JP3335613B2 - 蛍光ランプ点灯装置および電球形蛍光ランプ - Google Patents

蛍光ランプ点灯装置および電球形蛍光ランプ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ランプの点灯
装置および電球形蛍光ランプに関する。特に、調光可能
な蛍光ランプの点灯装置および電球形蛍光ランプに関す
る。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプは、白熱ランプに対して高効
率かつ長寿命の特長を有するので、家庭用照明を中心と
して広く普及している。蛍光ランプを調光する場合、ラ
ンプ電流またはランプ電力を基準信号によって調整し、
蛍光ランプの明るさを制御する方式が一般的である。具
体的には、ランプ電流またはランプ電力を検出し、その
検出した値が所定のランプ電流またはランプ電力となる
ように、インバータ回路のスイッチング周波数をフィー
ドバック制御する。このような調光を可能とする点灯回
路装置の一例としては、特開平9−204989号公報
に開示されたものがある。
【0003】この公報に開示された点灯回路装置による
と、ランプ電力に比例した信号と基準信号とをOPアン
プにて比較演算し、その演算結果からインバータ回路の
スイッチング周波数をフィードバック制御する。スイッ
チング周波数が増加すると、ランプ電力が低減して蛍光
ランプは暗くなり、一方、スイッチング周波数が低下す
ると、ランプ電力が増加して蛍光ランプは明るくなる。
このとき、ランプ電力を制御するフィードバック制御回
路の周波数特性帯域幅は、比較的ランプ電力が小さいと
きには広くなるように、そして、比較的ランプ電力が大
きいときには狭くなるように切り換える。すなわち、ラ
ンプ電力によってフィードバック制御回路の周波数特性
帯域幅を変化させる。このようにする理由は、フィード
バック制御回路の不安定動作(発振)を補償し、ランプ
電力が大きい状態から小さい状態まで安定に調光するた
めである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蛍光ラ
ンプなどの放電ランプは温度が安定するまでの過渡期に
おいて、電気特性などランプ特性が徐々に変化すること
が一般的に知られている。そのため、上記従来の回路構
成を用いて蛍光ランプを点灯したときにおいては、蛍光
ランプが十分温まった高温状態では良好に調光できるけ
れども、蛍光ランプがまだ十分に温まっていない低温状
態ではうまく調光できず、その逆に、十分温まった高温
状態ではうまく調光できないけれども、蛍光ランプがま
だ十分に温まっていない低温状態では良好に調光できる
など、高温時と低温時のランプ特性の差からフィードバ
ック制御回路が不安定動作(発振)を起こすことがあ
る。特に、ランプ電力が小さい状態でランプ温度が低い
場合やランプ電力が大きい状態でランプ温度が低い状態
において、フィードバック制御回路が不安定動作(発
振)を起こす可能性がある。この不安定動作(発振)
は、ランプのちらつきを起こさせたり、最悪の場合には
回路を故障させてしまう等の不具合を生じさせる場合が
ある。
【0005】本発明はかかる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、蛍光ランプの温度によらず安
定に調光できる蛍光ランプ点灯装置および電球形蛍光ラ
ンプを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による蛍光ランプ
点灯装置は、蛍光ランプと、前記蛍光ランプの電気特性
を検出する電気特性検出手段と、前記蛍光ランプを駆動
するインバータ回路と、前記蛍光ランプの電気特性が所
定の値となるように前記インバータ回路の駆動周波数を
制御するフィードバック制御回路とを備えた調光可能な
蛍光ランプ点灯装置であって、前記フィードバック制御
回路は、前記蛍光ランプの温度を検出する温度検出手段
を含み、前記温度検出手段で検出した前記蛍光ランプの
前記温度に基づいて周波数特性帯域幅を変化させる。
【0007】ある実施形態では、フィードバック制御回
路は、前記蛍光ランプの前記温度が比較的高いときには
前記周波数特性帯域幅を狭くし、且つ、前記蛍光ランプ
の前記温度が比較的低いときには前記周波数特性帯域幅
を広くする機能を有する。
【0008】前記温度検出手段は、感温抵抗素子である
ことが好ましい。
【0009】本発明による電球形蛍光ランプは、蛍光ラ
ンプと、前記蛍光ランプに電気的に接続された点灯回路
および口金とが一体成形された電球形蛍光ランプであっ
て、前記点灯回路は、前記蛍光ランプの電気特性を検出
する電気特性検出手段と、前記蛍光ランプを駆動するイ
ンバータ回路と、前記蛍光ランプの電気特性が所定の値
となるように前記インバータ回路の駆動周波数を制御す
るフィードバック制御回路とを有し、前記フィードバッ
ク制御回路は、前記蛍光ランプの温度を検出する温度検
出手段を含み、前記温度検出手段で検出した前記蛍光ラ
ンプの前記温度に基づいて周波数特性帯域幅を変化させ
る。
【0010】ある実施形態において、前記フィードバッ
ク制御回路は、前記蛍光ランプの前記温度が比較的高い
ときには前記周波数特性帯域幅を狭くし、且つ、前記蛍
光ランプの前記温度が比較的低いときには前記周波数特
性帯域幅を広くする機能を有する。
【0011】前記温度検出手段が感温抵抗素子であるこ
とが好ましい。
【0012】前記感温抵抗素子は、前記蛍光ランプの電
極が封止されている管端部から少なくとも10mm離さ
れて設けられていることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の蛍光ランプ点灯装置は、
蛍光ランプの電気特性が所定の値となるようにインバー
タ回路の駆動周波数を制御するフィードバック制御回路
であって、温度検出手段で検出した蛍光ランプの温度に
基づいて周波数特性帯域幅を変化させるフィードバック
制御回路を有している。このフィードバック制御回路に
よって、蛍光ランプの温度が高いときにはフィードバッ
ク制御回路の周波数特性帯域幅を狭く、温度が低いとき
にはフィードバック制御回路の周波数特性帯域幅を広く
変化させることができるため、フィードバック制御回路
の不安定動作(発振)を防止することが可能となる。そ
の結果、蛍光ランプの温度が点灯直後でまだ低い状態か
ら十分に温まった高い状態まで、広い範囲にわたって安
定に調光することができる。
【0014】以下、図面を参照しながら、本発明による
実施の形態を説明する。以下の図面においては、説明の
簡潔さのため、実質的に同一の機能を有する構成要素を
同一の参照符号で示す。なお、本発明は以下の実施形態
に限定されない。 (実施形態1)図1および図2を参照しながら、本発明
による実施形態1にかかる蛍光ランプ点灯装置の説明を
する。図1は、本実施形態にかかる蛍光ランプ点灯装置
の構成を示している。
【0015】図1に示した蛍光ランプ点灯装置は、調光
可能な蛍光ランプ点灯装置であり、フィラメント電極5
および6を有する蛍光ランプ1と、蛍光ランプ1の電気
特性を検出する電気特性検出手段3と、蛍光ランプ1を
駆動するインバータ回路2と、蛍光ランプ1の電気特性
が所定の値となるようにインバータ回路5の駆動周波数
を制御するフィードバック制御回路4とを備えている。
本実施形態では、フィードバック制御回路4は、設定し
た調光状態にするための蛍光ランプ1の電気特性値(例
えば、ランプ電力値またはランプ電流値)となるよう
に、インバータ回路2の駆動周波数を制御する。また、
フィードバック制御回路4は、蛍光ランプ1の温度を検
出(検知)する温度検出手段(温度検知手段)25を含
んでおり、そして、温度検出手段(温度検知手段)25
で検出(検知)した蛍光ランプ1の温度に基づいて周波
数特性帯域幅を変化させる機能を有している。
【0016】本実施形態におけるインバータ回路2は、
商用の交流電源7と、整流回路8と、コンデンサ9、1
3および15と、駆動回路10と、FET11および1
2と、チョークコイル14とから構成されている。商用
の交流電源7は、整流回路8およびコンデンサ9によっ
て交流から直流に変換され、さらに、この直流は、FE
T11および12を交互にON・OFFすることによっ
て、高周波の交流に変換される。その後、この変換され
た高周波の交流は、チョークコイル14、コンデンサ1
3および15からなる直列共振回路を介して、蛍光ラン
プ1に供給される。すなわち、商用の交流電源7は、高
周波の交流電力となって蛍光ランプ1に供給される。な
お、FET11および12は、駆動回路10によって駆
動される。
【0017】電気特性検出手段3は、抵抗16、ダイオ
ード17および18から構成され、ランプ電流に比例し
た信号をフィードバック制御回路4に出力する。
【0018】フィードバック制御回路4は、コンデンサ
19と、OPアンプ20と、抵抗21および22と、ス
イッチ素子23と、基準信号発生回路24と、温度検出
手段25とから構成されている。フィードバック制御回
路4は、電気特性検出手段3からの信号S1と基準信号
発生回路24からの信号S4とを、コンデンサ19と、
OPアンプ20と、抵抗21および22と、スイッチ素
子23とからなる演算回路網によって比較演算し、その
結果を駆動回路10に出力する。駆動回路10は、フィ
ードバック制御回路4からの出力信号S3に基づいてF
ET11および12の駆動周波数を制御する。
【0019】OPアンプを使用してフィードバック制御
を行うとき、OPアンプの周波数特性帯域幅を適切に設
定しないと不安定動作(発振)が発生することが一般に
知られている。蛍光ランプ1を負荷として制御する場
合、図2に示すように、蛍光ランプ1の温度が低い時に
はフィードバック制御回路4の周波数特性帯域幅は広い
方がよく、蛍光ランプ1の温度が十分高い状態ではフィ
ードバック制御回路4の周波数特性帯域幅は狭い方がよ
い。このようにするのが好ましい理由は、蛍光ランプ1
の温度が低い状態では、ランプの挙動がまだ比較的不安
定であり、ある程度高速に追従する制御を行う必要があ
るからと考えられる。
【0020】フィードバック制御回路4の周波数特性帯
域幅は、蛍光ランプ1の温度に基づいてスイッチ素子2
3によって切り換えられる。点灯直後の蛍光ランプ1の
温度は室温(例えば25℃)程度であるが、その後、徐
々に約70℃まで上昇する。この蛍光ランプ1の温度
は、温度検出手段25によって検出することができ、温
度検出手段25としては、例えば、熱電対を用いること
ができる。フィードバック制御回路4は、温度検出手段
25からの出力信号S2を用いて、蛍光ランプ1の温度
が所定の温度(例えば40℃)未満ではスイッチ素子2
3をONにし、所定の温度(例えば40℃)以上ではス
イッチ素子23をOFFにする。
【0021】蛍光ランプ1の温度が低い状態でスイッチ
素子23がONしているとき、フィードバック制御回路
4の周波数特性帯域幅は、コンデンサ19、抵抗21お
よび22によって決定される。一方、蛍光ランプ1の温
度が高い状態でスイッチ素子23がOFFしていると
き、フィードバック制御回路4の周波数特性帯域幅は、
コンデンサ19および抵抗22によって決定される。ス
イッチ素子23がONしている時のコンデンサ19、抵
抗21および22で計算される時定数τ1は、スイッチ
がOFFしている時のコンデンサ19および抵抗22で
計算される時定数τ2より小さくなる。つまり、蛍光ラ
ンプ1の温度が高くスイッチ素子23がOFFしている
時よりも、蛍光ランプ1の温度が低くスイッチ素子23
がONしている時の方がフィードバック制御回路4の周
波数特性帯域幅は広くなる。このようにして、フィード
バック制御回路4は、蛍光ランプ1の温度が比較的高い
ときには、周波数特性帯域幅を狭くし、蛍光ランプ1の
温度が比較的低いときには周波数特性帯域幅を広くする
ようにしている。
【0022】本実施形態におけるフィードバック制御回
路4は、ランプ電流の希望値を表す基準信号S4を発生
する基準信号発生回路24を有しており、この基準信号
S4を用いて、好みの明るさになるように信号を変化さ
せることができる構成となっている。なお、ランプ電流
と明るさは一般にほぼ比例関係にあるため、ランプ電流
を制御することによって明るさを制御すること、すなわ
ち調光することができる。例えば、基準信号S4を高く
設定すると、出力信号S3は低くなり、それによって、
駆動回路10はスイッチング周波数を低下させて、蛍光
ランプ1を明るくする。
【0023】次に、本実施形態における蛍光ランプ点灯
装置の動作を説明する。
【0024】まず、電源(不図示)がONされると、フ
ィラメント電極5および6が予熱される。次いで、フィ
ラメント電極5および6が熱電子を放出できる状態にま
で十分に加熱された状態で、コンデンサ15に高電圧を
発生させると、蛍光ランプ1が点灯する。
【0025】次に、蛍光ランプ1が点灯すると、ランプ
電流に比例した信号が電気特性検出手段3によって検出
されて、フィードバック制御回路4に出力される。本実
施形態では、ダイオード17および18で半波整流した
信号S1がフィードバック制御回路4に出力される。フ
ィードバック制御回路4は、電気特性検出回路3からの
出力信号S1と基準信号発生回路24からの出力信号S
4とをOPアンプ20で比較演算し、希望のランプ電流
値、すなわち明るさになるように、FET11および1
2のスイッチング周波数を制御する信号を駆動回路10
に出力する。
【0026】ランプ点灯後、蛍光ランプ1の温度は徐々
に上昇していく。最初に、まだ温度が低い場合(40℃
未満)の動作について説明する。
【0027】上述したように、蛍光ランプ1の温度が低
い状態で安定に調光するためにはフィードバック制御回
路4の周波数特性帯域幅を広くすることが好ましい。温
度検出手段25は、蛍光ランプ1の温度を検出し、その
温度が40℃未満の場合にはスイッチ素子23をON状
態にする。スイッチ素子23がON状態であるので、フ
ィードバック制御回路4の周波数特性帯域幅は広く設定
される。したがって、基準信号発生回路24の出力信号
を変化させて調光しても、フィードバック制御回路4に
不安定動作(発振)が発生することなく、広い範囲にわ
たって安定に調光することができる。
【0028】次に、蛍光ランプ1の温度がほぼ安定した
場合(約70℃)の動作について説明する。蛍光ランプ
1の温度が安定すると、ランプ電気特性も安定する。こ
の時に、フィードバック制御回路4の周波数特性帯域幅
が広すぎると、フィードバック制御回路4が余分な高周
波成分に過剰に反応して、フィードバック制御回路4に
不安定動作(発振)が発生することとなり、安定に調光
することができない。すなわち、上述したように、蛍光
ランプ1の温度が十分高い状態で安定に調光するにはフ
ィードバック制御回路4の周波数特性帯域幅は比較的狭
い方が好ましい。 ランプ点灯後、蛍光ランプ1の温度
が徐々に上昇していく際に、蛍光ランプ1の温度が40
℃以上になった時点で、温度検出手段25はスイッチ素
子23をOFF状態にする。スイッチ素子23がOFF
状態にされるので、フィードバック制御回路4の周波数
特性帯域幅は狭く設定される。したがって、基準信号発
生回路24の出力信号を変化させて調光しても、フィー
ドバック制御回路4に不安定動作(発振)が発生するこ
となく、広い範囲にわたって安定に調光することができ
る。
【0029】本実施形態の蛍光ランプ点灯装置による
と、フィラメント電極5および6を有する蛍光ランプ1
と、蛍光ランプ1を点灯するインバータ回路2と、蛍光
ランプ1のランプ電流を検出する電気特性検出手段3
と、ランプ電流が所定の値になるようにインバータ回路
2の駆動周波数を制御するフィードバック制御回路4と
を備え、蛍光ランプ1の温度によってフィードバック制
御回路4の周波数特性帯域幅を切り換えることによっ
て、蛍光ランプ1の温度が点灯直後でまだ低い状態から
十分に温まった高い状態まで、フィードバック制御回路
4の不安定動作(発振)なく、広い範囲にわたって安定
に調光することができる。(実施形態2)次に、図3を
参照しながら、本発明による実施形態1にかかる蛍光ラ
ンプ点灯装置の説明をする。
【0030】図3は、本実施形態にかかる蛍光ランプ点
灯装置の構成を示している。本実施形態の蛍光ランプ点
灯装置は、温度検出手段として感温抵抗素子44を有す
るフィードバック制御回路41を備えている点が、上記
実施形態1の蛍光ランプ点灯装置と異なる。本実施形態
の蛍光ランプ点灯装置における蛍光ランプ1、インバー
タ回路2、および電気特性検出手段3は、上記実施形態
1のものと同じ構成であるので説明は省略し、以下で
は、上記実施形態1と構成が異なる点について詳しく説
明する。
【0031】本実施形態の蛍光ランプ点灯装置は、上記
実施形態1におけるフィードバック制御回路4の代わり
に、コンデンサ42、OPアンプ43、感温抵抗素子4
4、抵抗45、および基準信号発生回路46から構成さ
れたフィードバック制御回路41を有している。フィー
ドバック制御回路41は、電気特性検出手段3からの信
号S5と基準信号発生回路46からの信号S6を、コン
デンサ42、OPアンプ43、感温抵抗素子44、抵抗
45からなる演算回路網で比較演算し、その結果(出力
信号S7)を駆動回路10に出力する。
【0032】感温抵抗素子44は正の温度特性を持って
おり、室温(25℃)では数100Ωである抵抗値が、
感温抵抗素子44の温度が所定の温度以上になれば急激
に抵抗値が増加する素子である。本実施形態では、感温
抵抗素子44としてPTCサーミスタを使用しており、
25℃で470Ω、40℃で470Ω、そして70℃で
1.5kΩの抵抗値を示すPTCサーミスタを用いてい
る。感温抵抗素子44の大きさは典型的に小さいので、
実装面積が小さくてすむという大きな利点が得られる。
本実施形態では、一辺が1.6mm程度の大きさのPT
Cサーミスタを使用している。
【0033】フィードバック制御回路41の周波数特性
帯域幅は、コンデンサ42と、感温抵抗素子44と、抵
抗45とによって決定されることになるが、感温抵抗素
子44の抵抗値は温度に依存して変化するので、温度に
依存してフィードバック制御回路41の周波数特性帯域
幅は変化する。つまり、温度が低い場合には感温抵抗素
子の抵抗値が低いので、フィードバック制御回路41の
周波数特性帯域幅は広くなる。一方、温度が高い場合に
は感温抵抗素子の抵抗値が高いので、フィードバック制
御回路41の周波数特性帯域幅は狭くなる。
【0034】本実施形態の蛍光ランプ点灯装置は、電球
形蛍光ランプの構成にすることができる。図4は、本実
施形態の蛍光ランプ点灯装置が電球形蛍光ランプである
場合の構成を模式的に示している。
【0035】図4に示した電球形蛍光ランプは、3本の
略U字形の発光管をブリッジで連結させた形状を有する
蛍光ランプ1と、白熱電球用E26型などの口金51
と、図2に示した点灯回路のパターンが形成され且つ各
々の回路部品が取付けられた回路基板52と、一端に口
金51が取りつけられ内部に回路基板52を収容するカ
バー53と、蛍光ランプ1の周囲を覆うように配置され
透光性を有するグローブ54とを備えている。
【0036】蛍光ランプ1と回路基板52、回路基板5
2と口金51は、図示していないが電気的に接続されて
おり、口金51を白熱電球用ソケットにねじ込むことに
よって、口金51を介して商用電源から電力が供給さ
れ、蛍光ランプ1が点灯する。回路基板52には各々の
回路部品が取付けられているが、ここでは感温抵抗素子
44のみを図示する。
【0037】また、図5に示すように、感温抵抗素子4
4は、蛍光ランプ1の電極5および6から少なくとも1
0mmの距離を離して配置されている。このようにして
配置するのは、蛍光ランプ1の電極5、6付近の温度は
非常に高温(約800℃)になるので、この電極5、6
の温度の影響を受けないようにするためである。
【0038】次に、本実施形態の蛍光ランプ点灯装置
(または電球形蛍光ランプ)の動作について説明する。
蛍光ランプ1が点灯するまでの動作は、上記実施形態1
と同様であるので説明を省略する。
【0039】蛍光ランプ1が点灯すると、ランプ電流に
比例した信号が電気特性検出手段3によって検出され
て、フィードバック制御回路41に出力される。本実施
形態では、ダイオード17および18で半波整流した信
号S5がフィードバック制御回路41に出力される。フ
ィードバック制御回路41は、電気特性検出回路3から
の出力信号S5と基準信号発生回路46からの出力信号
S6とをOPアンプ43で比較演算し、希望のランプ電
流値、すなわち明るさになるように、FET11および
12のスイッチング周波数を制御する信号S7を駆動回
路10に出力する。
【0040】本実施形態の蛍光ランプ点灯装置が電球形
蛍光ランプである場合には、蛍光ランプ1と回路基板5
2とが一体となっているため、蛍光ランプ1と回路基板
52とは非常に近接した状態にある。それゆえに、回路
基板52は蛍光ランプ1からの輻射熱の影響を受けるた
め、回路基板52の温度は、蛍光ランプ1の温度とほぼ
比例関係にある。すなわち、点灯後、蛍光ランプ1の温
度が徐々に上昇していくとともに、回路基板52の温度
も蛍光ランプ1の温度変化にあわせて上昇していくこと
になるため、蛍光ランプ1の点灯直後は、回路基板52
の温度は低く、その後徐々に上昇していくことになる。
【0041】最初に、蛍光ランプ1および回路基板52
の温度がまだ低い場合(40℃以下)の動作について説
明する。上述したように、蛍光ランプ1の温度が低い状
態で安定に調光するためにはフィードバック制御回路4
1の周波数特性帯域幅は広い方が好ましい。回路基板5
2の温度が低い状態の時には、感温抵抗素子44の温度
も低く、それゆえ、感温抵抗素子44の抵抗値は低いた
め、フィードバック制御回路41の周波数特性帯域幅は
広くなる。したがって、基準信号発生回路46の出力信
号を変化させて調光しても、フィードバック制御回路4
1に不安定動作(発振)が発生することなく、広い範囲
にわたって安定に調光することができる。
【0042】次に、蛍光ランプ1の温度がほぼ安定した
場合(約70℃)の動作について説明する。上述したよ
うに、蛍光ランプ1の温度が高い状態で安定に調光する
ためにはフィードバック制御回路41の周波数特性帯域
幅は狭い方が好ましい。回路基板52の温度が高い状態
の時には、感温抵抗素子44の温度も高く、それゆえ、
感温抵抗素子44の抵抗値は高いため、フィードバック
制御回路41のフィードバック制御回路41の周波数特
性帯域幅は狭くなる。したがって、基準信号発生回路4
6の出力信号を変化させて調光しても、フィードバック
制御回路41に不安定動作(発振)が発生することな
く、広い範囲にわたって安定に調光することができる。
【0043】本実施形態の電球形蛍光ランプ(蛍光ラン
プ点灯装置)の調光を行う場合には、例えば、ランプが
設けられる部屋の壁などに設置した調光器、またはリモ
コンの調光器を用いて調光を行えばよい。本実施形態の
電球形蛍光ランプにおいては、図6に示すように、調光
器の設定を例えば100%にしたときに22Wのランプ
電力、例えば10%にしたときに7Wのランプ電力が供
給されるようにランプ電力を制御している。また、ラン
プ電力が大きい場合でランプ温度が低いときおよび高い
とき、ならびに、ランプ電力が小さい場合でランプ温度
が低いときおよび高いときのいずれの場合でも、本実施
形態の電球形蛍光ランプを安定に調光できることを本願
発明者は実験によって確認した。
【0044】本実施形態の蛍光ランプ点灯装置によれ
ば、フィラメント電極5および6を有する蛍光ランプ1
と、蛍光ランプ1を点灯するインバータ回路2と、蛍光
ランプ1のランプ電流を検出する電気特性検出手段3
と、ランプ電流が所定の値になるようにインバータ回路
2の駆動周波数を制御するフィードバック制御回路41
とを備え、回路基板52上に配置された感温抵抗素子4
4の抵抗値が蛍光ランプ1の温度の変化に応じて変わる
ことを利用し、フィードバック制御回路41の周波数特
性帯域幅を切り換えることによって、蛍光ランプ1の温
度が点灯直後でまだ低い状態から十分に温まった高い状
態まで、フィードバック制御回路41の不安定動作(発
振)なく、広い範囲にわたって安定に調光することがで
きる。
【0045】特に、本実施形態では、フィードバック制
御回路の周波数特性帯域幅を感温抵抗素子(例えば、P
TCサーミスタ)44で切り換えているため、上記実施
形態1よりも簡単な回路構成にすることができる。ま
た、感温抵抗素子44を電極5および6から10mm以
上離して、電極5および6の温度の影響を受け難くして
いるので制御性を向上させることができる。
【0046】なお、上記実施形態1および2において、
インバータ回路2は蛍光ランプ1が点灯できればよく、
上記実施形態の回路構成以外の構成でも良い。また、上
記実施形態において、電気特性検出手段3はランプ電流
を検出するように構成したが、蛍光ランプ1の明るさに
ほぼ比例した信号であれば他のものでもよく、例えばラ
ンプ電力でもよい。ただし、この場合、ランプ電流とラ
ンプ電圧との両方を検出してランプ電力を演算する必要
があるため、回路構成は複雑になる。また、ランプ電流
を半波整流して検出しているが全波整流して検出しても
よい。ただし、全波整流の場合は回路部品が増加する。
【0047】また、上記実施形態1において、フィード
バック制御回路4の周波数特性帯域幅を2段階に切り換
えたが、勿論、3段階以上に切り換えてもよい。ただ
し、この場合には、2段階の場合と比べて回路構成が複
雑になる。
【0048】また、上記実施形態2において、蛍光ラン
プ1は3本の略U字形の発光管をブリッジで連結させた
形状のもので説明したが、他の形状でもよく例えばW−
U形状の蛍光ランプなどでもよい。ただし、蛍光ランプ
1の形状が変われば電極5および6の位置が変わるた
め、感温抵抗素子44の配置場所を適切な位置に変える
ことが好ましい。また、感温抵抗素子44として正の温
度特性をもつものとしたが、勿論、負の温度特性を持つ
ものを使用してもよい。
【0049】上記実施形態2において、口金51は白熱
電球用E26型のものを使用したが、他の形状の口金を
用いても良い。実施形態2では、グローブ54がついて
いる電球形蛍光ランプで説明したがグローブ54の有無
が関係ないことは言うまでもない。なお、上記実施形態
1の蛍光ランプ点灯装置も、電球形蛍光ランプの構成に
することが可能である。また、上記実施形態1および2
のいずれの蛍光ランプ点灯装置も、電球形蛍光ランプ以
外の通常の蛍光ランプの形状にしてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、温度検出手段で検出し
た蛍光ランプの温度に基づいて周波数特性帯域幅を変化
させるフィードバック制御回路を有しているので、蛍光
ランプの温度が高いときにはフィードバック制御回路の
周波数特性帯域幅を狭く、温度が低いときにはフィード
バック制御回路の周波数特性帯域幅を広く変化させるこ
とができる。このため、フィードバック制御回路の不安
定動作(発振)を防止することが可能となり、蛍光ラン
プの温度によらず安定に調光できる蛍光ランプ点灯装置
(または、電球形蛍光ランプ)を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1にかかる蛍光ランプ点
灯装置の構成図である。
【図2】ランプ高温時とランプ低温時におけるそれぞれ
の周波数帯域を示すグラフである。
【図3】本発明による実施形態2にかかる蛍光ランプ点
灯装置の構成図である。
【図4】本発明による実施形態2にかかる電球形蛍光ラ
ンプの構成を模式的に示す図である。
【図5】感温抵抗素子44の配置場所を示す上面図であ
る。
【図6】調光器の設定と制御するランプ電力との関係を
示すグラフである。
【符号の説明】
1 蛍光ランプ 2 インバータ回路 3 電気特性検出手段 4,41 フィードバック制御回路 5,6 電極 7 商用電源 8 整流回路 9,13,15,19,42 コンデンサ 10 駆動回路 11,12 FET 14 チョークコイル 16,21,22,45 抵抗 17,18 ダイオード 20,43 OPアンプ 23 スイッチ素子 24,46 基準信号発生回路 25 温度検出手段 44 感温抵抗素子 51 口金 52 回路基板 53 グローブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 崇之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 業天 正芳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 村上 昌伸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−65984(JP,A) 特開 平6−295791(JP,A) 特開 平9−204989(JP,A) 実開 平3−53798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/00 - 41/42

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光ランプと、 前記蛍光ランプの電気特性を検出する電気特性検出手段
    と、 前記蛍光ランプを駆動するインバータ回路と、 前記蛍光ランプの電気特性が所定の値となるように前記
    インバータ回路の駆動周波数を制御するフィードバック
    制御回路とを備えた調光可能な蛍光ランプ点灯装置であ
    って、 前記フィードバック制御回路は、前記蛍光ランプの温度
    を検出する温度検出手段を含み、前記温度検出手段で検
    出した前記蛍光ランプの前記温度に基づいて、前記蛍光
    ランプの前記温度が40℃以上のときには前記フィード
    バック制御回路の周波数特性帯域幅を狭くし、且つ、前
    記蛍光ランプの前記温度が40℃未満のときには前記
    ィードバック制御回路の周波数特性帯域幅を広くする機
    能を有する、蛍光ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段が感温抵抗素子であ
    る、請求項1に記載の蛍光ランプ点灯装置。
  3. 【請求項3】 蛍光ランプと、前記蛍光ランプに電気的
    に接続された点灯回路および口金とが一体成形された電
    球形蛍光ランプであって、 前記点灯回路は、 前記蛍光ランプの電気特性を検出する電気特性検出手段
    と、 前記蛍光ランプを駆動するインバータ回路と、 前記蛍光ランプの電気特性が所定の値となるように前記
    インバータ回路の駆動周波数を制御するフィードバック
    制御回路とを有し、 前記フィードバック制御回路は、前記蛍光ランプの温度
    を検出する温度検出手段を含み、前記温度検出手段で検
    出した前記蛍光ランプの前記温度に基づいて、前記蛍光
    ランプの前記温度が40℃以上のときには前記フィード
    バック制御回路の周波数特性帯域幅を狭くし、且つ、前
    記蛍光ランプの前記温度が40℃未満のときには前記
    ィードバック制御回路の周波数特性帯域幅を広くする機
    能を有する、電球形蛍光ランプ。
  4. 【請求項4】 前記温度検出手段が感温抵抗素子であ
    る、請求項3に記載の電球形蛍光ランプ。
  5. 【請求項5】 前記感温抵抗素子は、前記蛍光ランプの
    電極が封止されている管端部から少なくとも10mm離
    されて設けられている、請求項4に記載の電球形蛍光ラ
    ンプ。
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