JP2002353789A - パルス幅変調装置および復調装置並びにパルス幅変調方法および復調方法 - Google Patents

パルス幅変調装置および復調装置並びにパルス幅変調方法および復調方法

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JP2002353789A
JP2002353789A JP2001159279A JP2001159279A JP2002353789A JP 2002353789 A JP2002353789 A JP 2002353789A JP 2001159279 A JP2001159279 A JP 2001159279A JP 2001159279 A JP2001159279 A JP 2001159279A JP 2002353789 A JP2002353789 A JP 2002353789A
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pulse
period
cycle
pulse width
signal
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Naoki Suhara
直樹 栖原
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Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの伝送効率や記録効率を向上できるパ
ルス幅変調方式を得る。 【解決手段】 被変調信号をフーリエ変換して異なる複
数の周波数成分に分解する手段と、周波数成分の各々に
ついて周期を計測する周期検出手段と、各周波数成分に
ついて前記周期における被変調信号の最大レベルを計測
するピーク検出手段と、各周波数成分について、前記周
期及び最大レベルの何れか一方に対応する幅のパルスを
生成すると共に、該パルスとこれに続く次のパルスとの
間隔を前記周期及び最大レベルの他方に対応する大きさ
とするパルス信号を生成し、各周波数成分についてのパ
ルス信号を合成して出力するパルス生成手段とを備え
る。好ましくは、パルス生成手段に出力される周期をn
倍(nは周波数成分毎に異なる値)し、最大レベルをm
倍するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅変調装置
および復調装置並びにパルス幅変調方法および復調方法
に係り、特に伝送効率を向上するための変復調技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】変調信号波によってパルス幅を変化させ
るパルス幅変調(PWM;Pulse Width Modulation)
は、信号伝送やデータ格納等の技術分野において従来か
ら使用されている信号変調の一方式である。このPWM
は、図1に示すように、被変調信号であるアナログ信号
90をのこぎり波91と比較し、被変調信号の所定期間
毎のレベルに比例するパルス幅と、のこぎり波の周期に
等しい一定周期Tとを有するパルス信号92を生成する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のPW
M信号のパルス幅は被変調信号の所定期間毎のレベル値
を示すが、パルスとパルスの間は何も情報を示すもので
はなく、したがって従来のPWM信号はその分、無駄な
期間を含んでいる。このパルスとパルスとの間の無情報
期間は、特に被変調信号のレベルが小さくパルス幅が短
い場合には、より長いものとなり(周期Tが一定である
ため)、データを伝送したり格納したりする場合に従来
のPWM信号は必ずしも効率が良いものではない。
【0004】近時、コンピュータの性能向上やネットワ
ークの発達に伴い、情報通信や記録媒体へのデータ格納
等の各場面において、扱われるデータ量は飛躍的に増大
する傾向にあり、データを伝送する伝送路やこれを格納
保存する記録媒体のより効率的(高速、高密度)な利用
が望まれている。
【0005】そこで本発明の目的は、データの伝送効率
や記録効率をより一層向上することが出来る新たなパル
ス幅変調方式を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して課題
を解決するため、本発明に係るパルス幅変調装置は、被
変調信号をフーリエ変換して異なる複数の周波数成分に
分解する手段と、該分解された複数の周波数成分の各々
について、周期を計測する周期検出手段と、前記各周波
数成分について、該周期検出手段により計測される前記
周期における前記被変調信号の最大レベルを計測するピ
ーク検出手段と、前記各周波数成分について、前記周期
検出手段による計測値と前記ピーク検出手段による計測
値とが入力され、前記周期および前記最大レベルのいず
れか一方に対応する幅のパルスを生成するとともに、該
パルスとこれに続く次のパルスとの間隔を前記周期およ
び前記最大レベルの他方に対応する大きさとするパルス
信号を生成し、前記各周波数成分についてのパルス信号
を合成して出力するパルス生成手段とを備える。
【0007】また、かかる変調装置は、前記周期検出手
段により計測された周期をn倍(nは零以外の値で周波
数成分毎に異なる値)して前記パルス生成手段に出力す
る第1の乗算手段と、前記ピーク検出手段により計測さ
れた最大レベルをm倍(mは零以外の値)して前記パル
ス生成手段に出力する第2の乗算手段とをさらに備え、
前記パルス生成手段は、該n倍された周期とm倍された
最大レベルとに基づいてパルスを生成する場合がある。
さらに、前記周期検出手段により計測された周期を予め
定められた閾値と比較する比較手段を備え、前記第1の
乗算手段は、該比較手段による前記周期と前記閾値との
比較結果に基づいて前記nの値を変更することがある。
【0008】一方、本発明に係る復調装置は、入力パル
ス信号の各パルス幅を計測するパルス幅計測手段と、該
入力パルス信号の隣接するパルス間の間隔を計測するパ
ルス間計測手段と、該パルス幅計測手段およびパルス間
計測手段による計測値が入力され、同一パルス幅または
同一パルス間隔のパルス信号毎に、前記パルス幅および
パルス間隔に対応する周期および振幅のアナログ信号を
順次生成し出力するアナログ信号生成手段と、該アナロ
グ信号生成手段からのアナログ信号を波形合成する波形
合成手段とを備える。
【0009】また、本発明に係るパルス幅変調方法は、
被変調信号をフーリエ変換して異なる複数の周波数成分
に分解する第1のステップと、該分解された複数の周波
数成分の各々について、被変調信号の周期を計測する第
2のステップと、前記各周波数成分毎に、計測された該
周期における前記被変調信号の最大レベルを計測する第
3のステップと、前記各周波数成分毎に、前記周期およ
び前記最大レベルに基づいてパルス信号を生成するステ
ップであって、前記周期および前記最大レベルの一方を
パルスの幅に対応させるとともに、前記周期および前記
最大レベルの他方を隣接するパルスとの間隔に対応さ
せ、前記各周波数成分についてのパルス信号を合成する
第4のステップとを備える。
【0010】一方、本発明に係る復調方法は、入力パル
ス信号の各パルス幅を計測するステップと、該入力パル
ス信号の隣接するパルス間の間隔を計測するステップ
と、同一パルス幅または同一パルス間隔のパルス信号毎
に、該計測されたパルス幅およびパルス間隔に対応する
周期および振幅のアナログ信号を順次生成するステップ
と、該生成されたアナログ信号を波形合成するステップ
ととを含む。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は一面において、被変調信
号をフーリエ変換して得られる異なる複数の周波数成分
毎に生成されるPWM信号のパルス幅を被変調信号の所
定期間に対応(例えば比例、一致等。以下同様)した値
とし、パルスとパルスの間の幅を被変調信号の前記所定
期間毎のピーク値(最大レベル)に対応した値とする。
また、本発明の別の一面においては、被変調信号をフー
リエ変換して得られる異なる複数の周波数成分毎に生成
されるPWM信号のパルス幅を被変調信号の所定期間に
対応した値とし、パルスとパルスの間の幅を被変調信号
の前記所定期間毎のサンプリング値に対応した値とす
る。
【0012】前記所定期間は、例えば被変調信号の一波
長期間、半波長期間、あるいは被変調信号が予め定めら
れた基準レベルに達した時点から次に当該基準レベルに
達する時点までの時間(区分時間)であり、また本発明
の別の面においては、一定の期間(サンプリング期間)
である。
【0013】このように、本発明の変調処理では、パル
ス幅だけでなく、パルスとパルスとの間の期間も情報の
表示に利用することで、従来に較べPWM信号の伝送あ
るいは格納効率を向上させることが出来る。特に、パル
スとパルスの間の幅を従来のPWM信号より短く設定す
ることが出来るから、伝送データの高密度化が可能であ
る。
【0014】PWM信号のパルス幅およびパルス間の幅
と、被変調信号のピーク値(またはサンプリング値)お
よび所定期間との対応関係は、上記本発明の一面および
別の面におけるものと逆であっても構わない。すなわ
ち、PWM信号のパルス幅を被変調信号の所定期間にお
けるピーク値(またはサンプリング値)に対応させ、パ
ルス間の幅を被変調信号の前記所定期間に対応させても
良い。
【0015】また、各周波数成分について、計測された
周期をn倍(nは零以外の値で周波数成分毎に異なる
値)すると共に、計測された最大レベルをm倍(mは零
以外の値)し、該n倍された周期とm倍された最大レベ
ルとに基づいてパルスを生成する。したがって、このよ
うに周期を周波数成分毎に異なるようにしているため、
生成されるパルス信号のパルス幅またはパルス間隔は周
波数成分毎に異なり、復調する際には容易にパルス信号
の周波数成分を識別することが可能となる。
【0016】また、各周波数成分毎に、周期毎の最大レ
ベルが複数回以上連続して同一値となった場合には、2
回目以降の該同一値の最大レベルに対応するパルス幅ま
たはパルス間隔を省略するようにしているため、変調信
号の伝送効率や記録効率をより一層向上することが出来
る。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。尚、以下の説明において、同様の機能を有す
る構成要素については同一符号を付しその重複説明を省
略する。
【0018】図2は、本発明によるパルス幅変調装置の
一例を示すブロック図であり、上記のPWM信号の生成
処理をコンピュータ(例えばパーソナルコンピュータ
(パソコン))のソフトウェアによって行うものであ
る。図2の例では、PWM信号変調装置としてのパソコ
ン50は、入力端子10および出力端子20に接続され
た入出力(I/O)回路52、CPU54およびメモリ
56を有する。メモリ56は、バッファメモリおよびP
WM信号の生成処理を行うためのソフトウェアを保持す
るROM等を有している。
【0019】図3A〜図3Bは本実施例の動作を説明す
るための信号波形図である。これらの図を参照して本実
施例の動作を説明する。先ず、入力端子10に入力され
た被変調信号(図3A(a))をフーリエ変換により複
数の周波数成分に分解する。ここでは、例えば、20H
z、200Hz、 2kHzの周波数成分に分解する
(図3A(b),(c),(d),(e)参照)。尚、図
3A(e)は図3A(d)の2kHzの周波数成分のう
ちの時刻t0〜t12までを拡大して示したものである。
【0020】このように分解された各周波数成分につい
て、振幅の変化点(信号の振幅値の変化量が負から正に
変化した時点)間の時間(ここでは周期と称する)T、
および変化点間(周期)Tにおける振幅のピーク値Lを
検出する。図3A(b)〜(e)において、20Hzの周
波数成分についての周期はTc、ピーク値はLcで示さ
れ、200Hzの周波数成分についての周期はTb、ピ
ーク値はLbで示され、2kHzの周波数成分について
の周期はTa、ピーク値はLaで示されている。
【0021】次に、各周波数成分について、周期(時間
長)に比例した値を例えばハイレベル期間(パルス幅)
とし、周期内のピーク値に比例した値を例えばローレベ
ル期間(パルスとパルスの間の幅)とするようなPWM
データを生成する。ここでは、20Hzの周波数成分に
ついては、周期Tcのn''倍(n''は正の値)の値n''T
cをパルス幅とし、ピーク値Lcをm倍(mは正の値)
した値mLcをローレベル期間とし、200Hzの周波
数成分については、周期Tbのn'倍(n'は正の値)の値
n'Tbをパルス幅とし、ピーク値Lbをm倍した値m
Lbをローレベル期間とし、2kHzの周波数成分につ
いては、周期Taのn倍(nは正の値)の値nTaをパル
ス幅とし、ピーク値Laをm倍した値mLaをローレベ
ル期間とする。
【0022】尚、上記の例では各周波数成分について、
ピーク値Lを同一倍(すなわちm倍)した値mLをロー
レベル期間としたが、各周波数成分毎に倍数を異なるよ
うにしても良い。また、周期をパルス幅、ピーク値をロ
ーレベル期間としたが、これとは逆に、ピーク値をパル
ス幅、周期をローレベル期間に対応させるものとしても
構わない。
【0023】このように、例えば、20Hzの周波数成
分については、図3A(b)に示すように変化点は
10、t110、…であり、周期Tc1のピーク値はL
1、周期Tc2のピーク値はLc2である。したがっ
て、図3B(f)に示すように、周期Tc1(開始時刻
10に対応)についてはハイレベル期間n''Tc、ロー
レベル期間mLc1のパルス、周期Tc2(開始時刻t
110に対応)についてはハイレベル期間n''Tc、ロー
レベル期間mLc2のパルスを生成する。
【0024】200Hzの周波数成分については、図3
A(c)に示すように変化点はt5、t15、t25
35、…であり、周期Tb1のピーク値はLb1、周期T
2のピーク値はLb2、周期Tb3のピーク値はLb3
…である。したがって、図3B(g)に示すように、周
期Tb1(開始時刻t5に対応)については、ハイレベル
期間n'Tb、ローレベル期間mLb1のパルス、周期T
2(開始時刻t15に対応)についてはハイレベル期間
n'Tb、ローレベル期間mLb2のパルス、周期Tb3
(開始時刻t25に対応)についてはハイレベル期間n'
Tb、ローレベル期間mLb3のパルスを生成する。
【0025】ところで、図の例では、周期Tb4(開始
時刻t35に対応)、Tb5(開始時刻t45に対応)で
は、そのピーク値Lb4、Lb5がいずれもLb3に等し
い。そこで、周期Tb4、Tb5においてはローレベル期
間mLb4、mLb5を設けずにハイレベル期間を2倍の
n'Tbとし、次の周期Tb6の前にリセット用のローレ
ベル期間を設ける。
【0026】2kHzの周波数成分については、図3A
(e)に示すように変化点はt0、t1、t2、t3、…で
あり、周期Ta1のピーク値はLa1、周期Ta2のピー
ク値はLa2、周期Ta3のピーク値はLa3、…であ
る。したがって、図3B(h)に示すように、周期Ta
1(開始時刻t0に対応)についてはハイレベル期間nT
a、ローレベル期間mLa1のパルス、周期Ta2(開始
時刻t1に対応)についてはハイレベル期間nTa、ロ
ーレベル期間mLa2のパルス、周期Ta3(開始時刻t
2に対応)についてはハイレベル期間nTa、ローレベ
ル期間mLa3のパルス、…を生成する。図の例では、
周期Tb4(開始時刻t3に対応)、Tb5(開始時刻t4
に対応)では、そのピーク値La4、La5がいずれもL
3に等しい。そこで、周期Ta4、Ta5においてはロ
ーレベル期間mLa4、mLa5を設けずにハイレベル期
間を2倍のnTa(=2nTa)とし、次の周期Ta6
の前にリセット用のローレベル期間を設ける。尚、リセ
ット用のローレベル期間は極めて短い期間で良い。
【0027】こうして、生成した各周波数成分のパルス
信号は、図3B(i)に示すように、それらの周期の開
始時刻順に合成する。尚、同一の開始時刻となる周期が
複数の周波数成分に存在する場合には、周波数の高い周
波数成分順にパルスを生成するようにする。
【0028】したがって、開始時刻t0〜t5までは2k
Hzの周波数成分の周期Ta1〜Ta5までのパルスを出
力し、次いで開始時刻t5における200Hzの周波数
成分の周期Tb1のパルスを出力し、次いで開始時刻t5
〜t10までは2kHzの周波数成分の周期Ta5〜Ta
10までのパルスを出力し、次いで開始時刻t10における
20Hzの周波数成分の周期Tc1のパルスを出力し、
次いで開始時刻t11からは2kHzの周波数成分の周期
Ta11からのパルスを出力する。尚、周期Ta 4、Ta5
のように同一のピーク値を示す複数倍のハイレベル期間
が存在する場合には、その終了を示すリセット用のロー
レベル期間の後に次の周波数成分を挿入する。
【0029】尚、上記の説明は理解を容易にするために
各周波数成分のデジタルデータから各周波数成分毎のP
WM信号を生成し、それらを合成してPWM信号を生成
するようにしたが、本実施例における実際の処理は、各
周波数成分のデジタルデータを合成配列した後にそれに
対応するPWM信号を生成するようにし、合成前までは
デジタルデータによる処理を行うようにする。
【0030】図6はパソコン50のCPU54による上
記の処理を説明する動作フローチャートである。先ず、
入出力回路52は入力端子10からの被変調信号を順次
デジタル値に変換し、メモリ56内のバッファメモリに
ストアする(ステップ100)。次に、バッファメモリ
から所定数のデジタルデータを読み出してフーリエ変換
を行い複数の周波数成分(すなわち、2kHz,200
Hz,20Hz)に分解し、各周波数成分2kHz,20
0Hz,20Hzを同一メモリ内のディメンション(メ
モリ領域)Aa,Ab,Acにそれぞれストアする(ステ
ップ102)。ディメンションAa,Ab,Ac内の各
周波数成分について各変化点間のピーク値を求め、ディ
メンションCa,Cb,Ccにそれぞれストアする(ステ
ップ104,106,108)。
【0031】ここで、ステップ104,106,108
の各処理を図4および図7のフローチャートを参照して
説明する。図7のフローチャートはパソコン50のCP
U54の動作フローチャートである。ステップ104,
106,108における処理は対象となる信号周波数成
分が異なるのみで同一処理であるので、ここではある周
波数成分の場合についてのみ説明する。
【0032】図の例では、図4(b)に示すように、時
刻t0からt41までのデータLt0〜Lt41をディメンシ
ョンAにストアする。ディメンションA内の隣接するデ
ータLtx,Ltx+1を順次比較して振幅の変化方向を検
出する。即ち、Ltx>Ltx +1であれば“−”、Ltx
<Ltx+1であれば“+”を同一メモリ内のディメンシ
ョンBに書き込む(図4(c)、ステップ200)。
【0033】ステップ200でディメンションBに書き
込んだデータが、マイナスからプラスに変化したかどう
か、すなわち被変調信号が立下りから立上りに変化した
かどうかチェックし、変化していなければステップ20
8に進み、変化した場合には、ステップ204に進み、
今回の変化時点と前回の変化時点との間の時間(周期)
Tを求め、前回の変化点の時刻と共に、同一メモリ内の
ディメンションCに書き込む(図4(d))。すなわ
ち、図の例では、ステップ204において、T1=t21
−t5(またはT2=t41−t21)を前回の変化点の時刻
5(またはt21)と共に書き込む。
【0034】次に、今回の変化時点と前回の変化時点と
の間の上記期間T内でのピーク値LをディメンションA
内のデータから求め、同一メモリ内のディメンションC
の同一期間Tに対応する領域に書き込む(ステップ20
6)。すなわち、図の例では、期間T1でのピーク値L1
(=Lt10)(または期間T2でのピーク値L2(=Lt
30))を求めて同一期間T1(または期間T2)に対応す
る領域に書き込む(図4(d))。
【0035】ディメンションA内のデータについて上記
ステップ200〜206までの処理を全て終了したかど
うか確認し(ステップ208)、未終了であればステッ
プ200に戻り、上記ステップ200〜206を繰り返
す。
【0036】このように、各周波数成分2kHz,20
0Hz,20Hzについて、前回の変化時点tと、前回
の変化時点との間の時間(周期)Tと、周期T内でのピ
ーク値Lと各周期毎にディメンションCa,Cb,Ccに
それぞれストアする(図5(c),(b),(a)参
照)。図5は被変調信号として図3A(a)の信号波形
をフーリエ変換して得た複数の周波数成分(即ち、2k
Hz,200Hz,20Hz)(図3A(b)〜
(e))のデータ例である。こうして得た、各周波数成
分のディメンションCa,Cb,Cc内のデータは上記
した手順と同様にしてそれらの周期の開始時刻順に、図
5(d)に示すように配列してディメンションDにスト
アする(図3B(i)参照)(ステップ110)。
【0037】データをディメンションDにストアする際
には、上記したように、2kHz,200Hz,20H
zの周波数成分の周期Ta,Tb,Tcはそれぞれn
倍、n' 倍、n''倍されてnTa,n'Tb,n''Tc
としてストアされ、また、2kHz,200Hz,20
Hzの周波数成分のピーク値La,Lb,Lcはそれぞ
れm倍されてmLa,mLb,mLcとしてストアされ
る。尚、ピーク値は周波数成分毎に異なる倍率としても
良い。
【0038】次いで、ステップ112、114では、開
始時刻tの順に周期データnTxおよび対応するピーク
値データLxを読み出してパルスを発生させる。すなわ
ち、ステップ112では、ディメンションD内の周期デ
ータnTx (n'Tx,n''Tx)を読み出し、nTxに対応
する期間のハイレベルを出力するよう入出力回路52に
指示する。ステップ114では、ディメンションDから
周期データnTxに対応するピーク値データmLxを読み
出し、mLxに対応する期間のローベルを出力するよう
入出力回路52に指示する。すなわち、図5の例では、
先ず、開始時刻t0に対応する周期データnTa、ピー
ク値データmLa1を読み出し、ハイレベル期間nT
a、ローレベル期間mLa1のパルスを生成する(図3
B(i)参照)。
【0039】ステップ116では、ディメンションDの
すべてのデータについて処理したかどうかチェックし、
未処理であればステップ112に戻り、処理済みであれ
ばステップ102に戻る。したがって、図の例では、開
始時刻t1に対応する周期データnTa、ピーク値デー
タmLa2を読み出し、ハイレベル期間nTa、ローレ
ベル期間mLa2のパルスを生成する。こうして、順
次、ディメンションDのデータについてパルスの生成処
理が行われ、全てのデータについて処理が完了すると、
ステップ100では、バッファメモリから、ディメンシ
ョンA内の最後の変化点の直前のデータ、すなわち時刻
40から所定数のデジタルデータを読み出しディメンシ
ョンAに上書きする。こうして、順次、PWM信号の生
成が行われる。
【0040】尚、上記の実施例においては、n、n'、
n''およびm(n,n', n'',mはゼロ以外の正の
値)を共に1未満に設定すれば、従来のPWM信号より
伝送効率の良いPWM信号を生成することが出来る。ま
た、n、n'、n''およびmの少なくとも一つが1より
小さい値としても良い。
【0041】次に、上記のようにして生成されたPWM
信号の復調処理をコンピュータソフトウェアによって行
う実施例について説明する。その場合の構成を図8に示
す。図8の例では、PWM信号復調装置としてのパソコ
ン150は、入力端子30に接続された入出力(I/
O)回路152、CPU154およびメモリ156を有
する。メモリ156は、バッファメモリおよびPWM信
号の復調処理を行うためのソフトウェアを保持するRO
M等を有している。入出力回路152の出力には20H
zの正弦波発生部70、200Hzの正弦波発生部7
2、2kHzの正弦波発生部74が接続されており、こ
れら正弦波発生部70,72,74からの出力正弦波は
波形合成部76により合成され出力端子40から被変調
信号(復調信号)として出力される。
【0042】図9はパソコン150のCPU152およ
び正弦波発生部70,72,74、波形合成部76によ
る復調処理を説明するためのメモリの状態や信号波形等
を示す図であり、図10はパソコン150のCPU15
2の復調処理動作のフローチャートである。
【0043】先ず、入出力回路152は入力端子30か
らの変調信号(図9(a))を順次、一定周期(変調信
号の最小周期より短い周期)でサンプリングし、メモリ
156内のバッファメモリにストアする(ステップ20
0)。次に、バッファメモリから所定数のサンプリング
値を同一メモリ内のディメンションAにコピーする(ス
テップ202)(図9(b))。図9(a)に示すよう
な変調信号の場合には、例えば、ハイレベル期間nTa
1として3つのハイレベル“1,1,1”をサンプリン
グし、次のローレベル期間mLa1として2つのローレ
ベル“0,0”をサンプリングし、これらをディメンシ
ョンAにコピーしている(図9(b))。
【0044】次に、ディメンションA内の連続するハイ
レベル期間(ハイレベル数)を計数して期間nTを得て
同一メモリ内のディメンションBのある領域に書き込
み、更にディメンションA内の隣接するローレベル期間
(ローレベル数)を計数してピーク値mLを得てディメ
ンションBの同一領域に書き込む(ステップ204)。
図の例では、図9(a)、(b)に示すように、最初の
ハイレベル期間(ハイレベル数)の計数値nTa(2k
Hzの周波数成分の周期Ta1に対応)を得、次いでそ
の時のローレベル期間(ローレベル数)の計数値mLa
1(周期Ta1のピーク値に対応)を得て、ディメンショ
ンBの同一領域に書き込む。
【0045】さらに、次のハイレベル期間(ハイレベル
数)の計数値nTa(2kHzの周波数成分の周期Ta
2に対応)を得、次いでその時のローレベル期間(ロー
レベル数)の計数値mLa2(周期Ta2のピーク値に対
応)を得て、共にディメンションBの隣りの領域に書き
込む。さらに、次のハイレベル期間(ハイレベル数)の
計数値nTa(2kHzの周波数成分の周期Ta3に対
応)を得、次いでその時のローレベル期間(ローレベル
数)の計数値mLa3(周期Ta3のピーク値に対応)を
得て、共にディメンションBのさらに隣りの領域に書き
込む。
【0046】次のハイレベル期間(ハイレベル数)の計
数値は2nTaであるため、これらは2kHzの周波数
成分の周期Ta4, Ta5でありピーク値は周期Ta3
同じmLa3であると判断し、ディメンションBのさら
に隣りの2つの各領域に計数値nTaと計数値mLa3
を書き込む。尚、これらのハイレベル期間の次のローレ
ベル期間はリセット用のローレベルであるので無視す
る。
【0047】次に、ハイレベル期間(ハイレベル数)の
計数値n'Tb(200Hzの周波数成分の周期Tb1
対応)を得、次いでその時のローレベル期間(ローレベ
ル数)の計数値mLb1(周期Tb1のピーク値に対応)
を得て、ディメンションBの次の領域に書き込む。
【0048】同様にして、次に、ハイレベル期間の計数
値nTaとローレベル期間の計数値mLa6(2kHz
の周波数成分の周期Ta6に対応)を得て隣接する領域
に書き込み、さらに、次のハイレベル期間の計数値nT
aとローレベル期間の計数値mLa7(2kHzの周波
数成分の周期Ta7に対応)を得て隣接する領域に書き
込む。次のハイレベル期間(ハイレベル数)の計数値は
3nTaであるため、これらは2kHzの周波数成分の
周期Ta8,Ta9,Ta10でありピーク値は周期Ta7
と同じmLa7であると判断し、ディメンションBのさ
らに隣りの3つの各領域に計数値nTaと計数値mLa
7を書き込む。尚、これらのハイレベル期間の次のロー
レベル期間はリセット用のローレベルであるので無視す
る。
【0049】次に、ハイレベル期間(ハイレベル数)の
計数値n''Tc(20Hzの周波数成分の周期Tc1
対応)を得、次いでその時のローレベル期間(ローレベ
ル数)の計数値mLc1(周期Tc1のピーク値に対応)
を得て、ディメンションBの次の領域に書き込む。この
ようにして、順次、ディメンションA内の連続するハイ
レベル期間(ハイレベル数)の計数値、ローレベル期間
(ローレベル数)の計数値を得てディメンションBに書
き込んでいく。
【0050】ディメンションA内のデータについて上記
ステップ204の処理を全て終了したかどうか確認し
(ステップ206)、未終了であればステップ204に
戻り、終了するとステップ208に進む。
【0051】ステップ208では、ディメンションB内
の2kHzの周波数成分に対応するデータnTaに対し
てはnで除算してTaを求める共にデータmLaに対し
てはmで除算してLaを求め、同一メモリ内のディメン
ションCの対応する領域に書き込む。同様に、ディメン
ションB内の200Hzの周波数成分に対応するデータ
n'Tbに対してはn'で除算してTbを求める共にデー
タmLbに対してはmで除算してLbを求め、同一メモ
リ内のディメンションCの対応する領域に書き込む。ま
た、ディメンションB内の20Hzの周波数成分に対応
するデータn''Tcに対してはn''で除算してTcを求
める共に、データmLcに対してはmで除算してLcを
求め、同一メモリ内のディメンションCの対応する領域
に書き込む。次いで、ディメンションB内のデータにつ
いて上記ステップ208の処理を全て終了したかどうか
確認し(ステップ210)、未終了であればステップ2
08に戻り、終了するとステップ212に進む。
【0052】ステップ212では、ディメンションCか
らデータTx,Lxを読み出して、入出力回路152を介
して正弦波生成部70,72,74の対応する1つに与
える。各正弦波発生部は、データTx,Lxに従い、波長
x、最大振幅Lxの正弦波を発生するもので、具体的に
は、値Txと値Lxとに従ってその回路時定数を制御する
ようにすれば良い。
【0053】したがって、図9の例では、先ずディメン
ションCから周期Ta1に対応する最初のデータTa,
La1を読み出して、入出力回路152を介して対応す
る正弦波生成部74に与え、2kHzの正弦波を発生さ
せる。次いで、同様に、順次、周期Ta2からTa5に対
応するデータTa,La2〜La5を読み出して正弦波生
成部74に与え、2kHzの4つの正弦波を連続的に発
生させる(図9(e),(f))。ここで、各周期Ta
x(xは、1,2,…)のデータTaは同一の周期
(0.5msec)であり、したがって0.5ミリ秒毎
に2kHzの正弦波を連続的に発生させるもので、図9
(e)に示すように時刻t0,t1,t2,t3,t4で発
生させる。
【0054】次にディメンションCから読み出すデータ
は、周期Tb1に対応するデータTb,Lb1であり、し
たがってこれらのデータは、入出力回路152を介して
対応する正弦波生成部72に与えられ、200Hzの正
弦波を発生させる。ここで、200Hzの正弦波を発生
させるタイミングは、周期Ta5に対応する2kHzの
5番目の正弦波が終了した時点t5、すなわち、t0から
2.5ミリ秒後である。
【0055】次いで、同様に、順次、周期Ta6からT
10に対応するデータTa、La6〜La7を読み出して
正弦波生成部74に与え、2kHzの5つの正弦波を連
続的に発生させる。ここで、これら2kHzの正弦波を
発生させるタイミングは、周期Ta5に対応する2kH
zの5番目の正弦波が終了した時点t5、すなわち、t 0
から2.5ミリ秒後である。
【0056】次にディメンションCから読み出すデータ
は、周期Tc1に対応するデータTc,Lc1であり、し
たがって、これらデータは入出力回路152を介して対
応する正弦波生成部70に与えられ、20Hzの正弦波
を発生させる。ここで、20Hzの正弦波を発生させる
タイミングは、周期Ta10に対応する2kHzの10番
目の正弦波が終了した時点t10、すなわち、t0から5
ミリ秒後である。
【0057】その後は、同様に、順次、周期Ta11,…
に対応するデータTa,La11,…を読み出して正弦波
生成部74に与え、2kHzの10番目の正弦波が終了
した時点t10から2kHzのこれらの正弦波を連続的に
発生させる。
【0058】このようにして、順次ディメンションCか
らデータを読み出して対応する正弦波生成部74,7
2,70に与えて各周波数(20Hz,200Hz,2
kHz)の正弦波を図9(e),(f),(g),
(h)に示すように発生させる。したがって、正弦波生
成部74,72,70からの出力信号は波形合成部76
により合成され、図9(i)に示す復調信号(被変調信
号)が生成され、出力端子40から出力される。
【0059】ステップ214では、ディメンションC内
のすべてのデータについてステップ212の処理を終了
したかどうかチェックし、未処理であればステップ21
2に戻り、処理済みであればステップ200に戻る。し
たがって、ステップ200では、バッファメモリから、
ディメンションA内の最後のデータの次のサンプリング
値を読み出しディメンションAに上書きする。こうし
て、被変調信号の生成が行われる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータの伝送や記録においてその効率化を図ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のパルス幅変調の原理を示す波形図であ
る。
【図2】本発明によるパルス幅変調装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図3A】図2に示す変調装置の動作を説明するための
波形図である。
【図3B】図2に示す変調装置の動作を説明するための
波形図である。
【図4】図2に示す変調装置の動作を説明する図であ
る。
【図5】図2に示す変調装置の動作を説明する図であ
る。
【図6】図2に示す変調装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図7】図2に示す変調装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図8】本発明による復調装置の一例を示すブロック図
である。
【図9】図8に示す復調装置の動作を説明するための波
形図である。
【図10】図8に示す復調装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10,30 入力端子 20,40 出力端子 50 パーソナルコンピュータ(パルス幅変調装置) 52,152 入出力回路 54,154 CPU 56,156 メモリ 70 20Hz正弦波発生部 72 200Hz正弦波発生部 74 2kHz正弦波発生部 76 波形合成部 150 パーソナルコンピュータ(復調装置)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被変調信号をフーリエ変換して異なる複
    数の周波数成分に分解する手段と、 該分解された複数の周波数成分の各々について、周期を
    計測する周期検出手段と、 前記各周波数成分について、該周期検出手段により計測
    される前記周期における前記被変調信号の最大レベルを
    計測するピーク検出手段と、 前記各周波数成分について、前記周期検出手段による計
    測値と前記ピーク検出手段による計測値とが入力され、
    前記周期および前記最大レベルのいずれか一方に対応す
    る幅のパルスを生成するとともに、該パルスとこれに続
    く次のパルスとの間隔を前記周期および前記最大レベル
    の他方に対応する大きさとするパルス信号を生成し、前
    記各周波数成分についてのパルス信号を合成して出力す
    るパルス生成手段と、 を備えるパルス幅変調装置。
  2. 【請求項2】 前記周期検出手段により計測された周期
    をn倍(nは零以外の値で周波数成分毎に異なる値)し
    て前記パルス生成手段に出力する第1の乗算手段と、 前記ピーク検出手段により計測された最大レベルをm倍
    (mは零以外の値)して前記パルス生成手段に出力する
    第2の乗算手段とをさらに備え、 前記パルス生成手段は、該n倍された周期とm倍された
    最大レベルとに基づいてパルスを生成する請求項1に記
    載のパルス幅変調装置。
  3. 【請求項3】 前記周期検出手段により計測された周期
    を予め定められた閾値と比較する比較手段をさらに備
    え、 前記第1の乗算手段は、該比較手段による前記周期と前
    記閾値との比較結果に基づいて前記nの値を変更する請
    求項2に記載のパルス幅変調装置。
  4. 【請求項4】 前記パルス生成手段は、前記各周波数成
    分毎に、周期毎の最大レベルが複数回以上連続して同一
    値となった場合には、2回目以降の該同一値の最大レベ
    ルに対応するパルス幅またはパルス間隔を省略するよう
    にした請求項1に記載のパルス幅変調装置。
  5. 【請求項5】 前記パルス生成手段は、前記各周波数成
    分についてのパルス信号を発生時刻順に合成する請求項
    1に記載のパルス幅変調装置。
  6. 【請求項6】 入力パルス信号の各パルス幅を計測する
    パルス幅計測手段と、 該入力パルス信号の隣接するパルス間の間隔を計測する
    パルス間計測手段と、 該パルス幅計測手段およびパルス間計測手段による計測
    値が入力され、同一パルス幅または同一パルス間隔のパ
    ルス信号毎に、前記パルス幅およびパルス間隔に対応す
    る周期および振幅のアナログ信号を順次生成し出力する
    アナログ信号生成手段と、 該アナログ信号生成手段からのアナログ信号を波形合成
    する波形合成手段と、 を備える復調装置。
  7. 【請求項7】 被変調信号をフーリエ変換して異なる複
    数の周波数成分に分解する第1のステップと、 該分解された複数の周波数成分の各々について、被変調
    信号の周期を計測する第2のステップと、 前記各周波数成分毎に、計測された該周期における前記
    被変調信号の最大レベルを計測する第3のステップと、 前記各周波数成分毎に、前記周期および前記最大レベル
    に基づいてパルス信号を生成するステップであって、前
    記周期および前記最大レベルの一方をパルスの幅に対応
    させるとともに、前記周期および前記最大レベルの他方
    を隣接するパルスとの間隔に対応させ、前記各周波数成
    分についてのパルス信号を合成する第4のステップと、 を含むパルス幅変調方法。
  8. 【請求項8】 前記第4のステップは、前記各周波数成
    分毎に、前記計測された周期をn倍(nは零以外の値で
    周波数成分毎に異なる値)し、前記計測された最大レベ
    ルをm倍(mは零以外の値)し、該n倍された周期とm
    倍された最大レベルとに基づいてパルスを生成する請求
    項7に記載のパルス幅変調方法。
  9. 【請求項9】 前記第4のステップは、前記各周波数成
    分毎に、周期毎の最大レベルが複数回以上連続して同一
    値となった場合には、2回目以降の該同一値の最大レベ
    ルに対応するパルス幅またはパルス間隔を省略するよう
    にした請求項7に記載のパルス幅変調方法。
  10. 【請求項10】 前記第4のステップは、前記各周波数
    成分についてのパルス信号を発生時刻順に合成する請求
    項7に記載のパルス幅変調方法。
  11. 【請求項11】 入力パルス信号の各パルス幅を計測す
    るステップと、 該入力パルス信号の隣接するパルス間の間隔を計測する
    ステップと、 同一パルス幅または同一パルス間隔のパルス信号毎に、
    該計測されたパルス幅およびパルス間隔に対応する周期
    および振幅のアナログ信号を順次生成するステップと、 該生成されたアナログ信号を波形合成するステップと、
    を含む復調方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007024532A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Yaskawa Electric Corp 振動周波数測定方法および装置

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