JP2002344012A - 多孔性シリコン基板及びそれを用いた発光素子並びに多孔性シリコン基板の製造方法 - Google Patents

多孔性シリコン基板及びそれを用いた発光素子並びに多孔性シリコン基板の製造方法

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JP2002344012A
JP2002344012A JP2001147390A JP2001147390A JP2002344012A JP 2002344012 A JP2002344012 A JP 2002344012A JP 2001147390 A JP2001147390 A JP 2001147390A JP 2001147390 A JP2001147390 A JP 2001147390A JP 2002344012 A JP2002344012 A JP 2002344012A
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porous silicon
porous
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light emitting
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Mitsumasa Oku
光正 奥
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多孔質シリコン層を有するシリコン基板であ
って、発光効率が高く、発光強度が大きい多孔性シリコ
ン基板及びそれを用いた発光素子並びに多孔性シリコン
基板の製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 p型の単結晶のシリコン基板1に、微細
な孔2が多数形成された厚さが約12μmの多孔質シリ
コン層3が形成されている。多孔質シリコン層3の孔2
内の壁面に沿って、不純物となるリン元素(P)を含む
不純物拡散シリコン層4が形成されている。従って、多
孔質シリコン層3の孔2に沿ってpn接合が形成されて
いるので、シリコン基板1における単位面積当たりのp
n接合の面積を実質的に大きくすることができるので、
高効率の発光素子を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多孔質シリコン層
を有する多孔性シリコン基板及びそれを用いた発光素子
並びに多孔性シリコン基板の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】単結晶シリコン基板をフッ酸溶液中で陽
極化成することにより、シリコン基板に多孔質シリコン
層が形成されるが、その多孔質シリコン層を有するシリ
コン基板が室温で強いホトルミネッセンスを示すという
ことが、1990年に発表された(Appl.Phy
s. Lett.57、1046 1990)。この発
表は、それまで間接遷移半導体であるため発光が困難で
あると考えられていたシリコンを用いての発光素子を実
現できる可能性を示すものであった。
【0003】この従来の多孔質シリコン層を有するシリ
コン基板を用いた発光素子について、図12を参照しな
がら説明する。尚、図12は、その従来の発光素子の要
部拡大断面図である。
【0004】単結晶のp型のシリコン基板101を陽極
化成することにより、図12に示すように、シリコン基
板101に複数の孔102を有する多孔質シリコン層1
03が形成されている。また、孔102に埋め込むよう
にしてシリコン基板101上に導電性高分子材料である
ポリピロール膜からなるキャリアを注入するための透光
性電極105が形成されている。さらに、シリコン基板
101の裏面にはアルミニウムからなるオーミック性の
裏面電極106が形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多孔性シリコン層を有するシリコン基板を用いた発光素
子は発光強度が小さかったため、光通信システム、ディ
スプレイデバイス等その他の産業においては実際に用い
ることはできないという課題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、発光効率を高めて発光強度が大きくな
るような多孔性シリコン基板及びそれを用いた発光素子
並びに多孔性シリコン基板の製造方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る多孔性シリ
コン基板は、シリコン基板の上に形成された多孔質シリ
コン層と、前記多孔質シリコン層の孔の内壁に沿って形
成された不純物拡散層とを有することを特徴とするもの
である。
【0008】本発明に係る多孔性シリコン基板は、多孔
質シリコン層の孔の内壁に不純物拡散層が形成されてp
n接合の構造を有するので、発光素子等の光素子用の基
板として用いた場合に、高効率の発光素子等を得ること
ができる。
【0009】また、本発明に係る多孔性シリコン基板の
製造方法は、シリコン基板に多孔質シリコン層を形成す
る第1の工程と、電解液を用いて前記シリコン基板を陽
極酸化し、前記多孔質シリコン層の孔の内壁面上に酸化
膜を形成するとともに、前記多孔質シリコン層の孔の内
壁面に沿って不純物拡散層を形成する第2の工程と、前
記酸化膜を除去する第3の工程とを備えたことを特徴と
するものである。
【0010】本発明に係る多孔性シリコン基板の製造方
法によれば、陽極酸化の第2の工程において形成される
酸化膜を介して、電解液に含まれるドナーやアクセプタ
ーとなる不純物の元素が多孔質シリコン層の孔の内壁に
沿って拡散される。これにより、不純物拡散層を形成す
ることができ、容易にpn接合の構造を有する多孔性シ
リコン基板を形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る多
孔性シリコン基板及びそれを用いた発光素子並びに多孔
性シリコン基板の製造方法について、図1〜図11を用
いて説明する。
【0012】(第1の実施形態)以下、本発明の第1の
実施形態に係る多孔性シリコン基板及びそれを用いた発
光素子について、図1を参照しながら説明する。尚、図
1は、第1の実施形態に係る多孔性シリコン基板の要部
拡大断面図であり、図2は、第1の実施形態に係る発光
素子の要部拡大断面図である。
【0013】図1に示すように、p型の単結晶のシリコ
ン基板1に、微細な孔2が多数形成された厚さが約12
μmの多孔質シリコン層3が形成されている。ここで多
孔質シリコン層3とは、シリコン基板1において複数の
孔2が存在する領域のことをいう。
【0014】多孔質シリコン層3の孔2内の壁面に沿っ
て、不純物となるリン元素(P)を含む不純物拡散シリ
コン層4が形成されている。尚、多孔質シリコン層3に
対するリン元素の濃度の平均は、SIMS(Secondary
Ion Mass Spectrometry)の深さプロファイルにより9
×1016/cm3であることがわかった。また、不純物
拡散シリコン層4の層の厚さは、数十nm〜数μmであ
る。
【0015】次に、第1の実施形態に係る発光素子につ
いて図2を用いて説明する。
【0016】図2に示すように、p型の単結晶のシリコ
ン基板1に、微細な孔2が多数形成された多孔質シリコ
ン層3が形成され、多孔質シリコン層3の孔2内の壁面
に沿って、不純物となるリン元素(P)を含む不純物拡
散シリコン層4が形成されている。
【0017】さらには、不純物拡散シリコン層4が形成
された孔2に埋め込むように金からなる半透明の透光性
電極5が形成されている。また、透光性電極5のシリコ
ン基板1表面からの厚さは、500Å(オングストロー
ム)とする。尚、透光性電極5の材料としては、透明材
料のIn(インジウム)、Sn(スズ)の複合酸化物
(以下、「ITO」と記す)を用いてもよい。
【0018】さらに、シリコン基板1の裏面には、アル
ミニウムからなるオーミック性の裏面電極6が形成され
ている。
【0019】本発明の第1の実施形態に係る発光素子
は、pn接合を用いた電荷注入型発光素子であり、p側
の半導体から正孔を、かつn側の半導体から電子を注入
し、正孔と電子とが再結合することにより発光する。こ
の場合、リン元素はドナーの役割を果たす。
【0020】また、本発明の第1の実施形態に係る発光
素子は、多孔質シリコン層3の孔2に沿ってpn接合が
形成されているので、シリコン基板1における単位面積
当たりのpn接合の面積を多孔質シリコン層3がないも
のに比べて大きくすることができるので、高効率の発光
素子を実現することができる。
【0021】次に、本発明の第1の実施形態に係る多孔
性シリコン基板の製造方法について図3を参照しながら
説明する。尚、図3は、第1の実施形態に係る多孔性シ
リコン基板の製造方法の各工程における多孔性シリコン
基板の要部拡大断面図である。
【0022】まず、図3(a)に示すように、4インチ
径の比抵抗が0.2〜0.4Ω・cmのp型の単結晶の
シリコン基板1を用い、そのシリコン基板1の裏面全面
にアルミニウム(Al)7を真空蒸着する。
【0023】次に、シリコン基板1を窒素雰囲気中で6
00℃/3分間のシンターを行い、オーミック性コンタ
クトをとり、図4に示す陽極化成又は陽極酸化装置8の
テフロン(登録商標)製支持台に配置し、陽極化成処理
を行う。具体的には、濃度が約50%のフッ化水素(H
F)水溶液とエタノールとを1:1で混合した溶液を電
解液9として室温でシリコン基板1を陽極として定電流
化成法により20mA/cm2の電流を用いて陽極化成
処理を行う。この陽極化成により、図3(b)に示すよ
うに、シリコン基板1の表側の面に多数の微細な孔2を
有する多孔質シリコン層3を形成する。尚、多孔質シリ
コン層3の厚さは約12μmとする。また、陽極化成処
理においては、対向電極として白金からなる55メッシ
ュのメッシュ電極10を用いる。
【0024】尚、電解液9としては単にHF水溶液でも
よいが、上述のようにエタノール等のアルコール類を混
合することにより、ガスが基板から分離しやすくなるの
で、より均一な孔2を形成することができる。また、化
成電流は1〜200mA/cm2程度であればよく、と
りわけ5〜100mA/cm2が好ましい。また、陽極
化成の処理は室温で行うことが望ましいが、電解液9の
温度は10〜70℃の範囲とする方がよい。また、多孔
質シリコン層3の厚さは、0.1〜50.0μmであれ
ばよく、とりわけ0.5〜10.0μmとすることが好
ましい。さらに、多孔質シリコン層3の孔2の口径
(φ)は、1nm〜数μmとなるように形成するが、孔
2の口径は、本発明においては特に制限する必要はな
い。
【0025】また、シリコン基板1を電解液9中から取
り出した後は、大気中で十分乾燥させる。このとき、こ
の多孔質シリコン層3を有するシリコン基板1に、32
5nmの波長のHe−Cdレーザを15mWの出力で照
射して室温のフォトルミネッセンス(以下、「PL」と
いう)を評価したところPLの発光色は赤橙色であっ
た。
【0026】次に、多孔質シリコン層3を有するシリコ
ン基板1を、再び図4に示す陽極化成装置8と同じ陽極
化成装置に配置し(図示せず)、重量濃度が1%のリン
酸水溶液を電解液11として用い、シリコン基板1を陽
極として5分間のDC50Vの定電圧化成である陽極酸
化を行う。尚、電解液11としてはリン酸水溶液等のリ
ン酸系の水溶液が好ましく、エタノール等のアルコール
類を混入してもよい。また、リン酸水溶液の濃度として
は、0.01〜10%程度あればよい。
【0027】このとき、電解液11としてリン酸系溶液
を用いて陽極酸化することにより、図3(c)に示すよ
うに、多孔質シリコン層3の孔2の内壁にシリコン酸化
膜12が形成されるとともに、このシリコン酸化膜12
中に取りこまれたリン酸イオンのリン元素が、濃度勾配
に基づく拡散によってシリコンの結晶中に侵入していく
ことになる。すなわち、電解液11中に含まれるリン酸
イオンは陽極であるシリコン基板1に引きつけられ、リ
ン酸イオンを構成する酸素元素及びリン元素のうち、酸
素元素はシリコンの酸化に寄与する。一方、リン酸イオ
ン中のリン元素は生成されたシリコン酸化膜12内に高
濃度の不純物として存在することとなり、そのリン元素
が多孔質シリコン層3の孔2の壁面からシリコン内に侵
入し、不純物拡散シリコン層4が形成される。
【0028】次に、リン酸水溶液を全て抜き取り、シリ
コン基板1を陽極化成装置から取り出し、シリコン基板
1を窒素ガスブローした後に窒素雰囲気中で80℃の温
度で約60分間乾燥させる。尚、次工程の前に、重量濃
度が約10%の硝酸水溶液に30分間以上浸漬し、シリ
コン基板1の裏面のAlを溶出して除去し、シリコン基
板1を充分に純水洗浄した後乾燥させる。ここで、一旦
Alを除去するのは、次工程の加熱温度が高いため、A
lのシリコン基板1への拡散や、Alの溶融を避けるた
めである。
【0029】次に、図3(d)に示すように、このシリ
コン基板1を約2.66×10-2Paの真空中、約60
0℃の温度で約30分間の加熱処理を行う。この加熱処
理は、リン元素の拡散を促進させるためと添加されたリ
ン元素の活性化や安定化のために行うものである。尚、
この加熱処理は、真空中に限らず、窒素、アルゴン等の
不活性ガス雰囲気中で、300℃〜1100℃程度の温
度で行ってもよい。
【0030】多孔質シリコン層3に対するリン元素の平
均濃度は、SIMSの深さプロファイルにより9×10
16/cm3であることがわかった。また、この加熱処理
は行わなくともよく、加熱処理をしなかった場合のリン
元素の平均濃度は、2×10 16/cm3であった。
【0031】尚、リン元素の含有量は、1013〜1020
/cm3の範囲であればよく、とりわけ1014〜1019
/cm3の範囲が好ましい。 尚、上限を1020/cm3
としたのは、これ以上にリン元素を添加するのは技術的
に困難であり、下限を1013/cm3としたのは、これ
以下になると、発光素子等の光素子としての実用性が少
なくなるからである。
【0032】次に、シリコン基板1を冷却した後、シリ
コン基板1をHF系水溶液、例えば5%のHF水溶液に
浸漬することにより、図3(e)に示すように、シリコ
ン酸化膜12を除去する。また、併せて、HF水溶液の
入った容器内を減圧することにより、孔2内の不要なガ
スを除去する。尚、HF水溶液の濃度としては、1〜3
0%程度とすることが好ましい。
【0033】最後に、図示しないが、シリコン基板1に
微弱な超音波振動を約120分与えて、孔2内にまだ残
留する不要なガスを除去する。その後、HF水溶液の中
から、シリコン基板1を取り出して、シリコン基板1全
体を純水洗浄し、窒素ガスブローで水分を除去し十分に
乾燥する。
【0034】以上により、本発明の第1の実施形態に係
る多孔性シリコン基板13を形成することができる。
【0035】次に、本発明の第1の実施形態に係る発光
素子の製造方法について、図5を参照しながら説明す
る。尚、図5は、第1の実施形態に係る発光素子の製造
方法における発光素子の要部拡大断面図である。また、
本実施形態に係る発光素子は、上述した本実施形態に係
る多孔性シリコン基板13を用いる。
【0036】図5(a)に示すように、多孔性シリコン
基板13の裏面にAlからなるオーミック性の裏面電極
6を形成する。
【0037】次に、図5(b)に示すように、電子ビー
ム蒸着装置を用いて、不純物拡散シリコン層4が形成さ
れた孔2に埋め込むようにしてITOを多孔性シリコン
基板13上に1000Å堆積する。尚、この場合に、I
TOの材料が多孔質シリコン層4の孔2に奥まで隈なく
埋め込まれるのが理想であるが、少なくとも孔2の10
%以上が埋め込まれていればよい。
【0038】以上により、第1の実施形態に係る発光素
子を形成することができる。この第1の実施形態に係る
発光素子の発光スペクトルを図6に示す。尚、この場合
の印加電圧は15Vである。
【0039】図6に示すように、約6600Åを中心に
して、約5000Å〜約7500Åの波長の範囲でスペ
クトルが現れていることがわかる。特に、6000Å〜
7000Åの範囲で強い強度が得られている。
【0040】また、本実施形態に係る発光素子は、リン
元素添加なしの従来の多孔性シリコン基板を用いて裏面
電極及び透光性電極を形成した発光素子に比べて、5倍
の発光ピーク強度があることがわかった。
【0041】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る多孔性シリコン基板及びそれを用いた発
光素子について、図7を参照しながら説明する。尚、図
7は、第2の実施形態に係る多孔性シリコン基板の要部
拡大断面図であり、図8は、第2の実施形態に係る発光
素子の要部拡大断面図である。
【0042】図7に示すように、n型の単結晶のシリコ
ン基板21に、微細な孔22が多数形成された厚さが約
5μmの多孔質シリコン層23が形成されている。ここ
で多孔質シリコン層23とは、シリコン基板21におい
て複数の孔22が存在する領域のことをいう。
【0043】多孔質シリコン層23の孔22内の壁面に
沿って、不純物となるホウ素元素(B)を含む不純物拡
散シリコン層24が形成されている。尚、多孔質シリコ
ン層23に対するホウ素元素の濃度の平均は、SIMS
の深さプロファイルにより2×1015/cm3であるこ
とがわかった。また、不純物拡散シリコン層24の層の
厚さは、数十nm〜数μmである。
【0044】次に、第2の実施形態に係る発光素子につ
いて図8を用いて説明する。
【0045】図8に示すように、n型の単結晶のシリコ
ン基板21に、微細な孔22が多数形成された多孔質シ
リコン層23が形成され、多孔質シリコン層23の孔2
2内の壁面に沿って、不純物となるホウ素元素(B)を
含む不純物拡散シリコン層24が形成されている。
【0046】さらには、不純物拡散シリコン層24が形
成された孔22に埋め込むように金からなる半透明の透
光性電極25が形成されている。また、透光性電極25
のシリコン基板21表面からの厚さは、1000Åとす
る。尚、透光性電極25の材料としては、ITOを用い
てもよい。
【0047】さらに、シリコン基板21の裏面には、ア
ルミニウムからなるオーミック性の裏面電極26が形成
されている。
【0048】本発明の第2の実施形態に係る発光素子
は、pn接合を用いた電荷注入型発光素子であり、p側
の半導体から正孔を、かつn側の半導体から電子を注入
し、正孔と電子とが再結合することにより発光する。こ
の場合、ホウ素元素はアクセプタの役割を果たす。
【0049】また、本発明の第2の実施形態に係る発光
素子は、多孔質シリコン層23の孔22に沿ってpn接
合が形成されているので、シリコン基板21における単
位面積当たりのpn接合の面積を多孔質シリコン層23
のないものに比べて大きくすることができ、高効率の発
光素子を実現することができる。
【0050】次に、本発明の第2の実施形態に係る多孔
性シリコン基板の製造方法について図9を参照しながら
説明する。尚、図9は、第2の実施形態に係る多孔性シ
リコン基板の製造方法の各工程における多孔性シリコン
基板の要部拡大断面図である。
【0051】まず、図9(a)に示すように、4インチ
径の比抵抗が8.0〜12.0Ω・cmのn型の単結晶
のシリコン基板21を用い、そのシリコン基板21の裏
面全面にアルミニウム(Al)27を真空蒸着する。
【0052】次に、第1の実施形態と同様に、オーミッ
ク性コンタクトをとり、図4に示す陽極化成装置8と同
じ陽極化成装置に配置し(図示せず)、陽極化成処理を
行う。具体的には、濃度が約50%のフッ化水素(H
F)水溶液とエタノールとを1:1で混合した溶液を電
解液29として、シリコン基板21をタングステンラン
プで照射しながら定電流化成法により10mA/cm2
の電流を用いて陽極化成処理を行う。尚、タングステン
ランプで照射するのは正孔を供給するためであり、ま
た、500Wのランプでシリコン基板21から30cm
の距離を離して照射する。この陽極化成により、図9
(b)に示すように、シリコン基板21の表側の面に多
数の微細な孔22を有する多孔質シリコン層23を形成
する。尚、多孔質シリコン層23の厚さは約5μmとす
る。また、陽極化成処理においては、対向電極として白
金からなる55メッシュのメッシュ電極30を用いる。
【0053】尚、電解液29としては単にHF水溶液で
もよいが、上述のようにエタノール等のアルコール類を
混合することにより、ガスが発生しやすくなるので、均
一な孔22を形成することができる。また、化成電流は
1〜200mA/cm2程度であればよく、とりわけ5
〜100mA/cm2が好ましい。また、陽極化成の処
理は室温で行うことが望ましいが、電解液29の温度は
10〜70℃の範囲とする方がよい。また、多孔質シリ
コン層23の厚さは、0.1〜50.0μmであればよ
く、とりわけ0.5〜10.0μmとすることが好まし
い。さらに、多孔質シリコン層23の孔22の口径
(φ)は、1nm〜数μmとなるように形成するが、孔
22の口径は、本発明においては特に制限する必要はな
い。
【0054】また、シリコン基板21を電解液29中か
ら取り出した後は、大気中で十分乾燥させる。このと
き、この多孔質シリコン層23を有するシリコン基板2
1に、325nmの波長のHe−Cdレーザを15mW
の出力で照射して室温のPLを評価したところ、PLの
ピーク波長は610nmであり、発光色は赤橙色であっ
た。
【0055】次に、多孔質シリコン層23を有するシリ
コン基板21を、再び図4に示す陽極化成装置8と同じ
陽極化成装置に配置し(図示せず)、重量濃度が約0.
1%のホウ酸アンモニウム水溶液を電解液31として用
い、タングステンランプを照射しながらシリコン基板2
1を陽極として20分間のDC30Vの定電圧化成であ
る陽極酸化を行う。尚、電解液31としては硝酸アンモ
ニウム等のホウ酸系の水溶液が好ましく、エタノール等
のアルコール類を混入してもよい。また、ホウ酸アンモ
ニウム水溶液の濃度としては、0.01〜10%程度あ
ればよい。
【0056】このとき、電解液31としてホウ酸系溶液
を用いて陽極酸化することにより、図9(c)に示すよ
うに、多孔質シリコン層23の孔22の内壁にシリコン
酸化膜32が形成されるとともに、このシリコン酸化膜
32中に取りこまれたホウ酸イオンのホウ素元素が、濃
度勾配に基づく拡散によってシリコンの結晶中に侵入し
ていくことになる。すなわち、電解液31中に含まれる
ホウ酸イオンは陽極であるシリコン基板21に引きつけ
られ、ホウ酸イオンを構成する酸素元素及びホウ素元素
のうち、酸素元素はシリコンの酸化に寄与する。一方、
ホウ酸イオン中のホウ素元素は生成されたシリコン酸化
膜32内に高濃度の不純物として存在することとなり、
そのホウ素元素が多孔質シリコン層23の孔22の壁面
からシリコン内に侵入し、不純物拡散シリコン層24が
形成される。
【0057】次に、ホウ酸水溶液を全て抜き取り、シリ
コン基板21を陽極化成装置8から取り出し、シリコン
基板21を窒素ガスブローした後に窒素雰囲気中で80
℃の温度で約60分間乾燥させる。尚、次工程の前に、
重量濃度が約10%の硝酸水溶液に30分間以上浸漬
し、シリコン基板21の裏面のAlを溶出して除去し、
シリコン基板21を充分に純水洗浄した後乾燥させる。
【0058】次に、図9(d)に示すように、このシリ
コン基板21を約2.66×10-2Paの真空中、約6
00℃の温度で約30分間の加熱処理を行う。この加熱
処理は、ホウ素元素の拡散を促進させるためと添加され
たリン元素の活性化や安定化のために行うものである。
尚、この加熱処理は、真空中に限らず、窒素、アルゴン
等の不活性ガス雰囲気中で、300℃〜1100℃程度
の温度で行ってもよい。
【0059】多孔質シリコン層23に対するホウ素元素
の平均濃度は、SIMSの深さプロファイルにより2×
1015/cm3であることがわかった。
【0060】また、この加熱処理は行わなくともよく、
加熱処理をしなかった場合のホウ素元素の平均濃度は、
5×1014/cm3であった。
【0061】次に、シリコン基板21を冷却した後、シ
リコン基板21をHF系水溶液、例えば5%のHF水溶
液に浸漬することにより、図9(e)に示すように、シ
リコン酸化膜32を除去する。また、併せて、HF水溶
液の入った容器内を減圧することにより、孔22内の不
要なガスを除去する。尚、HF水溶液の濃度としては、
1〜30%程度とすることが好ましい。
【0062】最後に、図示しないが、シリコン基板21
に微弱な超音波振動を約120分与えて、孔22内にま
だ残留する不要なガスを除去する。その後、HF水溶液
の中から、シリコン基板21を取り出して、シリコン基
板21全体を純水洗浄し、窒素ガスブローで水分を除去
し十分に乾燥する。
【0063】以上により、本発明の第2の実施形態に係
る多孔性シリコン基板33を形成することができる。
【0064】次に、本発明の第2の実施形態に係る発光
素子の製造方法について、図10を参照しながら説明す
る。尚、図10は、第2の実施形態に係る発光素子の製
造方法における発光素子の要部拡大断面図である。ま
た、本実施形態に係る発光素子は、上述した本実施形態
に係る多孔性シリコン基板33を用いる。
【0065】図10(a)に示すように、多孔性シリコ
ン基板33の裏面にAlからなるオーミック性の裏面電
極26を形成する。
【0066】次に、図10(b)に示すように、電子ビ
ーム蒸着装置を用いて、不純物拡散シリコン層24が形
成された孔22に埋め込むようにしてITOを多孔性シ
リコン基板33上に1000Å堆積する。尚、この場合
に、ITOの材料が多孔質シリコン層24の孔22に奥
まで隈なく埋め込まれるのが理想であるが、少なくとも
孔22の15%以上が埋め込まれていればよい。
【0067】以上により、第2の実施形態に係る発光素
子を形成することができる。この第2の実施形態に係る
発光素子の発光スペクトルを図11に示す。尚、この場
合の印加電圧は12Vである。
【0068】図11に示すように、約6500Åを中心
にして、約5500Å〜約7500Åの波長の範囲でス
ペクトルが現れていることがわかる。特に、6000Å
〜7000Åの範囲で強い強度が得られている。
【0069】また、本実施形態に係る発光素子は、ホウ
素元素添加なしの従来の多孔性シリコン基板を用いて裏
面電極及び透光性電極を形成した発光素子に比べて、
3.5倍の発光ピーク強度があることがわかった。
【0070】
【発明の効果】本発明に係る多孔性シリコン基板は、シ
リコン基板の上に形成された多孔質シリコン層と、前記
多孔質シリコン層の孔の内壁に沿って形成された不純物
拡散層とを有することを特徴とするものである。
【0071】従って、多孔質シリコン層の孔の内壁に不
純物拡散層が形成されてpn接合が形成された構造なの
で、シリコン基板における単位面積当たりのpn接合の
面積を実質的に大きくすることができるので、効率的な
発光素子等を実現できる。また、本発明に係る多孔性シ
リコン基板は、光電素子、太陽電池等の他の光デバイス
にも適用でき、産業上の利用可能性は大きい。
【0072】また、本発明に係る多孔性シリコン基板の
製造方法は、シリコン基板に多孔質シリコン層を形成す
る第1の工程と、電解液を用いて前記シリコン基板を陽
極酸化し、前記多孔質シリコン層の孔の内壁面上に酸化
膜を形成するとともに、前記多孔質シリコン層の孔の内
壁面に沿って不純物拡散層を形成する第2の工程と、前
記酸化膜を除去する第3の工程とを備えたことを特徴と
するものである。
【0073】本発明に係る多孔性シリコン基板の製造方
法によれば、陽極酸化の第2の工程において形成される
酸化膜を介して、電解液に含まれるドナーやアクセプタ
ーとなる不純物の元素が多孔質シリコン層の孔の内壁に
沿って拡散される。これにより、不純物拡散層を形成す
ることができ、容易にpn接合の構造を有する多孔性シ
リコン基板を形成することができる。
【0074】また、電解液という溶液を用いて不純物を
拡散する方法なので、微細な孔に厚さの比較的均一な不
純物拡散層を容易に形成することができるとともに、不
純物の拡散については高価な装置を必要としないので、
生産コストの面においても有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る多孔性シリコン
基板の要部拡大断面図
【図2】本発明の第1の実施形態に係る発光素子の要部
拡大断面図
【図3】本発明の第1の実施形態に係る多孔性シリコン
基板の製造方法の各工程における多孔性シリコン基板の
要部拡大断面図
【図4】陽極化成装置を示す概略断面図
【図5】第1の実施形態に係る発光素子の製造方法にお
ける発光素子の要部拡大断面図
【図6】本発明の第1の実施形態に係る発光素子の発光
スペクトルを示す図
【図7】本発明の第2の実施形態に係る多孔性シリコン
基板の要部拡大断面図
【図8】本発明の第2の実施形態に係る発光素子の要部
拡大断面図
【図9】本発明の第2の実施形態に係る多孔性シリコン
基板の製造方法の各工程における多孔性シリコン基板の
要部拡大断面図
【図10】本発明の第2の実施形態に係る発光素子の製
造方法における発光素子の要部拡大断面図
【図11】本発明の第2の実施形態に係る発光素子の発
光スペクトルを示す図
【図12】従来の発光素子の要部拡大断面図
【符号の説明】
1、21、101 シリコン基板 2、22、102 孔 3、23、103 多孔質シリコン層 4、24 不純物拡散シリコン層 5、25、105 透光性電極 6、26、106 裏面電極 7、27 アルミニウム 8 陽極化成装置 9、11、29、31 電解液 10、30 メッシュ電極 12、32 シリコン酸化膜 13、33 多孔性シリコン基板

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコン基板の上に形成された多孔質シ
    リコン層と、前記多孔質シリコン層の孔の内壁に沿って
    形成された不純物拡散層とを有することを特徴とする多
    孔性シリコン基板。
  2. 【請求項2】 前記シリコン基板がp型のシリコン基板
    であるとともに、前記不純物拡散層に含まれる不純物が
    リン元素であることを特徴とする請求項1に記載の多孔
    性シリコン基板。
  3. 【請求項3】 前記シリコン基板がn型のシリコン基板
    であるとともに、前記不純物拡散層に含まれる不純物が
    ホウ素元素であることを特徴とする請求項1に記載の多
    孔性シリコン基板。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の多孔性シリコン基板の前記不純物拡散層の上に形成
    された第1の電極と、前記多孔性シリコン基板の裏面に
    形成された第2の電極とを有することを特徴とする発光
    素子。
  5. 【請求項5】 前記第1の電極が透光性電極であること
    を特徴とする請求項4に記載の発光素子。
  6. 【請求項6】 シリコン基板に多孔質シリコン層を形成
    する第1の工程と、 電解液を用いて前記シリコン基板を陽極酸化し、前記多
    孔質シリコン層の孔の内壁面上に酸化膜を形成するとと
    もに、前記多孔質シリコン層の孔の内壁面に沿って不純
    物拡散層を形成する第2の工程と、 前記酸化膜を除去する第3の工程とを備えたことを特徴
    とする多孔性シリコン基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記シリコン基板がp型のシリコン基板
    であるとともに、前記電解液がリン酸系溶液であること
    を特徴とする請求項6に記載の多孔性シリコン基板の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記シリコン基板がn型のシリコン基板
    であるとともに、前記電解液がホウ酸系溶液であること
    を特徴とする請求項6に記載の多孔性シリコン基板の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の工程と前記第3の工程の間
    に、前記シリコン基板を加熱処理する工程を備えたこと
    を特徴とする請求項6ないし請求項8のいずれかに記載
    の多孔性シリコン基板の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記酸化膜をフッ化水素系溶液により
    除去することを特徴とする請求項6ないし請求項9のい
    ずれかに記載の多孔性シリコン基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記酸化膜が二酸化シリコンであるこ
    とを特徴とする請求項6ないし請求項10のいずれかに
    記載の多孔性シリコン基板の製造方法。
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