JP2002351520A - 製造装置におけるデータ転送システムおよび方法 - Google Patents
製造装置におけるデータ転送システムおよび方法Info
- Publication number
- JP2002351520A JP2002351520A JP2001152799A JP2001152799A JP2002351520A JP 2002351520 A JP2002351520 A JP 2002351520A JP 2001152799 A JP2001152799 A JP 2001152799A JP 2001152799 A JP2001152799 A JP 2001152799A JP 2002351520 A JP2002351520 A JP 2002351520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- data
- pallet
- photosensitive material
- identification data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
タを確実に転送し、高い信頼性を得ることのできる製造
装置におけるデータ転送システムおよび方法を提供す
る。 【解決手段】所定の作業ステーションに搬送されたパレ
ット32に配設される記憶媒体38から、データリーダ
42によって当該パレット32の固有の識別データを読
み取り、この識別データに対応するワークの仕様データ
を読み取ることにより、データ転送の不具合の発生を回
避し、ワークに対応した正確な作業を遂行することがで
きる。
Description
に移載して複数の作業ステーションに順次搬送し所望の
加工を行う製造装置におけるデータ転送システムおよび
方法に関する。
より、所望の製品を製造する製造装置は、通常、多数の
作業ステーションを有しており、各作業ステーションに
対してワークの形状や材質等に係る仕様データを供給す
ることにより、ワークの仕様に応じた作業を行う。
ワークが次の作業ステーションに搬送されると、その搬
送に連動させて仕様データもその作業ステーションに対
応するコントローラに転送するようにしている。この場
合、コントローラは、転送された仕様データが搬送され
た当該ワークの仕様データであることを前提して作業を
行う。
数の作業ステーションを有しているような製造装置の場
合には、転送される仕様データが常に正常に転送される
保証があるわけではないため、特に下流側の作業ステー
ションに行けばいくほど、データの信頼性が低下してし
まうおそれがある。このような状態で作業を継続する
と、不適切な製品が製造されてしまったり、あるいは、
作業ステーションを構成する制御機器等を損傷してしま
うといった不具合の生じるおそれがある。
が生じ、ワークをパレットから取り除いたような場合に
は、ワークとその仕様データとが作業ステーションにお
いて一致しない事態が発生することも考えられる。
例えば、ワークを各作業ステーション間で搬送する各パ
レットにワークの仕様データを記憶する記憶手段を配設
しておき、パレットが作業ステーションに到達した際、
前記記憶手段に記憶されている仕様データを読み取るよ
うにすることが考えられる。この場合、上記したような
データ転送中におけるトラブルの発生するおそれは少な
く、各作業ステーションにおいて的確な作業を行えるこ
とが期待できる。
利用した場合、パレットに載置されるワークが変わる毎
に、記憶される仕様データの書き替えを行う必要があ
る。記憶手段は、通常、書き替え処理の回数が制限され
ており、特に大量生産に繰り返し用いられるパレットの
場合、非常に多数回の書き替え処理が行われるため、そ
の寿命が問題になってしまう。
合を解消すべくなされたものであり、ワークをパレット
に移載して複数の作業ステーション間で搬送し所望の作
業を行う際、前記ワークに係る仕様データを各作業ステ
ーションに対して確実に転送することができ、しかも、
大量生産に対応した多数回の使用にも充分に対応するこ
とができ、高い信頼性の得られる製造装置におけるデー
タ転送システムおよび方法を提供することを目的とす
る。
めに、本発明のシステムは、ワークをパレットに移載し
て複数の作業ステーションに順次搬送し所望の作業を行
う製造装置におけるデータ転送システムであって、前記
各作業ステーションを前記ワークの仕様データに従って
制御する複数のコントローラと、前記各パレットに配設
され、前記パレット毎の固有の識別データを記憶する識
別データ記憶手段と、前記各作業ステーションに配設さ
れ、前記作業ステーションに搬送された前記パレットの
前記識別データを前記識別データ記憶手段から読み取る
識別データ読取手段と、前記ワークを前記パレットに移
載する前記作業ステーションを制御する前記コントロー
ラに配設され、前記パレットの前記識別データと、前記
パレットに移載される前記ワークの前記仕様データとを
対応させて記憶する識別データ/仕様データ対応記憶手
段と、を備え、前記各コントローラは、前記識別データ
読取手段によって読み取った前記識別データに対応する
前記仕様データを前記識別データ/仕様データ対応記憶
手段から読み出して前記作業ステーションの制御を行う
ことを特徴とする。
に移載して複数の作業ステーションに順次搬送し所望の
作業を行う製造装置におけるデータ転送方法であって、
前記ワークを前記パレットに移載する際、前記パレット
の固有の識別データと前記ワークの仕様データとを対応
させて記憶するステップと、任意の前記作業ステーショ
ンにおいて、前記ワークが移載されている前記パレット
に設定された識別データを読み取るステップと、前記識
別データに対応する前記ワークの前記仕様データを得る
ステップと、得られた前記仕様データに従って前記作業
ステーションの制御を行うステップと、からなることを
特徴とする。
るデータ転送システムおよび方法が適用される遮光性感
光材料ロール30の製造工程の概略説明図である。先
ず、この製造工程について簡単に説明する。
材料からなる幅広のフイルムロール4は、巻き戻された
後、幅方向に裁断されて巻芯に巻き取られるとともに、
所定長毎に切断されることで、所望の幅、長さ、径を有
した感光材料ロール12が製造される。
入された後、両端部にキャップ状の遮光部材18a、1
8bが装着される。遮光部材18a、18bの装着され
た感光材料ロール12は、感光材料の端部に接合テープ
T1が貼付され、この接合テープT1に遮光シートF1
の一端部が貼付される。遮光シートF1には、両側部に
遮光性シュリンクフイルムF2、F3が溶着されている
とともに、他端部に端末止めテープT2、T3が貼付さ
れている。そこで、感光材料ロール12に対して遮光シ
ートF1を巻き付けた後、端末止めテープT2、T3に
よって遮光シートF1を固定する。次いで、遮光シート
F1の両側部に溶着された遮光性シュリンクフイルムF
2、F3を加熱することでシュリンクさせ、遮光部材1
8a、18bに熱着させることにより、完全な遮光状態
となった遮光性感光材料ロール30が得られる。
搬出された後、必要に応じて両端部にフランジ20a、
20bが挿入される。次いで、遮光シートF1上に製品
情報の印刷された製品ラベル22が貼付され、次の工程
に搬送される。
ーション間で搬送するためのパレット32の概略構成図
を示す。なお、図示していないが、このパレット32で
は、同様にして、遮光性感光材料ロール30の搬送も行
われる。
ール12および遮光性感光材料ロール30が載置される
台座36を有する。また、基台34には、当該パレット
32の固有の識別データを記憶する記憶媒体38(識別
データ記憶手段、読取専用記憶素子)が配設される。な
お、この記憶媒体38としては、識別データを電気的に
記録可能であり、外部から非接触状態による読み出しが
可能なデータキャリアやICメモリ等を利用することが
できる。さらに、基台34には、オペレータが視認判別
可能なように、前記識別データに対応するパレット32
の識別番号40が印される。
ーションには、記憶媒体38に記憶された識別データを
読み取るデータリーダ42(識別データ読取手段)が配
設されるとともに、パレット32に載置された感光材料
ロール12または遮光性感光材料ロール30の有無を検
出するワーク検出器44(ワーク検出手段)が配設され
る。
ール12から遮光性感光材料ロール30を製造するまで
の各作業ステーションと、その制御システムとの関係を
示す構成ブロック図である。
12が移載される移載部46と、感光材料ロール12の
両端部に遮光部材18a、18bを挿入する遮光部材挿
入部48と、包装前の感光材料ロール12の端末を位置
決めする端末位置決め部50と、感光材料ロール12の
端末に接合テープT1を貼付する接合テープ貼付部52
と、接合テープT1によって接合された端末に遮光シー
トF1を感光材料ロール12に巻き付ける遮光シート巻
付部54と、遮光シートF1の両側部に配設された遮光
性シュリンクフイルムF2、F3を加熱して遮光部材1
8a、18bに熱着させるシュリンクフイルム熱着部5
6とからなる各作業ステーションが配列される。なお、
暗室8内には、さらに、作業ステーションから何らかの
障害やチェック等のために抜き取られた感光材料ロール
12を、再投入するために一時的に保管する再投入品保
管部58が設けられる。
室8内で製造された遮光性感光材料ロール30の遮光状
態を検査する検査部60と、遮光性感光材料ロール30
の両端部に必要に応じてフランジ20a、20bを挿入
するフランジ挿入部62と、遮光性感光材料ロール30
の製品情報を印字した製品ラベル22を貼付するラベル
貼付部64と、遮光性感光材料ロール30を次の作業ス
テーションに排出する排出部66とからなる各作業ステ
ーションが配列される。
ロール30が載置されたパレット32は、図4に示すよ
うに、各作業ステーション間で循環搬送される。
器は、操作盤C1〜C6を備えたプログラマブルコント
ローラPLC1〜PLC6によって制御される。なお、
操作盤C1〜C4およびプログラマブルコントローラP
LC1〜PLC4は、それらが有する表示手段からの光
が感光材料に対して悪影響を与えない場合には、暗室8
内に配設することもできる。
載部46を制御し、プログラマブルコントローラPLC
2は遮光部材挿入部48を制御し、プログラマブルコン
トローラPLC3は端末位置決め部50および接合テー
プ貼付部52を制御し、プログラマブルコントローラP
LC4は遮光シート巻付部54およびシュリンクフイル
ム熱着部56を制御し、プログラマブルコントローラP
LC5は検査部60およびフランジ挿入部62を制御
し、プログラマブルコントローラPLC6はラベル貼付
部64、排出部66および再投入品ラベル発行部68を
制御する。なお、再投入品ラベル発行部68は、各作業
ステーションから抜き取られた再投入用の感光材料ロー
ル12、あるいは、不良品と判定された感光材料ロール
12に貼付するための再投入品ラベルを発行する。これ
らのプログラマブルコントローラPLC1〜PLC6の
中、プログラマブルコントローラPLC1は管理コンピ
ュータ70に接続され、また、プログラマブルコントロ
ーラPLC1〜PLC6は、バスライン92を介して相
互に接続される。
C1〜PLC6の構成ブロック図である。プログラマブ
ルコントローラPLC1〜PLC6は、管理コンピュー
タ70との間または他のプログラマブルコントローラP
LC1〜PLC6との間でデータの授受を行う入出力部
72と、各作業ステーションでの制御機器との間でデー
タの授受を行う入出力部74と、これらのデータを制御
し、所定の制御プログラムに従って制御を遂行する制御
部76と、当該プログラマブルコントローラPLC1〜
PLC6に接続される作業ステーションでの制御機器の
動作プログラムを記憶するプログラムメモリ77と、当
該プログラマブルコントローラPLC1〜PLC6によ
って制御される作業ステーションに搬送された感光材料
ロール12または遮光性感光材料ロール30に係る仕様
データであるトラッキングデータを記憶するトラッキン
グデータメモリ78(識別データ/仕様データ対応記憶
手段)とを備える。
マブルコントローラPLC1のトラッキングデータメモ
リ78に記憶されるデータの説明図である。プログラマ
ブルコントローラPLC1のトラッキングデータメモリ
78は、移載部46〜排出部66間で使用される各パレ
ット32に対応するデータエリアM1〜M30を有して
いる。なお、本実施形態では、30個のパレット32が
使用されるものとして説明する。また、他のプログラマ
ブルコントローラPLC2〜PLC6のトラッキングデ
ータメモリ78は、各プログラマブルコントローラPL
C2〜PLC6が管轄する作業ステーションに搬送され
たパレット32に係る特定のデータエリアM1〜M30
のみを有している。
号40に対応するパレット32のパレット番号データ
(識別データ)が、例えば、1〜30の順に記憶され
る。また、各パレット番号データに対しては、当該パレ
ット32に移載される感光材料ロール12または遮光性
感光材料ロール30に係る仕様データが記憶される。こ
の仕様データとしては、制御機器に対するインストラク
ションデータ、ブロック番号/スリット番号データ、再
投入データ、製品名データ、ロット番号データ、有効期
限データ、トラブルコードデータ、幅データ、径デー
タ、品種データ、巻き方向データ等があるとともに、感
光材料ロール12または遮光性感光材料ロール30の属
性を管理するワーク属性データがある。
すフイルムロール4を長さ方向に切断して得られる感光
材料ロール12の切り出し場所を特定するデータであ
り、スリット番号データとは、フイルムロール4を幅方
向に裁断して得られる感光材料ロール12の切り出し場
所を特定するデータである。再投入データとは、例え
ば、抜き取った感光材料ロール12または遮光性感光材
料ロール30を必要に応じて修復し、所望の作業ステー
ションに再投入した際に設定されるデータである。トラ
ブルコードデータとは、感光材料ロール12または遮光
性感光材料ロール30の検査結果、不良品であると判定
された際に設定される不良内容に係るデータである。幅
データとは感光材料ロール12の幅を表し、径データと
は感光材料ロール12の径を表すデータである。品種デ
ータとは、感光材料に使用する乳剤等の品種を表すデー
タである。巻き方向データとは、感光材料ロール12が
乳剤面をどちらにして巻いているのかを表すデータであ
る。
ール12または遮光性感光材料ロール30の作業状態を
管理するデータであり、例えば、各作業ステーションで
の作業完了状態やNGの有無、ワークの有無等がデータ
として設定される。
システムは、基本的には以上のように構成されるもので
あり、次にその動作について説明する。
パレット32が移載部46に搬送されると、そのパレッ
ト32に配設された記憶媒体38に記憶された識別デー
タをデータリーダ42によって読み込み、識別データに
対応するデータエリアM1〜M30の1つを指定する。
例えば、図4の場合、識別データが3であることから、
データエリアM3が指定される。
れた感光材料ロール12が暗室8に搬送され、移載部4
6に配置されたパレット32に移載されると、移載部4
6を制御するプログラマブルコントローラPLC1は、
ワーク検出器44による感光材料ロール12の検出信号
に従い、移載された感光材料ロール12に係る仕様デー
タを上流の作業ステーションを制御する図示しないプロ
グラマブルコントローラから読み込み、その仕様データ
をトラッキングデータメモリ78におけるデータエリア
M1〜M30(図4の場合には、データエリアM3)に
記憶させる。
PLC1は、移載部46に配置された次のパレット32
に感光材料ロール12が移載されると、その感光材料ロ
ール12に係る仕様データをパレット32の識別データ
によって特定されたデータエリアM1〜M30に記憶さ
せる。このようにして、プログラマブルコントローラP
LC1のトラッキングデータメモリ78には、パレット
32の識別データ(パレット番号データ)に対応させた
状態で感光材料ロール12の仕様データが記憶される。
従って、パレット32から感光材料ロール12または遮
光性感光材料ロール30を抜き取らない限り、パレット
32の識別データによって感光材料ロール12または遮
光性感光材料ロール30の仕様データが対応して認識さ
れることになる。
ンである遮光部材挿入部48に搬送されると、遮光部材
挿入部48を制御するプログラマブルコントローラPL
C2は、ワーク検出器44による感光材料ロール12の
検出信号に従い、搬送されたパレット32に配設された
記憶媒体38からデータリーダ42によって識別データ
を読み込む。そして、この識別データに該当する感光材
料ロール12の仕様データをプログラマブルコントロー
ラPLC1のトラッキングデータメモリ78から読み込
み、プログラマブルコントローラPLC2のトラッキン
グデータメモリ78に記憶させる。例えば、図4の場合
を例とすると、プログラマブルコントローラPLC2
は、データエリアM1に記憶されている感光材料ロール
12の仕様データを読み込んで自分のトラッキングデー
タメモリ78に記憶させる。プログラマブルコントロー
ラPLC2は、記憶された仕様データに従い、遮光部材
挿入部48を構成する制御機器を制御し、感光材料ロー
ル12に対する遮光部材18a、18bの挿入作業を行
う。
トローラPLC1〜PLC6は、搬送されたパレット3
2の識別データを読み込み、次いで、それに対応する感
光材料ロール12または遮光性感光材料ロール30の仕
様データのみをプログラマブルコントローラPLC1の
トラッキングデータメモリ78から読み込み、その仕様
データに従って所望の作業を遂行する。
ラPLC1〜PLC6は、パレット32と感光材料ロー
ル12または遮光性感光材料ロール30とを分離しない
限り、パレット32の識別データを読み込んだ際、それ
によって特定される感光材料ロール12または遮光性感
光材料ロール30の仕様データをプログラマブルコント
ローラPLC1のトラッキングデータメモリ78から間
違いなく読み込み、所望の作業を遂行することができ
る。
タは、データリーダ42によって読み込まれるだけであ
り、書き込み処理を繰り返すことがないため、識別デー
タを長期間に渡り安定して保持することができる。な
お、記憶媒体38に記憶させるデータは、識別データだ
けであるため、例えば、複数の識別データを記憶させて
おき、データの破壊の事態に対処することもできる。
仕様データには、各パレット32に載置されている感光
材料ロール12または遮光性感光材料ロール30の作業
状態を管理するワーク属性データが設定されており、こ
のワーク属性データを用いて各プログラマブルコントロ
ーラPLC1〜PLC6の管理制御をより確実に行うこ
とができる。
PLC1〜PLC6は、例えば、当該作業ステーション
でのワークに対する作業を開始した場合、ワーク属性デ
ータとして作業開始のフラグを設定し、ワーク検出器4
4により当該作業ステーションにワークのあることを検
出した場合、ワーク有りのフラグを設定し、当該作業ス
テーションでの作業が完了した場合、作業完了のフラグ
を設定し、当該作業ステーションでの作業がNGとなっ
た場合、NGのフラグを設定する。
とにより、例えば、何らかのトラブルが発生し、所期の
作業が遂行されなかった場合、ワークの作業完了フラグ
が設定されないため、当該ワークが次の作業ステーショ
ンに搬送された際、その作業ステーションにおけるプロ
グラマブルコントローラPLC1〜PLC6は、ワーク
属性データを確認することにより、前の作業ステーショ
ンにおいて所期の作業が遂行されていないことを知るこ
とができる。この場合、プログラマブルコントローラP
LC1〜PLC6は、ワークに異常のあることをオペレ
ータに警報によって知らせるとともに、ワークに対する
作業を待ちの状態に設定する。
ラブルが発生しNGとなったにも拘わらず、オペレータ
がワークの抜き取りを忘れたような場合、次の作業ステ
ーションのプログラマブルコントローラPLC1〜PL
C6は、NGのフラグが設定されているのにも拘わら
ず、ワーク検出器44がワークのあることを検出しワー
ク有りのフラグが設定されているため、NGのワークが
搬送されていることを検知することができる。
PLC1〜PLC6は、感光材料ロール12または遮光
性感光材料ロール30があることを確認した場合にの
み、対応する仕様データを読み込んで処理を行うことが
できるため、異なる仕様データに基づく作業が行われる
ことがないだけでなく、ワークがないにも拘わらず誤っ
て作業を遂行してしまう事態を未然に回避することがで
きる。なお、このような抜き取りが行われた場合におい
て、例えば、トラッキングデータメモリ78のトラブル
コードデータに所定のコードデータを設定しておけば、
当該パレット32に感光材料ロール12または遮光性感
光材料ロール30の移載されていない理由を確認するこ
とができる。
をパレットに移載し複数の作業ステーション間で搬送し
て所望の作業を行う際、パレットの識別データをパレッ
トから読み込み、そのデータに対応するワークの仕様デ
ータを読み込んで作業を行うため、パレットとともに確
実に搬送されたワークに対して、対応関係の明確な仕様
データに基づき信頼性の高い作業を遂行することができ
る。
手段は、その識別データを読み取るだけであるため、記
憶能力の低下といった不具合を懸念することなく、長期
間にわたり安定した状態で識別データを読み取り、それ
によってワークの適切な仕様データを安定して得ること
ができる。
造工程の概略説明図である。
トの概略構成図である。
ムとの関係を示す構成ブロック図である。
説明図である。
ラの構成ブロック図である。
ッキングデータメモリに格納されるデータの説明図であ
る。
光部材 20a、20b…フランジ 22…製品ラベル 30…遮光性感光材料ロール 38…記憶媒体 70…管理コンピュータ 78…トラッキング
データメモリ F1…遮光シート F2、F3…遮光性
シュリンクフイルム PLC1〜PLC6…プログラマブルコントローラ T1…接合テープ T2、T3…端末止
めテープ
Claims (4)
- 【請求項1】ワークをパレットに移載して複数の作業ス
テーションに順次搬送し所望の作業を行う製造装置にお
けるデータ転送システムであって、 前記各作業ステーションを前記ワークの仕様データに従
って制御する複数のコントローラと、 前記各パレットに配設され、前記パレット毎の固有の識
別データを記憶する識別データ記憶手段と、 前記各作業ステーションに配設され、前記作業ステーシ
ョンに搬送された前記パレットの前記識別データを前記
識別データ記憶手段から読み取る識別データ読取手段
と、 前記ワークを前記パレットに移載する前記作業ステーシ
ョンを制御する前記コントローラに配設され、前記パレ
ットの前記識別データと、前記パレットに移載される前
記ワークの前記仕様データとを対応させて記憶する識別
データ/仕様データ対応記憶手段と、 を備え、前記各コントローラは、前記識別データ読取手
段によって読み取った前記識別データに対応する前記仕
様データを前記識別データ/仕様データ対応記憶手段か
ら読み出して前記作業ステーションの制御を行うことを
特徴とする製造装置におけるデータ転送システム。 - 【請求項2】請求項1記載のシステムにおいて、 前記各作業ステーションは、前記パレットに対する前記
ワークの有無を検出するワーク検出手段を備え、前記コ
ントローラは、前記ワーク検出手段が前記ワークを検出
したとき、前記識別データの読み取りを行うことを特徴
とする製造装置におけるデータ転送システム。 - 【請求項3】請求項1記載のシステムにおいて、 前記識別データ記憶手段は、前記識別データを記憶する
読取専用記憶素子からなることを特徴とする製造装置に
おけるデータ転送システム。 - 【請求項4】ワークをパレットに移載して複数の作業ス
テーションに順次搬送し所望の作業を行う製造装置にお
けるデータ転送方法であって、 前記ワークを前記パレットに移載する際、前記パレット
の固有の識別データと前記ワークの仕様データとを対応
させて記憶するステップと、 任意の前記作業ステーションにおいて、前記ワークが移
載されている前記パレットに設定された識別データを読
み取るステップと、 前記識別データに対応する前記ワークの前記仕様データ
を得るステップと、 得られた前記仕様データに従って前記作業ステーション
の制御を行うステップと、からなることを特徴とする製
造装置におけるデータ転送方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001152799A JP4262418B2 (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 製造装置におけるデータ転送システムおよび方法 |
EP02007852A EP1249729A3 (en) | 2001-04-12 | 2002-04-08 | Rolled article, and method of and apparatus for processing rolled article |
US10/119,276 US6857586B2 (en) | 2001-04-12 | 2002-04-10 | Rolled article, and method of and apparatus for processing rolled article |
CNB021059942A CN1246190C (zh) | 2001-04-12 | 2002-04-12 | 卷状物品以及加工卷状物品的方法和装置 |
US11/006,774 US7384493B2 (en) | 2001-04-12 | 2004-12-08 | Method of and apparatus for processing a rolled article to apply a packaging sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001152799A JP4262418B2 (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 製造装置におけるデータ転送システムおよび方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002351520A true JP2002351520A (ja) | 2002-12-06 |
JP4262418B2 JP4262418B2 (ja) | 2009-05-13 |
Family
ID=18997416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001152799A Expired - Fee Related JP4262418B2 (ja) | 2001-04-12 | 2001-05-22 | 製造装置におけるデータ転送システムおよび方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4262418B2 (ja) |
-
2001
- 2001-05-22 JP JP2001152799A patent/JP4262418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4262418B2 (ja) | 2009-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6814329B2 (en) | Production managing method for photo film production | |
EP3742878B1 (en) | Storage device and reel storage method | |
US7384493B2 (en) | Method of and apparatus for processing a rolled article to apply a packaging sheet | |
JP5353326B2 (ja) | Idラベル貼付装置 | |
TW517283B (en) | Equipment to process wafers | |
US5896293A (en) | Method of managing information exchanged between production information supervisory computer and line supervisory computers for production of photo film cartridge | |
JPH10316102A (ja) | 物品の包装システム | |
RU2768288C2 (ru) | Способ и установка для изготовления рулонов тонких изделий | |
JP2003067683A (ja) | 生産ラインにおける認識システム | |
JP3926149B2 (ja) | ロール状物の自動包装方法およびシステム | |
CN113697228A (zh) | 一种电子标签自动发行设备及方法 | |
JP2002351520A (ja) | 製造装置におけるデータ転送システムおよび方法 | |
CN113993788B (zh) | 装运箱自动封箱贴标系统 | |
JP2002341925A (ja) | 製造装置におけるワーク管理方法および装置 | |
JP2810899B2 (ja) | 電子部品誤実装防止装置 | |
JP4518608B2 (ja) | 基板の搬出入システム及び搬出入方法 | |
JPH0793494A (ja) | カード発行機 | |
CN213814750U (zh) | 智能卡的制造系统 | |
JPH07215325A (ja) | 製品ラベルの自動貼付システム | |
JP2002373316A (ja) | Icを装着した芯材 | |
CN112529136A (zh) | 智能卡的制造方法及制造系统 | |
JP2529440B2 (ja) | 入庫管理システム | |
JPH07137813A (ja) | 製品出荷チェック方法およびその装置 | |
JPH07242309A (ja) | 包装ロール紙在庫管理装置 | |
JPH11133555A (ja) | フイルムの排出方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051222 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080226 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080826 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090209 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |