JP2002346498A - 可燃廃棄物の焼却前処理方法および装置 - Google Patents

可燃廃棄物の焼却前処理方法および装置

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JP2002346498A
JP2002346498A JP2001152246A JP2001152246A JP2002346498A JP 2002346498 A JP2002346498 A JP 2002346498A JP 2001152246 A JP2001152246 A JP 2001152246A JP 2001152246 A JP2001152246 A JP 2001152246A JP 2002346498 A JP2002346498 A JP 2002346498A
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combustible waste
waste
incineration
combustible
conveyor
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JP2001152246A
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Toshiharu Nakajima
敏治 中嶋
Mariko Yuyama
真理子 湯山
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AAMU KK
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃廃棄物の含有水分を確実に除去して廃棄
物焼却時のダイオキシンの発生を抑止する前処理方法お
よび装置を提供すること。 【解決手段】 可燃廃棄物を無限軌道帯式コンベア1で
搬送する段階2と、可燃廃棄物を掻き混ぜながら可燃廃
棄物中に混在する樹脂シート材を破断する段階3と、混
在する樹脂シート材を破断した可燃廃棄物を圧搾して含
有水分を除去する段階5と、圧搾した可燃廃棄物を無限
軌道帯式コンベアで搬送しながら分断して加熱、乾燥さ
せる段階5とを含む可燃廃棄物の焼却前処理方法を提供
することによって、従来の問題点を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可燃廃棄物の焼却
前処理に関するものであり、より詳細には、各自治体で
処理される一般廃棄物および事業系一般廃棄物を焼却す
る際に発生するダイオキシンを低減化するための、焼却
前処理方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、都市から排出される廃棄物は増加
しており、例えば1日に焼却される可燃廃棄物、いわゆ
る可燃ごみは人口3万人当り約50tにもなる。可燃ご
みは、低い温度で焼却するとダイオキシンを発生し、ダ
イオキシンを含む焼却灰は、飛散すると大気汚染を招
き、また覆土によっても無害化されない。
【0003】環境問題に対する意識の高まりから、廃棄
物の焼却によって生成されるダイオキシンの低減が期待
されている。可燃ごみは、一般に焼却温度が約800℃
を下回るとダイオキシンを発生するため、ダイオキシン
の発生を防ぐには800℃以上、より確実には850℃
以上の高温で焼却を行う必要がある。
【0004】しかし、可燃ごみは約60%もの水分を含
む場合があり、この水分が可燃ごみとともに焼却炉内に
投入されると炉内温度が低下してダイオキシンを発生さ
せる。さらに、炉内温度の低下は熱衝撃を生じるので、
設備の耐久性を著しく低下させる。このため従来は、水
分が投入されても炉内温度を800〜850℃以上に維
持できるように廃棄物をより高温で焼却するため、およ
び熱衝撃に対する耐性を向上するために、高い強度の焼
却炉を新規に準備してダイオキシンの発生を抑止してい
た。あるいは他の方法として、従来の焼却炉に前処理工
程を設けて廃棄物から水分を除去することによってダイ
オキシンの発生を抑止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の対策すなわ
ち新規に焼却炉を設ける場合には、既存の設備を利用す
ることができないため、数億円から数十億円の設備投資
が必要となる。一方、前記第2の対策すなわち水分除去
工程を付加する場合には既存の設備を利用することがで
きるので比較的安価に実施が可能である。しかし、焼却
炉の温度低下を防ぐためには廃棄物に含まれる約60%
の水分のうちの少なくとも半分を除去すること、すなわ
ち廃棄物の水分含有量を約30%以下とすることが必要
であるのに対して、いわゆる可燃ごみの水分は、多くが
行政機関の指定するごみ袋やスーパーで提供される買い
物用ビニール袋といった樹脂シート材によって二重ある
いは三重に封入されているので、水分を十分に除去する
ことができていなかった。
【0006】本発明の目的は、従来の焼却炉の問題点に
鑑み、廃棄物に含まれる水分を確実に除去して水分投入
による焼却炉の温度低下を解消する焼却前処理を提供す
ることである。本発明によれば、焼却炉が850℃以上
に維持されるので、ダイオキシンの発生が抑止され、ま
た焼却炉の耐久性が向上する。本発明の他の目的は、既
存の焼却炉設備に比較的安価に付加することが可能な前
処理を提供することである。本発明のさらに他の目的
は、汚水を排出することなく廃棄物から水分を除去する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めに、本発明の第1の観点によれば、可燃廃棄物の焼却
前処理方法において、可燃廃棄物を無限軌道帯式コンベ
アで搬送する段階と、可燃廃棄物を掻き混ぜながら可燃
廃棄物中に混在する樹脂シート材を破断する段階と、混
在する樹脂シート材を破断した可燃廃棄物を圧搾して含
有水分を除去する段階と、圧搾した可燃廃棄物を無限軌
道帯式コンベアで搬送しながら分断して加熱、乾燥させ
る段階とを含む可燃廃棄物の焼却前処理方法が提供され
る。
【0008】この焼却前処理方法は、分断および乾燥し
た可燃廃棄物を冷却して硬化させる段階と、硬化した可
燃廃棄物をさらに細分化する段階とをさらに含んでいて
もよく、圧搾によって可燃廃棄物から除去した水分を分
離槽に導入して浄化する段階をさらに含んでいてもよ
い。
【0009】この焼却前処理方法において、無限軌道帯
式コンベアに併設した破断用翼車を回転させることによ
り可燃廃棄物を掻き混ぜながら可燃廃棄物中に混在する
樹脂シート材を破断すること、および無限軌道帯式コン
ベアの上面と破断用翼車とを覆うように設けたトンネル
フードにより樹脂シート材の破断による飛散を防止する
ことができる。また、トンネルフードの内壁端部を破断
用翼車の外端軌道に近接するように形成することにより
破断用翼車に絡み付いた樹脂シート材を除去することも
できる。
【0010】さらに、この焼却前処理方法において、無
限軌道帯式コンベアの長手方向に平行な軸線を有するス
クリューカッターを無限軌道帯式コンベア上で回転させ
ることにより可燃廃棄物を無限軌道帯式コンベアで搬送
しながら分断することができる。また、硬化した可燃廃
棄物を落下させて、この落下経路上で回転する第1の粉
砕用翼車と第1の粉砕用翼車の下方の第2の粉砕用翼車
とを通すことにより、可燃廃棄物を細分化することもで
きる。
【0011】前記目的を達成するために、本発明の第2
の観点によれば、可燃廃棄物の焼却前処理装置におい
て、可燃廃棄物を搬送する無限軌道帯式コンベアと、こ
の無限軌道帯式コンベアに併設され、可燃廃棄物を掻き
混ぜながら可燃廃棄物中に混在する樹脂シート材を破断
する破断装置と、破断装置から排出される可燃廃棄物を
圧搾して含有水分を除去する圧搾機と、圧搾機で圧搾さ
れた可燃廃棄物を無限軌道帯式コンベアで移送しながら
分断して加熱、乾燥させる分断乾燥機とを有する可燃廃
棄物の前処理装置が提供される。
【0012】この焼却前処理装置は、分断乾燥機から排
出された可燃廃棄物を冷却して硬化させる送風機と、送
風機で硬化された可燃廃棄物をさらに細分化する粉砕機
とを有していてもよく、さらに、圧搾機に接続されて可
燃廃棄物から除去された水分を浄化する分離槽を有して
いてもよい。
【0013】以下、本発明の1つの好適実施例について
説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の焼却前処理方法
の一実施例のブロック図を示す。可燃廃棄物は無限軌道
帯式コンベア1により連続的にプロセス間を搬送される
が、一部のプロセス間ではコンベア1の運転を調整する
ことにより、あるいは代替手段を用いて、間欠的に搬送
されている。
【0015】廃棄物に含まれる水分の除去作業効率を向
上するために、収集した廃棄物に混入しているビニール
袋等を、破断プロセス2にて破断する。本発明の破断プ
ロセス2は廃棄物中のビニール袋等のみを破断すること
を目的としているので、このプロセスで使用する装置構
成は簡略化されたものとすることができる。
【0016】ビニール袋等が破断された廃棄物は、次
に、圧搾プロセス3に搬送されて水分が除去される。除
去した水分すなわち汚水は、浄化プロセス4に導かれて
浄化される。浄化水はそのまま排出してもよく、あるい
は本発明の他のプロセスで再利用することもできる。
【0017】水分が除去された廃棄物は、分断・乾燥プ
ロセス5に搬送されて分断、および加熱乾燥される。本
実施例では、その後廃棄物を送風冷却によって硬化処理
する冷却硬化プロセスがこのプロセスの後に含まれてい
る。これらのプロセスに搬送される廃棄物は、圧搾プロ
セス3において一度水分除去がなされて軽量化されてい
るので、分断および乾燥に使用する装置の負荷は小さ
く、したがって装置構成は簡略化されたものとすること
ができる。
【0018】分断および乾燥された可燃廃棄物は、細分
化プロセス6に搬送されてさらに細分化される。廃棄物
は、分断・乾燥プロセス5に続く冷却硬化プロセスで硬
化処理されているので、容易に細分化することができ
る。
【0019】細分化された廃棄物は貯蔵プロセス7に搬
送されて焼却まで貯蔵される。廃棄物を効率よく焼却す
るためには、廃棄物を均一に細分化するだけでなく、投
入量を安定させる必要がある。貯蔵プロセス7では、廃
棄物が、例えばピットに貯蔵されて、そこから安定的に
焼却炉へ投入される。
【0020】以下、上記各プロセスの具体的な実施例に
ついて説明する。
【0021】破断プロセス2で使用する破断装置10は
簡略化された構成を有し、したがって、図2に示すよう
に、コンベア1(搬送方向を矢印で示す)に併設が可能
である。図2の(b)に示すように、コンベア1の搬送
面上の両側部には、搬送面に垂直な軸線を有する破断用
翼車12が配置されている。破断用翼車12には、半径
方向外方に延びる複数のブレード13が高さ方向に4段
に設けられ、変換歯車14およびロッド15を介してモ
ータ16で破断用翼車12を回転することによってブレ
ード13を搬送面上の廃棄物中に挿入してビニール袋等
を破断する。また、コンベア1の搬送面および破断用翼
車12を覆うように配置したトンネルフード11が、ビ
ニール袋等を破断する際の廃棄物の飛散を防止してい
る。トンネルフード11の端部17は、ブレード13に
絡み付いたビニールを取り除くように、ブレード13の
先端軌道に近接するように折り曲げ形成されている。
尚、図12(a)のトンネルフード11を、2つの翼車
12の中心を通る線に関して線対称に配置変更し、且つ
翼車12の回転方向を反対にした場合にも、ビニールを
破断することができる。破断プロセス2では、破断装置
10の代替装置として、シュレッダー等の切断機や裁断
機、あるいは穴あけ機を用いることもできる。
【0022】ビニール袋等を破断された廃棄物は、コン
ベア1で圧搾プロセス3へ搬送される。搬送された廃棄
物は、図3に示す圧搾機20のホッパ21から圧搾機2
0の本体22内部に投入され、その後、主押盤23によ
って機械的にプレスされて水分を除去される。圧搾後、
廃棄物は、シャッター24を開いて次のプロセスへと送
出される。圧搾プロセス3で使用する圧搾機20の代替
装置として、ミキサー、濾過装置、あるいは改造塵芥車
(プレス式パッカー車)を用いることもできる。尚、圧
搾機20で除去された水分は排出口24から排出され
て、図4に示す分離槽30で浄化水と汚泥とに分離され
る。浄化水は、本発明の他のプロセスで使用するために
中水タンク31に貯蔵されてもよい。
【0023】水分が除去された廃棄物は、コンベア1に
よって、図5に示す分断乾燥機40に搬送される。分断
乾燥機40は、コンベア1の搬送面を覆い且つコンベア
1の長手方向に延びるトンネル状のフード41を有し、
フード41は、上流側の分断乾燥部分45で大径に、下
流側の冷却部分46で小径に形成されている。分断乾燥
部分45には、内部を通して延びるスクリューカッター
42(図5には外形のみを破線で示す)が設けられ、コ
ンベア1の長手方向に平行な軸線を中心に回転してコン
ベア1上を搬送されてきた廃棄物を分断する。分断乾燥
部分45の後半部分には、フード41を覆う加熱用フー
ド43をさらに設け、フード41と加熱用フード43の
間に熱風を導入して、内部を通過する廃棄物を加熱乾燥
させることにより、廃棄物に含まれるビニール等を縮
小、硬化させることができる。フード41は、冷却部分
46すなわち小径部分の側部に並ぶ複数の送風吹出し出
口44を有し、送風機(図示せず)から出口44を通し
て内部に送風して廃棄物を冷却することにより、廃棄物
に含まれるビニール等をより硬化させることができる。
分断乾燥部分45には、ロータリーキルンを応用して適
用することも可能である。
【0024】分断乾燥プロセス5で、分断、乾燥および
硬化された廃棄物は、図6に示す粉砕機50に導入され
る。破砕機50の上面にはホッパ51が設けられ、廃棄
物はここから取り入れられる。取り入れられた廃棄物
は、粉砕機50の本体部分52の内部を通して落下す
る。本体部分52内部の廃棄物落下経路上には、落下経
路を挟んで互いに対向するように配置された2つの第1
粉砕用翼車53と、この第1粉砕用翼車53の下方で、
落下する廃棄物に対向するように配置された第2粉砕用
翼車54とが設けられている。各翼車53,54は、周
囲に放射状に延びるフードプロセッサ状の複数のブレー
ド55,56を有し、各翼車53,54が回転して廃棄
物を細かく粉砕する。細分化された廃棄物は排出口57
から排出される。粉砕機50の代替装置として、クラッ
シャーやシュレッダー等を用いることも可能である。
【0025】以上、本発明の特定の実施例を説明してき
たが、本発明の精神または本質的な特徴を逸脱すること
なく、他の実施形態によっても実施が可能であることに
留意されたい。本発明の実施形態は、あらゆる点におい
て例示的なものであり、本発明を制限するものでない。
本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ定義さ
れ、特許請求の範囲と等価な意味およびその範囲内にあ
る全ての変更が本発明に包含されるものとする。
【0026】
【発明の効果】本発明の実施によって、以下の効果が得
られる。 (1)焼却炉の温度を850℃以上に維持することがで
き、焼却炉の耐久性を損なうことなくダイオキシンの発
生を抑止する。 (2)各プロセスが効果的に組み合わせられており、各
プロセスにおける処理装置の負荷が軽減され、比較的安
価で、処理速度の早い前処理が実現される。 (3)従来の焼却炉を利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一連の前処理プロセスを示すブロ
ック図。
【図2】(a)は本発明の破断装置の上面図、(b)は
本発明の破断装置の正面断面図。
【図3】本発明に使用する圧搾機の側面断面図。
【図4】本発明に使用する分離槽(および中水タンク)
の一例を示す側部断面図。
【図5】本発明による分断乾燥機の側面図。
【図6】本発明による粉砕機の正面断面図。
【符号の説明】
1 コンベア 2 破断プロセス 3 圧搾プロセス 4 浄化分離プロセス 5 分断乾燥プロセス(および冷却硬化プロセス) 6 細分化プロセス 7 貯蔵プロセス 10 破断装置 11 トンネルフード 12 破断用翼車 13 ブレード 14 変換歯車 15 ロッド 16 モータ 17 端部 20 圧搾機 21 ホッパ 22 本体 23 主押盤 24 排出口 30 分離槽 31 中水タンク 40 分断乾燥機 41 フード 42 スクリューカッター 43 加熱用フード 44 送風吹出し出口 45 分断加熱部分 46 冷却部分 50 粉砕機 51 ホッパ 52 本体部分 53,54 粉砕用翼車 55,56 ブレード 57 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B02C 18/06 B02C 18/44 B 18/16 21/00 D 18/44 23/08 A 21/00 B09B 3/00 303H 23/08 ZABZ 303E Fターム(参考) 4D004 AA07 AA46 AB01 CA04 CA13 CA32 CA42 CB12 CB13 CB15 CB36 CB37 CB42 CB46 4D065 AA11 CA05 CB07 CB10 DD22 EA05 EB14 ED02 ED25 ED31 ED45 4D067 DD02 DD11 DD12 DD19 EE04 EE27 EE32 EE34 GA16 GB07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃廃棄物の焼却前処理方法において、 可燃廃棄物を無限軌道帯式コンベアで搬送する段階と、 可燃廃棄物を掻き混ぜながら可燃廃棄物中に混在する樹
    脂シート材を破断する段階と、 混在する樹脂シート材が破断された可燃廃棄物を圧搾し
    て含有水分を除去する段階と、 圧搾された可燃廃棄物を無限軌道帯式コンベアで搬送し
    ながら分断して加熱、乾燥させる段階と、を含む可燃廃
    棄物の焼却前処理方法。
  2. 【請求項2】 分断および乾燥された可燃廃棄物を冷却
    して硬化させる段階と、硬化された可燃廃棄物をさらに
    細分化する段階と、をさらに含む請求項1に記載の焼却
    前処理方法。
  3. 【請求項3】 圧搾によって可燃廃棄物から除去した水
    分を分離槽に導入して浄化する段階をさらに含む請求項
    1または請求項2に記載の焼却前処理方法。
  4. 【請求項4】 前記無限軌道帯式コンベアに併設した破
    断用翼車を回転させることにより可燃廃棄物を掻き混ぜ
    ながら可燃廃棄物中に混在する樹脂シート材を破断する
    こと、および前記無限軌道帯式コンベアの上面と前記破
    断用翼車とを覆うように設けたトンネルフードにより樹
    脂シート材の破断による飛散を防止することを特徴とす
    る請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の焼
    却前処理方法。
  5. 【請求項5】 前記トンネルフードの内壁端部を前記破
    断用翼車の外端軌道に近接するように形成して前記破断
    用翼車に絡み付く樹脂シート材を除去することを特徴と
    する請求項4に記載の焼却前処理方法。
  6. 【請求項6】 前記無限軌道帯式コンベアの長手方向に
    平行な軸線を有するスクリューカッターを前記無限軌道
    帯式コンベア上で回転させることにより可燃廃棄物を無
    限軌道帯式コンベアで搬送しながら分断することを特徴
    とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載
    の焼却前処理方法。
  7. 【請求項7】 硬化された可燃廃棄物を落下させて、該
    落下経路上で回転する第1の粉砕用翼車と該第1の粉砕
    用翼車の下方の第2の粉砕用翼車とを通すことにより、
    可燃廃棄物を細分化することを特徴とする請求項2から
    請求項6までのいずれか1項に記載の焼却前処理方法。
  8. 【請求項8】 可燃廃棄物の焼却前処理装置において、 可燃廃棄物を搬送する無限軌道帯式コンベアと、 前記コンベアに併設され、可燃廃棄物を掻き混ぜながら
    可燃廃棄物中に混在する樹脂シート材を破断する破断装
    置と、 前記破断装置から排出される可燃廃棄物を圧搾して含有
    水分を除去する圧搾機と、 前記圧搾機で圧搾された可燃廃棄物を無限軌道帯式コン
    ベアで移送しながら分断して加熱、乾燥させる分断乾燥
    機と、を有する可燃廃棄物の焼却前処理装置。
  9. 【請求項9】 前記分断乾燥機から排出された可燃廃棄
    物を冷却して硬化させる送風機と、該送風機で硬化され
    た可燃廃棄物をさらに細分化する粉砕機とを有すること
    を特徴とする請求項8に記載の焼却前処理装置。
  10. 【請求項10】 前記圧搾機に接続されて可燃廃棄物か
    ら除去された水分を浄化する分離槽を有することを特徴
    とする請求項8または請求項9に記載の焼却前処理装
    置。
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