JP2002347339A - 感圧記録紙およびその製造方法 - Google Patents

感圧記録紙およびその製造方法

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JP2002347339A JP2001161708A JP2001161708A JP2002347339A JP 2002347339 A JP2002347339 A JP 2002347339A JP 2001161708 A JP2001161708 A JP 2001161708A JP 2001161708 A JP2001161708 A JP 2001161708A JP 2002347339 A JP2002347339 A JP 2002347339A
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Kenji Yanagisawa
健司 柳沢
Hiroshi Iwasaki
浩 岩崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発色性、耐汚染性、印刷作業性に優れた感圧記
録紙を提供する。 【解決手段】支持体上に電子受容性有機顕色剤を含む顕
色剤層を有する感圧記録紙において、顕色剤層中に、炭
酸カルシウムを顕色剤層中の全顔料の50〜88重量
%、および平均粒子径1.5〜4.5μmのタルクを顕
色剤層中の全顔料の12〜40重量%含有させ、顕色剤
層面のマイクロトポグラフによる印加圧10kgf/c
でのRp値(Rp10)を10〜25μmとした感
圧記録紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発色性および耐汚染
性に優れ、且つ、印刷作業性も良好である感圧記録紙に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に感圧記録紙は、電子供与性有機発
色剤(以下単に発色剤と記す)を溶解した油滴を内包す
るマイクロカプセルを主成分とする発色剤マイクロカプ
セル組成物を支持体の片面に塗布した上用紙と、上記発
色剤と接触したときに呈色する電子受容性顕色剤(以下
単に顕色剤と記す)を含有する顕色剤組成物を支持体の
片面に塗布し同支持体の反対面に発色剤マイクロカプセ
ル組成物を塗布した中用紙、ならびに支持体の片面に顕
色剤を含有する顕色剤組成物を塗布した下用紙からな
り、これら三種類の紙を上用紙と下用紙、あるいは上用
紙、中用紙、下用紙の順に組み合わせて感圧複写セット
として実用化されている。
【0003】感圧記録紙に用いられる顕色剤としては酸
性白土、活性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、ベ
ントナイト、シリカ、ケイ酸アルミニウム等の如き無機
顕色剤と、フェノール―アルデヒド重合体、フェノール
―アセチレン重合体等のフェノール重合体、芳香族カル
ボン酸あるいはその多価金属塩等の有機顕色剤とが知ら
れている。
【0004】このうち有機顕色剤は無機顕色剤と比較し
て発色能が高く、しかも得られた発色像が水分の付着や
通常のファイル保存等で記録濃度低下を起しにくいとい
う長所を備えている。さらに有機顕色剤と顔料として炭
酸カルシウムを併用することにより前述の性能はさらに
向上し、かつインキセット性と呼ばれるインキ乾燥性が
向上するというメリットを併せ持っている。
【0005】しかしながら炭酸カルシウムを顔料として
用いた場合、得られる感圧記録紙の摩擦係数は上昇し、
元来の高発色能とあいまって取り扱い中に予期せず発色
してしまう、所謂、こすれ汚れが悪化するのが問題であ
る。また同時に滑り性が悪いことから印刷時に紙送り性
が悪く、結果として作業性が低下するという問題を有し
ていた。また前記問題点を解決するために顕色剤を含有
する塗布層(以下顕色剤層と称する)を形成した後にス
ーパーカレンダー装置等で平滑化させた場合、印刷時の
インキ乾燥性が低下すること、および印刷後に印刷物が
印刷機上のガイドロールに接触する際にインキがガイド
ロールに転移してガイドロール汚れが発生し作業性が悪
化する等の問題点も存在した。
【0006】かかる問題点に対し、これまでいくつかの
改善方法が提案されている。特開平2―9679号公報
に記載されている特定粒子径を持つカオリンを顕色剤層
に含有させる方法、特公平7―25193号公報に記載
されている特定粒子径のタルクを少量顕色剤層中に含有
させる方法が提案されている。しかしながらカオリンを
含有させる方法ではインキセット性が低下するとともに
平滑な塗布面が得られるために印刷直後に印刷面がガイ
ドロールに接触した場合、印刷面上のインキがガイドロ
ールに転移することによりガイドロール汚れが発生して
印刷作業性を低下させる。また、タルクを少量含有させ
る方法では滑り性は改善されるもののこすれ汚れの改善
効果に乏しく、耐汚染性が不足しているという点で実用
上改善の余地が残されていた。さらに特公平7―251
93号公報ではタルクの配合部数が10部を超えると粉
落ち現象を生じ、これを回避するためにはバインダー使
用量を多くせざるを得ないために発色性が犠牲になると
いう欠点も存在した。また一般的にインキセット性を改
善させる手法として用いられる微粒顔料の使用やインキ
セット性に優れるラテックスの使用に関しても、印刷し
てから被印刷物がガイドロールに接触するまでの時間が
数秒以内、場合によっては1秒以下という短時間である
ためにガイドロール汚れの改善に対しては不充分であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は有機顕色剤を
含有する顕色剤層に特定の顔料を含有させたうえ顕色剤
層の表面粗さを特定の範囲に規定することにより、発色
性および耐汚染性が良好であり、かつガイドロール汚れ
が少なく印刷作業性に優れる感圧記録紙を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体上に電
子受容性有機顕色剤を含む顕色剤層を有する感圧記録紙
において、顕色剤層中に、炭酸カルシウムを顕色剤層中
の全顔料の50〜88重量%、および平均粒子径1.5
〜4.5μmのタルクを顕色剤層中の全顔料の12〜4
0重量%含有させ、顕色剤層面のマイクロトポグラフに
よる印加圧10kgf/cmでのRp値(Rp10
を10〜25μmとしたことを特徴とする感圧記録紙で
ある。本発明は、炭酸カルシウムの量が顕色剤層中の全
顔料の50〜85重量%、およびタルクの量が顕色剤層
中の全顔料の15〜30重量%である感圧記録紙に係
る。本発明は、顕色剤層面のマイクロトポグラフによる
印加圧10kgf/cmで測定したRp値(R
10)と20kgf/cmで測定したRp値(Rp
)との比(Rp10/Rp20)を1.8〜2.2
とした感圧記録紙に係る。本発明は、炭酸カルシウム
が、平均粒子径0.1〜1.5μmの軽質炭酸カルシウ
ムである感圧記録紙に係る。本発明は、顕色剤層が形成
される支持体面の、マイクロトポグラフによる印加圧1
0kgf/cmでのRp値(Rp10)を8〜30μ
mとした感圧記録紙に係る。本発明は、固形分濃度が3
0〜70重量%である顕色剤層塗液を塗布・乾燥して顕
色剤層を設ける感圧記録紙の製造方法に係る。本発明
は、顕色剤層をブレード塗布方式で設ける感圧記録紙の
製造方法に係る。本発明は、顕色剤層を設けた後スーパ
ーカレンダー処理をしない感圧記録紙の製造方法に係
る。
【0009】
【発明の実施の形態】発明者等は鋭意研究を行った結
果、有機顕色剤を含有する顕色剤層中に特定の顔料を含
有させ、かつ、この顕色剤層の表面粗さを特定範囲内に
することにより非常に良好な感圧記録紙が得られること
を見出した。すなわち、有機顕色剤を含む顕色剤層に炭
酸カルシウムを顕色剤層中の全顔料の50〜88重量%
含有させ、且つ、平均粒子径が1.5〜4.5μmのタ
ルクを顕色剤層中の全顔料の12〜40重量%含有させ
るとともに、マイクロトポグラフの印加圧10kgf/
cmで測定されるRp値(Rp10)を10〜25μ
mとした場合に、発色性、耐汚染性が良好であり、かつ
ガイドロール汚れが少なく印刷作業性に優れる感圧記録
紙を得られることを見出し本発明を完成するに至った。
【0010】本発明の顕色剤層中の炭酸カルシウムは、
軽質炭酸カルシウムであることが望ましく、さらにこの
軽質炭酸カルシウムの平均粒子径は0.1〜1.5μm
であることが望ましい。さらに好ましくは顕色剤層表面
のマイクロトポグラフの印加圧10kgf/cmで測
定されるRp値(Rp10)と、20kgf/cm
測定されるRp値(Rp20)との比(Rp10/Rp
20)が1.8〜2.2であるのがより好ましい。また
塗布層を形成される支持体のマイクロトポグラフにて印
加圧10kgf/cmで測定されるRp値(R
10)が8〜30μmであることが好ましい。また、
顕色剤層形成する顕色剤を含む塗液の濃度は、30〜7
0重量%が好ましい。また、顕色剤層を設けるための塗
布方式としては、ブレード塗布方式で設けることが好ま
しい。さらに、顕色剤層を塗布した後、スーパーカレン
ダー処理を経ないことが望ましい。
【0011】本発明において、顕色剤層中に炭酸カルシ
ウムおよびタルクを用いることにより、発色性および耐
汚染性が良好で、かつ印刷作業性に優れる感圧記録紙を
得ることができる。一般に炭酸カルシウム、特に軽質炭
酸カルシウムは感圧記録紙において良好な発色性をもた
らすことが知られているが、耐汚染性については問題が
ある。この欠点を回避するために六角板状粒子であるカ
オリンを使用することは特開平2―9679号公報に記
載されている。しかしながらカオリン粒子は六角板状粒
子が数〜数十枚積み重なった形状をしているのが一般的
であり、耐汚染性を改善させるためには使用量を増加さ
せざるを得ず、これにより発色性が低下したりインキ乾
燥性が遅くなることが問題である。また前記カオリンの
欠点を克服するべく積み重なった六角板状粒子を剥離し
たデラミネーテッドカオリンを使用する方法も考えられ
るが、この場合にはバインダーの使用量を増加させざる
を得ず、このために発色性が低下したりインキ乾燥性が
遅くなるという同様の問題を有している。
【0012】一方、タルクは同じ板状粒子でも単層ごと
に剥離された粒子が多く、カオリンを使用する場合に比
較して少量で耐汚染性改善効果を発揮する。これは発色
剤を溶解した油滴を内包するマイクロカプセルが直径数
μmと微小であり、ミクロな視点で見た場合、本発明で
規定される通常の顔料よりも大きな板状粒子であるタル
クは、摩擦によりマイクロカプセルを破壊する確率が、
カオリンに比べて低いためと考えられる。さらに、カオ
リン粒子表面が親水性であるのに対して、タルク粒子表
面は疎水性であり、発色剤を含有するオイルの受理性が
高いため、発色性の低下が起こりにくいのが特徴であ
る。さらに粒子径が通常使用される顔料と比較して大き
いためにバインダーの使用量を増加させる必要もなく、
発色性が低下したり、インキ乾燥性が遅くなるといった
問題点を回避できるという特徴を有している。
【0013】本発明の所望の効果を得るためには用いら
れるタルクの平均粒子径(Micromeritics
(株)製のセディグラフによる50%粒子径)は1.5
〜4.5μmで、さらに好ましくは2.0〜3.5μm
である。ちなみにタルクの平均粒子径が1.5μm未満
である場合には耐汚染性の改善効果に劣り、4.5μm
を超えると逆に耐汚染性を悪化させる結果となる。また
タルクは顕色剤層中の全顔料の12〜40重量%用いら
れるが、より好ましくは15〜30重量%が好ましい。
タルクの量が、12重量%未満であると耐汚染性の改善
効果に乏しく、逆に40重量%を超えると発色性が低下
するために本発明所望の効果を得ることができない。
【0014】さらに、本発明による感圧記録紙は印刷作
業性の改善効果も併せ持っている。これは例えば、感圧
記録紙の一般的な印刷方式であるフォーム印刷機にて印
刷した場合、顕色剤層上に印刷されたインキは乾燥工程
を経ることがないために、印刷直後に印刷機上のガイド
ロールに直接触れることになる。この際、顕色剤層上に
インキが転移されてからガイドロールに接触するまでの
時間は場合によっては1秒以内の非常に短い時間であ
り、このような場合にはインキセット性と呼ばれる塗布
層のインキ吸収性をいかに高めたとしてもインキ表面は
インキビヒクルリッチな未乾燥状態であるため、インキ
セット性をいかに向上させようとも印刷後のガイドロー
ル汚れ回避に対する寄与は小さい。本発明においてはイ
ンキがガイドロールに転移するのを防ぐために顕色剤層
表面を粗面化し、ガイドロールへの密着性を低下させる
ことによりインキが物理的にガイドロールに接触するの
を防止できることから印刷作業性が良好であるものと推
定される。
【0015】顕色剤層表面の粗面化は使用顔料の選択、
および使用される支持体を適宜選択することにより達成
できる。しかし粒子径の大きい顔料の使用、および表面
凹凸の大きい支持体の使用は、顕色剤層表面の粗面化を
促進すると同時にマイクロカプセルが接触した際に、こ
のマイクロカプセルが微小圧力でも破壊されやすくなり
耐汚染性を悪化させる。
【0016】本発明で得られる感圧記録紙は顕色剤層中
に顔料としては粒子径の大きい平均粒子径1.5〜4.
5μmのタルクを含有しているため、発色剤を溶解した
油滴を内包するマイクロカプセルが直径数μmと微小で
あるために、ミクロな視点で見た場合、摩擦によりマイ
クロカプセルを破壊する確率が低い上に、マイクロトポ
グラフで測定されるマクロな視点で見ると顕色剤層表面
は粗く、従って前述のごとき作用によりインキのガイド
ロールへの転移が少なく、印刷作業性に優れるうえに、
顔料として板状のタルクを使用しているため高い耐汚染
性を持っているために総合的な品質に優れることが特徴
である。
【0017】さらに上述の如きタルクを使用することの
特徴に加えて、マイクロトポグラフにて印加圧10kg
f/cmで測定されるRp値(Rp10)を10〜2
5μmとすることにより、得られる感圧記録紙は。発色
性、耐汚染性、印刷作業性の全ての品質に優れるものと
するために必須の要件である。マイクロトポグラフにて
印加圧10kgf/cmで測定されるRp値(Rp
10)が10μm未満である場合には印刷作業性の低下
が問題となり、他方25μmを越える場合は耐汚染性が
低下するために本発明所望の効果を得ることができな
い。
【0018】本発明においては、顕色剤層中に炭酸カル
シウムが50〜88重量%含有される。炭酸カルシウム
が50重量%未満である場合には良好な発色性を得るこ
とは難しい。また、炭酸カルシウムのうち湿式・乾式い
ずれの方法でも製造された重質炭酸カルシウムは、軽質
炭酸カルシウムと比較して粒子径分布が広いため、粗大
粒子および/あるいは微粒粒子を除去することで、発色
性・耐汚染性のバランスを向上させることができる。
【0019】また発色性・耐汚染性のバランスを向上さ
せる他の方法としては、顕色剤層中に軽質炭酸カルシウ
ムを使用することが好ましく、さらにこの軽質炭酸カル
シウムの平均粒子径が0.1〜1.5μmである場合、
発色性・耐汚染性のバランスをより改善することができ
る。軽質炭酸カルシウムの平均粒子径が1.5μmを超
えるとタルクを使用したことによる耐汚染性改善効果が
発現されにくく、反対に0.1μm以下であると顕色剤
層平滑度が上昇することにより印刷作業性の低下をもた
らす。
【0020】本発明においてマイクロトポグラフにて印
加圧10kgf/cmで測定されるRp値(R
10)が10〜25μmであることは前述の如き印刷
作業性や耐汚染性を良好に保つために必要であるが、さ
らに発明者らが検討した結果、マイクロトポグラフにて
印加圧10kgf/cmで測定されるRp値(Rp
10)は前述の如き印刷作業性の良否と関連し、同20
kgf/cmで測定されるRp値(Rp20)は印刷
着肉性に関連することが見出された。これは前述の印刷
作業性に関しては印刷後の顕色剤層がガイドロールに接
触する際の接触圧力としては低圧な条件であるのに対
し、印刷時のロールニップにおける版胴と感圧記録紙の
接触圧力は高圧であり、この高圧下においてはこの顕色
剤層が平滑化されることにより版胴との密着性が向上さ
れ、印刷着肉性を良好にするものである。発明者らは、
この低圧および高圧条件下での感圧記録紙の品質は、マ
イクロトポグラフにおいてそれぞれ印加圧10kgf/
cmおよび20kgf/cmにおける測定結果と相
関することを見出した。
【0021】また、上述の如き圧力応答性を達成するた
めには、この顕色剤層が嵩高でクッション性に富むこと
が望まれ、本発明で規定するがごとくマイクロトポグラ
フにて印加圧10kgf/cmで測定されるRp値
(Rp10)と同20kgf/cmで測定されるRp
値(Rp20)の比率(Rp10/Rp20)が1.8
〜2.2である場合、印刷作業性を良好に保ったまま印
刷着肉性を良好に保つことが可能になる。ちなみにRp
10/Rp20が1.8を下回ると印刷着肉性が低下す
ることにより印刷物の仕上がりが問題となることがあ
り、反対に2.2を超える塗布層を得ることは難しい。
【0022】本発明の顕色剤塗液の塗布液濃度は、高い
ほど塗布後の顕色剤層が嵩高となり、クッション性に優
れ、印刷作業性と、印刷着肉性に優れた感圧記録紙が得
られる。顕色剤塗液の塗布液濃度は30〜70重量%が
好ましく、さらに35〜50重量%がより好ましい。顕
色剤塗液の塗布液濃度は30重量%未満である場合には
塗液のバインダー成分が支持体内もしくは顕色剤層表面
に移動する、所謂、バインダーマイグレーションが顕著
になり、顕色剤塗布層の結合力が弱められて印刷強度の
不足や結晶間結合力が弱いタルクが粉落ち現象を起した
り、これを回避するためにバインダー配合量を増やすと
発色性が低下する。一方、塗布液濃度が70重量%を上
回る顕色剤塗布液は調製が困難である。塗布液濃度が本
発明規定の範囲にある場合は、バインダーマイグレーシ
ョンによる影響は少なく、タルクの粉落ち現象やこれを
回避するためのバインダー増による発色性低下といった
問題点を解決できる。また、一般的な感圧記録紙の顕色
剤塗布量として支持体の片面に3乃至6g/mを塗布
する場合には、操業性等を勘案すると塗布液濃度として
は35〜50重量%がより好ましい。塗布液濃度が本発
明の範囲にある場合は、顕色剤層が嵩高となり、マイク
ロトポグラフにて測定されるRp10/Rp 20が本発
明で規定する範囲内となることでクッション性に優れ、
印刷作業性と、印刷着肉性に優れた感圧記録紙が得られ
る。
【0023】本発明において使用される有機顕色剤とし
ては、例えば安息香酸、p−tert−ブチル−安息香
酸、4−メチルー3−ニトロ安息香酸、サリチル酸、3
−フェニルサリチル酸、3−シクロヘキシルサリチル
酸、3−tert−ブチル−5−メチルサリチル酸、
3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−メチル
−5−ベンジルサリチル酸、3−フェニル−5−(α,
α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3−シクロヘキシ
ル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3
−(α,α−ジメチルベンジル)−5−メチルサリチル
酸、3,5−ジ−シクロヘキシルサリチル酸、3,5−
ジ−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−
(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3−(α−
メチルベンジル)−5−(α,α−ジメチルベンジル)
サリチル酸、4−メチル−5−シクロヘキシルサリチル
酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3−ナフトエ酸、
1−ベンゾイル−2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、3
−ヒドロキシ−5−シクロヘキシル−2−ナフトエ酸、
2−ヒドロキシ−4−〔(4−カルボキシ−5−ヒドロ
キシ)フェニル〕−1−ナフトエ酸等の芳香族カルボン
酸およびこれらと例えば亜鉛、アルミニウム、マグネシ
ウム、カルシウム、コバルト等の多価金属との塩:6,
6’−メチレンビス(4−クロロ−m−クレゾール)等
のフェノール化合物:p−フェニルフェノール−ホルム
アルデヒド樹脂等のフェノール−アルデヒド樹脂、p−
tert−ブチルフェノール−アセチレン樹脂等のフェ
ノール−アセチレン樹脂の様なフェノール樹脂およびこ
れらの多価金属塩:マレイン酸−ロジン樹脂、スチレ
ン、エチレン、またはビニルメチルエーテルと無水マレ
イン酸との共重合体のような酸性重合体:芳香族カルボ
ン酸とアルデヒドないしはアセチレンとの重合体および
これらの多価金属塩等が挙げられる。
【0024】また、顕色剤層に使用される顔料としては
本発明所望の炭酸カルシウムおよびタルクのほか、例え
ば酸化亜鉛、酸化マグネシウム、二酸化チタン、カオリ
ン、クレー、焼成カオリン、デラミネーテッドカオリ
ン、構造化カオリン、硫酸マグネシウム、硫酸カルシウ
ム等の無機顔料、およびポリスチレン樹脂微粒子、尿素
ホルマリン樹脂微粒子、微小中空粒子等の有機顔料(プ
ラスチックピグメント)等公知公用の顔料を本発明の効
果を阻害しない範囲で適宜使用することができる。
【0025】バインダーとしては特に限定はなく、例え
ば澱粉、カゼイン、アラビアゴム、カルボキシメチルセ
ルロース、ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリ
ビニルアルコール、スチレン・ブタジエン共重合体ラテ
ックス、酢酸ビニル系ラテックス等が配合される。
【0026】本発明において顕色剤層塗布液の調製方法
に関しては特に限定されるものではない。さらに顕色剤
層塗布液の中には必要に応じて耐水化剤、硬化剤、架橋
剤、消泡剤、着色剤、濡れ剤、流動変性剤、防腐剤、界
面活性剤等の公知公用の各種助剤を適宜添加することが
できる。
【0027】上記の如く調製された塗布液は、紙、合成
紙、フィルム等の支持体に塗布される。支持体のマイク
ロトポグラフにて印加圧10kgf/cmで測定され
るRp値(Rp10)が8〜30μmである場合、所望
の感圧記録紙の製造が容易となるためより好ましい。ち
なみにRp10が8μm以下であると印刷作業性の低下
をもたらし、他方Rp10が30μmを超えると耐汚染
性が低下する。
【0028】なお、支持体として合成紙、フィルム等の
吸水性を有しない、あるいは非常に低い吸水性しか持た
ない支持体を選択した場合、塗料中の水分が支持体にほ
とんど移動しないため塗工層が嵩高となりにくいと共に
塗料が長時間流動性を有しつづけるために表面が平滑と
なり、本発明の所望の効果が発現しにくい。
【0029】本発明において、塗布方法は、例えばエア
ーナイフコーター、カーテンコーター、ブレードコータ
ー、ショートドウェルコーター、ロッドブレードコータ
ー、ロールコーター、バーコーター、サイズプレスコー
ター、ビルブレードコーター等が使用できるが、耐汚染
性を最大限に引き出すためには塗布時に顕色剤層表面に
存在する板状粒子であるタルクが配向していることが望
ましく、またインキ受理性を高めてインキ乾燥性を向上
させるためには顕色剤塗布層が嵩高であることが望まし
い。従って塗布方法としては高濃度にて塗布でき、かつ
顕色剤層表面の顔料配向を促進できるブレードコーター
塗布方法が最も好ましく、次いでロッドブレードコータ
ーやバーコーター等のメタリングロッドコーター、ロー
ルコーターの順で好ましい。
【0030】ブレードコーター塗布装置で塗布すると、
板状粒子のタルクが配向するため、塗布後スーパーカレ
ンダー処理をしなくてよいか、またはマットスーパーカ
レンダー処理することによって本発明の目的を達するこ
とができる。顕色剤層表面のタルクの配向は塗布時のせ
ん断速度に大きく依存すると考えられることから、ブレ
ードコーターで塗布した場合最も効果的に本発明所望の
効果を得ることができる。せん断速度がブレードコータ
ーより劣るロッドブレードコーターやバーコーター等の
メタリングロッドコーター、さらにロールコーターにお
いてもタルクの配向は促進されることから本発明所望の
効果が得られやすい。エアーナイフコーターにおいては
せん断による配向効果が最も得られにくいことと塗布液
の濃度を高く設定することが困難である場合が多いこと
から本発明所望の効果が発現しにくい。
【0031】また、支持体への塗布量は特に限定されな
いが、乾燥重量で1.0〜10.0g/m、さらには
2.5〜6.0g/mが好ましい。
【0032】
【実施例】以下に本発明の効果をいっそう明確にするた
めに実施例および比較例を記載するが、もちろん本発明
はこれらにより限定されるものではない。また、実施例
および比較例中の「部」および「%」は特に断りのない
限り「重量部」および「重量%」を表わす。
【0033】実施例1 〔顕色剤層塗布液の調製〕3,5−ジ(α―メチルベン
ジル)サリチル酸亜鉛100部をトルエン100部に溶
解し、3%のポリビニルアルコール水溶液150部中に
ホモミキサーを用いて乳化し、その後トルエンを水蒸気
蒸留して40%の顕色剤微粒子の水分散液を得た。この
顕色剤水分散液10部(固形分として)に平均粒子径
0.97μmの軽質炭酸カルシウム(TP−121M
S:奥多摩工業(株)製)85部、平均粒子径2.8μ
mのタルク(PD―680:WMC Industri
al Minerals社製)15部、酸化変性澱粉の
30%水溶液20部(固形分)、スチレン・ブタジエン
共重合体ラテックス5部(固形分)を混合、攪拌して顕
色剤層塗布液(固形分50%)を調製した。
【0034】〔感圧記録紙の作成〕上記の如く調製され
た顕色剤層塗布液を固形分が40%となるように希釈
し、坪量40g/mの原紙の片面に乾燥重量が5.0
g/mとなるようにバーコーターにて塗布、乾燥して
感圧記録紙を得た。なお、使用した原紙のマイクロトポ
グラフによる印加圧10Kgf/cmのRp値(Rp
10)は14.4μmであった。
【0035】実施例2 実施例1において顕色剤層塗布液の固形分を48%と
し、バーコーターの代わりにブレードコーターを用いて
塗布、乾燥した以外は実施例1と同様に感圧記録紙を得
た。
【0036】実施例3 実施例2において軽質炭酸カルシウムを平均粒子径0.
34μmのブリリアントS−15(白石工業(株)製)
に変更した以外は実施例2と同様に感圧記録紙を得た。
【0037】実施例4 実施例3において顕色剤層塗布液の固形分を35%にし
た以外は実施例3と同様に感圧記録紙を得た。
【0038】実施例5 実施例2において軽質炭酸カルシウム85部を平均粒子
径0.62μmの重質炭酸カルシウム(SETACAR
B:備北粉化工業(株)製)65部に変更し、タルクを
35部に変更した以外は実施例2と同様にして感圧記録
紙を得た。
【0039】実施例6 実施例2において原紙を、マイクロトポグラフによる印
加圧10kgf/cm のRp値(Rp10)が21.
3μmである坪量40g/mの原紙に変更した以外は
実施例2と同様にして感圧記録紙を得た。
【0040】比較例1 実施例2において顔料配合部数を軽質炭酸カルシウム5
0部、タルク50部に変更した以外は実施例2と同様に
して感圧記録紙を得た。
【0041】比較例2 実施例2においてタルク(PD―680:WMC In
dustrial Minerals社製)を平均粒子
径8.0μmのタルク(商品名:NKタルク80、中央
カオリン(株)製)に変更した以外は実施例2と同様に
して感圧記録紙を得た。
【0042】比較例3 実施例2においてタルクを平均粒子径2.5μmのデラ
ミカオリン(商品名:NuSurf、エンゲルハード社
製)に変更した以外は実施例2と同様にして感圧記録紙
を得た。
【0043】比較例4 実施例2において、顔料として軽質炭酸カルシウムを6
0部、タルクを8部に変更し、カオリン(UW−90:
エンゲルハード(株)製)を32部追加した他は実施例
2と同様にして感圧記録紙を得た。
【0044】〔感圧記録紙の評価方法〕かくして得られ
た記録紙の評価として、発色性、耐汚染性(こすれ汚
れ)および印刷作業性を以下の評価方法および評価基準
にしたがって評価した。得られた結果を表1に示す。
【0045】〔発色濃度〕発色性は高さ20cmから先
端直径8mm、重さ500gの金属体を垂直に落下させ
て発色させた後、24時間経過してから目視にて発色濃
度を判定した。 ◎:発色性は非常に良好である。 ○:発色性は十分で、実用上問題ない。 △:発色性が十分でなく、実用上問題となることがあ
る。 ×:発色性に劣り、実用上問題がある。
【0046】〔耐汚染性〕耐汚染性はこすれ汚れで評価
した。得られた感圧記録紙の顕色剤層と市販の感圧記録
上用紙(商品名:KSコピーブライト、王子製紙(株)
製)を対向させて900gの加重をかけ、こすれ試験機
(サザランドラブテスター:東洋精機(株)製)にて5
回往復させた後の汚れ状態を目視にて評価した。 ◎:汚れがほとんど認められない。 ○:汚れが一部認められるが実用上十分なレベルであ
る。 △:汚れがひどく実用上問題がある。 ×:汚れが著しく実用上大きな問題がある。
【0047】〔マイクロトポグラフによるRp値測定〕
得られた感圧記録紙の表面粗さの測定としてマイクロト
ポグラフ(東洋精機(株)製)を使用し、印加圧10お
よび20kgf/cmにてRp値を測定した。Rp値
は大きいほど表面が粗いことを表す。
【0048】〔印刷作業性〕印刷作業性は得られた感圧
記録紙の顕色剤層上に墨インキ(商品名:NewCha
mpion KSK 墨 N、大日本インキ株式会社
製)を1.5g/m となるようにRI印刷試験機(R
I−I型:明製作所(株)製)にて印刷し、その直後お
よび5分後に合成紙(商品名:ユポFPH−60、ユポ
・コーポレーション社製)にロールニップにて密着させ
て転移するインキ濃度を目視にて評価した。印刷直後お
よび5分後の合成紙上へのインキ転移濃度をそれぞれ目
視にて評価し、両者を組み合わせた結果を示した。 ・印刷直後インキ転移濃度 ◎:インキ転移濃度は極低く、印刷直後のガイドロール
汚れは全く問題ない。 ○:インキ転移濃度は低く、印刷直後のガイドロール汚
れは実用上問題ない。 △:インキ転移濃度は若干高く、印刷直後のガイドロー
ル汚れが発生することがある。 ×:インキ転移濃度は高く、印刷直後のガイドロール汚
れが発生する。 ・5分後インキ転移濃度 ◎:インキ転移はなく、全く問題ない。 ○:インキ転移はほとんどなく、実用上問題ない。 △:インキが若干転移しており、実用上問題となること
がある。 ×:インキ転移が多く、実用上問題となる。 すなわち印刷作業性評価欄で◎/○は印刷直後の合成紙
上へのインキ転移濃度は極低く、また5分後の合成紙上
へのインキ転移はほとんどないことを示す。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】表1のとおり、本発明による感圧記録紙
は発色性、耐汚染性が良好であり、かつ印刷作業性に優
れたものであった。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に電子受容性有機顕色剤を含む顕
    色剤層を有する感圧記録紙において、顕色剤層中に、炭
    酸カルシウムを顕色剤層中の全顔料の50〜88重量
    %、および平均粒子径1.5〜4.5μmのタルクを顕
    色剤層中の全顔料の12〜40重量%含有させ、顕色剤
    層面のマイクロトポグラフによる印加圧10kgf/c
    でのRp値(Rp10)を10〜25μmとしたこ
    とを特徴とする感圧記録紙。
  2. 【請求項2】炭酸カルシウムの量が顕色剤層中の全顔料
    の50〜85重量%、およびタルクの量が顕色剤層中の
    全顔料の15〜30重量%である請求項1記載の感圧記
    録紙。
  3. 【請求項3】印加圧10kgf/cmで測定したRp
    値(Rp10)と20kgf/cmで測定したRp値
    (Rp20)との比(Rp10/Rp20)を1.8〜
    2.2とした請求項1または2記載の感圧記録紙。
  4. 【請求項4】炭酸カルシウムが、平均粒子径0.1〜
    1.5μmの軽質炭酸カルシウムである請求項1〜3の
    いずれか一項に記載の感圧記録紙。
  5. 【請求項5】顕色剤層が形成される支持体面の、マイク
    ロトポグラフによる印加圧10kgf/cmでのRp
    値(Rp10)を8〜30μmとした請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の感圧記録紙。
  6. 【請求項6】固形分濃度が30〜70重量%である顕色
    剤層塗液を塗布・乾燥して顕色剤層を設ける請求項1〜
    5のいずれか一項に記載の感圧記録紙の製造方法。
  7. 【請求項7】顕色剤層をブレード塗布方式で設ける請求
    項6記載の感圧記録紙の製造方法。
  8. 【請求項8】顕色剤層を設けた後スーパーカレンダー処
    理をしない請求項6または7記載の感圧記録紙の製造方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2546066B2 (de) 2011-07-14 2018-06-27 Mitsubishi HiTec Paper Europe GmbH Druckempfindliches Aufzeichnungsmaterial und Verfahren zur Herstellung

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