次
関数で表し、上述した方法により係数a、b、cを示す
情報をカメラ制御CPU31に送信するようにすれば、
通信量を減らすことができ、カメラの高速動作が可能に
なる。
【0086】次に、図4に示すフローチャートに沿って
本実施形態におけるカメラシステムの撮影動作を説明す
る。
【0087】ステップ♯100でスタートすると、ステ
ップ♯101でレンズ検出部39により交換レンズがカ
メラ本体に装着されたか否か確認する。交換レンズの装
着を検知するとステップ♯102へ進み、レンズ制御C
PU11と通信することにより交換レンズのレンズ制御
CPU11がレンズの分光透過率データを有するか否か
を確認する。
【0088】分光透過率データを有していればステップ
♯103へ進み、カメラ制御CPU31は上述したよう
に分光透過率データを受信する。
【0089】一方、レンズ制御CPU11が分光透過率
データを有さない場合にはステップ♯124へ進み、カ
メラ制御CPU31はレンズ制御CPU11に記憶され
ているIDデータを受信することにより、このIDデー
タに基づいてカメラ制御CPU31に予め記憶してある
各種レンズの分光透過率データの中から装着されたレン
ズに合った分光透過率データを選択する。
【0090】ステップ♯104では、測距・測光開始用
のスイッチ(SW1)34がONされたか否かを検出す
る。スイッチ34がONであるときは測光・測距動作を
開始するためにステップ♯105へ進む。
【0091】ステップ♯105では、レンズ制御CPU
11内(ステップ♯103の場合)又はカメラ制御CP
U31内(ステップ♯124の場合)に記憶されたレン
ズのAE用光学データと測光素子29の出力とに基づい
て測光動作を行う。続いてステップ♯106では、同様
にレンズのAF用光学データとフォーカス検出部30か
らの出力とに応じて測距動作を行い、交換レンズ側のレ
ンズ制御CPU11に通信を行い、交換レンズ1内のフ
ォーカスレンズを所定の合焦位置まで駆動させる。
【0092】次に、ステップ♯107では、レリーズス
イッチ(SW2)35がONされたか否かを検出する。
レリーズスイッチ35がONであるときはステップ♯1
08に進み、OFFのときにはステップ♯104へ戻
る。
【0093】ステップ♯108では、フォーカルプレン
シャッタ26の後幕及び先幕を走行させて露光動作を行
う。具体的には、交換レンズ側のレンズ制御CPU11
と通信を行うことにより、ステップ♯105での測光結
果(露出値)に基づいて、絞り2の絞り口径を変化させ
るとともに、フォーカルプレンシャッタ26をシャッタ
駆動回路27により所定時間の間駆動させる。フォーカ
ルプレンシャッタ26は所定時間駆動すると、再び撮影
光束を遮断する。
【0094】次に、ステップ♯109では、露光動作時
における撮影レンズ1aのズーム位置及びフォーカス位
置のレンズ位置情報を得る。さらに、フォーカルプレン
シャッタ26の走行動作時は、カメラ制御CPU31と
レンズ制御CPU11間の通信が比較的空いているの
で、カメラ制御CPU31は他の画像処理用データ(レ
ンズの分光透過率データを除く)を受信する。
【0095】ステップ♯120では、通信で得たレンズ
の画像処理用データを用いて画像処理を行い、作成され
た画像データを上述したようにビデオメモリ48、ワー
クメモリ50や不揮発性メモリ52に記録する。
【0096】ステップ♯121では、不揮発性メモリ5
2に未記録容量があるか否かを判定する。未記録容量が
ある場合にはステップ♯104へ戻り、未記録容量がな
い場合にはステップ♯122へ進む。ステップ♯122
では、記録容量がないことを不図示の表示部に表示し、
メインフローを終了する(ステップ♯123)。
【0097】次に、図5に示すフローチャートを用い
て、レンズ制御CPU11における処理動作について説
明する。
【0098】レンズ制御CPU11がカメラ制御CPU
31から所定の命令を受けると、レンズ制御CPU11
はステップ♯201より動作を開始し、ステップ♯20
2以降においてカメラ制御CPU31から受けた所定命
令を解析する。
【0099】まず、ステップ♯202においては、カメ
ラ制御CPU31からの所定命令がステップ♯102の
命令か否か、即ち分光透過率データの受信を要求する命
令であるか否かを判定する。分光透過率データの受信を
要求する命令であればステップ203へ進み、上述した
ように分光透過率データをカメラ制御CPU31に送信
する。この送信動作を終了した後は、ステップ♯202
へ戻る。
【0100】また、ステップ♯202にて、レンズ制御
CPU11への所定命令が分光透過率データの受信を要
求する命令でないことを判定した場合には、ステップ♯
204へ進む。
【0101】ステップ♯204では、カメラ制御CPU
31からの所定命令がステップ♯109の命令か否か、
即ち他の画像処理用データの受信を要求する命令である
か否かを判定する。他の画像処理用データの受信を要求
する命令であればステップ205へ進み、他の画像処理
用データをカメラ制御CPU31に送信する。この送信
動作を終了した後は、ステップ♯202へ戻る。
【0102】また、ステップ♯204にて、所定命令が
他の画像処理用データの受信を要求する命令でないこと
を判定した場合には、ステップ♯206へ進む。
【0103】ステップ♯206では、カメラ制御CPU
31からの所定命令がステップ♯106の命令か否か、
即ちAF用光学データの受信を要求する命令であるか否
かを判定する。AF用光学データの受信を要求する命令
であればステップ207へ進み、上述したようにAF用
光学データをカメラ制御CPU31に送信する。この送
信動作を終了した後は、ステップ♯202へ戻る。
【0104】また、ステップ♯206にて、AF用光学
データの受信を要求する命令でないことを判定した場合
には、ステップ♯208へ進む。
【0105】ステップ♯208では、カメラ制御CPU
31からの所定命令がステップ♯105の命令か否か、
即ちAE用光学データの受信を要求する命令であるか否
かを判定する。AE用光学データの受信を要求する命令
であればステップ209へ進み、上述したようにAE用
光学データをカメラ制御CPU31に送信する。この送
信動作を終了した後は、ステップ♯202へ戻る。
【0106】また、ステップ♯208にて、AE用光学
データの受信を要求する命令でないことを判定した場合
には、ステップ♯210へ進む。
【0107】ステップ♯210では、カメラ制御CPU
31からの所定命令がステップ♯106の命令か否か、
即ちフォーカス駆動命令であるか否かを判定する。フォ
ーカス駆動命令であればステップ211へ進み、レンズ
制御CPU11は上述したようにカメラ制御CPU31
からのフォーカスレンズの移動量と移動方向の指令命令
により、モータ制御回路8を介してフォーカスレンズを
駆動する。この駆動が終了した後は、ステップ♯202
へ戻る。
【0108】また、ステップ♯210にて、フォーカス
駆動命令でないことを判定した場合にはステップ♯21
2へ進む。
【0109】ステップ♯212では、カメラ制御CPU
31からの所定命令が絞り2の駆動命令であるか否かを
判定する。絞り2の駆動命令であればステップ♯213
へ進み、レンズ制御CPU11はカメラ制御CPU31
からの絞り2の絞り量と絞り方向の指令命令により、絞
り2を駆動する。この駆動が終了した後は、ステップ♯
202へ戻る。
【0110】また、ステップ♯212にて、絞り2の駆
動命令でないことを判定した場合にはステップ♯214
へ進む。
【0111】ステップ♯214では、カメラ制御CPU
31からの所定命令がその他の命令、例えば他の光学情
報を要求する命令であれば、この光学情報をカメラ制御
CPU31へ送信する。この送信動作の後は、ステップ
♯202へ戻る。
【0112】以上、本発明の第1実施形態によれば、レ
ンズ装着時にレンズ制御CPUに記憶された分光透過率
データをカメラ制御CPUに伝えるので、カメラが撮影
動作等の動作を行っている間に分光透過率データを伝え
なくてよくなりカメラの高速動作が可能となる。
【0113】(第2実施形態)本発明の第2実施形態で
あるカメラシステムについて説明する。本実施形態のカ
メラシステムの構造は第1実施形態におけるカメラシス
テムの構造と同様である。
【0114】第1実施形態では、レンズ制御CPU11
は、カメラ制御CPU31からの命令を受けることによ
り分光透過率データを送信していたが、本実施形態では
カメラ制御CPU31の命令によらずに分光透過率デー
タを送信する。このときには、レンズ制御CPU11か
らカメラ制御CPU31に通信クロックを送ることによ
り撮影レンズ1aの分光透過率データを送信する。
【0115】図7は、レンズ制御CPU11の処理動作
を示すフローチャートであり、図5中のステップ♯20
1とステップ♯202をステップ♯302に変えたもの
である。
【0116】ステップ♯302において、交換レンズが
カメラ本体に装着されると、レンズ制御CPU11に安
定化電源37から電源Vddが供給され、レンズ制御C
PU11内蔵のリセット回路により電源Vddが供給さ
れたことを検出する。そして、レンズ制御CPU11は
初期値設定動作を行う。
【0117】この後、ステップ♯203へ進み、カメラ
制御CPUに対し分光透過率データを送信する。このと
きのデータ送信方法は、図2において説明した方法と同
様である。また、ステップ♯204以降の動作は、第1
実施形態において説明した動作(図5)と同様である。
【0118】(第3実施形態)図8は、本発明の第3実
施形態であるカメラシステムの要部を示す。本実施形態
では、交換レンズとカメラ本体の間に付属品を取り付け
ている。この付属品以外の構成(レンズ側及びカメラ本
体側)は、第1実施形態における構成と同様である。
【0119】60は、カメラ本体と交換レンズの間に接
続されるエクステンダー、中間チューブ(中間リング)
等のレンズ用付属品である。なお、エクステンダーは接
続したレンズの焦点距離を変更するものであり、中間チ
ューブは高倍率撮影を可能とするものである。
【0120】61、62はレンズであり、レンズ用付属
品60内に収納されている。また、レンズ用付属品60
内には、配線63〜72が配置されている。
【0121】63はモータ制御回路8及び絞り制御回路
5の駆動用電源の配線、64はモータ制御回路8及び絞
り制御回路5の駆動用電源GNDの配線である。65は
レンズ制御CPU11のCK端子とカメラ制御CPUの
CK端子とをつなぐ通信用の配線、66はDO端子とL
in端子とをつなぐ通信用の配線、67はDI端子とL
out端子とをつなぐ通信用の配線、68は制御用電源
の配線である。
【0122】69〜71は、交換レンズがレンズ用付属
品60の接続を検出するための配線である。本実施形態
では配線69と配線70が接続しており、配線71が未
接続となっている。72は制御用電源GNDの配線であ
る。なお、カメラ本体と交換レンズ間の電源及び通信の
状態は図1に示す状態と同様である。
【0123】レンズ制御CPU11は配線69に接続す
るCOM端子、配線70に接続するEXT0端子、配線
71に接続するEXT1端子を有している。EXT0端
子およびEXT1端子は、レンズ制御CPU11内部で
プルアップされており、レンズ用付属品60の検出時に
COM端子をGNDに設定すると、レンズ用付属品60
内の配線が接続しているときにGNDレベル(論理で
0)となり、未接続のときにVDDレベル(論理で1)
となる。
【0124】レンズ制御用CPU11は、交換レンズ1
1に接続されたレンズ用付属品の機能に応じてカメラ制
御CPU31に送信する各種光学データやフォーカスレ
ンズの駆動速度を変更する。
【0125】図9にレンズ制御CPU11における処理
動作を示すフローチャートを示す。ここで、図9に示す
フローチャートは、図5(第1実施形態)に示すフロー
チャートにステップ♯401からステップ♯403を加
えたものであり、他は図5と同じである。
【0126】ステップ♯401では、レンズ用付属品6
0が装着されているか否かを判定する。例えば、(EX
T0、EXT1)=(0、0)のときに「×1.4倍」
エクステンダーが装着され、(EXT0、EXT1)=
(1、0)のときに「×2.0倍」エクステンダーが装
着され、(EXT0、EXT1)=(0、0)のときに
中間チューブが装着されたことを判断することができ
る。なお、本実施形態では、(EXT0、EXT1)=
(1、0)となっている。
【0127】ステップ♯402では、レンズ制御CPU
11内に記憶されたレンズの各種光学データ(レンズの
分光透過率データを含む)を、装着されたレンズ用付属
品60のもつ機能に応じて適宜変更して、ステップ♯2
02へ進む。具体的には、ステップ♯202以降のステ
ップでカメラ制御CPU31に送信される分光透過率デ
ータ、AF用データやAE用データ等のデータが変更さ
れる。
【0128】ステップ♯202以降は、第1実施形態に
おいて説明した動作(図7)と同様の動作を行う。ここ
で、カメラ制御CPUに送信されるデータは、レンズ制
御CPUに記憶されたデータではなく、ステップ♯40
2で変更されたデータが送信される。
【0129】ステップ♯401でレンズ用付属品60が
交換レンズに装着されていないと判定したときにはステ
ップ♯403へ進む。具体的には、(EXT0、EXT
1)=(1、1)のときには、レンズ用付属品60が未
接続なのでステップ♯403へ進み、レンズ制御CPU
11に記憶された各種光学データがカメラ制御CPU3
1に送信されるデータとして設定される。
【0130】ステップ♯202以降は、第1実施形態に
おいて説明した動作(図7)と同様の動作を行う。上述
したように、各ステップ(ステップ♯203、ステップ
♯204、ステップ♯206、ステップ♯208)にお
いてカメラ制御CPU31に送信されるデータは、レン
ズ制御CPU11に予め記憶されたデータである。
【0131】一方、レンズ制御CPU11が分光透過率
データを有さない場合、カメラ制御CPU31は、レン
ズ制御CPU11に記憶されているIDデータを受信す
ることにより、このIDデータに基づいてカメラ制御C
PU31に予め記憶してある各種レンズの分光透過率デ
ータの中から装着された交換レンズに合った分光透過率
データを選択するとともに、レンズ制御CPU11との
通信により交換レンズに装着されたレンズ用付属品60
の種類を判別することにより、交換レンズおよびレンズ
用付属品60が装着された状態での分光透過率データを
決定する。
【0132】なお、本実施形態では、カメラ本体と交換
レンズの間にレンズ用付属部品を接続したが、交換レン
ズの前に接続することができるレンズ用付属品を用いた
場合にも同様の効果を得ることができる。
【0133】
【発明の効果】本発明によれば、交換レンズの装着時に
レンズの分光透過率を示す情報をカメラ本体に送信する
ことにより、例えばカメラ本体の撮影動作に影響を与え
ることがなくなる。
【0134】また、交換レンズ内にレンズの分光透過率
を示す情報が記憶されていない場合にも、カメラ本体内
に記憶された複数の交換レンズにおける分光透過率を示
す情報に基づいてカメラ本体に装着された交換レンズの
分光透過率を示す情報を選択することにより、所定のレ
ンズの分光透過率を示す情報に基づいて撮影画像の処理
を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラシステムの構成図。
【図2】レンズ制御CPUとカメラ制御CPU間の通信
を示したタイミングチャート。
【図3】(a) 撮像素子の分光感度特性を示す図。 (b) レンズAとレンズBの分光透過率特性を示す
図。 (c) レンズの分光透過率特性を加味した分光感度特
性を示す図。
【図4】撮影動作を示すフローチャート。
【図5】交換レンズ側の通信処理動作を示すフローチャ
ート。
【図6】レンズの分光透過率特性を示す図。
【図7】交換レンズ側の通信処理動作を示すフローチャ
ート。
【図8】カメラシステムの構成図。
【図9】交換レンズ側の通信処理動作を示すフローチャ
ート。
【図10】分光透過率データ送信の説明図。
【符号の説明】
1 レンズ鏡筒 11 レンズ制御 31 カメラ制御 41 撮像素子 43 CDS/AGC回路 47 カメラDSP 60 レンズ用付属品

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と、このカメラ本体に着脱可
    能であり、カメラ本体と相互通信可能な交換レンズとを
    有し、前記カメラ本体が前記交換レンズとの相互通信に
    基づいて撮影画像の処理を行うカメラシステムにおい
    て、 前記交換レンズ内に記憶されたレンズの分光透過率特性
    を示す情報を、前記カメラ本体に対する前記交換レンズ
    の装着時に前記カメラ本体に送信することを特徴とする
    カメラシステム。
  2. 【請求項2】 前記交換レンズが、前記レンズの分光透
    過率特性を示す情報として、レンズの分光透過率および
    波長の関係式で示される情報を前記カメラ本体に送信す
    ることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 【請求項3】 前記関係式における原点を所定の波長領
    域の略中心としたことを特徴とする請求項2に記載のカ
    メラシステム。
  4. 【請求項4】 前記関係式における原点を緑色の波長と
    したことを特徴とする請求項2に記載のカメラシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 交換レンズが着脱可能なカメラであっ
    て、前記交換レンズ内に記憶されたレンズの分光透過率
    特性を示す情報を、前記交換レンズの装着時に受信する
    ことを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 カメラ本体に着脱可能な交換レンズであ
    って、この交換レンズ内に記憶されたレンズの分光透過
    率特性を示す情報を、前記カメラ本体への装着時にカメ
    ラ本体に送信することを特徴とする交換レンズ。
  7. 【請求項7】 カメラ本体と、このカメラ本体に着脱可
    能であり、カメラ本体と相互通信可能な交換レンズとを
    有し、前記カメラ本体が前記交換レンズとの相互通信に
    基づいて撮影画像の処理を行うカメラシステムにおい
    て、 レンズの分光透過率特性を示す情報が前記交換レンズ内
    に記憶されているか否かを示すレンズ情報を、前記カメ
    ラ本体に対する前記交換レンズの装着時に前記カメラ本
    体に送信することを特徴とするカメラシステム。
  8. 【請求項8】 カメラ本体に着脱可能な交換レンズであ
    って、この交換レンズ内に記憶された、レンズの分光透
    過率特性を示す情報の有無を示すレンズ情報を、前記カ
    メラ本体への装着時にカメラ本体に送信することを特徴
    とする交換レンズ。
  9. 【請求項9】 カメラ本体と、このカメラ本体に着脱可
    能であり、カメラ本体と相互通信可能な交換レンズとを
    有し、前記カメラ本体が前記交換レンズとの相互通信に
    基づいて撮影画像の処理を行うカメラシステムにおい
    て、 レンズの分光透過率特性を示す情報が前記交換レンズ内
    に記憶されているか否かを示すレンズ情報に基づいて前
    記交換レンズ内にレンズの分光透過率特性を示す情報が
    記憶されているか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記交換レンズ内にレンズの分光透
    過率特性を示す情報が記憶されていないと判定されたと
    きに、前記カメラ本体内に記憶された複数の交換レンズ
    の分光透過率特性を示す情報の中から前記カメラ本体に
    装着された前記交換レンズの分光透過率特性を示す情報
    を選択する選択手段とを有することを特徴とするカメラ
    システム。
  10. 【請求項10】 交換レンズが着脱可能なカメラであっ
    て、 レンズの分光透過率特性を示す情報が前記交換レンズ内
    に記憶されているか否かを示すレンズ情報に基づいて前
    記交換レンズ内にレンズの分光透過率特性を示す情報が
    記憶されているか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記交換レンズ内にレンズの分光透
    過率特性を示す情報が記憶されていないと判定されたと
    きに、複数の交換レンズの分光透過率特性を示す情報の
    中から装着された交換レンズの分光透過率特性を示す情
    報を選択する選択手段とを有することを特徴とするカメ
    ラ。
  11. 【請求項11】 カメラ本体に対して着脱可能で、カメ
    ラ本体と相互通信可能な交換レンズと、この交換レンズ
    に着脱可能なレンズアクセサリとを有し、前記カメラ本
    体が前記交換レンズとの相互通信に基づいて撮影画像の
    処理を行うカメラシステムにおいて、 前記交換レンズ及び前記レンズアクセサリそれぞれの分
    光透過率特性に基づいて決定された分光透過率特性を示
    す情報を、前記カメラ本体に対する前記交換レンズの装
    着時に前記カメラ本体に送信することを特徴とするカメ
    ラシステム。
  12. 【請求項12】 前記交換レンズが、前記交換レンズ及
    び前記レンズアクセサリそれぞれの分光透過率特性に基
    づいて決定された分光透過率特性を示す情報として、レ
    ンズの分光透過率および波長の関係式で示される情報を
    前記カメラ本体に送信することを特徴とする請求項11
    に記載のカメラシステム。
  13. 【請求項13】 前記関係式における原点を所定の波長
    領域の略中心としたことを特徴とする請求項12に記載
    のカメラシステム。
  14. 【請求項14】 前記関係式における原点を緑色の波長
    としたことを特徴とする請求項12に記載のカメラシス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記レンズアクセサリが、焦点距離を
    変化させるためのエクステンダー又は近接撮影を可能と
    する中間リングであることを特徴とする請求項11又は
    12に記載のカメラシステム。
  16. 【請求項16】 レンズアクセサリが着脱可能で、カメ
    ラ本体との相互通信が可能な交換レンズにおいて、 前記交換レンズ及び前記レンズアクセサリそれぞれの分
    光透過率特性に基づいて決定された分光透過率特性を示
    す情報を、カメラ本体への装着時に前記カメラ本体に送
    信することを特徴とする交換レンズ。
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