JP2002348851A - 合成杭と土留め壁の施工方法 - Google Patents

合成杭と土留め壁の施工方法

Info

Publication number
JP2002348851A
JP2002348851A JP2001154045A JP2001154045A JP2002348851A JP 2002348851 A JP2002348851 A JP 2002348851A JP 2001154045 A JP2001154045 A JP 2001154045A JP 2001154045 A JP2001154045 A JP 2001154045A JP 2002348851 A JP2002348851 A JP 2002348851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
improved body
retaining wall
ground
composite pile
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001154045A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Mitsui
功如 三井
Takashi Yamamoto
享司 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishimatsu Construction Co Ltd
Original Assignee
Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishimatsu Construction Co Ltd filed Critical Nishimatsu Construction Co Ltd
Priority to JP2001154045A priority Critical patent/JP2002348851A/ja
Publication of JP2002348851A publication Critical patent/JP2002348851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良体に応力材を挿入することで、補強壁の
構築を省略するとともに、大口径合成杭として利用可能
な合成杭及び土留め壁の施工方法を提供することであ
る。 【解決手段】 合成杭2は、まず、高圧水を地盤中に噴
射させることにより地盤を略立坑状に切削する。そし
て、地盤内の切削された部分に硬化材を注入して切削部
分に改良体21を形成する。最後に、形成された改良体
21が硬化する前に改良体21内に応力材22を上下に
延在するように挿入することにより形成される。これに
より、合成杭2は、土留め壁1の補強壁として利用でき
るほか、大口径合成杭としても利用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成杭及び該合成
杭を用いた土留め壁の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ここでは、図3を参照して、障害物等の
ために連続した土留め壁5を構築できない施工区域での
従来の土留め壁構築工事について説明する。
【0003】なお、地下水が浸透し易い透水礫層等の透
水層と、地下水がほとんど浸透しない不透水粘土層等の
不透水層とから構成されている地盤構造に、鉄道、共同
溝など施工区間の長い構造物を建設する際には、例え
ば、特開2000−319869号公報に示されるよう
に、止水性が高く、工期が短い、廉価で壁長を深くでき
る等の理由から、SMW工法で構築した土留め壁5を適
用することが多い。特に、最近のように建設現場から発
生する廃棄物・残土の減量化が強力に要請されている状
況下では、SMW工法はソイルセメント地中連続壁工法
として広く利用されている。
【0004】SMW工法とは、専用に開発された多軸混
練オーガ機で原地盤を削孔し、その先端よりセメントス
ラリを吐出して原地盤土と混練を行い、ソイルセメント
の壁体51を構築する工法である。そして、削孔内のソ
イルセメントが硬化する前に補強材52、例えばH形鋼
等が挿入されることによって壁体51が補強される。ま
た、SMW工法は、連続一体の壁体51とするため、隣
接する削孔を幾らか重複させながら施工されることによ
り、土留め壁5が構築される。
【0005】ところで、地下に配管8等が埋設されてい
る施工区域においては、深い根入れを必要とするSMW
工法を適用することができないため、土留め壁5の欠損
部9となる。そのため、原地盤の土留め壁5の欠損部9
を補強する方法として、前記配管8を挟みこむように両
側に既存の土留め壁5と直交してつながる壁体61を設
け、土留め壁5の欠損部9にかかる土圧を受けもつ複数
の削孔にわたる大きさの補強材62を挿入し、補強壁6
が構築されていた。そして、高圧噴射撹拌工法、例えば
CJG工法等を用いて、配管8周囲の土留め壁5の欠損
部9を地盤改良して改良体7を造成し、所定の地盤強度
を保持させていた。
【0006】ここで、CJG工法とは、圧縮空気を伴っ
た超高圧水を地盤中に回転して噴射させて地盤を切削
し、そのスラリ状の原地盤土を地表に排出させることに
よって地盤内に人為的に空間を設け、該空間に硬化材を
同時充填させ、円柱状の改良体7を造成する工法であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の土留め
壁5の欠損部9の地盤をCJG工法にて地盤改良する際
には、上述の補強壁6とCJG工法による改良体7とを
重なるように施工する。そのため、重なった部分では、
原地盤土がSMW工法により硬化材で硬化された状態と
なるとともに、再び、CJG工法により硬化材が充填さ
れるため、施工能率が悪く、経済的ではなかった。
【0008】そこで、本発明の課題は、CJG工法によ
って造成された改良体に応力材を挿入することで、補強
壁の構築を省略するとともに、大口径合成杭として利用
可能な合成杭及び土留め壁の施工方法を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、高圧水を地盤中に噴射させ
ることにより地盤を略立坑状に切削するとともに、地盤
内の切削された部分に硬化材を注入して切削部分に改良
体21を形成し、形成された改良体が硬化する前に該改
良体内に応力材22を上下に延在するように挿入するこ
とにより形成されることを特徴とする。
【0010】請求項1記載の発明によれば、高圧水の噴
射により切削された部分に硬化材を注入することにより
形成される改良体、例えば、高圧噴射撹拌工法により形
成された改良体内に上下に延在する応力材を挿入するこ
とで、硬化材により硬化された部分と応力材部分とが合
成された合成杭を比較的容易に構築することができる。
また、高圧水を用いて切削するとともに切削された部分
に硬化材を注入することで構築される改良体の径は、比
較的容易に大口径化が可能なので、この合成杭を大口径
合成杭として利用することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、前記改良体上部に
対応する位置に、孔壁の崩壊を防止する筒状のケーシン
グ23が設置されていることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明によれば、高圧噴射撹
拌工法によって造成された改良体の上部には、削孔壁の
崩壊防止用のケーシングが設けられている。これによ
り、天端に土被りが不要となり、地表まで改良体を造成
できる。したがって、応力材挿入時の土被りの掘削工程
が省略できるので、作業効率が向上する。
【0013】請求項3記載の発明は、前記硬化材により
改良体が設けられる際に、改良体に遅延材が添加される
ことを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明によれば、改良体には
硬化材の硬化を遅延する遅延材が添加されている。した
がって、改良体に応力材を挿入する際に、改良体の硬化
が進行してしまうのを防止し、円滑に応力材を挿入する
ことができる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか一つに記載の合成杭を用いた土留め壁の施工方法
であって、土留め壁1構築工事において、土留め壁に地
下構造物等により土留め壁を設けることができない欠損
部4が生じる際に、該欠損部に前記改良体を設けること
により欠損部を補強するとともに、前記改良体のうちの
少なくとも前記土留め壁の前記欠損部の端部に対応する
位置に設けられる改良体に前記応力材を挿入して前記合
成杭とすることを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明によれば、土留め壁の
欠損部側の端部に対応する改良体に応力材が挿入されて
合成杭となっている。したがって、前記合成杭が該欠損
部の地盤を強化する機能と、該欠損部を補強する補強壁
としての機能とを兼ね備えているので、従来設けられて
いた補強壁を構築する必要がなくなり、施工工期の短
縮、コストの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図1〜図3を参照して詳細に説明する。図1に示すよう
に、施工区域内に配管3が埋設され、連続して土留め壁
1が構築できないような施工区域が本発明の施工の対象
となる。本発明の実施の形態例では、SMW工法(ソイ
ルセメント地中連続壁工法)により土留め壁1を構築
し、SMW工法を適用できない配管3上及び配管3周囲
に高圧噴射撹拌工法の一種であるCJG工法(コラムジ
ェットグラウト工法)を用いて地盤改良を行い、改良体
21を造成する施工方法について説明する。施工の流れ
は、大きく分けて、SMW工法による土留め壁1の構
築、CJG工法による合成杭2及び改良体21の造成
の二工程である。
【0018】<SMW工法による土留め壁の構築>土留
め壁1は、SMW工法にて構築され、削孔内の原地盤土
とセメントスラリとを混練してできたソイルセメントの
壁体11内に補強材12が挿入されて硬化したものであ
る。セメントスラリは、セメント、ベントナイト、水等
を混合したものであり、原地盤土を軟化させ、機械によ
る削孔、混練を容易にする働きを有している。機械によ
り削孔、混練されてできたソイルセメントの壁体11
は、削孔周囲の地盤の変位を抑えるとともに、土圧や水
圧への抵抗力も大きく、高い止水性を備えている。ま
た、補強材12は、該壁体11の剪断応力、曲げ応力を
強化するために、ソイルセメントが硬化する前に壁体1
1内に挿入される。
【0019】ただし、配管3上の地盤では、深い根入れ
を必要とするSMW工法を利用することができないた
め、土留め壁1は、配管3を挟み込むように、配管3の
左右両側まで構築されて途絶えている。そして、土留め
壁1が途絶えた配管3上及びその周囲が土留め壁1の欠
損部4となり、地盤の補強が必要とされる場所である。
ここで、従来技術では、図3に示すように、補強壁6を
構築していたが、本発明の実施の形態例においては、後
述するように、補強壁6を必要としないため、SMW工
法による土留め壁1は、上述の配管3を挟み込むよう
に、配管3の左右両側まで構築されるのみとなる。
【0020】土留め壁1を構築するには、まず、SMW
工法専用に開発された多軸混練オーガ機を用いて、原地
盤が削孔される。そして、該多軸混練オーガ機の先端よ
りセメントスラリが吐出され、原地盤土との混練が行わ
れ、ソイルセメントの壁体11が構築される。また、連
続壁とするために、隣接する削孔同士が幾らか重なるよ
うに施工されていく。削孔内のソイルセメントが十分混
練されると、、ソイルセメントが硬化する前に土留め壁
1の補強材12として、例えば、H形鋼等が削孔に挿入
される。そして、ソイルセメントが硬化すれば、地中に
連続した土留め壁1ができあがる。これにより、土留め
壁1の一方の面側の地盤を掘削しても、他方の面側の地
盤からかかる土圧や水圧を土留め壁1が受け止めること
ができるため、崩壊しないようになっている。
【0021】<CJG工法による合成杭及び改良体の造
成>SMW工法により、土留め壁1の構築が終わると、
次に高圧噴射撹拌工法の一種であるCJG工法を用い
て、配管3上及び配管3周囲の地盤改良が行われ、合成
杭2及び改良体21が造成される。
【0022】改良体21は、超高圧水及び圧縮空気の噴
射によって円柱形状(略立坑状)に切削された地盤内に
硬化材が充填され、硬化したものであり、土留め壁1の
欠損部4の地盤を強化している。合成杭2は、改良体2
1内に従来の補強壁6に挿入されていた補強材62と同
様の応力材22を挿入することによって造成されてい
る。改良体21及び合成杭2は、欠損部4に隙間なく複
数造成されている。合成杭2は、配管3の左右両側まで
構築されている土留め壁1の端部に隣接するように配管
3の左右に一カ所ずつ、計二カ所造成されており、周囲
の土が欠損部4に崩壊することを防止している。また、
合成杭2に挿入される応力材22は、土留め壁1に挿入
される補強材12に比べて数倍の大きさのH形鋼を用い
ており、改良体21の大きさに見合った十分な強度を発
現する応力材22が挿入されている。
【0023】なお、該応力材22は、補強壁6を構築す
る際にソイルセメントの壁体61に挿入されていた補強
材62と同じ機能を発揮する。これにより、合成杭2に
は、配管3周囲の土留め壁1の欠損部4の地盤を強化す
る改良体21と、土留め壁5の欠損部4にかかる土圧を
受け止める補強壁6との二つの機能が備えられている。
すなわち、合成杭2が造成されている限り、補強壁6を
構築する必要性はなくなる。また、二カ所に造成された
合成杭2以外はすべて改良体21であり、欠損部4を覆
い尽くすように造成されている。また、配管3上の改良
体21は、配管3の上部から地表まで造成され、配管3
上以外の改良体21は、地表の造成位置から配管3の中
心軸の鉛直下方向へ向けて斜め下方向に造成される。こ
れにより、配管3の上下左右方向の地盤を改良すること
が可能となっている。
【0024】改良体21を造成するには、まず、超高圧
水、圧縮空気、硬化材を噴射する機構を有する三重管を
挿入するためのガイドホールがボーリングマシンにより
削孔される。次に、図2に示すように、ガイドホールの
内周面に地表から約2m程度の深さまでケーシング23
が設置される。これは、CJG工法による改良体21造
成後の天端には、ガイドホールの崩壊防止のために約1
m程度の土被りが必要であるが、ケーシング23を設置
することにより、土被りと同様の効果を持たせることが
でき、これにより、地表まで改良体21を造成すること
ができるためである。そして、前記三重管がガイドホー
ルに建て込まれる。該三重管は、先端から基端部に向か
って硬化材、超高圧水及び圧縮空気の順で噴射口が備え
られ、水平方向に回転自在となっている。
【0025】三重管の建て込み完了後、該三重管が回転
するとともに三重管の噴射口から超高圧の水と圧縮空気
とが地盤内に噴射され、地盤が切削される。切削される
ことによって発生したスラリ状の原地盤土は、三重管と
ガイドホールの隙間を通って地表に排出される。また、
同時に硬化材が切削された地盤空間内に高圧で噴射され
る。そして、各々の噴射を続けながら三重管を引き抜い
ていくと、地盤内にできた空間内に硬化材が順次噴射さ
れていく状態になる。そして、三重管を地盤から完全に
引き抜いた際に、円柱形状(略立坑状)の改良体21が
造成される。
【0026】合成杭2を造成するには、上述の改良体2
1と同様にして円柱形状の改良体21が造成された後
に、応力材22であるH形鋼が挿入される。なお、合成
杭2を造成する際の硬化材には、H形鋼の挿入までに、
改良体21が硬化するのを防止するための遅延材が配合
されており、H形鋼を円滑に改良体21内に挿入するこ
とができるようになっている。
【0027】したがって、上述の施工方法を用いること
により、従来構築しても改良体21の造成時に切削され
たり、再度硬化材を充填されたりして無駄な工程となっ
ていた補強壁6の機能を補強壁6と同じ場所に造成する
改良体21に備えさせることで、補強壁6構築の工程が
省略でき、施工工程の短縮、コスト低減を図ることがで
きる。
【0028】なお、本発明は、上記実施の形態に限られ
るものではなく、例えば、土留め壁の構築は、鋼矢板等
を用いても良い。また、高圧噴射撹拌工法は、MM工法
(高圧ジェット撹拌工法)やJSG工法(ジャンボジェ
ットスペシャルグラウト工法)等を適用可能であること
は勿論である。また、補強材は、H形鋼に限られるもの
ではなく、鋼管等を用いても良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、高圧水の
噴射により切削された部分に硬化材を注入することによ
り形成される改良体、例えば、高圧噴射撹拌工法により
形成された改良体内に上下に延在する応力材を挿入する
ことで、硬化材により硬化された部分と応力材部分とが
合成された合成杭を比較的容易に構築することができ
る。また、高圧水を用いて切削するとともに切削された
部分に硬化材を注入することで構築される改良体の径
は、比較的容易に大口径化が可能なので、この合成杭を
大口径合成杭として利用することができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、高圧噴射撹
拌工法によって造成された改良体の上部には、削孔壁の
崩壊防止用のケーシングが設けられている。これによ
り、天端に土被りが不要となり、地表まで改良体を造成
できる。したがって、応力材挿入時の土被りの掘削工程
が省略できるので、作業効率が向上する。
【0031】請求項3記載の発明によれば、改良体には
硬化材の硬化を遅延する遅延材が添加されている。した
がって、改良体に応力材を挿入する際に、改良体の硬化
が進行してしまうのを防止し、円滑に応力材を挿入する
ことができる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、土留め壁の
欠損部側の端部に対応する改良体に応力材が挿入されて
合成杭となっている。したがって、前記合成杭が該欠損
部の地盤を強化する機能と、該欠損部を補強する補強壁
としての機能とを兼ね備えているので、従来設けられて
いた補強壁を構築する必要がなくなり、施工工期の短
縮、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の土留め壁の施工方法を説
明するための図である。
【図2】本発明の合成杭を説明するための図である。
【図3】従来の土留め壁の施工方法を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 土留め壁 2 合成杭 21 改良体 22 応力材 23 ケーシング 4 欠損部 6 補強壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D040 AB03 AB05 AB14 BA01 BA02 BB03 BD03 BD05 CA01 CB03 DA03 EA11 2D049 EA02 GA12 GB05 GC11 GD03 GE03 2D050 AA13 BB04 CA01 CA04 CB03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高圧水を地盤中に噴射させることにより地
    盤を略立坑状に切削するとともに、地盤内の切削された
    部分に硬化材を注入して切削部分に改良体を形成し、形
    成された改良体が硬化する前に該改良体内に応力材を上
    下に延在するように挿入することにより形成されること
    を特徴とする合成杭。
  2. 【請求項2】前記改良体上部に対応する位置に、孔壁の
    崩壊を防止する筒状のケーシングが設置されていること
    を特徴とする請求項1記載の合成杭。
  3. 【請求項3】前記硬化材により改良体が設けられる際
    に、改良体に遅延材が添加されることを特徴とする請求
    項1または2記載の合成杭。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一つに記載の合成
    杭を用いた土留め壁の施工方法であって、 土留め壁構築工事において、土留め壁に地下構造物等に
    より土留め壁を設けることができない欠損部が生じる際
    に、該欠損部に前記改良体を設けることにより欠損部を
    補強するとともに、前記改良体のうちの少なくとも前記
    土留め壁の前記欠損部の端部に対応する位置に設けられ
    る改良体に前記応力材を挿入して前記合成杭とすること
    を特徴とする土留め壁の施工方法。
JP2001154045A 2001-05-23 2001-05-23 合成杭と土留め壁の施工方法 Pending JP2002348851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001154045A JP2002348851A (ja) 2001-05-23 2001-05-23 合成杭と土留め壁の施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001154045A JP2002348851A (ja) 2001-05-23 2001-05-23 合成杭と土留め壁の施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002348851A true JP2002348851A (ja) 2002-12-04

Family

ID=18998462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001154045A Pending JP2002348851A (ja) 2001-05-23 2001-05-23 合成杭と土留め壁の施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002348851A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068075A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社不動テトラ 高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法
JP2015124478A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 鹿島建設株式会社 土留め壁の構築方法
JP2017014856A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 鹿島建設株式会社 複合地中連続壁の構造および複合地中連続壁の構築方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0813495A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Maeda Corp 土留め壁及びその構築工法
JPH0849236A (ja) * 1994-05-13 1996-02-20 Haseko Corp 山留め工法
JPH1150444A (ja) * 1997-08-05 1999-02-23 Tokuyama Corp 水底地盤改良用注入材及びそれを用いた水底地盤改良工法
JPH11107270A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Chem Grouting Co Ltd 固結体築造工法及び山留壁造成工法
JP2000144720A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Chem Grouting Co Ltd 連続地中壁構築工法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0849236A (ja) * 1994-05-13 1996-02-20 Haseko Corp 山留め工法
JPH0813495A (ja) * 1994-06-29 1996-01-16 Maeda Corp 土留め壁及びその構築工法
JPH1150444A (ja) * 1997-08-05 1999-02-23 Tokuyama Corp 水底地盤改良用注入材及びそれを用いた水底地盤改良工法
JPH11107270A (ja) * 1997-10-02 1999-04-20 Chem Grouting Co Ltd 固結体築造工法及び山留壁造成工法
JP2000144720A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Chem Grouting Co Ltd 連続地中壁構築工法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015068075A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 株式会社不動テトラ 高圧噴射攪拌工法による地盤改良方法
JP2015124478A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 鹿島建設株式会社 土留め壁の構築方法
JP2017014856A (ja) * 2015-07-06 2017-01-19 鹿島建設株式会社 複合地中連続壁の構造および複合地中連続壁の構築方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008057184A (ja) H型pc杭を用いた地中壁の構築方法
JP2006283309A (ja) 石積壁の耐震補強方法
KR102638925B1 (ko) 경사형 작동로드를 갖는 굴착일체형 해저관입파일 절단장비 및 그 작동방법
CN104032763A (zh) 一种组合式防渗止水帷幕结构及其施工方法
KR101095393B1 (ko) 시멘트 그라우팅에 의한 지반 개량 강화 공법
KR100719875B1 (ko) 고압분사 그라우팅에 의한 차수벽의 구조 및 시공방법
JP7104536B2 (ja) 遮水壁の構築方法
KR101855413B1 (ko) 심층혼합처리공법의 경화재 분사 장치 및 이를 이용한 시공 방법
JP2002348851A (ja) 合成杭と土留め壁の施工方法
JPH08311864A (ja) 土留壁およびその構築方法
JP4550792B2 (ja) 地中壁の施工法
KR102325623B1 (ko) 흙막이 벽체 시공방법
KR101109055B1 (ko) 이중관 로드 형상을 가지는 오거 및 이를 이용한 지반강화 시공방법
KR20110035515A (ko) 교반날개와 노즐이 구비된 오거 및 이를 이용한 지반강화 시공방법
JP2001271365A (ja) 地下構造物の施工法
KR101487312B1 (ko) 지중굴착용 플레이트 및 이를 이용한 지중터널굴착공법
JP4341029B2 (ja) 杭基礎工法
JPH02200917A (ja) 地すべり抑止用井筒およびその築造方法
WO2009139510A1 (en) Construction method for continuous cut-off wall using overlap casing
JP2011252319A (ja) 地山補強土工法用の補強材、地山補強土工法
JPH11158865A (ja) 鋼矢板を芯材とした壁体を持つ地中構造物及びその施工方法
JP2005146756A (ja) 土留遮水壁構築工法及びそれにより形成される土留遮水壁
KR102117392B1 (ko) 흙막이 벽체 시공방법
JP2001182088A (ja) 盤ぶくれ防止装置
JPH09111754A (ja) 親杭止水壁工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080430

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101005