JP2002350566A - 発電検出回路、半導体装置、電子機器、時計、発電検出方法および消費電力制御方法 - Google Patents

発電検出回路、半導体装置、電子機器、時計、発電検出方法および消費電力制御方法

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JP2002350566A
JP2002350566A JP2002084357A JP2002084357A JP2002350566A JP 2002350566 A JP2002350566 A JP 2002350566A JP 2002084357 A JP2002084357 A JP 2002084357A JP 2002084357 A JP2002084357 A JP 2002084357A JP 2002350566 A JP2002350566 A JP 2002350566A
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power
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voltage
detection circuit
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JP2002084357A
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Teruhiko Fujisawa
照彦 藤沢
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Seiko Epson Corp
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電装置から供給される交流電圧により、発
電状態を検出できる発電検出回路、及びそれを有する電
子機器を提供する。 【解決手段】 コンデンサ3と発電装置6からの発電電
圧によってコンデンサの充電を制御するMOSトランジ
スタ2と抵抗4とインバータ回路5から構成される。発
電装置6からの交流電圧により、MOSトランジスタが
スイッチングされる。コンデンサの電圧をインバータ回
路で検出して発電検出を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転錘の運動やぜ
んまいの運動によって発電された交流電力で駆動できる
電子機器の発電検出回路、およびその発電検出回路が形
成される半導体装置、発電検出回路を有する電子機器、
時計、発電検出方法および消費電力制御方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】腕時計装置のような小型で携帯に適した
電子機器において、発電装置を内蔵することによって、
電池を使用しなくとも駆動するための電力を得ることが
できる電子機器が考案され、実用化している。図15に
その一例として発電装置6を内蔵した電子機器の概略構
成を示してある。この携帯型電子機器は、発電装置6と
して電磁発電装置を備えている。この電磁発電装置は、
電子機器内で旋回運動を行う回転錘7と回転錘7の回転
運動を電磁発電機に伝達する輪列機構8と電磁発電機を
構成するステータ9、ロータ10を備えており、ロータ
10が回転するとステータ9の出力用コイル11に起電
力が発生し、交流電力が取り出せるようになっている。
さらに発電装置6から出力された交流電力を整流ダイオ
ードブリッジ12で全波整流して大容量コンデンサ13
および電子機器の回路部14に電力を供給している。発
電装置6で発電がなされていないときは、回路部14は
大容量コンデンサ13に貯えられた電力で駆動されてい
る。そのため、この携帯型電子機器は、電池がなくとも
回路部14を継続して動作させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この電子機器は、発電
装置6から供給される発電の状態を検出する手段を持っ
ておらず、回路部14の消費電流は、発電装置6の発電
の状態にかかわらず一様であった。そのため、発電され
ていない状態であっても、発電されているときと同じよ
うに回路部14で電力を消費していたため、短時間で大
容量コンデンサ13が放電してしまい、回路部14が完
全に停止してしまうという問題があった。
【0004】本発明は、電子機器の発電装置から供給さ
れる発電電力の状態(発電の有無、発電の強さ)を簡便
な方法で検出することができ、また、検出した発電電力
の状態に応じて回路部の消費電力を制御することができ
る発電検出回路、半導体装置、電子機器、時計、発電検
出方法および消費電力制御方法を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明による発電検出回路では、外部
で発電された交流電力の周期に応じてスイッチングする
スイッチング手段と、前記スイッチング手段によるスイ
ッチング動作に応じて電荷を蓄電する容量素子と、前記
容量素子の放電経路に挿入され、前記容量素子に蓄電さ
れた電荷を放電する放電手段と、前記容量素子の電圧が
所定値を超えたことを検出する電圧検出手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記放電手段は、抵抗素
子であることを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記放電手段は、定電流
回路から構成されていることを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載の発電検出回路において、前記定電流回路は、定電
流源と、カレントミラー回路とから構成されていること
を特徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記容量素子に直列接続
され、容量素子の充電電流を制限する電流制限手段を具
備することを特徴とする。
【0010】また、請求項6記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記電圧検出手段は、イ
ンバータ回路であることを特徴とする。
【0011】また、請求項7記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記電圧検出手段は、シ
ュミットトリガインバータ回路であることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項8記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記電圧検出手段は、コ
ンパレータ回路であることを特徴とする。
【0013】また、請求項9記載の発明では、請求項1
記載の発電検出回路において、前記スイッチング手段
は、トランジスタであることを特徴とする。
【0014】また、請求項10記載の発明では、請求項
8記載の発電検出回路において、前記トランジスタは、
MOS型トランジスタであることを特徴とする。
【0015】また、請求項11記載の発明では、請求項
8記載の発電検出回路において、前記トランジスタは、
バイポーラトランジスタであることを特徴とする。
【0016】また、上記課題を解決するために、請求項
12記載の発明による半導体装置では、外部で発電され
た交流電力の周期に応じてスイッチングするスイッチン
グ手段と、前記スイッチング手段によるスイッチング動
作に応じて電荷を蓄電する容量素子と、前記容量素子の
放電経路に挿入され、前記容量素子に蓄電された電荷を
放電する放電手段と、前記容量素子の電圧が所定値を超
えたことを検出する電圧検出手段とを具備することを特
徴とする。
【0017】また、請求項13記載の発明では、請求項
12記載の半導体装置において、前記放電手段は、定電
流源と、カレントミラー回路とからなる定電流回路から
構成されていることを特徴とする。
【0018】また、請求項14記載の発明では、請求項
12記載の半導体装置において、前記カレントミラー回
路は、1対のトランジスタであることを特徴とする。
【0019】また、請求項15記載の発明では、請求項
12記載の半導体装置において、前記スイッチング手段
は、トランジスタであることを特徴とする。
【0020】また、請求項16記載の発明では、請求項
12記載の半導体装置において、前記トランジスタは、
MOS型トランジスタであることを特徴とする。
【0021】また、請求項17記載の発明では、請求項
12記載の半導体装置において、前記トランジスタは、
バイポーラトランジスタであることを特徴とする。
【0022】また、上記課題を解決するために、請求項
18記載の発明による電子機器では、交流電力を発電す
る発電装置と、前記発電装置により発電された交流電力
の周期に応じてスイッチングするスイッチング手段と、
前記スイッチング手段によるスイッチング動作に応じて
電荷を蓄電する容量素子と、前記容量素子の放電経路に
挿入され、容量素子に蓄電された電荷を放電する放電手
段と、前記容量素子の電圧が所定値を超えたことを検出
する電圧検出手段とからなる発電検出回路とを具備する
ことを特徴とする。
【0023】また、請求項19記載の発明では、請求項
18記載の電子機器において、前記発電装置は、旋回運
動を行う回転錘と、前記回転錘の回転運動により起電力
を発生する発電素子とを有することを特徴とする。
【0024】また、請求項20記載の発明では、請求項
18記載の電子機器において、前記発電装置は、変形力
が加えられる弾性部材と、前記弾性部材の元の形状に戻
ろうとする復元力により回転運動を行う回転手段と、前
記回転手段の回転運動により起電力を発生する発電素子
とを有することを特徴とする。
【0025】また、請求項21記載の発明では、請求項
18記載の電子機器において、前記発電装置は、変位が
加えられると、圧電効果により起電力を発生する圧電素
子を有することを特徴とする。
【0026】また、上記課題を解決するために、請求項
22記載の発明による電子機器では、交流電力を発電す
る発電装置と、前記発電装置により発電された交流電力
の周期に同期してスイッチングするスイッチング手段
と、前記スイッチング手段によるスイッチング動作に応
じて電荷を蓄電する容量素子と、前記容量素子の放電経
路に挿入され、容量素子に蓄電された電荷を放電する放
電手段と、前記容量素子の電圧が所定値を超えたことを
検出する電圧検出手段とからなる発電検出回路と、前記
電圧検出手段による検出電圧に従って当該機器の消費電
力を制御する制御回路とを具備することを特徴とする。
【0027】また、請求項23記載の発明では、請求項
22記載の電子機器において、前記制御回路は、前記電
圧検出手段により検出された、前記容量素子の電圧が所
定値に満たない場合、前記発電装置が発電していないと
判断し、当該機器の消費電力を低減することを特徴とす
る。
【0028】また、請求項24記載の発明では、請求項
23記載の電子機器において、前記制御回路は、前記電
圧検出手段により検出された、前記容量素子の電圧が所
定値を超えている場合、前記発電装置が発電中であると
判断し、前記消費電力の低減を解除することを特徴とす
る。
【0029】また、請求項25記載の発明では、請求項
22記載の電子機器において、前記制御回路は、さら
に、前記容量素子の電圧が所定値を超えている時間の長
さを加味して当該機器の消費電力を制御することを特徴
とする。
【0030】また、上記課題を解決するために、請求項
26記載の発明による時計では、交流電力を発電する発
電装置と、前記発電装置により発電された交流電力の周
期に応じてスイッチングするスイッチング手段と、前記
スイッチング手段によるスイッチング動作に応じて電荷
を蓄電する容量素子と、前記容量素子の放電経路に挿入
され、容量素子に蓄電された電荷を放電する放電手段
と、前記容量素子の電圧が所定値を超えたことを検出す
る電圧検出手段とからなる発電検出回路と、時刻を計時
する計時回路とを具備することを特徴とする。
【0031】また、請求項27記載の発明では、請求項
26記載の時計において、前記発電装置、前記発電検出
回路および前記計時回路は、腕時計の筐体内に収納され
ていることを特徴とする。
【0032】また、請求項28記載の発明では、請求項
26記載の時計において、前記発電装置、前記発電検出
回路および前記計時回路は、懐中時計の筐体内に収納さ
れていることを特徴とする。
【0033】また、請求項29記載の発明では、請求項
26記載の時計において、前記発電装置、前記発電検出
回路および前記計時回路は、置き時計の筐体内に収納さ
れていることを特徴とする。
【0034】また、上記課題を解決するために、請求項
30記載の発明による発電検出方法では、外部で発電さ
れた交流電力の周期に応じたスイッチング動作により容
量素子に充電を行う第1の過程と、前記容量素子に充電
が行われていないとき、前記容量素子の放電を行う第2
の過程と、前記容量素子の電圧が所定電圧であるか判断
する第3の過程と、所定電圧を超えているときに発電が
行われていると判断する第4の過程とを有することを特
徴とする。
【0035】また、上記課題を解決するために、請求項
31記載の発明による消費電力制御方法では、外部で発
電された交流電力の周期に応じたスイッチング動作によ
り容量素子に充電を行う第1の過程と、前記容量素子に
充電が行われていないとき、前記容量素子の放電を行う
第2の過程と、前記容量素子の電圧が所定電圧であるか
判断する第3の過程と、所定電圧を超えていないときに
発電が行われていないと判断する第4の過程と、発電が
行われていないときに回路部の消費電力を低減する第5
の過程とを有することを特徴とする。
【0036】また、請求項32記載の発明では、請求項
31記載の消費電力制御方法において、所定電圧を超え
ている時間の長さが所定時間継続したか判断する第6の
過程と、所定時間継続したときに回路部の消費電力の低
減を解除する第7の過程とを有することを特徴とする。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明による発電検出回路の実施
の形態について図面を参照して説明する。 (実施例1)図1は、本発明による発電検出回路を適用
した電子機器の略構成を示す回路ブロック図である。な
お、図15に対応する部分には同一の符号を付けて説明
を省略する。図1において、電子機器は、発電検出回路
1、パワーセーブ制御回路30、発電装置6、整流ダイ
オードブリッジ12、大容量コンデンサ13および回路
部14から構成されている。発電検出回路1の基本構成
を図3に示す。図3において、本例の発電検出回路1
は、発電装置6に接続されており、MOSトランジスタ
2、コンデンサ3、プルアップ抵抗4、インバータ回路
5から構成されている。
【0038】発電装置6からの信号がMOSトランジス
タ2のゲートに接続されており、発電された交流電圧V
1によってMOSトランジスタ2はオン、オフ動作を繰
り返し、コンデンサ3の充電を制御する。スイッチング
手段を、MOSトランジスタで構成すればインバータ回
路5も含めて発電検出回路1は安価なCMOS−ICで
構成できるが、これらのスイッチング素子、電圧検出手
段はバイポーラトランジスタで構成しても構わない。プ
ルアップ抵抗4は、コンデンサ3の電圧値V3を非発電
時にVdd電位に固定するとともに、非発電時のリーク
電流を発生させる役割がある。これは数十から数百MΩ
程度の高抵抗値であり、オン抵抗が大きなMOSトラン
ジスタでも構成可能である。コンデンサ3に接続された
インバータ回路5によりコンデンサ3の電圧値V3を判
定し、発電状態であればハイとなる発電検出信号Vou
tを出力する。
【0039】なお、本例では回路の低電圧側Vssが基
準電圧となって示しているが、多くの腕時計回路で使わ
れているように高電圧側Vddを基準としてもなんら構
わない。さらに発電装置6の出力V1は、発電がされて
いないときの電位を安定させるためVssに高抵抗を介
して接続されていても良い。また、非発電時のNchM
OSトランジスタ2をオフ状態とするために、非発電時
の発電装置の出力電圧V1はVssで安定する必要があ
り、V1は抵抗素子を介してVssに接続されていたほ
うが望ましい。
【0040】パワーセーブ制御回路30は、発電検出回
路1のインバータ回路5からの発電検出信号Voutに
従って、回路部14をパワーセーブモードを切り替える
ために、回路部14へ制御信号S1を送出する。回路部
14では、上記制御信号S1が供給されると、パワーセ
ーブモード設定であると判断し、メカニカル駆動部や回
路の一部機能への電源供給を遮断することにより消費電
力を低下させる。なお、パワーセーブモード設定時に
は、適用する電子機器を時計(特に腕時計)とした場
合、例えば、運針を停止する、回路の一部機能(例
えば、センサ機能、クロノグラフ機能、液晶表示機能)
への電源供給をオフにすることが考えられる。
【0041】以下に、図3に示したタイミングチャート
を参照にしながら本例の発電検出回路の動作を説明す
る。発電装置6によって交流電力の発電が始まると、発
電装置6の片端V1には‘Vdd+VF(整流ダイオー
ドの順方向電圧)’から‘Vss−VF’という範囲で
振幅する交流信号が現れる。なお発電装置の他方の片端
V2にはV1と逆位相、同振幅の信号が現れる。発電が
始まりV1の電圧がVssからVddへ立ち上がるとM
OSトランジスタ2がオンして、コンデンサ3の充電が
始まる。V3の電位は、非発電時はプルアップ抵抗4に
よってVdd側に固定されているが、発電が起こり、コ
ンデンサ3の充電が始まるとVss側に下がり始める。
次にV1の電圧がVssへ減少に転じ、MOSトランジ
スタ2がオフすると、コンデンサ3への充電は止まる
が、V3の電位はコンデンサ3によってそのまま保持さ
れる。以上の動作は、発電が持続されている間、繰り返
され、V3の電位はVssまで下がっていき安定する。
V3の電位がインバータ回路5のしきい値より下がる
と、インバータ回路5の出力である発電検出信号Vou
tがローからハイに切り替わり、発電の検出ができる。
発電検出までの応答時間は、電流制限抵抗を接続した
り、MOSトランジスタの能力を変えてコンデンサ3へ
の充電電流の値を調整したり、またコンデンサ3の容量
値を変えることによって任意に設定できる。
【0042】発電が停止するとV1はVssレベルで安
定するため、MOSトランジスタ2はオフした状態のま
まとなる。V3の電圧はコンデンサ3によってしばらく
は保持され続けるが、プルアップ抵抗4によるわずかな
リーク電流によってコンデンサ3の電荷が抜けるため、
V3はVssからVddへ徐々に上がり始める。そして
V3がインバータ回路5のしきい値を越えるとインバー
タ回路5の出力である発電検出信号Voutはハイから
ローに切り替わり、発電がされていないことの検出がで
きる。この応答時間はプルアップ抵抗4の抵抗値を変
え、コンデンサのリーク電流を調整することで任意に設
定可能である。このようにインバータ回路5の出力であ
る発電検出信号Voutをモニターすることで、発電の
状態を検出することができる。
【0043】したがって、発電の状態を検出することが
できれば、その状態に応じて、パワーセーブ制御回路3
0によって、回路部14に対してパワーセーブモードの
設定/解除を切り替えることができ、消費電流を抑える
ことによって発電が行われていない状態での動作持続時
間を伸ばすことができる。
【0044】(実施例2)図4は本発明の実施例を示し
たもので、電流制限抵抗15をコンデンサ3と直列に接
続した例である。本例は図2に示した例とほぼ同じ構成
をとっているため、対応する部分には同じ符号をふって
ある。MOSトランジスタ2がオンしたときのコンデン
サ3の充電電流は、電流制限抵抗15の値を変えること
で発電検出信号Voutが出力されるまでの応答時間を
調整することができる。本例のように電流制限抵抗15
を接続すると、コンデンサ3への充電電流は減少するた
め、コンデンサ電圧V3がインバータのしきい値を下回
るのに時間がかかり、発電検出信号Voutが出力され
るまでの時間は長くなる。
【0045】(実施例3)図5は本発明の実施例を示し
たもので、スイッチング用のMOSトランジスタをPc
hMOSトランジスタ16で構成した例である。コンデ
ンサとMOSトランジスタの位置が、図2に示したNc
hMOSの構成の場合と電源電圧に対して逆となってい
る。本例は図2に示した例とほぼ同じ構成をとっている
ため、対応する部分には同じ符号をふってある。また、
本構成では非発電時のPchMOSトランジスタ16を
オフ状態とするために、非発電時の発電装置の出力電圧
V1はVddで安定する必要があり、V1は抵抗を介し
てVddに接続されていた方が望ましい。なお、該抵抗
はオン抵抗の大きなMOSトランジスタでもよい。
【0046】(実施例4)図6は本発明の実施例を示し
たもので、プルアップ抵抗を定電流回路で構成した例で
ある。本例は図2に示した例とほぼ同じ構成をとってい
るため、対応する部分には同じ符号をふってある。定電
流源17とMOSトランジスタ18、19から成るカレ
ントミラー回路で定電流回路は構成され、微少な定電流
がVddからV3へ流れている。発電検出信号Vout
の出力を長時間保持したい場合は、コンデンサのリーク
電流を小さくする必要があり、プルアップ抵抗の抵抗値
はかなり大きくなる。その場合、抵抗値のばらつきが大
きくなり、発電検出信号Voutの出力保持時間もばら
つきの大きい特性となってしまう。本例のような定電流
回路で構成すると数nAという微少なリーク電流値の設
定が可能となるとともに、リーク電流のばらつきも抵抗
で構成するよりはるかに小さくできるという効果があ
る。
【0047】(実施例5)図7は本発明の実施例を示し
たもので、電圧検出手段をシュミットトリガインバータ
回路で構成した例である。本例は図2に示した例とほぼ
同じ構成をとっているため、対応する部分には同じ符号
をふってある。電圧検出手段をヒステリシス特性を持つ
シュミットトリガインバータ回路20で構成することに
より、コンデンサの電圧値V3の瞬間的な電圧変動の影
響を受けず、安定した発電検出ができるという効果があ
る。
【0048】(実施例6)図8は本発明の実施例を示し
たもので、電圧検出手段をコンパレータ回路21で構成
した例である。本例は図2に示した例とほぼ同じ構成を
とっているため、対応する部分には同じ符号をふってあ
る。コンパレータ回路21は基準電圧発生回路22の出
力電圧V4とコンデンサ電圧V3を比較し、V3の方が
低ければハイとなる発電検出信号Voutを出力する。
【0049】図2に示した発電機を備えた電子機器の場
合、電源電圧は大容量コンデンサ13の充電状態によっ
て変化し、大容量コンデンサ13の両端電圧に応じて変
動する。電圧検出手段をインバータで構成した場合、イ
ンバータのしきい値電圧は電源電圧Vddの変動に連動
して変わってしまうため、発電検出時間も変動してしま
う。本例のようにコンパレータ回路21で構成すれば、
発電検出のしきい値は電源電圧の変動の影響を受けず一
定となり、精度のよい安定した検出を実現できる。
【0050】(実施例7)図9は、ロータ10の回転速
度の違いによる電磁発電機6の出力であるV1および該
V1に対する発電検出信号Voutを示す概念図であ
る。特に、図9(a)は、ロータ10の回転速度が小さ
い場合であり、図9(b)は、ロータ10の回転速度が
大きい場合である。電磁発電機6の出力であるV1の電
圧レベルおよび周期(周波数)は、ロータ10の回転速
度で変化する。すなわち、回転速度が大きいほど、V1
の電圧レベルは大となり、かつ周期が短くなる。このた
め、ロータ10の回転速度、すなわち電磁発電機6の発
電の強さに応じて、発電検出信号Voutの出力保持時
間(オン時間)の長さが変化することになる。すなわ
ち、図9(a)の動きが小さい場合には、出力保持時間
はt1となり、図9(b)の動きが大きい場合には、出
力保持時間はt2となる。両者の大小関係は、t1<t
2である。このように、発電検出信号Voutの出力保
持時間の長さによって、電磁発電機6の発電の強さを知
ることができる。なお、上述した実施例7は、上述した
実施例1ないし実施例6のいずれにも適用されることは
言うまでもない。
【0051】(実施例8)図10は、上述した電磁発電
機6を腕時計などに適用した場合の腕時計の振られ方の
違いによる電磁発電機6の出力であるV1および該V1
に対する発電検出信号Voutを示す概念図である。例
えば、本発電検出回路1を腕時計に適用した場合、ロー
タ10の回転速度は、ユーザの動きによって変化する。
すなわち、ユーザが時計を手に持って強く振ったり、あ
るいは時計を装着した腕を強く振ると、前述したよう
に、発電検出信号Voutの出力保持時間が長くなり、
逆に、強く振らない場合には、発電検出信号Voutの
出力保持時間は短くなる。したがって、発電検出信号V
outの出力保持時間が所定時間継続したかを検出する
ことにより、ユーザが時計(腕時計)を強く振ったか否
かを知ることができる。そこで、発電検出信号Vout
のオフが続いてパワーセーブモードへ移行しているとき
に、発電検出信号Voutの出力保持時間が所定の時間
継続した場合には、ユーザがパワーセーブモードを解除
したものと判断し、自動的にパワーセーブモードを解除
すればよい。
【0052】しかしながら、強く振った場合には、図1
0(a)に示すように、回転錘7の回転にムラが生じ、
電磁発電機6の出力であるV1に2つの振幅ピークが現
れることが知られている。この場合、コンデンサ3の容
量が小さいと、あるいはコンデンサ3の放電経路に挿入
されたプルアップ抵抗4の値が小さく、放電電流が大き
い場合には、2つある山の谷の部分で、発電検出信号V
outも一旦、途切れることになる。したがって、発電
の強さと発電検出信号Voutの出力保持時間とが比例
しなくなり、パワーセーブモードの解除がユーザの意図
通りには行われないことになる。
【0053】そこで、本実施例8では、コンデンサ3の
容量を大きくすることで、上記発電検出信号Voutが
途切れることを防止している。図10(b)は、コンデ
ンサ3の容量を大きくした場合における上記電磁発電機
6が適用された腕時計をユーザが強く振ったときのV1
および該V1に対する発電検出信号Voutを示す概念
図である。図示するように、コンデンサ3の容量を大き
くすることで、2つある山の谷の部分での電荷減少が抑
えられ、発電検出信号Voutは途中で途切れることな
く持続することが分かる。したがって、発電検出信号V
outの出力保持時間は発電の強さに対応したものとな
り、パワーセーブモードの切り替えを正確に行うことが
できるようになる。
【0054】このように、上述したコンデンサ3の容量
改善は、特に、パワーセーブモードを解除する際に、ユ
ーザに意図的に強く振らせることにより、ユーザの意志
でパワーセーブモードを解除したということを意識させ
る場合に有効である。
【0055】なお、上述した実施例8では、実施例1の
構成に対して適用しているが、これに限定されることな
く、他の実施例2ないし実施例7のいずれかに適用して
もよいことは言うまでもない。
【0056】(実施例9)図11は、図2に示す電源ブ
ロックの略構成を示す回路図である。電磁発電機6から
はV1およびV2が出力されている。該V1、V2は、
図12に示すように、整流ダイオードブリッジ12の前
段では互いに逆相の交流波形となる。そこで、発電検出
回路1を、図13に示すように、上記V1、V2の双方
を用いてスイッチングしてコンデンサ3を充電する構成
を考える。なお、図2に対応する部分には同一の符号を
付けて説明を省略する。
【0057】MOSトランジスタ2のゲートには、電磁
発電機6から出力されるV1を供給し、MOSトランジ
スタ2aのゲートには、電磁発電機6から出力されるV
2を供給する。図13からも分かるように、MOSトラ
ンジスタ2とMOSトランジスタ2aとは、交互にオン
/オフを繰り返すことになり、例えば図2に示す構成に
比べ、スイッチング回数が2倍となる。この結果、コン
デンサ3の充電時間が短くなり、発電が持続されていれ
ば、V3の電位は、より速くVssに達することにな
る。ゆえに、発電検出信号Voutの立ち上がりを速く
することができる。
【0058】なお、上述した実施例9では、実施例1の
構成に対して適用しているが、これに限定されることな
く、他の実施例2ないし実施例8のいずれかに適用して
もよいことは言うまでもない。
【0059】また、上述した実施例1ないし10では、
発電装置6として、回転錘7の回転運動をロータ10に
伝達し、該ロータ10の回転により出力用コイルに起電
力を発生させる電磁発電装置を採用しているが、これに
限定されることなく、例えば、ゼンマイの復元力により
回転運動を生じさせ、該回転運動で起電力を発生させる
発電装置や、外部あるいは自励による振動または変位を
圧電体に加えることにより、圧電効果によって電力を発
生させる発電装置であってもよい。
【0060】また、上述した発電検出回路1が適用され
る電子機器としては、腕時計以外にも、懐中時計、置き
時計などであってもよい。また、電卓、携帯電話、携帯
用パーソナルコンピュータ、電子手帳、携帯ラジオなど
の電子機器に適応することもできる。さらに、大容量コ
ンデンサの充電量の認識、発電時の過電圧印加防止の制
御に用いてよい。
【0061】また、上述した発電検出回路1の適用例と
して、図14に示すように、発電検出信号Voutの出
力保持時間(ハイ状態の時間)をカウントするととも
に、該カウント値CNTと時計基準クロックTCLKと
の差をアップダウンカウンタ等で常時カウントすること
で、充電量をリアルタイムで把握することができる。そ
して、充電量を把握することで、ユーザへ充電量を通知
(表示)することが可能となる。
【0062】また、ローパワー化のために定電圧発生回
路などサンプリング駆動している回路がある場合、該回
路は、電源電圧(Vss)の変動に弱いという欠点があ
る。そこで、上述した発電検出回路1からの発電検出信
号Voutがハイ状態の期間(発電検出時)は、定電圧
発生回路などサンプリング駆動している回路のサンプリ
ングデューティをアップもしくは常時駆動させるように
することにより、上記回路の電源電圧変動による誤動
作、特性劣化を防止することができる。
【0063】さらに、図1に示す大容量コンデンサ13
は、発電時、その内部抵抗により、両端電圧が定常状態
より大きくなり、過充電になるという欠点がある。そこ
で、大容量コンデンサ13の電圧が所定電圧以上の状態
において、発電検出回路1により発電が検出された場合
(発電検出信号Voutがハイ状態になった場合)、リ
ミッタ回路を動作させることにより、大容量コンデンサ
13の過充電を防止することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載されているような効果を有する。
【0065】MOSトランジスタとコンデンサと抵抗と
インバータ回路という簡便な構成で、コンデンサの充放
電を制御し、コンデンサの電圧を検出することにより、
発電装置の発電状態を検出することができる。プルアッ
プ抵抗のリーク電流を利用して、発電が止まった状態の
検出も可能である。発電検出信号Voutの検出時間
は、コンデンサと直列に電流制限抵抗を接続したり、コ
ンデンサの容量値を変えることで任意に調整することが
できる。
【0066】また、抵抗の代わりに定電流回路を使うこ
とで、コンデンサの微少なリーク電流をばらつきなく設
定することができ、精度の高い発電検出ができる。
【0067】また、電圧検出手段をシュミットトリガイ
ンバータ回路で構成すれば、そのヒステリシス特性によ
り、コンデンサの電圧変動の影響を受けず、安定した発
電検出を行うことができる。
【0068】さらに、電圧検出手段をコンパレータ回路
で構成すれば、任意のしきい値を設定することができる
と共に、電源電圧の変動を受けない、安定した発電検出
を行うことができる。
【0069】さらに、発電検出信号Voutの出力保持
時間を加味することで、発電検出信号Voutの出力保
持時間によって発電の強さを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による発電検出回路を適用した電子機
器の略構成を示す回路ブロック図である。
【図2】 本発明による発電検出回路の構成を示す回路
図である。
【図3】 本発明による発電検出回路の動作を説明する
タイミングチャートある。
【図4】 本発明の実施例2による発電検出回路の概略
構成を示す回路ブロック図である。
【図5】 本発明の実施例3による発電検出回路の概略
構成を示す回路ブロック図である。
【図6】 本発明の実施例4による発電検出回路の概略
構成を示す回路ブロック図である。
【図7】 本発明の実施例5による発電検出回路の概略
構成を示す回路ブロック図である。
【図8】 本発明の実施例6による発電検出回路の概略
構成を示す回路ブロック図である。
【図9】 本発明の実施例7によるロータ10の回転速
度の違いによる電磁発電機6の出力であるV1および該
V1に対する発電検出信号Voutを示す概念図であ
る。
【図10】 本発明の実施例8による電磁発電機6の出
力であるV1および該V1に対する発電検出信号Vou
tを示す概念図である。
【図11】 本発明の実施例9による電源ブロックの略
構成を示す回路図である。
【図12】 本発明の実施例9による電磁発電機の出力
であるV1、V2の波形を示す概念図である。
【図13】 本発明の実施例9による発電検出回路の構
成を示す回路図である。
【図14】 本発明の発電検出回路1の適用例を説明す
るための概念図である。
【図15】 発電装置をもつ電子機器の電源ブロックの
構成を示す概略図である。
【符号の説明】
1 発電装置 2 MOSトランジスタ 3 コンデンサ 4 プルアップ抵抗 5 インバータ回路 6 電磁発電機 7 回転錘 8 輪列機構 9 ステータ 10 ロータ 11 コイル 12 整流ダイオードブリッジ 13 大容量コンデンサ 14 電子機器回路部 15 電流制限抵抗 16 PchMOSトランジスタ 17 定電流源 18、19 MOSトランジスタ 20 シュミットトリガインバータ回路 21 コンパレータ回路 22 基準電圧発生回路 30 パワーセーブ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F084 AA06 AA07 BB01 GG04 JJ05 JJ07 LL00 5H590 AA30 AB04 CA18 CB01 CC01 CC40 CD01 CE10 FB01 FC12 FC22 GA02 GB04 HA02 HB01 JA01 JB06

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部で発電された交流電力の周期に応じ
    てスイッチングするスイッチング手段と、 前記スイッチング手段によるスイッチング動作に応じて
    電荷を蓄電する容量素子と、 前記容量素子の放電経路に挿入され、前記容量素子に蓄
    電された電荷を放電する放電手段と、 前記容量素子の電圧が所定値を超えたことを検出する電
    圧検出手段とを具備することを特徴とする発電検出回
    路。
  2. 【請求項2】 前記放電手段は、抵抗素子であることを
    特徴とする請求項1記載の発電検出回路。
  3. 【請求項3】 前記放電手段は、定電流回路から構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の発電検出回
    路。
  4. 【請求項4】 前記定電流回路は、定電流源と、カレン
    トミラー回路とから構成されていることを特徴とする請
    求項3記載の発電検出回路。
  5. 【請求項5】 前記容量素子に直列接続され、容量素子
    の充電電流を制限する電流制限手段を具備することを特
    徴とする請求項1記載の発電検出回路。
  6. 【請求項6】 前記電圧検出手段は、インバータ回路で
    あることを特徴とする請求項1記載の発電検出回路。
  7. 【請求項7】 前記電圧検出手段は、シュミットトリガ
    インバータ回路であることを特徴とする請求項1記載の
    発電検出回路。
  8. 【請求項8】 前記電圧検出手段は、コンパレータ回路
    であることを特徴とする請求項1記載の発電検出回路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチング手段は、トランジスタ
    であることを特徴とする請求項1記載の発電検出回路。
  10. 【請求項10】 前記トランジスタは、MOS型トラン
    ジスタであることを特徴とする請求項8記載の発電検出
    回路。
  11. 【請求項11】 前記トランジスタは、バイポーラトラ
    ンジスタであることを特徴とする請求項8記載の発電検
    出回路。
  12. 【請求項12】 外部で発電された交流電力の周期に応
    じてスイッチングするスイッチング手段と、 前記スイッチング手段によるスイッチング動作に応じて
    電荷を蓄電する容量素子と、 前記容量素子の放電経路に挿入され、前記容量素子に蓄
    電された電荷を放電する放電手段と、 前記容量素子の電圧が所定値を超えたことを検出する電
    圧検出手段とを具備することを特徴とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記放電手段は、定電流源と、カレン
    トミラー回路とからなる定電流回路から構成されている
    ことを特徴とする請求項12記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 前記カレントミラー回路は、1対のト
    ランジスタであることを特徴とする請求項12記載の半
    導体装置。
  15. 【請求項15】 前記スイッチング手段は、トランジス
    タであることを特徴とする請求項12記載の半導体装
    置。
  16. 【請求項16】 前記トランジスタは、MOS型トラン
    ジスタであることを特徴とする請求項12記載の半導体
    装置。
  17. 【請求項17】 前記トランジスタは、バイポーラトラ
    ンジスタであることを特徴とする請求項12記載の半導
    体装置。
  18. 【請求項18】 交流電力を発電する発電装置と、 前記発電装置により発電された交流電力の周期に応じて
    スイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチン
    グ手段によるスイッチング動作に応じて電荷を蓄電する
    容量素子と、前記容量素子の放電経路に挿入され、容量
    素子に蓄電された電荷を放電する放電手段と、前記容量
    素子の電圧が所定値を超えたことを検出する電圧検出手
    段とからなる発電検出回路とを具備することを特徴とす
    る電子機器。
  19. 【請求項19】 前記発電装置は、旋回運動を行う回転
    錘と、前記回転錘の回転運動により起電力を発生する発
    電素子とを有することを特徴とする請求項18記載の電
    子機器。
  20. 【請求項20】 前記発電装置は、変形力が加えられる
    弾性部材と、前記弾性部材の元の形状に戻ろうとする復
    元力により回転運動を行う回転手段と、前記回転手段の
    回転運動により起電力を発生する発電素子とを有するこ
    とを特徴とする請求項18記載の電子機器。
  21. 【請求項21】 前記発電装置は、変位が加えられる
    と、圧電効果により起電力を発生する圧電素子を有する
    ことを特徴とする請求項18記載の電子機器。
  22. 【請求項22】 交流電力を発電する発電装置と、 前記発電装置により発電された交流電力の周期に同期し
    てスイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチ
    ング手段によるスイッチング動作に応じて電荷を蓄電す
    る容量素子と、前記容量素子の放電経路に挿入され、容
    量素子に蓄電された電荷を放電する放電手段と、前記容
    量素子の電圧が所定値であることを検出する電圧検出手
    段とからなる発電検出回路と、 前記電圧検出手段の検出結果に基づいて当該機器の消費
    電力を制御する制御回路とを具備することを特徴とする
    電子機器。
  23. 【請求項23】 前記制御回路は、前記容量素子の電圧
    が所定値以下の場合、前記発電装置が発電していないと
    判断し、当該機器の消費電力を低減することを特徴とす
    る請求項22記載の電子機器。
  24. 【請求項24】 前記制御回路は、前記容量素子の電圧
    が所定値を超えている場合、前記発電装置が発電中であ
    ると判断し、前記消費電力の低減を解除することを特徴
    とする請求項23記載の電子機器。
  25. 【請求項25】 前記制御回路は、さらに、前記容量素
    子の電圧が所定値を超えている時間の長さを加味して当
    該機器の消費電力を制御することを特徴とする請求項2
    2記載の電子機器。
  26. 【請求項26】 交流電力を発電する発電装置と、 前記発電装置により発電された交流電力の周期に応じて
    スイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチン
    グ手段によるスイッチング動作に応じて電荷を蓄電する
    容量素子と、前記容量素子の放電経路に挿入され、容量
    素子に蓄電された電荷を放電する放電手段と、前記容量
    素子の電圧が所定値を超えたことを検出する電圧検出手
    段とからなる発電検出回路と、 時刻を計時する計時回路とを具備することを特徴とする
    時計。
  27. 【請求項27】 前記発電装置、前記発電検出回路およ
    び前記計時回路は、腕時計の筐体内に収納されているこ
    とを特徴とする請求項26記載の時計。
  28. 【請求項28】 前記発電装置、前記発電検出回路およ
    び前記計時回路は、懐中時計の筐体内に収納されている
    ことを特徴とする請求項26記載の時計。
  29. 【請求項29】 前記発電装置、前記発電検出回路およ
    び前記計時回路は、置き時計の筐体内に収納されている
    ことを特徴とする請求項26記載の時計。
  30. 【請求項30】 外部で発電された交流電力の周期に応
    じたスイッチング動作により容量素子に充電を行う第1
    の過程と、 前記容量素子に充電が行われていないとき、前記容量素
    子の放電を行う第2の過程と、 前記容量素子の電圧が所定電圧であるか判断する第3の
    過程と、 所定電圧を超えているときに発電が行われていると判断
    する第4の過程とを有することを特徴とする発電検出方
    法。
  31. 【請求項31】 外部で発電された交流電力の周期に応
    じたスイッチング動作により容量素子に充電を行う第1
    の過程と、 前記容量素子に充電が行われていないとき、前記容量素
    子の放電を行う第2の過程と、 前記容量素子の電圧が所定電圧であるか判断する第3の
    過程と、 所定電圧を超えていないときに発電が行われていないと
    判断する第4の過程と、 発電が行われていないときに回路部の消費電力を低減す
    る第5の過程とを有することを特徴とする消費電力制御
    方法。
  32. 【請求項32】 所定電圧を超えている時間の長さが所
    定時間継続したか判断する第6の過程と、 所定時間継続したときに回路部の消費電力の低減を解除
    する第7の過程とを有することを特徴とする請求項31
    記載の消費電力制御方法。
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