JP2001182088A - 盤ぶくれ防止装置 - Google Patents

盤ぶくれ防止装置

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JP2001182088A JP37219499A JP37219499A JP2001182088A JP 2001182088 A JP2001182088 A JP 2001182088A JP 37219499 A JP37219499 A JP 37219499A JP 37219499 A JP37219499 A JP 37219499A JP 2001182088 A JP2001182088 A JP 2001182088A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立坑の底部地盤の膨れ上がりを確実に防止し
つつ盤ぶくれ防止対策に要するコストの低減化をも図る
ことのできる盤ぶくれ防止装置を提供すること。 【解決手段】 地盤20を掘削して形成される立坑23
の底部地盤が被圧水圧に起因する経時変化によりふくれ
上がるのを防止するために、底部地盤を形成すべき底部
地盤相当箇所30に硬化材が充填されて固結体33が形
成されると共に、固結体33の下部に存在する地盤22
と固結体33とを結合するアンカー部材34が固結体3
3に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤を掘削して形
成される立坑の底部地盤が被圧水圧(揚圧力ともいう)
に起因する経時変化によりふくれ上がるのを防止する盤
ぶくれ防止装置及びその防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、土木、建設作業においては、
図6に示すように、粘土層の地盤1を掘削して立坑2を
形成する際に、その立坑2を形成すべき箇所を囲うよう
にして土留め壁3を形成し、その土留め壁3に囲われた
部分を掘削して、立坑2を形成する作業が行われてい
る。
【0003】この地盤1の下部に砂や礫等の砂礫層4が
存在していると、立坑2の底部地盤5が地下水による被
圧水圧Pに起因する経時変化によって二点鎖線で示すよ
うに膨れ上がる現象が生じる。その底部地盤5の膨れ上
がりは、被圧水圧Pにより力学的に土留め壁3、3を支
点としての曲げモーメントが作用するので中央部分が大
きい。このような底部地盤5の膨れ上がりが生じると、
立坑2が崩壊する虞が増す。
【0004】そこで、従来、図7に示すように、立坑2
を形成する前に地盤1をボーリングしてボーリング穴6
から立坑2の底部地盤5を形成すべき底部地盤相当箇所
7に、高圧噴射装置8のボーリングマシーン9にケーシ
ングパイプ10を取り付け、このケーシングパイプ10
を回転させつつこのケーシングパイプ10を通じて硬化
材11をジェット噴射させることにより底部地盤相当箇
所7に固結体12を形成し、底部地盤5を改良すること
が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の盤ぶくれ防止装置では、固結体12の厚さが薄いと
被圧水圧Pに抗しきれずに底部地盤5が経時変化によっ
て膨れ上がることがあり、底部地盤5の膨れ上がりを防
止できる確実性が乏しいという問題点がある。
【0006】これを防止するために、固結体12の厚さ
を厚くすることが考えられるが、固結体12の厚さを厚
くするためには、底部地盤相当箇所7にかなりの量の硬
化材11を注入しなければならず、底部地盤5の盤ぶく
れ防止対策に要するコストが高くなり過ぎるという新た
な問題点が生じる。
【0007】本発明は上記の事情に鑑み為されたもの
で、その目的とするところは、立坑の底部地盤の膨れ上
がりを確実に防止しつつ盤ぶくれ防止対策に要するコス
トの低減化をも図ることのできる盤ぶくれ防止装置及び
盤ぶくれ防止方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の盤ぶくれ防止装置は、地盤を掘削
して形成される立坑の底部地盤が被圧水圧に起因してふ
くれ上がるのを防止するために、前記底部地盤を形成す
べき底部地盤相当箇所に硬化材が充填されて固結体が形
成されると共に、該固結体の下部に存在する地盤と前記
固結体とを結合するアンカー部材が前記固結体に設けら
れていることを特徴とするものである。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、底部地盤
相当箇所に硬化材を充填して固結体を形成することによ
り底部地盤の改良を図ると共に、その固結体よりも下部
に存在する地盤と固結体とをアンカー部材により結合す
ることにしたので、固結体の厚さを増すことなく、底部
地盤のふくれ上がりを確実に防止でき、ひいては盤ぶく
れ防止対策に要するコストの低減化を図ることができ
る。
【0010】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載された盤ぶくれ防止装置において、前記硬化
材の充填は高圧噴射撹拌装置によって行われ、該高圧噴
射装置は前記硬化材を案内しつつ先端から該硬化材をジ
ェット噴射するケーシングパイプと該ケーシングパイプ
を回転させつつボーリング穴を形成するボーリングマシ
ーンとからなることを特徴とするものである。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、高圧噴射
装置によってジェット噴射して底部地盤相当箇所に硬化
材を充填するので、その硬化材の充填作業が容易であ
る。
【0012】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1又は請求項2に記載された盤ぶくれ防止装置におい
て、前記アンカー部材は引き抜き方向の力に抵抗する抵
抗突起物を有していることを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、アンカー
部材に引き抜き方向の力に抵抗する抵抗突起物が形成さ
れているので、アンカー部材が抜けにくくなり、底部地
盤が膨れ上がるのを確実に防止できる。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載された盤ぶくれ防止装置において、前記アンカー
部材は前記ボーリングマシーンを用いて前記固結体に押
し込まれたものであることを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、高圧噴射
装置のボーリングマシーンを利用してアンカー部材を固
結体に押し込むことができることになり、既存の設備を
利用できるので、アンカー部材の設置作業を容易に行う
ことができる。
【0016】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項2に記載された盤ぶくれ防止装置において、前記アン
カー部材が鋼管パイプからなり、鋼管パイプの両端部分
にスクリュー羽根が形成され、前記鋼管パイプは前記ボ
ーリングマシーンを用いて回転されかつスクリュー羽根
に案内されて前記固結体に押し込まれ、前記スクリュー
羽根は引き抜き方向の力に抵抗する抵抗突起物に兼用さ
れていることを特徴とするものである。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、アンカー
部材としての鋼管パイプをスクリュー羽根により固結体
にスムーズにねじ込むことができるので、そのアンカー
部材の設置作業が一層容易となり、かつ、スクリュ羽根
が引き抜き方向の力に抵抗する抵抗突起物として作用す
るので、鋼管パイプそれ自体が抜けにくくなり、確実に
底部地盤の膨れ上がりを防止できる。更に、既設の設備
を利用できるので、鋼管パイプの押し込み作業を迅速に
行うことができる。
【0018】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載された盤ぶくれ防止装置において、前記鋼管パイ
プは前記固結体の半固化状態で該固結体に押し込まれた
ものであることを特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、固結体が
完全に固化する前に鋼管パイプを押し込むので、その鋼
管パイプの設置作業時間の短縮を図ることができる。
【0020】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
に記載された盤ぶくれ防止装置において、前記固結体の
下部直下に存在する地盤が砂礫層の場合には、前記鋼管
パイプの先端が前記砂礫層の下部に存在する硬い地層に
まで達していることを特徴とする。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、鋼管パイ
プの先端が硬い地層に食い込むことになるので、鋼管パ
イプそれ自体がより一層抜けにくくなり、従って底部地
盤の膨れ上がりをより一層防止できる。
【0022】また、請求項8に記載の盤ぶくれ防止方法
は、地盤を掘削して形成される立坑を形成する前に、前
記地盤をボーリングしてボーリング穴から前記立坑の底
部地盤を形成すべき底部地盤相当箇所に硬化材を充填し
て固結体を形成し、該固結体の半固化状態で前記ボーリ
ング穴を通してアンカー部材を前記固結体に押し込ん
で、該固結体の下部に存在する地盤と前記固結体とを結
合することにより前記底部地盤が被圧水圧に起因してふ
くれ上がるのを防止することを特徴とする。
【0023】請求項8に記載の発明によれば、固結体の
厚さを増すことなく底部地盤の膨れ上がりを防止でき、
ひいては、盤ぶくれ防止対策に要するコストの低減化を
図ることができる。また、既存のボーリング穴、既存の
設備を利用してアンカー部材を底部地盤に設置すること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は図3に示す矢印X−X線に
沿う断面図、図2は図3に示す矢印Y−Y線に沿う断面
図、図3は本発明に係わる立坑構造体の底部地盤部分の
平面図、図4はその立坑を形成する前に土留め壁によっ
て囲まれた地盤の底部地盤を形成すべき底部地盤相当箇
所に硬化材を充填して固結体を形成する作業工程と図1
に示すアンカー部材を固結体に押し込む作業工程とを模
式的に説明する模式図、図5は図1に示すアンカー部材
の一例を示す側面図である。
【0025】その図1乃至図3において、符号20は粘
土質の地盤、符号21はその地盤20の下部に存在する
砂礫層、符号22はその砂礫層21の下部に存在する岩
盤等の硬い地層である。
【0026】地盤20には、立坑23を形成すべき地盤
20を取り囲むようにして土留め壁24が打ち込まれて
いる。その土留め壁24、24間には、補強用の支保工
25が掛け渡されて、立坑構造体が形成されている。
【0027】その地盤20は、立坑23を掘削する前
に、図4(a)に示す高圧噴射装置26のボーリングマ
シーン27とケーシングパイプ28とによってボーリン
グされる。ケーシングパイプ28はボーリングマシーン
27に取り付けられて回転され、これによって、ボーリ
ング穴29が形成される。このボーリングは立坑23の
底部地盤を形成すべき底部地盤相当箇所30にボーリン
グ穴29が達するまで行われる。
【0028】そのケーシングパイプ28の先端にはジェ
ット噴射ノズル31が設けられている。ケーシングパイ
プ28は、硬化材32を案内しつつそのジェット噴射ノ
ズル31から硬化材(例えば、セメントと水と空気との
混合材)32を底部地盤相当箇所30に向けてジェット
噴射する。底部地盤相当箇所30に存在する土、砂は硬
化材32のジェット噴射によりボーリング穴29を通じ
て地面に吹き上げられる。そのケーシングパイプ28は
回転しつつ引き上げられ、これにより、図4(b)に示
すように、底部地盤相当箇所30は硬化材32の混ざっ
た地盤に置き換えられ、この硬化材32の固化により円
柱状の固結体33が形成される。
【0029】この底部地盤相当箇所30の地盤改良作業
は図3に示すようにその固結体33の周辺部分が互いに
重なるようにして、土留め壁に24よって囲まれた全領
域について行われる。
【0030】次に、高圧噴射装置26のボーリングマシ
ーン27に図4(b)に示すようにアンカー部材34が
セットされる。このアンカー部材34は図5に拡大して
示す円筒状の鋼管パイプから構成されている。そのアン
カー部材34の両端部にはスクリュー羽根35、36が
形成されている。このアンカー部材34の上端には例え
ばネジ(図示せず)が形成されている。
【0031】そのアンカー部材34は、ボーリング穴2
9を通じて回転されつつ底部地盤相当箇所30に向かっ
て押し込まれる。そのアンカー部材34が所定量ボーリ
ング穴30に押し込まれると、図4(c)に示すよう
に、補助具としてのケーシングパイプ37がボーリング
マシーン27にセットされる。このケーシングパイプ3
7の下端には、アンカー部材34の上端に形成された前
記ネジと螺合するネジ(図示せず)が形成されている。
ケーシングパイプ37とアンカー部材34とは、このネ
ジによって連結される。
【0032】アンカー部材34は、このケーシングパイ
プ37を一方向に回転させることにより固結体33にね
じ込まれる。このアンカー部材34の固結体33へのね
じ込み作業は、固結体33が半固化の状態で行うのが、
アンカー部材34のねじ込み作業を迅速に行う観点から
望ましい。
【0033】また、アンカー部材34は、図4(d)に
示すように、そのスクリュー羽根35が砂礫層21を通
過して硬い地層22に達するまで、かつ、スクリュー羽
根36が固結体33に埋設されるまで固結体33にねじ
込ませるのが望ましい。そのスクリュー羽根35、36
は、固結体33にねじ込んだ状態では、引き抜き方向の
力に抵抗する抵抗突起物として作用し、これによって、
アンカー部材34が抜けにくくなる。
【0034】このアンカー部材34の押し込み作業が完
了すると、ケーシングパイプ37が押し込み方向と反対
方向に回転されて、ケーシングパイプ37とアンカー部
材34との連結が解除され、ケーシングパイプ37が引
き上げられる。その後、立坑23の形成作業が行われ、
立坑構造体が構築される。
【0035】そのアンカー部材34は、図1乃至図3に
示すように、適宜間隔を開けて配設され、その配設間
隔、配設個数は、立坑23の大きさ、固結体33に加わ
る地下水圧等によって適宜決定される。その図1乃至図
3には、アンカー部材34を等間隔に配設した状態が示
されている。このようにアンカー部材34を配設する
と、力学的に曲げモーメントの支点として作用する土留
め壁24から土留め壁24までの間隔(スパンS)が、
同じく力学的に曲げモーメントの支点として作用するア
ンカー部材34により分割されて、支点間のスパンS’
(図1)が短くなるので、被圧水圧Pに起因する曲げモ
ーメントを小さくできることになり、従って、改良され
た底部地盤の曲げモーメントに対する抵抗力が増大し、
底部地盤の膨れ上がりを確実に防止できることになる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、底部地盤に硬化材を充
填して固結体を形成することにより底部地盤の改良を図
ると共に、その固結体よりも下部に存在する地盤と固結
体とをアンカー部材により結合することにしたので、固
結体の厚さを増すことなく、底部地盤のふくれ上がりを
確実に防止でき、ひいては盤ぶくれ防止対策に要するコ
ストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3に示す矢印X−X線に沿う断面図である。
【図2】図3に示す矢印Y−Y線に沿う断面図である。
【図3】本発明に係わる立坑構造体の底部地盤部分の平
面図である。
【図4】図1に示す立坑を形成する前に土留め壁によっ
て囲まれた地盤の底部地盤を形成すべき底部地盤相当箇
所に硬化材を充填して固結体を形成する作業工程と図1
に示すアンカー部材を固結体に押し込む作業工程とを模
式的に説明する模式図であって、(a)は立坑の底部地
盤の膨れ上がりを防止するために底部地盤の改良作業を
示す模式図、(b)はボーリングマシーンにアンカー部
材をセットした状態を示す模式図、(c)は改良された
底部地盤へのアンカー部材が途中まで押し込まれた状態
を示す模式図、(d)は改良された底部地盤にアンカー
部材が埋設された状態を示す模式図である。
【図5】図1に示すアンカー部材の一例を示す側面図で
ある。
【図6】立坑の底部地盤の膨れ上がりを説明する図であ
る。
【図7】立坑の底部地盤の膨れ上がりを防止するために
底部地盤の改良作業を示す模式図である。
【符号の説明】 20、22 地盤 23 立坑 30 底部地盤相当箇所 32 硬化材 33 固結体 34 アンカー部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹中 計行 東京都千代田区一番町31番地 株式会社錢 高組内 Fターム(参考) 2D040 AA00 AB03 AB14 AC01 AC03 AC04 BC01 CA01 2D041 AA02 BA51 CA05 CB01 DB02 FA02 FA14 GA01 GB01 GD02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤を掘削して形成される立坑の底部地
    盤が被圧水圧に起因してふくれ上がるのを防止するため
    に、前記底部地盤を形成すべき底部地盤相当箇所に硬化
    材が充填されて固結体が形成されると共に、該固結体の
    下部に存在する地盤と前記固結体とを結合するアンカー
    部材が前記固結体に設けられていることを特徴とする盤
    ぶくれ防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記硬化材の充填
    は、高圧噴射装置によって行われ、該高圧噴射装置は、
    前記硬化材を案内しつつ先端から該硬化材をジェット噴
    射するケーシングパイプと該ケーシングパイプを回転さ
    せつつボーリング穴を形成するボーリングマシーンとか
    らなることを特徴とする盤ぶくれ防止装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記アンカ
    ー部材は、引き抜き方向の力に抵抗する抵抗突起物を有
    していることを特徴とする盤ぶくれ防止装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記アンカー部材は
    前記ボーリングマシーンを用いて前記固結体に押し込ま
    れたものであることを特徴とする盤ぶくれ防止装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、前記アンカー部材が
    鋼管パイプからなり、該鋼管パイプの両端部分にスクリ
    ュー羽根が形成され、前記鋼管パイプは前記ボーリング
    マシーンを用いて回転されかつ前記スクリュー羽根に案
    内されて前記固結体に押し込まれ、前記スクリュー羽根
    は引き抜き方向の力に抵抗する抵抗突起物に兼用されて
    いることを特徴とする盤ぶくれ防止装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記鋼管パイプは前
    記固結体の半固化状態で該固結体に押し込まれたもので
    あることを特徴とする盤ぶくれ防止装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記固結体の下部直
    下に存在する地盤が砂礫層の場合には、前記鋼管パイプ
    の先端は前記砂礫層の下部に存在する硬い地層にまで達
    していることを特徴とする盤ぶくれ防止装置。
  8. 【請求項8】 地盤を掘削して形成される立坑を形成す
    る前に、前記地盤をボーリングしてボーリング穴から前
    記立坑の底部地盤を形成すべき底部地盤相当箇所に硬化
    材を充填して固結体を形成し、該固結体の半固化状態で
    前記ボーリング穴を通してアンカー部材を前記固結体に
    押し込んで、該固結体の下部に存在する地盤と前記固結
    体とを結合することにより前記底部地盤が被圧水圧に起
    因してふくれ上がるのを防止することを特徴とする盤ぶ
    くれ防止方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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