JP2002353156A - 縦型熱拡散装置 - Google Patents
縦型熱拡散装置Info
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Abstract
縦型熱拡散装置で、ジエチル亜鉛とAsH3の化合物の
生成を防ぐ。 【解決手段】 ヒータ5により加熱される反応管4内に
は、この反応管4内にジエチル亜鉛を供給するジエチル
亜鉛供給インジェクター11の供給口11aと、AsH
3を供給するAsH3供給インジェクター12の供給口1
2aが設けられる。この供給口11aと供給口12a
は、ジエチル亜鉛とAsH3が加熱分解され得る温度領
域内で、かつ、上下方向に並べてセットされるGaAs
ウェハー1の最下端のセット位置より下側に設けられ
る。
Description
を拡散する工程で用いられる縦型熱拡散装置に関する。
詳しくは、ウェハーに拡散する不純物を含むガスを供給
するインジェクターの供給口、およびウェハーに補充す
る構成物質を含むガスを供給するインジェクターの供給
口を、これらウェハーに拡散する不純物とウェハーに補
充する構成物質が加熱分解され得る温度領域に設けるこ
とで、反応管内に付着する化合物の生成を防ぐことので
きる縦型熱拡散装置に係る。また、ウェハーに拡散する
物質を含むガスを供給するインジェクターの供給口を複
数備えることで、反応管内においてガスをムラなく拡散
できる縦型熱拡散装置に係る。
す側断面図である。GaAs(ガリウムヒ素)ウェハー
1は石英ボート2に水平な状態でセットされる。石英ボ
ート2は、複数枚のGaAsウェハー1を、互いに所定
の間隔を開けて上下方向に並べてセット可能な構造であ
る。
される。このヒートバリア3は、複数枚の断熱フィン3
aを間隔を開けて上下に並べた構造で、ヒートバリア3
より下方への熱の伝達を遮断する。
型の反応管4に入れられる。この反応管4は、上端が閉
じたパイプ状のアウターチューブ4aと、このアウター
チューブ4aより径の細いパイプ状のインナーチューブ
4bとから構成される2重構造で、インナーチューブ4
bの内側にGaAsウェハー1がセットされた石英ボー
ト2およびこの石英ボート2が固定されたヒートバリア
3が挿入される。また、アウターチューブ4aとインナ
ーチューブ4bの間には、排気のための空間が形成さ
れ、このアウターチューブ4aとインナーチューブ4b
の間の空間と、インナーチューブ4bの内側とは、上部
でつながっている。
ようにヒータ5が設けられ、石英ボート2にセットされ
たGaAsウェハー1を加熱する。ここで、ヒータ5
は、石英ボート2にセットされる複数枚のGaAsウェ
ハー1全体を加熱できるように、上下方向に並ぶGaA
sウェハー1の積載長より長い長さを有する。このた
め、ヒータ5の下端の位置は、反応管4内に入れられた
ヒートバリア3の途中、例えば、上から3枚目の断熱フ
ィン3aの付近に来るようにする。また、このヒータ5
の上端の位置は、反応管4の上端より高い位置とする。
ータ5の上下方向の位置とほぼ対応する領域が、均熱長
領域となり、温度制御精度は、この均熱長領域では、設
定温度の±1.0℃以内となっている。なお、反応管4
の内側で、均熱長領域の外は温度制御外域となり、温度
調整がされず、均熱長領域より温度が低くなっている。
図5に示す反応管4では、その上端からヒートバリア3
の途中、ここでは上から3枚目の断熱フィン3aの付近
までが均熱長領域、それより下が温度制御外域となる。
は、ジエチル亜鉛((C2H5)2Zn)を供給するジエ
チル亜鉛供給インジェクター6が設けられる。また、反
応管4のインナーチューブ4bの内側には、AsH
3(アルシン)を供給するAsH3供給インジェクター7
が設けられる。
応管4のインナーチューブ4b内の温度制御外域にジエ
チル亜鉛の供給口6aを設けている。また、AsH3供
給インジェクター7は、反応管4のインナーチューブ4
b内の温度制御外域にAsH 3の供給口7aを設けてい
る。これら供給口6aと供給口7aは、上方へ向けてガ
スを放出する構造となっている。
口6aからは、ジエチル亜鉛とキャリアガスとしての水
素ガス(H2)が反応管4のインナーチューブ4b内に
供給される。また、AsH3供給インジェクター7の供
給口7aからは、AsH3ガスがインナーチューブ4b
内に供給される。そして、各インジェクター6,7から
供給されたジエチル亜鉛、キャリアガスとしての水素お
よびAsH3は、インナーチューブ4b内を上昇した
後、インナーチューブ4bとアウターチューブ4aの間
の隙間を下方へ誘導される。そして、反応管4の下部に
は、インナーチューブ4bとアウターチューブ4aの間
のガスを排出する排気口8が設けられ、この排気口8か
らジエチル亜鉛、水素そしてAsH3が排気される。
示しない昇降機構により、反応管4の下部開口部より出
し入れ可能な構造である。また、石英ボート2およびヒ
ートバリア3が反応管4内に挿入されると、反応管4の
内部の熱やガスや圧力が外部に漏れないようにシールド
する構造が設けてある。そして、反応管4内の温度およ
び圧力は、一定にコントロールが可能である。
ル亜鉛を拡散するため、GaAsウェハー1がセットさ
れる石英ボート2およびこの石英ボート2が固定される
ヒートバリア3は、GaAsウェハー1の積載方向に沿
った回転軸9を有し、モータ等からなる駆動機構10に
より回転する構造となっている。
グラフで、縦型熱拡散装置における処理の流れを説明す
る。 ランピングアップ:ヒータ5により、反応管4内の
温度をジエチル亜鉛を拡散する温度まで上げる。 拡散:ランピングアップにより、反応管4内の温度
がジエチル亜鉛を拡散するのに適する温度となると、G
aAsウェハー1へジエチル亜鉛を拡散する。このと
き、ヒータ5を制御して、反応管4内の温度をジエチル
亜鉛の拡散に適する温度(例えば、600℃)に保つ。 ランピングダウン:GaAsウェハー1へのジエチ
ル亜鉛の拡散を終了した後、ヒータ5を制御して、反応
管4内の温度をGaAsウェハー1を取り出せるまで温
度まで下げる。 ジエチル亜鉛ガス供給:GaAsウェハー1へジエ
チル亜鉛を拡散する時間分だけ、ジエチル亜鉛供給イン
ジェクター6の供給口6aから反応管4内へジエチル亜
鉛の供給を行う。このとき、キャリアガスとしてH2を
用いる。このジエチル亜鉛を供給する時間は、例えば1
0〜120sec程度である。 AsH3ガス供給:ジエチル亜鉛の拡散のため加熱
されたGaAsウェハー1からのAs(ヒ素)抜けを防
止するために、ランピングアップの途中からランピン
グダウンの途中まで、AsH3供給インジェクター7
の供給口7aから反応管4内へAsH3ガスを供給す
る。 N2パージ:反応管4内へ図示しない供給口からN2
(窒素ガス)を供給し、反応管4内のAsH3およびキ
ャリアガスとしてのH2を排気口8から追放して、Ga
Asウェハー1を反応管4から取り出せるようにする。
拡散装置では、以下に示す問題がある。すなわち、図7
は従来の問題点を示す縦型熱拡散装置の断面図で、図7
において、破線の矢印は、ジエチル亜鉛供給インジェク
ター6から供給されるジエチル亜鉛およびAsH 3供給
インジェクター7から供給されるAsH3が拡散してい
く流れを示している。
チル亜鉛が拡散されるが、ジエチル亜鉛の拡散のため加
熱されたGaAsウェハー1からのAs抜けを防止する
ために、AsH3の拡散も必要である。従来、ジエチル
亜鉛供給インジェクター6の供給口6aとAsH3供給
インジェクター7の供給口7aは、反応管4内の温度制
御外域で温度の低い領域に設けられるので、ジエチル亜
鉛とAsH3は温度の低い領域で反応管4内へ供給され
ることになり、十分に加熱分解されない。
解されないことで、図7に破線で示すヒートバリア3の
中程の領域付近に滞留し、AsとZnの化合物が作り出
され、これがヒートバリア3の一部の断熱フィン3aに
付着するという問題がある。このヒートバリア3に付着
したAsとZnの化合物がジエチル亜鉛供給インジェク
ター6から供給されるジエチル亜鉛以外の供給源とな
り、図6にで示したランピングアップ途中から反応管
4内へ蒸発し、この蒸発したAsとZnの化合物がGa
Asウェハー1に拡散される。
合物の量は一定でないため、当然、蒸発する量も一定で
はない。このために、ジエチル亜鉛拡散のシーケンスの
実行毎のジエチル亜鉛の供給量が変化し、ρs(シート
抵抗)が安定しないという問題がある。
一本のジエチル亜鉛供給インジェクター6の供給口6a
から行っているため、、ジエチル亜鉛供給インジェクタ
ー6の周辺は、水平方向におけるジエチル亜鉛の分布が
悪いという問題がある。
(シート抵抗)の面内分布(ばらつき)がジエチル亜鉛
供給インジェクター6に近い程、悪化する。GaAsウ
ェハー1は石英ボート2に上下に並べてセットされるも
ので、この並びの下側はBOTTOM ZONE、中程
はCENTER ZONE、上側はTOP ZONEと
呼ばれる。GaAsウェハー1内のρs分布は、このB
OTTOM ZONEにあるGaAsウェハー1は悪い
傾向にある。
クター6から離れるとジエチル亜鉛は水平方向において
均一に分布されるので、GaAsウェハー1の全面に均
一にジエチル亜鉛が拡散し、これにより、GaAsウェ
ハー1内のρs分布は良くなる傾向がある。すなわち、
TOP ZONEにあるGaAsウェハー1はρs分布
が良好である。このように、BOTTOM ZONEの
ρsの面内分布が悪化してくると、石英ボート2のチャ
ージ枚数をフルに使用できなくなり、設備の能力が低下
するという問題があった。
になされたもので、ウェハーへ拡散する不純物とウェハ
ーに補充する構成物質が化合物を生成して反応管内の例
えばヒートバリアへ付着することを防ぐことが可能な縦
型熱拡散装置を提供することを目的とする。また、本発
明は、反応管内に不純物を効率良く分布可能な縦型熱拡
散装置を提供することを目的とする。
装置は、ヒータにより加熱される反応管内に、ウェハー
が上下方向に並べてセットされるとともに、前記ウェハ
ーに拡散する不純物を含むガスを供給する供給口を有す
る第1のインジェクターと、前記ウェハーに補充する該
ウェハーの構成物質を含むガスを供給する供給口を有す
る第2のインジェクターを備えた縦型熱拡散装置におい
て、前記各インジェクターの供給口を、前記反応管内
で、前記不純物と前記構成物質が加熱分解され得る温度
領域で、かつ、上下方向に並べてセットされる前記ウェ
ハーの最下端のセット位置より下側に設けたものであ
る。
は、ウェハーが例えばGaAsウェハーである場合、G
aAsウェハーに拡散するジエチル亜鉛およびGaAs
ウェハーからのAs抜けを補うAsH3が、加熱分解さ
れ得る温度領域で反応管内に供給されるので、ジエチル
亜鉛とAsH3が化合物を生成することはない。よっ
て、例えばウェハーがセットされるボートを支持するヒ
ートバリアに化合物が付着することを防ぐことができ
る。
sH3の化合物が付着しなくなることから、反応管内に
おいてジエチル亜鉛の供給源は、インジェクターから供
給されるものだけとなる。これにより、ジエチル亜鉛の
供給量が安定し、GaAsウェハーのρsを安定させる
ことができる。
より加熱される反応管内に、ウェハーが上下方向に並べ
てセットされるとともに、前記ウェハーに拡散する不純
物を含むガスを供給する供給口を有するインジェクター
を備えた縦型熱拡散装置において、前記供給口を、水平
方向に間隔を開けて複数備えたものである。
は、ウェハーが例えばGaAsウェハーである場合、G
aAsウェハーに拡散するジエチル亜鉛は、間隔を開け
て水平面に複数設けられた供給口から反応管内に供給さ
れる。
の並びに沿って下方から上方まで、すべてのウェハーの
全面にムラなくジエチル亜鉛を拡散することができ、各
ウェハーのρsを、全面で安定させることができる。そ
して、ウェハーのセット位置によらず、ρsが安定する
ことから、あらかじめ定められているセット可能枚数分
のウェハーを全てセット可能となり、装置の稼働率をあ
げることができる。
型熱拡散装置の実施の形態を説明する。図1は本発明の
縦型熱拡散装置の第1の実施の形態を示す側断面図であ
る。GaAsウェハー1は石英ボート2に水平な状態で
セットされる。石英ボート2は、複数枚のGaAsウェ
ハー1を、互いに所定の間隔を開けて上下方向に並べて
セット可能な構造である。石英ボート2は、ヒートバリ
ア3上に固定される。このヒートバリア3は、複数枚の
断熱フィン3aを間隔を開けて上下に並べた構造で、ヒ
ートバリア3より下方への熱の伝達を遮断する。
型の反応管4に入れられる。この反応管4は、上端が閉
じたパイプ状のアウターチューブ4aと、このアウター
チューブ4aより径の細いパイプ状のインナーチューブ
4bとから構成される2重構造で、インナーチューブ4
bの内側にGaAsウェハー1がセットされた石英ボー
ト2およびこの石英ボート2が固定されたヒートバリア
3が挿入される。また、アウターチューブ4aとインナ
ーチューブ4bの間には、排気のための空間が形成さ
れ、このアウターチューブ4aとインナーチューブ4b
の間の空間と、インナーチューブ4bの内側とは、上部
でつながっている。
ようにヒータ5が設けられ、石英ボート2にセットされ
たGaAsウェハー1を加熱する。ここで、ヒータ5
は、石英ボート2にセットされる複数枚のGaAsウェ
ハー1全体を加熱できるように、上下方向に並ぶGaA
sウェハー1の積載長より長い長さを有する。このた
め、ヒータ5の下端の位置は、反応管4内に入れられた
ヒートバリア3の途中、例えば、上から3枚目の断熱フ
ィン3aの付近に来るようにする。また、このヒータ5
の上端の位置は、反応管4の上端より高い位置とする。
ータ5の上下方向の位置とほぼ対応する領域が、均熱長
領域となり、温度制御精度は、この均熱長領域では、設
定温度の±1.0℃以内となっている。なお、反応管4
の内側で、均熱長領域の外は温度制御外域となり、温度
調整がされず、均熱長領域より温度が低くなっている。
図1に示す反応管4では、その上端からヒートバリア3
の途中、ここでは上から3枚目の断熱フィン3aの付近
までが均熱長領域、それより下が温度制御外域となる。
は、GaAsウェハー1に拡散する不純物としてのジエ
チル亜鉛を供給するジエチル亜鉛供給インジェクター1
1が設けられる。また、反応管4のインナーチューブ4
bの内側には、AsH3を供給するAsH3供給インジェ
クター12が設けられる。
反応管4のインナーチューブ4b内において、ジエチル
亜鉛が加熱分解され得る温度領域で、かつ、石英ボート
2におけるGaAsウェハー1の最下端のセット位置よ
り下側にジエチル亜鉛の供給口11aを設けている。
は、反応管4のインナーチューブ4b内において、As
H3が加熱分解され得る温度領域で、かつ、石英ボート
2におけるGaAsウェハー1の最下端のセット位置よ
り下側にAsH3の供給口12aを設けている。
図である。なお、図2ではジエチル亜鉛供給インジェク
ター11を例に示しているが、AsH3供給インジェク
ター12も同じ構成を有するものである。ジエチル亜鉛
供給インジェクター11はパイプ形状であり、反応管4
内において上下方向に延在する。そして、その上端が開
口して供給口11aとなっている。したがって、供給口
11aからは上方に向けてガスを放出する構造となって
いる。
3の供給口は、反応管4内において、温度制御外域の温
度の低い領域に設けられていた。このため、反応管4内
に供給されるジエチル亜鉛とAsH3が加熱分解されず
に化合物を生成し、ヒートバリア3の断熱フィン3aに
付着する原因となっていた。
リア3において、ジエチル亜鉛とAsH3の化合物が付
着しない断熱フィン3aの領域が、反応管4内におい
て、ジエチル亜鉛とAsH3が加熱分解され得る温度と
なっている領域と考え、この領域にジエチル亜鉛供給イ
ンジェクター11の供給口11aとAsH3供給インジ
ェクター12の供給口12aを設けることとした。
装置では、ヒートバリア3の上から3枚目以上の断熱フ
ィン3aにはジエチル亜鉛とAsH3の化合物が付着し
ないことに着目して、ジエチル亜鉛供給インジェクター
11の供給口11aとAsH 3供給インジェクター12
の供給口12aの高さを、ヒートバリア3の上から3枚
目の断熱フィン3aに合わせることとした。
給口11aからは、ジエチル亜鉛とキャリアガスとして
のH2が反応管4のインナーチューブ4b内に供給され
る。また、AsH3供給インジェクター12の供給口1
2aからは、AsH3ガスがインナーチューブ4b内に
供給される。そして、各インジェクター11,12から
供給されたジエチル亜鉛、キャリアガスとしての水素お
よびAsH3は、インナーチューブ4b内を上昇した
後、インナーチューブ4bとアウターチューブ4aの間
の隙間を下方へ誘導される。そして、反応管4の下部に
は、インナーチューブ4bとアウターチューブ4aの間
のガスを排出する排気口8が設けられ、この排気口8か
らジエチル亜鉛、水素そしてAsH3が排気される。
示しない昇降機構により、反応管4の下部開口部より出
し入れ可能な構造である。また、石英ボート2およびヒ
ートバリア3が反応管4内に挿入されると、反応管4の
内部の熱やガスや圧力が外部に漏れないようにシールド
する構造が設けてある。そして、反応管4内の温度およ
び圧力は、一定にコントロールが可能である。
ル亜鉛を拡散するため、GaAsウェハー1がセットさ
れる石英ボート2およびこの石英ボート2が固定される
ヒートバリア3は、GaAsウェハー1の積載方向に沿
った回転軸9を有し、モータ等からなる駆動機構10に
より回転する構造となっている。
るジエチル亜鉛の拡散シーケンスは、図6で説明したも
のと同じであるので、以下、図6を用いて本実施の形態
のジエチル亜鉛拡散の処理の流れを説明する。 ランピングアップ:ヒータ5により、反応管4内の
温度をジエチル亜鉛を拡散する温度まで上げる。 拡散:ランピングアップにより、反応管4内の温度
がジエチル亜鉛を拡散するのに適する温度となると、G
aAsウェハー1へジエチル亜鉛を拡散する。このと
き、ヒータ5を制御して、反応管4内の温度をジエチル
亜鉛の拡散に適する温度(例えば、600℃)に保つ。 ランピングダウン:GaAsウェハー1へのジエチ
ル亜鉛の拡散を終了した後、ヒータ5を制御して、反応
管4内の温度をGaAsウェハー1を取り出せるまで温
度まで下げる。 ジエチル亜鉛ガス供給:GaAsウェハー1へジエ
チル亜鉛を拡散する時間分だけ、ジエチル亜鉛供給イン
ジェクター11の供給口11aから反応管4内へジエチ
ル亜鉛の供給を行う。このとき、キャリアガスとしてH
2を用いる。このジエチル亜鉛を供給する時間は、例え
ば10〜120sec程度である。 AsH3ガス供給:ジエチル亜鉛の拡散のため加熱
されたGaAsウェハー1からのAs(ヒ素)抜けを防
止するために、ランピングアップの途中からランピン
グダウンの途中まで、AsH3供給インジェクター1
2の供給口12aから反応管4内へAsH3ガスを供給
する。 N2パージ:反応管4内へ図示しない供給口からN2
(窒素ガス)を供給し、反応管4内のAsH3およびキ
ャリアガスとしてのH2を排気口8から追放して、Ga
Asウェハー1を反応管4から取り出せるようにする。
ジェクター11の供給口11aおよびAsH3供給イン
ジェクター12の供給口12aは、反応管4内でジエチ
ル亜鉛とAsH3が加熱分解され得る温度領域に設けら
れるので、ジエチル亜鉛およびAsH3が、加熱分解さ
れるのに必要な高温下で反応管4に供給されることにな
る。よって、ジエチル亜鉛とAsH3が化合物を生成す
ることはなく、ヒートバリア3に化合物が付着すること
を防ぐことができる。
AsH3の化合物が付着しなくなることから、反応管4
内においてジエチル亜鉛の供給源は、ジエチル亜鉛供給
インジェクター11から供給されるものだけとなる。こ
れにより、ジエチル亜鉛の供給量が安定し、GaAsウ
ェハー1のρsを安定させることができる。
の変形例を示す説明図である。第1の実施の形態では、
反応管4にジエチル亜鉛を供給するジエチル亜鉛供給イ
ンジェクター11の供給口11aを、反応管4内におい
てジエチル亜鉛が加熱分解され得る温度領域に設ける。
また、AsH3を供給するAsH3供給インジェクター1
2の供給口12aを、反応管4内においてAsH3が加
熱分解され得る温度領域に設ける。これにより、ジエチ
ル亜鉛とAsH3を加熱分解に必要な温度に加熱できる
ようにしたものである。そして、以下に示す変形例で
は、ジエチル亜鉛およびAsH3がインジェクターを通
過する際の速度を遅くすることで、ジエチル亜鉛および
AsH3の加熱を促進するものである。
亜鉛供給インジェクター11を例に説明するが、AsH
3供給インジェクター12側も同じ構成を有するもので
ある。すなわち、図3(a)に示すように、ジエチル亜
鉛供給インジェクター11は、その内径Aを大きく取っ
てある。そして、ジエチル亜鉛供給インジェクター11
の、供給口11aの近傍に、内径が細くなるように絞り
を入れてなる流速調整部11bを設けたものである。
ター11を通過するジエチル亜鉛の流れに流速調整部1
1bのところで抵抗ができ、ジエチル亜鉛供給インジェ
クター11を通過するジエチル亜鉛の流速を、流速調整
部11bの手前で遅くすることができる。そして、流速
が遅くなることから、ジエチル亜鉛がジエチル亜鉛供給
インジェクター11を通過するのに要する時間が長くな
り、ジエチル亜鉛供給インジェクター11内のジエチル
亜鉛を加熱できる時間が長くなる。よって、ジエチル亜
鉛を加熱分解に必要な温度まで加熱することを促進でき
る。
1の内径を大きくすることで、その途中に絞りを入れる
ことで流速調整部11bを設けても、反応管4内へのジ
エチル亜鉛の供給の時間が長くなったり、供給量が落ち
るということはない。また、流速調整部11bを挟んで
供給口11a側の内径を小さくすると、より流速を遅く
することができる。
亜鉛供給インジェクター11は、その内径Aを大きく取
ってある。そして、ジエチル亜鉛供給インジェクター1
1は、その先端に先細り形状のテーパ部11cを設け
て、供給口11aの径Bを、ジエチル亜鉛供給インジェ
クター11の内径Aより小さくしたものである。
ター11を通過するジエチル亜鉛の流れに供給口11a
のところで抵抗ができ、ジエチル亜鉛供給インジェクタ
ー11を通過するジエチル亜鉛の流速を、供給口11a
の手前で遅くすることができる。そして、流速が遅くな
ることから、ジエチル亜鉛がジエチル亜鉛供給インジェ
クター11を通過するのに要する時間が長くなり、ジエ
チル亜鉛供給インジェクター11内のジエチル亜鉛を加
熱できる時間が長くなる。よって、ジエチル亜鉛を加熱
分解に必要な温度まで加熱することを促進できる。な
お、供給口11aの径は小さくせずに、ジエチル亜鉛供
給インジェクター11の内径を大きくすることで、相対
的に供給口11aの径を小さくして、流速を落とす構成
としたので、反応管4内へのジエチル亜鉛の供給の時間
が長くなったり、供給量が落ちるということはない。
施の形態を示す平面断面図である。ここで、第2の実施
の形態の縦型熱拡散装置は、反応管4内にジエチル亜鉛
を供給するジエチル亜鉛供給インジェクター11の本数
を複数本としたもので、その他の装置全体の構成は、図
1で説明した第1の実施の形態の縦型熱拡散装置とほぼ
同様の構成を有する。以下、第2の実施の形態の縦型熱
拡散装置を説明するにあたり、装置全体の構成は、図4
に加えて図1を参照にしてその概要を説明するにとどめ
る。
な状態でセットされる。石英ボート2は、図1に示すよ
うに、複数枚のGaAsウェハー1を、互いに所定の間
隔を開けて上下方向に並べてセット可能な構造である。
そして、この石英ボート2はヒートバリア3上に固定さ
れる。
4aとインナーチューブ4bとから構成される2重構造
で、インナーチューブ4bの内側にGaAsウェハー1
がセットされた石英ボート2および図4では図示しない
がヒートバリア3が挿入される。また、アウターチュー
ブ4aとインナーチューブ4bの間には、排気のための
空間が形成される。
がその側面を取り囲むようにヒータ5が設けられ、石英
ボート2にセットされたGaAsウェハー1を加熱す
る。このヒータ5は、図1で説明したように、上下方向
に並ぶ複数枚のGaAsウェハー1全体を加熱できるよ
うに、所定の長さを有し、かつ所定の位置に取り付けら
れる。
は、ジエチル亜鉛を供給するジエチル亜鉛供給インジェ
クター11が複数本設けられる。第2の実施形態では、
第1のジエチル亜鉛供給インジェクター11dと、第2
のジエチル亜鉛供給インジェクター11eの2本が設け
られる。
1dの先端に設けられる供給口11aと、第2のジエチ
ル亜鉛供給インジェクター11eの先端に設けられる供
給口11aとは、水平方向に所定の間隔を開けて設けら
れるもので、たとえば、GaAsウェハー1の面と平行
な同一水平面に、所定の間隔を開けて設けられる。
においてジエチル亜鉛が加熱分解され得る温度領域で、
かつ、石英ボート2におけるGaAsウェハー1の最下
端のセット位置より下側に設ける。
1を設ける位置および数は、この第2の実施の形態に限
定されるものではないが、その本数は反応管4内のスペ
ースに応じて決定され、2〜4本程度が望ましい。ま
た、隣接するジエチル亜鉛供給インジェクターの間隔
は、水平方向に広範囲に分布できるように、45度以上
とすることが望ましい。
1dと第2のジエチル亜鉛供給インジェクター11eに
ジエチル亜鉛を供給する主配管13は、分岐点Pで第1
の個別配管14aと第2の個別配管14bに分岐してい
る。そして、第1の個別配管14aが第1のジエチル亜
鉛供給インジェクター11dにつながり、第2の個別配
管14bが第2のジエチル亜鉛供給インジェクター11
eにつながっている。
クター11dと第2のジエチル亜鉛供給インジェクター
11eのそれぞれから均一に安定したジエチル亜鉛を供
給するため、分岐点Pから先の第1の個別配管14aの
長さをL1+L2、第2の個別配管14bの長さをL3
+L4としたとき、L1+L2=L3+L4とすること
が望ましい。
ター11dおよび第2のジエチル亜鉛供給インジェクタ
ー11eのそれぞれの供給口11aの面積の合計≦主配
管13の断面積、とすると良い。
は、AsH3を供給するAsH3供給インジェクター12
が設けられる。
反応管4内においてAsH3が加熱分解され得る温度領
域で、かつ、石英ボート2におけるGaAsウェハー1
の最下端のセット位置より下側にAsH3の供給口12
aを設けている。
1dおよび第2のジエチル亜鉛供給インジェクター11
eのそれぞれの供給口11aからは、ジエチル亜鉛とキ
ャリアガスとしてのH2が反応管4のインナーチューブ
4b内に供給される。
供給口12aからは、AsH3ガスがインナーチューブ
4b内に供給される。そして、各インジェクター11,
12から供給されたジエチル亜鉛、キャリアガスとして
の水素およびAsH3は、インナーチューブ4b内を上
昇した後、インナーチューブ4bとアウターチューブ4
aの間の隙間を下方へ誘導される。そして、反応管4の
下部には、インナーチューブ4bとアウターチューブ4
aの間のガスを排出する排気口8が設けられ、この排気
口8からジエチル亜鉛、水素そしてAsH3が排気され
る。
り、反応管4の下部開口部より出し入れ可能な構造であ
る。また、石英ボート2を反応管4内に挿入すると、反
応管4内部の熱やガスや圧力が外部に漏れないようにシ
ールドする構造が設けてある。そして、反応管4内の温
度および圧力は、一定にコントロールが可能である。ま
た、GaAsウェハー1の全面にジエチル亜鉛を拡散す
るため、石英ボート2は回転可能な構造となっている。
て、ジエチル亜鉛の拡散シーケンスは第1の実施の形態
で図6を用いて説明した流れと同様であるので、シーケ
ンスの全体の説明は省略し、で示すジエチル亜鉛ガス
供給のステップの説明を行う。
亜鉛を拡散する時間分だけ、第1のジエチル亜鉛供給イ
ンジェクター11dおよび第2のジエチル亜鉛供給イン
ジェクター11eのそれぞれの供給口11aから反応管
4内へジエチル亜鉛の供給を行う。このとき、キャリア
ガスとしてH2を用いる。このジエチル亜鉛を供給する
時間は、例えば10〜120sec程度である。
あると、図7で説明したように、特にBOTTOM Z
ONEで各GaAsウェハー1に対してジエチル亜鉛を
均一に拡散できない場合があった。第2の実施の形態で
は、反応管4内で、水平方向に離れた2点からジエチル
亜鉛が供給されることになる。
チル亜鉛は、水平方向においてすぐに均一に分布する。
よって、BOTTOM ZONEであっても、GaAs
ウェハー1の全面に均一にジエチル亜鉛を拡散できるよ
うになる。
sウェハー1の並びに沿って下方から上方まで、すべて
のGaAsウェハー1の全面にムラなくジエチル亜鉛を
拡散することができ、各GaAsウェハー1のρsを、
全面で安定させることができる。そして、上下方向にお
けるGaAsウェハー1のセット位置によらず、ρsが
安定することから、石英ボート2においてあらかじめ定
められているセット可能枚数分のGaAsウェハー1を
全てセット可能となり、装置の稼働率をあげることがで
きる。
クター11dには、主配管13から第1の個別配管14
aを経てジエチル亜鉛が供給される。また、第2のジエ
チル亜鉛供給インジェクター11eには、主配管13か
ら第2の個別配管14bを経てジエチル亜鉛が供給され
る。
別配管14bの長さを等しくすることで、主配管13か
ら第1のジエチル亜鉛供給インジェクター11dと第2
のジエチル亜鉛供給インジェクター11eの両方に均等
にジエチル亜鉛を供給できる。また、各インジェクター
11d,11eの供給口11aの面積の合計を、主配管
13の断面積と同等あるいはそれ以下とすることで、ジ
エチル亜鉛の供給過多あるいは供給不足が発生すること
はない。
ター11dと第2のジエチル亜鉛供給インジェクター1
1eのそれぞれの供給口11aおよびAsH3供給イン
ジェクター12の供給口12aは、第1の実施の形態と
同様に、反応管4内において、ジエチル亜鉛とAsH3
が加熱分解され得る温度領域に設けてある。これによ
り、反応管4内に供給されるジエチル亜鉛とAsH3の
加熱分解が促進され、化合物の生成を抑えることができ
る。
装置に、図3で説明したジエチル亜鉛供給インジェクタ
ー11およびAsH3インジェクター12の変形例を組
み合わせることも可能である。第2の実施例のように、
ジエチル亜鉛供給インジェクター11が2本設けられて
いる場合でも、ジエチル亜鉛の流速を遅くできる構成を
設けることで、ジエチル亜鉛の加熱が促進され、ジエチ
ル亜鉛とAsH3の化合物の生成を抑えることができ
る。上述した第1および第2の実施の形態において、ウ
ェハーの種類はGaAsウェハーに限るものではない。
また、ウェハーに拡散する不純物およびこのウェハーに
補充する構成物質も、ジエチル亜鉛およびAsH3に限
るものではない。
により加熱される反応管内に、ウェハーが上下方向に並
べてセットされるとともに、前記ウェハーに拡散する不
純物を含むガスを供給する供給口を有する第1のインジ
ェクターと、前記ウェハーに補充する該ウェハーの構成
物質を含むガスを供給する供給口を有する第2のインジ
ェクターを備えた縦型熱拡散装置において、前記各イン
ジェクターの供給口を、前記反応管内で、前記不純物と
前記構成物質が加熱分解され得る温度領域で、かつ、上
下方向に並べてセットされる前記ウェハーの最下端のセ
ット位置より下側に設けたものである。
は、ウェハーに拡散する不純物とウェハーに補充する構
成物質が、過熱分解され得る温度領域で反応管内に供給
されるので、不純物と構成物質が化合物を生成し、これ
が反応管内に付着する、ということがない。
場合、GaAsウェハーに拡散するジエチル亜鉛および
GaAsウェハーからのAs抜けを補うAsH3が、加
熱分解され得る温度領域で反応管内に供給されるので、
ジエチル亜鉛とAsH3が化合物を生成することはな
い。よって、例えばウェハーがセットされるボートを支
持するヒートバリアに化合物が付着することを防ぐこと
ができる。
sH3の化合物が付着しなくなることから、反応管内に
おいてジエチル亜鉛の供給源は、インジェクターから供
給されるものだけとなる。これにより、ジエチル亜鉛の
供給量が安定し、GaAsウェハーのρsを安定させる
ことができる。さらに、ヒートバリアにジエチル亜鉛と
AsH3の化合物が付着しないということは、反応管内
に供給されたジエチル亜鉛が効率良く消費されることに
なり、よって、ジエチル亜鉛の消費量を削減できる。ま
た、本発明は、前記供給口を、水平方向に間隔を開けて
複数備えたものである。
は、ウェハーが例えばGaAsウェハーである場合、G
aAsウェハーに拡散するジエチル亜鉛は、間隔を開け
て水平面に複数設けられた供給口から反応管内に供給さ
れる。
の並びに沿って下方から上方まで、すべてのウェハーの
全面にムラなくジエチル亜鉛を拡散することができ、各
ウェハーのρsを、全面で安定させることができる。そ
して、ウェハーのセット位置によらず、ρsが安定する
ことから、あらかじめ定められているセット可能枚数分
のウェハーを全てセット可能となり、装置の稼働率をあ
げることができる。
示す側断面図である。
示す説明図である。
示す平面断面図である。
ある。
る。
ある。
・・ヒートバリア、3a・・・断熱フィン、4・・・反
応管、4a・・・アウターチューブ、4b・・・インナ
ーチューブ、5・・・ヒータ、8・・・排気口、11・
・・ジエチル亜鉛供給インジェクター、11a・・・供
給口、11b・・・流速調整部、11c・・・テーパ
部、11d・・・第1のジエチル亜鉛供給インジェクタ
ー、11e・・・第2のジエチル亜鉛供給インジェクタ
ー、13・・・主配管、14a・・・第1の個別配管、
14b・・・第2の個別配管
Claims (6)
- 【請求項1】 ヒータにより加熱される反応管内に、ウ
ェハーが上下方向に並べてセットされるとともに、前記
ウェハーに拡散する不純物を含むガスを供給する供給口
を有する第1のインジェクターと、前記ウェハーに補充
する該ウェハーの構成物質を含むガスを供給する供給口
を有する第2のインジェクターを備えた縦型熱拡散装置
において、 前記各インジェクターの供給口を、前記反応管内で、前
記不純物と前記構成物質が加熱分解され得る温度領域
で、かつ、上下方向に並べてセットされる前記ウェハー
の最下端のセット位置より下側に設けたことを特徴とす
る縦型熱拡散装置。 - 【請求項2】 前記ウェハーは、GaAs(ガリウムヒ
素)ウェハーで、 前記第1のインジェクターとして、前記GaAsウェハ
ーに拡散する不純物を含むガスとしてジエチル亜鉛を供
給するジエチル亜鉛供給インジェクターを備えるととも
に、 前記第2のインジェクターとして、前記GaAsウェハ
ーに補充する該GaAsウェハーの構成物質を含むガス
としてAsH3を供給するAsH3供給インジェクターを
備えたことを特徴とする請求項1記載の縦型熱拡散装
置。 - 【請求項3】 前記各インジェクターの前記供給口近傍
に、内径を小さくしてなる流速調整部を設けたことを特
徴とする請求項1記載の縦型熱拡散装置。 - 【請求項4】 前記各インジェクターの先端形状を先細
りのテーパ形状として、前記供給口の径を、前記インジ
ェクターの内径より小さくしたことを特徴とする請求項
1記載の縦型熱拡散装置。 - 【請求項5】 ヒータにより加熱される反応管内に、ウ
ェハーが上下方向に並べてセットされるとともに、前記
ウェハーに拡散する不純物を含むガスを供給する供給口
を有するインジェクターを備えた縦型熱拡散装置におい
て、 前記供給口を、水平方向に間隔を開けて複数備えたこと
を特徴とする縦型熱拡散装置。 - 【請求項6】 前記ウェハーは、GaAsウェハーで、 前記インジェクターとして、ジエチル亜鉛を供給するジ
エチル亜鉛供給インジェクターを備えたことを特徴とす
る請求項5記載の縦型熱拡散装置。
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-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001159517A patent/JP4538987B2/ja not_active Expired - Fee Related
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