JP2002347781A - 加水分解性の医用材料用包装袋及びこれによる包装方法 - Google Patents
加水分解性の医用材料用包装袋及びこれによる包装方法Info
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- JP2002347781A JP2002347781A JP2001154915A JP2001154915A JP2002347781A JP 2002347781 A JP2002347781 A JP 2002347781A JP 2001154915 A JP2001154915 A JP 2001154915A JP 2001154915 A JP2001154915 A JP 2001154915A JP 2002347781 A JP2002347781 A JP 2002347781A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】加水分解性医用材料の包装袋において、均一な
処理、条件設定が同じな封口を可能とする。 【解決手段】ヒートシール性を有し、且つ水分不透過性
の素材より構成される袋であり、袋口の周縁を当該素材
で構成するとともに、一部をガス透過性で、且つ細菌不
透過性の素材で構成したことを特徴とする加水分解性の
医用材料用包装袋。
処理、条件設定が同じな封口を可能とする。 【解決手段】ヒートシール性を有し、且つ水分不透過性
の素材より構成される袋であり、袋口の周縁を当該素材
で構成するとともに、一部をガス透過性で、且つ細菌不
透過性の素材で構成したことを特徴とする加水分解性の
医用材料用包装袋。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加水分解性医用材料
の包装材料、および包装方法に関する。
の包装材料、および包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】加水分解性医用材料を包装するには無菌
性の確保と、水分による劣化を抑えるための水分除去と
水分遮断が必要となる。通常無菌性の確保のために安全
性を見込んで二重包装を行うが、ガス滅菌を施す場合、
二重包装の何れにも少なくとも一部にガス透過性でかつ
細菌不透過性の素材を用いる必要がある。また、水分除
去と遮断のために乾燥工程、乾燥剤の同封、密封工程が
必要となる。具体的その構成を例示すると本出願人の出
願に係わる特公平5−82221号公報に示される無菌
二重パッケージングの方法がある。これは片面にガス透
過性でかつ細菌不透過性素材をもつ袋に加水分解性医用
材料を収納し、袋口を密封した内袋を片面の一端にガス
透過性でかつ細菌不透過性素材をもち、他の部分は熱接
着性樹脂をコーティングまたはラミネートした金属箔素
材よりなる外袋に収納し、袋口をシールして二重袋を構
成した後、かかる二重袋をガス滅菌、ガス除去、乾燥
し、外袋の金属箔の部分をヒートシールした後、ガス透
過性部分をカットして除去して滅菌、乾燥状態の維持さ
れた二重包装を提供するものである。また、他の例とし
て、一面にガス透過性でかつ細菌不透過性素材をもつ袋
に加水分解性医用材料を収納し、袋口を密封したものを
内袋とし、少なくとも一部にガス透過性でかつ細菌不透
過性素材をもつ層の両側に熱接着性樹脂をコーティング
またはラミネートした金属箔素材よりなる層を融着させ
ポケットが2ヶ所ある外袋を構成し、一方のポケットに
内袋を収納して袋口をシールし、他のポケットからガス
透過性でかつ細菌不透過性素材を通じてガス交換を行
い、滅菌、ガス除去を行った後、乾燥剤を入れシール
し、最終形態として細菌、ガス不透過性外袋で、かつ、
乾燥剤室と、滅菌された製品室が少なくとも一部がガス
透過性素材で構成される隔壁で隔てられ、製品側は二重
包装となる包装形態も実用化されている。
性の確保と、水分による劣化を抑えるための水分除去と
水分遮断が必要となる。通常無菌性の確保のために安全
性を見込んで二重包装を行うが、ガス滅菌を施す場合、
二重包装の何れにも少なくとも一部にガス透過性でかつ
細菌不透過性の素材を用いる必要がある。また、水分除
去と遮断のために乾燥工程、乾燥剤の同封、密封工程が
必要となる。具体的その構成を例示すると本出願人の出
願に係わる特公平5−82221号公報に示される無菌
二重パッケージングの方法がある。これは片面にガス透
過性でかつ細菌不透過性素材をもつ袋に加水分解性医用
材料を収納し、袋口を密封した内袋を片面の一端にガス
透過性でかつ細菌不透過性素材をもち、他の部分は熱接
着性樹脂をコーティングまたはラミネートした金属箔素
材よりなる外袋に収納し、袋口をシールして二重袋を構
成した後、かかる二重袋をガス滅菌、ガス除去、乾燥
し、外袋の金属箔の部分をヒートシールした後、ガス透
過性部分をカットして除去して滅菌、乾燥状態の維持さ
れた二重包装を提供するものである。また、他の例とし
て、一面にガス透過性でかつ細菌不透過性素材をもつ袋
に加水分解性医用材料を収納し、袋口を密封したものを
内袋とし、少なくとも一部にガス透過性でかつ細菌不透
過性素材をもつ層の両側に熱接着性樹脂をコーティング
またはラミネートした金属箔素材よりなる層を融着させ
ポケットが2ヶ所ある外袋を構成し、一方のポケットに
内袋を収納して袋口をシールし、他のポケットからガス
透過性でかつ細菌不透過性素材を通じてガス交換を行
い、滅菌、ガス除去を行った後、乾燥剤を入れシール
し、最終形態として細菌、ガス不透過性外袋で、かつ、
乾燥剤室と、滅菌された製品室が少なくとも一部がガス
透過性素材で構成される隔壁で隔てられ、製品側は二重
包装となる包装形態も実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
5−82221号公報に示されている方法の場合、外袋
のガス透過部におけるシール位置がずれるとガス透過部
の面積が変わり、滅菌、乾燥に斑が生じる恐れがある。
そのため、ガス透過部のシール位置の確認は細心の注意
をもって行う必要があり、さらに、ガス透過部と、その
後における金属箔部分のシールにおいて、温度等の条件
を変える必要があるため工程が煩雑になる欠点も有し
た。一方、後者の無菌二重パッケージングの方法は乾燥
剤室を誤開封しないよう、ポケットのシール強度等を変
える必要があり、また、乾燥剤付与のため包材が大きく
なる。また、三重包装、乾燥剤添付のため高価になる。
更に、運送、保管のコストがかかるという問題がある。
5−82221号公報に示されている方法の場合、外袋
のガス透過部におけるシール位置がずれるとガス透過部
の面積が変わり、滅菌、乾燥に斑が生じる恐れがある。
そのため、ガス透過部のシール位置の確認は細心の注意
をもって行う必要があり、さらに、ガス透過部と、その
後における金属箔部分のシールにおいて、温度等の条件
を変える必要があるため工程が煩雑になる欠点も有し
た。一方、後者の無菌二重パッケージングの方法は乾燥
剤室を誤開封しないよう、ポケットのシール強度等を変
える必要があり、また、乾燥剤付与のため包材が大きく
なる。また、三重包装、乾燥剤添付のため高価になる。
更に、運送、保管のコストがかかるという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の上記欠点
を解決したもので以下の構成を特徴とする。項1.ヒー
トシール性を有し、且つ水分不透過性の素材より構成さ
れる袋であり、袋口の周縁を当該素材で構成するととも
に、一部をガス透過性で、且つ細菌不透過性の素材で構
成したことを特徴とする加水分解性の医用材料用包装
袋。項2.ヒートシール性を有し、且つ水分不透過性の
素材より構成される袋であり、袋口の周縁を当該素材で
構成するとともに、一部にガス透過性で、且つ細菌不透
過性の素材を用いた袋による加水分解性の医用材料用の
包装であり、当該袋に加水分解性医用材料を収納した
袋、または加水分解性医用材料を収納した後、ヒートシ
ール性を有し、且つ水分不透過性の素材より構成される
袋口をヒートシールして封口し、滅菌、乾燥処理を行っ
た後にガス透過性で、且つ細菌不透過性の素材を区画す
る位置でヒートシールし、次いで当該ガス透過性で、且
つ細菌不透過性の素材で構成される区画を切除すること
によって、最終的にヒートシール性を有し、且つ水分不
透過性の素材より構成される部分のみに密封することを
特徴とする加水分解性医用材料の包装方法。
を解決したもので以下の構成を特徴とする。項1.ヒー
トシール性を有し、且つ水分不透過性の素材より構成さ
れる袋であり、袋口の周縁を当該素材で構成するととも
に、一部をガス透過性で、且つ細菌不透過性の素材で構
成したことを特徴とする加水分解性の医用材料用包装
袋。項2.ヒートシール性を有し、且つ水分不透過性の
素材より構成される袋であり、袋口の周縁を当該素材で
構成するとともに、一部にガス透過性で、且つ細菌不透
過性の素材を用いた袋による加水分解性の医用材料用の
包装であり、当該袋に加水分解性医用材料を収納した
袋、または加水分解性医用材料を収納した後、ヒートシ
ール性を有し、且つ水分不透過性の素材より構成される
袋口をヒートシールして封口し、滅菌、乾燥処理を行っ
た後にガス透過性で、且つ細菌不透過性の素材を区画す
る位置でヒートシールし、次いで当該ガス透過性で、且
つ細菌不透過性の素材で構成される区画を切除すること
によって、最終的にヒートシール性を有し、且つ水分不
透過性の素材より構成される部分のみに密封することを
特徴とする加水分解性医用材料の包装方法。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明を構成するヒートシール性
を有し、且つ水分不透過性の素材とは、例えば、アルミ
箔等の金属箔にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリアミド等の合成樹脂をコーティング、或い
はラミネートしたものが例示できる。また、ガス透過性
で、且つ細菌不透過性の素材とは、例えば、上質紙、和
紙、タイベック(商標名)、不織布等が例示でき、ヒー
トシール可能なように熱接着性樹脂がコート、或いはラ
ミネートされる。更に、加水分解性の医用材料とは、コ
ラーゲン、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ε−カプロラ
クトン、p−ジオキサノン等の生体内分解吸収性材料に
て構成された人工皮膚、縫合糸、ステープル、骨接合材
等が例示できる。勿論、他の素材で構成された医療材
料、医療用具をその対象としてもよい。なお、これに収
納する加水分解性医用材料を収納した袋とは、例えば、
前記した特公平5−82221号公報に示される片面に
ガス透過性でかつ細菌不透過性素材をもつ袋に加水分解
性医用材料を収納し、袋口を密封した内袋のようなもの
をさす。以下、具体的にその構成について例示した図面
をもとに説明する。
を有し、且つ水分不透過性の素材とは、例えば、アルミ
箔等の金属箔にポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエ
ステル、ポリアミド等の合成樹脂をコーティング、或い
はラミネートしたものが例示できる。また、ガス透過性
で、且つ細菌不透過性の素材とは、例えば、上質紙、和
紙、タイベック(商標名)、不織布等が例示でき、ヒー
トシール可能なように熱接着性樹脂がコート、或いはラ
ミネートされる。更に、加水分解性の医用材料とは、コ
ラーゲン、ポリグリコール酸、ポリ乳酸、ε−カプロラ
クトン、p−ジオキサノン等の生体内分解吸収性材料に
て構成された人工皮膚、縫合糸、ステープル、骨接合材
等が例示できる。勿論、他の素材で構成された医療材
料、医療用具をその対象としてもよい。なお、これに収
納する加水分解性医用材料を収納した袋とは、例えば、
前記した特公平5−82221号公報に示される片面に
ガス透過性でかつ細菌不透過性素材をもつ袋に加水分解
性医用材料を収納し、袋口を密封した内袋のようなもの
をさす。以下、具体的にその構成について例示した図面
をもとに説明する。
【0006】
【実施例1】図1に本発明包装袋Aの構成を例示する。
かかる袋はヒートシール性を有するフィルムをラミネー
トしたアルミ箔シート1とガス透過性で、且つ細菌不透
過性の素材2で構成され、その周縁をヒートシール3し
て成る。アルミ箔シート1は、ガスおよび細菌不透過性
であり、開口された袋口はその周縁(全周)を当該素材に
より幅を以って配置する。また、ガス透過性で、且つ細
菌不透過性の素材2はこれの内側に適宜の幅を以って連
設され、本実施例では片面のみに配置されるが、反対面
にも同様に配置してもよい。通常かかるガス透過性で、
且つ細菌不透過性の素材2は滅菌、乾燥に十分機能する
よう任意の幅を以って構成するが、後述するように当該
部は最終的に切除するので、できるだけ袋口に近い位置
に配置するのがコスト的に望ましい。図2はこれに収納
する加水分解性医用材料5を収納し、4周面をヒートシ
ールした内袋Bを示す。これの素材構成はその片面をガ
ス透過性で、且つ細菌不透過性の素材2により、他面を
ヒートシール性プラスチックフィルム4で構成したもの
である。図3は本発明包装袋Aに前述の内袋Bを収納し
た状態を模式的に示したものである。即ち、内袋Bを袋
Aに収納し、袋Aの口をヒートシール3したもので、か
かる状態において、例えば、エチレンオキサイドガスと
二酸化炭素を混合した滅菌ガス等による滅菌、次いでガ
スの交換、乾燥処理等の処理を施す。なお、かかる処理
は前記のガス、乾燥空気を透過する透過素材2を通して
行われる。かかる処理が終了すると図4に示すように、
ガス透過素材2の下側をヒートシール6し、ガス不透過
性性素材のみにて密封された包装物とする。その後X−
X線で切除して当該部のみとするが勿論そのままでもよ
い。図5には他の収納物Cを例示し、成型プラスチック
トレイ7に医用材料を収納し、ガス透過性で、且つ細菌
不透過性の素材2で密封したものを前記と同様、本発明
包装袋Aに収納し、包装するもので、図6にその状態を
示す。なお、密封、滅菌、乾燥、最終包装に到る処理は
前記と同様に行うものである。なお、加水分解性素材と
いう特殊な医用材料である点において、前記のような二
重包装の形態とすることが好ましいが、このような内袋
に収納することなく、直接医用材料を包装袋Aに収納す
ることも構わない。
かかる袋はヒートシール性を有するフィルムをラミネー
トしたアルミ箔シート1とガス透過性で、且つ細菌不透
過性の素材2で構成され、その周縁をヒートシール3し
て成る。アルミ箔シート1は、ガスおよび細菌不透過性
であり、開口された袋口はその周縁(全周)を当該素材に
より幅を以って配置する。また、ガス透過性で、且つ細
菌不透過性の素材2はこれの内側に適宜の幅を以って連
設され、本実施例では片面のみに配置されるが、反対面
にも同様に配置してもよい。通常かかるガス透過性で、
且つ細菌不透過性の素材2は滅菌、乾燥に十分機能する
よう任意の幅を以って構成するが、後述するように当該
部は最終的に切除するので、できるだけ袋口に近い位置
に配置するのがコスト的に望ましい。図2はこれに収納
する加水分解性医用材料5を収納し、4周面をヒートシ
ールした内袋Bを示す。これの素材構成はその片面をガ
ス透過性で、且つ細菌不透過性の素材2により、他面を
ヒートシール性プラスチックフィルム4で構成したもの
である。図3は本発明包装袋Aに前述の内袋Bを収納し
た状態を模式的に示したものである。即ち、内袋Bを袋
Aに収納し、袋Aの口をヒートシール3したもので、か
かる状態において、例えば、エチレンオキサイドガスと
二酸化炭素を混合した滅菌ガス等による滅菌、次いでガ
スの交換、乾燥処理等の処理を施す。なお、かかる処理
は前記のガス、乾燥空気を透過する透過素材2を通して
行われる。かかる処理が終了すると図4に示すように、
ガス透過素材2の下側をヒートシール6し、ガス不透過
性性素材のみにて密封された包装物とする。その後X−
X線で切除して当該部のみとするが勿論そのままでもよ
い。図5には他の収納物Cを例示し、成型プラスチック
トレイ7に医用材料を収納し、ガス透過性で、且つ細菌
不透過性の素材2で密封したものを前記と同様、本発明
包装袋Aに収納し、包装するもので、図6にその状態を
示す。なお、密封、滅菌、乾燥、最終包装に到る処理は
前記と同様に行うものである。なお、加水分解性素材と
いう特殊な医用材料である点において、前記のような二
重包装の形態とすることが好ましいが、このような内袋
に収納することなく、直接医用材料を包装袋Aに収納す
ることも構わない。
【0007】
【発明の効果】本発明は上記のような包装袋と包装法で
あり、袋口周縁に適宜の幅を以ってヒートシール素材域
を構成したので従来のようにガス透過性で、且つ細菌不
透過性の素材を直接ヒートシールする場合と異なり、確
実な封口を行うことができ、また、ガス透過性で、且つ
細菌不透過性の素材域が常に一定の面積で確保されるの
で確実な滅菌・乾燥が保証される。更に、袋口における
2度のヒートシール(封口)においても同一素材である
ので同一条件で野処理が可能となる。
あり、袋口周縁に適宜の幅を以ってヒートシール素材域
を構成したので従来のようにガス透過性で、且つ細菌不
透過性の素材を直接ヒートシールする場合と異なり、確
実な封口を行うことができ、また、ガス透過性で、且つ
細菌不透過性の素材域が常に一定の面積で確保されるの
で確実な滅菌・乾燥が保証される。更に、袋口における
2度のヒートシール(封口)においても同一素材である
ので同一条件で野処理が可能となる。
【図1】本発明包装袋の構成を例示した一部を切欠した
正面図。
正面図。
【図2】本発明包装袋に収納する加水分解性医用材料を
収納し、密封した内袋の構成を例示した一部を切欠した
正面図。
収納し、密封した内袋の構成を例示した一部を切欠した
正面図。
【図3】本発明包装袋に図2の構成の内袋を収納し、封
口した状態を示した一部を切欠した斜視図。
口した状態を示した一部を切欠した斜視図。
【図4】本発明包装袋の口部における2箇所のヒートシ
ール状態を示した正面図。
ール状態を示した正面図。
【図5】本発明包装袋に収納する加水分解性医用材料を
収納したトレイを例示した斜視図。
収納したトレイを例示した斜視図。
【図6】本発明包装袋に図5の構成のトレイを収納し、
封口した状態を示した一部を切欠した斜視図。
封口した状態を示した一部を切欠した斜視図。
A 本発明包装袋 B 加水分解性医用材料を収納した内袋 C 加水分解性医用材料を収納したトレイ 1 アルミ箔シート 2 ガス透過性で、且つ細菌不透過性の素材 3 ヒートシールライン 5 加水分解性医用材料 6 ヒートシールライン 7 トレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61L 2/20 A61L 2/20 K Fターム(参考) 3E064 BC18 BC20 EA30 HD07 HE04 3E067 AA11 AB83 BA12A BA12B BA12C BB01A BB01C BB12C BB14A BB14B BB14C BB25A BB25C CA05 CA24 CA30 EA06 FA01 FA04 FB12 FC01 GB03 GC06 4C058 AA12 BB04 CC04 CC05 CC09 EE02 EE13 JJ12 JJ15
Claims (2)
- 【請求項1】ヒートシール性を有し、且つ水分不透過性
の素材より構成される袋であり、袋口の周縁を当該素材
で構成するとともに、一部をガス透過性で、且つ細菌不
透過性の素材で構成したことを特徴とする加水分解性の
医用材料用包装袋。 - 【請求項2】ヒートシール性を有し、且つ水分不透過性
の素材より構成される袋であり、袋口の周縁を当該素材
で構成するとともに、一部にガス透過性で、且つ細菌不
透過性の素材を用いた袋による加水分解性の医用材料用
の包装であり、当該袋に加水分解性医用材料を収納した
袋、または加水分解性医用材料を収納した後、ヒートシ
ール性を有し、且つ水分不透過性の素材より構成される
袋口をヒートシールして封口し、滅菌、乾燥処理を行っ
た後にガス透過性で、且つ細菌不透過性の素材を区画す
る位置でヒートシールし、次いで当該ガス透過性で、且
つ細菌不透過性の素材で構成される区画を切除すること
によって、最終的にヒートシール性を有し、且つ水分不
透過性の素材より構成される部分のみに密封することを
特徴とする加水分解性医用材料の包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001154915A JP2002347781A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 加水分解性の医用材料用包装袋及びこれによる包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001154915A JP2002347781A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 加水分解性の医用材料用包装袋及びこれによる包装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002347781A true JP2002347781A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=18999180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001154915A Pending JP2002347781A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 加水分解性の医用材料用包装袋及びこれによる包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002347781A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005132491A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-05-26 | Codman & Shurtleff Inc | 薬剤・装置複合製品用パッケージおよび包装方法 |
JP2007159866A (ja) * | 2005-12-14 | 2007-06-28 | Nipro Corp | 再生医療用器具の包装体及び再生医療用器具用の処理方法 |
WO2011013640A1 (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-03 | マニー株式会社 | 医療用品の包装袋、医療用品を収容した包装袋および医療用品の包装方法 |
JP2013237452A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Shibuya Kogyo Co Ltd | 物品搬入方法および物品搬入用の包装体 |
JP2017047969A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 住友ベークライト株式会社 | 滅菌密封空間を含む包装体の製造方法、滅菌密封用袋体、および滅菌密封空間を含む包装体 |
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JPH031871A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-08 | Gunze Ltd | 加水分解性医用材料の包装方法 |
-
2001
- 2001-05-24 JP JP2001154915A patent/JP2002347781A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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JP2017047969A (ja) * | 2015-09-03 | 2017-03-09 | 住友ベークライト株式会社 | 滅菌密封空間を含む包装体の製造方法、滅菌密封用袋体、および滅菌密封空間を含む包装体 |
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