JP2002353837A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002353837A
JP2002353837A JP2001162893A JP2001162893A JP2002353837A JP 2002353837 A JP2002353837 A JP 2002353837A JP 2001162893 A JP2001162893 A JP 2001162893A JP 2001162893 A JP2001162893 A JP 2001162893A JP 2002353837 A JP2002353837 A JP 2002353837A
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JP2001162893A
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Jun Yamakawa
純 山川
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、回路に大幅な追加や複雑な
制御を行わずにロックアップタイムを短縮して高速チャ
ネル切換を実現し、さらに部品実装面積を削減すること
により消費電力およびコストを低減し、内部バッテリで
動作させる場合の動作時間を延長する受信装置を提供す
ることである。 【解決手段】 受信装置100は、ミキサ22にて受信
信号をヘテロダイン用可変ローカル信号とミキシング
し、ダウンコンバートしてIF信号を生成し、IFフィ
ルタ26にてこのIF信号から不要な周波数成分を除去
し、復調器23にて復調用可変ローカル信号に基づいて
このIF信号を復調して復調信号を生成し、外部に出力
する。受信装置100内の復調用可変ローカル信号源2
4、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25は、比較周
波数Fvを基準周波数Frに合わせて調相し、復調用可
変ローカル信号とヘテロダイン用可変ローカル信号とを
それぞれ生成して復調器23に帰還入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL回路を内蔵
した受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図6〜図9を参照して、PLL
(Phase Lock Loop)回路を内蔵した従来の受信装置6
00について説明する。これらの図6〜図9において、
同一の構成部分には同一符号を付している。
【0003】図6は、従来のPLL回路を利用した受信
装置の一例である受信装置600の構成を示すブロック
図である。従来の受信装置600は、ミキサ22、復調
器23、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25、IF
フィルタ26、復調用固定ローカル信号源27、を備え
ている。
【0004】図7は、図6に示す受信装置600の復調
用固定ローカル信号源25の内部構成を示すブロック図
である。復調用固定ローカル信号源27は、位相比較器
1、ループフィルタ2、VCO(Voltage Controlled O
scillator)3、分周器19、固定分周器28、により
構成される。
【0005】図7に示すように、分周器19は、入力さ
れた基準信号Refを分周して、この結果得られる周波
数(以下、基準周波数Frとする)を位相比較器1に出
力する。固定分周器28は、VCO3から出力される目
的の周波数(以下、発振周波数F0とする)の出力信号
を、1/N(N:整数)に固定分周し、この固定分周し
て得られる周波数(以下、比較周波数Fvとする)の信
号を位相比較器1に出力する。位相比較器1は、基準周
波数Frと比較周波数Fvとの位相比較を行い、位相差
成分をパルス状の位相制御信号としてループフィルタ2
に出力する。ループフィルタ2は、この位相制御信号か
ら高周波成分(ノイズ成分)を除去し、発振周波数を制
御する電圧制御信号を生成して、VCO3に出力する。
VCO3は、入力された電圧制御信号により発振周波数
を変化させ、目的の出力周波数の信号を出力する。
【0006】図8は、受信装置600に内蔵される従来
のヘテロダイン用可変ローカル信号源25の構成一例を
示すブロック図である。この図8に示す従来のヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25は、位相比較器1、ルー
プフィルタ2、VCO3、可変分周器4、LP−SW
5、DA−SW6、A/Dコンバータ7、D/Aコンバ
ータ8、制御回路10、位相プリセット回路11、分周
器19、により構成される。
【0007】図6に示す受信装置600においては、複
数チャネルの切換時間を短縮する目的で、ヘテロダイン
用可変ローカル信号源25のロックアップを早くするた
め、目的の受信チャネルの周波数でVCO3が発振する
ように、プリセット電圧をD/Aコンバータによりルー
プフィルタ2にプリセットしていた。こうして、プリセ
ット電圧を設定した状態で図8に示す可変分周器4を立
ち上げることにより、切換時の位相差応答変動を極力少
ない状態にしてロックアップを早めていた。また、温度
変動やデバイスのばらつきを補正するためにA/Dコン
バータ7による制御電圧の監視を行っていた。
【0008】上記の方法によると、受信チャネルの切換
に応じてVCO3の発振周波数を切り換える時、VCO
3に、D/Aコンバータ8を介して制御回路10からの
プリセット電圧データをループフィルタ2に設定する。
この動作により、VCO3はおおよそ目的の受信チャネ
ルの周波数を発振することができる。しかし、基準信号
Refを分周器19で分周することによって得られた基
準周波数Frと、VCO3が出力する発振周波数F0と
を、可変分周器4により分周することによって得られる
比較周波数Fvとの位相関係は不定であるため位相差に
起因する誤差電圧を出力してプリセット電圧を変動さ
せ、目的の周波数から離れてしまうため、ロックアップ
に時間がかかっていた。
【0009】このロックアップタイムを短縮するため、
制御回路10は、プリセット電圧をVCO3に印加し、
可変分周器4と分周器19をリセットし、さらに基準周
波数Frが出力されると同時に可変分周器4の動作を開
始させ、基準周波数Frとほぼ同時に比較周波数が出力
されるように位相プリセット回路11で制御し、PLL
部の同期動作のタイミングを制御していた。この一連の
動作により、受信チャネルの切換による周波数切換時に
周波数のプリセットと検出位相のプリセットが行われ、
位相差の少ない状態でPLL同期動作が開始するように
して、ロックアップタイムの短縮を図っていた。
【0010】従来の受信装置600は、ヘテロダイン用
可変ローカル信号源25と復調用固定ローカル信号源2
7とを少なくとも1つずつ有しており、復調用ローカル
信号源27の周波数は固定した状態で、PLLシンセサ
イザの機能を果たすヘテロダイン用可変ローカル信号源
25の分周比を変化させることにより受信チャネルの切
換を行っていた。
【0011】また、従来の受信装置600では、受信チ
ャネルの下限をCH1、その1つ上のチャネルをCH
2、更にその1つ上のチャネルをCH3…として、この
時のヘテロダイン用可変ローカル信号源25の発振周波
数をそれぞれF1、F2、F3…とした場合、このPL
L回路の基準周波数Frの設定数は、チャネルステップ
数と同じ、またはチャネルステップ数の整数分の1とな
る。
【0012】図9は、受信装置600に内蔵される従来
のヘテロダイン用可変ローカル信号源25の、図8とは
異なる構成一例を示すブロック図である。この図9に示
す従来のヘテロダイン用可変ローカル信号源25は、位
相比較器1、ループフィルタ2、VCO3、可変分周器
4、D/Aコンバータ8、制御回路10、分周器19、
を備える。
【0013】図9に示すヘテロダイン用可変ローカル信
号源25は、分周比を周期的に切り換えることにより平
均分周比を非整数(分数値)とし、基準周波数Frをチ
ャネルステップより高く設定することが可能となるフラ
クショナル-N方式PLL回路を利用したものである。
この方式では、基準周波数Frによる周期を1つの単位
とし、このn周期中m周期における分周比が(M+
1)、残り周期における分周比がMとなるように、制御
回路10から可変分周器4を制御する。ただしこの時の
m、n、M、は整数である。このn周期中1周期あたり
の平均分周比は、以下の式(1)の通りであり、分数と
なる。
【0014】しかし、上記のフラクショナル-N方式P
LL回路においては、実際の分周比はMまたはM+1で
あるため、この平均分周比と実際の分周比との間に差が
発生し、これが位相差となって現れて位相比較器1によ
り誤差電圧として出力され、この誤差電圧が原因でスプ
リアスが発生する。このスプリアスを抑圧するため、上
記位相差に基づく誤差電圧を打ち消すための電圧をD/
Aコンバータ8で発生させ、制御電圧に加えている。こ
こで、式(1)においてmの値を1ずつ変えると、平均
分周比は1/nずつ変化する。よって、図9に示すフラ
クショナル-N方式PLL回路は、基準周波数Frをチ
ャネルステップのn倍に上げることができる。これによ
って、ループゲインが上がり、そのためロックアップタ
イムを短縮することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の受信装置600においては、構成が複雑で
あり、必要とする部品点数が多かったため、実装面積が
大きくなっていた。これにより消費電力が大きくなるた
め、内部バッテリで動作させる際にはその動作時間が短
いことも問題であった。また、製造コストが大きく、こ
の点でも改善の余地があった。
【0016】そこで本発明の課題は、回路に大幅な追加
や複雑な制御を行うことなくロックアップタイムを短縮
して高速チャネル切換を実現し、さらに部品実装面積を
削減することにより消費電力およびコストを低減し、内
部バッテリで動作させる場合の動作時間を延長する受信
装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明は、複数の受信チャネルを受信する場合
に、受信信号を中間周波数の信号にダウンコンバートす
る際にダウンコンバート用の第1のローカル信号を供給
する第1のローカル信号源と、ダウンコンバートされた
中間周波数の信号を復調する際に第2のローカル信号を
供給する第2のローカル信号源とを備えた受信装置であ
り、前記第1のローカル信号源は、前記受信チャネルに
応じて分周比データを設定する分周比設定手段と、前記
設定された分周比データに応じて、第1の比較周波数信
号を生成する第1の可変分周手段と、前記受信信号と前
記第1の比較周波数信号との位相を比較して、第1の位
相制御信号を生成する第1の位相比較手段と、前記第1
の位相制御信号に基づいて前記第1のローカル信号の発
振周波数を制御する第1の制御信号を生成する第1の発
振周波数制御手段と、前記第1の制御信号に基づいて前
記受信チャネルに応じた発振周波数で第1のローカル信
号を出力する第1の発振手段とを備え、前記第2のロー
カル信号源は、前記設定された分周比データに応じて、
第2の比較周波数信号を生成する第2の可変分周手段
と、前記受信信号と前記第2の比較周波数信号との位相
を比較して、第2の位相制御信号を生成する第2の位相
比較手段と、前記第2の位相制御信号に基づいて前記第
2のローカル信号の発振周波数を制御する第2の制御信
号を生成する第2の発振周波数制御手段と、前記第2の
電圧制御信号に基づいて前記受信チャネルに応じた発振
周波数で第2のローカル信号を出力する第2の発振手段
とを備えたことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明に係る受信装置100の実施の形態を詳細に説明す
る。なお、図1〜図3において、図6〜図9に示した従
来の受信装置600と同一の構成部分には同一符号を付
している。
【0019】まず、構成を説明する。図1は、本発明を
適用した受信装置100の内部構成の一例を示すブロッ
ク図である。図1に示すように、受信装置100は、ミ
キサ22、復調器23、復調用可変ローカル信号源2
4、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25、IFフィ
ルタ26、を備える。受信装置100は、復調用可変ロ
ーカル信号源24およびヘテロダイン用ローカル信号源
25の両方の周波数を可変にする構成となっている。
【0020】ミキサ22は、受信装置100の外部から
入力される受信信号を、ヘテロダイン用可変ローカル信
号源25から入力されるヘテロダイン用可変ローカル信
号とミキシングし、このミキシングした信号をダウンコ
ンバートしてIF信号を生成し、IFフィルタ26に出
力する。
【0021】復調器23は、復調用可変ローカル信号源
24から入力される復調用可変ローカル信号に基づき、
IFフィルタ26から入力されるIF信号を復調して復
調信号を生成し、この復調信号を受信装置100の外部
に出力する。
【0022】復調用可変ローカル信号源24は、PLL
回路であり、復調用可変ローカル信号をミキサ22に出
力する。ヘテロダイン用可変ローカル信号源25もまた
PLL回路であり、ヘテロダイン用可変ローカル信号を
復調器23に出力する。
【0023】IFフィルタ26は、ミキサ22から入力
されたIF信号から不要な周波数帯域成分を除去して、
IF信号のみを復調器23に出力する。
【0024】次に、図2および図3を参照して、受信装
置100に内蔵されたヘテロダイン用可変ローカル信号
源25および復調用可変ローカル信号源24の構成を説
明する。
【0025】図2は、図1に示した受信装置100に内
蔵されているヘテロダイン用可変ローカル信号源25の
内部構成の一例を示す図である。図2に示すように、ヘ
テロダイン用可変ローカル信号源25は、位相比較器
1、ループフィルタ2、VCO3、可変分周器4、制御
回路10、分周器19、を備える。
【0026】位相比較器1は、分周器19から入力され
る基準周波数Frと、可変分周器4から入力される比較
周波数Fvとの位相差を比較し、位相差成分をパルス状
の位相差信号としてループフィルタ2に出力する。位相
比較器1は、第1の位相比較手段としての役割を有す
る。
【0027】ループフィルタ2は、位相比較器1から入
力される位相差信号から高周波成分を除去して、発振周
波数を制御する電圧制御信号を生成し、VCO3に出力
する。ループフィルタ2は、第1の発振周波数制御手段
としての機能を有する。
【0028】VCO3は、ループフィルタ2から入力さ
れる電圧制御信号によって発振周波数を変化させ、目的
の出力周波数の信号を出力する。VCO3は、第1の発
振手段としての機能を有する。
【0029】可変分周器4は、制御回路10から入力さ
れるヘテロダイン用可変ローカル信号源分周比データに
基づき、VCO3が出力する目的の出力周波数の信号を
可変分周し、この信号を比較周波数Fvとして位相比較
器1に出力する。可変分周器4は、第1の可変分周手段
としての機能を有する。
【0030】制御回路10は、可変分周器4の分周比を
制御しており、可変分周器4にヘテロダイン用可変ロー
カル信号源分周比データを入力する。また、図3に示す
復調用可変ローカル信号源24内の可変分周器4に対し
ては、復調用可変ローカル信号源分周比データを出力す
る。制御手段10は、分周比設定手段としての機能を有
する。
【0031】分周器19は、入力された基準信号Ref
を分周し、これによって得られる基準周波数Frを位相
比較器1に出力する。
【0032】図3は、受信装置100に内蔵された復調
用可変ローカル信号源24の内部構成の一例を示す図で
ある。復調用可変ローカル信号源24は、位相比較器
1、ループフィルタ2、VCO3、可変分周器4、分周
器19、を備える。この図3に示す受信装置100の復
調用可変ローカル信号源24の位相比較器1、ループフ
ィルタ2、VCO3、可変分周器4、分周器19は、図
2に示したヘテロダイン用可変ローカル信号源25にお
ける同一構成部分と同一の機能を有するため、重複する
説明は省略する。
【0033】この復調用ローカル信号源24には制御部
10が存在せず、可変分周器4には、ヘテロダイン用可
変ローカル信号源25内の制御部10から復調用可変ロ
ーカル信号源分周比データが入力される。可変分周器4
は、このデータに基づき、復調用可変ローカル信号源2
4のVCO3が出力する発振周波数F0の出力信号の周
波数を可変分周し、この結果得られる信号を、比較周波
数Fvの信号として位相比較器1に出力する。位相比較
器1は第2の位相比較手段としての機能を有し、VCO
3は第2の発振手段としての機能を有し、可変分周器4
は第2の可変分周手段としての機能を有する。
【0034】次に、本発明を適用した受信装置100の
動作を説明する。以下、図2および図3を参照して、ま
ず受信装置100に内蔵されるヘテロダイン用可変ロー
カル信号源25と復調用可変ローカル信号源24の動作
を説明し、続いて図1、図4、図5を参照して受信装置
100による全体処理について説明する。
【0035】まず、図2を参照して、受信装置100内
のヘテロダイン用可変ローカル信号源25による信号処
理について説明する。
【0036】ヘテロダイン用可変ローカル信号源25
は、基準信号Refを分周器19に入力する。分周器1
9は、外部から任意に設定可能な分周比によって、入力
された基準信号Refを分周し、基準周波数Frを生成
して位相比較器1に出力する。位相比較器1は、この分
周器19から入力された基準周波数Frと、可変分周器
4から帰還入力される比較周波数Fvとの位相比較を行
う。そして、この位相比較により得られた位相差成分を
パルス状の位相制御信号としてループフィルタ2に出力
する。
【0037】ループフィルタ2は、位相比較器1から入
力される位相制御信号に基づいて、出力信号が良好なC
/N特性を得られるように、不要な高周波成分を除去し
て目的の周波数帯域成分のみを抽出する。すなわち、位
相比較器1から入力される位相制御信号を所定の時間間
隔で積分し、発振周波数を制御する電圧制御信号を生成
する。ループフィルタ2は、この電圧制御信号をVCO
3に出力する。
【0038】次いで、VCO3は、ループフィルタ2か
ら入力された電圧制御信号に基づき、発振する周波数を
変化させ、目的の発振周波数F0の出力信号を生成して
可変分周器4に出力する。
【0039】可変分周器4は、制御回路10から入力さ
れるヘテロダイン用可変ローカル信号源分周比データに
基づいて、VCO3から出力される発振周波数F0の出
力信号を分周し、比較周波数Fvを生成し、位相比較器
1に帰還入力する。
【0040】以上のように、ヘテロダイン用可変ローカ
ル信号源25は、入力された基準信号Refと、VCO
3から出力する出力信号との位相差が一定となるよう
に、VCO3にフィードバック制御をかけて発振を行わ
せるPLL動作を行う。なお、これら一連のPLL動作
は、基準信号Refの入力が停止するまで継続して繰り
返される。
【0041】次に、図3を参照して復調用可変ローカル
信号源24について説明する。位相比較器1、ループフ
ィルタ2、分周器19、については、上記のヘテロダイ
ン用可変ローカル信号源25内の同一構成部分と同一の
動作を行うためその説明は省略し、VCO3と可変分周
器4については相違点を説明する。
【0042】VCO3は、ループフィルタ2から入力さ
れる電圧制御信号に基づいて周波数を変化させ、目的の
発振周波数F0の出力信号を生成して復調器23に出力
する。
【0043】この復調用可変ローカル信号源24には制
御回路がなく、可変分周器4は、ヘテロダイン用可変ロ
ーカル信号源25の制御回路10から復調用可変ローカ
ル信号源分周比データを入力される。可変分周器4は、
復調用可変ローカル信号源分周比データに基づいて、V
CO3からの発振周波数F0の出力信号を分周する。こ
れによって、比較周波数Fvの信号を生成し、位相比較
器1に入力する。
【0044】以上のように、復調用可変ローカル信号源
24は、入力される基準信号Refと、VCO3から出
力する出力信号との位相差が一定となるように、VCO
3にフィードバック制御をかけて発振を行わせるPLL
動作を行う。なお、これら一連のPLL動作は、基準信
号Refの入力が停止するまで継続して繰り返される。
【0045】以下、図1、図4、図5を参照して、受信
装置100の全体処理について説明する。
【0046】受信装置100は、外部から受信信号を受
信し、ミキサ22に入力する。また、ヘテロダイン用可
変ローカル信号源25は、内部から発振する比較周波数
Fvを、受信信号を分周して得られる基準周波数Frの
信号に合わせて調相し、これによって得られたヘテロダ
イン用可変ローカル信号をミキサ22に入力する。ミキ
サ22は、外部から入力された受信信号を、ヘテロダイ
ン用可変ローカル信号源25から入力されるヘテロダイ
ン用可変ローカル信号とミキシングし、このミキシング
した信号をダウンコンバートしてIF信号を生成し、I
Fフィルタ26に出力する。
【0047】IFフィルタ26は、ミキサ22から入力
されたIF信号から不要な周波数帯域成分を除去し、I
F信号のみを抽出した後、このIF信号を復調器23に
出力する。一方、復調用可変ローカル信号源24は、内
部から発振される比較周波数Fvを、基準周波数Frに
合わせて調相し、これによって得られた復調用可変ロー
カル信号を復調器23に入力する。
【0048】復調器23は、復調用可変ローカル信号源
24から入力される復調用可変ローカル信号に基づき、
IFフィルタ26から入力されるIF信号を復調して復
調信号を生成し、外部にこの復調信号を出力して、全体
処理を終了する。
【0049】次に、図4を参照して、受信装置100の
ヘテロダイン用可変ローカル信号源25において、基準
周波数Frをチャネルステップの2倍とした場合の、受
信チャネルに対するヘテロダイン用可変ローカル信号源
25と復調用可変ローカル信号源24の発振周波数の関
係を説明する。
【0050】受信装置100において、受信チャネル下
限のCH1を受信している時、ヘテロダイン用可変ロー
カル信号源25はF1を発振し、復調用可変ローカル信
号源24はFd1を発振するものとする。CH2受信時
は、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25はF1を発
振するが、復調用可変ローカル信号源25はチャネルス
テップと同じ周波数を基準周波数Frとしているため、
1チャネル分周波数が離れているFd2を発振する。
【0051】この時、ヘテロダイン用可変ローカル信号
源25が下側ヘテロダインである場合、つまりヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25の周波数が受信周波数よ
りも低い場合には、Fd2はFd1より1チャネル高い
周波数となる。また、ヘテロダイン用可変ローカル信号
源25が上側ヘテロダインである場合、つまりヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25の周波数が受信周波数よ
り高い場合には、Fd2はFd1より1チャネル低い周
波数となる。これはIF信号がダウンコンバートにより
生成される場合、上側ヘテロダインではスペクトラムが
反転するためである。
【0052】さらに1チャネル上のCH3を受信する時
には、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25はF1よ
り2チャネル分上の周波数F3を発振し、復調用可変ロ
ーカル信号源24はFd1を発振する。また、さらに1
チャネル上のCH4を発振する時には、ヘテロダイン用
可変ローカル信号源25は2チャネル毎に2チャネル分
の周波数を可変させ、復調用可変ローカル信号源24は
1チャネル毎に1チャネル分の周波数差を有するFd1
とFd2を交互に発振させることで全てのチャネルを網
羅することが可能となる。
【0053】ここで、IFフィルタ26の帯域幅として
は、最低でも復調波の帯域以上が必要である。そこで、
外部から受信装置100に入力される受信信号の帯域
が、全チャネルステップの周波数帯域よりも充分に広く
広帯域化された場合には、IF信号の中心周波数をIF
フィルタ26の中心周波数から数チャネル程度オフセッ
トさせても影響は少ないため、上記のように復調用ロー
カル信号源24の周波数をオフセットさせることが可能
となる。ヘテロダイン用可変ローカル信号源25は、2
チャネル分しか周波数変化がないため、基準周波数Fr
を2倍にすることができ、分周比は1/2となる。
【0054】また、一般に、位相比較器の感度およびV
COの発振周波数−制御電圧特性(電圧感度)が同一で
あればループゲインは分周比に反比例することが知られ
ている。これはループゲインを求める下記の式(2)に
基づく。 K=(Kp*Kv)/Div (2) 但し K :ループゲイン[1/s] Kp :位相比較器感度[V/rad] Kv :VCO電圧感度[Hz/V] Div:分周比
【0055】上式に示すように、ループゲインが上がる
ため、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25のロック
アップタイムが短縮される。また、復調用可変ローカル
信号源24の周波数は連続した2周波数のみとなるた
め、周波数切換時の位相および周波数の変化は極めて少
なくなり、ループの応答が小さくなる。すなわち、ロッ
クアップタイムがさらに短縮される。以上のように、受
信装置100においては、ヘテロダイン用可変ローカル
信号源25および復調用ローカル信号源24の両方のロ
ックアップタイムが短縮され、高速チャネル切換が実現
される。
【0056】ここまで、ヘテロダイン用可変ローカル信
号源25の基準周波数Frをチャネルステップの2倍と
した場合について説明したが、IFフィルタ26の帯域
を広げることによって3倍、またはそれ以上にすること
も可能である。
【0057】図5に、受信装置100のヘテロダイン用
可変ローカル信号源25において、基準周波数Frをチ
ャネルステップの3倍にした場合の、受信チャネルに対
するヘテロダイン用可変ローカル信号源25と復調用可
変ローカル信号源24の発振周波数の関係を示し、この
図を参照して以下説明する。
【0058】受信装置100において、受信チャネル下
限のCH1を受信している時、ヘテロダイン用可変ロー
カル信号源25はF1を発振し、復調用可変ローカル信
号源24はFd1を発振するものとする。CH2受信時
は、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25はF1を発
振するが、復調用可変ローカル信号源25はチャネルス
テップと同じ周波数を基準周波数としているため、1チ
ャネル分周波数が離れているFd2を発振する。また、
CH3受信時は、ヘテロダイン用可変ローカル信号源は
F1を発振するが、復調用可変ローカル信号源24は、
Fd3を発振する。
【0059】この時、ヘテロダイン用可変ローカル信号
源25が下側ヘテロダインである場合、つまりヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25の周波数が受信周波数よ
りも低い場合には、Fd2はFd1より1チャネル高い
周波数となる。また、ヘテロダイン用可変ローカル信号
源25が上側ヘテロダインである場合、つまりヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25の周波数が受信周波数よ
り高い場合には、Fd2はFd1より1チャネル低い周
波数となる。これはIF信号がダウンコンバートにより
生成される場合、上側ヘテロダインではスペクトラムが
反転するためである。
【0060】さらに1チャネル上のCH4を受信する時
には、ヘテロダイン用可変ローカル信号源25はF1よ
り3チャネル分上の周波数F4を発振し、復調用可変ロ
ーカル信号源24はFd1を発振する。また、さらにC
H4以上のチャネルを受信する場合には、ヘテロダイン
用可変ローカル信号源25は3チャネル毎に3チャネル
分の周波数を可変させ、復調用可変ローカル信号源24
は1チャネル毎に1チャネル分の周波数差を有するFd
1、Fd2、Fd3を交互に発振させることで全てのチ
ャネルを網羅することが可能となる。
【0061】ここで、IFフィルタ26の帯域幅として
は、最低でも復調波の帯域以上が必要である。そこで、
外部から受信装置100に入力される受信信号の帯域
が、全チャネルステップの周波数帯域よりも充分に広く
広帯域化された場合には、IF信号の中心周波数をIF
フィルタの中心周波数から数チャネル程度オフセットさ
せても影響は少ないため、上記のように復調用ローカル
信号源24の周波数をオフセットさせることが可能とな
る。ヘテロダイン用可変ローカル信号源25は、3チャ
ネル分しか周波数変化がないため、基準周波数を3倍に
することができ、分周比は1/3となる。
【0062】すでに式(2)に基づいて説明したよう
に、一般に、位相比較器の感度およびVCOの発振周波
数−制御電圧特性(電圧感度)が同一であればループゲ
インは分周比に反比例する。上記のように分周比が1/
3となる場合、ループゲインは上がり、ヘテロダイン用
可変ローカル信号源25のロックアップタイムが短縮さ
れる。また、復調用可変ローカル信号源24の周波数は
連続した3周波数のみとなるため、周波数切換時の位相
および周波数の変化は極めて少なくなり、ループの応答
が小さくなる。すなわち、ロックアップタイムがさらに
短縮される。
【0063】このように、受信装置100においては、
ヘテロダイン用ローカル信号源25の基準周波数Frを
チャネルステップの3倍にした場合にも、ヘテロダイン
用可変ローカル信号源25および復調用ローカル信号源
24の両方のロックアップタイムが短縮され、高速チャ
ネル切換が実現される。
【0064】以上説明したように、受信装置100は、
ミキサ22にて受信信号をヘテロダイン用可変ローカル
信号源25から入力されるヘテロダイン用可変ローカル
信号とミキシングし、ダウンコンバートしてIF信号を
生成し、IFフィルタ26に出力し、IFフィルタ26
にて、ミキサ22で生成されたIF信号から不要な周波
数成分を除去し、IF信号のみを復調器23に出力す
る。復調器23は、復調用可変ローカル信号源24から
入力される復調用可変ローカル信号に基づき、IFフィ
ルタ26から入力されるIF信号を復調して復調信号を
生成し、外部出力を行う。
【0065】受信装置100に内蔵されるヘテロダイン
用可変ローカル信号源25および復調用可変ローカル信
号源24は、内部から発振する比較周波数Fvを、基準
周波数Frに合わせて調相し、それぞれヘテロダイン用
可変ローカル信号と復調用可変ローカル信号とを生成し
て復調器23に入力する。
【0066】したがって、受信装置100は、内蔵する
ヘテロダイン用可変ローカル信号源25および復調用可
変ローカル信号源24がそれぞれ可変分周器4を備え
る。これにより、ヘテロダイン用可変ローカル信号源2
5と復調用可変ローカル信号源24の両方の発振周波数
を可変であるため、全てのチャネルをカバーし、高速チ
ャネル切換を行うことが可能となる。
【0067】なお、本実施の形態における記述は、本発
明に係る受信装置の一例であり、これに限定されるもの
ではない。例えば、本実施の形態においては、受信装置
100のヘテロダイン用可変ローカル信号源25の基準
周波数Frをチャネルステップの2倍および3倍にした
場合について説明したが、IFフィルタ26の帯域を広
げることによって、4倍またはそれ以上にすることも可
能である。その他、本実施の形態における受信装置10
0の細部構成、および詳細動作に関しても、本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、受信装置に内蔵される
ヘテロダイン用可変ローカル信号源および復調用可変ロ
ーカル信号源のそれぞれに内蔵される分周器を可変とす
ることによって、回路に大幅な追加や複雑な制御を行う
ことなく、部品実装面積を削減することができる。これ
により、消費電力およびコストを低減し、さらに内部バ
ッテリで動作させる場合の動作時間を延長することがで
きる。また、ロックアップタイムを短縮することがで
き、高速チャネル切換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による受信装置100の
内部構成を示すブロック図である。
【図2】受信装置100に内蔵されているヘテロダイン
用可変ローカル信号源25の内部構成の一例を示す図で
ある。
【図3】受信装置100に内蔵された復調用可変ローカ
ル信号源24の内部構成の一例を示す図である。
【図4】受信装置100のヘテロダイン用可変ローカル
信号源25において、基準周波数Frをチャネルステッ
プの2倍とした場合の、受信チャネルに対するヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25と復調用可変ローカル信
号源24の発振周波数の関係を示す図である。
【図5】受信装置100のヘテロダイン用可変ローカル
信号源25において、基準周波数Frをチャネルステッ
プの3倍にした場合の、受信チャネルに対するヘテロダ
イン用可変ローカル信号源25と復調用可変ローカル信
号源24の発振周波数の関係を示す図である。
【図6】従来の受信装置600の内部構成を示す図であ
る。
【図7】受信装置600に内蔵された復調用可変ローカ
ル信号源24の内部構成を示す図である。
【図8】受信装置600に内蔵されているヘテロダイン
用可変ローカル信号源25の内部構成の一例を示す図で
ある。
【図9】受信装置600に内蔵されているヘテロダイン
用可変ローカル信号源25の内部構成の一例を示す図で
ある。
【符号の説明】
100、600 受信装置 1 位相比較器 2 ループフィルタ 3 VCO 4 可変分周器 5 LP−SW 6 DA−SW 7 A/Dコンバータ 8 D/Aコンバータ 10 制御回路 11 位相プリセット回路 19 分周器 21 加算器 22 ミキサ 23 復調器 24 復調用可変ローカル信号源 25 ヘテロダイン用可変ローカル信号源 26 IFフィルタ 27 復調用固定ローカル信号源 28 固定分周器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信チャネルを受信する場合に、受
    信信号を中間周波数の信号にダウンコンバートする際に
    ダウンコンバート用の第1のローカル信号を供給する第
    1のローカル信号源と、ダウンコンバートされた中間周
    波数の信号を復調する際に第2のローカル信号を供給す
    る第2のローカル信号源とを備えた受信装置において、 前記第1のローカル信号源は、 前記受信チャネルに応じて分周比データを設定する分周
    比設定手段と、 前記設定された分周比データに応じて、第1の比較周波
    数信号を生成する第1の可変分周手段と、 前記受信信号と前記第1の比較周波数信号との位相を比
    較して、第1の位相制御信号を生成する第1の位相比較
    手段と、 前記第1の位相制御信号に基づいて前記第1のローカル
    信号の発振周波数を制御する第1の制御信号を生成する
    第1の発振周波数制御手段と、 前記第1の制御信号に基づいて前記受信チャネルに応じ
    た発振周波数で第1のローカル信号を出力する第1の発
    振手段とを備え、 前記第2のローカル信号源は、 前記設定された分周比データに応じて、第2の比較周波
    数信号を生成する第2の可変分周手段と、 前記受信信号と前記第2の比較周波数信号との位相を比
    較して、第2の位相制御信号を生成する第2の位相比較
    手段と、 前記第2の位相制御信号に基づいて前記第2のローカル
    信号の発振周波数を制御する第2の制御信号を生成する
    第2の発振周波数制御手段と、 前記第2の電圧制御信号に基づいて前記受信チャネルに
    応じた発振周波数で第2のローカル信号を出力する第2
    の発振手段とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】前記分周比設定手段は、前記第1の可変分
    周手段に対して、隣接する複数の受信チャネル毎に異な
    る分周比データを供給することを特徴とする請求項1記
    載の受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8211581B2 (en) 2004-04-13 2012-07-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Control apparatus and control method for fuel cell
JP2015156575A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 三菱電機株式会社 受信装置及び受信方法、並びに中間周波数切換え方法

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