JP2002349860A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2002349860A
JP2002349860A JP2001158745A JP2001158745A JP2002349860A JP 2002349860 A JP2002349860 A JP 2002349860A JP 2001158745 A JP2001158745 A JP 2001158745A JP 2001158745 A JP2001158745 A JP 2001158745A JP 2002349860 A JP2002349860 A JP 2002349860A
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JP
Japan
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heating
temperature
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JP2001158745A
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English (en)
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Yuichi Ito
友一 伊藤
Masaaki Sano
雅章 佐野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はマイクロコンピュータを用いた加熱
調理器に関するものであり、画面表示手段、条件記憶手
段により、操作性の向上を図るものである。 【解決手段】 加熱室1と、高周波発振器2と、制御手
段3と、キー入力手段6と、回転入力手段8と表示手段
7と、画面内容情報手段10と、条件記憶手段11と画
面制御手段9とを備え、表示手段7と条件記憶手段11
により1つの回転入力手段8で操作を簡単にすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを用いた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱調理器としては、重
量センサーや赤外線センサー等のセンサー搭載により自
動的に重量を測定したり、食品の表面温度を検出するこ
とが可能になり、それに伴い調理メニューも増加してい
る。これにより、調理メニューに対応した入力キー数も
増加し、限られたスペースの中で多くのキーを配置する
工夫として、調理メニュー選択後の回転入力手段(例え
ばエンコーダ、以降エンコーダという)で複数の機能を
兼ねさせている。
【0003】例えば、高周波加熱による手動調理である
レンジ調理を設定する場合、レンジキーを押し、時間、
自動メニュー用エンコーダを回転させ時間設定をし、ス
タートキーを押す。また、ヒータによるオーブン調理に
おいても、まず、オーブンキーを押して、温度、仕上が
り調節用エンコーダを回転させ設定する温度に合わせ、
その後時間、自動メニュー用エンコーダを回転させ時間
設定をし、スタートキーを押す。また、あたため調理の
場合は、あたためキーを押して、温度、仕上がり調節用
エンコーダを回転させ設定する温度に合わせて、スター
トキーを押す。また、自動調理の場合は、自動メニュー
を押し、時間、自動メニュー用エンコーダを回転させて
使用する自動メニューに合わせて、決定キーを押して、
温度、仕上がり調節用エンコーダを回転させて仕上がり
調節を合わせて、スタートキーを押すようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、キーの数を少なくし、文字を大きくなっ
ているが、エンコーダが複数の機能を兼ねているので、
どのような操作手順で操作すればよいかわかりづらい
し、あたための調理、オーブン調理する時に、設定する
温度を何度にすればよいかわからないという課題を有し
ていた。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、次の操作とエンコーダで何を設定されるかを表示手
段に表示することで、エンコーダ1つで複数の機能を兼
ねることが可能になる。また、あたため、オーブン調理
で、エンコーダで温度設定している時に、各温度で代表
的な食品名が表示手段に表示される構成とした加熱調理
器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の加熱調理器は、画面制御手段により
次の操作するキー入力手段または回転入力手段を絵表示
と文字で表示手段に表示し、回転入力手段の操作する内
容、回転入力手段で合わせている状況を表示手段に表示
し、回転入力手段により合わされた条件を条件記憶手段
に記憶し、使用頻度の高い条件を算出する構成としたも
のである。
【0007】これによって、キー入力手段、回転入力手
段を極力少なくし、操作手順がわかりやすくすることが
できる。また、使用頻度の高い条件を記憶しているので
操作が省けて使い勝手をよくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、食品を
加熱する加熱室と、前記加熱室へ高周波出力を供給する
高周波発振器と、前記高周波発振器を制御する制御手段
と、メニューの選択を入力する複数の入力キーを有する
キー入力手段と、加熱のための複数の条件を入力する回
転自在の回転入力手段と、加熱設定状態や加熱制御状態
をカラーで表示する表示手段と、各メニューの加熱設定
状態における操作手順、前記回転入力手段の入力条件を
文字、絵で前記表示手段に表示させる画面内容情報手段
と、前記回転入力手段により入力された条件を各メニュ
ー毎に記憶する条件記憶手段と、これらを制御する画面
制御手段を備えてことにより、1つの回転入力手段によ
り複数の条件設定(温度の設定、時間の設定、自動メニ
ューの設定、仕上がり調節の設定等)が可能な構成にで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明は、特に請求項1の
加熱調理器の前記画面制御手段は、「あたため」、「手
動オーブン」の加熱設定で、前記回転入力手段により温
度を設定している状態では、各温度により設定される食
品名を前記表示手段に表示させることにより、使用者
は、前記表示手段をみることで、何度に合わせればよい
かわかり操作性を向上することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、特に請求項1ま
たは2の加熱調理器の前記画面制御手段について、前記
回転入力手段により加熱設定状態で温度を設定している
状態において、温度により配色を変え、カラーで前記表
示手段に表示させることにより、使用者は設定した温度
が文字と色で表現されることで、設定する温度を間違え
にくいようなり操作性を向上することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、特に請求項1の
加熱調理器の前記条件記憶手段について、電源初期投入
状態から各メニュー毎に設定された条件をすべて記憶を
し、前記画面制御手段が各メニュー毎に使用頻度の高い
条件を算出し、前記キー入力手段によりメニューが選択
された時に使用頻度の高い条件を前記表示手段に表示さ
せることにより、使用者は、同じ調理をするのであれば
前記回転入力手段を入力することが省けることにより操
作性を向上することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、特に請求項1ま
たは4に記載の加熱調理器の前記画面条件記憶手段につ
いて、電源OFF時にも消去されない記憶媒体とするこ
とにより、瞬停・停電等により、電源供給が遮断されて
も、電源復帰時にまた初めから使用頻度の高い条件を算
出し直すことなく続きが行え、操作性を向上することが
できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0014】(実施例)図1は、本発明の第1の実施例
における加熱調理器の図を示すものである。
【0015】また、本発明における、外観構成図は、図
2に示す。
【0016】図1において、高周波出力を加熱室1に照
射する高周波発振器2と、制御手段3を接続し、マイク
ロコンピュータ4(以下マイコンと称す)により制御手
段3を制御し、高周波出力を可変にしている。
【0017】以上のように構成された加熱調理器につい
て、以下にその動作、作用を説明する。
【0018】まず、操作部5にあるキー入力手段6によ
り、メニューを選択し、選択されたメニューは、マイコ
ン4で制御され、表示手段7によりに表示される。そし
て、回転入力手段8により、選択されたメニューに対し
て条件設定すると、マイコン4内の画面制御手段9によ
り現在表示する画面情報を画面内容情報手段10より取
り出して表示手段7に表示される。同時に、画面制御手
段9は、回転入力手段8により設定された条件を記憶す
るために、条件記憶手段11に信号が送られ、各メニュ
ーで設定された条件が記憶される。そして、画面制御手
段9により条件記憶手段11に記憶された情報を基に、
各メニューに対して使用頻度の高い条件を算出して、キ
ー入力手段6によりメニュー選択され、回転入力手段8
により回転された1回目の時に、使用頻度の高い条件
が、表示手段7に表示される。例えば、高周波加熱によ
る手動調理であるレンジ調理を設定する場合、キー入力
手段6よりレンジキーを押すと、表示手段7には、絵表
示で回転入力手段(時間)と文字で「回転入力手段を回
して加熱時間を設定して下さい」と表示される。
【0019】また、オーブン調理において、キー入力手
段6によりオーブンキーを押すと、表示手段7にには、
絵表示で回転入力手段(温度)と文字で「回転入力手段
を回して加熱温度を設定して下さい。加熱温度を設定
後、決定キーを押して下い」と表示され、回転入力手段
8を回すと、各温度によって表示手段7に色と代表的な
食品名が表示される。例えば、110℃であれば橙色
で、250℃で濃赤で表示される。これにより使用者
は、温度設定の状況が、文字と色で把握でき間違いがな
く温度設定ができる。また、例えば、150℃であれば
代表食品名としてケーキの絵表示、170℃であればク
ッキーの絵表示がされるので、使用者は、オーブンを使
用する時に、何度に設定するかがわかり使いやすくな
る。回転入力手段8で温度設定して、キー入力手段6の
決定キーを押すと、表示手段7には、絵表示で回転入力
手段(時間)と文字で「回転入力手段を回して加熱時間
を設定して下さい」と表示される。
【0020】また、あたため調理の場合は、キー入力手
段6のあたためキーを押すと、表示手段7にには、絵表
示で回転入力手段(温度)と文字で「回転入力手段を回
して加熱温度を設定して下さい。」と表示され、回転入
力手段8を回すと、各温度によって表示手段7に色と代
表的な食品名が表示される。例えば、―10℃であれば
水色で、90℃で赤で表示される。これにょり使用者
は、温度設定の状況が、文字と色で把握でき間違いがな
く温度設定ができる。また、例えば、40℃であれば代
表食品名としてベービーフードの絵表示、50℃であれ
ば溶かしバターの絵表示がされるので、使用者は、あた
ためを使用する時に、何度に設定するかがわかり使いや
すくなる。また、自動調理の場合は、キー入力手段6の
自動メニューを押すと、表示手段7にには、絵表示で回
転入力手段(メニュー)と文字で「回転入力手段を回し
て自動メニューを設定して下さい。」と表示され、回転
入力手段8を回して使用する自動メニューに合わせて、
キー入力手段6でスタートキーを押すと、「仕上がり調
整する時は、回転入力手段を回して仕上がり調整を設定
して下さい。」と表示される。
【0021】表示手段7に次の操作、回転入力手段8で
何を設定するか、表示されるので、1つの回転入力手段
8で、加熱時間、加熱温度、自動メニュー、仕上がり調
整等の複数の機能が兼ねられるので、キー入力手段6の
数が極力少なくでき、操作が、キー入力手段6、回転入
力手段8と統一されることで操作性の向上ができる。
【0022】また、例えば。オーブン調理を10回目使
用する場合において、キー入力手段6によりオーブンキ
ーを押すと、表示手段7にには、絵表示で回転入力手段
(温度)と文字で「回転入力手段を回して加熱温度を設
定して下さい。加熱温度を設定後、決定キーを押して下
い」と表示すると同時に、今までオーブン調理の使用し
た9回の設定された加熱温度を条件記憶手段11から取
り出し、画面制御手段9で一番多く設定された加熱温度
を算出し、もし150℃が一番多く設定されていたので
あれば、表示手段7に150℃が表示される。これによ
り使用者は、回転入力手段8を回すことなく加熱温度が
設定される。この時に、10回目のオーブン調理で、設
定された加熱温度が150℃と条件記憶手段11に記憶
される。次にキー入力手段6の決定キーを押すと、表示
手段7には、絵表示で回転入力手段(時間)と文字で
「回転入力手段を回して加熱時間を設定して下さい」と
表示されると同時に、オーブンの150℃の調理のなか
で一番多く設定された加熱時間が表示手段7に表示され
る。これにより使用者は、回転入力手段8を回すことな
く加熱時間が設定される。この時に、150℃でのオー
ブン調理で、設定された加熱時間が条件記憶手段11に
記憶される。普通、使用者の家庭で使用する温度、加熱
時間は大体同じなので、回転入力手段8の操作が省ける
し、設定条件も間違えないので、使い勝手のよい加熱調
理器を提供できる。
【0023】なお、手動調理の加熱時間(例えば、レン
ジの加熱時間)、自動メニューの設定、あたため調理の
温度設定、自動調理に仕上がり調整の使用頻度の高いも
のが最初に表示手段7に表示される。すなわち、各メニ
ューにおける設定条件を、条件設定した時に、条件記憶
手段11に逐次記憶して、条件を設定するときは、画面
制御手段9が条件記憶手段11の内容を確認して、使用
頻度の高い条件を最初に表示手段7に表示する。こうす
ることにより、使用者が使うにつれて、マイコン4が学
習していき、各家庭の好みの加熱ができる。
【0024】なお、表示手段としては、液晶、LED、
蛍光表示管などがあり、また、ドットマトリクス式を用
いることにより、複雑な表示にも対応可能である。
【0025】また、記憶手段としては、マイコン4の内
部RAMに格納する方法、マイコン4に接続された、不
揮発性メモリーに格納する方法、あるいは、着脱可能な
カード式の記憶媒体、フロッピーディスク等がある。
【0026】さらに、入力手段としては、タッチパネル
を用いる方法等もある。
【0027】また、本実施例では、記憶手段として、電
源OFF時にも消去されない記憶媒体とすることによ
り、瞬停・停電等により電源が遮断されても条件記憶手
段の内容を記憶しておくことができるので、使えば使う
程、使い勝手がよくなる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、キーの
入力手段を極力少なくでき、、回転入力手段を1つにで
き、コストダウンができるし、操作手順が表示手段に表
示されるので、操作性がよくなるし、操作方法が統一さ
れるので、とても操作しやすくなり、実用上きわめて有
利なものである。
【0029】また、温度設定する時には、表示手段に各
温度毎に代表的な食品がビジュアル表示されるので、温
度設定を何度に設定するかわかりやすいし、設定温度に
より表示手段の色がかわることで、感覚的に温度がわか
るので温度設定を間違えることがなくなり、たいへん使
いやすい操作部となる。
【0030】また、表示手段には、文字情報表示だけで
はなく、画像表示でキー入力手段、回転入力手段を表示
するので、ビジュアルに表現されので、次の操作が見た
目でわかるので、操作性が向上できる。
【0031】また、使用した条件を覚えているので、使
用頻度の高い条件が算出できるので、次からの調理で
は、設定条件が画像制御手段により呼び出せるので、設
定条件は変更する必要がなくなる。つまり、使えば使う
ほど我が家風にカスタマイズされて使い勝手を大いに向
上できる。
【0032】また、加熱調理器の瞬停・停電等により、
電源供給が遮断されても、今まで使用した条件は消えな
いので、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における加熱調理器の構成図
【図2】本発明の実施例における加熱調理器の外観構成
【符号の説明】
1 加熱室 2 高周波発振器 3 制御手段 6 キー入力手段 7 表示手段 8 回転入力手段 9 画面制御手段 10 画面内容情報手段 11 条件記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K086 AA03 AA10 BA08 BB07 CC02 CC11 CC13 3L086 AA01 CA06 CA07 CA11 CA16 CC07 CC11 CC16 DA24 DA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を加熱する加熱室と、前記加熱室へ
    高周波出力を供給する高周波発振器と、前記高周波発振
    器を制御する制御手段と、メニューの選択を入力する複
    数の入力キーを有するキー入力手段と、加熱のための複
    数の条件を入力する回転自在の回転入力手段と、加熱設
    定状態や加熱制御状態をカラーで表示する表示手段と、
    各メニューの加熱設定状態における操作手順、前記回転
    入力手段の入力条件を文字、絵で前記表示手段に表示さ
    せる画面内容情報手段と、前記回転入力手段により入力
    された条件を各メニュー毎に記憶する条件記憶手段と、
    これらを制御する画面制御手段を備えてなる加熱調理
    器。
  2. 【請求項2】 画面制御手段は、「あたため」、「手動
    オーブン」の加熱設定で、回転入力手段により温度を設
    定している状態では、各温度により設定される食品名を
    前記表示手段に表示させることを特徴としてなる請求項
    1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】 画面制御手段は、回転入力手段により加
    熱設定状態で温度を設定している状態において、温度に
    より配色を変え、カラーで前記表示手段に表示させるこ
    とを特徴としてなる請求項1または2記載の加熱調理
    器。
  4. 【請求項4】 条件記憶手段は、電源初期投入状態から
    各メニュー毎に設定された条件をすべて記憶をし、画面
    制御手段が各メニュー毎に使用頻度の高い条件を算出
    し、キー入力手段によりメニューが選択された時に使用
    頻度の高い条件を前記表示手段に表示させることを特徴
    としてなる請求項1記載の加熱調理器。
  5. 【請求項5】 条件記憶手段は、電源OFF時にも消去
    されない記憶媒体としてなる請求項1または4記載の加
    熱調理器。
JP2001158745A 2001-05-28 2001-05-28 加熱調理器 Pending JP2002349860A (ja)

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