JP2002345513A - テープ付き係止具 - Google Patents
テープ付き係止具Info
- Publication number
- JP2002345513A JP2002345513A JP2001162111A JP2001162111A JP2002345513A JP 2002345513 A JP2002345513 A JP 2002345513A JP 2001162111 A JP2001162111 A JP 2001162111A JP 2001162111 A JP2001162111 A JP 2001162111A JP 2002345513 A JP2002345513 A JP 2002345513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female
- tape
- engagement
- projection
- male member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Abstract
ような用途における簡易な係止具を提供する。 【構成】雌部材側テープの端部に取り付けた雌部材
(4)と雄部材側テープの端部に取り付けた雄部材
(6)からなる係止具(2)である。雌部材(4)は、
雌部材側テープを埋設した基部(41)と、上側表面・
下側表面・左右側面からなる係合用空間(44)を有す
る係合部(42)からなる。前記雄部材(6)は、雄部
材側テープを埋設した基部(61)と、係合用の突起を
有する係合部(62)からなる。前記係合部(62)に
は平板状の係合用突起(64)があり、先端から少し戻
った位置に小さな返し突起(65)が形成されている。
Description
の端部同士で繋いだり切り離したりするのに使用する係
止具に関する。このような係止具は、例えばフロントホ
ック式ブラジャーにおいて、2つのカップ部の間を繋い
だり切り離したりするのに用いられる。また、授乳用ブ
ラジャーにおいて、授乳時に肩紐テープとカップ部付近
のテープとを切り離して乳房を露出させ、授乳後に両方
のテープを再び繋ぐのに使用される。
の手提げ紐、肩紐などに使用されている係止具と形態的
には類似している。
する係止具は、係止強度はさほど必要としないが、小さ
いことが特徴である。したがって、各種バッグで使用さ
れている係止具をそのままの形では使用しづらいのはも
ちろん、元の形のままで縮小しても指をかけるところが
小さすぎたりして非常に使いづらいものとなる。
的小さく、係止強度もあまり要求されないような用途に
おける係止具を提供することを目的とする。
具は、雌部材側テープの端部に取り付けた雌部材と雄部
材側テープの端部に取り付けた雄部材からなる係止具で
あって、雌部材は、雌部材側テープを埋設した雌側基部
と、上側表面・下側表面・左右側面からなる係合用空間
を有する係合部からなり、前記雄部材は、雄部材側テー
プを埋設した雄側基部と、係合用の突起を有する係合部
からなり、前記係合部には平板状の係合用突起があり、
先端から少し戻った位置に小さな返し突起が形成されて
いることを特徴とする。
及び「コ」の字型部により形成される第1孔と、前記雌
側基部から前記第1孔に向かって伸びる平板状の第1突
起を設けるのが好ましい。
平板状の第2突起と、上側表面の第1突起に相当する位
置に第2孔を設けるのが好ましい。
上側表面の第1孔の外形より僅かに小さいものであるこ
と、前記下側表面の第2孔の外形が上側表面の第1突起
の外形よりも僅かに大きいものであることが一体成形す
る上で便利である。
を説明する。
テープが係止されている状態の平面図、図1(b)は側
面図である。図2は2本のテープの係止を解除した状態
の平面図である。
止具2は雌部材4と雄部材6からなり、両者を繋いだり
離したりすることにより、2本のテープ(雌部材側テー
プ8と雄部材側テープ10)の係止と離脱を行う。ブラ
ジャーの肩紐に使用するテープは平織りの織物であるこ
とが多く、幅14mm程度である。雌雄部材は熱可塑性
樹脂からなり、金型内で射出成形によりテープに付着さ
せている。
図3(b)の断面図により示す。全体はテープの幅より
もやや長い縦方向長さ(16mm)と、縦方向長さより
もやや短い横方向長さ(10mm)を有する四角形の薄
い箱状である。図3(b)に示すように、左半分はテー
プを埋め込んだ雌側基部41であり、右半分は係合用の
空間44を有する係合部42である。
形時にテープが射出圧でねじれたりしないように金型内
で押さえつけるピンにより形成された穴であってこの部
分だけテープが露出している。
係合用空間44が形成されている。上側表面には、雌側
基部41とコの字型部45により形成された四角形の第
1孔46(12mm×3.3mm)が形成されている。
第1孔46の中央部付近には雌側基部41から伸びる四
角形の平板状の第1突起47(1.5mm×3mm)が
設けられている。
側表面の第1孔46より僅かに小さい四角形平板状の第
2突起48(11.4mm×3.2mm)が雌側基部4
1から突出している。また、上側表面の第1突起47に
相当する位置にそれよりも僅かに大きい第2孔49
(2.2mm×3mm)が設けられている。この第2孔
49は雌側基部41とコの字型部50により形成されて
いる。
材51,52により閉鎖されているので、係合用空間4
4は係合方向に向かってのみ全面的に開口していること
になる。
図4(b)の断面図により示す。全体はテープの幅より
もやや長い縦方向長さ(16mm)と、縦方向長さより
もやや短い横方向長さ(9.9mm)を有する四角形の
平板状である。図4(b)に示すように、右半分はテー
プを埋め込んだ雄側基部61であり、左半分は係合用の
突起を有する係合部62である。
であり、同様の理由により穴63が設けられている。
係合突起64があり、テープの幅よりも僅かに短い幅
(11.8mm)を有する。先端から少し戻った位置に
小さな返し突起65(幅2mm、突起高さ0.2mm)
が形成されている。
材4と雄部材側テープ10の雄部材6を使用者が指で繋
いだり外したりして使用する。
を図5に示す。この図から分かるように、雄部材の係合
突起64を雌部材の係合空間44に挿入し、雄部材の返
し突起65が雌部材「コ」の字型部の壁に係合して位置
が安定する。
部材の係合突起64を雌部材の係合空間44から切り離
す。そのためには、図6に示すように、雄部材と雌部材
を両手で持ち、「へ」の字型に折り曲げて、返し突起6
5を「コ」の字型部の壁から離して係合を解くことによ
る。なお、雄部材の返し突起は低いので、両者を水平に
強制的に左右に強く引っ張っても外れるが、それは本来
の使用法ではない。
度もあまり要求されないような用途における簡易な係止
具が得られる。それは、例えば、フロントホック式ブラ
ジャーや授乳用ブラジャー用の係止具として適してして
いる。
係止されている状態の平面図、図1(b)は側面図であ
る。
ある。
同断面図である。
同断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 雌部材側テープ(8)の端部に取り付け
た雌部材(4)と雄部材側テープ(10)の端部に取り
付けた雄部材(6)からなる係止具(2)であって、 雌部材(4)は、雌部材側テープ(8)を埋設した雌側
基部(41)と、上側表面・下側表面・左右側面からな
る係合用空間(44)を有する係合部(42)からな
り、 前記雄部材(6)は、雄部材側テープ(10)を埋設し
た雄側基部(61)と、係合用の突起を有する係合部
(62)からなり、前記係合部(62)には係合用突起
(64)があり、先端から少し戻った位置に小さな返し
突起(65)が形成されていることを特徴とする係止
具。 - 【請求項2】 前記上側表面には、前記雌側基部(4
1)及び「コ」の字型部(45)により形成される第1
孔(46)と、前記雌側基部(41)から前記第1孔
(46)に向かって伸びる平板状の第1突起(47)が
設けられており、 前記下側表面には、雌側基部(41)から突出する平板
状の第2突起(48)と、上側表面の第1突起(47)
に相当する位置に第2孔(49)が設けられている請求
項1記載の係止具。 - 【請求項3】 前記第2突起(48)の外形が第1孔
(46)の外形より僅かに小さいものである請求項2記
載の係止具。 - 【請求項4】 前記第2孔(49)の外形が第1突起
(47)の外形よりも僅かに大きいものである請求項2
記載の係止具。 - 【請求項5】 係合用突起(64)が平板状である請求
項1ないし4記載の係止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162111A JP4656760B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | テープ付き係止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001162111A JP4656760B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | テープ付き係止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002345513A true JP2002345513A (ja) | 2002-12-03 |
JP4656760B2 JP4656760B2 (ja) | 2011-03-23 |
Family
ID=19005287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001162111A Expired - Fee Related JP4656760B2 (ja) | 2001-05-30 | 2001-05-30 | テープ付き係止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4656760B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59115908U (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-04 | モリト株式会社 | バツクル |
JPS62112304U (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-17 | ||
JPH06133809A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-17 | Matsui Botan Kk | ジョイント |
JPH07275016A (ja) * | 1994-04-05 | 1995-10-24 | Nifco Inc | バックル |
JPH11206421A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Ykk Corp | テープ付雌雄形係止具 |
JP2000014411A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Morito Co Ltd | アジャスター |
JP2001137036A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-22 | Kawabe Kinzoku Shokai:Kk | ストラップ |
-
2001
- 2001-05-30 JP JP2001162111A patent/JP4656760B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59115908U (ja) * | 1983-01-27 | 1984-08-04 | モリト株式会社 | バツクル |
JPS62112304U (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-17 | ||
JPH06133809A (ja) * | 1992-10-30 | 1994-05-17 | Matsui Botan Kk | ジョイント |
JPH07275016A (ja) * | 1994-04-05 | 1995-10-24 | Nifco Inc | バックル |
JPH11206421A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-03 | Ykk Corp | テープ付雌雄形係止具 |
JP2000014411A (ja) * | 1998-07-01 | 2000-01-18 | Morito Co Ltd | アジャスター |
JP2001137036A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-22 | Kawabe Kinzoku Shokai:Kk | ストラップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4656760B2 (ja) | 2011-03-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4672725A (en) | Snap buckle | |
JPH0551110U (ja) | バックル | |
TW523399B (en) | Meshing slide fastener with an engaging device | |
TW201711595A (zh) | 扣具 | |
JPH0822242B2 (ja) | バックル | |
JP2008045683A (ja) | 連結具 | |
WO2017063195A1 (zh) | 扣具 | |
JPH0716625U (ja) | 可撓性基材同士の係脱具 | |
JP2008094042A (ja) | クリップ | |
JP2002345513A (ja) | テープ付き係止具 | |
US5197164A (en) | Quick release strap connector | |
WO2007013188A1 (ja) | 首回りの連結部材を有するネクタイ | |
JP2006204638A (ja) | バックル | |
CN212545949U (zh) | 一种滑动式磁吸搭扣及可穿戴设备 | |
JPH0711618Y2 (ja) | 尾 錠 | |
JP2010099291A (ja) | 連結機構 | |
TWM290384U (en) | Side-operating buckle | |
JP3050943U (ja) | 清掃具に於ける清掃具本体の取付構造 | |
JPH046567Y2 (ja) | ||
JP2000079005A (ja) | 連結具 | |
JP3045154U (ja) | 鞄等に取付ける留め具 | |
JP3056135U (ja) | ホック | |
JP3108746U (ja) | 面ファスナー部材 | |
JPH0731706Y2 (ja) | 蓋付きバッグの係止具 | |
JPH0743568U (ja) | バックル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100909 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101129 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101221 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4656760 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |