JP2002345894A - 担 架 - Google Patents

担 架

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JP2002345894A
JP2002345894A JP2001158518A JP2001158518A JP2002345894A JP 2002345894 A JP2002345894 A JP 2002345894A JP 2001158518 A JP2001158518 A JP 2001158518A JP 2001158518 A JP2001158518 A JP 2001158518A JP 2002345894 A JP2002345894 A JP 2002345894A
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belt
shoulder
shoulder belt
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Eiji Onishi
英二 大西
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Itochu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送作業を円滑に行うとともに、被搬送者を
快適に搬送する。 【解決手段】 マットレス2の両側部には前後方向に延
在する中空状の一対のベルト挿入部3,3が一体的に設
けられている。ベルト挿入部3内に有端部が遊挿された
前部ショルダーベルト4は、有端部がベルト挿入部3の
後端部に固定されている。後部ショルダーベルト5は両
端が、前部ショルダーベルト4とは独立してベルト挿入
部3の後端部に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、災害時等において
傷病者や病人である被搬送者を搬送する担架に関し、特
に、非使用時にコンパクトに収納可能な担架に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の担架としては実用新案登録第2
057444号に開示されたものがある。ここに開示さ
れたものには、被搬送者を乗せることができる屈曲可能
なマットレスと、このマットレスの両側縁部に設けられ
ベルトが挿通される保持部と、この保持部に移動自在に
挿通され、各保持部両縁側から引き出された対向する端
部が接続された無端状態のループ状に形成されたベルト
とが備えられている。このような構成において、通常は
被搬送者をこの担架に乗せて運ぶには、被搬送者をマッ
トレス上に寝かせ、2人の搬送者がマットレスの前後端
に互いに向き合うようにして立ち、マットレスの前後端
から突出したベルトをそれぞれの肩に掛けマットレスを
持ち上げることにより行う。また、搬送者が1人の場合
は、マットレス上に被搬送者を寝かせ、マットレスの前
端側に突出しているベルトを肩に掛け床上を引きずるこ
とにより行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の担架に
おいては、1本のベルトが無端状態のループ状に形成さ
れていることにより、このベルトを2人の搬送者の肩に
掛けるときに、互いに干渉してベルトを引っ張り合う構
造になっている。このため、2人の搬送者の肩に掛けら
れるベルトの長さを調整するのが難しく、特に搬送中に
一方の搬送者が掛けられたベルトが長くなり、他方の搬
送者に掛けられたベルトが短くなって、荷重負担が極端
に変わり搬送しにくくなり、搬送作業が円滑に行えない
という問題があった。また、1人で搬送する場合、マッ
トレスの前端側が持ち上げられることにより、被搬送者
がマットレスからずり落ち、被搬送者の足がマットレス
の後端から突出してしまうという不具合もあった。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、第1の目的は搬送作業を円滑に行うこと
にある。また、第2の目的は被搬送者を快適に搬送する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、被搬送者が横臥可能な折り
畳み自在なマットレスと、このマットレスの両側部に前
後方向に延在する中空状の一対のベルト挿入部と、これ
らベルト挿入部内に遊挿され両端が前記マットレスの後
部に固定された有端状の前部ショルダーベルトと、前記
マットレスの両側部の後部に両端が固定された有端状の
後部ショルダーベルトとからなり、前記前部ショルダー
ベルトの一部が前記ベルト挿入部から前記マットレスの
前端側に露呈している。したがって、2人の搬送者によ
って担架を搬送しようとして、前・後部ショルダーベル
トをそれぞれの搬送者の肩に掛けるとき、前部ショルダ
ーベルトと後部ショルダーベルトがそれぞれ独立してい
ることにより、互いに干渉し合うことがないので引っ張
り合うことがない。
【0006】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記マットレスの両側部のそれぞれ
に両端が固定された少なくとも一対の有端状の側部ショ
ルダーベルトを設けたものである。したがって、3人で
搬送する場合には、前部ショルダーベルトと両側部のシ
ョルダーベルトをそれぞれ3人の肩に掛けて行うか、後
部ショルダーベルトと両側部のショルダーベルトをそれ
ぞれ3人の肩に掛けて行う。
【0007】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは2に係る発明において、前記マットレスの上部側を
覆いこのマットレスに着脱自在なシラフを備えたもので
ある。したがって、必要なときにシラフをマットレスに
装着することにより、搬送中に被搬送者の身体がシラフ
によって保持されるとともに、身体の一部がマットレス
から突出するようなこともない。
【0008】また、請求項4に係る発明は、請求項1な
いし3記載のいずれか1項の発明において、前記前部シ
ョルダーベルトを前記マットレスに着脱自在としたもの
である。したがって、不要時には前部ショルダーベルト
をマットレスから取り外すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る担架の平面図、
図2は同じく底面図である。図3は図1におけるIII-II
I 線断面図、図4は図1におけるIV-IV 線断面図、図5
は図1におけるV-V 線断面図である。図6は同じく正面
図、図7は同じく使用状態を示す正面図で、同図(a)
は1人の搬送者で搬送する状態を示し、同図(b)は2
人の搬送者で搬送する状態を示す。
【0010】図1において、全体を符号1で示すもの
は、本発明に係る担架であって、細長い長方形に形成さ
れたマットレス2と、このマットレス2の両側部に前後
方向に延在する一対のベルト挿入部3,3と、前部ショ
ルダーベルト4と、後部ショルダーベルト5と、一対の
側部ベルト6,6とによって概ね構成されている。
【0011】図5において、21a,21bは上下2枚
のシートであって、難燃性および撥水性を有する合成繊
維によってマットレス2全体を覆うように長方形に形成
され、前端部22a,22bと後端部23a,23b
が、シート21a,21bの左右方向に延在するベルト
23a,23bを介して縫合されている。また、図4に
示すように、これら上下2枚のシート21a,21bの
両側部の一部25a,25bが縫合されることにより、
マットレス2はこれら2枚のシート21a,21bによ
って密閉されている。シート21a、21bの両側部2
5a,25bの両側端部26a,26bが縫合されるこ
とにより、略円筒状の一対のベルト挿入部3,3がマッ
トレス2の両側方でかつ前後方向に延在するように形成
されている。
【0012】図1に示すように、これら一対のベルト挿
入部3,3の後端部の上面には、窓31,31がそれぞ
れ設けられている。図5に示すように、下方のシート2
1bの底部のほぼ全体には、耐摩擦性に優れた補強シー
ト27が固着されている。図1に示すように、上方のシ
ート21aの上面部の一隅には窓28aが設けられ、こ
の窓28aに臨むように、マットレス2にはバルブ28
bが設けられている。
【0013】このバルブ28bを開くことにより、マッ
トレス2がもつ弾性復帰力によりマットレス2内に自動
的にエアーが吸入され、図5に示すように膨張した状態
になり、この状態でバルブ28bを閉じることにより、
この膨張した状態が保持されるように構成され、この状
態で、マットレス2の上面と下面は断面が波状を呈して
いる。このマットレス2は、バルブ28bを開き、この
バルブ28bが設けられた部位と反対側、すなわち、マ
ットレス2の後部側から巻回すると、マットレス2内の
エアーがバルブ28bから排出され、全体が螺旋状にコ
ンパクトに折り畳むことができるようになっている。
【0014】図1において、前部ベルト4は断面が扁平
で、かつ有端状に形成され、図3に示すように、両端が
それぞれ雄型のバックル41に長さを調整可能に取り付
けられ、この両端が一対のベルト挿入部3,3にそれぞ
れ遊挿されている。同図において、42は支持ベルトで
あって、一端がベルト挿入部3の後端部の内壁に固定さ
れ、他端には窓31に対応するように位置付けられた雌
型のバックル43が取り付けられている。この雌型のバ
ックル43に対して雄型のバックル41が着脱自在であ
って、ベルト挿入部3の窓31から差し入れた指で、雄
型のバックル41に設けられた押釦部44を押圧するこ
とにより、雌型のバックル43から雄型のバックル41
を取り外すことができる。
【0015】また、雌型のバックル43に雄型のバック
ル41を着することにより、前部ショルダーベルト4の
両端は、これらバックル41,44および支持ベルト4
2を介して、一対のベルト挿入部3,3の後端部にそれ
ぞれ固定される。このように前部ショルダーベルト4の
両端が固定されると、図1に示すように、前部ベルト4
の一部、すなわち中央部45がベルト挿入部3からマッ
トレス2の前端側に露呈し、この露呈部45に肩パット
46が取り付けられている。47,47は一対の前部ハ
ンドベルトであって、マットレス2の前端の左右に取り
付けられている。
【0016】図1において、後部ショルダーベルト5
は、断面が扁平でかつ有端状に形成され、両端が一対の
ベルト挿入部3,3の後端部にそれぞれ着脱自在に取り
付けられている。すなわち、図4に示すように、後部シ
ョルダーベルト5の両端は、長さ調整部材52を介して
リング部材51に取り付けられている。53は支持ベル
トであって、一端がベルト挿入部3の底部に固定され、
他端がリング部材54に固定されている。これら両リン
グ部材54,51との間には、従来から広く知られてい
るスナップリング55が介装されており、このスナップ
リング55を弾性変形させることにより、両リング部材
54,51間が着脱自在になっている。この後部ショル
ダーベルト5の中央部には肩パット46が取り付けられ
ている。
【0017】図1において、57,57は一対の後部ハ
ンドベルトであって、マットレス2の後端の左右に取り
付けられている。図2に示すように、これら一対の後部
ハンドベルト57,57と、一対の前部ハンドベルト4
7,47とは、マットレス2の底部にたすきがけ状に固
定された連結ベルト48,48を介して連結されてい
る。
【0018】図1において、一対の側部ショルダーベル
ト6,6は、断面が扁平でかつ有端状に形成され、マッ
トレス2を挟んで互いに対向するように、両端が一対の
ベルト挿入部3の前端部と中央部とに、上述した後部シ
ョルダーベルト5で説明したスナップリング55等から
なる連結手段と同じ構造の連結手段を介して、それぞれ
着脱自在に取り付けられている。これら側部ショルダー
ベルト6,6の中央部には肩パット46,46がそれぞ
れ取り付けられている。
【0019】図2に示すように、これら一対の側部ショ
ルダーベルト6,6は、それぞれの有端が、マットレス
2の底部に固定された連結ベルト62,62を介して連
結されている。61A,61Bは二対の側部ハンドベル
トであって、マットレス2の前後方向における中心線を
挟んで対称となるように、一対のベルト挿入部3,3に
それぞれ取り付けられている。図2に示すように、これ
ら二対の側部ハンドベルト61A,61Bは、マットレ
ス2の底部を左右方向に横断するように固定された連結
ベルト63,63を介して連結されている。
【0020】図1おいて、7は4本の固定ベルトであっ
て、一端が一方のベルト挿入部3の上面に固定され、他
端に雄型のバックル41が取り付けられ、互いに等間隔
おいて平行となるように、マットレス2の上方を左右方
向に延在している。他方のベルト挿入部の上面には、4
個の雌型のバックル43が、雄型のバックル41に対向
するように固定されている。
【0021】次に、このような構成の担架を使って被搬
送者を搬送する作業を説明する。図1において、先ず、
バルブ28bを開くことにより、マットレス2がもつ弾
性復帰力によりマットレス2内部にエアーが吸入され、
図5に示すように、マットレス2がエアー29によって
膨張した状態にし、しかる後バルブ28を閉じる。この
膨張した状態のマットレス2上に、図6に示すように、
被搬送者100を横臥させ、被搬送者100に4本の固
定ベルト7を掛ける。次いで、これら4本の固定ベルト
7の雄型のバックル41と雌型のバックル43とを接続
することにより、これら4本の固定ベルト7によって、
被搬送者100をマットレス2に固定する。
【0022】ここで、1人の搬送者によって搬送する場
合には、図7(a)に示すように、搬送者101の肩
に、前部ショルダーベルト4の露呈部45を掛け、一対
の前部ハンドベルト47,47を手によって把持し、マ
ットレス2を床上で引きずるようにして搬送する。この
とき、マットレス2の底部が耐摩擦性に優れた補強シー
ト27によって覆われていることにより、マットレス2
の底部に傷が付くことや底部が破損するようなことが防
止される。
【0023】また、前部ショルダーベルト4の後端部が
ベルト挿入部3,3の後端部に固定され、かつこのベル
ト挿入部3,3の後端部には、シート21a,21bの
左右方向に延在するベルト24bが設けられている。し
たがって、搬送者101によって前部ショルダーベルト
4の後端部を前方側に手繰り寄せると、ベルト24bの
剛性によってマットレス2の後端部20が押し上げられ
るように作用する。このため、マットレス2の後端部2
0が立ち上がるので、搬送中に被搬送者100をマット
レス2の後端からずり落とすようなことがない。
【0024】次に、2人の搬送者によって搬送する場合
には、図7(b)に示すように、他方の搬送者101A
の肩に、後部ショルダーベルト5を掛け、一対の後部ハ
ンドベルト57,57を手によって把持し、2人の搬送
者101,101Aが互いに対向するようにして、マッ
トレス2を持ち上げて搬送する。この場合、前部ショル
ダーベルト4と後部ショルダーベルト5とが共に有端状
に形成され、それぞれの有端がベルト挿入部3の後端部
に、独立して固定されている。
【0025】このように、前部ショルダーベルト4と後
部ショルダーベルト5が互いに独立してベルト挿入部3
の後端部に固定されているから、互いに干渉し合うこと
がない。したがって、2人の搬送者101,101Aの
肩にそれぞれ掛けた前部ショルダーベルト4と後部ショ
ルダーベルト5とが互いに引っ張り合うこともない。こ
のため、従来のように、前部ショルダーベルト4と後部
ショルダーベルト5の長さを調整する煩わしい作業が不
要になるだけでなく、最適な状態で搬送することができ
るので搬送作業が円滑に行える。
【0026】また、前部ショルダーベルト4と後部ショ
ルダーベルト5が互いに独立してベルト挿入部3の後端
部に固定されていることにより、搬送中に一方の搬送者
101の肩に掛けられた前部ショルダーベルト4が長く
なり、他方の搬送者101Aの肩に掛けられた後部ショ
ルダーベルト5が短くなるようなこともない。このた
め、搬送中に2人の搬送者101,101Aに加わる荷
重負担が変わるようなことがないから、搬送がしにくく
なるようなこともない。
【0027】さらに、3人の搬送者によって搬送する場
合には、2人の肩に一対の側部ショルダーベルト6,6
のそれぞれを掛け、共にそれぞれ前部ハンドベルト47
と側部ハンドベルト61Aを手によって把持する。他の
1人の肩に後部ショルダーベルト5を掛け、一対の後部
ハンドベルト57,57を手によって把持することによ
り搬送作業を行う。このように、3人で搬送することが
できるので、搬送作業が容易かつ確実に行える。
【0028】図8および図9は本発明の第2の実施の形
態を示し、図8は平面図、図9は正面図である。この第
2の実施の形態においては、マットレス2の上側に撥水
機能を備えたシラフ8を着脱自在に設けたものである。
すなわち、シラフ8の前端81を除く両側端82,82
と後端83にファスナー(図示せず)が設けられ、マッ
トレス2を覆うシート21の上面にも、ファスナー(図
示せず)が設けられ、これらファスナーを介して、シラ
フ8がマットレス2に取り付けられるように構成されて
いる。このように、シラフ8をマットレス2に取り付け
ることにより、図9に示すように、被搬送者100をこ
のシラフ82によって覆うことができるから、搬送中に
被搬送者100の身体を保護することができる。また、
搬送中に、被搬送者100の手や肩等の身体の一部がマ
ットレス2の側方から突出するようなことがなく、搬送
者にこれら身体の一部が当たるようなことがないので、
搬送作業が安全に行える。
【0029】図10は本発明の第3の実施の形態を示す
平面図である。この第3の実施の形態においては、一対
のベルト挿入部3,3に、一対の担架棒9,9を挿通さ
せたものである。このように構成することにより、担架
棒9,9を介して2人の搬送者による搬送も可能にな
る。この場合、必要に応じて、2人の搬送者の肩に前部
ショルダーベルト4と後部ショルダーベルト5とをそれ
ぞれ掛けるようにすることにより、仮に担架棒9を取り
落とすことがあっても、マットレス2を落下させてしま
うようなことがなく、より確実かつ安全に搬送が可能に
なる。
【0030】ここで、マットレス2の清掃を行う場合に
は、前部ショルダーベルト4,後部ショルダーベルト5
および一対の側部ショルダーベルト6,6が、一対のベ
ルト挿入部3,3に対して着脱自在であるから、これら
ベルト4,5,6をマットレス2から取り外して行うこ
とができる。このため、前部ショルダーベルト4と後部
ショルダーベルト5とが、一対のベルト挿入部3,3に
対して個別に独立して固定されているにもかかわらず、
清掃作業が容易になり使い勝手が向上するだけでなく、
一対のベルト挿入部3,3内も清掃することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、2人の搬送者によって担架を搬送しようと
して、前・後部ショルダーベルトをそれぞれの搬送者の
肩に掛けるとき、前・後部ショルダーベルトがそれぞれ
独立していることにより、干渉し合うことがなく、互い
に引っ張り合うことがないから搬送が円滑に行える。ま
た、搬送中に2人の搬送者に加わる荷重負担が変わるよ
うなことがないから、搬送がしにくくなるようなことも
ない。また、1人で搬送する場合に、搬送中に被搬送者
をマットレスの後端からずり落とすようなことがない。
【0032】また、請求項2に係る発明によれば、搬送
作業が容易かつ確実に行える。
【0033】また、請求項3に係る発明によれば、搬送
中に被搬送者の身体を保護することができるだけでな
く、搬送作業を安全に行える。
【0034】また、請求項4に係る発明によれば、前部
ショルダーベルトを外してマットレスを清掃できるの
で、清掃作業が容易になり使い勝手が向上するだけでな
く、ベルト挿入部内も清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る担架の平面図である。
【図2】 本発明に係る担架の底面図である。
【図3】 図1におけるIII-III 線断面図である。
【図4】 図1におけるIV-IV 線断面図である。
【図5】 図1におけるV-V 線断面図である。
【図6】 本発明に係る担架の正面図である。
【図7】 本発明に係る担架の使用状態を示す正面図
で、同図(a)は1人の搬送者で搬送する状態を示し、
同図(b)は2人の搬送者で搬送する状態を示す。
【図8】 本発明の第2の実施の形態を示す平面図であ
る。
【図9】 本発明の第2の実施の形態を示す正面図であ
る。
【図10】 本発明の第3の実施の形態を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1…担架、2…マットレス、3…ベルト挿入部、4…前
部ショルダーベルト、5…後部ショルダーベルト、6…
側部ショルダーベルト、7…固定ベルト、8…シラフ、
9…担架棒、21a,21b…シート、28b…バル
ブ、29…エアー、45…露呈部、47…前部ハンドベ
ルト、57…後部ハンドベルト、61A,61B…側部
ハンドベルト、100…被搬送者、101,101A…
搬送者。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送者が横臥可能で折り畳み自在なマ
    ットレスと、このマットレスの両側部に前後方向に延在
    する中空状の一対のベルト挿入部と、これらベルト挿入
    部内に遊挿され両端が前記マットレスの後部に固定され
    た有端状の前部ショルダーベルトと、前記マットレスの
    両側部の後部に両端が固定された有端状の後部ショルダ
    ーベルトとからなり、前記前部ショルダーベルトの一部
    が前記ベルト挿入部から前記マットレスの前端側に露呈
    していることを特徴とする担架。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の担架において、前記マッ
    トレスの両側部のそれぞれに両端が固定された少なくと
    も一対の有端状の側部ショルダーベルトを設けたことを
    特徴とする担架。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の担架において、
    前記マットレスの上部側を覆いこのマットレスに着脱自
    在なシラフを備えたことを特徴とする担架。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれか1項の
    担架において、前記前部ショルダーベルトを前記マット
    レスに着脱自在としたことを特徴とする担架。
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