JP2002349884A - 床暖房放熱器の稼動方法 - Google Patents
床暖房放熱器の稼動方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 床暖房放熱器の温度斑を少なくし、面積の異
なる複数の床暖房放熱器を一基の加熱流体制御装置で稼
働させる際、および、複数基の加熱流体制御装置で稼働
させる際に、放熱特性を一定に保持する方法を提供する
こと。 【解決手段】 基体パネルの表面に加熱流体管が埋設さ
れ、その表面に放熱シートが配置され、建造物の床面に
敷設された床暖房放熱器に加熱流体を循環させて稼働さ
せるにあたり、加熱流体制御装置で温度、圧力を調節し
た加熱流体をヘッダを経由して加熱流体管に循環させる
際に、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻りの温度
の温度差を１０℃以内に調節することを特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。
なる複数の床暖房放熱器を一基の加熱流体制御装置で稼
働させる際、および、複数基の加熱流体制御装置で稼働
させる際に、放熱特性を一定に保持する方法を提供する
こと。 【解決手段】 基体パネルの表面に加熱流体管が埋設さ
れ、その表面に放熱シートが配置され、建造物の床面に
敷設された床暖房放熱器に加熱流体を循環させて稼働さ
せるにあたり、加熱流体制御装置で温度、圧力を調節し
た加熱流体をヘッダを経由して加熱流体管に循環させる
際に、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻りの温度
の温度差を１０℃以内に調節することを特徴とする。 【効果】 上記課題が解決される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房放熱器の稼
動方法に関する。さらに詳しくは、床暖房放熱器に温度
斑を少なくし均一にする稼動方法に関し、特に面積の異
なる複数枚の床暖房放熱器を、一基の加熱流体制御装置
で稼働させる際、および、複数基の加熱流体制御装置で
稼働させる際に、放熱特性を一定に維持する床暖房放熱
器の稼動方法に関する。
動方法に関する。さらに詳しくは、床暖房放熱器に温度
斑を少なくし均一にする稼動方法に関し、特に面積の異
なる複数枚の床暖房放熱器を、一基の加熱流体制御装置
で稼働させる際、および、複数基の加熱流体制御装置で
稼働させる際に、放熱特性を一定に維持する床暖房放熱
器の稼動方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、寒冷地の居住性、温暖地の住宅の
寒冷期における居住性を向上させる目的で住宅の床面か
ら暖房する床暖房技術が提案されており、実用化されて
いる。例えば、一戸建住宅にあっては、大引の上に敷い
た下地合板の上に床暖房パネルを組み込む手法が採用さ
れており、マンションなどのような集合住宅にあって
は、スラブ床面の上や、スラブ床面の上に敷いた下地合
板の上などに、床暖房放熱器を直接敷設する方法が採用
されている。
寒冷期における居住性を向上させる目的で住宅の床面か
ら暖房する床暖房技術が提案されており、実用化されて
いる。例えば、一戸建住宅にあっては、大引の上に敷い
た下地合板の上に床暖房パネルを組み込む手法が採用さ
れており、マンションなどのような集合住宅にあって
は、スラブ床面の上や、スラブ床面の上に敷いた下地合
板の上などに、床暖房放熱器を直接敷設する方法が採用
されている。
【０００３】床暖房放熱器は、例えば発泡樹脂製成形体
や硬質樹脂発泡体を基体パネルとし、その一方面側に溝
を刻設し、この溝に加熱流体管を埋設して、その表面を
アルミニウム箔等の表面材で被覆した構造とされ、加熱
流体管に加熱流体を循環させて表面側に放熱させる。こ
の際、加熱流体管に循環させる加熱流体は、床暖房放熱
器の隅部近傍に設けたヘッダを経由して、基体パネルに
例えば特開平１０−８９７１２号公報に記載されている
ように、ジグザグ状に蛇行させて刻設した溝に埋設した
加熱流体管に循環させて戻され、別途配置された加熱流
体制御装置で再度適温、適圧に調節されてヘッダを経由
して循環され、この手順が繰返され加熱流体管からの熱
が放熱されて床暖房が達成される。
や硬質樹脂発泡体を基体パネルとし、その一方面側に溝
を刻設し、この溝に加熱流体管を埋設して、その表面を
アルミニウム箔等の表面材で被覆した構造とされ、加熱
流体管に加熱流体を循環させて表面側に放熱させる。こ
の際、加熱流体管に循環させる加熱流体は、床暖房放熱
器の隅部近傍に設けたヘッダを経由して、基体パネルに
例えば特開平１０−８９７１２号公報に記載されている
ように、ジグザグ状に蛇行させて刻設した溝に埋設した
加熱流体管に循環させて戻され、別途配置された加熱流
体制御装置で再度適温、適圧に調節されてヘッダを経由
して循環され、この手順が繰返され加熱流体管からの熱
が放熱されて床暖房が達成される。
【０００４】ところで、加熱流体制御装置と、大面積と
小面積の床暖房放熱器を加熱流体管で接続した場合、双
方の床暖房放熱器の加熱流体管直径と管密度がそれぞれ
同一とするとすると、大面積の床暖房放熱器は、埋設さ
れている加熱流体管の長さが長いので、圧力損失が大き
く、加熱流体の流量は少なくなる。大面積の床暖房放熱
器は加熱流体流量が不足し、放熱特性が大幅に低下し所
望の表面温度とすることができない。他方、小面積の床
暖房放熱器は、圧力損失が少なく大流量となり、表面温
度が高くなりすぎる傾向があり、放熱特性を一定に維持
することは困難であった。
小面積の床暖房放熱器を加熱流体管で接続した場合、双
方の床暖房放熱器の加熱流体管直径と管密度がそれぞれ
同一とするとすると、大面積の床暖房放熱器は、埋設さ
れている加熱流体管の長さが長いので、圧力損失が大き
く、加熱流体の流量は少なくなる。大面積の床暖房放熱
器は加熱流体流量が不足し、放熱特性が大幅に低下し所
望の表面温度とすることができない。他方、小面積の床
暖房放熱器は、圧力損失が少なく大流量となり、表面温
度が高くなりすぎる傾向があり、放熱特性を一定に維持
することは困難であった。
【０００５】ヘッダから出る（往き）加熱流体は、加熱
流体制御装置で再度適温に調節されているので温度は高
いが、加熱流体管を循環してヘッダに戻された加熱流体
の温度は低くなっている。床暖房放熱器全体を適温に維
持し、放熱特性を一定に維持するには、床暖房放熱器の
面積、床暖房放熱器の枚数、加熱流体管全体の長さ、加
熱流体管の直径、加熱流体の種類、加熱流体の温度、加
熱流体の圧力損失などを考慮して稼働条件を決める必要
があり、床暖房放熱器を設計する際や実際に稼働する際
に、その都度、詳細に実験で確認する必要があった。
流体制御装置で再度適温に調節されているので温度は高
いが、加熱流体管を循環してヘッダに戻された加熱流体
の温度は低くなっている。床暖房放熱器全体を適温に維
持し、放熱特性を一定に維持するには、床暖房放熱器の
面積、床暖房放熱器の枚数、加熱流体管全体の長さ、加
熱流体管の直径、加熱流体の種類、加熱流体の温度、加
熱流体の圧力損失などを考慮して稼働条件を決める必要
があり、床暖房放熱器を設計する際や実際に稼働する際
に、その都度、詳細に実験で確認する必要があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる状
況にあって、床暖房放熱器の温度斑を少なくし、面積の
異なる複数の床暖房放熱器を一基の加熱流体制御装置で
稼働させる際、および、複数基の加熱流体制御装置で稼
働させる際にも、その都度事前の確認実験が不要で、放
熱特性を一定に維持する方法を鋭意検討した結果、本発
明に到達したものである。
況にあって、床暖房放熱器の温度斑を少なくし、面積の
異なる複数の床暖房放熱器を一基の加熱流体制御装置で
稼働させる際、および、複数基の加熱流体制御装置で稼
働させる際にも、その都度事前の確認実験が不要で、放
熱特性を一定に維持する方法を鋭意検討した結果、本発
明に到達したものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第１発明では、基体パネルの表面に加熱流体管が埋
設され、その表面に放熱シートが配置され、建造物の床
面に敷設された床暖房放熱器に加熱流体を循環させて稼
動させるにあたり、加熱流体制御装置で温度と圧力を調
節した加熱流体を、ヘッダを経由して加熱流体管へ循環
させる場合に、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻
りの温度との温度差を１０℃以下に調節することを特徴
とする、床暖房放熱器の稼動方法を提供する。
に、第１発明では、基体パネルの表面に加熱流体管が埋
設され、その表面に放熱シートが配置され、建造物の床
面に敷設された床暖房放熱器に加熱流体を循環させて稼
動させるにあたり、加熱流体制御装置で温度と圧力を調
節した加熱流体を、ヘッダを経由して加熱流体管へ循環
させる場合に、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻
りの温度との温度差を１０℃以下に調節することを特徴
とする、床暖房放熱器の稼動方法を提供する。
【０００８】第２発明では、基体パネルの表面に加熱流
体管が埋設され、その表面に放熱シートが配置され、建
造物の床面に敷設されてなる床暖房放熱器に加熱流体を
循環させて稼動させるにあたり、二枚以上の床暖房放熱
器を並列に接続する場合に、加熱流体の循環量と床暖房
放熱器の面積とを、図１に示すＡＢＣＤで囲まれた範囲
内で選ぶことを特徴とする床暖房放熱器の稼動方法を提
供する。
体管が埋設され、その表面に放熱シートが配置され、建
造物の床面に敷設されてなる床暖房放熱器に加熱流体を
循環させて稼動させるにあたり、二枚以上の床暖房放熱
器を並列に接続する場合に、加熱流体の循環量と床暖房
放熱器の面積とを、図１に示すＡＢＣＤで囲まれた範囲
内で選ぶことを特徴とする床暖房放熱器の稼動方法を提
供する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る稼動方法が適用される床暖房放熱器は、基
体パネルを基体とする。基体パネルは、樹脂発泡体、
木、合板またはこれらの複合体など断熱性の材料の中か
ら選ばれる。樹脂発泡体としては、硬質ポリウレタン発
泡体、ポリスチレン発泡体、架橋ポリエチレン発泡体、
ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、架橋ゴ
ム発泡体、熱硬化性発泡体などの剛性の高い発泡体のほ
か、非架橋ポリエチレン発泡体、ポリ酢酸ビニル発泡
体、非架橋ゴム発泡体、高密度ポリエチレンとポリスチ
レンとの混合物の発泡体などの剛性の低い発泡体も挙げ
られる。床暖房放熱器の基体パネルが、軟質樹脂発泡体
より構成されてなる場合には、木製の小根太などを一定
間隔で配置すると、軟質樹脂発泡体の基体の変形を防ぐ
ことができるので好ましい。
本発明に係る稼動方法が適用される床暖房放熱器は、基
体パネルを基体とする。基体パネルは、樹脂発泡体、
木、合板またはこれらの複合体など断熱性の材料の中か
ら選ばれる。樹脂発泡体としては、硬質ポリウレタン発
泡体、ポリスチレン発泡体、架橋ポリエチレン発泡体、
ポリプロピレン発泡体、ポリ塩化ビニル発泡体、架橋ゴ
ム発泡体、熱硬化性発泡体などの剛性の高い発泡体のほ
か、非架橋ポリエチレン発泡体、ポリ酢酸ビニル発泡
体、非架橋ゴム発泡体、高密度ポリエチレンとポリスチ
レンとの混合物の発泡体などの剛性の低い発泡体も挙げ
られる。床暖房放熱器の基体パネルが、軟質樹脂発泡体
より構成されてなる場合には、木製の小根太などを一定
間隔で配置すると、軟質樹脂発泡体の基体の変形を防ぐ
ことができるので好ましい。
【００１０】基体パネル一枚の大きさは、梱包、輸送、
保管、施工性などの観点から、例えば、一辺が３００mm
〜５５００mmの幅で選ばれる。基体パネルの幅はこれら
一枚の基体パネルの寸法であってもよいし、これら基体
パネルを二枚以上組み合わせて広幅とした寸法であって
もよい。基体パネルの厚さは、床暖房放熱器を設置する
建造物が構築されている地域、床暖房放熱器を敷設する
場所、一枚の基体パネルの大きさ、後記する加熱流体管
の太さなどによって、６〜６０mmの範囲で選ぶことがで
き、発泡倍率は樹脂の種類と基体パネルの厚さにもよる
が、２〜５０倍の範囲で選ぶことができる。
保管、施工性などの観点から、例えば、一辺が３００mm
〜５５００mmの幅で選ばれる。基体パネルの幅はこれら
一枚の基体パネルの寸法であってもよいし、これら基体
パネルを二枚以上組み合わせて広幅とした寸法であって
もよい。基体パネルの厚さは、床暖房放熱器を設置する
建造物が構築されている地域、床暖房放熱器を敷設する
場所、一枚の基体パネルの大きさ、後記する加熱流体管
の太さなどによって、６〜６０mmの範囲で選ぶことがで
き、発泡倍率は樹脂の種類と基体パネルの厚さにもよる
が、２〜５０倍の範囲で選ぶことができる。
【００１１】床暖房放熱器を調製する場合には、上記の
基体パネルの表面に加熱流体管を埋設する溝がジグザグ
状に蛇行させて穿設する。加熱流体管用の溝は、その開
口部の幅と、深さは加熱流体管の外径（例えば７．２m
m）と同じか、または僅かに大きいか僅かに小さい寸法
とするのが好ましい。加熱流体管用の溝の形状は、これ
が延在する方向に対して直角に切断した切断面をＵ字状
とすると、加熱流体管を埋設する際に都合がよい。基体
パネルの裏面には、幅が５mm以下、深さが５mm以下の小
さな凹部、高さが５mm以下の凸部は設けられていてもよ
い。基体パネルの裏面に凹凸を設けておくと、床面に接
着剤を介して敷設する際に接着効果をよくすることがで
きる。
基体パネルの表面に加熱流体管を埋設する溝がジグザグ
状に蛇行させて穿設する。加熱流体管用の溝は、その開
口部の幅と、深さは加熱流体管の外径（例えば７．２m
m）と同じか、または僅かに大きいか僅かに小さい寸法
とするのが好ましい。加熱流体管用の溝の形状は、これ
が延在する方向に対して直角に切断した切断面をＵ字状
とすると、加熱流体管を埋設する際に都合がよい。基体
パネルの裏面には、幅が５mm以下、深さが５mm以下の小
さな凹部、高さが５mm以下の凸部は設けられていてもよ
い。基体パネルの裏面に凹凸を設けておくと、床面に接
着剤を介して敷設する際に接着効果をよくすることがで
きる。
【００１２】加熱流体管埋設用溝には加熱流体管が埋設
され、床暖房放熱器を構成する。埋設される加熱流体管
は金属管、合成樹脂管などから選ばれる。例えば、銅
管、アルミニウム管、鉄管、架橋ポリエチレン管、ポリ
ブテン管などから選ばれ、その直径は、建造物が構築さ
れる地域、建造物内の場所、基体パネルの厚さ、加熱流
体の種類、温度、後記する太さなどによって変わるが、
通常は、外径が５〜２０mm、内径が３〜１８mmの範囲で
選ばれる。中でも外径が７．２mm、内径が５mmの管が基
準となる一般的な内径である。床暖房放熱器の加熱流体
管に循環させる加熱流体は、温水、水蒸気、加熱オイル
などが挙げられる。
され、床暖房放熱器を構成する。埋設される加熱流体管
は金属管、合成樹脂管などから選ばれる。例えば、銅
管、アルミニウム管、鉄管、架橋ポリエチレン管、ポリ
ブテン管などから選ばれ、その直径は、建造物が構築さ
れる地域、建造物内の場所、基体パネルの厚さ、加熱流
体の種類、温度、後記する太さなどによって変わるが、
通常は、外径が５〜２０mm、内径が３〜１８mmの範囲で
選ばれる。中でも外径が７．２mm、内径が５mmの管が基
準となる一般的な内径である。床暖房放熱器の加熱流体
管に循環させる加熱流体は、温水、水蒸気、加熱オイル
などが挙げられる。
【００１３】上記床暖房放熱器は、その表面に放熱シー
トを配置する。放熱シートは、加熱流体管に加熱流体を
流した際の熱を床暖房放熱器の表面側に効率的に放熱す
るように機能するほか、溝に埋設した加熱流体管が外側
に出ないようにし、複数の基体パネルを連結するように
機能する。放熱シートは、可撓性薄板で熱を放熱する機
能を発揮するものであれば制限はなく、伝熱性に優れた
金属薄板が好ましい。その種類としてはアルミニウム
箔、錫箔、銅箔、ステンレススチール箔などが挙げられ
る。特にアルミニウム箔が好ましい。金属薄板の厚さ
は、１０〜５００μｍの範囲で選ぶのが好ましい。
トを配置する。放熱シートは、加熱流体管に加熱流体を
流した際の熱を床暖房放熱器の表面側に効率的に放熱す
るように機能するほか、溝に埋設した加熱流体管が外側
に出ないようにし、複数の基体パネルを連結するように
機能する。放熱シートは、可撓性薄板で熱を放熱する機
能を発揮するものであれば制限はなく、伝熱性に優れた
金属薄板が好ましい。その種類としてはアルミニウム
箔、錫箔、銅箔、ステンレススチール箔などが挙げられ
る。特にアルミニウム箔が好ましい。金属薄板の厚さ
は、１０〜５００μｍの範囲で選ぶのが好ましい。
【００１４】上記床暖房放熱器を調製するには、表面に
加熱流体管用の溝を刻設した複数枚の基体パネルを、縁
部同士を接触させて並べ基体パネルの大きさを決め、加
熱流体管用の溝に加熱流体管を埋設し、その表面に放熱
シートを貼着すればよい。床暖房放熱器は、施工場所で
調整することもできるが、例えば工場などの敷設場所と
異なる敷設場所で調製し、敷設場所に搬入して敷設する
のが好ましい。
加熱流体管用の溝を刻設した複数枚の基体パネルを、縁
部同士を接触させて並べ基体パネルの大きさを決め、加
熱流体管用の溝に加熱流体管を埋設し、その表面に放熱
シートを貼着すればよい。床暖房放熱器は、施工場所で
調整することもできるが、例えば工場などの敷設場所と
異なる敷設場所で調製し、敷設場所に搬入して敷設する
のが好ましい。
【００１５】上記床暖房放熱器は、木造家屋の下地合板
の上、スラブ床面の上に敷いた下地板の上に敷設され
る。これらの場所に敷設する際には、釘止めして固定し
てもよく、また裏面または床面に接着剤を介し接着して
固定してもよい。
の上、スラブ床面の上に敷いた下地板の上に敷設され
る。これらの場所に敷設する際には、釘止めして固定し
てもよく、また裏面または床面に接着剤を介し接着して
固定してもよい。
【００１６】本発明方法によって上記床暖房放熱器を稼
働するには、加熱流体をヘッダを経由して加熱流体管へ
循環させる際の加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻
りの温度差を１０℃以下に調節する。加熱流体の往きの
温度と、加熱流体の戻りの温度差を１０℃以下に調節す
ることによって、床暖房放熱器に温度斑を少なくするこ
とができる。また、大面積と小面積の床暖房放熱器を並
列に接続した場合でも、加熱流体の往きの温度と、加熱
流体の戻りの温度差を１０℃以下に調節することによっ
て、双方の床暖房放熱器の放熱特性を一定にすることが
できる。
働するには、加熱流体をヘッダを経由して加熱流体管へ
循環させる際の加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻
りの温度差を１０℃以下に調節する。加熱流体の往きの
温度と、加熱流体の戻りの温度差を１０℃以下に調節す
ることによって、床暖房放熱器に温度斑を少なくするこ
とができる。また、大面積と小面積の床暖房放熱器を並
列に接続した場合でも、加熱流体の往きの温度と、加熱
流体の戻りの温度差を１０℃以下に調節することによっ
て、双方の床暖房放熱器の放熱特性を一定にすることが
できる。
【００１７】加熱流体制御装置の能力および加熱流体管
による圧力損失などにより、循環可能な加熱流体の最高
流量には限度がある。家庭用の加熱流体制御装置の最高
流量は、加熱流体管の内径が３〜１８mmの範囲のものを
採用する場合、通常３Ｌ／分であり、実際に採用される
流量は０．３〜２．０Ｌ／分の範囲である。加熱流体の
往きの温度と、加熱流体の戻りの温度差を１０℃以下に
調節するには、内径が５mmで総延長１０ｍの加熱流体管
に温水を、流量１．０Ｌ／分で循環させた際の圧力損失
は約２０〜３０kpaである。
による圧力損失などにより、循環可能な加熱流体の最高
流量には限度がある。家庭用の加熱流体制御装置の最高
流量は、加熱流体管の内径が３〜１８mmの範囲のものを
採用する場合、通常３Ｌ／分であり、実際に採用される
流量は０．３〜２．０Ｌ／分の範囲である。加熱流体の
往きの温度と、加熱流体の戻りの温度差を１０℃以下に
調節するには、内径が５mmで総延長１０ｍの加熱流体管
に温水を、流量１．０Ｌ／分で循環させた際の圧力損失
は約２０〜３０kpaである。
【００１８】本発明者は、内径が５．０mmの加熱流体管
を使用し、各床暖房放熱器への加熱流体管の埋設密度を
一定として場合、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の
戻りの温度差を１０℃以下に調節する際の、床暖房放熱
器の面積と加熱流体の流量との関係を測定した。その結
果によれば、床暖房放熱器の面積が１．６５ｍ2以下で
は、加熱流体の流量を０．３Ｌ（リットル）／分以上、
床暖房放熱器の面積が１．６５ｍ2〜５．５ｍ2の範囲で
は、０．７Ｌ／分以上、床暖房放熱器の面積が５．５ｍ
2〜８．１ｍ2の面積では、１．２Ｌ／分以上とするのが
よいことが分かった。
を使用し、各床暖房放熱器への加熱流体管の埋設密度を
一定として場合、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の
戻りの温度差を１０℃以下に調節する際の、床暖房放熱
器の面積と加熱流体の流量との関係を測定した。その結
果によれば、床暖房放熱器の面積が１．６５ｍ2以下で
は、加熱流体の流量を０．３Ｌ（リットル）／分以上、
床暖房放熱器の面積が１．６５ｍ2〜５．５ｍ2の範囲で
は、０．７Ｌ／分以上、床暖房放熱器の面積が５．５ｍ
2〜８．１ｍ2の面積では、１．２Ｌ／分以上とするのが
よいことが分かった。
【００１９】一基の加熱流体制御装置に、面積の異なる
床暖房放熱器を並列に接続する場合に、特に面積の異な
る床暖房放熱器を並列に接続する場合には、床暖房放熱
器の圧力損失を小さくするだけでは、小面積の床暖房放
熱器は加熱流体管の長さが短いため圧力損失が少なく、
加熱流体の循環量が多くなり、反対に大面積の床暖房放
熱器は加熱流体管に循環量が少なくなることは、前記し
たとおりである。床暖房放熱器の面積（または加熱流体
管の長さ）に応じて、加熱流体の流量を図１に示すＡＢ
ＣＤで囲まれた範囲内で選ぶと、加熱流体の循環量を一
方の床暖房放熱器に偏り過ぎることがないようし、双方
の床暖房放熱器に必要量循環させることができる。
床暖房放熱器を並列に接続する場合に、特に面積の異な
る床暖房放熱器を並列に接続する場合には、床暖房放熱
器の圧力損失を小さくするだけでは、小面積の床暖房放
熱器は加熱流体管の長さが短いため圧力損失が少なく、
加熱流体の循環量が多くなり、反対に大面積の床暖房放
熱器は加熱流体管に循環量が少なくなることは、前記し
たとおりである。床暖房放熱器の面積（または加熱流体
管の長さ）に応じて、加熱流体の流量を図１に示すＡＢ
ＣＤで囲まれた範囲内で選ぶと、加熱流体の循環量を一
方の床暖房放熱器に偏り過ぎることがないようし、双方
の床暖房放熱器に必要量循環させることができる。
【００２０】なお、加熱流体の循環量を一定にし、加熱
流体管の内径を変えて、床暖房放熱器の面積と加熱流体
の流量を図１に示すＡＢＣＤで囲まれた範囲に入るよう
にするには、例えば、床暖房放熱器の面積が１．６５ｍ
2以下では加熱流体の内径を５mm、１．６５ｍ2〜５．５
ｍ2の範囲では加熱流体の内径を７mm、床暖房放熱器の
面積が５．５ｍ2〜８．１ｍ2では加熱流体の内径を１０
mmとするのがよいことが分かった。このように大面積の
床暖房放熱器に、内径の大きい加熱流体管を使用する
と、床暖房放熱器に埋設される加熱流体管の長さが長く
なっても、圧力損失が少ないので、加熱流体が多く循環
され、床暖房放熱器の表面温度は所定の範囲内に維持さ
れる。
流体管の内径を変えて、床暖房放熱器の面積と加熱流体
の流量を図１に示すＡＢＣＤで囲まれた範囲に入るよう
にするには、例えば、床暖房放熱器の面積が１．６５ｍ
2以下では加熱流体の内径を５mm、１．６５ｍ2〜５．５
ｍ2の範囲では加熱流体の内径を７mm、床暖房放熱器の
面積が５．５ｍ2〜８．１ｍ2では加熱流体の内径を１０
mmとするのがよいことが分かった。このように大面積の
床暖房放熱器に、内径の大きい加熱流体管を使用する
と、床暖房放熱器に埋設される加熱流体管の長さが長く
なっても、圧力損失が少ないので、加熱流体が多く循環
され、床暖房放熱器の表面温度は所定の範囲内に維持さ
れる。
【００２１】加熱流体管の直径を変えずに、大面積と小
面積と異なる面積の複数の床暖房放熱器を一基の加熱流
体制御装置に並列に接続する場合には、大面積の床暖房
放熱器に複数回路を有したヘッダを配置し、小面積の床
暖房放熱器の摩擦損失水頭とほぼ同一レベルとすること
で、複数の床暖房放熱器の放熱特性を一定にすることが
できる。なおヘッダとしては、例えば特開２０００−１
９３１７６号公報に記載されているものを、使用するこ
とができる。
面積と異なる面積の複数の床暖房放熱器を一基の加熱流
体制御装置に並列に接続する場合には、大面積の床暖房
放熱器に複数回路を有したヘッダを配置し、小面積の床
暖房放熱器の摩擦損失水頭とほぼ同一レベルとすること
で、複数の床暖房放熱器の放熱特性を一定にすることが
できる。なおヘッダとしては、例えば特開２０００−１
９３１７６号公報に記載されているものを、使用するこ
とができる。
【００２２】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいてさらに説明す
るが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の記載例
に限定されるものではない。
るが、本発明はその趣旨を超えない限り、以下の記載例
に限定されるものではない。
【００２３】図１は、床暖房放熱器の面積と加熱流体の
循環量の関係を示す図であり、横軸に床暖房放熱器の面
積（ｍ2）とし、縦軸に加熱流体の循環量（Ｌ／分）
し、実験結果に基づき好ましい範囲をＡＢＣＤで囲んだ
ものである。
循環量の関係を示す図であり、横軸に床暖房放熱器の面
積（ｍ2）とし、縦軸に加熱流体の循環量（Ｌ／分）
し、実験結果に基づき好ましい範囲をＡＢＣＤで囲んだ
ものである。
【００２４】図２は、加熱流体制御装置に、面積の異な
る複数の床暖房放熱器を接続した状態を示す模式図であ
る。図２において、１は加熱流体制御装置であり、連絡
管２によって床暖房放熱器３、４の端縁部に埋設された
ヘッダ５に連接されている。床暖房放熱器３、４の表面
には、図示していないが加熱流体管を埋設する溝がジグ
ザグに蛇行させて刻設されており、この溝には加熱流体
管が埋設されている。加熱流体制御装置１で温度と圧力
が調節された加熱流体は、連絡管２を経由してヘッダ５
に送られ、ヘッダ５から加熱流体管に循環され、床暖房
放熱器に埋設された加熱流体管を循環してヘッダ５に戻
され、連絡管２を経由して加熱流体制御装置１で、再度
加熱、加圧され、上と同様の手順で加熱流体管に循環さ
れる。
る複数の床暖房放熱器を接続した状態を示す模式図であ
る。図２において、１は加熱流体制御装置であり、連絡
管２によって床暖房放熱器３、４の端縁部に埋設された
ヘッダ５に連接されている。床暖房放熱器３、４の表面
には、図示していないが加熱流体管を埋設する溝がジグ
ザグに蛇行させて刻設されており、この溝には加熱流体
管が埋設されている。加熱流体制御装置１で温度と圧力
が調節された加熱流体は、連絡管２を経由してヘッダ５
に送られ、ヘッダ５から加熱流体管に循環され、床暖房
放熱器に埋設された加熱流体管を循環してヘッダ５に戻
され、連絡管２を経由して加熱流体制御装置１で、再度
加熱、加圧され、上と同様の手順で加熱流体管に循環さ
れる。
【００２５】図２では、面積の大きい床暖房放熱器３と
面積の小さい床暖房放熱器４とを、並列に連絡管２によ
って連接した例を示したが、面積の大きい床暖房放熱器
３には複数回路を有したヘッダ５を配置し、内径が同じ
加熱流体管を各ヘッダに連接させ、面積の大きい床暖房
放熱器３の摩擦損失水頭を、小面積の床暖房放熱器４の
摩擦損失水頭とほぼ同じレベルにすることができること
は、前記したとおりである。
面積の小さい床暖房放熱器４とを、並列に連絡管２によ
って連接した例を示したが、面積の大きい床暖房放熱器
３には複数回路を有したヘッダ５を配置し、内径が同じ
加熱流体管を各ヘッダに連接させ、面積の大きい床暖房
放熱器３の摩擦損失水頭を、小面積の床暖房放熱器４の
摩擦損失水頭とほぼ同じレベルにすることができること
は、前記したとおりである。
【００２６】
【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりであり、
熱源機に床暖房放熱器を接続した場合、次のような特別
に有利な効果を奏し、産業上の利用価値は極めて大であ
る。 １．本発明に係る床暖房放熱器の稼動方法によれば、加
熱流体をヘッダを経由して加熱流体管へ循環させる際
に、加熱流体の往きの温度と加熱流体の戻りの温度差を
１０℃以下に調節するので、床暖房放熱器の面積の大
小、複数組合わせる際の形態に関係なく、床暖房放熱器
の放熱特性が一定に維持される。 ２．本発明に係る床暖房放熱器の稼動方法によれば、加
熱流体管の内径、加熱流体管の埋設密度、床暖房放熱器
を複数組合せる際の形態に関係なく、床暖房放熱器と加
熱流体の循環量を、図１のＡＢＣＤに囲まれた範囲に入
るように選ぶことにより、加熱流体の往きの温度と、加
熱流体の戻りの温度差を１０℃以下に調節することがで
きるので、都度、事前に稼働条件を実験により確認する
必要がない。 ３．本発明に係る床暖房放熱器の稼動方法によれば、床
暖房放熱器を並列に接続する場合に、面積に応じ床暖房
放熱器に複数回路を有するヘッダを配置し、床暖房放熱
器と加熱流体の循環量を、図１のＡＢＣＤに囲まれた範
囲に入るように選ぶことにより、床暖房放熱器の摩擦損
失水頭を容易に調節することができ、複数の床暖房放熱
器の放熱特性を一定にすることができる。
熱源機に床暖房放熱器を接続した場合、次のような特別
に有利な効果を奏し、産業上の利用価値は極めて大であ
る。 １．本発明に係る床暖房放熱器の稼動方法によれば、加
熱流体をヘッダを経由して加熱流体管へ循環させる際
に、加熱流体の往きの温度と加熱流体の戻りの温度差を
１０℃以下に調節するので、床暖房放熱器の面積の大
小、複数組合わせる際の形態に関係なく、床暖房放熱器
の放熱特性が一定に維持される。 ２．本発明に係る床暖房放熱器の稼動方法によれば、加
熱流体管の内径、加熱流体管の埋設密度、床暖房放熱器
を複数組合せる際の形態に関係なく、床暖房放熱器と加
熱流体の循環量を、図１のＡＢＣＤに囲まれた範囲に入
るように選ぶことにより、加熱流体の往きの温度と、加
熱流体の戻りの温度差を１０℃以下に調節することがで
きるので、都度、事前に稼働条件を実験により確認する
必要がない。 ３．本発明に係る床暖房放熱器の稼動方法によれば、床
暖房放熱器を並列に接続する場合に、面積に応じ床暖房
放熱器に複数回路を有するヘッダを配置し、床暖房放熱
器と加熱流体の循環量を、図１のＡＢＣＤに囲まれた範
囲に入るように選ぶことにより、床暖房放熱器の摩擦損
失水頭を容易に調節することができ、複数の床暖房放熱
器の放熱特性を一定にすることができる。
【図１】 床暖房放熱器の面積と加熱流体の循環量の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図２】 加熱流体制御装置に、面積の異なる複数の床
暖房放熱器を接続した状態を示す模式図である。
暖房放熱器を接続した状態を示す模式図である。
１：加熱流体制御装置 ２：連絡管 ３：面積の大きい床暖房放熱器 ４：面積の小さい床暖房放熱器 ５：ヘッダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｆ２４Ｄ 3/16 Ｆ２４Ｄ 3/16 Ｋ
Claims (4)
- 【請求項１】 基体パネルの表面に加熱流体管が埋設さ
れ、その表面に放熱シートが配置され、建造物の床面に
敷設された床暖房放熱器に加熱流体を循環させて稼動さ
せるにあたり、加熱流体制御装置で温度と圧力を調節し
た加熱流体を、ヘッダを経由して加熱流体管へ循環させ
る際に、加熱流体の往きの温度と、加熱流体の戻りの温
度との温度差を１０℃以下に調節することを特徴とす
る、床暖房放熱器の稼動方法。 - 【請求項２】 基体パネルの表面に加熱流体管が埋設さ
れ、その表面に放熱シートが配置され、建造物の床面に
敷設されてなる床暖房放熱器に加熱流体を循環させて稼
動させるにあたり、二枚以上の床暖房放熱器を並列に接
続する場合に、加熱流体の循環量と床暖房放熱器の面積
とを、図１に示すＡＢＣＤで囲まれた範囲内で選ぶこと
を特徴とする床暖房放熱器の稼動方法。 - 【請求項３】 床暖房放熱器を並列に接続する場合に、
使用する加熱流体管の長さに応じ加熱流体管の内径を変
えることにより摩擦損失水頭を調節する、請求項１また
は請求項２に記載の床暖房放熱器の稼動方法。 - 【請求項４】 床暖房放熱器を並列に接続する場合に、
面積に応じ床暖房放熱器に複数回路を有するヘッダを配
置し、各ヘッダの回路数により、床暖房放熱器の摩擦損
失水頭を調節する、請求項１または請求項２に記載の床
暖房放熱器の稼動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001160166A JP2002349884A (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 床暖房放熱器の稼動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001160166A JP2002349884A (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 床暖房放熱器の稼動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002349884A true JP2002349884A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=19003625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001160166A Pending JP2002349884A (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | 床暖房放熱器の稼動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002349884A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118828A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Akihiko Konno | 放冷熱パネル |
| JP2008032377A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-02-14 | Mitsubishi Kagaku Sanshi Corp | 冷暖房用放熱パネル |
| JP2016109407A (ja) * | 2014-12-10 | 2016-06-20 | ダイキン工業株式会社 | 温調システム |
| JP2016205748A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 三菱樹脂インフラテック株式会社 | 床暖房用パネル |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754913U (ja) * | 1980-09-17 | 1982-03-31 | ||
| JPH03274327A (ja) * | 1990-03-22 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 温水暖房装置 |
| JPH08278036A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-22 | Gastar Corp | 冷・暖房装置 |
| JPH102572A (ja) * | 1996-06-12 | 1998-01-06 | Gastar Corp | 暖房装置 |
| JPH1089709A (ja) * | 1997-09-29 | 1998-04-10 | Nippon Yuuki Kk | 床暖房装置の制御方法 |
| JP2000283475A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 温水暖房装置 |
-
2001
- 2001-05-29 JP JP2001160166A patent/JP2002349884A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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| JP2016205748A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 三菱樹脂インフラテック株式会社 | 床暖房用パネル |
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| A02 | Decision of refusal |
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