JP2002354373A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP2002354373A
JP2002354373A JP2001162236A JP2001162236A JP2002354373A JP 2002354373 A JP2002354373 A JP 2002354373A JP 2001162236 A JP2001162236 A JP 2001162236A JP 2001162236 A JP2001162236 A JP 2001162236A JP 2002354373 A JP2002354373 A JP 2002354373A
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JP
Japan
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volume
predetermined time
maximum
television receiver
maximum volume
Prior art date
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Pending
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JP2001162236A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fukumura
拓 福村
Motohiro Goto
元浩 後藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがテレビジョン受像機における所定時
間毎の最大音量値の制限を設定することにより、騒音を
防止することを目的とする。 【解決手段】 ユーザは所定時間及び所定時間における
音量の最大値をキー入力部2より入力し設定する。制御
マイコン5はプログラムに基づき以下の作用を行う。ユ
ーザ入力情報と計時回路4からの時間情報を比較し、現
在の時刻に対応する最大音量値を求め、音量が最大音量
値以上にならないよう音声信号1を信号処理する。ま
た、音量が制限される際、急激に音量が低減しない様、
音量を漸減させる処理を施す。音声は、以上の音声処理
に基づき適切な音量に制限されてスピーカ9から出力さ
れる。以上の様に、ユーザがテレビジョン受像機におけ
る所定時間毎の最大音量値の制限を設定することによ
り、騒音を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機による騒音を防止するため、所定時間において音量レ
ベルをユーザが設定した所定時間毎の最大音量値以上に
ならないように制御する機能を有する音量制御装置及び
その音量制御装置を備えたテレビジョン受像機に係わる
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン受像機における音量
調整は、ユーザが操作・設定し好みの音量に調整してい
る。また、ユーザの設定した音量は不揮発性メモリに記
憶し、電源投入時に前回電源を切った状態の音量を再設
定するようになされている。
【0003】また、特開平6−261266号公報で提
案されている様に、騒音を防止するために、ホテル等で
使用されている一部のテレビジョン受像機において、あ
る一定の音量以上は音量アップ操作をしても音量が上が
らない様、最大音量値を任意のレベルに制限する手段が
提案及び実現されている。
【0004】また、特開2000−115649号公報
で提案されている様に、消費電力低減化を目的として、
プログラムにより所定時間に音量レベルを調整する手段
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビジョン受
像機においては以下の様な課題を有する。
【0006】現在マンション等において、テレビジョン
受像機等の音声が原因である夜間及び深夜の騒音が大き
な社会問題になっている。しかしながら上述した様に、
一般的なテレビジョン受像機では音量はユーザの設定の
みに委ねられており、詳細な音量の制限を設定すること
はできない。そのため、意図しない音量を設定してしま
った場合、騒音を発生するという問題点があった。
【0007】また、前回電源を切った状態の音量が何か
の都合で大きかった場合、電源投入時にユーザの意図し
ない大きな音量が再設定されるという問題点があった。
【0008】また、特開平6−261266号公報で提
案されているホテル等で使用されている一部のテレビジ
ョン受像機においては最大音量値を任意のレベルに制限
する手段が提案及び実現されているが、一般的な使用で
は夜間と昼間の様に、所定時間における最大音量値を異
なるレベルに設定して使用することにより、騒音防止に
対する効果が大きくなると思われる。また、各ユーザの
環境によって様々な時間帯で最大音量値を制限する使用
状況があると考えられる。しかしながら、ホテル等で使
用されているテレビジョン受像機では所定時間における
最大音量値を制限することはできないという問題点があ
った。
【0009】また、特開2000−115649号公報
で提案されている様に、消費電力低減化を目的として、
プログラムにより所定時間に音量レベルを調整する手段
が提案されている。しかしながら、騒音防止を目的とし
て、ユーザにより所定時間の最大音量値を制限すること
は提案されておらず、積極的な騒音防止ができないとい
う問題点があった。
【0010】以上の様に従来の技術において、騒音防止
を目的として、ユーザがテレビジョン受像機における所
定時間毎の最大音量値の制限を設定することができない
ため、その音量が騒音の発生の原因になるという問題点
があった。
【0011】そこで、本発明は上述した点に鑑みてなさ
れたものであり、ユーザがテレビジョン受像機における
所定時間毎の最大音量値の制限を設定することにより、
騒音を防止することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、現在時刻を算
出する計時手段と、所定時間及び所定時間における音量
の最大値(最大音量値)を記憶しておく記憶手段と、上
記計時手段より得られた計時情報及び、上記記憶手段に
記憶してある上記所定時間及び上記最大音量値を取得
し、設定プログラムに基づき現在の時刻に応じた最大音
量値情報を出力する検出制御手段と、検出制御手段から
の情報に基づき、音量が上記最大音量値以上にならない
よう、音量を制御する音量制御手段とを具備したことを
特徴とするテレビジョン受像機に関する。
【0013】本発明により、ユーザがテレビジョン受像
機における所定時間毎の最大音量値の制限を設定するこ
とにより、騒音を防止することが可能となる。
【0014】また、所定規則に基づき一定時間間隔で音
量を漸減し最大音量値に音量を低減する音量低減手段
と、音量低減していることを一定時間画面に表示する表
示手段とをさらに具備しているものでもある。
【0015】本発明により、ユーザがテレビジョン受像
機を所定時間の最大音量値よりも大きな音量で視聴中に
所定時間になった場合、一定時間間隔で音量を上記最大
音量値まで漸減し、上記音量制御手段により所定時間に
急激な音量の低減を防ぐことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1による発明は、
所定時間において、音量レベルをユーザが設定した所定
時間毎の最大音量値以上にならないように制御する機能
を有することを特徴とするテレビジョン受像機であり、
ユーザがテレビジョン受像機における所定時間毎の最大
音量値の制限を設定することにより、騒音を防止するこ
とを実現しうるものである。
【0017】本発明の請求項3による発明は、請求項1
記載の音量制御手段により所定時間に急激な音量の低減
を防ぐため、一定時間間隔で請求項1記載の最大音量値
まで音量を漸減し、且つ、音量低減していることを一定
時間画面に表示する機能を有することを特徴とする請求
項1に記載されたテレビジョン受像機であり、ユーザが
テレビジョン受像機を所定時間の最大音量値よりも大き
な音量で視聴中に所定時間になった場合、一定時間間隔
で音量を上記最大音量値まで漸減し、上記音量制御手段
により所定時間に急激な音量の低減を防ぐことを実現し
うるものである。
【0018】(実施の形態1)以下、本発明の実施形態
の例について図面用いて説明する。本実施の形態は請求
項1記載の発明にかかる一実施の形態である。
【0019】図1はこの発明の実施の形態1におけるテ
レビジョン受像機の主要構成要素を示すブロック図であ
る。図1において、音声信号1は、各種入力信号におけ
る音声信号である。
【0020】キー入力部2は、各種機能及び設定を行う
ための数種のキーからなり、本発明においては、ユーザ
がキー操作することにより好みの所定時間及び所定時間
における最大音量値の制限を設定することを可能にする
設定手段である。不揮発性メモリ3は、ユーザが設定し
た所定時間及び所定時間における最大音量値を記憶する
ために用いる。計時回路4は、現在の時刻を計時し制御
マイコン5に時間情報を出力するための回路である。制
御マイコン5は、ユーザが設定した情報及び時間情報等
の各種情報を検出し、プログラムにより、現在の時刻に
応じた最大音量値を求める検出制御手段6と、上記最大
音量値に基づき音声信号を制御するための制御信号を出
力する音声制御手段7の作用を行うものである。
【0021】音声処理回路8は、制御マイコン5からの
制御信号に従い音声信号に増幅等の信号処理を施して出
力する回路である。スピーカ9は、音声処理回路8から
の音声信号を音声として再生するものである。なお、本
実施の形態におけるキー入力部2は、リモコン等の各種
機能及び設定が行える手段であれば実施することが可能
であり、これに限定されるものではない。
【0022】図2に示すフローチャートに従って音量制
御方法を説明する。まず、現在の時刻を計時回路4から
取得する(S1)。取得された現在時刻に対応する最大
音量値を読み出す(S2)。次に、制御マイコン5は、
現在の音量と最大音量値とを比較し(S3)、現在の音
量が最大音量値よりも大きい場合、音量を設定されてい
る最大音量値に制限し(S4)、現在の音量が最大音量
値よりも小さい場合、音量をそのままの値で出力する。
その後S1に戻り同様に繰り返す。
【0023】図3は所定時間における音量の最大値の設
定例及び音量制御例である。図3において、実線で示し
たものがユーザによる音量の最大値の設定例であり、破
線で示したものが音量の設定例である。所定時間におけ
る音量の最大値(実線)の範囲内で音量(破線)の変更
が可能になる。
【0024】かかる構成によれば、例えば以下のような
仕様により騒音を防止することが可能である。図3の実
線で示した様に、ユーザは23時から5時までの深夜間
における最大音量値を音量データ15に、早朝5時から
7時までを音量データ20に、7時から19時までを音
量データ25に、また、19時から23時までの夜間に
おける最大音量値を音量データ25にキー入力部2より
設定する。キー入力部2より入力したデータは不揮発性
メモリ3に記憶することにより、ユーザが電源再投入後
にデータを再設定する必要は無い。
【0025】設定後、図3中の破線で示した様に、ユー
ザは音量データ13で視聴していたが、20時に音量デ
ータを22に変更しようと試みた。しかしながら、19
時から23時までの時間帯、音量は音量データ0から2
0において可変であるため、制御マイコン5は音量を音
量データ20に設定・制限し、騒音を防止することがで
きる。同様に、例えば午前11時において音量は音量デ
ータ0から25まで可変である。なお、本実施例におけ
る所定時間毎の最大音量値は、ユーザが任意に設定する
ことにより各ユーザの使用状況に対応が可能である。
【0026】(実施の形態2)本実施の形態では本発明
の他の実施の形態に関するものである。上記(実施の形
態1)と同様な形態において、さらにユーザが電源を投
入すると思われる所定時間の最大音量値を最適値に設定
する。
【0027】かかる構成によれば、例えば以下のような
仕様により騒音を防止することが可能である。従来電源
投入時の音量は前回電源を切った状態の音量を再設定す
るようになされているため、前回電源を切った状態の音
量が何かの都合で大きかった場合、例えば朝、電源投入
時にユーザの意図しない大きな音量が再設定されるとい
う問題点があった。しかしながら、ユーザが朝電源を投
入すると思われる所定時間の最大音量値を小さく(例え
ば、音量データ15)設定しておけば、電源投入時に意
図しない音量が出力されることはなく最適な音量で出力
することが可能である。なお、本実施例では電源投入時
を朝として説明したが、ユーザが設定した任意の時間帯
において実施可能である。
【0028】(実施の形態3)本実施の形態は本発明に
かかるさらに異なる実施の形態の例である。図4は、上
記(実施の形態)と同様な形態において、さらにユーザ
がテレビジョン受像機を所定時間の最大音量値よりも大
きな音量で視聴中に所定時間になった場合に、違和感無
い音量制御を示す。
【0029】かかる構成によれば、ユーザは、図4中の
実線で示す様に、最大音量値を20時までは音量データ
25、22時以降は音量データ20にあらかじめ設定し
ている。ユーザは音量データ23で視聴中20時になる
と、最大音量値は音量データ20に設定されているた
め、音量が音量データ20に低減される。しかしなが
ら、視聴中に急激に音量が低減することによりユーザは
違和感を持つ恐れがある。
【0030】以上の問題点を解決するため、図4中の破
線で示す様に、所定の規則に基づき一定時間間隔で上記
最大音量値まで音量を漸減し、音量制御手段により所定
時間に急激な音量の低減を防ぐ。また、上記音量低減し
ていることを一定時間画面に表示することにより、ユー
ザに音量低減していることを知らせる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明のテレビジョン受
像装置によれば、ユーザが所定時間における最大音量値
の制限を設定することにより、テレビジョン受像機の騒
音を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるテレビジョン受
像機の主要構成要素を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における音量制御方法の
フローチャート
【図3】本発明の実施の形態1及び2における所定時間
における音量の最大値の設定例及び音量制御例を示す図
【図4】本発明の実施の形態3における所定時間におけ
る音量の最大値の設定例及び音量制御例を示す図
【符号の説明】
1 キー入力部 2 不揮発性メモリ 3 制御マイコン 4 検出制御手段 5 音量制御手段 6 音声処理回路 7 スピーカー 8 音声信号 9 計時回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C026 DA05 5K061 AA03 BB07 CC39 GG09 JJ06 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間において、音量レベルをユーザ
    が設定した所定時間毎の最大音量値以上にならないよう
    に制御する機能を有することを特徴とするテレビジョン
    受像機。
  2. 【請求項2】 現在時刻を算出する計時手段と、所定時
    間及び所定時間における音量の最大値(最大音量値)を
    記憶しておく記憶手段と、上記計時手段より得られた計
    時情報及び上記記憶手段に記憶してある上記所定時間及
    び上記最大音量値を取得し、設定プログラムに基づき上
    記計時情報に応じた最大音量値情報を出力する検出制御
    手段と、上記検出制御手段からの情報に基づき、音量が
    上記最大音量値以上にならないよう音量を制御する音量
    制御手段とを具備したことを特徴とするテレビジョン受
    像機。
  3. 【請求項3】 一定時間間隔で最大音量値まで音量を漸
    減し、且つ、音量低減していることを一定時間画面に表
    示する機能を有することを特徴とする請求項1記載のテ
    レビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 所定規則に基づき一定時間間隔で音量を
    漸減し最大音量値に音量を低減する音量低減手段と、音
    量低減していることを一定時間画面に表示する表示手段
    とを具備することを特徴とする請求項2記載のテレビジ
    ョン受像機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9232075B2 (en) 2003-12-05 2016-01-05 Kyocera Corporation Mobile telephone device with screen luminance and sound volume control
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