JP2002346876A - 切り屑排出機構付きケーシング及び工具 - Google Patents
切り屑排出機構付きケーシング及び工具Info
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- JP2002346876A JP2002346876A JP2001147175A JP2001147175A JP2002346876A JP 2002346876 A JP2002346876 A JP 2002346876A JP 2001147175 A JP2001147175 A JP 2001147175A JP 2001147175 A JP2001147175 A JP 2001147175A JP 2002346876 A JP2002346876 A JP 2002346876A
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Abstract
付きケーシング及び工具の提供。 【解決手段】 切れ刃チップ1を備えた回転工具2の外
周部分には、環状端にフロントガイド3を備えたケーシ
ング本体4が配設され、回転工具2及びケーシング本体
4間には、切り屑排出空間5が構成される。前記フロン
トガイド3は、その内周縁に沿って内向き突起6を形成
し、前記切り屑空間5に面してエアー通路7が構成され
る。エアー噴射方式では、フロントガイド3の内周壁に
エアー噴射口8が開口し、供給エアーが前記エアー通路
7に向かって噴射される。
Description
きケーシング及び工具に関し、特にフロントガイドの構
成を改善することにより、切り屑回収効率が向上するよ
うにしたものである。
シング及び工具は、図5で示されるように、例えば正面
フライスからなる回転工具30の外周部分には、フロント
ガイド31を有するケーシング32が配置され、この回転工
具30及びケーシング32間には、切り屑排出空間33が構成
されている。また、回転工具30には、切れ刃チップ34が
取付けられ、しかも回転工具30とフロントガイド31との
間にスペースtを構成している。
た切り屑排出機構付きケーシング及び工具は、フロント
ガイド31の環状内面31aが平面状を呈する形状であるた
め、できるだけ小さく構成されるスペースtであって
も、矢印で示されるようにエアー及び切り屑がスペース
tから漏れるため、切り屑回収率が100%にならない要
因になっているという問題点を有している。
ガイドの構成を改善して、切り屑回収効率が向上するよ
うにしたものである。
みなされたもので、円筒状をなすケーシング本体の環状
端には、フロントガイドが備えられ、しかもその外周部
には、切り屑排出口が構成されるようにした切り屑排出
機構付きケーシングを前提にして改善したものである。
周縁に沿って内向き突起が形成されることにより、この
内向き突起及びケーシング本体間には、環状のエアー通
路が構成されるようにしたものである。この場合、前記
ガイドフロントには、ケーシング本体の外周部分に取付
けられたエアーホースに連通するエアー噴射口から供給
エアーが前記エアー通路に向けて噴射されるように構成
することができる。
ケーシング及び正面フライス等の回転工具からなり、し
かもこれらが加工機の主軸部分に装着されたときに、前
記エアー通路が回転工具及びケーシング本体間に形成さ
れる切り屑排出空間に面するようにした切り屑排出機構
付き工具を提供するものである。この場合、前記ガイド
フロントには、ケーシング本体の外周部分に取付けられ
たエアーホースに連通するエアー噴射口から供給エアー
が前記エアー通路に向けて噴射されるように構成するこ
ともできる。これは、エアー噴射口からもエアーを供給
してさらに切り屑回収効率を高める配慮である。
工具の一実施例について、図を参照しながら説明する。
を概念的に示した説明図であり、切れ刃チップ1を備え
た例えば正面フライスなどのような回転工具2の外周部
分には、フロントガイド3を有するケーシング本体4が
配置され、回転工具2及びケーシング本体4間には、切
り屑排出空間5が構成されるようになっている。
4の環状端側に備えられるものであり、特にこのフロン
トガイド3は、内周縁に沿って、前記切り屑排出空間5
側に向かう内向き突起6が形成され、これに伴って前記
切り屑排出空間5に面して環状のエアー通路7が構成さ
れる。なお、前記切れ刃チップ1及びフロントガイド3
間には、従来と同様スペースtが構成されている。
の切れ刃チップ1によって被削材から除去された切り屑
を受入れ、エアレス方式では、回転工具2の回転により
生じる気流(図2の矢印で示す)と、遠心力とによって
切り屑を後述するエアー排出口11に向かって放出し、図
示しないダクトホース及び吸引機で切り屑を回収するよ
うになっている。
排出を有効にするため、エアー噴射式の切り屑排出機構
付き工具を示しているが、この方式は、前記フロントガ
イド3の内周壁側にはエアー噴射口8が開口し、別に設
けられたホース9からの供給エアーが矢印で示すように
前記エアー通路7に向かって噴射される。そして、前記
ケーシング本体4側には、取付け具10を介して前記ホー
ス9が配設されるようになっている。
きケーシングを示した説明図であり、ケーシング本体4
の環状端側には、エアー通路7を構成したフロントガイ
ド3などが備えられている。
は、前述したホース9、エアー排出口11が備えられると
ともに、ケーシング本体4及びフロントガイド3の開閉
に利用するファスナー部材12及びヒンジ部材13なども備
えられる。
付き工具は、図示しない加工機の主軸に装着され、図示
しない被削材を切削するが、図1及び図2で示された本
発明の切り屑排出機構付き工具は、図5で示した従来品
に対して、切り屑回収効率が約3%向上した。
付け機構については、図示を省略したが、通常みられる
ような楔止め方式、切り刃チップ1の取付け穴を利用し
たねじ止め方式など適宜利用できる。
対する切り屑案内部材の図示を省略しているが、特開平
7−164275号公報、特開平1−109014号公報などに見ら
れるものなど適宜採用できる。
いるエアー噴射方式を説明したが、ケーシング本体4の
エアー排出口11に対し、図示しないダクトホース及び集
塵機をそれぞれ連結するようにした集塵機吸引方式も適
用可能である。
ガイド3には、エアー通路6が構成されるようにしたも
のであるから、回転工具2の切れ刃チップ1及びフロン
トガイド3間に形成されるスペースtからの切り屑のこ
ぼれが減少し、切り屑の回収効率が向上するという利点
を有する。
念的に示す要部の正面図である。
例を概念的に示す一部を切欠した正面図である。
て示した要部の正面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒状をなすケーシング本体の環状端に
は、フロントガイドが備えられ、しかもその外周部に
は、切り屑排出口が構成されるようにした切り屑排出機
構付きケーシングにおいて、 前記フロントガイドは、その内周縁に沿って内向き突起
が形成されることにより、この内向き突起及びケーシン
グ本体間には、環状のエアー通路が構成されるようにし
たことを特徴とする切り屑排出機構付きケーシング。 - 【請求項2】 前記ガイドフロントには、ケーシング本
体の外周部分に取付けられたエアーホースに連通するエ
アー噴射口から供給エアーが前記エアー通路に向けて噴
射されるように構成した請求項1記載の切り屑排出機構
付きケーシング。 - 【請求項3】 前記切り屑排出機構付きケーシング及び
正面フライス等の回転工具からなり、しかもこれらが加
工機の主軸部分に装着されたときに、前記エアー通路
が、回転工具及びケーシング本体間に形成される切り屑
排出空間に面するようにした切り屑排出機構付き工具。 - 【請求項4】 前記ガイドフロントには、ケーシング本
体の外周部分に取付けられたエアーホースに連通するエ
アー噴射口から供給エアーが前記エアー通路に向けて噴
射されるように構成した請求項3記載の切り屑排出機構
付き工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001147175A JP2002346876A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 切り屑排出機構付きケーシング及び工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001147175A JP2002346876A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 切り屑排出機構付きケーシング及び工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002346876A true JP2002346876A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=18992699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001147175A Pending JP2002346876A (ja) | 2001-05-17 | 2001-05-17 | 切り屑排出機構付きケーシング及び工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002346876A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009297826A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp | 穴あけ工具の切屑回収装置 |
CN107000148A (zh) * | 2014-12-03 | 2017-08-01 | 三菱重工工作机械株式会社 | 干式加工装置 |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
JPH0438382A (ja) * | 1990-06-02 | 1992-02-07 | Nippon Denshi Kogyo Kk | 施解錠表示付きキーシステム |
JPH09141536A (ja) * | 1995-11-24 | 1997-06-03 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 切屑回収装置 |
-
2001
- 2001-05-17 JP JP2001147175A patent/JP2002346876A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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US10245694B2 (en) | 2014-12-03 | 2019-04-02 | Mitsubishi Heavy Industries Machine Tool Co., Ltd. | Dry machining apparatus |
CN107000148B (zh) * | 2014-12-03 | 2019-11-01 | 三菱重工工作机械株式会社 | 干式加工装置 |
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