JP2002343594A - 放電灯点灯装置およびそれを用いた照明器具 - Google Patents

放電灯点灯装置およびそれを用いた照明器具

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JP2002343594A
JP2002343594A JP2001149841A JP2001149841A JP2002343594A JP 2002343594 A JP2002343594 A JP 2002343594A JP 2001149841 A JP2001149841 A JP 2001149841A JP 2001149841 A JP2001149841 A JP 2001149841A JP 2002343594 A JP2002343594 A JP 2002343594A
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voltage
lighting device
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Koji Saeki
浩司 佐伯
Yoshifumi Kuroki
芳文 黒木
Koji Fujimoto
幸司 藤本
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路部品に加わる熱的なストレスを低減すると
ともに、周囲温度の低い場合に出力光束の立ち上がりを
速くした放電灯点灯装置およびそれを用いた照明器具を
提供する。 【解決手段】整流回路部1の出力電圧を所定の電圧値の
直流電圧に変換するDC−DC変換部2と、DC−DC
変換部2の出力電圧を高周波の交流電圧に変換するイン
バータ回路部3と、インバータ回路部3の出力端子間に
接続された少なくともインダクタL1とコンデンサC1
とを含む共振回路及び当該共振回路の共振動作によって
発生する高周波電力が供給される放電灯Laを有する負
荷回路部4と、DC−DC変換部2の出力を制御するこ
とによって負荷回路部4への供給電力を制御するチョッ
パ制御回路5とを備え、チョッパ制御回路5は負荷回路
部4への供給電力に負の温度特性を持たせている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置お
よびそれを用いた照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の放電灯点灯装置のブロック図を図
13に示す。この放電灯点灯装置では、商用電源ACの
電源電圧を整流する整流回路部1と、整流回路部1の出
力電圧を所定の電圧値の直流電圧に変換するDC−DC
変換部2と、DC−DC変換部2の出力電圧を高周波の
交流電圧に変換して負荷回路部4に供給するインバータ
回路部3とを備えている(例えば特開平11−1765
86号公報参照)。
【0003】DC−DC変換部2は例えば昇圧型のチョ
ッパ回路からなり、チョッパ回路を構成するスイッチン
グ素子Q3をチョッパ制御回路5から入力される駆動信
号に応じてオン/オフさせることにより、整流回路部1
の出力電圧がスイッチングされて、所望の電圧値の直流
電圧に昇圧される。
【0004】インバータ回路部3は例えばハーフブリッ
ジ型のインバータ回路からなり、インバータ回路部3を
構成するスイッチング素子Q1,Q2はインバータ制御
回路6から入力される駆動信号に応じて所望の周波数で
交互にオン/オフされる。
【0005】負荷回路部4は、インバータ回路部3の一
方の出力端子に一端が接続されたインダクタL1と、イ
ンダクタL1の他端およびインバータ回路部3の他方の
出力端子に両フィラメントの電源側端子がそれぞれ接続
された蛍光灯のような放電灯Laと、放電灯Laの両フ
ィラメントの非電源側端子間に接続された予熱用のコン
デンサC1とを備え、インダクタL1とコンデンサC1
とで共振回路を構成している。
【0006】次に本回路の動作を簡単に説明する。商用
電源ACを投入すると、商用電源ACの交流電圧が整流
回路部1によって直流電圧に変換され、さらにDC−D
C変換部2によって所望の電圧値の直流電圧に変換され
て、インバータ回路部3に供給される。インバータ回路
部3では、スイッチング素子Q1,Q2がインバータ制
御回路6から入力される駆動信号に応じて任意の周波数
で発振動作を行い、DC−DC変換部2の直流電圧を高
周波の交流電圧に変換して負荷回路部4に供給する。こ
こで、インバータ制御回路6は、インバータ回路部3の
発振周波数を共振回路の共振周波数よりも十分高い周波
数とし、コンデンサC1の両端電圧を始動電圧よりも十
分小さい値として、放電灯Laの両フィラメントに予熱
電流を流した後、インバータ回路部3の発振周波数を共
振周波数に近づけて、インダクタL1とコンデンサC1
との共振作用によりコンデンサC1の両端間に高電圧を
発生させ、放電灯Laの両端間に印加することによって
放電灯を始動、点灯させる。そして、放電灯Laの点灯
後はインバータ制御回路6がインバータ回路部3の発振
周波数を所定の周波数に制御することによって、放電灯
Laへの供給電力が所望の電力に制御される。
【0007】また、放電灯Laへの供給電力を変化させ
て、放電灯Laを調光点灯させる場合は、調光レベルに
応じたデューティ比の調光信号S1が調光制御部7に入
力される。調光制御部7は外部より入力された調光信号
S1をそのデューティ比(すなわち所望の調光レベル)
に応じた電圧値の調光制御信号Vdmに変換して、インバ
ータ制御回路6に出力しており、インバータ制御回路6
が調光制御信号Vdmの電圧レベルに応じてインバータ回
路部3の発振周波数を変化させることにより、放電灯L
aへの供給電力を任意の電力に制御し、放電灯Laを調
光点灯させている。
【0008】図14は上述した放電灯点灯装置の出力電
圧−出力電流特性(以下、バラスト負荷特性と言う。)
と放電灯Laのランプ電圧−ランプ電流特性(以下、ラ
ンプV−I特性と言う。)とを示しており、図14中の
Aは放電灯LaのランプV−I特性を、図14中のBは
全点灯時のバラスト負荷特性を、図14中のC,Dは調
光点灯時のバラスト負荷特性をそれぞれ示す。一般に放
電灯Laを安定点灯させるためには、ランプV−I特性
の特性カーブ(A)とバラスト負荷特性の特性カーブ
(B〜D)とが十分な角度で交差することが必要であ
る。
【0009】したがって、定格点灯時におけるバラスト
負荷特性が、図14中のBのように下垂性の強い(つま
り、ランプ電圧の変化分に対してランプ電流の変化分が
小さい)特性カーブの場合は、非常に安定した定電流特
性が得られ、放電灯Laの点灯状態を安定に制御するこ
とができる。
【0010】しかしながら、定格点灯時におけるバラス
ト負荷特性が下垂性の強い特性カーブの場合は、放電灯
Laを調光点灯させるためにインバータ回路部3の発振
周波数を高くして、放電灯Laへの供給電力を低下させ
ると、バラスト負荷特性の特性カーブがBからC、Cか
らDに変化し、その傾きが大きくなる(つまり、ランプ
電圧の変化分に対するランプ電流の変化分が大きくな
り、定電流特性が低くなる)。ここで、調光点灯時には
バラスト負荷特性が図14中のCのようになり、定電流
特性が得られなくなるので、バラスト負荷特性の特性カ
ーブ(C)とランプV−I特性(A)との交わりが不安
定になり、放電灯Laの出力が急変したり、ちらつきが
生じてしまう。また、調光レベルをさらに深くするため
に、インバータ回路部3の発振周波数をさらに高くし
て、放電灯Laへの供給電力を低下させると、バラスト
負荷特性の特性カーブが図14中のDのように変化し、
バラスト負荷特性の特性カーブ(A)と交差しなくなる
ので、放電灯Laが立ち消えするという不具合があっ
た。
【0011】このような不具合を招くことなく放電灯L
aへの供給電力を低下させて、安定した調光制御を行う
ためには、負荷回路部4を構成するインダクタL1のイ
ンダクタンスを大きくするとともに、コンデンサC1の
キャパシタンスを小さくすれば良く、インバータ回路部
3の発振周波数をあまり高くすることなく、インダクタ
L1の限流作用によって、放電灯Laへの供給電力を低
下させ、放電灯Laが点灯状態を維持するのに必要な電
圧を得ることができる。図15はこの場合のランプV−
I特性とバラスト負荷特性とを示し、図15中のAは周
囲温度が25℃の場合のランプV−I特性、図15中の
E,Fはそれぞれ定格点灯時(100%出力時)及び2
5%出力時におけるバラスト負荷特性を示している。こ
の場合には25%出力時においてもバラスト負荷特性の
特性カーブ(F)とランプV−I特性の特性カーブ
(A)とが交差しているので、深い調光時にも放電灯L
aが立ち消えすることはなく、放電灯Laの点灯状態を
維持することができる。
【0012】しかしながら、負荷回路部4を上述のよう
に構成した場合は、放電灯Laを定格点灯させるため
に、インバータ回路部3の発振周波数を大きく低下させ
て、インダクタL1による限流作用を小さくする必要が
あり、定格点灯時におけるバラスト負荷特性の特性カー
ブ(E)の下垂性が弱まり、大きな傾きをもつような
(ランプ電圧の変化に対するランプ電流の変化が大きく
なるような)特性カーブになってしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に定格点灯時におけるバラスト負荷特性の特性カーブの
下垂性を弱めた場合(すなわち特性カーブの傾きを大き
くした場合)には、以下に述べるような不具合が発生す
る。
【0014】放電灯Laには温度特性が存在し、一般的
に周囲温度が20℃以上且つ30℃以下の温度範囲で出
力電力が最も大きくなり、周囲温度が20℃よりも低下
するか又は30℃よりも上昇すると出力電力が低下す
る。
【0015】図17は放電灯Laに一定電流を流してい
る状態での放電灯Laの出力電力WLaおよび出力光束Φ
の温度変化を示しており、25℃における出力電力WLa
および出力光束Φを100%として、各温度における出
力電力WLaおよび出力光束Φを相対的に示している。こ
の図から明らかなように、放電灯Laの出力電力WLaは
25℃付近で最も高くなり、周囲温度が25℃よりも低
下するか又は上昇すると、出力電力WLaが低下する。ま
た、放電灯Laの出力光束Φは40℃付近で最も明るく
なり、周囲温度が40℃よりも低下するか又は上昇する
と、出力光束Φは低下する。尚、周囲温度が40℃より
も低下する際に出力光束Φが低下する度合いは、周囲温
度が40℃よりも上昇する場合に出力光束Φが低下する
度合いに比べて大きくなっている。
【0016】また、図16に上述した放電灯点灯装置の
バラスト負荷特性と、周囲温度が25℃、70℃及び1
0℃の時のランプV−I特性とを示す。尚、図16中の
A,G,Hはそれぞれ周囲温度が25℃、70℃及び1
0℃の時のランプV−I特性を示し、図16中のE,F
はそれぞれ全点灯時(100%点灯時)及び25%点灯
時におけるバラスト負荷特性を示している。上述のよう
に放電灯点灯装置の出力電力WLaは周囲温度が25℃の
時に最も高く、周囲温度が70℃又は10℃の時には周
囲温度が25℃の時に比べて低下する傾向がある。よっ
て、ランプV−I特性も周囲温度が25℃の時にランプ
電圧が最も高くなり、周囲温度が70℃及び10℃の時
には低下する傾向がある。
【0017】このように放電灯Laには温度特性が存在
するため、定格点灯時(100%点灯時)におけるバラ
スト負荷特性の下垂性が弱い場合(特性カーブの傾きが
大きい場合)と、バラスト負荷特性の下垂性が強い場合
(特性カーブの傾きが小さい場合)とでは出力電力WLa
の温度変化傾向が大きく異なっている。
【0018】バラスト負荷特性の傾きの違いによる問題
点を、放電灯Laの周囲温度が70℃の場合を例にして
説明する。バラスト負荷特性の下垂性が強い(特性カー
ブの傾きが小さい)場合は、バラスト負荷特性が安定し
た定電流特性を有しているため、ランプ電流はあまり変
化せず、温度変化に応じてランプ電圧が低下することに
よって出力電力WLaが低下する。この場合、放電灯La
の出力電力WLaは、図17に示すような出力電力WLaの
変化度合いと略同じ傾向で変化する。一方、バラスト負
荷特性の下垂性が弱い(特性カーブの傾きが大きい)場
合は、出力電力WLa(ランプ電圧)の低下に伴って、ラ
ンプ電流が増加する傾向があり、この場合はランプ電流
の増加に伴って発生するランプ電圧の低下分が小さいた
め、出力電力WLaはバラスト負荷特性の下垂性が強い場
合よりも増加する傾向にある。
【0019】また、図18はバラスト負荷特性の下垂性
が強い場合と下垂性が弱い場合の出力電力WLa1,WLa
2の温度特性を示し、周囲温度が25℃の時の出力電力
WLa1,WLa2を100%として、各温度における出力
電力WLa1,WLa2を相対的に示している。前述のよう
にバラスト負荷特性の下垂性が弱い場合の出力電力WLa
2は、下垂性が強い場合の出力電力WLa1よりも周囲温
度の上昇時に高くなる傾向にある。
【0020】ここで、放電灯Laの周囲温度は、放電灯
点灯装置を収納した照明器具の形状やその設置条件によ
って大きく異なり、特に放電灯Laが器具本体のシャー
シや透光カバーで包囲されるような構造を有し、且つ、
器具本体が天井面に直付けされたり、天井面に埋め込ま
れるような照明器具では、器具本体の内部温度が非常に
高くなって、放電灯Laの周囲温度も同様に高くなる。
また、放電灯点灯装置も器具本体の内部に収納されるた
め、放電灯点灯装置を構成する回路部品に加わる熱スト
レスも増加する。
【0021】このような温度環境の厳しい器具本体に収
納される放電灯点灯装置では、そのバラスト負荷特性の
下垂性が弱い場合、回路部品に加わる熱ストレスはさら
に大きくなる。つまり、バラスト負荷特性の下垂性が弱
い場合の出力電力WLa2は、下垂性が強い場合の出力電
力WLa1よりも増加する傾向にあるため、出力電力WLa
2の増加によって回路部品に加わる熱ストレスがさらに
増加してしまい、回路部品の劣化や故障などの不具合が
発生しやすくなるのである。
【0022】また、図17に示すように周囲温度が低い
場合は放電灯Laの出力光束Φが著しく低下し、特に周
囲温度が低い状態で調光点灯制御を行った場合の出力光
束Φの低下はさらに顕著になる。また、調光点灯状態で
は放電灯Laの発熱が低下するため、放電灯La自身の
発熱による周囲温度の上昇が遅く、その結果放電灯La
の出力光束Φの立ち上がりも遅くなって、適切な出力光
束Φが得られないという問題があった。
【0023】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、回路部品に加わる熱
的なストレスを低減するとともに、周囲温度の低い場合
に出力光束の立ち上がりを速くした放電灯点灯装置およ
びそれを用いた照明器具を提供するにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、交流電源の電源電圧を整流す
る整流回路部と、整流回路部の出力電圧を所定の電圧値
の直流電圧に変換するDC−DC変換部と、DC−DC
変換部の出力電圧をスイッチング素子でスイッチングす
ることにより高周波の交流電圧に変換するインバータ回
路部と、インバータ回路部の出力端子間に接続された少
なくともインダクタとコンデンサとを含む共振回路及び
当該共振回路の共振動作によって発生する高周波電力が
供給される放電灯を有する負荷回路部と、負荷回路部へ
の供給電力を制御する制御回路部とを備え、上記放電灯
の有するランプ電圧−ランプ電流特性に対して、定電流
特性が十分低い出力電圧−出力電流特性を有する放電灯
点灯装置において、制御回路部が負荷回路部への供給電
力に負の温度変化特性を持たせたことを特徴とし、放電
灯の有するランプ電圧−ランプ電流特性に対して、定電
流特性が十分低い出力電圧−出力電流特性を有する場合
は、周囲温度の上昇時に出力電力が増加する傾向がある
が、制御回路部は負荷回路部への供給電力に負の温度特
性を持たせ、周囲温度の上昇時に負荷回路部への供給電
力を低下させているので、高温時に放電灯点灯装置を構
成する回路部品に加わる熱ストレスを低減することがで
き、且つ、周囲温度の低下時には負荷回路部への供給電
力を増加させているので、放電灯に供給する電力を大き
くして放電灯自体の発熱を大きくすることにより、放電
灯の温度上昇を促して、出力光束の立ち上がりを速める
ことができる。
【0025】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、制御回路部は、DC−DC変換部の出力電圧に負
の温度変化特性を持たせることによって、負荷回路部へ
の供給電力に負の温度変化特性を持たせたことを特徴と
し、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0026】請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、制御回路部は、インバータ回路部の発振周波数に
正の温度変化特性を持たせることによって、負荷回路部
への供給電力に負の温度変化特性を持たせたことを特徴
とし、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0027】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、共振回路の共振動作によって発生する高周波電力
が負の温度変化特性を持つように、当該共振回路を構成
する回路部品の電気的特性値の温度変化特性を設定した
ことを特徴とし、請求項1の発明と同様の作用を奏す
る。
【0028】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、調光レベルを設定する調光信号に応じて放電灯へ
の供給電力を変化させることによって放電灯を調光する
調光制御部を備え、放電灯への供給電力が負の温度変化
特性を持つように調光信号の調光レベルに負の温度変化
特性を持たせたことを特徴とし、請求項1の発明と同様
の作用を奏する。
【0029】請求項6の発明では、請求項1乃至5の何
れか1つに記載の放電灯点灯装置を器具本体に収納して
成ることを特徴とし、請求項1乃至5の発明と同様の作
用を奏する照明器具を実現できる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。
【0031】(実施形態1)本実施形態の放電灯点灯装
置のブロック図を図1に、この放電灯点灯装置のバラス
ト負荷特性およびランプV−I特性を図2に、本実施形
態の放電灯点灯装置の出力電力WLa3と従来の放電灯点
灯装置の出力電力WLa2との温度特性を図3にそれぞれ
示す。尚、図2中のa,b,cはそれぞれ周囲温度が2
5℃、70℃、10℃の時のランプV−I特性を示し、
d,e,fはそれぞれ周囲温度が25℃、70℃、10
℃の時の全点灯時におけるバラスト負荷特性を示し、
g,h,iはそれぞれ周囲温度が25℃、70℃、10
℃の時の25%点灯時におけるバラスト負荷特性を示し
ている。また、図3では周囲温度が25℃の時の出力電
力WLa2,WLa3を100%として、各温度における出
力電力WLa2,WLa3を相対的に示している。
【0032】本実施形態では、従来例で説明した図13
の放電灯点灯装置において、DC−DC変換部2の出力
電圧Vdcに負の温度変化特性を持たせており、周囲温度
が上昇する場合は出力電圧Vdcを低下させ、且つ、周囲
温度が低下する場合は出力電圧Vdcを上昇させるように
チョッパ制御回路5がDC−DC変換部2の動作を制御
し、放電灯Laの出力電力WLa3を周囲温度に応じて制
御している。尚、チョッパ制御回路5以外の構成は従来
例で説明した放電灯点灯装置と同様であるので、同一の
構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略す
る。
【0033】チョッパ制御回路5は、DC−DC変換部
2の高電位側の出力端子に一端が接続された抵抗R1,
R2の直列回路と、抵抗R1,R2の直列回路の他端に
アノードが接続されるとともに、DC−DC変換部2の
低電位側の出力端子にカソードが接続されたダイオード
D1と、DC−DC変換部2のスイッチング素子Q3を
駆動する駆動信号を生成する発振器9とで構成され、発
振器9は抵抗R1,R2の接続点の電圧値V1に応じて
駆動信号の周波数或いはオンデューティを変化させてい
る。
【0034】チョッパ制御回路5では、DC−DC変換
部2の出力電圧Vdcを抵抗R1,R2により分圧して得
た電圧V1を発振器9にフィードバックしており、この
フィードバック電圧V1に基づいて発振器9が駆動信号
の発振周波数或いはオンデューティを変化させ、DC−
DC変換部2の出力電圧Vdcを所定値に制御している。
【0035】ところで、ダイオードD1の順方向電圧V
Fは負の温度特性を有しており、周囲温度が高い場合に
は、ダイオードD1の順方向電圧VFが低下し、それに
伴ってフィードバック電圧V1が低下するため、発振器
9はDC−DC変換部2の出力電圧Vdcを低下させるよ
うに駆動信号の発振周波数或いはオンデューティを変化
させる。一方、周囲温度が低い場合には、ダイオードD
1の順方向電圧VFが上昇し、それに伴ってフィードバ
ック電圧V1が上昇するため、発振器9はDC−DC変
換部2の出力電圧Vdcを上昇させるように駆動信号の発
振周波数或いはオンデューティを変化させる。
【0036】ここで、インバータ回路部3はDC−DC
変換部2の出力電圧Vdcを電源として動作しているの
で、周囲温度の上昇に伴って出力電圧Vdcが低下する
と、インバータ回路部3の出力電力が低下して、放電灯
Laの出力電力WLa3が低下し、周囲温度の低下に伴っ
て出力電圧Vdcが増加すると、インバータ回路部3の出
力電力が増加して、放電灯Laの出力電力WLa3が増加
する。
【0037】図2はこの放電灯点灯装置のバラスト負荷
特性とランプV−I特性とを示しており、例えば周囲温
度が25℃から70℃に上昇すると、全点灯時(100
%点灯時)のバラスト負荷特性が図2中のdからeに変
化し、インバータ回路部3の出力電力が低下して、放電
灯Laの出力電力WLa3も低下する。また、例えば周囲
温度が25℃から10℃に低下すると、全点灯時のバラ
スト負荷特性が図2中のdからfに変化し、インバータ
回路部3の出力電力が増加して、放電灯Laの出力電力
WLa3も増加する。
【0038】チョッパ制御回路5は調光点灯時において
も同様の動作を行っており、例えば周囲温度が25℃か
ら70℃に上昇すると、25%点灯時のバラスト負荷特
性が図2中のgからhに変化し、インバータ回路部3の
出力電力が低下して、放電灯Laの出力電力WLa3も低
下する。また、例えば周囲温度が25℃から10℃に低
下すると、25%点灯時のバラスト負荷特性が図2中の
gからiに変化し、インバータ回路部3の出力電力が増
加して、放電灯Laの出力電力WLa3も増加する。
【0039】以上説明したように、DC−DC変換部2
の出力電圧Vdcに負の温度特性を持たせることによっ
て、放電灯Laの出力電力WLa3に負の温度特性を持た
せており、周囲温度の上昇時には放電灯Laの出力電力
WLa3を低下させるように、チョッパ制御回路5がDC
−DC変換部2の出力電圧Vdcを制御しているので、バ
ラスト負荷特性の傾きが大きい(すなわち下垂性が弱
く、定電流特性が低い)放電灯点灯装置においても高温
時における出力電力の増加を抑制して、放電灯点灯装置
を構成する回路部品に加わる熱ストレスを低減すること
ができる。また、周囲温度の低下時には放電灯Laの出
力電力WLa3を増加させるように、チョッパ制御回路5
がDC−DC変換部2の出力電圧Vdcを制御しているの
で、放電灯Laの温度上昇を促して、出力光束Φの立ち
上がりを速めることができる。
【0040】尚、本実施形態ではチョッパ制御回路5を
抵抗R1,R2とダイオードD1と発振器9とで構成
し、ダイオードD1の順方向電圧VFの温度特性を利用
して、発振器9の発振周波数或いはオンデューティを変
化させているが、チョッパ制御回路5の回路構成を上記
の構成に限定する趣旨のものではなく、例えば抵抗R1
又はR2に抵抗値が周囲温度に応じて変化するものを用
いて、フィードバック電圧V1に負の温度特性を持たせ
ても良い。また発振器9がRC時定数回路を有し、この
RC時定数回路の時定数によって駆動信号の発振周波数
或いはデューティ比が決定されるような回路構成であれ
ば、時定数設定用のコンデンサ又は抵抗に電気的特性値
が周囲温度に応じて変化するものを用い、放電灯Laの
出力電力WLa3に上述のような温度特性を持たせるよう
にコンデンサ又は抵抗の温度特性を設定すれば良い。
【0041】(実施形態2)本実施形態の放電灯点灯装
置のブロック図を図4に示す。本実施形態では、従来例
で説明した図13の放電灯点灯装置において、サーミス
タや熱電対などの温度センサからなり、放電灯Laの管
壁温度Tcを検出して、管壁温度Tcに応じた電圧信号
をチョッパ制御回路5にフィードバックする温度検知部
8を設けており、チョッパ制御回路5では温度検知部8
から入力された電圧信号(すなわち管壁温度Tc)に応
じてDC−DC変換部2の出力電圧Vdcを変化させるこ
とにより、実施形態1と同様の温度変化特性を出力電圧
Vdcに持たせている。尚、チョッパ制御回路5以外の構
成は従来例で説明した放電灯点灯装置と同様であるの
で、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明
は省略する。
【0042】本実施形態では温度検知部8により放電灯
Laの管壁温度Tcを直接検出し、その検出結果に基づ
いてチョッパ制御回路5がDC−DC変換部2の出力電
圧Vdcを制御しており、管壁温度Tcの上昇時には出力
電圧Vdcを低下させて、放電灯Laの出力電力WLa3を
低下させ、管壁温度Tcの低下時には出力電圧Vdcを増
加させて、出力電力WLa3を増加させている。
【0043】このように、DC−DC変換部2の出力電
圧Vdcに負の温度特性を持たせることによって、放電灯
Laの出力電力WLa3に負の温度特性を持たせており、
周囲温度の上昇時には放電灯Laの出力電力WLa3を低
下させるように、チョッパ制御回路5がDC−DC変換
部2の出力電圧Vdcを制御しているので、バラスト負荷
特性の傾きが大きい(すなわち下垂性が弱く、定電流特
性が低い)放電灯点灯装置においても高温時における出
力電力の増加を抑制して、放電灯点灯装置を構成する回
路部品に加わる熱ストレスを低減することができる。ま
た、周囲温度の低下時には放電灯Laの出力電力WLa3
を増加させるように、チョッパ制御回路5がDC−DC
変換部2の出力電圧Vdcを制御しているので、放電灯L
aの温度上昇を促して、出力光束Φの立ち上がりを速め
ることができる。また、本実施形態では温度検知部8が
放電灯Laの周囲温度を直接検出し、その検出結果に基
づいてチョッパ制御回路5がDC−DC変換部2の出力
電圧Vdcを制御しているので、周囲温度変化に対する放
電灯Laの出力電力WLa3の制御性が向上する。
【0044】なお、本実施形態では温度検知部8を用い
て放電灯Laの管壁温度を直接検出しているが、温度検
知部8が温度を検知する部位を放電灯Laの管壁に限定
する趣旨のものではなく、放電灯Laの周囲温度であれ
ば、放電灯Laが取り付けられるソケット部の温度や、
放電灯Laが取り付けられる器具本体の内部温度や、放
電灯点灯装置を構成する構成部品の温度などの温度を検
出するようにしても良い。
【0045】(実施形態3)本実施形態の放電灯点灯装
置のブロック図を図5に、この放電灯点灯装置のバラス
ト負荷特性およびランプV−I特性を図6にそれぞれ示
す。尚、図6中のa,b,cはそれぞれ周囲温度が25
℃、70℃、10℃の時のランプV−I特性を示し、
d,e,fはそれぞれ周囲温度が25℃、70℃、10
℃の時の全点灯時におけるバラスト負荷特性を示し、
g,h,iはそれぞれ周囲温度が25℃、70℃、10
℃の時の25%点灯時におけるバラスト負荷特性を示し
ている。
【0046】本実施形態では、従来例で説明した図13
の放電灯点灯装置において、インバータ制御回路6がイ
ンバータ回路部3の発振周波数に温度変化特性を持たせ
ており、放電灯点灯装置の周囲温度が上昇する場合はイ
ンバータ回路部3の発振周波数を上昇させ、周囲温度が
低下する場合は発振周波数を低下させることによって、
放電灯Laの点灯出力を周囲温度条件に応じて変化させ
ている。尚、インバータ制御回路6以外の構成は従来例
で説明した放電灯点灯装置と同様であるので、同一の構
成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0047】インバータ制御回路6は、インバータ回路
部3のスイッチング素子Q1,Q2を駆動するための駆
動信号を生成する発振器14と、発振器14の発振周波
数を設定するための抵抗R3及びコンデンサC2からな
るRC時定数回路15とを備えており、抵抗R3とコン
デンサC2とで決まる時定数によりインバータ回路部3
の発振周波数が設定される。
【0048】ここで、コンデンサC2或いは抵抗R3
に、電気的特性値(すなわち静電容量値や抵抗値)が周
囲温度に応じて変化するものを用いることで、インバー
タ回路部3の発振周波数を周囲温度に応じて変化させる
ことができ、周囲温度が高い場合はコンデンサC2の静
電容量値或いは抵抗R3の抵抗値が減少して、RC時定
数回路15の時定数が小さくなるため、発振器14の発
振周波数(すなわちインバータ回路部3の発振周波数)
が高くなる。一方、周囲温度が低い場合はコンデンサC
2の静電容量値或いは抵抗R3の抵抗値が増加して、R
C時定数回路15の時定数が大きくなるため、発振器1
4の発振周波数(インバータ回路部3の発振周波数)が
低くなる。
【0049】このように、インバータ回路部3の発振周
波数に正の温度変化特性を持たせており、周囲温度が上
昇した場合は、インバータ回路部3の発振周波数を高く
して、インバータ回路部3の出力電力を低下させ、放電
灯Laの出力電力を低下させている。一方、周囲温度が
低下した場合は、インバータ回路部3の発振周波数を低
くして、インバータ回路部3の出力電力を増加させ、放
電灯Laの出力電力を増加させている。
【0050】図6はこの放電灯点灯装置のバラスト負荷
特性とランプV−I特性とを示しており、例えば周囲温
度が25℃から70℃に上昇すると、全点灯時(100
%点灯時)のバラスト負荷特性が図6中のdからeに変
化し、インバータ回路部3の出力電力が低下して、放電
灯Laの出力電力WLa3も低下する。また、例えば周囲
温度が25℃から10℃に低下すると、全点灯時のバラ
スト負荷特性が図6中のdからfに変化し、インバータ
回路部3の出力電力が増加して、放電灯Laの出力電力
WLa3も増加する。
【0051】また、インバータ制御回路6は調光点灯時
においても同様の動作を行い、例えば周囲温度が25℃
から70℃に上昇すると、25%点灯時のバラスト負荷
特性が図6中のgからhに変化し、インバータ回路部3
の出力電力が低下して、放電灯Laの出力電力WLa3も
低下する。また、例えば周囲温度が25℃から10℃に
低下すると、25%点灯時のバラスト負荷特性が図6中
のgからiに変化し、インバータ回路部3の出力電力が
増加して、放電灯Laの出力電力WLa3も増加する。以
上説明したように、周囲温度の上昇時は放電灯Laの出
力電力WLa3を低下させるとともに、周囲温度の低下時
は放電灯Laの出力電力WLa3を上昇させるように、イ
ンバータ制御回路6がインバータ回路部3の発振周波数
を制御しているので、出力電力WLa3の温度特性は図3
に示すような特性になる。
【0052】このように、インバータ回路部3の発振周
波数に正の温度変化特性を持たせることによって、放電
灯Laの出力電力WLa3に負の温度変化特性を持たせて
おり、周囲温度の上昇時にはインバータ制御回路6がイ
ンバータ回路部3の発振周波数を上昇させて、放電灯L
aの出力電力WLa3を低下させているので、バラスト負
荷特性の傾きが大きい(すなわち下垂性が弱く、定電流
特性が低い)放電灯点灯装置においても高温時における
出力電力の増加を抑制して、放電灯点灯装置を構成する
回路部品に加わる熱ストレスを低減することができる。
また、周囲温度の低下時にはインバータ制御回路6がイ
ンバータ回路部3の発振周波数を低下させて、放電灯L
aの出力電力WLa3を増加させているので、放電灯La
の温度上昇を促して、出力光束Φの立ち上がりを速める
ことができる。
【0053】尚、本実施形態ではインバータ制御回路6
を構成する回路部品の電気的特性値に温度変化特性を持
たせることにより、インバータ回路部3の発振周波数に
正の温度変化特性を持たせて、放電灯Laの出力電力W
La3に負の温度変化特性を持たせているが、インバータ
制御回路6の構成を上記の構成に限定する趣旨のもので
はなく、インバータ回路部3の発振周波数に正の温度変
化特性を持たせるような構成であればどのような構成で
も良い。例えば図7に示すように、従来例で説明した放
電灯点灯装置において、放電灯Laの管壁温度Tcを直
接検出し、管壁温度Tcに応じた電圧値の検出信号をイ
ンバータ制御回路6にフィードバックする温度検知部8
を設け、インバータ制御回路6が温度検知部8の検出し
た管壁温度Tcに応じてインバータ回路部3の発振周波
数を制御するようにしても良く、管壁温度Tcが高い場
合にはインバータ回路部3の発振周波数を上昇させ、管
壁温度Tcが低い場合にはインバータ回路部3の発振周
波数を低下させることにより、放電灯Laの出力電力W
La3に負の温度変化特性を持たせることができる。
【0054】(実施形態4)本実施形態の放電灯点灯装
置のブロック図を図8に示す。本実施形態では、従来例
で説明した放電灯点灯装置において、負荷回路部4を構
成する回路部品に電気的特性値が周囲温度に応じて変化
するものを用いることにより、放電灯Laの出力電力W
La3に負の温度変化特性を持たせている。尚、負荷回路
部4以外の回路構成は実施形態1と同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略
する。
【0055】本実施形態では負荷回路部4を、インバー
タ回路部3の一方の出力端子に一端が接続されたインダ
クタL1と、インバータ回路部3の他方の出力端子に一
端が接続された正特性サーミスタよりなる限流要素PT
Cと、インダクタL1の他端及び限流要素PTCの他端
に両フィラメントの電源側端子が接続された蛍光灯のよ
うな放電灯Laと、放電灯Laの両フィラメントの非電
源側端子間に接続された予熱用のコンデンサC1とで構
成しており、放電灯Laと直列に正の温度変化特性を有
する限流要素PTCを接続している。したがって、周囲
温度の上昇時には限流要素PTCによる限流作用が強ま
って、放電灯Laの出力電力WLa3が抑制され、逆に周
囲温度の低下時には限流要素PTCによる限流作用が弱
まって、放電灯Laの出力電力WLa3が大きくなるか
ら、出力電力WLa3に負の温度変化特性を持たせること
ができる。
【0056】このように、本実施形態では負荷回路部4
を構成する回路部品に温度変化特性を有する素子を用い
ることによって、放電灯Laの出力電力WLa3に負の温
度変化特性を持たせており、周囲温度の上昇時には放電
灯Laの出力電力WLa3を低下させているので、バラス
ト負荷特性の傾きが大きい(すなわち下垂性が弱く、定
電流特性が低い)放電灯点灯装置においても高温時にお
ける出力電力の増加を抑制して、放電灯点灯装置を構成
する回路部品に加わる熱ストレスを低減することができ
る。また、周囲温度の低下時には放電灯Laの出力電力
WLa3を増加させているので、放電灯Laの温度上昇を
促して、出力光束Φの立ち上がりを速めることができ
る。
【0057】尚、本実施形態では放電灯Laと直列に正
の温度変化特性を有する限流要素PTCを接続している
が、限流要素PTCを接続する代わりに、インダクタL
1としてインダクタンス値が正の温度変化特性を有する
ものを用いても良く、上述と同様、周囲温度の上昇時に
はインダクタL1による限流作用が高まるために放電灯
Laの出力電力WLa3が抑制され、且つ、周囲温度の低
下時にはインダクタL1による限流作用が弱まるために
放電灯Laの出力電力WLa3が増加するから、放電灯L
aの出力電力WLa3に負の温度変化特性を持たせること
ができる。
【0058】(実施形態5)本実施形態の放電灯点灯装
置のブロック図を図9に示す。本実施形態では、従来例
で説明した放電灯点灯装置において、調光制御部7によ
り生成される調光制御信号Vdmに温度変化特性を持た
せ、周囲温度の変化に応じて調光制御信号Vdmの電圧レ
ベルを変化させることによって、放電灯Laの出力電力
WLa3に負の温度特性を持たせている。尚、調光制御部
7以外の構成は従来例で説明した放電灯点灯装置と同様
であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、
その説明は省略する。
【0059】調光制御部7は、トランジスタからなるス
イッチング素子SW1と、抵抗R4〜R6と、ダイオー
ドD2と、コンデンサC3とで構成される。外部より調
光制御部7に入力される調光信号S1はデューティ信号
であり、この調光信号S1は抵抗R4を介してスイッチ
ング素子SW1のベースに入力され、スイッチング素子
SW1が調光信号S1に応じてオン/オフされる。
【0060】また調光制御部7は、基準電源Vrefの出
力端とスイッチング素子SW1との間に接続された抵抗
R5と、スイッチング素子SW1の両端間に接続された
抵抗R6及びダイオードD2の直列回路と、抵抗R6及
びダイオードD2の直列回路の両端間に接続されたコン
デンサC3とで構成される充放電回路7aを有してお
り、この充放電回路7aの充放電時定数はスイッチング
素子SW1のオン/オフ動作に応じて変化するので、調
光信号S1のデューティ比に応じた電圧値の調光制御信
号Vdmが生成される。すなわち、調光制御信号Vdmの電
圧レベルは、スイッチング素子SW1のオン期間及びオ
フ期間を変化させて充放電時定数を変化させることによ
り(つまりは調光信号S1のデューティ比を変化させる
ことにより)、任意の電圧レベルに変化させることがで
きる。
【0061】ここで、調光信号S1のデューティ比DT
と調光制御信号Vdmの電圧レベルとの関係を図10に示
す。尚、図10中のa,b,cはそれぞれ周囲温度が2
5℃、70℃、10℃の場合のデューティ比DTと調光
制御信号Vdmとの関係を示している。本回路ではデュー
ティ比DTが0%の時に調光制御信号Vdmの電圧レベル
が最大、デューティ比DTが100%の時に調光制御信
号Vdmの電圧レベルが最小となり、デューティ比DTが
0%から100%まで変化する間に調光制御信号Vdmの
電圧レベルは略直線的に低下するようになっている。
【0062】調光制御部7により生成された調光制御信
号Vdmはインバータ制御回路6に入力され、調光制御信
号Vdmの電圧レベルが大きい場合は放電灯Laの出力電
力WLa3を増加させるようにインバータ制御回路6がイ
ンバータ回路部3の発振周波数を低下させる。一方、調
光制御信号Vdmの電圧レベルが小さい場合は放電灯La
の出力電力WLa3を低下させるようにインバータ制御回
路6がインバータ回路部3の発振周波数を上昇させてお
り、放電灯Laの出力電力WLa3を所望の電力値に制御
している。
【0063】ところで、本回路では充放電回路7aを構
成するダイオードD2に、順方向電圧VFが周囲温度に
応じて変化するような素子を用いることによって、調光
制御信号Vdmの電圧レベルに負の温度変化特性を持たせ
ている。例えば周囲温度が25℃から70℃に上昇する
と、ダイオードD2の順方向電圧VFが低下し、調光制
御信号Vdmの電圧レベルが低下するので、デューティ比
DTと調光制御信号Vdmの電圧レベルの関係を示す特性
カーブは図10中のaからbに変化する。一方、周囲温
度が25℃から10℃に低下すると、ダイオードD2の
順方向電圧VFが増加し、調光制御信号Vdmの電圧レベ
ルが増加するので、デューティ比DTと調光制御信号V
dmの電圧レベルの関係を示す特性カーブが図10中のa
からcに変化する。すなわち、周囲温度が高い場合には
ダイオードD2の順方向電圧が低下して、調光制御信号
Vdmの電圧レベルが低下するので、放電灯Laの出力電
力WLa3を低下させるようにインバータ制御回路6がイ
ンバータ回路部3の発振周波数を制御し、周囲温度が低
い場合にはダイオードD2の順方向電圧が増加して、調
光制御信号Vdmの電圧レベルが増加するので、放電灯L
aの出力電力WLa3を増加させるようにインバータ制御
回路6がインバータ回路部3の発振周波数を制御する。
【0064】このように、本回路では調光制御信号Vdm
の電圧レベルに負の温度変化特性を持たせることによ
り、放電灯Laの出力電力WLa3に負の温度変化特性を
持たせており、周囲温度の上昇時には放電灯Laの出力
電力WLa3を低下させているので、バラスト負荷特性の
傾きが大きい(すなわち下垂性が弱く、定電流特性が低
い)放電灯点灯装置においても高温時における出力電力
の増加を抑制して、放電灯点灯装置を構成する回路部品
に加わる熱ストレスを低減することができる。また、周
囲温度の低下時には放電灯Laの出力電力WLa3を増加
させているので、放電灯Laの温度上昇を促して、出力
光束Φの立ち上がりを速めることができる。
【0065】尚、本実施形態では調光制御部7を構成す
る回路部品に電気的特性値が周囲温度に応じて変化する
ものを用いることにより、調光制御信号Vdmの電圧レベ
ルに負の温度変化特性を持たせているが、調光制御部7
の構成を上記の構成に限定する趣旨のものではなく、調
光制御信号Vdmの電圧レベルに負の温度変化特性を持た
せるような回路構成であれば、どのような回路構成のも
のでも良い。例えば図11に示すように、従来例で説明
した放電灯点灯装置において、放電灯Laの管壁温度T
cを検出し、管壁温度Tcに応じた電圧値の検出信号を
調光制御部7にフィードバックする温度検知部8を設
け、調光制御部7が温度検知部8の検出した管壁温度T
cに応じて調光制御信号Vdmの電圧レベルを変化させる
ようにしても良く、管壁温度Tcが高い場合には調光制
御信号Vdmの電圧レベルを低下させ、管壁温度Tcが低
い場合には調光制御信号Vdmの電圧レベルを上昇させる
ことにより、放電灯Laの出力電力WLa3に負の温度特
性を持たせることができる。
【0066】(実施形態6)本発明の実施形態6を図1
2(a)(b)を参照して説明する。本実施形態の照明
器具は、上述した実施形態1〜5の放電灯点灯装置を用
いた照明器具であり、放電灯点灯装置の構成及び動作は
実施形態1〜5と同様であるので、図示及び説明は省略
する。
【0067】この照明器具は天井直付形の器具であり、
略円板状のシャーシ10と、透光性を有するドーム状の
セード11と、椀状の反射板12と、上述した放電灯点
灯装置の点灯回路を収納したバラスト13と、放電灯L
aとで構成される。ここに、シャーシ10とセード11
と反射板12とで器具本体が構成される。
【0068】シャーシ10は図示しない取付手段を介し
て天井面に直付けされ、シャーシ10の下面側にはバラ
スト13が取着される。また、シャーシ10の下面側に
はバラスト13を覆うようにして反射板12が取着され
ている。放電灯Laは反射板12の下面側に取着されて
おり、放電灯Laを覆うようにしてセード11がシャー
シ10に取着される。
【0069】このように、放電灯Laとシャーシ10と
の間には反射板12が設けられており、放電灯Laの発
光は反射板12によって下方に反射されるので、放電灯
Laの発光を効率良く取り出すことができる。なお、反
射板12は高さ寸法を極力小さくし、且つ、セード11
表面の輝度が略均一になるように放電灯Laの発光を反
射できるような形状に形成されている。
【0070】この照明器具では、バラスト13がシャー
シ10と反射板12とで囲まれる空間内に配設されてお
り、バラスト13の周りがシャーシ10と反射板12と
で囲まれているので、バラスト13の周囲温度が非常に
高くなる。また、放電灯Laがセード11内に納められ
ているので、放電灯Laの点灯時に発生する熱によって
放電灯Laの周囲温度が上昇し、その結果バラスト13
を構成する回路部品に過大な熱ストレスが加わる虞があ
るが、実施形態1〜5で説明したように周囲温度が高い
場合には放電灯点灯装置の出力を低下させているので、
回路部品に加わる熱ストレスを抑制することができ、回
路部品の劣化や故障などの不具合を防止することができ
る。
【0071】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、交流
電源の電源電圧を整流する整流回路部と、整流回路部の
出力電圧を所定の電圧値の直流電圧に変換するDC−D
C変換部と、DC−DC変換部の出力電圧をスイッチン
グ素子でスイッチングすることにより高周波の交流電圧
に変換するインバータ回路部と、インバータ回路部の出
力端子間に接続された少なくともインダクタとコンデン
サとを含む共振回路及び当該共振回路の共振動作によっ
て発生する高周波電力が供給される放電灯を有する負荷
回路部と、負荷回路部への供給電力を制御する制御回路
部とを備え、上記放電灯の有するランプ電圧−ランプ電
流特性に対して、定電流特性が十分低い出力電圧−出力
電流特性を有する放電灯点灯装置において、制御回路部
が負荷回路部への供給電力に負の温度変化特性を持たせ
たことを特徴とし、放電灯の有するランプ電圧−ランプ
電流特性に対して、定電流特性が十分低い出力電圧−出
力電流特性を有する場合は、周囲温度の上昇時に出力電
力が増加する傾向があるが、制御回路部は負荷回路部へ
の供給電力に負の温度特性を持たせ、周囲温度の上昇時
に負荷回路部への供給電力を低下させているので、高温
時に放電灯点灯装置を構成する回路部品に加わる熱スト
レスを低減することができ、且つ、周囲温度の低下時に
は負荷回路部への供給電力を増加させているので、放電
灯に供給する電力を大きくして放電灯自体の発熱を大き
くすることにより、放電灯の温度上昇を促して、出力光
束の立ち上がりを速めることができるという効果があ
る。
【0072】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、制御回路部は、DC−DC変換部の出力電圧に負の
温度変化特性を持たせることによって、負荷回路部への
供給電力に負の温度変化特性を持たせたことを特徴と
し、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0073】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、制御回路部は、インバータ回路部の発振周波数に正
の温度変化特性を持たせることによって、負荷回路部へ
の供給電力に負の温度変化特性を持たせたことを特徴と
し、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0074】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、共振回路の共振動作によって発生する高周波電力が
負の温度変化特性を持つように、当該共振回路を構成す
る回路部品の電気的特性値の温度変化特性を設定したこ
とを特徴とし、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0075】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、調光レベルを設定する調光信号に応じて放電灯への
供給電力を変化させることによって放電灯を調光する調
光制御部を備え、放電灯への供給電力が負の温度変化特
性を持つように調光信号の調光レベルに負の温度変化特
性を持たせたことを特徴とし、請求項1の発明と同様の
効果を奏する。
【0076】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
か1つに記載の放電灯点灯装置を器具本体に収納して成
ることを特徴とし、請求項1乃至5の発明と同様の効果
を奏する照明器具を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図2】同上のバラスト負荷特性とランプV−I特性を
示す図である。
【図3】同上の出力電力の温度変化を示す図である。
【図4】実施形態2の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図5】実施形態3の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図6】同上のバラスト負荷特性とランプV−I特性を
示す図である。
【図7】同上の別の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図8】実施形態4の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図9】実施形態5の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図10】同上の調光信号のデューティ比と調光制御信
号の電圧レベルとの関係を示す図である。
【図11】同上の別の放電灯点灯装置のブロック図であ
る。
【図12】実施形態6の照明器具を示し、(a)は下側
から見た外観斜視図、(b)は側断面図である。
【図13】従来の放電灯点灯装置のブロック図である。
【図14】同上のバラスト負荷特性とランプV−I特性
の関係を示す図である。
【図15】同上のバラスト負荷特性とランプV−I特性
の関係を示す図である。
【図16】同上のバラスト負荷特性と各温度におけるラ
ンプV−I特性の関係を示す図である。
【図17】同上の出力電力および出力光束の温度特性を
示す図である。
【図18】同上の出力電力の温度特性を示す図である。
【符号の説明】
1 整流回路部 2 DC−DC変換部 3 インバータ回路部 4 負荷回路部 5 チョッパ制御回路 C1 コンデンサ L1 インダクタ La 放電灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 幸司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K072 AA01 AA04 AC11 BA03 BA05 BB10 BC01 CA16 CB04 CB06 DA04 DB03 DC07 DD04 EB04 EB10 GA03 GB12 GC04 HA03 HA05 HB03 HB06 HB10 3K098 CC03 CC41 CC70 DD01 DD22 DD35 DD37 EE12 EE13 EE17 EE20 EE32 EE40 FF06 FF13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源の電源電圧を整流する整流回路部
    と、整流回路部の出力電圧を所定の電圧値の直流電圧に
    変換するDC−DC変換部と、DC−DC変換部の出力
    電圧をスイッチング素子でスイッチングすることにより
    高周波の交流電圧に変換するインバータ回路部と、イン
    バータ回路部の出力端子間に接続された少なくともイン
    ダクタとコンデンサとを含む共振回路及び当該共振回路
    の共振動作によって発生する高周波電力が供給される放
    電灯を有する負荷回路部と、負荷回路部への供給電力を
    制御する制御回路部とを備え、上記放電灯の有するラン
    プ電圧−ランプ電流特性に対して、定電流特性が十分低
    い出力電圧−出力電流特性を有する放電灯点灯装置にお
    いて、 制御回路部が負荷回路部への供給電力に負の温度変化特
    性を持たせたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】制御回路部は、DC−DC変換部の出力電
    圧に負の温度変化特性を持たせることによって、負荷回
    路部への供給電力に負の温度変化特性を持たせたことを
    特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】制御回路部は、インバータ回路部の発振周
    波数に正の温度変化特性を持たせることによって、負荷
    回路部への供給電力に負の温度変化特性を持たせたこと
    を特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】共振回路の共振動作によって発生する高周
    波電力が負の温度変化特性を持つように、当該共振回路
    を構成する回路部品の電気的特性値の温度変化特性を設
    定したことを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装
    置。
  5. 【請求項5】調光レベルを設定する調光信号に応じて放
    電灯への供給電力を変化させることによって放電灯を調
    光する調光制御部を備え、放電灯への供給電力が負の温
    度変化特性を持つように調光信号の調光レベルに負の温
    度変化特性を持たせたことを特徴とする請求項1記載の
    放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れか1つに記載の放電
    灯点灯装置を器具本体に収納して成ることを特徴とする
    照明器具。
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