JP2002344321A - デルタシグマ型ad変換器 - Google Patents

デルタシグマ型ad変換器

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JP2002344321A
JP2002344321A JP2001146598A JP2001146598A JP2002344321A JP 2002344321 A JP2002344321 A JP 2002344321A JP 2001146598 A JP2001146598 A JP 2001146598A JP 2001146598 A JP2001146598 A JP 2001146598A JP 2002344321 A JP2002344321 A JP 2002344321A
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delta
sampling frequency
coefficient
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Yuji Yamamoto
雄治 山本
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Pioneer Electronic Corp
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    • H03M3/494Sampling or signal conditioning arrangements specially adapted for delta-sigma type analogue/digital conversion systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力周波数とサンプリング周波数の関係を自
在に変更可能とし、使用条件等に応じて適切に調整し得
るデルタシグマ型AD変換器を提供する。 【解決手段】 入力アナログ信号を量子化して出力ディ
ジタル信号に変換するデルタシグマ型AD変換器の1段
目では、入力アナログ信号が係数バッファ101、演算
器102、遅延器103、105、係数バッファ106
を経由して後段の演算器107に出力される。このと
き、演算器102においては、2段目のDA変換部11
4からの帰還信号が加算されるとともに、遅延器103
の出力に係数バッファ104にて係数αを乗じた帰還信
号と遅延器105からの帰還信号がそれぞれ減算され
る。また、デルタシグマ型AD変換器の2段目に演算器
ついても同様の帰還が行われ、量子化器112により所
定のサンプリング周波数で量子化されて出力ディジタル
信号に変換される。このような構成により、量子化器1
12で付加される量子化ノイズQ(Z)の周波数特性を
係数αにより調整でき、サンプリング周波数と入力周波
数の関係を適切に設定可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力されたアナロ
グ信号を量子化し、ディジタル信号に変換して出力する
AD変換器に関し、特に、バンドパスフィルタの伝達関
数を有するデルタシグマ型AD変換器の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、アナログの放送波を受信し、高周
波回路を経て得られたIF(中間周波数)信号をディジ
タル信号に変換し、それ以降の処理をディジタル化して
構成したディジタルチューナが注目されている。ディジ
タルチューナでは、IF信号をディジタル信号に変換す
るための構成要素としてデルタシグマ型AD変換器が利
用される。デルタシグマ型AD変換器を用いることによ
り、IF信号の周波数帯域付近の量子化ノイズを十分に
減衰させることができ、高い分解能で量子化を行うこと
ができる。
【0003】一般にデルタシグマ型AD変換器では、入
力されるIF信号の周波数がサンプリング周波数の4分
の1になるように設定される。例えば、一般的なIF周
波数である10.7MHzを用いる場合、サンプリング
周波数は42.8MHzに設定される。あるいは、サン
プリング周波数による折り返し周波数を利用する場合
は、入力されるIF信号の周波数がサンプリング周波数
の4分の3になるように設定してもよい。この場合は、
10.7MHzのIF信号に対し、サンプリング周波数
が14.25MHzに設定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デル
タシグマ型AD変換器では、入力信号の周波数とサンプ
リング周波数との間の関係が固定的になる。しかし、こ
れら周波数の関係を装置の設計上の要因から変更したい
場合がある。例えば、サンプリング周波数の基準として
は水晶振動子が用いられるが、その高調波成分がディジ
タルチューナの受信帯域に重なることにより妨害を与え
る場合である。このような場合に対処すべく、サンプリ
ング周波数を変更した上で、これに合わせてIF信号の
周波数を変更することが考えられる。しかしながら、上
記の10.7MHzはIF信号の周波数として広く普及
しているため安価な部品を用いることができるのに対
し、特殊なIF周波数を採用すれば、部品が高価となり
装置全体のコストの増加を招くことになる。このよう
に、従来、デルタシグマ型AD変換器においては、周波
数関係が固定的になり、設計上の要因等に応じて周波数
関係を調整することが難しいことが問題であった。
【0005】そこで本発明は、このような問題に鑑みな
されたものであり、デルタシグマ型AD変換器において
遅延手段からの帰還量を制御することにより、IF信号
の周波数とサンプリング周波数の関係を固定的に定める
ことなく自在に設定可能とし、設計上の要因や使用条件
に応じて適切に調整し得るデルタシグマ型AD変換器を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のデルタシグマ型AD変換器は、入
力アナログ信号を量子化して出力ディジタル信号に変換
するn次のデルタシグマ型AD変換器であって、前記入
力アナログ信号に所定の伝達関数に対応するフィルタ処
理を施す信号処理手段と、前記フィルタ処理が施された
入力アナログ信号を所定のサンプリング周波数で量子化
して出力ディジタル信号に変換する量子化手段と、を備
え、前記出力ディジタル信号には、前記量子化手段で付
与される量子化ノイズをQ(Z)とし、所定の係数をα
としたとき、(1+αZ-1+Z-2nQ(Z)で示され
る成分が含まれることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、デルタシグマ型AD変
換器への入力アナログ信号は、所定の伝達関数に対応す
るフィルタ処理が施された後、所定のサンプリング周波
数で量子化されて出力ディジタル信号に変換される。こ
のとき、量子化手段において付与された量子化ノイズQ
(Z)が、上記の伝達関数の作用に基づいて、(1+α
-1+Z-2nQ(Z)の成分が出力されるように構成
される。よって、係数αの設定に基づいて量子化ノイズ
Q(Z)の周波数特性を自在に調整することができ、入
力アナログ信号とサンプリング周波数との関係を固定的
にする必要がなく、設計上の要因や使用条件に合致した
周波数関係を設定することができる。
【0008】請求項2に記載のデルタシグマ型AD変換
器は、入力アナログ信号を量子化して出力ディジタル信
号に変換するデルタシグマ型AD変換器であって、前記
入力アナログ信号に対し、第1の帰還信号及び第2の帰
還信号を減算するとともに、第3の帰還信号を加算する
演算手段と、前記演算手段の出力を、直列に接続された
2つの遅延素子により遅延させて出力する遅延手段と、
前記遅延手段の出力を前記第1の帰還信号として出力す
るとともに、前記遅延手段に含まれる前段の遅延素子の
出力に所定の係数を乗じて前記第2の帰還信号として出
力する第1の帰還手段と、前記遅延手段の出力を、所定
のサンプリング周波数で量子化して出力ディジタル信号
に変換する量子化手段と、前記出力ディジタル信号をア
ナログ信号に変換して前記第3の帰還信号として出力す
る第2の帰還手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、デルタシグマ型AD変
換器への入力アナログ信号は、演算手段で各々の帰還信
号と加減算が施され、その出力が遅延手段により遅延さ
れた後、所定のサンプリング周波数で量子化されて出力
ディジタル信号に変換される。一方、第1の帰還手段に
より、2段構成の遅延手段における後段出力である第1
の帰還信号と前段出力に所定の係数を乗じた第2の帰還
信号とが出力される。また、第2の帰還手段により、出
力ディジタル信号がアナログ信号に変換された第3の帰
還信号が出力される。これにより、第1及び第2の帰還
手段の作用により、所定の係数の設定に基づいて量子化
手段で付与される量子化ノイズの周波数特性を自在に調
整することができる。よって、請求項1に記載の発明と
同様に、入力アナログ信号とサンプリング周波数との関
係を固定的にする必要がなく、設計上の要因や使用条件
に合致した周波数関係を設定することができる。
【0010】請求項3に記載のデルタシグマ型AD変換
器は、請求項2に記載のデルタシグマ型AD変換器にお
いて、前記演算手段、前記遅延手段、前記第1の帰還手
段、前記量子化手段、前記第2の帰還手段をそれぞれ設
けて構成された各段をn段接続し、n次に構成されたこ
とを特徴とする。
【0011】この発明によれば、請求項2に記載の構成
要素で1段を構成し、これを順次n段接続してn次に構
成されたデルタシグマ型AD変換器を実現できる。よっ
て、量子化ノイズを大きく減衰させるときはnを大きく
設定する一方、構成を簡素化してコスト低減を図るとき
はnを小さく設定することにより、上述したような周波
数関係の自由度に加え、最適な次数を選択して性能とコ
ストのバランスをとることができる。
【0012】請求項4に記載のデルタシグマ型AD変換
器は、請求項2又は請求項3に記載のデルタシグマ型A
D変換器において、前記第1の帰還手段は、前記所定の
係数として2個以上の係数を切り換え可能に構成されて
いることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、請求項2又は請求項3
に記載の構成に加えて、第1の帰還手段の係数として複
数用意され、それぞれ切り換えて用いることができる。
よって、遅延手段の前段出力からの帰還量を変更するこ
とにより、入力アナログ信号の周波数とサンプリング周
波数の関係を切り換えることができ、異なる使用条件で
用いる場合、適切な周波数関係を選択的に設定すること
ができる。
【0014】請求項5に記載のデルタシグマ型AD変換
器は、請求項1から請求項3のいずれかに記載のデルタ
シグマ型AD変換器において、前記入力アナログ信号
は、放送波に対応するIF信号であり、前記所定の係数
と前記サンプリング周波数は、前記量子化ノイズの周波
数特性が前記IF信号の周波数帯域で伝送ゼロ点を有す
るように設定されることを特徴とする。
【0015】この発明によれば、上述のデルタシグマ型
AD変換器を放送受信装置等に適用し、アナログのIF
信号をディジタル信号に変換する。よって、IF信号の
周波数帯域に量子化ノイズの伝送ゼロ点が一致するよう
に調整することにより、IF信号を高い分解能で量子化
することができ、受信性能の向上を図ることができる。
【0016】請求項6に記載のデルタシグマ型AD変換
器は、請求項5に記載のデルタシグマ型AD変換器にお
いて、前記所定の係数と前記サンプリング周波数は、当
該サンプリング周波数の高調波が前記放送波の受信帯域
に重ならないように設定されることを特徴とする。
【0017】この発明によれば、請求項5に記載の発明
と同様の作用に加えて、放送波の受信帯域においてサン
プリング周波数の高調波が重ならない設定にすることが
できる。よって、サンプリング周波数の高調波が無線系
に飛び込むことによる受信性能の劣化を有効に防止する
ことができる。
【0018】請求項7に記載のデルタシグマ型AD変換
器は、請求項6に記載のデルタシグマ型AD変換器にお
いて、前記第1の帰還手段は、前記所定の係数として第
1の地域に対応する第1の係数と第2の地域に対応する
第2の係数を切り換え可能に構成されるとともに、前記
第1の係数に対応する第1のサンプリング周波数と前記
第2の係数に対応する第2のサンプリング周波数を切り
換え可能であり、前記第1の係数と前記第1のサンプリ
ング周波数は、当該第1のサンプリング周波数の高調波
が前記第1の地域における放送波の受信帯域に重ならな
いように設定され、前記第2の係数と前記第2のサンプ
リング周波数は、当該第2のサンプリング周波数の高調
波が前記第2の地域における放送波の受信帯域に重なら
ないように設定されることを特徴とする。
【0019】この発明によれば、上述のデルタシグマ型
AD変換器を放送受信装置等に適用し、2つの異なる地
域で利用可能とする場合、それぞれ所定の係数とサンプ
リング周波数の組み合わせを2通り用意して切り換え可
能に構成し、一方の組み合わせが一方の地域における放
送波の受信帯域に重ならないように設定されるととも
に、他方の組み合わせが他方の地域における放送波の受
信帯域に重ならないように設定される。よって、共通の
デルタシグマ型AD変換器を用いて、その設定を切り換
えるだけで、受信帯域が異なる2つの地域でサンプリン
グ周波数の高調波が無線系に飛び込むことによる受信性
能の劣化を有効に防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。本実施形態においては、FM
放送・AM放送を受信可能なディジタルチューナに用い
るデルタシグマ型AD変換器に対し本発明を適用した場
合を説明する。
【0021】図1は、本発明に係るデルタシグマ型AD
変換器を適用したディジタルチューナの概略構成を示す
ブロック図である。図1では、放送波を受信するディジ
タルチューナにおいて、FM受信信号やAM受信信号な
どのRF信号をIF信号に変換した後、AD変換を施す
までの回路部分を示している。図1においては、アンテ
ナ11と、アンテナ同調回路12と、RFアンプ13
と、RF同調回路14と、ミキサー部15と、VCO1
6と、PLL17と、バンドパスフィルタ18と、IF
アンプ19と、デルタシグマ型AD変換器20が示され
ている。
【0022】以上の構成において、アンテナ11により
放送局からの送信電波が受信され、その受信信号はアン
テナ同調回路12によって所定の周波数帯域に同調され
た後、RF信号として出力される。アンテナ同調回路1
2において同調される周波数帯域は、PLL17の設定
に応じて変化する。アンテナ同調回路12から出力され
たRF信号は、RFアンプ13により増幅された後、R
F同調回路14によって更に狭い周波数範囲で同調さ
れ、希望局の周波数付近に帯域制限される。このRF同
調回路14において同調される周波数帯域も、PLL1
7の設定に応じて変化する。RF同調回路14にて帯域
制限されたRF信号は、ミキサー部15に供給される。
【0023】一方、ミキサー部15には、VCO(Volt
age Controlled Oscillator)16による発振信号が供
給される。このVCO16は、PLL(Phase Locked L
oop)17により、その発振周波数fvが制御される。
PLL17は、VCO16の発振信号が基準信号に位相
同期されるように保ちつつ、希望局に対応する発振周波
数fvを保つように制御する。そして、ミキサー部15
では、RF同調回路14からのRF信号とVCO16の
発振信号とを混合することにより、IF信号を生成す
る。ここで、ミキサー部15から出力されるIF信号の
周波数fiは、RF信号の周波数frとVCO16の発
振周波数fvとの差に相当する。IF信号の周波数fi
は一定に保つ必要があるので、PLL17によって、希
望局の周波数に連動させてVCO16の発振周波数fv
を制御する必要がある。
【0024】次に、ミキサー部15から出力されたIF
信号は、バンドパスフィルタ18により不要な周波数成
分を除去された後、IFアンプ19により所定のゲイン
で増幅される。そして、IFアンプ19から出力された
IF信号は、本発明に係るデルタシグマ型AD変換器2
0に入力され、サンプリング周波数fsでサンプリング
された後、ディジタル信号に変換されて出力される。な
お、デルタシグマ型AD変換器20で行われる信号処理
についての詳細な構成及び動作については後述する。デ
ルタシグマ型AD変換器20から出力されたディジタル
信号に対しては、各種ディジタル処理が施され、最終的
には音声信号として外部出力されることになる。
【0025】次に図2は、本実施形態におけるデルタシ
グマ型AD変換器20の構成を示すブロック図である。
図2におけるデルタシグマ型AD変換器20は、2次の
次数を有するバンドパスフィルタ型の構成であり、係数
バッファ101、演算器102、遅延器103、係数バ
ッファ104、遅延器105、係数バッファ106、演
算器107、係数バッファ108、遅延器109、係数
バッファ110、遅延器111、量子化器112、遅延
器113、DA変換部114を含んでいる。このような
構成により、入力信号X(Z)に後述の伝達関数で定ま
る特性を付与してディジタル化された出力信号Y(Z)
を生成するとともに、量子化ノイズQ(Z)を2次のノ
イズシェーピング特性により減衰させる。
【0026】以上の構成において、係数バッファ10
1、104、106、108、110、は、予め設定さ
れた係数により入力信号を増幅して出力する手段であ
る。遅延器103、105、109、111、113
は、入力信号を1クロック分だけ遅延させて出力する手
段である。演算器102、107は、複数の入力信号を
所定の組み合わせに従って加算又は減算を施して出力す
る手段である。量子化器112は、入力信号をサンプリ
ング周波数fsで量子化し、ディジタル信号に変換する
量子化手段である。また、DA変換部114は、入力さ
れたディジタル信号をアナログ信号に変換してフィード
バックする手段である。
【0027】図2の構成上の特徴は、係数バッファ10
4によって遅延器103の出力を演算器102にフィー
ドバックし、係数バッファ110によって遅延器109
の出力を演算器107にフィードバックする点にある。
このような構成により、係数バッファ104、110の
係数αの値に応じて、後述するようにデルタシグマ型A
D変換器20の周波数特性を適宜に調整することができ
る。
【0028】ここで、図2に示すように構成されたデル
タシグマ型AD変換器20では、入力信号X(Z)と出
力信号Y(Z)との関係は次の(1)式によって表され
る。
【0029】 Y(Z)=−aX(Z)Z-4+(1+αZ-1+Z-22Q(Z) (1) (aは係数バッファ101の係数である。) この(1)式は、入力信号X(Z)と出力信号Y(Z)
の間の伝達関数に対応するとともに、(1)式に含まれ
る量子化ノイズQ(Z)の周波数特性を規定している。
本実施形態においては、入力信号X(Z)として想定す
るIF信号の周波数帯域で量子化ノイズQ(Z)を極力
ゼロに近づける必要がある。そのため、(1)式の量子
化ノイズQ(Z)の係数(1+αZ-1+Z-2-2によっ
て定まる伝送ゼロ点をIF信号に一致させればよい。
【0030】ここで、図2の構成に関し、係数バッファ
104、110を設けない構成とした場合、すなわち、
従来技術を適用した場合の構成との対比をしながら説明
する。図3は、図2の構成において係数バッファ10
4、110を設けない場合のデルタシグマ型AD変換器
20の構成を示すブロック図である。なお、図3に含ま
れる構成要素は、係数バッファ106、108における
各々の係数の値を除き、同一番号を付した図2の構成要
素と基本的に共通する。
【0031】そして、図3の構成では、(1)式に対応
する入力信号X(Z)と出力信号Y(Z)との関係は次
の(2)式によって表される。
【0032】 Y(Z)=−aX(Z)Z-4+(1+Z-22Q(Z) (2) このように、(2)式の場合は(1)式と異なり、量子
化ノイズQ(Z)の係数が(1+Z-2-2となる。その
ため、伝送ゼロ点に対応する量子化ノイズQ(Z)の周
波数特性を調整する余地はない。実際には、(2)式に
よって定まる伝送ゼロ点に対応して、量子化器112に
おけるサンプリング周波数fsとIF周波数の関係を4
対1に設定するのが一般的である。あるいは、サンプリ
ング周波数fsとIF周波数の折り返し周波数の関係を
4対1とする場合は、サンプリング周波数fsとIF周
波数の関係を4対3に設定する。例えば、IF周波数が
10.7MHzの場合、前者の設定ではサンプリング周
波数fsが42.8MHzとなり、後者の設定ではサン
プリング周波数fsが14.25MHzとなる。このよ
うに、図3の構成では、量子化ノイズQ(Z)に対する
ノイズシェーピング特性を最適化するには、サンプリン
グ周波数fsとIF周波数が固定的な周波数関係になる
ことがわかる。
【0033】これに対し、図2の構成によれば、(1)
式によって定まる伝送ゼロ点が、係数バッファ104、
110の係数αに応じて周波数軸上を推移する。従っ
て、デルタシグマ型AD変換器20に対し、量子化ノイ
ズQ(Z)に対するノイズシェーピング特性を最適化す
るために周波数関係を容易に調整可能となる。
【0034】図4は、図2の構成を有するデルタシグマ
型AD変換器20の一の設定例に対応する周波数特性を
示す図である。図4の例では、上記の係数αを0.48
5に設定し、サンプリング周波数fsを37.05MH
zに設定した場合を示している。従来のデルタシグマ型
AD変換器20ではサンプリング周波数fsの4分の1
の周波数と4分の3の周波数においてノッチを有する周
波数特性になるのであるが、図4の場合は、上記の周波
数からずれていることがわかる。図4の周波数特性で
は、AM/FMに対応するIF周波数10.7MHzに
おいてノッチを有している。この場合、サンプリング周
波数fsとIF周波数との関係は、ほぼ3.46対1と
なっており、上述したような4対1あるいは4対3等に
関係には制約されることはない。
【0035】実際に、図2に構成を有するデルタシグマ
型AD変換器20の設定を定める場合は、与えられたI
F周波数に対し、地域等に依存する各種の条件を考慮し
てサンプリング周波数fsを定めた上で、所望の周波数
特性を実現し得る周波数関係を設定すればよい。図4に
示す例は、サンプリング周波数fsの2倍波や3倍波な
どの高調波が受信帯域と重なることがないため、デルタ
シグマ型AD変換器20のサンプリング周波数fsの高
調波が無線系に飛び込み妨害を与えることによる受信性
能の劣化を防止する場合に適した設定である。
【0036】なお、これ以外にも係数α及びサンプリン
グ周波数fsに対し、種々の設定が考えられる。例え
ば、係数αを0.77に設定し、サンプリング周波数f
sを34.2MHzに設定してもよい。この設定例で
は、サンプリング周波数fsの高調波が日本国内のFM
放送及びAM放送の受信帯域と重ならないので、国内で
用いるデルタシグマ型AD変換器20においてサンプリ
ング周波数fsに起因する受信ノイズを防止する場合に
適した設定である。また例えば、係数αを0.23に設
定し、サンプリング周波数fsを39.9MHzに設定
してもよい。この設定例では、サンプリング周波数fs
の高調波が米国やヨーロッパのFM放送及びAM放送の
受信帯域と重ならないので、これらの地域で用いるデル
タシグマ型AD変換器20において、サンプリング周波
数fsに起因する受信ノイズを防止する場合に適した設
定である。
【0037】次に、本実施形態におけるデルタシグマ型
AD変換器20の変形例について説明する。上述したよ
うに、図2では2次の構成を有するデルタシグマ型AD
変換器20を示したが、これ以外の次数を選択した場合
であっても本発明を適用可能である。図5は、1次の次
数で構成されたデルタシグマ型AD変換器20のブロッ
ク図である。図5に示すように、この場合のデルタシグ
マ型AD変換器20は、係数バッファ201、演算器2
02、遅延器203、係数バッファ204、遅延器20
5、量子化器206、DA変換部207、係数バッファ
208を含んでいる。この構成によれば、1個の係数バ
ッファ204に対してのみ、係数αが設定される。な
お、図5における各々の構成要素の機能は図2の場合と
同様である。
【0038】図5に示す1次のデルタシグマ型AD変換
器20では、入力信号X(Z)と出力信号Y(Z)との
関係は次の(3)式によって表される。
【0039】 Y(Z)=−aX(Z)Z-2+(1+αZ-1+Z-2)Q(Z) (3) この(3)式では、(1)式と比べると周波数関係は共
通しているが、ノイズシェーピング特性は緩やかにな
る。一方、図5に示すデルタシグマ型AD変換器20で
は構成を簡素化することができるため、コスト低減に有
利である。
【0040】なお、図2及び図5に示したような1次や
2次の構成に対し、さらに次数を増やしてデルタシグマ
型AD変換器20を構成してもよい。この場合、基本と
なる図5の1次のデルタシグマ型AD変換器20を多段
に接続することにより、自在に次数を増やすことができ
る。一般に、デルタシグマ型AD変換器20の次数が増
えるほど、ノイズの低減に有効であるが、その分コスト
が増大するので、性能面とコスト面を考慮して最適な次
数を選択することが望ましい。
【0041】次に、本実施形態におけるデルタシグマ型
AD変換器20の他の変形例について説明する。上述し
たデルタシグマ型AD変換器20は、いずれも一律の周
波数特性を有するが、以下の変形例では、実際のディジ
タルチューナにおいてデルタシグマ型AD変換器20に
持たせる周波数特性を切り換える場合を想定している。
【0042】図6は、周波数特性を切り換え可能に構成
されたデルタシグマ型AD変換器20のブロック図であ
る。図6に示すデルタシグマ型AD変換器20は、図2
に示す構成を備えつつ、係数バッファ115、スイッチ
部116、係数バッファ117、スイッチ部118を付
加して構成される。係数バッファ115、117は、そ
れぞれ係数バッファ104、110に並列に接続され、
係数βが設定されている。スイッチ部116、118
は、演算器102、107への接続を、係数αが設定さ
れた係数バッファ104、110側、あるいは、係数β
が設定された係数バッファ115、117の側の一方に
切り換える手段である。
【0043】以上の構成により、スイッチ部116、1
18が係数バッファ104、110側に設定されている
場合、デルタシグマ型AD変換器20は(1)式に従う
特性を持つ。一方、スイッチ部116、118が係数バ
ッファ115、117の側に切り換えられたときは、デ
ルタシグマ型AD変換器20は次の(4)式に従う特性
を持つ。
【0044】 Y(Z)=−aX(Z)Z-4+(1+βZ-1+Z-22Q(Z) (4) よって、係数αと係数βを独立に調整すれば、デルタシ
グマ型AD変換器20に対し互いに異なる2種類の周波
数特性を切り換えて利用可能となる。このとき、サンプ
リング周波数fsとして2種類を切り換え可能とし、係
数αと係数βを切り換える際に併せてサンプリング周波
数fsを切り換えれば、自在に周波数特性を可変制御す
ることができる。
【0045】例えば、第1の設定として、上述したよう
な日本国内での使用に好適なα=0.77、fs=3
4.2MHzとし、第2の設定として上述したような海
外での使用に好適なβ=0.23、fs=39.9MH
zとし、第1の設定と第2の設定をディジタルチューナ
の出荷地域に応じて切り換えるようにしてもよい。この
ような構成にすれば、いずれの地域でも受信帯域に重な
る高調波のノイズを回避できることに加え、高速チュー
ニングの面でも有利になる。すなわち、図4で説明した
ようなα=0.485、fs=37.05MHzの設定
によって受信帯域に重なる高調波のノイズは回避できた
としても、サンプリング周波数fsが100kHzで割
り切れないので、PLLに供給される周波数を50kH
zステップとして用いることになる。一方、上述の第1
の設定と第2の設定では、サンプリング周波数fsが1
00kHzで割り切れるので、PLLに供給される周波
数を100kHzステップにできるため、相対的にチュ
ーニングを高速に行うことが可能となる。
【0046】以上説明した各実施形態においては、本発
明に係るデルタシグマ型AD変換器をFM放送・AM放
送を受信可能なディジタルチューナに適用した場合を説
明したが、これに限られることなく、入力アナログ信号
を量子化して出力ディジタル信号に変換する構成を具備
する各種の装置に対し、広く本発明を適用することがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ルタシグマ型AD変換器において遅延手段からの帰還量
を制御することにより、入力周波数とサンプリング周波
数の関係を固定的に定めることなく自在に設定可能と
し、設計上の要因や使用条件に応じて適切に調整可能な
デルタシグマ型AD変換器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデルタシグマ型AD変換器を適用
したディジタルチューナの概略構成を示すブロック図で
ある。
【図2】デルタシグマ型AD変換器の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2の構成において係数バッファ104、11
0を設けない場合のデルタシグマ型AD変換器の構成を
示すブロック図である。
【図4】図2の構成を有するデルタシグマ型AD変換器
の一の設定例に対応する周波数特性を示す図である。
【図5】1次の次数で構成されたデルタシグマ型AD変
換器のブロック図である。
【図6】周波数特性を切り換え可能に構成されたデルタ
シグマ型AD変換器のブロック図である。
【符号の説明】
11…アンテナ 12…アンテナ同調回路 13…RFアンプ 14…RF同調回路 15…ミキサー部 16…VCO 17…PLL 18…バンドパスフィルタ 19…IFアンプ 20…デルタシグマ型AD変換器 101、104、106、108、110…係数バッフ
ァ 102、107…演算器 103、105、109、111、113…遅延器 112…量子化器 114…DA変換部 115、117…係数バッファ 116、118…スイッチ部 201、204、208…係数バッファ 202…演算器 203、205…遅延器 206…量子化器 207…DA変換部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アナログ信号を量子化して出力ディ
    ジタル信号に変換するn次のデルタシグマ型AD変換器
    であって、 前記入力アナログ信号に所定の伝達関数に対応するフィ
    ルタ処理を施す信号処理手段と、 前記フィルタ処理が施された入力アナログ信号を所定の
    サンプリング周波数で量子化して出力ディジタル信号に
    変換する量子化手段と、 を備え、前記出力ディジタル信号には、前記量子化手段
    で付与される量子化ノイズをQ(Z)とし、所定の係数
    をαとしたとき、(1+αZ-1+Z-2nQ(Z)で示
    される成分が含まれることを特徴とするデルタシグマ型
    AD変換装置。
  2. 【請求項2】 入力アナログ信号を量子化して出力ディ
    ジタル信号に変換するデルタシグマ型AD変換器であっ
    て、 前記入力アナログ信号に対し、第1の帰還信号及び第2
    の帰還信号を減算するとともに、第3の帰還信号を加算
    する演算手段と、 前記演算手段の出力を、直列に接続された2つの遅延素
    子により遅延させて出力する遅延手段と、 前記遅延手段の出力を前記第1の帰還信号として出力す
    るとともに、前記遅延手段に含まれる前段の遅延素子の
    出力に所定の係数を乗じて前記第2の帰還信号として出
    力する第1の帰還手段と、 前記遅延手段の出力を、所定のサンプリング周波数で量
    子化して出力ディジタル信号に変換する量子化手段と、 前記出力ディジタル信号をアナログ信号に変換して前記
    第3の帰還信号として出力する第2の帰還手段と、 を備えることを特徴とするデルタシグマ型AD変換器。
  3. 【請求項3】 前記演算手段、前記遅延手段、前記第1
    の帰還手段、前記量子化手段、前記第2の帰還手段をそ
    れぞれ設けて構成された各段をn段接続し、n次に構成
    されたことを特徴とする請求項2に記載のデルタシグマ
    型AD変換器。
  4. 【請求項4】 前記第1の帰還手段は、前記所定の係数
    として2個以上の係数を切り換え可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のデルタ
    シグマ型AD変換器。
  5. 【請求項5】 前記入力アナログ信号は、放送波に対応
    するIF信号であり、 前記所定の係数と前記サンプリング周波数は、前記量子
    化ノイズの周波数特性が前記IF信号の周波数帯域で伝
    送ゼロ点を有するように設定されることを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれかに記載のデルタシグマ型
    AD変換器。
  6. 【請求項6】 前記所定の係数と前記サンプリング周波
    数は、当該サンプリング周波数の高調波が前記放送波の
    受信帯域に重ならないように設定されることを特徴とす
    る請求項5に記載のデルタシグマ型AD変換器。
  7. 【請求項7】 前記第1の帰還手段は、前記所定の係数
    として第1の地域に対応する第1の係数と第2の地域に
    対応する第2の係数を切り換え可能に構成されるととも
    に、前記第1の係数に対応する第1のサンプリング周波
    数と前記第2の係数に対応する第2のサンプリング周波
    数を切り換え可能であり、 前記第1の係数と前記第1のサンプリング周波数は、当
    該第1のサンプリング周波数の高調波が前記第1の地域
    における放送波の受信帯域に重ならないように設定さ
    れ、前記第2の係数と前記第2のサンプリング周波数
    は、当該第2のサンプリング周波数の高調波が前記第2
    の地域における放送波の受信帯域に重ならないように設
    定されることを特徴とする請求項6に記載のデルタシグ
    マ型AD変換器。
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