JP2002348200A - ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法 - Google Patents

ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法

Info

Publication number
JP2002348200A
JP2002348200A JP2001155580A JP2001155580A JP2002348200A JP 2002348200 A JP2002348200 A JP 2002348200A JP 2001155580 A JP2001155580 A JP 2001155580A JP 2001155580 A JP2001155580 A JP 2001155580A JP 2002348200 A JP2002348200 A JP 2002348200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
substrate
crb
semiconductor layer
single crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001155580A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4480298B2 (ja
Inventor
Shigeki Otani
茂樹 大谷
Hiroyuki Kinoshita
博之 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
National Institute for Materials Science
Original Assignee
Kyocera Corp
National Institute for Materials Science
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp, National Institute for Materials Science filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2001155580A priority Critical patent/JP4480298B2/ja
Publication of JP2002348200A publication Critical patent/JP2002348200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4480298B2 publication Critical patent/JP4480298B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B29/00Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
    • C30B29/10Inorganic compounds or compositions
    • C30B29/52Alloys
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C30CRYSTAL GROWTH
    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
    • C30B13/00Single-crystal growth by zone-melting; Refining by zone-melting

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
  • Led Devices (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ZrB若しくはTiB又はこれらの固溶
体組成からなるホウ化物単結晶とその製造方法に関し
て、FZ法を用いて粒界のないXB単結晶を製造する
方法を提供する。 【解決手段】 主成分としてXB(XはTi及びZr
の少なくとも一種である)とCrBとを含む混合原料
からフローティングゾーン法により単結晶を育成する。
原料棒中のCrBの配合量は、1〜30mol%の範
囲とされる。これにより、直径10mm以上の単結晶が
得られ、結晶中に0.0004mol%〜9mol%以
下のCrBを含有する。このような大きな単結晶を窒
化ガリウム系の半導体層形成用の成長基板に提供し、基
板上には、広い面域に渡って格子欠陥のない半導体膜が
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ZrB若しくは
TiB又はこれらの固溶体組成からなるホウ化物単結
晶とその製造方法、および、これを利用した半導体層成
長用基板とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、発光ダイオードなどに窒化ガリウ
ム系半導体の実用化が進んでいる。窒化ガリウム系半導
体とは、窒化ガリウム(GaN)、窒化アルミニウム
(AlN)、窒化インジウム(InN)及びこれらの混
晶であるInGaAlN(0≦x,0≦y,x+
y≦1,z=1−x−y)を含むものである。従来、そ
のような窒化ガリウム系半導体の単結晶層は、サファイ
ア基板の上にエピタキシャル成長させて作成されてい
た。
【0003】しかし、サファイアは窒化ガリウム系半導
体と大きな格子不整合を持っており、格子不整合に起因
する結晶欠陥がエピタキシャル成長層中に導入され、結
晶性の優れた窒化ガリウム系半導体層が得られない問題
があった。また、サファイア基板は絶縁体であるので、
発光ダイオードなどの構造においてサファイア基板面側
からの電極取り出しができず、窒化ガリウム系半導体の
形成された面にのみ正電極・負電極の両極を形成する必
要があった。このため、発光ダイオードなどの製造プロ
セスが複雑になり、発光面積が素子面積に比べ小さくな
るなどの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、基板と
成長させるべき結晶層との結晶不整合の上記問題を解決
するために、窒化ガリウム系結晶層成長用の基板に、化
学式XB(但し、Xは、TiまたはZrである)で表
される二硼化物単結晶から成る単結晶板を、別願(特願
2000−228903号)にて、提案している。
【0005】ZrBとTiBの結晶は、後述の表1
に示すように、GaNやAlNなどの窒化物系半導体と
ほぼ等しい格子定数や熱膨張係数をもち、比較的高い熱
伝導性をもち、電気的に良導体であることから、これら
窒化ガリウム系半導体層形成用基板結晶として期待する
ことができる。
【0006】ZrBとTiB(以下、単に、XB
と表す)の結晶は、融点が3000℃前後と、非常に高
いので、フローティング・ゾーン法(FZ法)とフラッ
クス法でのみ結晶成長させることができるが、結晶成長
にFZ法が有利であることは知られている(例えば、S.
Otani, Y. and Ishizawa: Preparation of TiB2 Singl
e Crystals by the Floating Zone Method; J. Crystal
Growth, 140,(1994)pp 451-453. 及び S. Otani, Y. a
nd Ishizawa: Preparation of ZrB2 Single Crystals b
y the Floating Zone Method; J. Crystal Growth, 16
5,(1996) pp 319-322.)
【0007】XB結晶を窒化ガリウム系半導体の基板
結晶として利用するには、できるだけ大型で実質的に粒
界のない単結晶が必要である。しかし、従来のFZ成長
技術では、大径の、例えば、直径1cm以上の、結晶に
成長させると、結晶中に多数粒界や亜粒界を随伴し、良
質な大きな単結晶が得られなかった。
【0008】本発明は、上記の単結晶化の問題に鑑み、
特に、FZ法を用いて粒界のないXB単結晶を製造す
る方法を提供するものであり、さらに、本発明は、この
ような大きな単結晶を利用して良好な半導体層形成用の
成長基板を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、XBにCr
を含む結晶であって、CrBの添加により粒界発
生を防止して、大きな単結晶を創出するものである。即
ち、本発明のホウ化物結晶は、XB(XはTi及びZ
rの少なくとも一種である)を主成分とする結晶であっ
て、結晶中0.0004mol%〜9mol%以下のC
rBを含有することを特徴とする。そして、ホウ化物
結晶は、結晶断面に実質的に結晶粒界を含まない単結晶
とするものである。
【0010】また、本発明には、XBにCrBを含
む結晶から成り、主面上に半導体層を成長形成させるた
めの基板が含まれる。この二ホウ化物系の基板は、特に
好ましくは、半導体層として、窒化ガリウム系半導体層
の形成に利用され、大きな単結晶基板上に、格子欠陥の
少ない半導体層を形成することができる。
【0011】本発明においては、XB単結晶は、浮揚
帯溶融法(以下、フローティングゾーン法、FZ法)に
より育成され、そのようなXB単結晶の製造方法にお
いて、主成分としてXB(XはTi及びZrの少なく
とも一種である)とCrBとを含む混合原料からフロ
ーティングゾーン法により単結晶成長させる方法が採ら
れる。
【0012】このホウ化物単結晶の製造方法において
は、混合原料は、XB化合物と1〜30mol%のC
rBとを含むものが好ましい、XBとCrBとか
ら成る原料棒を垂直方向に帯溶融し、大きな単結晶を一
方向成長させる。原料棒のCrBの含有量は、好まし
くは、5〜20mol%の範囲を含み、これにより、結
晶粒界の発生を防止して、直径1cmを越える大きな結
晶であって、実質的に結晶粒界のない単結晶を作成する
ことができる。このようなXB単結晶は、帯溶融時に
CrBの揮発を伴うので、0.0004mol%〜9
mol%の残留CrBを結晶内に含んでいる。
【0013】さらに、単結晶は、半導体層の形成用基板
に成形され、主面に化学エッチングを施して成長用基板
として利用され、特に、GaNなどの窒化物半導体層を
成長させる基板として好適に利用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のホウ化物結晶は、XB
の式で表され、XにTi及びZrの少なくとも1つを含
む二硼化物単結晶から構成するが、本発明のXB
は、TiB若しくはZrB又はこれらの固溶体を含
んでいる。これらXBの結晶構造は、AlB構造と
呼ばれる六方晶構造を持っており、そり結晶構造は、G
aNの結晶のウルツアイト構造とよく似ている。
【0015】本発明においては、化学式XBの結晶に
は、TiB又はZrBの他に少なくともCrB
含み、結晶中にはCrBを0.00004mol%〜
9mol%の範囲を含有して、結晶粒界を実質的に含な
い単結晶である。結晶は、好ましくは、直径が1cmを
越える大きな単結晶として提供される。
【0016】上記のTiまたはZrのXBの結晶は、
六方晶系指数で(0001)面を主面として成長用の基
板に利用され、基板の主面を結晶成長に適した鏡面にし
て、GaN、AlN、InN若しくはBNまたはこれら
の混晶からなる成長層を形成するのに利用される。尤
も、(0001)面以外に、(01−10)面、(11
−20)面(01−12)面などが、GaNその他窒化
物半導体層の成長の主面として利用できる。特にTiま
たはZrのXB結晶の(0001)面を主面に使用す
るのは、上記GaNやAlNとの格子整合が良好である
からである。表1には、下記の実施例で測定したZrB
とTiBの格子定数を含めて、格子定数を示してい
る。特に、TiBとZrBとは、GaNとAlNに
対して、アルミナに比べて高い整合性を示し、特に、Z
rBは、GaNとAlNのいずれにも、格子定数の差
が2%以下であり、極めて整合性の高い組み合わせであ
ることが判る。
【0017】
【表1】
【0018】本発明のホウ化物単結晶は、少量のCrB
を含むXB系のZrB若しくはTiBの化合物
またはこれら化合物の固溶体の単結晶であり、半導体層
形成用の基板に用いられる。基板上に、半導体層とし
て、ガリウム、アルミニウム、インジウム、硼素のいず
れか少なくとも一つの窒化物半導体層を成長形成させる
のに使用される。窒化物半導体層は、特に、窒化ガリウ
ム系半導体層に利用される。これら窒化物半導体の成長
層は、上述のように、この基板と良好な格子整合関係を
持ち、特に、基板が単結晶であり、且つ、この単結晶基
板が大きな寸法であるで、その上に形成された半導体成
長層は、広い面域に亘って、格子欠陥が少なく、且つ結
晶性が極めて良好になる。
【0019】また、表1に示すように、本発明の二硼化
物単結晶から形成した基板は、サファイア基板と対比し
て、上記の窒化物半導体との熱膨張係数の差が小さいの
も特徴であり、これにより、本発明の基板上での例えば
GaN膜の成長過程で、温度降下する場合にGaN膜に
加わる(0001)面内方向への応力発生はサファイア
基板を用いたときに比べ小さくなる。それに伴って、サ
ファイア基板を使ったときに見られようなGaN膜成長
させた基板の反り変形が小さくなる。
【0020】上記の二硼化物単結晶は、表1に示すよう
に、サファイアよりも良好な熱伝導性を示し、半導体成
長用の基板として利用すれば、半導体装置部分からの放
熱が良好となる。また、上記の二硼化物単結晶は、良好
な導電性を示す。そこで、半導体装置に、二硼化物単結
晶を基板に用いると、基板は導電性を有し、半導体層の
上表面と共に、基板の表面、又は特に、裏面側に、接続
用の電極を形成することが可能となる。特に、基板裏面
に電極が形成できることは、基板上に形成される半導体
装置の高効率化や小型化に有効である。さらに基板自体
を電極として使用することも可能であり、リード線を直
接接続することもできる。
【0021】本発明のXB単結晶の製造方法は、XB
にCrBを混合した原料棒からフローティング・ゾ
ーン法により単結晶に成長させる方法が利用される。原
料棒は、フローティング・ゾーン法により、混合物に溶
融帯を形成しながら溶融帯を垂直方向に移動させて、溶
融帯の通過した後の一方凝固により、特定方位のXB
結晶を優先的に成長させることにより、単結晶が得られ
る。
【0022】この方法では、詳しくは、XB粉末とC
rB粉末の混合物は、圧粉体又は焼結体として棒状原
料に成形される。帯溶融装置のホルダーで原料棒を垂直
に配置して、原料棒の下方側に局部的に加熱して溶融帯
を作りながら、原料棒に対して加熱位置を相対的に上方
に移動させ、溶融体を移動させる。このように移動する
溶融帯の下部は冷却されながら凝固し、凝固過程ては、
熱勾配が一様であるで、上方に伸びるように結晶を成長
させることができる。
【0023】単結晶化を促進するには、XBの単結晶
片を種結晶として使用するのが好ましい。上記の例で
は、始めに、種結晶と原料棒とを先端同士接触又は近接
させて配置し、その近接部位の原料棒から帯溶融を開始
して、原料棒長手方向に沿って順次、溶融帯を移動させ
るようにする。
【0024】本発明においては、XB粉末にCrB
粉末が配合され、CrBが溶融帯直下の凝固過程で、
単一の結晶だけを優先成長させ、大きな直径の単結晶を
得ることができる。一般には、純度の高いZrBなど
単独の化合物の融点はきわめて高く(ZrBの融点は
3050±5℃であり、TiBの融点は2790±5
℃)、従って、溶融帯からの試料の放冷凝固過程では固
液界面での温度勾配が大きくて、成長過程では、固液界
面で幾つかの結晶が同時成長し、図3に模式的に示すよ
うに、得られた試料の断面には、結晶粒界12により区
分された多数の結晶6から成る多結晶構造が得られる。
【0025】これに対して、本発明においては、CrB
の役割は明らかでないけれども、XB原料中にCr
B2を少量添加することによりXB混合物の融点が低
下し(15mol%のCrBにつき融点は約200℃
の低下)それにより、温度勾配が緩和されて(温度勾配
はそのときの凝固温度の4乗に比例すると考えられ
る)、図2に模式的に示すように、単一の結晶のみが優
先的に成長し、結晶体全体が単結晶60により構成され
るものと考えられる。また、種子結晶を用いない場合に
は、成長初期に多結晶体から単結晶化するまでの長さが
CrBの添加がない場合には3〜5cmであったもの
が、CrBを添加することにより、2cm以下にな
り、単結晶化が促進される。
【0026】本発明の製造方法においては、CrB
配合量は、XBとCrBとの粉末混合物中に、1〜
30mol%のCrBの範囲とする。1mol%以下
のCrBの配合では、単結晶化促進に効果が少なく、
30mol%を越えると、溶融帯にCrBが濃化し、
単結晶の成長速度が低下するので好ましくない。特に、
CrBの配合量は、混合物中5〜15mol%の範囲
が好ましい。
【0027】フローティング・ゾーン法においては、加
熱は、高輝度ランブからの収束光や、レーザ光が使用で
きるが、Ti又はZrの二硼化物は、電気伝導性がある
ので、好ましくは、高周波誘導加熱が利用される。図1
は、高周波誘導加熱式のフローティング・ゾーン炉を示
す。この装置は、密閉耐圧容器12中に加熱部を配置し
ており、容器内空間13に数気圧の不活性ガス雰囲気に
おいて結晶育成が可能なように設計されている。
【0028】この図において、誘導加熱には、誘導コイ
ル4が使用されるが、この例のコイル4は、水冷銅管が
水平面に渦巻き状に捲回されて構成され、そのコイル4
の中心部が、試料が挿通する貫通孔を形成し、耐圧容器
12内に配置されている。誘導コイル4の上下位置に
は、耐圧容器12外に昇降可能な駆動部1、9と、それ
ぞれの駆動部1、9から伸びて耐圧容器を気密的に且つ
摺動可能に貫通する上軸2及び下軸10と、これら上下
の軸2、10にそれぞれ固定された試料握持部、即ちホ
ルダー3、9とが配置され、上ホルダー3と下ホルダー
11との間で、誘導コイルの中心部を貫通する原料棒の
端部が握持される。そして、上軸駆動部1と下軸駆動部
9とは、個別に上下移動可能に制御される。
【0029】この例では、誘導コイル4と原料棒が耐圧
容器内に収容され、数気圧〜数十気圧の圧力で不活性ガ
ス雰囲気に制御して、溶融帯7からの揮発を抑制し、溶
融帯が耐火物などと接触することなく、結晶育成がてき
るようにされている。
【0030】帯溶融の操作においては、上ホルダー3に
原料棒8の上端を握持して懸下し、原料棒8下端側を、
下ホルダー11に握持された種結晶の上端に接触させ
て、且つ、誘導コイルの中心部に位置付けし、誘導コイ
ル4に高周波電力を供給して、上記導電性二硼化物原料
棒8に誘導電流を生じさせ、そのジュール熱により原料
棒8の下端部を局部的に加熱溶融させる。このようにし
て、形成された溶融帯7に上方より原料棒を送り込み、
下方より単結晶60を成長させる。
【0031】本発明による単結晶育成の原料棒の例とし
ては、原料の二ホウ化物粉末XB(XはTi及びZr
の少なくとも一種を含む)と二ホウ化クロム(CrB)
粉末を所要の配合量にしてよく混合し、結合剤として例
えば少量の樟脳を加え、ラバープレスにより静水圧(例
えば、2000kg/cm)で加圧して、棒状の圧粉
体を作る。好ましくは、この圧粉棒を真空中又は不活性
ガス中で千数百℃に加熱して焼結して、原料棒を作る。
【0032】作成した原料棒8を上軸2にホルダー3を
介して固定し、下軸10には種結晶(または初期融帯形
成用の焼結棒)5をホルダー11を介してセットする。
つぎに、原料棒8の下端をコイル4の誘導加熱により溶
融させ、溶融帯7を形成させ、上軸2と下軸10をゆっ
くりと下方に移動させて、原料棒に対して相対的に溶融
帯を上昇させ、溶融帯の冷却凝固に対応して単結晶60
を育成する。このとき、原料棒8の溶融帯7への供給速
度は、供給原料棒の密度(理論密度の通常約55%)と
育成する結晶の直径を考慮して、設定される。このよう
にして、実質的に結晶粒界を含まない大径を有する単結
晶棒を得ることができる。
【0033】雰囲気は、数気圧のアルゴンまたはヘリウ
ムなどの不活性ガスを用いるのが好ましい。これは、誘
導コイル4の部分で発生する放電を防止するためであ
り、さらに、溶融帯7からの蒸発を抑制するためであ
る。
【0034】このようにして得られたXB単結晶棒
は、切断加工し、主面が所要の面方位に成るように切り
出し、片面を研磨加工して主面とした基板に形成され
る。一例として、GaN系半導体層の形成用の基板で
は、基板主面は、通常は、結晶の(0001)面に平行
になるように調製される。
【0035】作成された基板は、アルミナ、シリカ砥粒
を用いて化学的機械的研磨される。もし粒界が存在すれ
ば、研摩表面を目視することにより確認できるが、本発
明の方法による単結晶は、ほとんど粒界は含まれない。
粒界の存在は、X線トポグラフや酸エッチングによって
も確認できるが、主面を化学研磨した時点で目視にて容
易に判別することができる。
【0036】
【実施例】[実施例1]
【0037】この実施例では、XBとして、ZrB
を選び、ZrBとCrBとの混合粉中のCrB
加量を、0.1mol%から30mol%との間に5水
準を選び、外径12〜14mm、長さ2000mmの粉
末棒に圧縮し、1400℃で焼結して、原料棒とした。
原料棒を、高周波加熱型のフローディングゾーン炉で、
入力28kW/hの高周波電力を投入し2cm/hの速
度で直径12〜14mmの結晶棒を作った。
【0038】結晶棒の縦断面を腐食して目視観察及び顕
微鏡観察により、CrB添加による粒界の抑制効果を
調べた。CrB添加量の1mol%から粒界抑制効果
が見られ、5mol%以上になると、抑制効果が顕著に
なり、断面には実質的に結晶粒界、亜粒界のない単結晶
棒が得られた。また、CrB添加量20mol%以上
では、育成時に溶融帯直上にCrB−ZrB共融物
がたまり、数cm以上の溶融帯移動は不可能であった
が、粒界・亜粒界のない良質な単結晶が得られた。それ
故、長尺の単結晶棒を得るには、CrB添加量5〜1
5mol%の範囲が好ましい添加量であることが判っ
た。
【0039】また、ICP発光分光分析装置(セイコー
電子工業(株)製造:型式「SPS1200VR」)を
使用して、CrBとZrBとを分析したが、得られ
た結晶棒中のCrB含量は、原料棒中の添加量の半分
以下に減少しており、CrB は、ZrBより蒸発が
激しく、添加量の大半が蒸発により失われることが判
る。原料棒中30mol%CrBの添加量が、ZrB
結晶育成中のCrBの蒸発により、結晶中のCrB
含有量は9mol%以下となり、原料棒中5mol%
CrBを含有させたものは、結晶中のCrBの含有
量は0.0010〜0.5mol%である。原料棒中1
mol%CrBの添加で結晶中CrBは少なくとも
0.0004mol%が含まれるが、原料棒中CrB
の無添加は、結晶中は0.0002mol%CrB
下となる。
【0040】このように、原料棒中のCrBの添加
は、溶融帯下の結晶育成初期に導入された粒界12や亜
粒界をその後の成長した結晶中には除去する効果がある
ことが判った。即ち、直径の大きなZrB結晶を成長
させるに際して、ZrB 原料棒中にCrBが添加
されていないで純度が高いと、結晶育成初期に導入され
た粒界や亜粒界は、その後の成長した結晶中からも容易
に除去されない。この場合は、溶融帯直下の凝固面では
順次、幾つかの結晶が同時発生して、多結晶化するので
ある。しかし、ZrB 粉末にCrBを添加する
と、成長成開始時に導入された粒界が容易に除去され
る。即ち、CrBの存在は、初期の多結晶中の特定結
晶粒が成長して、帯溶融域全域を単結晶化するのを促進
する作用がある。CrBを5mol%以上添加する
と、溶融開始後1〜2cmの溶融帯移動により、育成初
期に導入されて粒界が除かれ、特定の結晶粒のみが優先
的に成長し、それ以後の溶融帯移動により良質な単結晶
が得られることが判った。
【0041】以上のCrB添加育成方法は、FZ法に
高周波加熱以外の加熱法、例えば、レーザー加熱を使用
して、単結晶の育成に適用することができる。また、こ
のようなCrBによる結晶性の改善方法は、フローテ
ィング・ゾーン法による結晶育成だけではなく、スカル
メルト法などの他の結晶成長方法にも適用することがで
きる。
【0042】比較例として、上記のFZ法を利用して、
但し、CrBを添加しないでXB ホウ化物の単独の
焼結棒を用いて単結晶を作った。1cm以上の直径をも
つ結晶棒が製造されたが、図3に示すように結晶中に粒
界12や亜粒界が発生し良質な単結晶が得られなかっ
た。
【0043】[実施例2]実施例1の方法において得ら
れた直径15mmの結晶について、X線により結晶方位
を同定し、(0001)面を主面とする厚さ0.6mm
の板をバンドソーを用いて切り出した。得られた板は外
形が不定形をしているので、12.7mm角に外片を研
削加工し、厚さ方向にはダイヤモンド砥石を用いた研削
加工を行い0.4mm厚みにした。この板の片面をコロ
イダルシリカを用いて化学研磨加工し、洗浄の上基板と
した。
【0044】上記方法によりCrBを5〜15mol
%添加した原料棒から調製した結晶においては研磨後に
粒界は観察されず、X線の回折試験を実施したが回折ピ
ークも単一である。さらに、、研磨後の基板表面に塩酸
・硝酸による腐食を行っても粒界は確認されず均質な単
結晶となっていることが確認された。比較例のCrB
無添加の原料棒からFZ法により調製した直径10mm
を越える結晶棒については、化学研磨した結晶表面に粒
界が目視にて観察され、また、X線回折法にて(000
1)面を測定すると回折ピークが複数観察され、基板は
多結晶体であることが判った。
【0045】[実施例3]実施例2により得られた研磨
後の基板を用いて、有機金属化合物成長法(以下、MO
CVD法という)による窒化ガリウム半導体層を気相成
長により膜形成した。水素ガスを炉内に流しながらサセ
プタを加熱して基板を1050℃に加熱し、10分保持
後、950℃にしてトリメチルアルミニウム(TMA)
とNHを流してアンドープAlN層を1μm成長し
た。このAlN層はいわゆる低温バッファ層とされるア
モルファス層又は多結晶層ではなく、高温の環境で結晶
成長した単結晶層である。さらに、NHを流したまま
1000℃に基板を加熱し、その後トリメチルガリウム
(TMG)を流してアンドープのGaNを2μm成長し
た。このアンドープGaNエピタキシャル結晶の電気特
性をホール効果法にて測定したところ、n型であって、
キャリア濃度は1×1016cm−3 程度で良好な特
性の結晶が成長した。
【0046】[実施例4]市販のZrB粉末にCrB
粉末を10mol%添加混合した後、結合剤として樟
脳を少量加え、直径15mmのゴム袋に詰め円柱形とし
た。これを2000kg/cmのラバープレスを行い
圧粉体を得た。この圧粉体を真空中、1800℃で加熱
し、直径1.4cm、長さ20cm程度の焼結棒を得
た。密度は約55%であった。
【0047】この焼結棒を図1に示すフローティング・
ゾーン炉の上軸にホルダーを介し固定し、下軸にはZr
焼結棒を固定した。炉内に5気圧のアルゴンを充填
した後、高周波誘導加熱により原料棒下端部を溶かし初
期溶融帯を形成し、2cm/hの速度で3時間に下方に
移動させ、全長6cm、直径1、5cmの単結晶を育成
した。結晶中のCrB量は、4mol%であった。得
られた結晶から(0001)面を切り出し鏡面研磨の
後、エッチングを行い表面観察を行った。その結果、粒
界や亜粒界のない良質な単結晶であることを確認した。
【0048】[実施例5]実施例4に記載の研磨後の基
板を用いて、MOCVD法による窒化ガリウム系半導体
の気相成長を行った。水素ガスを炉内に流しながらサセ
プタを加熱して基板を1050℃に加熱後、950℃に
してトリメチルガリウム(TMG)とNH を流してア
ンドープGaN層を0.5μm成長した。このGaN層
は、低温バッファ層とされるアモルファス層又は多結晶
層ではなく、高温の環境で結晶成長した単結晶層であ
る。さらに、NHを流したまま1000℃に基板を加
熱し、その後、トリメチルガリウム(TMG)を流して
アンドープのGaN層を2μm成長させた。
【0049】このようにして形成したアンドープGaN
エピタキシャル結晶層の電気特性をホール効果法にて測
定したところ、n型であって、キャリア濃度は1×10
16cm−3程度であって、良好な特性の結晶を成長さ
せることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における単結晶育成に使用
されるフローティング・ゾーン装置の模式的断面図。
【図2】 本発明の育成方法により育成した結晶棒の腐
食断面図。
【図3】 比較例の方法により育成した結晶棒の腐食断
面図。
【符号の説明】
3:ホルダー 4:誘導コイル 5:種結晶 6:結晶 60:単結晶 7:溶融帯 8:原料棒 9:ホルダー 12:結晶粒界
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA02 BE06 CE03 EC07 HA12 5F041 AA40 CA34 CA40 CA46 5F053 AA19 DD20 FF04 GG01 PP08 PP12 RR03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 XB(XはTi及びZrの少なくとも
    一種である)を主成分とする結晶であって、結晶中0.
    0004mol%〜9mol%以下のCrB を含有す
    ることを特徴とするホウ化物結晶。
  2. 【請求項2】 結晶が、結晶断面に実質的に結晶粒界を
    含まない単結晶である請求項1に記載のホウ化物結晶。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の結晶から成り、
    主面上に半導体層を成長形成させるための基板であるこ
    とを特徴とする半導体層形成用基板。
  4. 【請求項4】 半導体層が窒化ガリウム系半導体層であ
    る請求項3に記載の半導体層形成用基板。
  5. 【請求項5】 主成分としてXB(XはTi及びZr
    の少なくとも一種である)とCrBとを含む混合原料
    からフローティングゾーン法により単結晶を育成するこ
    とを特徴とするホウ化物単結晶の製造方法。
  6. 【請求項6】 原料棒中のCrBの配合量が1〜30
    mol%の範囲にある請求項5に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 単結晶中0.0004mol%〜9mo
    l%以下のCrBを含有する請求項5又は6に記載の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5ないし6のいずれかに記載の単
    結晶から切り出され、主面上に半導体層を成長形成させ
    るための基板とすることを特徴とする半導体層形成用基
    板の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体層が窒化ガリウム系半導体層であ
    る請求項8に記載の製造方法。
JP2001155580A 2001-05-24 2001-05-24 ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法 Expired - Fee Related JP4480298B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155580A JP4480298B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001155580A JP4480298B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002348200A true JP2002348200A (ja) 2002-12-04
JP4480298B2 JP4480298B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=18999740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001155580A Expired - Fee Related JP4480298B2 (ja) 2001-05-24 2001-05-24 ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4480298B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349590A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Sharp Corp 窒化物系化合物半導体素子及びその製造方法
EP1749905A1 (en) 2005-07-26 2007-02-07 Kyocera Corporation Method for manufacturing boride single crystal and substrate
JP2007031252A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 National Institute For Materials Science ホウ化物単結晶及びその製造方法並びにそれを用いた半導体成長用基板
WO2007129623A1 (ja) * 2006-05-10 2007-11-15 Kyocera Corporation 窒化ガリウム系化合物半導体、発光素子、照明装置及び窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法
EP2204859A2 (en) 2002-02-15 2010-07-07 Mitsubishi Chemical Corporation Light emitting device and illuminator using the same
CN106271179A (zh) * 2016-08-31 2017-01-04 湖北工业大学 一种ZrB2‑CrB2复相涂层用熔敷棒及其制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110526716A (zh) * 2019-08-07 2019-12-03 广东工业大学 一种具有高韧性和高导热的硼化物陶瓷及其制备方法和应用

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2204859A2 (en) 2002-02-15 2010-07-07 Mitsubishi Chemical Corporation Light emitting device and illuminator using the same
EP2204858A2 (en) 2002-02-15 2010-07-07 Mitsubishi Chemical Corporation Light emitting device and illuminator using the same
JP2004349590A (ja) * 2003-05-26 2004-12-09 Sharp Corp 窒化物系化合物半導体素子及びその製造方法
EP1749905A1 (en) 2005-07-26 2007-02-07 Kyocera Corporation Method for manufacturing boride single crystal and substrate
JP2007031252A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 National Institute For Materials Science ホウ化物単結晶及びその製造方法並びにそれを用いた半導体成長用基板
WO2007129623A1 (ja) * 2006-05-10 2007-11-15 Kyocera Corporation 窒化ガリウム系化合物半導体、発光素子、照明装置及び窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法
CN106271179A (zh) * 2016-08-31 2017-01-04 湖北工业大学 一种ZrB2‑CrB2复相涂层用熔敷棒及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4480298B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6576054B1 (en) Method for fabricating bulk AlGaN single crystals
KR101235772B1 (ko) 탄화규소 단결정의 성장방법
JP5068423B2 (ja) 炭化珪素単結晶インゴット、炭化珪素単結晶ウェハ及びその製造方法
US20050244997A1 (en) Bulk GaN and AIGaN single crystals
EP2071062A1 (en) Process for producing group iii elment nitride crystal, and group iii element nitride crystal
US20090050050A1 (en) Deep-eutectic melt growth of nitride crystals
EP2733239A1 (en) Sic single crystal and manufacturing process therefor
KR100655106B1 (ko) 스피넬 기판 및 당해 기판 상에서의 ⅲ-ⅴ 물질의헤테로에피택셜 성장
US7067007B2 (en) Process and device for growing single crystals
JP4595909B2 (ja) 窒化アルミニウム単結晶の製造方法
JP4460236B2 (ja) 炭化珪素単結晶ウェハ
JP4480298B2 (ja) ホウ化物結晶とこれを用いた半導体層形成用基板並びにその製造方法
JP6217825B2 (ja) GaN結晶
CN102272358A (zh) 单晶培养用反应容器以及单晶的培养方法
JP5131262B2 (ja) 炭化珪素単結晶及びその製造方法
JP5167947B2 (ja) 炭化珪素単結晶薄膜の製造方法
US20140077218A1 (en) Group 13 nitride crystal, group 13 nitride crystal substrate, and method of manufacturing group 13 nitride crystal
Kinoshita et al. ZrB2 substrate for nitride semiconductors
JP2020093941A (ja) Ramo4基板およびその製造方法、ならびにiii族窒化物半導体
JP2012020916A (ja) サファイア単結晶の製造方法およびサファイア単結晶基板
JP4908467B2 (ja) Iii族窒化物系化合物半導体結晶の製造方法
JP2000044399A (ja) 窒化ガリウム系化合物半導体のバルク結晶製造方法
JP4302927B2 (ja) ホウ化物単結晶とその製造方法及びそれを利用した半導体層形成用基板
JP4720672B2 (ja) 窒化アルミニウム単結晶の製造方法
RU2369669C2 (ru) Подложка для выращивания эпитаксиальных слоев нитрида галлия

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100316

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees