JP2002345120A - 通信ケーブル用配管の設置工法 - Google Patents

通信ケーブル用配管の設置工法

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JP2002345120A
JP2002345120A JP2001148328A JP2001148328A JP2002345120A JP 2002345120 A JP2002345120 A JP 2002345120A JP 2001148328 A JP2001148328 A JP 2001148328A JP 2001148328 A JP2001148328 A JP 2001148328A JP 2002345120 A JP2002345120 A JP 2002345120A
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JP
Japan
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manhole
pipe
joint
attached
opening
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JP2001148328A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Miyabe
康之 宮部
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Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
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  • Electric Cable Installation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】埋設マンホール間に通信ケーブル用配管を設置
する場合に、マンホール近傍における配管接続作業を確
実且つ効率的に行えるようにする。 【解決手段】両端が略同じ開口径に形成されたマンホー
ル継手を一側のマンホールの側壁に取り付け、このマン
ホール継手の開口に外管と接続する外継手管を挿通させ
ておく。内管同士を接続する際に、外継手管をマンホー
ル継手の開口に挿通させたままマンホール内側方向へス
ライドさせ、内管の周囲を広く開けた状態で接続作業を
行い、その後、外継手管をマンホール外側方向へスライ
ドさせ、その端部を外管に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホール間に埋
設される通信ケーブル用配管を設置するにあたり、管路
終端である一側のマンホールにおける配管接続作業が効
率的に行えるようにした工法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信情報ネットワークの整備、拡
充が行われ、地中に埋設した保護管路内に光ファイバー
ケーブルなどの通信ケーブル類を敷設することが行われ
ている。図3は従来の通信ケーブル用の保護管路の構成
を示している。この保護管路1は、適宜な間隔隔てて地
中に埋設された箱状のマンホール2、2(他側のマンホ
ールは図示せず)間に設置され、外管3内に通信ケーブ
ル類が挿通される複数本の内管4を収納して構成され
る。マンホール2の側壁に開けられた開口には、一側の
端部を拡径受口5aとしたマンホール継手5が取り付け
られ、その拡径受口5aに外管3が接続される。マンホ
ール継手5のマンホール2側の開口面には、複数の孔が
穿設された固定板6が取り付けられ、固定板6の各孔に
は継手管7が嵌め入れられており、内管4は取り付け管
8を介して継手管7に接続される。マンホール2内に引
き込まれた通信ケーブル類は、前記各継手管7から内管
4内に挿通され、保護管路1内を他側のマンホールまで
敷設される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】保護管路1の敷設は、
マンホール2、2間に溝を堀り、その溝内で他側のマン
ホール2から内管4と外管3を順次継ぎ足して一側のマ
ンホール2まで延長し、一側のマンホール2で両管の長
さを調節した上でマンホール2に接続し、その後、溝を
埋め戻すという作業手順によって行われる。この場合、
管路終端となる一側のマンホール2において、内管4同
士或いは内管4と取り付け管8の接続作業は、内管4を
外管3内に挿通させた状態で行わなければならないが、
マンホール2に前記マンホール継手5が予め取り付けて
あるときには、内管4に外管3が被さって接続作業空間
がとれず、そのままでは接続できないという問題があ
る。一方、内管4と外管3の接続及び終端処理作業完了
後にマンホール継手5をマンホール2に取り付けたので
は、マンホール側壁のモルタル固定部が完全に硬化する
まで埋め戻し作業ができず、敷設工事期間が長くなると
いう問題がある。
【0004】そこで、本発明は、通信ケーブル用配管を
設置するにあたり、配管の端部であるマンホールにおけ
る配管接続作業を効率良く、且つ確実に行えるようにす
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の通信ケーブル用配管の設置工法は、通信ケーブ
ル類が挿通される内管とこれを保護する外管をマンホー
ル間に配し、マンホール側壁に取り付けられたマンホー
ル継手に外管を接続し、マンホール継手の開口面に取り
付けられた固定板に内管を接続してなる通信ケーブル用
配管を設置するにあたり、一側のマンホールの側壁に、
両端が略同じ開口径に形成されたマンホール継手を取り
付け、このマンホール継手の開口に前記外管と接続する
外継手管を挿通させておき、他側のマンホールから順次
設置された内管と、当該一側のマンホールに接続する内
管を接続する際に、前記外継手管をマンホール継手の開
口に挿通させたままマンホール内側方向へスライドさ
せ、内管の周囲を広く開けた状態で内管の端部同士を接
続し、その後、前記外継手管をマンホール外側方向へス
ライドさせ、その端部を他側のマンホールと接続した外
管の端部に接続することを特徴とする。
【0006】マンホール継手がマンホールに事前に取り
付けてあっても、外継手管をマンホール継手に挿入した
ままマンホール側に移動させることによって、内管同士
の接続に要する作業空間を広くとれ、接続作業を迅速且
つ確実に行うことができる。この工法によれば、マンホ
ール継手を事前に取り付けておくことができるので、敷
設工事期間が短縮され、施工コストの低廉化を可能とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好適な一実施形態を図1
及び図2を参照して説明する。なお、図3に示した従来
例における構成部材と同一の部材には同一の符号を用い
て説明する。また、図では一本の内管を配した一側のマ
ンホールの管路のみを示し、他側のマンホール、他の内
管及び通信ケーブル類等は省略してある。
【0008】図1(A)は本発明により通信ケーブル用
配管を設置したときの保護管路1の概略断面を示してい
る。この保護管路1は、マンホール2、2間に、複数本
の内管4とこれを保護する外管31を配するとともに、
一側のマンホール2の側壁に、両端が略同じ開口径に形
成されたマンホール継手51を取り付け、このマンホー
ル継手51と外管31とを外継手管9を介して接続し、
マンホール継手51の開口面に取り付けた固定板61に
内管4を継手管7を介して接続して構成されている。
【0009】外管31は、内管4と略同じ長さ寸法を有
し、その一側端部を拡径受口31aとするとともに、高
い剛性が得られるように外面全体に環状のリブ31bを
突設し、内管4をスムーズに挿入できるように内面を平
滑な面に設けて形成されている。
【0010】マンホール継手51は、外面全体に外管3
1と同様に環状のリブ51aを有し、その開口部51b
の内径が両端部間に渡って、前記拡径受口31aの内径
と同寸法の直管状に形成されている。
【0011】外継手管9は、マンホール継手51と同様
に、外面全体に環状のリブ9aを有して直管状に形成さ
れ、外管31の拡径受口31aとマンホール継手51の
開口部51bとに略一杯に挿入し得る大きさに設けてあ
る。外継手管9は、外管31と略同じ長さ寸法に形成さ
れている。なお、符号10は外継手管9の端部外周面に
嵌められたパッキンリングである。
【0012】このような部材を用いて構成される保護管
路1は、以下の工程を経てマンホール間に敷設される。
【0013】先ず、図示した一側のマンホール2におい
て、予めマンホール2の側壁にマンホール継手51を取
り付けておく。マンホール継手51はモルタルなどによ
りマンホール2に一体に固定される。次に、マンホール
2、2間に敷設作業用の溝を堀り、この溝内に内管4と
外管31を配し、他側のマンホール2に接続する。以
降、内管4と外管31の端部に順次両管をそれぞれ継ぎ
足しながら溝内に設置する。また、一側のマンホール2
では、取り付けたマンホール継手51の開口部51b
に、内側に未接続の内管4を配した外継手管9を挿通さ
せておく。
【0014】内管4と外管31が一側のマンホール2の
近傍まで設置されたならば、図1(B)に示されるよう
に、外継手管9をマンホール継手51の開口部51bに
挿通させたまま、マンホール2の内側へスライド移動さ
せる。これにより、その内側に配した内管4の端部周囲
が広く開くので、この状態で延長された内管4と、外継
手管9内の内管4の端部同士を接続する。内管4同士の
接続が完了したならば、外継手管9の両端外周にパッキ
ンリング10、10を装着する。そして、そのまま、外
継手管9をマンホール2の外側へスライド移動させ、そ
のマンホール2外側の端部を前記拡径受口31a内に圧
入して外管31に接続し、同時に反対側の端部をマンホ
ール継手51の開口部51b内に圧入してマンホール継
手51に接続する。
【0015】外継手管9及びマンホール継手51を介し
て外管31が一側のマンホール2に接続されたならば、
継手管7が嵌め入れられた固定板61を、図2に示され
るようにマンホール2の側壁内側に面した、マンホール
継手51の開口面に取り付けるとともに、内管4の端部
を継手管7に接続する。その後、マンホール2、2間の
溝を埋め戻し、保護管路1の敷設が完了する。
【0016】なお、従来例のように内管4と継手管7の
接続に取り付け管8を用いてもよく、外管31同士又は
外管31と外継手管9との接続に他の継手管を用いても
よい。図示されない他側のマンホール2においても、マ
ンホール継手51と外継手管9を用いて外管31を接続
してもよい。外管31、マンホール継手51及び外継手
管9として、内外面が平滑に形成された管を用いてよ
く、また、外継手管9は、マンホール継手51内に挿通
したまま適宜な幅移動し、これにより内管4同士の接続
作業空間を広くとれる形態のものであれば、直管形以外
の形状に形成されていてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、マンホール継手がマン
ホールに事前に取り付けてあっても、内管及び外管の接
続作業をスムーズに行うことができ、敷設工事期間の短
縮、施工コストの低廉化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により敷設される通信ケーブル用の保護
管路であり、(A)は敷設された管路の概略断面図、
(B)は敷設作業中の工程であって外継手管をマンホー
ル側に移動させた状態の概略断面図である。
【図2】図1の固定板のマンホール側壁内面に取り付け
た状態を示した図である。
【図3】従来の通信ケーブル用の保護管路の構成を示す
管路の概略断面図である。
【符号の説明】
1 保護管路 2 ハンドホール 31 外管 4 内管 51 マンホール継手 61 固定板 7 継手管 8 取り付け管 9 外継手管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 1/024 F16L 5/00 J 5/00 P H02G 9/06 B H02G 9/06 F16L 1/02 A

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ケーブル類が挿通される内管とこれ
    を保護する外管をマンホール間に配し、マンホール側壁
    に取り付けられたマンホール継手に外管を接続し、マン
    ホール継手の開口面に取り付けられた固定板に内管を接
    続してなる通信ケーブル用配管を設置するにあたり、 一側のマンホールの側壁に、両端が略同じ開口径に形成
    されたマンホール継手を取り付け、このマンホール継手
    の開口に前記外管と接続する外継手管を挿通させてお
    き、 他側のマンホールから順次設置された内管と、当該一側
    のマンホールに接続する内管を接続する際に、前記外継
    手管をマンホール継手の開口に挿通させたままマンホー
    ル内側方向へスライドさせ、内管の周囲を広く開けた状
    態で内管の端部同士を接続し、 その後、前記外継手管をマンホール外側方向へスライド
    させ、その端部を他側のマンホールと接続した外管の端
    部に接続することを特徴とする通信ケーブル用配管の設
    置工法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021057963A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社土井製作所 配管トラフ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021057963A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 株式会社土井製作所 配管トラフ装置
JP7092367B2 (ja) 2019-09-30 2022-06-28 株式会社土井製作所 配管トラフ装置

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