JP2002351957A - 厨房作業計画作成方法およびその装置 - Google Patents

厨房作業計画作成方法およびその装置

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JP2002351957A
JP2002351957A JP2001162602A JP2001162602A JP2002351957A JP 2002351957 A JP2002351957 A JP 2002351957A JP 2001162602 A JP2001162602 A JP 2001162602A JP 2001162602 A JP2001162602 A JP 2001162602A JP 2002351957 A JP2002351957 A JP 2002351957A
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cooking
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Takeshi Onikubo
毅 鬼久保
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要員数と厨房の設備量と売り上げデータとを
考慮した厨房作業計画を作成する。 【解決手段】 売上データと発注ルールとから、該当す
る商品の発注点を検出し、必要な加工ロットサイズを作
るための稼働要員数と使用設備数と所要時間を求め、所
定の補充数の商品を調理するための補充時間をもとに、
商品の調理を行う数量と時間帯とを決定し、これを繰り
返して1品目ごとに1日のスケジュールを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨房作業計画作成
方法およびその装置に関し、より詳細には、要員数と厨
房の設備量と売上データとを考慮した厨房作業計画作成
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットなどの小売店におい
て販売される惣菜は、調理されてから、お客様の手に渡
るまでのリードタイムが短いほど、新鮮な惣菜を提供す
ることができ、顧客満足度が高い。小売店の陳列棚に陳
列される惣菜は、陳列時間が短いほど良く、いくつ陳列
しておき、残りいくつになったら補充するかは、経験の
要するところである。一方、惣菜は、揚げ物や炒め物等
その種類も多く、販売する季節、曜日、時間等によっ
て、それぞれ販売数量に変動がある。従って、惣菜は、
小売店に設置された厨房で調理される場合が多く、陳列
棚の状況を見ながら、適宜商品を補充することが行われ
ている。
【0003】このようなリードタイムの短い商品を効率
よく発注するための方法として、例えば、特開平第10
−207950号公報には、商品に使用する原材料ごと
に発注量を最適化する方法が記載されている。また、特
開第2000−137757号公報には、賞味期限の短
い商品について、販売傾向に応じて発注の目安を算出す
る方法が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小売店
に設置された厨房で調理される惣菜の数量は、厨房にお
ける調理のための設備量や設備能力、または厨房の要員
数によって制限される。従って、上述した発注を支援す
る方法を利用して、発注数量を求めることができても、
直ちに最適な数量の惣菜を陳列することができないとい
う問題があった。
【0005】すなわち、要員数および設備量と、季節、
曜日、時間等によって変動する惣菜の販売数量との兼ね
合いで、厨房における最適な作業計画を立案すること
は、難しいという問題もあった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、要員数と厨房の設
備量と売上データとを考慮した厨房作業計画作成方法お
よびその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、厨房に
おいて商品の調理を行う数量と時間帯とを決定する厨房
作業計画作成方法において、前記商品ごとに時間帯別の
販売数が予め格納された売上情報ファイルから前記販売
数を読み出し、前記商品の在庫数が所定の残数になると
所定の補充数を発注することを示した発注ルールが予め
格納された発注情報ファイルから前記所定の残数を読み
出して、在庫数から前記販売数を差し引いた残数が、前
記所定の残数に達した時間帯を示す発注点を検出する検
出ステップ(S1103)と、前記商品を調理するために必
要な必要要員数と必要設備数と調理時間とを含む加工条
件が予め格納された加工情報ファイルから前記加工条件
を読み出して、前記検出ステップで検出した前記発注点
において、前記発注情報ファイルに格納された前記所定
の補充数の商品を調理するために、必要な稼働要員数と
使用設備数と所要時間とを前記加工条件に基づいて算出
する第1の算出ステップ(S1104(S1201,1202))と、
前記厨房に設置された調理設備の設備数が予め格納され
た店舗情報ファイルから前記設備数を読み出し、前記厨
房に配置される要員数が時間帯別に予め格納された要員
情報ファイルから前記要員数を読み出して、前記稼働要
員数および前記使用設備数と、前記設備数および前記要
員数とを比較して、前記所要時間に基づいて前記所定の
補充数の商品を調理するための補充時間を算出する第2
の算出ステップ(S1104(S1203,1204))とを備え、前
記所定の補充数を前記在庫数に加え(S1105,1106)、前
記検出ステップと前記第1の算出ステップと前記第2の
算出ステップとを繰り返して(S1003,1004)、前記所定
の補充数と前記補充時間とに基づいて前記商品の調理を
行う数量と時間帯とを決定することを特徴とする。
【0008】この方法によれば、売上データと発注ルー
ルとから、該当する商品の発注点を検出し、必要な加工
ロットサイズを作るための稼働要員数と使用設備数と所
要時間を求め、所定の補充数の商品を調理するための補
充時間をもとに、商品の調理を行う数量と時間帯とを決
定し、これを繰り返して1品目ごとに1日のスケジュー
ルを作成するので、要員数と厨房の設備量と売り上げデ
ータとを考慮した厨房作業計画を作成することができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、複数の商品について発注する優先順位を含む商品情
報ファイルから読み出した前記優先順位に従って、前記
商品の調理を行う数量と時間帯とを決定することを特徴
とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の前記第1の算出ステップは、前記調理設備の
使用条件を変更するのに要する切替時間を含む設備情報
ファイルから読み出した前記切替時間を、前記所要時間
に加算することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3において、複数の商品について、前記稼働要員数
および前記使用設備量を、時間帯ごとに表示する第1の
表示ステップを備えることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1、2ま
たは3において、前記所定の補充数と、前記売上情報フ
ァイルに格納された前記販売数とを、時間帯ごとに併せ
て表示する第2の表示ステップを備えることを特徴とす
る。
【0013】請求項6に記載の発明は、厨房において商
品の調理を行う数量と時間帯とを決定する厨房作業計画
作成装置において、前記厨房に設置された調理設備の設
備数が予め格納された店舗情報ファイル(111)と、前
記厨房に配置される要員数が時間帯別に予め格納された
要員情報ファイル(112)と、前記商品を調理するため
に必要な必要要員数と必要設備数と調理時間とを含む加
工条件が予め格納された加工情報ファイル(115)と、
前記商品の在庫数が所定の残数になると所定の補充数を
発注することを示した発注ルールが予め格納された発注
情報ファイル(116)と、前記商品ごとに時間帯別の販
売数が予め格納された売上情報ファイル(117)と、在
庫数から前記売上情報ファイルに格納された前記販売数
を差し引いた残数が、前記発注情報ファイルに格納され
た前記所定の残数に達した時間帯を示す発注点を検出す
る検出手段(102)と、該検出手段で検出した前記発注
点において、前記発注情報ファイルに格納された前記所
定の補充数の商品を調理するために、必要な稼働要員数
と使用設備数と所要時間とを、前記加工情報ファイルに
格納された前記加工条件に基づいて算出する第1の算出
手段(103)と、前記稼働要員数および前記使用設備数
と、前記店舗情報ファイルに格納された前記設備量およ
び前記要員情報ファイルに格納された前記要員数とを比
較して、前記所要時間に基づいて前記所定の補充数の商
品を調理するための補充時間を算出する第2の算出手段
(103)とを備え、前記所定の補充数を前記在庫数に加
え、前記検出手段と前記第1の算出手段と前記第2の算
出手段とを繰り返して、前記所定の補充数と前記補充時
間とに基づいて前記商品の調理を行う数量と時間帯とを
決定することを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明は、厨房において商
品の調理を行う数量と時間帯とを決定する厨房作業計画
作成装置を制御するプログラムを記録した記録媒体であ
って、前記商品ごとに時間帯別の販売数が予め格納され
た売上情報ファイルから前記販売数を読み出し、前記商
品の在庫数が所定の残数になると所定の補充数を発注す
ることを示した発注ルールが予め格納された発注情報フ
ァイルから前記所定の残数を読み出して、在庫数から前
記販売数を差し引いた残数が、前記所定の残数に達した
時間帯を示す発注点を検出する検出ステップと、前記商
品を調理するために必要な必要要員数と必要設備数と調
理時間とを含む加工条件が予め格納された加工情報ファ
イルから前記加工条件を読み出して、前記検出ステップ
で検出した前記発注点において、前記発注情報ファイル
に格納された前記所定の補充数の商品を調理するため
に、必要な稼働要員数と使用設備数と所要時間とを前記
加工条件に基づいて算出する第1の算出ステップと、前
記厨房に設置された調理設備の設備数が予め格納された
店舗情報ファイルから前記設備数を読み出し、前記厨房
に配置される要員数が時間帯別に予め格納された要員情
報ファイルから前記要員数を読み出して、前記稼働要員
数および前記使用設備数と、前記設備数および前記要員
数とを比較して、前記所要時間に基づいて前記所定の補
充数の商品を調理するための補充時間を算出する第2の
算出ステップとを備え、前記所定の補充数を前記在庫数
に加え、前記検出ステップと前記第1の算出ステップと
前記第2の算出ステップとを繰り返して、前記所定の補
充数と前記補充時間とに基づいて前記商品の調理を行う
数量と時間帯とを決定することをコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明は、厨房において商
品の調理を行う数量と時間帯とを決定する厨房作業計画
作成装置を制御するプログラムであって、前記商品ごと
に時間帯別の販売数が予め格納された売上情報ファイル
から前記販売数を読み出し、前記商品の在庫数が所定の
残数になると所定の補充数を発注することを示した発注
ルールが予め格納された発注情報ファイルから前記所定
の残数を読み出して、在庫数から前記販売数を差し引い
た残数が、前記所定の残数に達した時間帯を示す発注点
を検出する検出ステップと、前記商品を調理するために
必要な必要要員数と必要設備数と調理時間とを含む加工
条件が予め格納された加工情報ファイルから前記加工条
件を読み出して、前記検出ステップで検出した前記発注
点において、前記発注情報ファイルに格納された前記所
定の補充数の商品を調理するために、必要な稼働要員数
と使用設備数と所要時間とを前記加工条件に基づいて算
出する第1の算出ステップと、前記厨房に設置された調
理設備の設備数が予め格納された店舗情報ファイルから
前記設備数を読み出し、前記厨房に配置される要員数が
時間帯別に予め格納された要員情報ファイルから前記要
員数を読み出して、前記稼働要員数および前記使用設備
数と、前記設備数および前記要員数とを比較して、前記
所要時間に基づいて前記所定の補充数の商品を調理する
ための補充時間を算出する第2の算出ステップとを備
え、前記所定の補充数を前記在庫数に加え、前記検出ス
テップと前記第1の算出ステップと前記第2の算出ステ
ップとを繰り返して、前記所定の補充数と前記補充時間
とに基づいて前記商品の調理を行う数量と時間帯とを決
定することをコンピュータに実行させるためのプログラ
ムであることを特徴とする。
【0016】なお、請求項2ないし5のいずれかに記載
の発明が、請求項6に記載の厨房作業計画作成装置、請
求項7に記載の記録媒体または請求項8に記載のプログ
ラムのいずれかに適用できることは言うまでもない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳細に説明する。店舗に設置された
厨房で、惣菜などの商品を調理し陳列するまでの1日単
位の作業計画を、商品の調理を行う数量と時間帯とで表
すものである。
【0018】図1は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成装置を示したブロック図である。厨房作業
計画作成装置100は、厨房作業計画作成に必要なマス
タ・ファイルが格納された記憶部101と、各マスタ・
ファイルに格納されたデータの処理を行うデータ処理部
102と、データ処理部102の制御によってデータの
計算処理を行う計算部103とを備えている。また、厨
房作業計画作成装置100は、データ処理部102にデ
ータの入力を行うための入力部104と、データ処理部
102から出力されたデータの表示や印刷などを行うた
めの出力部105とを備えている。本実施形態において
は、入力部104にはマウス141とキーボード142
が、出力部105にはディスプレイ151がそれぞれ接
続されている。出力部105には、プリンタなどの印刷
装置を接続してもよい。
【0019】記憶部101は、店舗名や設備名などの店
舗の基本情報が格納された店舗情報マスタ111と、厨
房で調理を行う要員に関する情報が格納された要員情報
マスタ112と、商品の品目名、在庫数、優先順位など
の情報が格納された商品情報マスタ113と、設備の使
用条件や切替条件にに関する情報が格納された設備情報
マスタ114と、商品を加工するための設備名や加工条
件などが格納された加工情報マスタ115と、どの時点
で商品を発注するかを決める発注ルールが格納された発
注情報マスタ116と、店舗の時間帯別の売上データが
格納された売上情報マスタ117とから構成されてい
る。
【0020】このような構成により、厨房作業計画作成
装置100を使用するユーザは、マウス141またはキ
ーボード142から、入力部104を介してデータ処理
部102に、厨房作業計画に必要なデータを入力する。
データ処理部102は、入力されたデータの処理を行っ
て、記憶部101に必要なマスタ・ファイルを作成す
る。データ処理部102は、記憶部101に格納された
マスタ・ファイルから必要なデータを取りだして、計算
部103で計算を行い、厨房作業計画を検討するための
画面データを作成する。データ処理部102で作成され
た画面データは、表示部105に送られ、表示部105
は、画像データの変換を行ってディスプレイ151上に
表示する。
【0021】図2は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法におけるメニュー項目を示した図であ
る。メニュー項目は、メインメニュー200として、マ
スタ登録201と、売上情報入力202と、既存データ
表示203とを有している。
【0022】マスタ登録201は、店舗名などの店舗情
報マスタ111への登録211と、要員に関する情報の
要員情報マスタ112への登録212と、商品の品目名
などの商品情報マスタ113への登録213と、設備の
使用条件などの設備情報マスタ114への登録214
と、商品の加工条件などの加工情報マスタ115への登
録215と、発注を決める情報の発注情報マスタ116
への登録216とから構成されている。
【0023】売上情報入力202は、店舗の時間帯別の
売上データを売上情報マスタ117に登録し、登録され
た結果を計算して、スケジュール表示221とグラフ表
示222とを行うことができる。また、既存データ表示
203は、過去に登録した店舗などの情報と、売上デー
タとを読み出して、スケジュール表示221とグラフ表
示222とを行うものである。
【0024】最初に、メニュー項目のマスタ登録201
について説明する。図3は、本発明の一実施形態にかか
る厨房作業計画作成方法における店舗・クラス・設備マ
スタ入力画面を示した図である。店舗・クラス・設備マ
スタ入力画面300は、店舗情報マスタ111に格納す
る店舗の基本情報を入力するための画面である。店舗・
クラス・設備マスタ入力画面300は、店舗名入力欄3
01と、商品の分類を表すクラス入力欄302と、店舗
に設置された調理設備の設備名と設備数を示す設備入力
欄303とから構成されている。
【0025】ユーザは、マウス141またはキーボード
142を使用して、入力部104を介してデータ処理部
102に、厨房作業計画を作成する店舗の店舗名とクラ
ス名と設備名と設備数とを入力する。ユーザが登録ボタ
ン304を押下すると、データ処理部102は、入力さ
れた店舗名などの店舗の基本情報を、記憶部101の店
舗情報マスタ111に格納する。
【0026】なお、調理設備には、惣菜などの商品を調
理するための設備の他に、店舗の売場に商品を陳列する
ための設備や、売場に陳列する前の一時的な保管場所な
ども登録しておく。
【0027】図4は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法における要員マスタ入力画面を示した
図である。要員マスタ入力画面400は、要員情報マス
タ112に格納する厨房で調理を行う要員に関する情報
を入力するための画面である。要員マスタ入力画面40
0は、商品のクラスを選択するクラス指定欄401と、
時間帯ごとに要員数を入力する要員数入力欄402とか
ら構成されている。
【0028】ユーザは、クラスごとに、1日のうちの任
意の時間帯を指定して、厨房で調理を行う要員数を入力
する。ユーザが登録ボタン403を押下すると、データ
処理部102は、入力された要員数などの要員に関する
基本情報を、記憶部101の要員情報マスタ112に格
納する。
【0029】図5は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法における品目マスタ入力画面を示した
図である。品目マスタ入力画面500は、商品情報マス
タ113に格納する商品の情報を入力するための画面で
ある。品目マスタ入力画面500は、商品のクラスを選
択するクラス指定欄501と、商品情報入力欄502と
から構成されている。商品情報入力欄502は、商品の
品目名入力欄521と、初期在庫数入力欄522と、優
先順位入力欄523とを含む。
【0030】ユーザは、クラスごとに、商品の品目名を
品目名入力欄521に入力する。次に、各品目ごとに、
店舗の開店時に陳列棚に陳列しておくべき数量を初期在
庫数入力欄522に入力し、陳列棚の商品が切れた場合
に、どの商品から補充するかを示す優先順位を優先順位
入力欄523に入力する。ユーザが登録ボタン503を
押下すると、データ処理部102は、入力された商品の
情報を、記憶部101の商品情報マスタ113に格納す
る。
【0031】図6は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法における設備条件マスタ入力画面を示
した図である。設備条件マスタ入力画面600は、設備
情報マスタ114に格納する設備の使用条件や切替条件
に関する情報を入力するための画面である。設備条件マ
スタ入力画面600は、店舗に設置された設備を選択す
る設備名指定欄601と、使用条件入力欄602とから
構成されている。使用条件入力欄602は、設備の使用
条件を切り替える際の、前状態入力欄621と、後状態
入力欄622と、切替時間入力欄623とを含む。
【0032】ユーザは、設備名指定欄601で使用条件
を設定する設備を選択する。ここでは、一例として、揚
げ物を作るフライヤーを選択している。次に、商品の品
目ごとに、フライヤーの油の温度が異なるため、それぞ
れ温度条件を切り替えるときの、前後の設定温度と切替
時間とを、前状態入力欄621と、後状態入力欄622
と、切替時間入力欄623のそれぞれに入力する。ユー
ザが登録ボタン603を押下すると、データ処理部10
2は、入力された使用条件などの情報を、記憶部101
の設備情報マスタ114に格納する。
【0033】図7は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法における品目別加工条件マスタ入力画
面を示した図である。図7(a)に、品目別加工条件マ
スタ入力画面700の左半分を示す。品目別加工条件マ
スタ入力画面700は、加工情報マスタ115に格納す
る商品を加工するための加工条件などに関する情報を入
力するための画面である。品目別加工条件マスタ入力画
面700は、商品のクラスを選択するクラス指定欄70
1と、品目を選択する品目指定欄702と、加工条件入
力欄703とから構成されている。
【0034】ユーザは、クラス名と品目名とを指定し
て、品目ごとに、工程名を工程名入力欄731に入力
し、その工程で使用する設備名を、設備名選択欄732
から選択する。次に、設備が、店舗の陳列棚などのよう
に、製造設備ではなく単なる商品置き場の場合には、バ
ッファ欄733にチェックを入れ、各々の設備が、品目
指定欄702で指定した品目を、同時に何個処理できる
かを処理能力入力欄734に入力する。さらに、その設
備を使用して品目指定欄702の商品を、処理能力入力
欄734に入力した個数調理するのに必要な必要要員数
を要員数入力欄735に入力する。
【0035】図7(b)に、品目別加工条件マスタ入力
画面700の右半分を示す。ユーザは、各々の工程ごと
にどの程度時間がかかるかを入力する。工程が調理する
商品の個数に比例して時間がかかる場合には、個別比例
欄736にチェックを入れる。調理する商品の数量がわ
かれば、処理能力入力欄734と個別比例欄736とか
ら、必要設備数を求めることができる。
【0036】例えば、モモ肉唐揚げをフライヤーで揚げ
る場合について説明する。唐揚げ用に加工されたモモ肉
を、冷蔵庫から取り出し、フライヤーに投入するまでの
時間を、前作業入力欄737に入力する。次に、揚げて
いる時間を設備時間入力欄738に入力し、フライヤー
から取り出し油を切るための時間を、後作業入力欄74
0に入力する。作業時間入力欄739は、揚げている最
中に、フライヤーの中をかき混ぜる必要がある場合など
に、必要な時間を入力する欄である。前作業入力欄73
7と設備時間入力欄738と後作業入力欄740の合計
時間が、調理時間となる。
【0037】また、上述した設備条件マスタ入力画面6
00で入力した設備の使用条件や切替条件がある場合に
は、加工条件選択欄741で選択する。ユーザが登録ボ
タン704を押下すると、データ処理部102は、加工
条件などに関する情報を、記憶部101の加工情報マス
タ115に格納する。
【0038】図8は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法における発注点ルールマスタ入力画面
を示した図である。発注点ルールマスタ入力画面800
は、発注情報マスタ116に格納するどの時点で商品を
発注するかを決める発注ルールを入力するための画面で
ある。発注点ルールマスタ入力画面800は、商品のク
ラスを選択するクラス指定欄801と、品目を選択する
品目指定欄802と、発注点ルール入力欄803とから
構成されている。
【0039】ユーザは、クラス名と品目名とを指定し
て、品目ごとに、任意の時間帯を指定して、発注点ルー
ルを入力する。発注点ルールは、店舗・クラス・設備マ
スタ入力画面300で入力した商品を陳列する陳列棚な
どの売場を発注点位置選択欄831で選択し、開始時刻
入力欄832と終了時刻入力欄833とで時間帯を指定
する。発注点個数入力欄834には、陳列棚に残る商品
の在庫数が何個になったら商品を補充するかを示す残数
を入力し、加工ロットサイズ入力欄835には、補充す
る商品の補充数を入力する。なお、発注点個数入力欄8
34が0の場合には、商品が売り切れたら、商品の補充
を行わないことを示す。ユーザが登録ボタン804を押
下すると、データ処理部102は、発注に関する情報
を、記憶部101の発注情報マスタ116に格納する。
【0040】次に、メニュー項目の売上情報入力202
について説明する。マスタ登録201が終了すると、商
品の品目ごとに1日の時間帯別の販売数を入力する。
【0041】図9は、本発明の一実施形態にかかる厨房
作業計画作成方法における売れ個数データ入力画面を示
した図である。売れ個数データ入力画面900は、売上
情報マスタ117に格納する時間帯別の売上データを入
力するための画面である。売れ個数データ入力画面90
0は、店舗を選択するための店舗名指定欄901と、時
間帯を指定するための時間帯入力欄902および間隔入
力欄903と、売れ個数データ入力欄904とから構成
されている。
【0042】ユーザは、商品の品目ごとに、間隔入力欄
903で指定した時間中に売れた販売数を、時間帯入力
欄902で入力した時間にわたって入力する。ユーザが
登録ボタン905を押下すると、データ処理部102
は、入力された商品の情報を、記憶部101の売上情報
マスタ117に格納する。なお、売上データの入力は、
例えば、POS(Point Of Sale)システムによって入
手した売上データなどを、CSV(Comma Separated Va
lue)形式のファイルによって読み込むようにすること
もできる。
【0043】ここで、自動計算ボタン906を押下する
と、データ処理部102は、必要なデータを記憶部10
1から読み出して、計算部103で計算させて、厨房作
業計画を作成する。
【0044】図10は、本発明の一実施形態にかかる厨
房作業計画作成方法を示したフローチャートである。厨
房作業計画を作成する際に、データ処理部102は、開
店時刻TOPと閉店時刻TCLを、店舗情報マスタ11
1から取得する(S1001)。次に、データ処理部1
02は、商品情報マスタ113に格納された商品の情報
を読み出し、図5に示した優先順位入力欄523の優先
順位に従って、全品目を並べ替える(S1002)。デ
ータ処理部102は、優先順位の高い品目から順番に、
1品目ごとにスケジュールを作成し(S1003)、全
品目について、スケジュールを作成したら(S100
4)処理を終了する。
【0045】図11は、本発明の一実施形態にかかる厨
房作業計画作成方法における1品目ごとのスケジュール
作成方法を示したフローチャートである。図10に示し
たフローチャートのステップS1003に相当する。デ
ータ処理部102は、該当する品目が最後に売れた時刻
ENDを、売上情報マスタ117に格納された売り上
げデータから取得し(S1101)、加工情報マスタ1
15に格納された該当する品目の全工程のデータを読み
込む(S1102)。
【0046】データ処理部102は、商品情報マスタ1
13を検索して、該当する商品の最初の発注点を、図5
に示した初期在庫数入力欄522から取得し、現在の時
刻T NOWをセットする。次に、売上情報マスタ117
に格納された売り上げデータと、発注情報マスタ116
に格納された発注ルールとから、該当する商品の発注点
を順次検出していく。
【0047】また、発注情報マスタ116から発注ルー
ルを読み出し、現在の時刻TNOWにおける加工ロット
サイズを、図8に示した加工ロットサイズ入力欄835
から取得し、要員情報マスタ112から現在の時刻T
NOWにおける該当するクラスの要員数を、図4に示し
た要員数入力欄402から取得する。さらに、店舗情報
マスタ111から使用する設備の最大数を取得する(S
1103)。
【0048】データ処理部102は、商品を調理するた
めに必要な稼働要員数と使用設備数とを賄うことができ
る空き要員数と空き設備台数を揃える(S1104)。
詳細は、図12を参照して後述する。このとき、1工程
にかかる所要時間tprを算出する。
【0049】次に、現在の時刻TNOWに1工程にかか
る所要時間tprを加えて、次の開始時刻TNXとする
(S1105)。データ処理部102は、1工程にかか
る所要時間tprで作った商品の個数を在庫数Sに加え
(S1106)、1工程にかかる時間tprで売れた商
品の個数を、売上情報マスタ117から取得して在庫数
Sから差し引く(S1107)。
【0050】次の開始時刻TNXが閉店時刻TCLを過
ぎていれば処理を終了し(S1108)、また、次の開
始時刻TNXが最後に売れた時刻TENDを過ぎていて
も処理を終了する(S1109)。次の開始時刻TNX
が最後に売れた時刻TENDを過ぎていなければ、次の
開始時刻TNXを現在の時刻TNOWとして(S111
0)、再び空き要員数と空き設備台数を揃える処理を繰
り返す。
【0051】このようにして、売上データと発注ルール
とから、該当する商品の発注点を検出し、必要な加工ロ
ットサイズを作るための稼働要員数と使用設備数と所要
時間を求め、所定の補充数の商品を調理するための補充
時間をもとに、商品の調理を行う数量と時間帯とを決定
し、これを繰り返して1品目ごとに1日のスケジュール
を作成する。
【0052】図12は、本発明の一実施形態にかかる厨
房作業計画作成方法における空き要員数と空き設備台数
を揃える方法を示したフローチャートである。図11に
示したフローチャートのステップS1104に相当す
る。データ処理部102は、現在の時刻TNOWにおけ
る稼働中の要員数と使用中の設備台数とを、加工情報マ
スタ115に格納された加工条件に基づいて算出し(S
1201)、作れる商品の個数を計算する(S120
2)。
【0053】また、データ処理部102は、設備情報マ
スタ114に格納された使用条件と、加工情報マスタ1
15に格納された加工条件とに基づいて、1工程にかか
る所要時間tprを計算し(S1203)、1工程にか
かる所要時間tprで稼働した要員数と使用した設備台
数を算出する(S1204)。
【0054】算出した要員数と設備台数とが揃えば、処
理を終了する(S1205)。揃わなければ、設備台数
が揃うまでの最小設備終了時刻または要員数が揃うまで
の最小要員終了時刻の小さい方を現在の時刻TNOW
して(S1211)、処理を繰り返す。このとき、現在
の時刻TNOWが閉店時刻TCLを過ぎていれば処理を
終了する(S1212)。このようにして、優先順位の
高い商品からスケジュールを作成し、優先順位の低い商
品は、要員数または設備台数が揃うまで、順次先送りさ
れてスケジュールが作成されていく。
【0055】図13は、本発明の一実施形態にかかる厨
房作業計画作成方法におけるスケジュール画面を示した
図である。スケジュール画面1300は、図10〜12
に示した厨房作業計画作成方法によって計算された1品
目ごとのスケジュールを示す画面である。図9に示した
自動計算ボタン906を押下すると、データ処理部10
2が、必要な計算を行って表示する。スケジュール画面
1300は、店舗名表示欄1301と、時間帯を指定す
るための時間帯入力欄1302および間隔入力欄130
3と、スケジュール表示欄1304とから構成されてい
る。
【0056】スケジュール表示欄1304は、クラスご
とに分類された商品ごとに、各工程に分けて、何時に何
個作るべきかが一覧となって表示される。また、グラフ
ボタン1305を押下すると、データ処理部102は、
計算した結果のグラフ表示を行う。
【0057】次に、グラフ表示について説明する。スケ
ジュール画面1300のグラフボタン1305を押下す
ると、グラフメニューが表示され、5種類のグラフ表示
を選択することができる。以下、順次説明する。
【0058】図14は、グラフ表示画面における設備稼
働状況グラフを示した図である。設備稼働状況グラフ1
400は、設備ごとに任意の時間帯の稼働状況を、稼働
率として表示する。グラフメニューにおいて、設備稼働
状況グラフ1400を選択し、時間帯を指定するための
時間帯入力欄1401に入力すると、任意の時間帯の設
備の稼働状況を知ることができる。このようにして、売
上データに応じた設備の稼働状況を把握することによ
り、必要な設備量や設備能力を求めることができる。
【0059】図15は、グラフ表示画面における時間別
設備稼働状況グラフを示した図である。時間別設備稼働
状況グラフ1500は、指定された設備の1日の稼働状
況を、稼働している台数で示したもので、棒積みグラフ
で表示される。グラフメニューにおいて、時間別設備稼
働状況グラフ1500を選択すると、設備名と時間帯と
を指定する画面が表示され、任意の時間帯の指定された
設備の稼働状況を知ることができる。
【0060】このようにして、時間帯別に設備の稼働状
況を把握することにより、設備の有効利用を図ることが
できる。具体的には、1日のうちで、稼働状況が均一に
なるように作業計画を見直したり、稼働率の高い時間帯
に、代替可能な空き設備を投入して、設備の有効利用を
図ることができる。また、任意の設備の設備台数を変更
した場合に、厨房全体の稼働率をどの程度向上できるか
などのシミュレーションを行うことができる。
【0061】図16は、グラフ表示画面における時間別
要員稼働状況グラフを示した図である。時間別要員稼働
状況グラフ1600は、要員の1日の稼働状況を、稼働
している人数で示したもので、棒積みグラフで表示され
る。グラフメニューにおいて、時間別要員稼働状況グラ
フ1600を選択すると、時間帯を指定する画面が表示
され、任意の時間帯の要員の稼働状況を知ることができ
る。このようにして、時間帯別に要員の稼働状況を把握
することにより、1日のうちで、稼働状況が均一になる
ように作業計画を見直すことにより、最適な要員配置を
決めることができる。
【0062】図17は、グラフ表示画面における商品別
流動数分析グラフを示した図である。商品別流動数分析
グラフ1700は、指定された商品の1日に調理された
数量と販売された数量とを、時間帯別に表示したもので
ある。グラフメニューにおいて、商品別流動数分析グラ
フ1700を選択すると、品目名と時間帯とを指定する
画面が表示され、任意の時間帯の指定された商品の流動
数を知ることができる。なお、流動数分析グラフ170
0は、クラスを指定することによっても、表示すること
ができる。
【0063】流動数分析グラフ1700において、調理
された数量1701と販売された数量1702との横軸
方向の差分がリードタイムaであり、この間隔が小さい
ほど新鮮な惣菜を提供していることになる。また、任意
の時刻の縦軸方向の差分が売り場に陳列されている商品
の陳列数bである。陳列数bが、陳列棚の許容数を越え
ないように調理すること、お客様の購買意欲を損なわな
いように適度な陳列数を確保しておくことなどを検討す
ることができる。
【0064】図18は、グラフ表示画面における売場別
流動数分析グラフを示した図である。売場別流動数分析
グラフ1800は、指定された売場に陳列される商品の
1日に調理された数量と販売された数量とを、時間帯別
に表示したものである。グラフメニューにおいて、売場
別流動数分析グラフ1800を選択すると、売場名と時
間帯とを指定する画面が表示され、任意の時間帯の指定
された売場の流動数を知ることができる。売場別流動数
分析グラフ1800において、調理された数量1801
と販売された数量1802との関係は、図17を参照し
て説明した場合に同じである。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
売上データと発注ルールとから、該当する商品の発注点
を検出し、必要な加工ロットサイズを作るための稼働要
員数と使用設備数と所要時間を求め、所定の補充数の商
品を調理するための補充時間をもとに、商品の調理を行
う数量と時間帯とを決定し、これを繰り返して1品目ご
とに1日のスケジュールを作成するので、要員数と厨房
の設備量と売り上げデータとを考慮した厨房作業計画を
作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
装置を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法におけるメニュー項目を示した図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における店舗・クラス・設備マスタ入力画面を示し
た図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における要員マスタ入力画面を示した図である。
【図5】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における品目マスタ入力画面を示した図である。
【図6】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における設備条件マスタ入力画面を示した図であ
る。
【図7】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における品目別加工条件マスタ入力画面を示した図
である。
【図8】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における発注点ルールマスタ入力画面を示した図で
ある。
【図9】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作成
方法における売れ個数データ入力画面を示した図であ
る。
【図10】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作
成方法を示したフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作
成方法における1品目ごとのスケジュール作成方法を示
したフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作
成方法における空き要員数と空き設備台数を揃える方法
を示したフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態にかかる厨房作業計画作
成方法におけるスケジュール画面を示した図である。
【図14】グラフ表示画面における設備稼働状況グラフ
を示した図である。
【図15】グラフ表示画面における時間別設備稼働状況
グラフを示した図である。
【図16】グラフ表示画面における時間別要員稼働状況
グラフを示した図である。
【図17】グラフ表示画面における商品別流動数分析グ
ラフを示した図である。
【図18】グラフ表示画面における売場別流動数分析グ
ラフを示した図である。
【符号の説明】
100 厨房作業計画割作成装置 101 記憶部 102 データ処理部 103 計算部 104 入力部 105 表示部 111 店舗情報マスタ 112 要員情報マスタ 113 商品情報マスタ 114 設備情報マスタ 115 加工情報マスタ 116 発注情報マスタ 117 売上情報マスタ 141 マウス 142 キーボード 151 ディスプレイ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨房において商品の調理を行う数量と時
    間帯とを決定する厨房作業計画作成方法において、 前記商品ごとに時間帯別の販売数が予め格納された売上
    情報ファイルから前記販売数を読み出し、前記商品の在
    庫数が所定の残数になると所定の補充数を発注すること
    を示した発注ルールが予め格納された発注情報ファイル
    から前記所定の残数を読み出して、在庫数から前記販売
    数を差し引いた残数が、前記所定の残数に達した時間帯
    を示す発注点を検出する検出ステップと、 前記商品を調理するために必要な必要要員数と必要設備
    数と調理時間とを含む加工条件が予め格納された加工情
    報ファイルから前記加工条件を読み出して、前記検出ス
    テップで検出した前記発注点において、前記発注情報フ
    ァイルに格納された前記所定の補充数の商品を調理する
    ために、必要な稼働要員数と使用設備数と所要時間とを
    前記加工条件に基づいて算出する第1の算出ステップ
    と、 前記厨房に設置された調理設備の設備数が予め格納され
    た店舗情報ファイルから前記設備数を読み出し、前記厨
    房に配置される要員数が時間帯別に予め格納された要員
    情報ファイルから前記要員数を読み出して、前記稼働要
    員数および前記使用設備数と、前記設備数および前記要
    員数とを比較して、前記所要時間に基づいて前記所定の
    補充数の商品を調理するための補充時間を算出する第2
    の算出ステップとを備え、 前記所定の補充数を前記在庫数に加え、前記検出ステッ
    プと前記第1の算出ステップと前記第2の算出ステップ
    とを繰り返して、前記所定の補充数と前記補充時間とに
    基づいて前記商品の調理を行う数量と時間帯とを決定す
    ることを特徴とする厨房作業計画作成方法。
  2. 【請求項2】 複数の商品について発注する優先順位を
    含む商品情報ファイルから読み出した前記優先順位に従
    って、前記商品の調理を行う数量と時間帯とを決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の厨房作業計画作成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記第1の算出ステップは、前記調理設
    備の使用条件を変更するのに要する切替時間を含む設備
    情報ファイルから読み出した前記切替時間を、前記所要
    時間に加算することを特徴とする請求項1または2に記
    載の厨房作業計画作成方法。
  4. 【請求項4】 複数の商品について、前記稼働要員数お
    よび前記使用設備数を、時間帯ごとに表示する第1の表
    示ステップを備えることを特徴とする請求項1、2また
    は3に記載の厨房作業計画作成方法。
  5. 【請求項5】 前記所定の補充数と、前記売上情報ファ
    イルに格納された前記販売数とを、時間帯ごとに併せて
    表示する第2の表示ステップを備えることを特徴とする
    請求項1、2または3に記載の厨房作業計画作成方法。
  6. 【請求項6】 厨房において商品の調理を行う数量と時
    間帯とを決定する厨房作業計画作成装置において、 前記厨房に設置された調理設備の設備数が予め格納され
    た店舗情報ファイルと、 前記厨房に配置される要員数が時間帯別に予め格納され
    た要員情報ファイルと、 前記商品を調理するために必要な必要要員数と必要設備
    数と調理時間とを含む加工条件が予め格納された加工情
    報ファイルと、 前記商品の在庫数が所定の残数になると所定の補充数を
    発注することを示した発注ルールが予め格納された発注
    情報ファイルと、 前記商品ごとに時間帯別の販売数が予め格納された売上
    情報ファイルと、 在庫数から前記売上情報ファイルに格納された前記販売
    数を差し引いた残数が、前記発注情報ファイルに格納さ
    れた前記所定の残数に達した時間帯を示す発注点を検出
    する検出手段と、 該検出手段で検出した前記発注点において、前記発注情
    報ファイルに格納された前記所定の補充数の商品を調理
    するために、必要な稼働要員数と使用設備数と所要時間
    とを、前記加工情報ファイルに格納された前記加工条件
    に基づいて算出する第1の算出手段と、 前記稼働要員数および前記使用設備数と、前記店舗情報
    ファイルに格納された前記設備量および前記要員情報フ
    ァイルに格納された前記要員数とを比較して、前記所要
    時間に基づいて前記所定の補充数の商品を調理するため
    の補充時間を算出する第2の算出手段とを備え、 前記所定の補充数を前記在庫数に加え、前記検出手段と
    前記第1の算出手段と前記第2の算出手段とを繰り返し
    て、前記所定の補充数と前記補充時間とに基づいて前記
    商品の調理を行う数量と時間帯とを決定することを特徴
    とする厨房作業計画作成装置。
  7. 【請求項7】 厨房において商品の調理を行う数量と時
    間帯とを決定する厨房作業計画作成装置を制御するプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 前記商品ごとに時間帯別の販売数が予め格納された売上
    情報ファイルから前記販売数を読み出し、前記商品の在
    庫数が所定の残数になると所定の補充数を発注すること
    を示した発注ルールが予め格納された発注情報ファイル
    から前記所定の残数を読み出して、在庫数から前記販売
    数を差し引いた残数が、前記所定の残数に達した時間帯
    を示す発注点を検出する検出ステップと、 前記商品を調理するために必要な必要要員数と必要設備
    数と調理時間とを含む加工条件が予め格納された加工情
    報ファイルから前記加工条件を読み出して、前記検出ス
    テップで検出した前記発注点において、前記発注情報フ
    ァイルに格納された前記所定の補充数の商品を調理する
    ために、必要な稼働要員数と使用設備数と所要時間とを
    前記加工条件に基づいて算出する第1の算出ステップ
    と、 前記厨房に設置された調理設備の設備数が予め格納され
    た店舗情報ファイルから前記設備数を読み出し、前記厨
    房に配置される要員数が時間帯別に予め格納された要員
    情報ファイルから前記要員数を読み出して、前記稼働要
    員数および前記使用設備数と、前記設備数および前記要
    員数とを比較して、前記所要時間に基づいて前記所定の
    補充数の商品を調理するための補充時間を算出する第2
    の算出ステップとを備え、 前記所定の補充数を前記在庫数に加え、前記検出ステッ
    プと前記第1の算出ステップと前記第2の算出ステップ
    とを繰り返して、前記所定の補充数と前記補充時間とに
    基づいて前記商品の調理を行う数量と時間帯とを決定す
    ることをコンピュータに実行させるためのプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 【請求項8】 厨房において商品の調理を行う数量と時
    間帯とを決定する厨房作業計画作成装置を制御するプロ
    グラムであって、 前記商品ごとに時間帯別の販売数が予め格納された売上
    情報ファイルから前記販売数を読み出し、前記商品の在
    庫数が所定の残数になると所定の補充数を発注すること
    を示した発注ルールが予め格納された発注情報ファイル
    から前記所定の残数を読み出して、在庫数から前記販売
    数を差し引いた残数が、前記所定の残数に達した時間帯
    を示す発注点を検出する検出ステップと、 前記商品を調理するために必要な必要要員数と必要設備
    数と調理時間とを含む加工条件が予め格納された加工情
    報ファイルから前記加工条件を読み出して、前記検出ス
    テップで検出した前記発注点において、前記発注情報フ
    ァイルに格納された前記所定の補充数の商品を調理する
    ために、必要な稼働要員数と使用設備数と所要時間とを
    前記加工条件に基づいて算出する第1の算出ステップ
    と、 前記厨房に設置された調理設備の設備数が予め格納され
    た店舗情報ファイルから前記設備数を読み出し、前記厨
    房に配置される要員数が時間帯別に予め格納された要員
    情報ファイルから前記要員数を読み出して、前記稼働要
    員数および前記使用設備数と、前記設備数および前記要
    員数とを比較して、前記所要時間に基づいて前記所定の
    補充数の商品を調理するための補充時間を算出する第2
    の算出ステップとを備え、 前記所定の補充数を前記在庫数に加え、前記検出ステッ
    プと前記第1の算出ステップと前記第2の算出ステップ
    とを繰り返して、前記所定の補充数と前記補充時間とに
    基づいて前記商品の調理を行う数量と時間帯とを決定す
    ることをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012141723A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Toshiba Tec Corp 情報端末及びプログラム
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CN112116499A (zh) * 2020-08-22 2020-12-22 张梦静 一种餐饮后厨订单智能管理系统及其排单方法
WO2021090699A1 (ja) * 2019-11-06 2021-05-14 株式会社J-オイルミルズ 揚げ物陳列管理装置及び揚げ物陳列管理方法

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