JP2002353010A - 2方向入力装置 - Google Patents

2方向入力装置

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JP2002353010A
JP2002353010A JP2001152687A JP2001152687A JP2002353010A JP 2002353010 A JP2002353010 A JP 2002353010A JP 2001152687 A JP2001152687 A JP 2001152687A JP 2001152687 A JP2001152687 A JP 2001152687A JP 2002353010 A JP2002353010 A JP 2002353010A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で構造が簡単な2方向入力装置を提供す
る。 【構成】 下面が円弧面21とされた半ドラム状の回動
体20を、ボディ10内に水平支持する。回動体20を
スプリング30により中立位置に弾性保持し、胎動体2
0の上部にキートップ40を取り付ける。表面に回路パ
ターンが印刷されたフレキシブルな可動基板50を、回
動体20の円弧面21に沿って弧状に固定する。固定接
片60A,60B,60Cを、回動体20の周囲に位置
するようにボディ10に固定して、可動基板50の表面
の回路パターンに弾性的に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子機器に
2方向のアナログ電気信号を入力するのに使用される2
方向入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シーソー型可変抵抗器とも呼ばれるこの
種の2方向入力装置は、例えば実開昭63−11820
6号公報に記載されている。この公報に記載されたシー
ソー型可変抵抗器を例にとって、従来の2方向入力装置
の構造を説明する。
【0003】この種の2方向入力装置は、基本的に、ボ
ディと、ボディに回動自在に支持されたシーソーレバー
タイプの回動体と、表面に抵抗回路が形成された基板
と、基板表面の抵抗回路に摺接する接片とからなり、回
動体を正転方向及び逆転方向に操作することにより、操
作量に応じたアナログ信号を各方向について出力し、電
子機器に入力する。
【0004】ここで、基板はボディ側に固定され、接片
が回動体の側(操作側)に取り付けられて回動体と共に
回動する。具体的に説明すると、基板としては平面基板
が用いられ、これが回動体の側方に配置される。接片
は、基板の表面に接触するように、回動体の側面に取り
付けられ、回動体の運動に追従して円運動を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の2方
向入力装置では、回動体の外側面とボディの内側面との
間に基板及び接片が配置されるため、装置の横幅、即ち
回動体の軸方向寸法の増大が避けられず、これが装置大
型化の原因になる。
【0006】接片が円運動すると、その運動を許容する
ために大きな空間が必要になり、これも装置を大型化す
る原因になる。
【0007】接片を直線運動させることは可能である
が、その場合は円運動を直線運動に変化する変換機構が
必要になり、その変換機構での機械的なガタつきや、変
換機構を付加することによる更なる大型化が問題にな
る。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、小型で構造が簡単な2方向入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る2方向入力装置は、水平軸を中心とし
て回動自在に支持され、下面が円弧面になった半ドラム
状の回動体と、回動体の円弧面に沿って取り付けられ、
表面に回路パターンが印刷された弧状の可動基板と、回
動体の周囲に固定され、可動基板表面の回路パターンに
弾性的に接触する固定接片とを具備している。
【0010】本発明に係る2方向入力装置においては、
基板が、半ドラム状の回動体の円弧面に沿って取り付け
られた弧状の可動基板とされ、接片が回動体の周囲に固
定された固定接片とされている。これによると、第1
に、回動体の側方から基板及び接片が排除されるので、
装置の横幅(回動体の軸方向寸法)が小さくなる。第2
に、接片が円運動せず、基板が円運動するが、その円運
動は基板の円弧に沿った運動であるため、その運動を許
容するための空間が実質不要となる。このため、回動体
の半径方向寸法の増大が回避される。第3に、接片は、
基板の表面に対し、その表面に沿った見掛け上、直線的
な相対運動を行なうため、基板の表面に形成される回路
パターンは直線的になり、基板が小型化される。
【0011】これらにより、小型で構造が簡単な2方向
入力装置が提供される。
【0012】可動基板としては、フレキシブル基板が好
ましい。これにより、回動体の表面における基板の形成
か簡単になる。
【0013】回動体の上部にキートップを取り付けるこ
とにより、操作性が向上する。
【0014】回動体をボディに取り付け、該ボディに固
定端子を取り付けることにより、装置の一層の小型化が
可能になる。
【0015】回動体を中立位置に自動復帰させるスプリ
ングを、回動体内に組み込むことにより、装置の一層の
小型化が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る2
方向入力装置の側面図、図2は同2方向入力装置の平面
図、図3は同2方向入力装置の縦断側面図で、図2中の
A−A線矢示図、図4は同2方向入力装置の縦断正面図
で、図2中のB−B線矢示図、図5は同2方向入力装置
に使用されている回動体を下面側から見た斜視図であ
る。
【0017】本実施形態に係る2方向入力装置は、図1
〜図4に示すように、外部基板上に固定されるボディ1
0と、ボディ10内に回動自在に設けられた回動体20
と、回動体20を中立位置へ自動復帰させるスプリング
30と、回動体20の上部に取り付けられたキートップ
40と、回動体20の下部に取り付けられた可動基板5
0と、可動基板50に接触するようにボディ10に取り
付けられた複数の固定接片60A,60B,60Cとを
備えている。
【0018】ボディ10は、両側の側壁部11,11
と、前後の側壁部12,12とを組み合わせた角枠形状
である。両側の側壁部11,11には、回動体20を支
持するための一対の開口部13,13が設けられてい
る。
【0019】回動体20は、下面が下方へ凸の円弧面2
1とされた半ドラム形状であり、下部を除く部分は角枠
部22とされ、その内側にスプリング収容部23を形成
している。回動体20の両側面には、円柱状の支持部2
4,24が一体的に形成されている。そして、支持部2
4,24がボディ10の開口部13,13に嵌合するこ
とにより、回動体20はボディ10内に水平軸を中心と
して回動自在に支持される。
【0020】回動体20の角枠部内面には、支持部2
4,24の裏側に位置して一対の突起25,25が設け
られている。回動体20の円弧面21には、スプリング
30の両端部が突出する1組の開口部26,26が設け
られている。
【0021】スプリング30はコイルスプリングであ
り、支持部24,24によって回動体20のスプリング
収容部23内に保持されており、両端部31,31が開
口部26,26を通って回動体20の下方へ突出するこ
とにより、回動体20内に固定されている。そして、両
方の突出部がボディ10に係止されることにより、回動
体20は中立位置に弾性支持され、その中立位置に自動
復帰する。
【0022】キートップ40は、ボディ10を覆う本体
部41と、その中央部下面に設けられた角枠状の支持部
42とからなり、支持部42が回動体20の角枠部22
に嵌合することにより、回動体20と共にシーソーレバ
ータイプの操作部を形成している。支持部42の前後の
側壁部には、回動体20の角枠部22の前後面に設けら
れた抜け止め用の突起27,27が嵌合する開口部4
3,43が設けられている。
【0023】可動基板50は、フレキシブル基板であっ
て、回動体20の円弧面21に、その円弧面21沿った
弧状に湾曲して固定されている。可動基板50には、図
5に示すように、回動体20の開口部26,26に対応
する角形の開口部51,51が設けられている。可動基
板50の表面(露出する下面)には、回路パターン52
が形成されている。回路パターン52は、両側部に設け
られた1対のリード部52a,52cと、リード部52
a,52cとの間に設けられた抵抗部52bとを有して
いる。これらは印刷により円周方向へ弧状に形成され、
リード部52a,52cは反対方向に延びている。ま
た、抵抗部52bはカーボン印刷により形成されてい
る。
【0024】複数の固定接片60A,60B,60C
は、回動体20の円弧面21の周囲に配置され、ボディ
10へのインサート成形により固定されている。
【0025】具体的に説明すると、固定接片60A,6
0Cは、ボディ10の前後の側壁部12,12に中間部
が垂直にモールディングされている。固定接片60A,
60Cの各先端部は、側壁部12,12の上端部から内
側、特に斜め下方へ突出し、回路パターン52のリード
部52a,52cにそれぞれ弾性的に当接している。固
定接片60A,60Cの各基端部は、側壁部12,12
の下端部から外側へ水平に突出して端子部を形成してい
る。
【0026】固定接片60Bは、回動体20の下方にほ
ぼ水平に配置され、中間部がボディ10の下部にモール
ディングされている。固定接片60Bの先端部は、ボデ
ィ10内にほぼ水平に突出し、回路パターン52のリー
ド部52bに弾性的に突出している。固定接片60Bの
基端部は、側壁部12の下端部から固定接片60Cの基
端部と同じ方向に突出して端子部を形成している。
【0027】次に、本発明の実施形態に係る2方向入力
装置の機能について説明する。
【0028】当該入力装置は、当該入力装置を使用する
電子機器の主基板上に搭載され、主基板上の回路パター
ンに固定接片60A,60B,60Cの各端子部が電気
的かつ機械的に接続される。
【0029】回動体20は、スプリング30による付勢
により、キートップ40と共に中立位置に弾性的に保持
されている。固定接片60A,60B,60Cのの各先
端部は、可動基板50の表面に形成された回路パターン
52のリード部52a、抵抗部52b及びリード部52
cに弾性的に接触している。スプリング30による付勢
力に抗して、回転体20が正転する方向へキートップ4
0を押圧操作すると、弧状に湾曲した可動基板50が周
方向へ移動し、固定接片60Bの先端部が抵抗部52b
上を周方向へ摺動する。これにより、固定接片60A,
60Bの端子部間、或いは固定接片60B,60Cの端
子部間の抵抗値が+側へ変化する。
【0030】回転体20が逆転する方向へキートップ4
0を押圧操作すると、可動基板50が逆方向へ移動し、
固定接片60Bの先端部が抵抗部52b上を逆方向へ摺
動する。これにより、固定接片60A,60Bの端子部
間、或いは固定接片60B,60Cの端子部間の抵抗値
が−側へ変化する。
【0031】かくして、当該入力装置を使用することに
より、回動体20の操作量に応じたアナログ信号を正逆
2方向について出力し、電子機器に入力することが可能
となる。
【0032】これに加え、当該入力装置では、基板が、
半ドラム状の回動体20の円弧面21に沿って取り付け
られた弧状の可動基板50とされ、接片が回動体20の
周囲に固定された固定接片60A,60B,60Cとさ
れている。このため、回動体20の側方から基板及び接
片が排除されるので、装置の横幅(回動体20の軸方向
寸法)が小さくなる。また、固定接片60A,60B,
60Cが円運動せず、可動基板50が円運動するが、そ
の可動基板50の円運動は当該基板の円弧に沿った運動
であるため、その運動を許容するための空間が実質不要
となる。このため、回動体20の半径方向寸法の増大が
回避される。
【0033】更に、固定接片60A,60B,60C
は、可動基板50の表面に対し、その表面に沿って見掛
け上、直線的な相対運動を行なうため、可動基板50の
表面に形成される回路パターン52は、周方向及び回動
軸方向の直線的パターンとなり、可動基板50が小型化
される。即ち、円運動を直線運動に変換する機構を用い
ることなく、可動基板50と固定接片60A,60B,
60Cの間で実質的な直線運動が実現される。
【0034】これらのため、当該入力装置は、構造が簡
単で小型となる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明に係る2
方向入力装置は、表面に回路パターンが形成された基板
を、半ドラム状の回動体の円弧面に沿って取り付けられ
た弧状の可動基板とし、接片を回動体の周囲に固定され
た固定接片としたことにより、装置寸法を縮小でき、し
かも、円運動を直線運動に変換する機構を不要にして、
装置構造の複雑化を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る2方向入力装置の側
面図である。
【図2】同2方向入力装置の平面図である。
【図3】同2方向入力装置の縦断側面図で、図2中のA
−A線矢示図である。
【図4】同2方向入力装置の縦断正面図で、図2中のB
−B線矢示図である。
【図5】同2方向入力装置に使用されている回動体を下
面側から見た斜視図である。
【符号の説明】
10 ボディ 11,12 側壁部 13 開口部 20 回動体 21 円弧面 22 角枠部 23 スプリング収容部 24 支持部 25 突起 26 開口部 30 スプリング 40 キートップ 41 本体部 42 支持部 43 開口部 50 可動基板 51 開口部 52 回路パターン 52a,52c リード部 52b 抵抗部 60A,60B,60C 固定接片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平軸を中心として回動自在に支持さ
    れ、下面が円弧面になった半ドラム状の回動体と、回動
    体の円弧面に沿って取り付けられ、表面に回路パターン
    が印刷された弧状の可動基板と、回動体の周囲に固定さ
    れ、可動基板表面の回路パターンに弾性的に接触する固
    定接片とを具備することを特徴とする2方向入力装置。
  2. 【請求項2】 前記可動基板はフレキシブル基板である
    請求項1に記載の2方向入力装置。
  3. 【請求項3】 前記回動体の上部にキートップを取り付
    けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の2方向入
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記回動体をボディに取り付け、該ボデ
    ィに前記固定端子を取り付けたことを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の2方向入力装置。
  5. 【請求項5】 前記回動体を中立位置に自動復帰させる
    スプリングを、前記回動体内に組み込んだことを特徴と
    する請求項1、2又は3に記載の2方向入力装置。
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