JP2002344896A - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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JP2002344896A
JP2002344896A JP2001145097A JP2001145097A JP2002344896A JP 2002344896 A JP2002344896 A JP 2002344896A JP 2001145097 A JP2001145097 A JP 2001145097A JP 2001145097 A JP2001145097 A JP 2001145097A JP 2002344896 A JP2002344896 A JP 2002344896A
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Hitoshi Shinozaki
仁 篠崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車内でDVD等を鑑賞する場合に、より利便
性の高い映像再生装置を提供する。 【解決手段】現在地から目的地までの最適な経路を探索
するとともに、探索した経路を走行したときの予想所要
時間を算出する経路誘導処理部7、複数のチャプターに
分割された映像データ及び該映像データの再生時間デー
タを記憶した記憶媒体11、経路誘導処理部7が算出し
た予想所要時間に応じて、記憶媒体11に記憶された映
像データを読み出して再生する再生制御部12、再生さ
れた映像データを表示する表示部10を備える構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、DVD
(Digital Versatile Disk)等の映像データを記憶した
記憶媒体から映像データを読み出して再生する映像再生
装置に関し、特に、車載機に適用して好適な映像再生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声及び映像をディジタルデータ
に変換し、コンパクトディスク(CD)サイズのディス
クに記録したDVDが登場した。DVDは従来の記憶媒
体に比べて遙かに大きい記憶容量を有しているので、例
えば、映画などの大容量のソフトウェアを一枚のディス
クに収蔵することが可能なため、ホームオーディオやパ
ーソナルコンピュータの記憶媒体等、幅広く普及してい
る。これに伴い、車両内でDVDを再生するための車載
用の映像再生装置が登場するに至っている。
【0003】ここで、例えば、映画や音楽を収蔵したD
VDは、収蔵される映画や音楽を複数のチャプターと呼
ばれる区分に分けて記憶している。そして、各チャプタ
ーには、その再生の順番に1,2,3・・・と、通し番
号が付与されており、映像再生装置はこの番号順にチャ
プターを再生するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車内でDV
Dを鑑賞するときには、家庭で鑑賞する場合に比べ、種
々の制約がある。例えば、自宅からある目的地まで、同
乗者がDVDを鑑賞しながら移動する場合、あるチャプ
ターの途中を再生しているときに目的地に到着してしま
い、続きを見るときは、当該途中まで再生したチャプタ
ーの頭から再生して見なければならない、という問題が
あった。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、その目的は、車内でDVD等を鑑賞
する場合に、より利便性の高い映像再生装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の映像再生装置は、現在地から目的地までの
最適な経路を探索するとともに、該探索した経路を走行
したときの予想所要時間を算出する経路誘導処理部、複
数のチャプターに分割された映像データ及び該映像デー
タの再生時間データを記憶した記憶媒体、前記経路誘導
処理部が算出した予想所要時間に応じて、前記記憶媒体
に記憶された映像データを読み出して再生する再生制御
部、再生された映像データを表示する表示部、を備える
構成とした。このようにすることで、映像再生装置の際
制制御部は、目的地近傍に到着した時に、チャプターの
終わりまで再生することになり、切りの良いところで再
生を終了することができる。
【0007】また、本発明の映像再生装置の経路誘導処
理部は、走行中に予想所要時間を再度算出し、再生制御
部は、予想所要時間に変更があったときは、新たに算出
した予想所要時間に応じて、記憶媒体に記憶された映像
データを読み出して再生する。このようにすることで、
使用者は、目的地に到着する時間に変動が生じても、中
途半端な場所まで再生されて終わることを気にすること
なく、映像の鑑賞をすることができる。
【0008】また、本発明の映像再生装置の再生制御部
は、予想所要時間に応じて、映像データをチャプター順
に再生する。このようにすることで、使用者は、中途半
端な場所まで再生されて終わることを気にすることな
く、映像を鑑賞することができる。
【0009】また、本発明の映像再生装置の再生制御部
は、予想所要時間に応じて、任意のチャプターの映像デ
ータを選択し、予想所要時間内で再生できる分だけ再生
する。このようにすることで、使用者は、目的地に到着
する時間に変動が生じても、中途半端な場所まで再生さ
れて終わることを気にすることなく、映像を鑑賞するこ
とができる。
【0010】また、本発明の映像再生装置は、再生終了
時に表示する警告メッセージデータを記憶した警告メッ
セージ格納部をさらに備え、再生制御部は、映像データ
の再生終了間近になったときに、予想所要時間と次に再
生可能な映像データの再生時間とを比較して、再生時間
が予想所要時間よりも長いときに、警告メッセージ格納
部から警告メッセージデータを読み出して表示部に表示
する。このようにすることで、目的地近傍に到着した時
に、チャプターの終わりまで再生することになり、切り
の良いところで再生を終了することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(A)発明の概要 本発明の映像再生装置の概要を図1に従って説明する。
本発明の映像再生装置は、現在地から目的地までの最適
な経路を探索するとともに、探索した経路を走行したと
きの予想所要時間を算出する経路誘導処理部7、複数の
チャプターに分割され、各チャプター毎に番号が付加さ
れた映像データ及び映像データの再生時間データを記憶
した記憶媒体11、映像データを表示する表示部10、
経路誘導処理部7が算出した予想所要時間に応じて、記
憶媒体に記憶された映像データを読み出して再生する再
生制御部12を備える。このようにすることで、映像再
生装置の再生制御部12は、目的地近傍に到着したとき
に、チャプターの終わりまで再生することになり、切り
の良いところで再生を終了することができる。
【0012】(B)第一の実施例 (a)構成 図2は本発明の映像再生装置の第一の実施例の構成図で
ある。図中、1は縮尺別の道路レイヤ、文字・記号レイ
ヤ等から構成された地図データを記憶した、例えば、D
VD−ROMなどの地図データ記憶部、2は複数のGP
S衛星から送られてくる電波を受信して、3次元測位処
理あるいは2次元測位を行い、車両の絶対位置及び方位
を計算するGPS受信機、3は道路に沿って設けられた
送信機から出力される光ビーコン又は電波ビーコンを受
信するVICS受信機である。4は車両の回転角度を検
出するためのジャイロ、5は自車の移動に伴って発生す
る車速パルスを検出するための車速パルス検出部、6は
目的地や各種情報を入力するための入力装置である。
【0013】7は地図データ記憶部1から必要な地図デ
ータを読み出すとともに、現在地を出発地として、この
出発地から目的地までを結ぶ最適な経路(誘導経路)を
探索する経路誘導処理部である。この経路誘導処理部7
は、さらに、この誘導経路を探索するときに、この誘導
経路を走行したときの予想所要時間を算出する。この予
想所要時間は、予め使用者が設定した速度(例えば、6
0km/h)に基づいて、現在地から目的地までの距離
を走行したときにかかる走行時間である。
【0014】8は入力装置6を用いて入力した情報やビ
ーコン受信機等を介して受信したデータを一時的に記憶
する記憶装置、9はRAM、10は表示装置である。記
憶装置8には、さらに、経路誘導処理部7が使用者の入
力した情報に基づいて推奨経路を探索したときに、この
推奨経路を走行して目的地に到着するまでにかかる時間
(予想所要時間)が記憶される。
【0015】11は映画や音楽などの映像データ及び音
声データ(以下、単にデータという)が記憶された、例
えば、DVDなどの記憶媒体であるデータ格納部、12
はデータ格納部11に格納された映像データ及び音声デ
ータを読み出して再生する再生制御部、13は使用者が
再生制御部12を操作するための操作部、14は再生手
順を記憶した再生手順記憶部である。
【0016】データ格納部11に記憶された映像データ
及び音声データは、複数のチャプターに区分けされてい
る。このチャプターは、再生時間が長時間に及ぶソフト
のデータを分割したデータから構成されており、各チャ
プターには、それぞれ番号が付与されている。そして、
再生制御部12は、このチャプターをこの番号順に読み
出して一つの作品(例えば、映画など)を再生する。
【0017】再生手順記憶部14は、再生制御部12が
データ格納部11に記憶されたデータを読み出すときの
手順を記憶するためのもので、再生制御部12がデータ
を読み出して再生を行なう時には、その再生する順番を
定めてこの再生手順記憶部14に記憶する。そして、再
生制御部12は、この再生手順記憶部14に記憶された
再生手順を読み出し、この順番で再生する。また、再生
制御部12は、記憶装置8に記憶されている予想所要時
間に応じて、データ格納部11に記憶されているチャプ
ターの再生を制御する。
【0018】(c)処理 次に、本発明の映像再生装置の動作を図3に示すフロー
チャートを参照して説明する。まず、使用者が経路誘導
処理部7に接続された入力装置6を操作し、目的地など
の所定の情報の入力が完了すると、経路誘導処理部7
は、入力された諸情報に基づき、誘導経路を算出し、次
いで、この算出された誘導経路に基づき、この誘導経路
を走行した場合の予想所要時間を算出して、その結果を
記憶装置8に記憶しておく。
【0019】再生制御部12は、使用者が操作部13を
操作すると(ステップ101)、記憶装置8に記憶され
た予想所要時間を読み出す(ステップ102)。次い
で、再生制御部12は、データ格納部11に記憶されて
いるデータの各チャプターの再生時間を読み出す(ステ
ップ103)。そして、再生制御部12は、ステップ1
03で読み出した各チャプターの再生時間から、チャプ
ター1から再生して予想所要時間内にどのチャプターま
で再生することができるかを算出する(ステップ10
4)。
【0020】次いで、再生制御部12は、再生するチャ
プターを決定し、再生を行う手順(例えば、チャプター
1〜4までを再生する、等)を再生手順記憶部14に記
憶し(ステップ105)、この記憶された再生手順に従
って再生を開始する(ステップ106)。以降、再生制
御部12は、チャプター1から順に再生を続け、ステッ
プ104で算出したチャプターまで再生を続け、当該チ
ャプターまで再生を行う。
【0021】以上のようにすることで、目的地近傍に到
着したときに、チャプターの終わりまで再生することに
なり、切りの良いところで再生を終了することができ
る。
【0022】また、上記例においては、再生制御部12
は、再生する順番を各チャプターに付与された番号順に
行うようにしたが、他の方法として、各チャプターの再
生時間に応じて、予想所要時間内で再生が完了できるチ
ャプターを自動選択して再生するようにしても良い。こ
の場合には、上記ステップ105において、再生手順記
憶部14には、例えば、チャプター4,1,5・・・等
のように、予想所要時間内にどのチャプターをどのよう
な順番で再生するかが記憶される。このようにすれば、
再生制御部12が再生を完了したときに目的地に到着す
ることになり、より利便性の高い映像再生装置を提供す
ることができる。
【0023】(C)第二の実施例 ところで、経路誘導処理部7が算出する予想所要時間
は、上述したように、予め使用者が平均速度を設定し、
この平均速度に基づいて設定された目的地までの予想所
要時間を算出する。このため、例えば、道路の混雑状況
によって車両の速度が上記平均速度よりも速くなり、そ
の結果、予想所要時間が短くなったり、逆に、渋滞に巻
き込まれて予想所要時間が長くなったりする。このよう
な場合には、最初に定めたチャプターまで再生を行う
と、あるチャプターの途中を再生しているときに目的地
に到着してしまうという不具合が発生してしまう。そこ
で、予想所要時間の変化に応じて、再生制御部12が再
生を行うチャプターを変更するようにしても良い。
【0024】(a)構成 図4は本発明の映像再生装置の第二の実施例の構成図で
ある。図中、16は地図データ記憶部1から必要な地図
データを読み出すとともに、現在地を出発地として、こ
の出発地から目的地までを結ぶ最適な経路(誘導経路)
を探索する経路誘導処理部15である。この経路誘導処
理部15は、この誘導経路を探索するときに、この誘導
経路を走行したときの予想所要時間も算出する。
【0025】さらに、この経路誘導処理部15は、所定
間隔(例えば、15分)毎に現在地から目的地までの新
たな予想所要時間の算出を繰り返し、この新たに算出し
た予想所要時間を記憶装置に随時記憶する。そして、誘
導経路処理部15は、この新たな予想所要時間を記憶装
置8に記憶したときに、制御信号を出力する。
【0026】16はデータ格納部に格納された映像デー
タ及び音声データを読み出して再生する再生制御部であ
る。この再生制御部16には、上述した制御信号が入力
される。そして、再生制御部16は、この制御信号が入
力されると、記憶装置8に記憶された新たな予想所要時
間を読み出して、この新たな予想所要時間に基づいて再
生する映像データを選択するようになっている。尚、他
の構成は、第一の実施例と同様の構成となるので、同一
の構成については同一の番号を付して、その説明は略
す。
【0027】(c)処理 次に、本発明の映像再生装置の動作を図5に示すフロー
チャートを参照して説明する。なお、図中のステップ2
01〜ステップ206までの処理は、上記第一の実施例
のステップ101〜ステップ106までの処理と同一の
なので、その説明は略す。
【0028】ステップ206の後、再生制御部16は、
経路誘導処理部15から制御信号が入力されると(ステ
ップ207)、記憶装置8に記憶された新たな予想所要
時間を読み出す(ステップ208)。そして、再生制御
部16は、ステップ207において読み出した予想所要
時間内でどのチャプターまでの再生が完了できるかを算
出する(ステップ209)。
【0029】その後、再生制御部16は、再生するチャ
プターを決定して、その再生手順(どのチャプターまで
再生をするか)を再生手順記憶部14に記憶する(ステ
ップ210)。以降、再生制御部16は、この新たに算
出した再生手順に基づいて再生を行う。
【0030】このようにすることで、使用者は、目的地
に到着する時間に変動が生じても、中途半端な場所まで
再生されて終わることを気にすることなく、映像の鑑賞
をすることができる。
【0031】なお、上記実施例においては、再生制御部
16は、再生する順番を各チャプターに付与された番号
順に行うようにしたが、他の方法として、各チャプター
の再生時間に応じて、予想所要時間内で再生が完了でき
るチャプターを自動選択して再生するようにしても良
い。この場合には、上記ステップ210において、再生
手順記憶部14には、例えば、チャプター4,1,5・
・・等のように、予想所要時間内にどのチャプターをど
のような順番で再生するかが記憶される。このようにす
れば、再生制御部16が再生を完了したときに目的地に
到着することになり、より利便性の高い映像再生装置を
提供することができる。
【0032】(D)第三の実施例 上記第一及び第二の実施例においては、予め経路誘導処
理部7、15が算出した予想所要時間に応じて再生する
チャプターを決定するようにしたが、他の方法として、
再生制御部12、16が新たなチャプターの再生を開始
する前に現在位置から目的地までの予想所要時間と、次
に再生するチャプターの再生時間とを比較して、目的地
に到着するまでに再生が完了できない場合には、警告メ
ッセージを表示するようにして、使用者が再生の継続を
選択できるようにしても良い。
【0033】(a)構成 図6は本発明の映像再生装置の第三の実施例を説明する
ための構成図である。図中、17は、表示装置10に表
示する警告メッセージデータを格納した警告メッセージ
格納部、18はデータ格納部11に格納された映像デー
タ及び音声データを読み出して再生する再生制御部であ
る。他の構成は、第一の実施例と同一の構成であるの
で、同一の構成物には同一の番号を付して、その説明は
略す。
【0034】再生制御部18は、再生手順記憶部14に
記憶されている再生手順に従って映像データの再生を行
う。さらに、再生制御部18は、この再生手順に基づ
き、現在再生しているチャプターの次に再生するチャプ
ターの再生時間を予め読み出しておき、この予め読み出
した再生時間と、記憶装置8に記憶されている予想所要
時間とを比較して、予想所要時間内に次に再生する予定
のチャプターをすべて再生できるかを判断する。そし
て、再生制御部18は、この予想所要時間内に当該次に
再生する予定のチャプターをすべて再生できないと判断
したときは、警告メッセージ格納部17に記憶されてい
る警告メッセージを読み出して、表示装置10に表示す
る。
【0035】(b)処理 次に、本発明の映像再生装置の第三の実施例の動作を図
7に従って説明する。まず、再生制御部18は、各チャ
プターの再生時間を読み出す(ステップ301)。次い
で、再生制御部18は、あるチャプターの再生を開始し
たら、当該チャプターの次に再生するチャプターの再生
時間と記憶装置に記憶された予想所要時間とを比較する
(ステップ302)。このとき、次に再生するチャプタ
ーの再生時間が上記予想所要時間よりも長い場合には、
警告メッセージ格納部17に記憶された警告メッセージ
を読み出して、図8に示すように、表示装置に警告メッ
セージ19を表示する(ステップ303)。
【0036】そして、使用者の操作により「再生終了」
ボタン20が選択されたら(ステップ304)、再生制
御部18は、現在再生しているチャプターの再生が完了
したら、再生処理を終了する(ステップ305)。な
お、ステップ302において、次に再生するチャプター
の再生時間が予想所要時間よりも短いときには、そのま
ま再生を継続し、次にチャプターの再生を開始したら、
上記ステップ302を繰り返す。また、ステップ304
において、「再生継続」ボタン21が選択されたら、再
生制御部18は、現在再生中のチャプターの再生を完了
したら、引き続き次のチャプターの再生を継続する(ス
テップ306)。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の映像再生装置
は、現在地から目的地までの最適な経路を探索するとと
もに、該探索した経路を走行したときの予想所要時間を
算出する経路誘導処理部、複数のチャプターに分割され
た映像データ及び該映像データの再生時間データを記憶
した記憶媒体、前記経路誘導処理部が算出した予想所要
時間に応じて、前記記憶媒体に記憶された映像データを
読み出して再生する再生制御部、再生された映像データ
を表示する表示部、を備える構成とした。このようにす
ることで、映像再生装置の際制制御部は、目的地近傍に
到着した時に、チャプターの終わりまで再生することに
なり、切りの良いところで再生を終了することができ
る。
【0038】また、本発明の映像再生装置の経路誘導処
理部は、走行中に予想所要時間を再度算出し、再生制御
部は、予想所要時間に変更があったときは、新たに算出
した予想所要時間に応じて、記憶媒体に記憶された映像
データを読み出して再生する。このようにすることで、
使用者は、目的地に到着する時間に変動が生じても、中
途半端な場所まで再生されて終わることを気にすること
なく、映像の鑑賞をすることができる。
【0039】また、本発明の映像再生装置の再生制御部
は、予想所要時間に応じて、映像データをチャプター順
に再生する。このようにすることで、使用者は、中途半
端な場所まで再生されて終わることを気にすることな
く、映像を鑑賞することができる。
【0040】また、本発明の映像再生装置の再生制御部
は、予想所要時間に応じて、任意のチャプターの映像デ
ータを選択し、予想所要時間内で再生できる分だけ再生
する。このようにすることで、使用者は、目的地に到着
する時間に変動が生じても、中途半端な場所まで再生さ
れて終わることを気にすることなく、映像を鑑賞するこ
とができる。
【0041】また、本発明の映像再生装置は、再生終了
時に表示する警告メッセージデータを記憶した警告メッ
セージ格納部をさらに備え、再生制御部は、映像データ
の再生終了間近になったときに、予想所要時間と次に再
生可能な映像データの再生時間とを比較して、再生時間
が予想所要時間よりも長いときに、警告メッセージ格納
部から警告メッセージデータを読み出して表示部に表示
する。このようにすることで、目的地近傍に到着した時
に、チャプターの終わりまで再生することになり、切り
の良いところで再生を終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像再生装置の概略構成図である。
【図2】本発明の映像再生装置の第一の実施例の構成図
である。
【図3】本発明の映像再生装置の第一の実施例における
動作を説明するための処理フローである。
【図4】本発明の映像再生装置の第二の実施例の構成図
である。
【図5】本発明の映像再生装置の第二の実施例における
動作を説明するための処理フローである。
【図6】本発明の映像再生装置の第三の実施例の構成図
である。
【図7】本発明の映像再生装置の第三の実施例における
動作を説明するための処理フローである。
【図8】本発明の映像再生装置の第三の実施例における
表示例である。
【符号の説明】
1 地図データ記憶部 2 GPS受信機 3 VICS受信機 4 ジャイロ 5 車速パルス検出部 6 入力装置 7,15 経路誘導処理部 8 記憶装置 9 RAM 10 表示装置 11 データ格納部 12,16,18 再生制御部 13 操作部 14 再生手順記憶部 17 警告メッセージ格納部 19 警告メッセージ 20 「再生終了」ボタン 21 「再生継続」ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在地から目的地までの最適な経路を探
    索するとともに、該探索した経路を走行したときの予想
    所要時間を算出する経路誘導処理部、 複数のチャプターに分割された映像データ及び該映像デ
    ータの再生時間データを記憶した記憶媒体、 前記経路誘導処理部が算出した予想所要時間に応じて、
    前記記憶媒体に記憶された映像データを読み出して再生
    する再生制御部、 再生された映像データを表示する表示部、を備えること
    を特徴とする映像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記経路誘導処理部は、走行中に予想所
    要時間を再度算出し、 前記再生制御部は、前記予想所要時間に変更があったと
    きは、新たに算出した予想所要時間に応じて、前記記憶
    媒体に記憶された映像データを読み出して再生すること
    を特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  3. 【請求項3】 前記再生制御部は、前記予想所要時間に
    応じて、前記映像データをチャプター順に再生すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の映像再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記再生制御部は、前記予想所要時間に
    応じて、任意のチャプターの映像データを選択し、前記
    予想所要時間内で再生できる分だけ再生することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の映像再生装置。
  5. 【請求項5】 再生終了時に表示する警告メッセージデ
    ータを記憶した警告メッセージ格納部をさらに備え、 前記再生制御部は、映像データの再生終了間近になった
    ときに、前記予想所要時間と次に再生可能な映像データ
    の再生時間とを比較して、該再生時間が前記予想所要時
    間よりも長いときに、前記警告メッセージ格納部から前
    記警告メッセージデータを読み出して前記表示部に表示
    することを特徴とする請求項1から請求項3記載の映像
    再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011249940A (ja) * 2010-05-24 2011-12-08 Sharp Corp コンテンツ再生装置、およびコンテンツ再生装置の動作方法
JP2015080160A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社Nttぷらら コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、コンテンツ再生プログラム

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