JP2002345306A - 代掻方法および逆転代掻装置 - Google Patents

代掻方法および逆転代掻装置

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JP2002345306A
JP2002345306A JP2001155520A JP2001155520A JP2002345306A JP 2002345306 A JP2002345306 A JP 2002345306A JP 2001155520 A JP2001155520 A JP 2001155520A JP 2001155520 A JP2001155520 A JP 2001155520A JP 2002345306 A JP2002345306 A JP 2002345306A
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勝 尾嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】代掻作業の時間を短縮して能率的に作業が行な
えると共に作業後の仕上がりが良好な代掻方法及び装置
を提供せんとする。 【解決手段】 地面に対して上向きに回転する代掻爪に
より泥水を前方に押しやりながらこの代掻爪と回転部を
覆うロータリカバーとの共働作用により代掻を行なうよ
うにする。また、逆転方向に回転する爪軸に複数個の代
掻爪を設け、回転部を覆うロータリカバーの前縁部を地
表面に接近させると共にロータリカバーの下端部に中空
状の補強パイプを固着し、ロータリカバーの内側と回転
する代掻爪の軌跡との間隔を、前縁側が狭く後縁側が広
くなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、代掻き方法およ
び代掻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、代掻作業機としては耕耘軸に複数
個の代掻爪を取り付けて形成した代掻ロータを地面に対
して上から下に向かう方向(正転)に回転させながら土
壌を耕起するものが一般的である。
【0003】そして、代掻作業では荒い土塊を細かく砕
土して均平に整地するだけでなく耕土中の藁稈や夾雑物
を土中に埋没処理させることが必要であり、このため、
代掻作業機の後部カバーにはこれら夾雑物等を土中に深
く埋没させるためにスプリングレーキを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置にあって
は、代掻ロータが正転方向に回転して耕起した土を後方
に放擲する構成であるから稲株や土塊も代掻爪で切り取
られてそのまま後方へ放擲され、後部カバーで押さえる
だけではこれらを十分に土中に埋没させることができな
いという問題点があり、また、たとえスプリングレーキ
を設けていても藁稈や夾雑物等がこのスプリングレーキ
に引っ掛かる恐れがあり、代掻き後の整地跡が美麗でな
く、きれいに仕上げるためには何度も代掻作業を行って
稲藁等が表面に出ないようにしなければならず、時間が
掛かって作業能率を大きく低下させていたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、構造が簡単
で藁稈や夾雑物等を確実に土中に埋没させることがで
き、しかも、代掻作業中の馬力もさほど喰わず、少ない
回数で代掻き作業が完了し、その仕上がり跡も美麗とな
る代掻方法と代掻装置を提供せんとするものであり、こ
のため、この発明は、次のような技術的手段を講じた。
【0006】即ち、請求項1の発明は、地面に対して上
向きに回転する代掻爪により泥水を前方に押しやりなが
らこの代掻爪と回転部を覆うロータリカバーとの共働作
用により代掻を行なうことを特徴とする代掻方法とし、
請求項2の発明は逆転方向に回転する爪軸に複数個の代
掻爪を設け、回転部を覆うロータリカバーの前縁部を地
表面に接近させると共にロータリカバーの下端部に中空
状の補強パイプを固着し、ロータリカバーの内側と回転
する代掻爪の軌跡との間隔を、前縁側が狭く後縁側が広
くなる関係としたことを特徴とする逆転代掻装置とし
た。
【0007】請求項3の発明は、前記ロータリカバー後
縁部の仮想延長線と地面とが交差して成す角度が略50
°乃至70°に形成されていることを特徴とする請求項
2記載の逆転代掻装置とした。更に請求項4ではロータ
リカバーの後部に櫛歯状のツース体を装着したことを特
徴とする前記請求項2又は請求項3記載の逆転代掻装置
とした。
【0008】更に請求項5では前記ツース体が前後方向
に揺動可能に構成されていることを特徴とする請求項2
又は請求項3又は請求項4記載の逆転代掻装置とした。
【0009】
【作用】トラクターの後部に代掻作業機を昇降自在に連
結すると共に、トラクター側の動力を代掻作業機側の入
力軸に伝えて代掻爪軸を逆転させる。代掻爪軸に取り付
けられている代掻爪が土を水と共に切り取り、これらを
ロータリカバーの内側に持ち回りながら後方へ放擲す
る。このとき、逆転する代掻爪により泥水は前方へ追い
やられ、ロータリカバーの前縁下部には水が溜まる状態
となる。水が多い状態で土や稲株等が代掻爪により捏ね
回され、細かく砕土されると共に泥水はロータリカバー
の内側に一番近い部分を通過して後方へ排出され、比重
の大きい土や稲株等がその下方(爪軸に近い側)を通過
して後方へ放擲される。
【0010】このため、大きな土塊や稲株は下層に堆積
し、細かな土や水はその上に堆積して稲藁等が表面に現
れず代掻作業跡を美麗にすることができる。
【0011】
【実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づいて、こ
の発明の実施例を説明する。まず、構成から説明する
と、図1において符号1は左右方向に所定の長さを有す
るロータリ代掻作業機で、図示を省略したトラクターの
後部に3点リンク機構を介して昇降自在に連結される。
【0012】この代掻作業機1はトラクターのPTO軸
(図示省略)からユニバーサルジョイント2を介して代
掻作業機1の入力軸3に動力が伝達され、更に作業機側
部に設けた伝動ケース4内のチェン・スプロケット機構
等を順次介して代掻爪軸5を回転させる。
【0013】爪軸5の回転方向は地面に対して代掻爪6
が下から上に向かう逆転方向(図1の矢印A方向)とな
るように設定されている。代掻爪軸5には複数個の代掻
爪6が着脱自在に取り付けられており、この代掻爪6に
代えて耕耘爪、砕土爪を付け、爪軸の回転数を変更して
耕耘作業、砕土作業をすることも可能である。
【0014】代掻爪軸5と代掻爪6とで構成される回転
部の上方には回転部を覆うべく側面視円弧状のロータリ
カバー9が設けられ、このロータリカバー9はその前縁
下部が地表面近くまで下方に延長され、下端には中空状
のパイプ8が左右横方向に延設されている。このように
ロータリカバー9の下端縁に補強パイプ8を設けること
によって石、土塊、木片等のロータリカバー9内への侵
入を防止すると共に、逆転する代掻爪6とこのパイプ8
とによって代掻爪6が土を切り込む際の砕土性を上げる
ようにしている。
【0015】又、代掻爪6の回転軌跡とロータリカバー
9の内側との間隔が、前側では狭く後側に至るに従って
末広がり状に大きくなる関係に間隙を設定している。更
にロータリカバー9の後部には角度調節ができる副ロー
タリカバー10が取り付けられている。副ロータリカバ
ー10は支点12を中心としてその取り付け角度の調節
が行なえるものであって、この実施例では、ターンバッ
クル13を回すことによってその後傾角度の調節が行な
えるようにしている。
【0016】なお、副ロータリカバー10の調節方法に
ついては、この実施例に限定されるものではなく、ター
ンバックル13に代えて副ロータリカバー10の下端縁
に角度調節棒を取り付け、この角度調節棒の端部にはネ
ジを設け、この角度調節棒をフレーム側に設けた長孔に
挿通し、角度調整後にナットで締め付けて角度調節棒を
固定するようにしても良い。
【0017】ところで、代掻作業にあたっては、この副
ロータリカバー13を適当な角度に固定して使用する
が、出願人が実際に確かめたところこの副ロータリカバ
ー13の仮想延長線と地表面が交差して成す角度Bは5
0°〜70°が良く、好ましくは55°〜65°である
ことがわかった。
【0018】この範囲を越えて角度Bが大きくなると代
掻爪6によって砕土反転された土塊や稲株が後方に放擲
されずに回転部に再び巻き込まれ、この結果、馬力を多
く消費するという問題点があり、反対に副ロータリカバ
ー13を寝かせて角度Bを小さくすると稲株や藁稈等の
夾雑物、土塊が水面に浮遊したりして見栄えが悪く仕上
がり跡が美麗になり難いという問題点があった。ところ
が、前記角度範囲にすると代掻作業時にロータリカバー
9内に持ち回られた土塊や稲株等は遠心力により土中に
埋没させられ、細かい泥や水はその上に堆積するため仕
上がり跡がきれいである。
【0019】また、この実施例では、ロータリカバー9
と代掻爪6の回転軌跡の間隔について、その前縁下部の
間隔は約5mm程度に設定しており、このようにロータ
リカバー入口部分の間隔を狭くすることによって大きな
石や硬い土塊が挟まれるのを防止している。出願人が確
認したところ、この程度の間隔でも泥水の吸い込みには
全く支障がなく、回転する代掻爪6によって上方に持ち
回られた土塊は水分を吸収した状態で更に細かく砕土さ
れることがわかった。
【0020】なお、図1において、符号14は角パイプ
15に支点18を中心として揺動自在に枢着された鎮圧
板である。鎮圧板14は、前記角パイプ15から後方へ
向けて突設された腕杆16,16と、腕杆16,16か
ら垂下された加圧棒17とによって下向に押圧されてい
る。鎮圧板14はこのように常時下向に加圧付勢されて
いるためにその下端縁で地表面を均平に押圧することが
できる。
【0021】鎮圧板14の後部には均平板20が支点ピ
ン22廻りに上下揺動自在に枢着されており、均平板2
0の下部には夾雑物を土中に埋め込むためのスプリング
レーキ24が幅方向に沿って複数個設けられている。代
掻作業時には均平板20の前部を僅かに起こして使用
し、夾雑物を後方へ送りながら前記スプリングレーキ2
4で押さえる。
【0022】なお、前記均平板20は均平作業だけでな
く土寄せ作業にも使用されるものであって、前記角パイ
プ15から突設された腕杆25にロッド26の中間部を
枢着し、このロッド26の下端部を均平板20に枢着し
ている。ロッド26の上端には前後方向に沿わせて別の
ロッド27が枢着され、このロッド27の先端にはハン
ドル30を設け、トラクターに乗ったままで作業者がこ
のハンドル30を握ってこれを適宜操作すれば前記均平
板20の角度が変わるようにしている。
【0023】例えばハンドル30を後方へ押すとロッド
27、26を介して均平板20が起立し、均平板20の
前面を利用して土寄せ作業が行なえるように構成してい
る。同図において、符号32,32は入力軸3を支持す
るギヤケース33の左右両側に設けられた側板、34は
ロータリ代掻作業機1側のロータリマスト、35はトラ
クター側に装着されるクイックヒッチ、36はトップリ
ンク、図2において、符号37はサイドプレート、38
はコネクトパイプである。
【0024】次に図3のロータリ代掻作業機について構
成を説明する。この図で説明する代掻作業機は前記実施
例で説明した作業機の構成の一部を改良したものであ
る。構成が前記実施例と同じものについては同一の符号
を付し、全く新規な構成については別符号を付けて構成
を説明するものとする。
【0025】両者の構成上の違いは、前者にあっては副
ロータリカバー10の角度調整が行なえるのに対して後
者ではその角度調節ができないこと、及び、前者にはな
かった櫛歯状のツース体40が後者に設けられている点
である。ツース体40は代掻爪軸5の後方で耕幅と同じ
長さ分だけ幅方向に設けられ、支点42を中心にして全
体が前後に揺動できるように構成されている。
【0026】側板32の横には回転円板41が設けら
れ、この円板41にはその中心位置から偏位した箇所に
偏芯カム43が設けられ、この偏芯カム43に前記ツー
ス体40を前後方向に小刻みに揺動させるためのロッド
44の一端が連結され、このロッド44の他端にツース
体40の上端を連結している。
【0027】前記回転円板41への動力伝達は入力軸3
から直接取ってもよいが、例えば図4に示すようにこの
入力軸3と反対側に別の出力軸45を設け、この出力軸
45からベベルギヤ機構46等を介して横軸47に伝
え、更に横軸47外端部に設けたチェンスプロケット機
構48を第2横軸49に伝え、第2横軸49端部に固着
された回転円板41を駆動するように構成してもよい。
また、ツース体40は全体が1つの支点を中心に前後揺
動する構成としても良いが、ツース体を2組に分け、1
組は固定し、残りのツース体を前後に揺動して両ツース
体の共働作用で夾雑物を埋没処理するようにしても良
い。
【0028】次に前記実施例の作用について説明する。
代掻作業を行なう場合には、トラクターに代掻作業機1
を連結して圃場に乗り入れ、各回転部を駆動させて機体
を前進させる。トラクターのPTO軸側の回転動力がユ
ニバーサルジョイントを介して入力軸3に伝達される
と、その回転動力は伝動ケース4内のチェンスプロケッ
ト機構を介して代掻爪軸5に伝達され、逆転する代掻爪
6によって土壌は上向きに持ち上げられる。同時に泥水
は前方に追いやられ、ロータリカバー9前縁部の内側に
水を多く溜め込んだ状態で代掻きがなされる。このと
き、ロータリカバー9と代掻爪の回転軌跡とで形成され
る隙間は僅かなものであるから、大きな土塊や石などが
この隙間に入り込むようなことがなく、詰まりが生じな
いから代掻作業を中断されることもなく代掻作業を円滑
に行なうことができる。
【0029】しかも、大きな土塊は逆転する代掻爪6で
確実に砕かれ、ロータリカバー内において後方へ放擲さ
れてもロータリカバーと代掻爪6の回転軌跡とで形成さ
れる隙間は後側が前側よりも大きいので作業時に馬力を
喰うことがなく、また、大きな土塊や稲藁等は下層に、
小さな土や泥水はその上に堆積するので、夾雑物が全く
見えず代掻作業後の仕上がり具合が美麗となるものであ
る。
【0030】特にこの発明においては、ロータリカバー
9後端部の仮想延長線と地面とが交差して成す角度が5
0°〜70°に設定されているので、後方に放擲された
土の回転部への巻き込みが少なくなる特徴があり、ある
いは、後方へ飛散した稲藁、夾雑物等の土中への埋め込
みが良好に行なわれて代掻跡がきれいになる特徴を有す
る。
【0031】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したので
次のような技術的効果を奏する。即ち、請求項1の発明
は、地面に対して上向きに回転する代掻爪により泥水を
前方に押しやりながらこの代掻爪と回転部を覆うロータ
リカバーとの共働作用により代掻を行なうことを特徴と
する代掻方法としたので、逆転代掻爪が作用する部分は
水が多い状態になっており、圃場内の水が少なくても代
掻作業を円滑に行なうことができる。
【0032】また、請求項2の発明は、逆転方向に回転
する爪軸に複数個の代掻爪を設け、回転部を覆うロータ
リカバーの前縁部を地表面に接近させると共にロータリ
カバーの下端部に中空状の補強パイプを固着し、ロータ
リカバーの内側と回転する代掻爪の軌跡との間隔を、前
縁側が狭く後縁側が広くなる関係としたものであるか
ら、逆転する代掻爪で土をカバー内に案内する際に大き
な石や土塊が入り込んだりすることがなく、たとえ噛み
込んでもロータリカバー下部には補強パイプが固着され
ているのでカバーが破損変形する恐れが少ない。
【0033】また、切り取った土を細かく砕土して後方
に放擲する際の抵抗も少なく、しかも代掻爪によって切
り取られて上方へ持ち上げられる土の大部分は砕土後に
速やかにロータリカバー外に放出され、大きな土塊や稲
株等の夾雑物は土中に埋没されるので従来のようにロー
タリカバーの前部に土が溜まるようなことがなく、馬力
を喰わずに代掻作業を能率的に行なうことができる。
【0034】また、請求項3の発明では、前記ロータリ
カバー後縁部の仮想延長線と地面とが交差して成す角度
が略50°乃至70°に形成されているものであるか
ら、砕いた土や稲株、藁稈等を回転部に何度も巻き込ん
で馬力を多大に消費するといった不具合もなく、あるい
は藁屑等の夾雑物を表面に浮き上がらせるといった問題
点を生じることはない。従って、従来に比べて少ない回
数で代掻作業を終えることができる。
【0035】また、請求項4の発明は、ロータリカバー
の後部に櫛歯状のツース体を装着したものであるから、
夾雑物の土中への埋め込みが良好に行なわれるものであ
り、請求項5の発明のようにツース体を前後方向に揺動
させればロータリカバー内で持ち上げられた土の砕土性
が高まると共に、夾雑物の埋没処理能力も著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】代掻作業機の側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】一部構成を改良した代掻作業機の側面図であ
る。
【図4】ツース体を揺動させる揺動機構の動力伝達線図
である。
【符号の説明】
1 代掻作業機 3 入力軸 4 伝動ケース 5 代掻爪軸 6 代掻爪 9 ロータリカバー 10 副ロータリカバー 14 鎮圧板 20 均平板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月4日(2001.6.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 代掻方法および逆転代掻装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、代掻き方法およ
び代掻装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、代掻作業機としては耕耘軸に複数
個の代掻爪を取り付けて形成した代掻ロータを地面に対
して上から下に向かう方向(正転方向)に回転させなが
ら土壌を耕起するものが一般的である。
【0003】そして、代掻作業では荒い土塊を細かく砕
土して均平に整地するだけでなく耕土中の藁稈や夾雑物
を土中に埋没処理させることが必要であり、このため、
代掻作業機の後部カバーにはこれら夾雑物等を土中に深
く埋没させるためにスプリングレーキを設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置にあって
は、代掻ロータが正転方向に回転して耕起した土を後方
に放擲する構成であるから稲株や土塊も代掻爪で切り取
られてそのまま後方へ放擲され、後部カバーで押さえる
だけではこれらを十分に土中に埋没させることができな
いという問題点があり、また、たとえスプリングレーキ
を設けていても藁稈や夾雑物等がこのスプリングレーキ
に引っ掛かる恐れがあり、代掻き後の整地跡が美麗でな
く、きれいに仕上げるためには何度も代掻作業を行って
稲藁等が表面に出ないようにしなければならず、時間が
掛かって作業能率を大きく低下させていたのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、構造が簡単
で藁稈や夾雑物等を確実に土中に埋没させることがで
き、しかも、代掻作業中の馬力もさほど喰わず、少ない
回数で代掻き作業が完了し、その仕上がり跡も美麗とな
る代掻方法と代掻装置を提供せんとするものであり、こ
のため、この発明は、次のような技術的手段を講じた。
【0006】即ち、請求項1の発明は、地面に対して上
向きに回転する代掻爪により泥水を前方に押しやりなが
らこの代掻爪と回転部を覆い且つ前縁部が地表面近くま
で延設されたロータリカバーの前縁下部との共働作用に
より代掻を行なうことを特徴とする代掻方法とし、請求
項2の発明は逆転方向に回転する爪軸に複数個の代掻爪
を設け、回転部を覆うロータリカバーの前縁部を地表面
に接近させると共にロータリカバーの下端部にカバーの
一部をなすフレームを幅方向に固着し、このフレームの
内側と回転する代掻爪の軌跡との間隔を一番狭く、これ
に続くロータリカバー内側と代掻爪の回転軌跡との間隔
を徐々に広く形成したことを特徴とする逆転代掻装置と
した。
【0007】請求項3の発明は、前記フレームが中空パ
イプで形成されていることを特徴とする請求項2記載の
逆転代掻装置とした。更に請求項4では前記ロータリカ
バー後縁部の仮想延長線と地面とが交差して成す角度が
略50°乃至70°に形成されていることを特徴とする
請求項2又は請求項3記載の逆転代掻装置とした。
【0008】更に請求項5ではロータリカバーの後部に
櫛歯状のツース体を装着したことを特徴とする前記請求
項2乃至4記載の逆転代掻装置とした。また、請求項6
では前記ツース体が前後方向に揺動可能に構成されてい
ることを特徴とする請求項5記載の逆転代掻装置とし
た。
【0009】
【作用】トラクターの後部に代掻作業機を昇降自在に連
結すると共に、トラクター側の動力を代掻作業機側の入
力軸に伝えて代掻爪軸を逆転させる。代掻爪軸に取り付
けられている代掻爪が土を水と共に切り取り、これらを
ロータリカバーの内側に持ち回りながら後方へ放擲す
る。このとき、逆転する代掻爪により泥水は前方へ追い
やられ、ロータリカバーの前縁下部のフレーム部には水
が溜まる状態となる。水が多い状態で土や稲株等が代掻
爪により捏ね回され、前記フレーム部との間で細かく砕
土されると共に泥水はロータリカバーの内側に一番近い
部分を通過して後方へ排出され、比重の大きい土や稲株
等がその下方(爪軸に近い側)を通過して後方へ放擲さ
れる。
【0010】このため、大きな土塊や稲株は下層に堆積
し、細かな土や水はその上に堆積して稲藁等が表面に現
れず代掻作業跡を美麗にすることができる。
【0011】
【実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づいて、こ
の発明の実施例を説明する。まず、構成から説明する
と、図1において符号1は左右方向に所定の長さを有す
るロータリ代掻作業機で、図示を省略したトラクターの
後部に3点リンク機構を介して昇降自在に連結される。
【0012】この代掻作業機1はトラクターのPTO軸
(図示省略)からユニバーサルジョイント2を介して代
掻作業機1の入力軸3に動力が伝達され、更に作業機側
部に設けた伝動ケース4内のチェン・スプロケット機構
等を順次介して代掻爪軸5を回転させる。
【0013】爪軸5の回転方向は地面に対して代掻爪6
が下から上に向かう逆転方向(図1の矢印A方向)とな
るように設定されている。代掻爪軸5には複数個の代掻
爪6が着脱自在に取り付けられており、この代掻爪6に
代えて耕耘爪、砕土爪を付け、爪軸の回転数を変更して
耕耘作業、砕土作業をすることも可能である。
【0014】代掻爪軸5と代掻爪6とで構成される回転
部の上方には回転部を覆うべく側面視円弧状のロータリ
カバー9が設けられ、このロータリカバー9はその前縁
下部が地表面近くまで下方に延長され、下端には補強フ
レームとして中空状のパイプ8が左右横方向に延設され
ている。このようにロータリカバー9の下端縁に補強パ
イプ8を設けることによって石、土塊、木片等のロータ
リカバー9内への侵入を防止すると共に、逆転する代掻
爪6とこのパイプ8とによって代掻爪6が土を切り込む
際の砕土性を上げるようにしている。また、前記フレー
ムとして補強パイプ8に代えて例えば中実状のフレーム
を用いても良い。
【0015】なお、図1から明らかなように補強パイプ
8の後部が代掻爪6に最接近し、ロータリカバー9の始
端部はその位置よりやや前側に離れた箇所から始まるよ
うに構成している。そして、これに続く代掻爪6の回転
軌跡とロータリカバー9の内側との間隔は、前側では狭
く後側に至るに従って末広がり状に大きくなる関係に間
隙を設定している。
【0016】更にロータリカバー9の後部には角度調節
ができる副ロータリカバー10が取り付けられている。
副ロータリカバー10は支点12を中心としてその取り
付け角度の調節が行なえるものであって、この実施例で
は、ターンバックル13を回すことによってその後傾角
度の調節が行なえるようにしている。
【0017】なお、副ロータリカバー10の調節方法に
ついては、この実施例に限定されるものではなく、ター
ンバックル13に代えて副ロータリカバー10の下端縁
に角度調節棒を取り付け、この角度調節棒の端部にはネ
ジを設け、この角度調節棒をフレーム側に設けた長孔に
挿通し、角度調整後にナットで締め付けて角度調節棒を
固定するようにしても良い。
【0018】ところで、代掻作業にあたっては、この副
ロータリカバー13を適当な角度に固定して使用する
が、出願人が実際に確かめたところこの副ロータリカバ
ー13の仮想延長線と地表面が交差して成す角度Bは5
0°〜70°が良く、好ましくは55°〜65°である
ことがわかった。
【0019】この範囲を越えて角度Bが大きくなると代
掻爪6によって砕土反転された土塊や稲株が後方に放擲
されずに回転部に再び巻き込まれ、この結果、馬力を多
く消費するという問題点があり、反対に副ロータリカバ
ー13を寝かせて角度Bを小さくすると稲株や藁稈等の
夾雑物、土塊が水面に浮遊したりして見栄えが悪く仕上
がり跡が美麗になり難いという問題点があった。ところ
が、前記角度範囲にすると代掻作業時にロータリカバー
9内に持ち回られた土塊や稲株等は遠心力により土中に
埋没させられ、細かい泥や水はその上に堆積するため仕
上がり跡がきれいである。
【0020】また、この実施例では、ロータリカバー9
下端の補強パイプ8と代掻爪6の回転軌跡の間隔につい
て、その間隔は約5mm程度に設定しており、このよう
にロータリカバー入口部分の間隔を狭くすることによっ
て大きな石や硬い土塊が挟まれるのを防止している。出
願人が確認したところ、この程度の間隔でも泥水の吸い
込みには全く支障がなく、回転する代掻爪6によって上
方に持ち回られた土塊は水分を吸収した状態で更に細か
く砕土されることがわかった。
【0021】なお、図1において、符号14は角パイプ
15に支点18を中心として揺動自在に枢着された鎮圧
板である。鎮圧板14は、前記角パイプ15から後方へ
向けて突設された腕杆16,16と、腕杆16,16か
ら垂下された加圧棒17とによって下向に押圧されてい
る。鎮圧板14はこのように常時下向に加圧付勢されて
いるためにその下端縁で地表面を均平に押圧することが
できる。
【0022】鎮圧板14の後部には均平板20が支点ピ
ン22廻りに上下揺動自在に枢着されており、均平板2
0の下部には夾雑物を土中に埋め込むためのスプリング
レーキ24が幅方向に沿って複数個設けられている。代
掻作業時には均平板20の前部を僅かに起こして使用
し、夾雑物を後方へ送りながら前記スプリングレーキ2
4で押さえる。
【0023】なお、前記均平板20は均平作業だけでな
く土寄せ作業にも使用されるものであって、前記角パイ
プ15から突設された腕杆25にロッド26の中間部を
枢着し、このロッド26の下端部を均平板20に枢着し
ている。ロッド26の上端には前後方向に沿わせて別の
ロッド27が枢着され、このロッド27の先端にはハン
ドル30を設け、トラクターに乗ったままで作業者がこ
のハンドル30を握ってこれを適宜操作すれば前記均平
板20の角度が変わるようにしている。
【0024】例えばハンドル30を後方へ押すとロッド
27、26を介して均平板20が起立し、均平板20の
前面を利用して土寄せ作業が行なえるように構成してい
る。同図において、符号32,32は入力軸3を支持す
るギヤケース33の左右両側に設けられた側板、34は
ロータリ代掻作業機1側のロータリマスト、35はトラ
クター側に装着されるクイックヒッチ、36はトップリ
ンク、図2において、符号37はサイドプレート、38
はコネクトパイプである。
【0025】次に図3のロータリ代掻作業機について構
成を説明する。この図で説明する代掻作業機は前記実施
例で説明した作業機の構成の一部を改良したものであ
る。構成が前記実施例と同じものについては同一の符号
を付し、全く新規な構成については別符号を付けて構成
を説明するものとする。
【0026】両者の構成上の違いは、前者にあっては副
ロータリカバー10の角度調整が行なえるのに対して後
者ではその角度調節ができないこと、及び、前者にはな
かった櫛歯状のツース体40が後者に設けられている点
である。ツース体40は代掻爪軸5の後方で耕幅と同じ
長さ分だけ幅方向に設けられ、支点42を中心にして全
体が前後に揺動できるように構成されている。
【0027】側板32の横には回転円板41が設けら
れ、この円板41にはその中心位置から偏位した箇所に
偏芯カム43が設けられ、この偏芯カム43に前記ツー
ス体40を前後方向に小刻みに揺動させるためのロッド
44の一端が連結され、このロッド44の他端にツース
体40の上端を連結している。
【0028】前記回転円板41への動力伝達は入力軸3
から直接取ってもよいが、例えば図4に示すようにこの
入力軸3と反対側に別の出力軸45を設け、この出力軸
45からベベルギヤ機構46等を介して横軸47に伝
え、更に横軸47外端部に設けたチェンスプロケット機
構48を第2横軸49に伝え、第2横軸49端部に固着
された回転円板41を駆動するように構成してもよい。
また、ツース体40は全体が1つの支点を中心に前後揺
動する構成としても良いが、ツース体を2組に分け、1
組は固定し、残りのツース体を前後に揺動して両ツース
体の共働作用で夾雑物を埋没処理するようにしても良
い。
【0029】次に前記実施例の作用について説明する。
代掻作業を行なう場合には、トラクターに代掻作業機1
を連結して圃場に乗り入れ、各回転部を駆動させて機体
を前進させる。トラクターのPTO軸側の回転動力がユ
ニバーサルジョイントを介して入力軸3に伝達される
と、その回転動力は伝動ケース4内のチェンスプロケッ
ト機構を介して代掻爪軸5に伝達され、逆転する代掻爪
6によって土壌は上向きに持ち上げられる。同時に泥水
は前方に追いやられ、ロータリカバー9前縁下部の補強
パイプ8内側に水を多く溜め込んだ状態で代掻きがなさ
れる。このとき、ロータリカバー9下部の補強パイプ8
代掻爪の回転軌跡とで形成される隙間は僅かなもので
あるから、大きな土塊や石などがこの隙間に入り込むよ
うなことがなく、詰まりが生じないから代掻作業を中断
されることもなく代掻作業を円滑に行なうことができ
る。
【0030】しかも、大きな土塊は逆転する代掻爪6で
確実に砕かれ、ロータリカバー内において後方へ放擲さ
れてもロータリカバーと代掻爪6の回転軌跡とで形成さ
れる隙間は後側が前側よりも徐々に大きくなる構成とし
ので作業時に馬力を喰うことがなく、また、大きな土
塊や稲藁等は下層に、小さな土や泥水はその上に堆積す
るので、夾雑物が全く見えず代掻作業後の仕上がり具合
が美麗となるものである。
【0031】特にこの発明においては、ロータリカバー
9後端部の仮想延長線と地面とが交差して成す角度が5
0°〜70°に設定されているので、後方に放擲された
土の回転部への巻き込みが少なくなる特徴があり、ある
いは、後方へ飛散した稲藁、夾雑物等の土中への埋め込
みが良好に行なわれて代掻跡がきれいになる特徴を有す
る。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したので
次のような技術的効果を奏する。即ち、請求項1の発明
は、地面に対して上向きに回転する代掻爪により泥水を
前方に押しやりながらこの代掻爪と回転部を覆い且つ前
縁部が地表面近くまで延設されたロータリカバーの前縁
下部との共働作用により代掻を行なうことを特徴とする
代掻方法としたので、砕土性が向上すると共にロータリ
カバー前縁下部における逆転代掻爪が作用する部分は水
が多い状態になっているから圃場内の水が少なくても代
掻作業を円滑に行なうことができる。
【0033】また、請求項2の発明は、逆転方向に回転
する爪軸に複数個の代掻爪を設け、回転部を覆うロータ
リカバーの前縁部を地表面に接近させると共にロータリ
カバーの下端部にカバーの一部をなすフレームを幅方向
に固着し、このフレームの内側と回転する代掻爪の軌跡
との間隔を一番狭く、これに続くロータリカバー内側と
代掻爪の回転軌跡との間隔を徐々に広く形成したもので
あるから、逆転する代掻爪で土をカバー内に案内する際
に大きな石や土塊が入り込んだりすることがなく、たと
え噛み込んでもロータリカバー下部にはフレームが固着
されているのでカバーが破損変形する恐れが少ない。
【0034】また、切り取った土を細かく砕土して後方
に放擲する際の抵抗も少なく、しかも代掻爪によって切
り取られて上方へ持ち上げられる土の大部分は砕土後に
速やかにロータリカバー外に放出され、大きな土塊や稲
株等の夾雑物は土中に埋没されるので従来のようにロー
タリカバーの前部に土が溜まるようなことがなく、馬力
を喰わずに代掻作業を能率的に行なうことができる。
【0035】また、請求項3の発明では、フレームが中
空パイプで形成されているので構成が簡潔であり、逆転
代掻装置を安価に製造できる。また、請求項4の発明で
は、前記ロータリカバー後縁部の仮想延長線と地面とが
交差して成す角度が略50°乃至70°に形成されてい
るものであるから、砕いた土や稲株、藁稈等を回転部に
何度も巻き込んで馬力を多大に消費するといった不具合
もなく、あるいは藁屑等の夾雑物を表面に浮き上がらせ
るといった問題点を生じることはない。従って、従来に
比べて少ない回数で代掻作業を終えることができる。
【0036】また、請求項5の発明は、ロータリカバー
の後部に櫛歯状のツース体を装着したものであるから、
夾雑物の土中への埋め込みが良好に行なわれるものであ
り、請求項6の発明のようにツース体を前後方向に揺動
させればロータリカバー内で持ち上げられた土の砕土性
が高まると共に、夾雑物の埋没処理能力も著しく向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】代掻作業機の側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】一部構成を改良した代掻作業機の側面図であ
る。
【図4】ツース体を揺動させる揺動機構の動力伝達線図
である。
【符号の説明】 1 代掻作業機 3 入力軸 4 伝動ケース 5 代掻爪軸 6 代掻爪 9 ロータリカバー 10 副ロータリカバー 14 鎮圧板 20 均平板
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B033 AA04 AB01 AB11 AC05 AC07 BB08 DB12 DB32 DB35 EB08 2B034 AA03 BA07 BB01 BC06 EB02 EB22 EB24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面に対して上向きに回転する代掻爪によ
    り泥水を前方に押しやりながらこの代掻爪と回転部を覆
    うロータリカバーとの共働作用により代掻を行なうこと
    を特徴とする代掻方法。
  2. 【請求項2】逆転方向に回転する爪軸に複数個の代掻爪
    を設け、回転部を覆うロータリカバーの前縁部を地表面
    に接近させると共にロータリカバーの下端部に中空状の
    補強パイプを固着し、ロータリカバーの内側と回転する
    代掻爪の軌跡との間隔を、前縁側が狭く後縁側が広くな
    る関係としたことを特徴とする逆転代掻装置。
  3. 【請求項3】前記ロータリカバー後縁部の仮想延長線と
    地面とが交差して成す角度が略50°乃至70°に形成
    されていることを特徴とする請求項2記載の逆転代掻装
    置。
  4. 【請求項4】ロータリカバーの後部に櫛歯状のツース体
    を装着したことを特徴とする前記請求項2又は請求項3
    記載の逆転代掻装置。
  5. 【請求項5】前記ツース体が前後方向に揺動可能に構成
    されていることを特徴とする請求項2又は請求項3又は
    請求項4記載の逆転代掻装置。
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