JP2002347530A - ローディング機構 - Google Patents

ローディング機構

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JP2002347530A JP2001159038A JP2001159038A JP2002347530A JP 2002347530 A JP2002347530 A JP 2002347530A JP 2001159038 A JP2001159038 A JP 2001159038A JP 2001159038 A JP2001159038 A JP 2001159038A JP 2002347530 A JP2002347530 A JP 2002347530A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの回転を減速ギア列を介して可動体に
伝達し、該モータの回転角度を検出するロータリーポジ
ションセンサを備えたローディング機構において、ロー
タリーポジションセンサの初期位置設定を簡単に行える
ようにすること。 【解決手段】 モータ20の回転を減速ギア列21を介
して可動体(モニタ装置11)に伝達し、該モータ20
の回転角度を回転型可変抵抗器26によって検出するロ
ーディング機構において、減速ギア列21に筒状部24
aを有する歯車24を噛合すると共に、この筒状部24
aの内部に回転型可変抵抗器26に連結された軸状体2
5を嵌合し、筒状部24aの内周面に形成した突起24
cと軸状体25の外周面に刻設したスプライン25aと
を凹凸係合した。このようなローディング機構によれ
ば、組立段階で軸状体25を強制的に回転して歯車24
との凹凸係合位置を変えると、歯車24に対して軸状体
25の相対的な回転角度が調整されるため、ローディン
グ機構の全ての構成部品を組み立てた状態で回転型可変
抵抗器26の初期位置設定を簡単に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車載用ディ
スプレイ装置に具備されるモニタ装置を起立動作するの
に使用されるローディング機構に係り、特に、駆動源で
あるモータの回転角度を回転型可変抵抗器等のロータリ
ーポジションセンサによって検出するタイプのローディ
ング機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置(LCD)等のモニ
タ装置を前面パネルに対して出没自在とした車載用ディ
スプレイ装置が普及しているが、一般的にこの種の車載
用ディスプレイ装置では、モニタ装置を搭載した可動ベ
ースをモータを駆動源とするローディング機構によって
水平方向へ前進させた後、この前進位置で別のモータを
駆動源とするローディング機構によってモニタ装置を起
立させるようになっている。
【0003】従来より、このようにモータを駆動源とし
てモニタ装置を起立させるローディング機構において、
モータの回転をモニタ装置に伝達する減速ギア列の1つ
に歯車を噛合し、この歯車の回転軸に回転型可変抵抗器
等のロータリーポジションセンサを連結したものが知ら
れている。このように構成されたローディング機構で
は、モータに連動して回転する歯車によってロータリー
ポジションセンサが動作され、このロータリーポジショ
ンセンサからモータの回転量に同期した信号が出力され
るため、この出力信号に基づいてモニタ装置の角度制御
を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ロータリー
ポジションセンサを用いてモータの回転角度を検出する
ローディング機構においては、減速ギア列を構成する各
ギア間のバックラッシュのばらつきや、ロータリーポジ
ションセンサ自身の製造上のばらつき等が懸念されるた
め、組立段階でロータリーポジションセンサの初期位置
を設定する必要がある。すなわち、ロータリーポジショ
ンセンサの出力信号に基づいてモニタ装置の角度制御を
行うためには、ローディング機構の構成部品の組立完了
状態において、ロータリーポジションセンサの出力信号
の基準値に対してモニタ装置の基準角度が一致していな
ければならない。
【0005】このような理由から、前述した従来技術で
は、ローディング機構の各構成部品を組み立てた状態で
モータを回転し、ロータリーポジションセンサ(例えば
回転型可変抵抗器)の基準電圧値に対するモニタ装置の
角度ずれを確認した後、そのずれ量をなくすために歯車
とロータリーポジションセンサの相対位置を調整してい
た。つまり、歯車を動力伝達系に一旦組み込んでロータ
リーポジションセンサの基準電圧値を測定した後、ロー
タリーポジションセンサの初期位置設定を調整するため
に、歯車を動力伝達系から外して再度組み込むという煩
雑な組立工程が必要であった。
【0006】なお、このような問題は上記したモニタ装
置の起立動作用のローディング機構に限らず、モータを
駆動源として動作される可動体がモニタ装置以外のロー
ディング機構であっても、モータの回転角度をロータリ
ーポジションセンサによって検出するタイプのローディ
ング機構であれば同様に発生する。
【0007】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、モータの回転角度を
検出するロータリーポジションセンサの初期位置設定を
簡単に行うことができるローディング機構を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転方向に凹
凸係合された歯車と軸状体の2ピース構造を採用し、こ
の歯車をモータの回転を可動体に伝達する減速ギア列に
噛合すると共に、軸状体をロータリーポジションセンサ
の回転中心に連結することとする。このように構成した
ローディング機構によれば、組立段階で軸状体を強制的
に回転して歯車との凹凸係合位置を変えると、減速ギア
列に噛合する歯車に対してロータリーポジションセンサ
を動作させる軸状体の相対的な回転角度が調整されるた
め、ローディング機構の全ての構成部品を組み立てた状
態でロータリーポジションセンサの初期位置設定を簡単
に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のローディング機構では、
モータと、このモータの回転を可動体に伝達する減速ギ
ア列と、前記モータの回転角度を検出するロータリーポ
ジションセンサとを備え、前記減速ギア列に筒状部を有
する歯車を噛合すると共に、この筒状部の内部に前記ロ
ータリーポジションセンサを動作させる軸状体を嵌合
し、前記筒状部の内周面と前記軸状体の外周面とを凹凸
係合することにより、前記軸状体を前記歯車に対して角
度調整可能に構成した。
【0010】このように構成したローディング機構によ
れば、組立段階で軸状体を強制的に回転して歯車との凹
凸係合位置を変えると、減速ギア列に噛合する歯車に対
してロータリーポジションセンサを動作させる軸状体の
相対的な回転角度が調整されるため、ローディング機構
の全ての構成部品を組み立てた状態でロータリーポジシ
ョンセンサの初期位置設定を簡単に行うことができる。
【0011】上記の構成において、前記歯車の筒状部に
軸線方向へ延びる複数のスリットを形成すると共に、こ
れらスリットによって分割された筒状部の内周面にそれ
ぞれ突起を形成し、これら突起を軸状体の外周面に形成
したスプラインに係合することが好ましく、このように
構成すると、筒状部に適度な弾性力を付与して突起とス
プラインの凹凸係合をより確実なものにできる。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は車載用ディスプレイ装置の側面図、図2は該ディ
スプレイ装置の内部構造を示す底面図、図3は該ディス
プレイ装置に備えられるローディング機構の要部説明
図、図4は該ローディング機構の要部断面図、図5は該
ローディング機構に備えられる検出部材の斜視図であ
る。
【0013】図1と図2において、符号1は車載用ディ
スプレイ装置の外殻をなす筐体1を示し、この筐体1は
インパネとも略称される前面パネル2の裏側に設置され
ている。筐体1の内部にはスライドシャーシ3が前後進
可能に配置されており、このスライドシャーシ3には中
央のガイドレール4を挟んで第1のラック5と第2のラ
ック6が固定されている。これらガイドレール4と第1
および第2のラック5,6は互いに平行に前後方向へ延
びており、筐体1の奥部には第1および第2のラック
5,6に連続するラック7,8が固定されている。筐体
1には一対のロックレバー9が軸支されており、これら
ロックレバー9によって筐体1に対するスライドシャー
シ3の前進量が規定されるようになっている。スライド
シャーシ3の左右両側には断面コ字状のガイド部3aが
形成されており、これらガイド部3aに可動ベース10
の両側部が挿入されている。可動ベース10の両側部は
円弧状に形成されており、この可動ベース10の先端部
には液晶表示装置(LCD)からなるモニタ装置11が
回動自在に支承されている。
【0014】可動ベース10には一対のピン12,13
が植設されており、これらピン12,13に第1のアー
ム14と第2のアーム15がそれぞれ揺動(回転)可能
に支承されている。第1のアーム14には第1のモータ
16と該モータ16を駆動源として回転する第1のギア
17が搭載されており、この第1のギア17は図示せぬ
スプリングの弾発力を受けて第1のラック5と噛合して
いる。同様に、第2のアーム15には第2のモータ18
と該モータ18を駆動源として回転する第2のギア19
が搭載されており、この第2のギア19は図示せぬスプ
リングの弾発力を受けて第2のラック6と噛合してい
る。さらに、可動ベース10の中央部には第3のモータ
20と減速ギア列21等からなるローディング機構が搭
載されており、モニタ装置11は該モータ20を駆動源
として水平状態と起立状態との間を回動するようになっ
ている。減速ギア列21は互いに噛合する複数のギアを
有し、最初段のギアは第3のモータ20の回転軸に圧入
されたウォームギア20aに噛合し、最終段のギアはモ
ニタ装置11に設けられた歯部に噛合している。減速ギ
ア列21の各ギアは可動ベース10と金属板製のカバー
22との間に軸支されており、減速ギア列21の1つの
ギア21aに検出部材23が噛合している。
【0015】図3〜図5に示すように、この検出部材2
3は、減速ギア列21の1つのギア21aに噛合する歯
車24と、この歯車24と一体的に回転する軸状体25
との2ピース構造であり、軸状体25の下端は回転型可
変抵抗器26の回転中心に連結されている。この回転型
可変抵抗器26は第3のモータ20の回転角度を検出す
るロータリーポジションセンサであり、可動ベース10
に搭載されたプリント基板27上に実装されている(図
2参照)。歯車24には筒状部24aが上方に向けて突
設されており、この筒状部24aは上端から軸線方向へ
延びる複数(例えば4つ)のスリット28によって分割
されている。筒状部24aは各スリット28によって外
側へ弾性変形しやすくなっており、各スリット28によ
って分割された筒状部24aのうち、相対向する2つの
筒状部24aの内周面に突出部24bが形成され、全て
の筒状部24aの内周面に軸線方向へ延びる突起24c
が形成されている。一方、軸状体25の上端中央には内
底部を六角形にした係合孔29が設けられており、この
軸状体25の上部にはスプライン25aが刻設されてい
る。また、軸状体25の下部には下面中央に連結軸25
bを有する鍔部25cが形成されており、この鍔部25
cとスプライン25aとの間にガイド突部25dが形成
されている。前述したように、これら歯車24と軸状体
25は一体化されて2ピース構造の検出部材23を構成
するが、この場合、図5に示すように軸状体25を筒状
部24aの下方から内部に挿入し、スプライン25aが
突出部24bを乗り越える位置まで圧入すると、鍔部2
5cが筒状部24aの下面に突き当たり、軸状体25が
筒状部24aの内部に嵌合される。これにより、筒状部
24aの各突起24bと軸状体25のスプライン25a
とが凹凸係合され、減速ギア列21に連動して歯車24
が回転すると、突起24bとスプライン25aの凹凸係
合によって軸状体25も歯車24と一体的に回転し、軸
状体25の連結軸25bに連結した回転型可変抵抗器2
6が回転動作されるようになっている。
【0016】次に、上記の如く構成された車載用ディス
プレイ装置の動作を説明すると、モニタ装置11が前面
パネル2の内部に収納されたクローズ状態において、両
ギア17,19はそれぞれ筐体1に固定されたラック
7,8と噛合しており、スライドシャーシ3と可動ベー
ス10は共に後退し、モニタ装置11は水平な状態でス
ライドシャーシ3内に収納されている。このクローズ状
態で図示せぬオープン釦を投入すると、第1および第2
のモータ16,18が共に始動し、両ギア17,19が
等速度で回転を開始する。これにより両ギア17,19
がラック7,8と噛合する間、スライドシャーシ3と可
動ベース10およびモニタ装置11は筐体1に対して一
体的に前進し、両ギア17,19の噛合がラック7,8
からラック5,6へ切り替わった時点で、両ロックレバ
ー9によってスライドシャーシ3の移動が停止されるた
め、以後、可動ベース10とモニタ装置11がスライド
シャーシ3対して前進する。このようにして可動ベース
10とモニタ装置11が前進し、図2に示すようにモニ
タ装置11が前面パネル2から完全に突出すると、図示
せぬ検知スイッチからの検出信号に基づいて第1および
第2のモータ16,18が停止し、代わりに第3のモー
タ20が始動する。これにより該モータ20を駆動源と
するローディング機構が動作し、第3のモータ20の回
転が減速ギア列21を介してモニタ装置11に伝達され
ることにより、該モニタ装置11が回動を開始する。こ
の場合、減速ギア列21の回転に連動して検出部材23
の歯車24と軸状体25が一体的に回転し、この軸状体
25によって回転型可変抵抗器26が回転動作されるた
め、回転型可変抵抗器26から第3のモータ20の回転
量、すなわちモニタ装置11の回動角度に同期した信号
(電圧値)が出力される。したがって、図1に示すよう
にモニタ装置11が完全に起立した時点で、回転型可変
抵抗器26からの出力電圧に基づいて第3のモータ20
が停止する。
【0017】なお、モニタ装置11が完全に起立した場
合、モニタ装置11の表示画面が正面を向いて搭乗者の
視線に対して傾いているため、引き続いてモニタ装置1
1の視野角を調整する動作が実行される。例えば、第1
のモータ16を停止させた状態で第2のモータ18のみ
を動作させ、第2のギア19を第2のラック6に沿って
後退させると、可動ベース10がスライドシャーシ3の
板面上で図2の反時計回り方向へ回転するため、モニタ
装置11も同方向へ回転して右側に位置する搭乗者に対
して視野角が最適に調整される。これとは逆に、第2の
モータ18を停止させた状態で第1のモータ16のみを
動作させ、第1のギア17を第1のラック5に沿って後
退させると、可動ベース10がスライドシャーシ3の板
面上で図2の時計回り方向へ回転するため、モニタ装置
11も同方向へ回転して左側に位置する搭乗者に対して
視野角が最適に調整される。
【0018】このようにしてモニタ装置11はオープン
状態となって使用されるが、このオープン状態で図示せ
ぬクローズ釦を投入すると、上記と逆の動作が実行され
て再びクローズとなる。すなわち、まず、第1または第
2のモータ16,18を逆方向に動作させてモニタ装置
11の姿勢を正面に戻した後、第3のモータ20を逆方
向に動作させてモニタ装置11を水平状態に戻し、しか
る後、両モータ16,18を共に逆方向に動作すること
により、両ギア17,19をラック5,6と噛合させな
がら等速度で回転する。これにより可動ベース10とモ
ニタ装置11がスライドシャーシ3対して後退し、両ギ
ア17,19の噛合がラック5,6からラック7,8へ
切り替わった時点で、可動ベース10が両ロックレバー
9とスライドシャーシ3のロック状態を解除するため、
スライドシャーシ3と可動ベース10およびモニタ装置
11が筐体1の奥部まで後退し、モニタ装置11は前面
パネル2の内部に収納される。
【0019】このように構成された車載用ディスプレイ
装置においては、第3のモータ20を駆動源とするロー
ディング機構にロータリーポジションセンサとしての回
転型可変抵抗器26が組み込まれ、この回転型可変抵抗
器26の出力電圧に基づいて該モータ20の回転角度を
検出するようになっているため、ローディング機構の組
立完了段階で回転型可変抵抗器26の初期位置を設定す
る必要がある。この場合、ローディング機構の全ての各
構成部品を組み立てた後、まず第3のモータ20を回転
してローディング機構を動作させ、回転型可変抵抗器2
6の基準電圧値に対するモニタ装置11の角度ずれを確
認する。ここで、角度ずれが確認された場合は、図示せ
ぬ六角ボルト等の治具を係合孔29に挿入して軸状体2
5を強制的に回転すると、歯車24は減速ギア列21に
噛合して回転しないが、この歯車24に対して軸状体2
5が回転するため、軸状体25に連結された回転型可変
抵抗器26の出力電圧が変化して角度ずれをなくすこと
ができる。したがって、ローディング機構の全ての構成
部品を組み立てた状態で、ロータリーポジションセンサ
である回転型可変抵抗器26の初期位置設定を簡単に行
うことができる。また、歯車24の筒状部24aに軸線
方向へ延びる複数のスリット28が形成され、各スリッ
トによって筒状部24aに適度な弾性力が付与されてい
るため、筒状部24aの内周面に形成された各突起24
bと軸状体25の外周面に刻設されたスプライン25a
との凹凸係合を確実なものにできると共に、回転型可変
抵抗器26の初期位置設定時に筒状部24aを外方へ撓
みやすくすることができる。さらに、軸状体25の刻設
したスプライン25aの凹凸の数を変えることにより、
回転型可変抵抗器26の初期位置設定時の分解能を適宜
に設定することができる。
【0020】なお、上記実施例では、車載用ディスプレ
イ装置に備えられるモニタ装置11の起立動作を行うロ
ーディング機構について説明したが、本発明のローディ
ング機構は上記実施例に限らず、モータの回転角度をロ
ータリーポジションセンサによって検出するタイプであ
れば、モータを駆動源として動作される可動体がモニタ
装置以外であっても適用可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】モータの回転を減速ギア列を介して可動体
に伝達し、該モータの回転角度を検出するロータリーポ
ジションセンサを備えたローディング機構において、回
転方向に凹凸係合された歯車と軸状体の2ピース構造を
採用し、この歯車をモータの回転を減速ギア列に噛合す
ると共に、軸状体をロータリーポジションセンサの回転
中心に連結したので、組立段階で軸状体を強制的に回転
して歯車との凹凸係合位置を変えることにより、減速ギ
ア列に噛合する歯車に対してロータリーポジションセン
サを動作させる軸状体の相対的な回転角度が調整され、
したがって、ローディング機構の全ての構成部品を組み
立てた状態でロータリーポジションセンサの初期位置設
定を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る車載用ディスプレイ装置の側面図
である。
【図2】該ディスプレイ装置の内部構造を示す底面図で
ある。
【図3】該ディスプレイ装置に備えられるローディング
機構の要部説明図である。
【図4】該ローディング機構の要部断面図である。
【図5】該ローディング機構に備えられる検出部材の斜
視図である。
【符号の説明】
10 可動ベース 11 モニタ装置(可動体) 20 第3のモータ 21 減速ギア列 23 検出部材 24 歯車 24a 筒状部 24b 突出部 24c 突起 25 軸状体 25a スプライン 25b 連結軸 25c 鍔部 26 回転型可変抵抗器(ロータリーポジションセン
サ) 27 プリント基板 28 スリット 29 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D020 BA04 BC02 BD08 BD09 3J009 DA01 DA13 EA04 EA05 EA11 EA21 EA32 EB14 EC01 ED14 FA11 5G435 BB12 EE17 EE18 EE20 EE50 LL17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータの回転を可動体に
    伝達する減速ギア列と、前記モータの回転角度を検出す
    るロータリーポジションセンサとを備え、前記減速ギア
    列に筒状部を有する歯車を噛合すると共に、この筒状部
    の内部に前記ロータリーポジションセンサを動作させる
    軸状体を嵌合し、前記筒状部の内周面と前記軸状体の外
    周面とを凹凸係合することにより、前記軸状体を前記歯
    車に対して角度調整可能に構成したことを特徴とするロ
    ーディング機構。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記筒状部に
    軸線方向へ延びる複数のスリットを形成すると共に、こ
    れらスリットによって分割された前記筒状部の内周面に
    それぞれ突起を形成し、これら突起を前記軸状体の外周
    面に形成したスプラインに係合したことを特徴とするロ
    ーディング機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005214275A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Victor Co Of Japan Ltd ウォームギア装置及びそのウォームギア装置を備える車載用電子機器
JP2008203303A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Pioneer Electronic Corp 電子機器

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