JP2002343320A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

Info

Publication number
JP2002343320A
JP2002343320A JP2001139965A JP2001139965A JP2002343320A JP 2002343320 A JP2002343320 A JP 2002343320A JP 2001139965 A JP2001139965 A JP 2001139965A JP 2001139965 A JP2001139965 A JP 2001139965A JP 2002343320 A JP2002343320 A JP 2002343320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
wall
storage case
groove
window
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001139965A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Takei
恒雄 武居
Tomoaki Watanabe
智昭 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001139965A priority Critical patent/JP2002343320A/ja
Publication of JP2002343320A publication Critical patent/JP2002343320A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下ケースをスナップフィット結合する収納
ケースにおいて、その外形・寸法の高精度化と、上下ケ
ースの結合強度向上とを達成する。 【解決手段】 プラスチック製で可撓性の下ケース30
外壁上端部にその外周面に沿う溝32と、この溝に連な
る窓37とを形成する。溝32の底面に、かつその長手
方向に互いに適宜距離をあけて配列されて対になる突起
を35,36を複数組、かつ等しい高さに形成する。プ
ラスチック製で可撓性の上ケース10外壁下端部の、窓
37に対応する部位に爪12を、上ケース10の内部側
に向けて突出形成する。溝は、下ケースの互い対向する
内周壁33(図3)と外周壁34の間に形成する。上下
ケースの結合操作では、上ケース外壁下端部を溝に押圧
挿入する。このとき、上ケース外壁下端部が前記内周壁
・外周壁間の間隔を押し拡げる状態で爪が溝に挿入され
る。押圧挿入力を解除すると、上ケース外壁下端部の弾
性力により、その下端面が突起に圧接した状態で、爪が
窓の内周面に衝合圧接して上下ケースが結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納ケースに関し、
特に、例えばリチウムイオン二次電池などの電気部品を
収納するための、スナップフィット構造のプラスチック
製収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ノートパソコン、ワープロ等の情
報機器や携帯電話等の移動通信機器、ビデオカメラ、液
晶テレビ等のAV機器は需要が急増し、また、エンター
テイメント型ロボットに代表される娯楽分野も急速に発
展してきている。このような電子機器では、電源として
ニッケル−カドミウム電池、ニッケル−水素電池、リチ
ウムイオン電池等の密閉型二次電池が多く使用されてお
り、その中でもリチウムイオン二次電池は、高電圧・高
エネルギー密度・軽量といった特性が生かされ、多種多
様な分野で盛んに採用されている。この場合、2個以上
の単セル電池(電池素子)を直列あるいは並列接続し、
これを硬質ゴムや樹脂材、例えばポリカーボネートやA
BS樹脂で成形された収納ケース内に収めてパック化し
たものが多く見られる。
【0003】ところで、ノート型パソコンや、エンター
テイメント型ロボットをコンパクトな構造とするために
は、収納ケースの小型化が要求される。したがって、単
セル電池を収納ケース内に最密充填状態で収納すること
により、パック化した電池の容積を最小限に抑えること
が要求される。また、上記収納ケースでは、ネジや接着
剤等を用いることなく上ケースと下ケースを堅固に結合
できること、これら上下ケースの結合精度が高く、(結
合後の)収納ケースの外形・寸法を高精度に品質管理で
きることが特に重要である。
【0004】従来、この要求に応えるべく、収納ケース
として、複数の単セル電池を下ケースに収納した後、上
ケースを下ケースにスナップフィット方式で結合するよ
うにしたものが検討・開発されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
収納ケースでは以下の問題があった。 (1)上下のケースがこれらの間に隙間を残した状態で
結合しているうえ、上下ケース間に前記隙間分の「ガ
タ」があり、上ケース下端部が下ケース上端部の上方に
浮き上がった状態になっている。このため、収納ケース
全体の外形・寸法にバラツキが生じやすくなり、前記電
子機器に形成された、外形・寸法が精確な電池パック挿
入部に確実に挿入セットすることができなくなってしま
う場合があった。 (2)上下ケース間の隙間に何らかの大きな衝撃や振動
が加わったときに上下ケースの結合が外れやすく、この
場合には、収納された物品(例えばリチウムイオン二次
電池)が損傷し、使用できなくなってしまうことがあっ
た。
【0006】したがって、本発明の第1の目的は、上下
のケースをスナップフィット方式で結合するようにした
収納ケースのスナップフィット構造を改良し、もって、
収納ケース全体の外形・寸法の高精度化を達成すること
であり、第2の目的は、上下ケースの結合強度を向上さ
せることにより、収納ケースに大きな振動や衝撃が加わ
っても上下ケースの結合が外れにくい収納ケースを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
上ケースと下ケースを組み合わせてなり、前記上ケース
の外壁と、前記下ケースの外壁のいずれか一方の適宜箇
所に爪を突設し、他方に前記爪と対応する位置に受部を
形成し、前記爪を受部に係合させて前記上ケースと前記
下ケースを遊嵌させる収納ケースであって、前記爪は、
前記外壁と同一方向に延長されて所定の長さを有する延
設部を介して該延設部と直交方向に向けて形成され、前
記上ケースと前記下ケースの嵌合時の遊びを規制するも
のとして、前記受部を設けた側のケースの外壁の、他方
のケースの外壁と当接する部位に突起を形成したことを
特徴とする収納ケースである。
【0008】このように、本発明の収納ケースは、所定
構造の爪を前記受部に係合させて上ケースと下ケースを
遊嵌させる構成とするとともに、上下ケースの嵌合時の
遊びを規制するための部材として前記突起を設けたの
で、上下ケースの嵌合結合による収納ケースの組立てを
簡便に行うことができるうえ、この収納ケースに衝撃・
振動等の外力が加わっても上下ケースの結合が外れにく
くなる。なお、上下ケースの嵌合結合には、適度の可撓
性が要求されるため、該嵌合結合部をプラスチック材料
(合成樹脂)または、弾性に富む金属材料(例えば、ば
ね鋼)で構成することが望ましいが、これらケースの本
体は、プラスチック材料に限らず、金属材料等の硬質材
料(剛性材料)で構成することもできる。
【0009】本発明では、前記上ケースの外壁と、前記
下ケースの外壁のいずれか一方の端縁部を薄肉片とし、
他方の端縁部は該薄肉片を挿入する凹溝とすることが好
ましい(請求項2)。上記のように薄肉片とすることで
可撓性が高まることから、上下ケースの嵌合結合がより
容易になるうえ、上下ケース結合の外れにくさが高ま
る。
【0010】前記延設部は、前記薄肉片と同列に、か
つ、同一の長さで突設され、前記受部は、凹溝の一方の
壁に形成されることが好ましい(請求項3)。このよう
な構成とすることにより、上下ケースの嵌合結合部の構
造が簡単になるため、上下ケースの作製が容易になる。
【0011】前記受部は、凹溝の一方の壁に貫通した窓
(貫通孔)として形成されることが望ましい(請求項
4)。この場合、前記窓の桟(窓枠)を厚肉にしてこれ
をリブとすることが望ましく(請求項5)、これにより
嵌合結合部が補強される。この場合、爪を上ケースに設
けたときには、下ケースに設けた窓の上桟がリブとされ
る。
【0012】この収納ケースでは、上下ケースを嵌合結
合する際、前記爪が窓の桟に衝合当接し、この状態が維
持されることで上下ケースの結合が外れにくくなる。ま
た、前記嵌合結合の際、爪が前記窓の外に瞬間的ではあ
るが突出することができるため、爪を設けた部分(前記
薄肉片)の可撓性をより高めた場合に対応することがで
きる。なお、貫通した窓に代えて凹部を形成することも
できる。この場合には、前記爪が凹部の内周面に衝合当
接することになるが、凹部の深さを大きくすることで、
実質的に貫通孔と同じ作用効果が得られる。
【0013】さらに、前記突起は、前記薄肉片の下端部
と当接するものとして、前記凹溝の底部に形成されるこ
と(請求項6)、また前記突起は、前記受部を基準にそ
の左右に形成されこと(請求項7)がそれぞれ好まし
い。
【0014】さらに、前記凹溝の壁は、延設部の長さ
に、前記突起の高さを加えた長さにほぼ等しい長さとす
ること(請求項8)が好ましく、こうすることで、収納
ケースにおける上下ケース間の隙間がより小さくなる。
その結果、この隙間に上下ケースの結合を外そうとする
外力が加わりにくくなるため、上下ケースの結合がより
外れにくくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の収納ケースは、例えば以
下のように構成される。すなわち、プラスチック製上ケ
ースの外壁下端部、プラスチック製下ケースの外壁上端
部のいずれか一方に爪を、他方に窓(または凹部)をそ
れぞれ形成し、前記爪を前記窓に挿入係止することによ
り上下ケースを結合するスナップフィット構造を、当該
収納ケースの周壁に沿って複数配備した収納ケースであ
って、挿入側ケースの外壁端部(挿入側の外壁端部)に
前記爪を複数形成し、被挿入側ケースの外壁端部には前
記溝と、該溝に連なる前記窓とを形成するとともに、溝
の底部に、かつ該溝の長手方向に互いに適宜距離をあけ
て配列されて対になる突起を複数組形成してなり、挿入
側の外壁端部を溝に押圧挿入したとき、この挿入された
外壁端部のうち、対になっている突起間の部分がこれら
の突起を支点として溝の底面側に撓んで爪が窓に挿入さ
れ、ついで、前記押圧挿入の力を解除したときには、挿
入側の外壁端部の弾性力により、この外壁端部の端面が
前記突起に圧接した状態で爪が窓の内周面に衝合圧接し
て上下ケースがスナップフィット方式で結合されるよう
にした収納ケースである。
【0016】この収納ケースでは、挿入側の外壁端部が
突起に圧接したまま結合した構造になっており、上記の
ような「ガタ」はなく、窓に対する爪の十分な圧接係止
状態が維持されるから、落下時等に衝撃力が加わっても
上下ケースの結合が外れにくくなる。また、上下ケース
の結合が堅固であるから、これらケースの肉厚を薄くす
ることにより、外形・寸法精度の高い小型の収納ケース
を容易に生産することができるため、これを小型で外形
・寸法の精度が高い電子機器等に精確にセットすること
ができる。
【0017】また、この収納ケースでは、上下ケースを
プラスチック成形で容易に作製することができる。また
特に、挿入側の外壁端部の弾性力を利用して爪と窓との
圧接係止状態を保持するようにしたものであるから、機
械的強度に富むプラスチック材料により、薄肉のケース
外壁を成形することができるため、軽量で安価な収納ケ
ースとして提供できる。また、対になっている突起間の
距離を、挿入側の外壁端部の撓み特性を考慮して適正な
値に設定することで、窓に対する爪の十分な圧接係止力
を確保するとともに、上下ケースの結合操作を比較的容
易に実行することができる。すなわち、突起間距離を適
正値にすることで、物品を収納した収納ケースが振動を
受けたり、床面に落下したりした場合でも、上下ケース
の結合が外れにくくなる。
【0018】さらに、プラスチック成形方法として射出
圧縮成形法を採用することで爪、溝、突起、窓などを特
に精密に成形することができるから、上下ケースの結合
を、機械装置を用いて自動的に行うことができるうえ、
小型で上下ケースの結合の強度および精度が高い収納ケ
ースを、安価に大量に製造することが可能となる。
【0019】本発明の収納ケースに収納される物品とし
て、例えば電気部品や電子部品が挙げられ、電気部品と
しては、例えばリチウムイオン二次電池が収納される。
電気部品または電子部品を収納することで、これらを収
納した収納ケースをノートパソコンなど、小型のOA機
器や電子機器の筐体内にコンパクトな形態でセットする
ことができる。また、電気部品としてリチウムイオン二
次電池を収納した収納ケースは、小型のOA機器や電子
機器の駆動電源装置として極めて有効であり、しかもこ
れらOA機器や電子機器の筐体内にコンパクトな形態で
挿入セットすることができる。
【0020】本発明に係る収納ケースの典型例として、
つぎのもの、すなわち下ケースが被挿入側ケースであっ
て、これには物品を保持するための嵌合保持凹部が形成
され、かつ該下ケースの外壁上端部に窓が複数形成され
ているとともに、各窓に対応して対になる突起が溝底面
に形成され、上ケースが挿入側ケースであって、その外
壁下端部に爪が、窓に対応する位置に形成されているこ
とを特徴とする収納ケースが挙げられる。
【0021】この収納ケースでは、物品を下ケースに収
納した後、上ケースを下ケースにスナップフィットさせ
る結合操作が可能であるから、物品の収納とその後の上
下ケース結合操作とを、機械装置により自動的に行うこ
とができる。また、物品を下ケースに嵌合状態で収納す
るから、物品を安定した姿勢で収納することができ、ケ
ース取扱い時に、物品がケース内でガタつくことがな
い。
【0022】また、本発明の収納ケースとしては、爪が
上ケース外壁下端部の内周面側に、かつ上ケースの内部
側に向けて突出形成され、溝が下ケース外壁上端部の互
い対向する内周壁と外周壁の間に形成され、窓が下ケー
ス外壁上端部の内周壁に形成され、上下ケースの結合時
においては、上ケース外壁下端部が下ケース外壁上端部
の内周壁と外周壁の間に、かつこれら内周壁・外周壁間
の間隔を押し広げる状態で爪が溝に挿入され、上下ケー
ス結合後においては、上ケース外壁下端部の内周面、外
周面がそれぞれ、下ケース外壁上端部の内周壁外周面、
外周壁内周面の近接位置にあることを特徴とする収納ケ
ースが好ましい。
【0023】この収納ケースでは、窓が内周壁に形成さ
れているから、爪が収納ケースの外壁から外部に突出す
ることはない。また、上ケース外壁下端部では、その厚
さ方向の動きが、下ケース外壁上端部の内周壁・外周壁
間で拘束されるため、収納ケースに衝撃力等の外力が加
わっても、上ケース外壁下端部が内周壁・外周壁間から
離脱しにくくなるので、上下ケースの結合力を、より高
めることができる。
【0024】前記突起としては、長さが溝幅に等しいも
のを溝の長手方向と直交する方向に直線状に、かつ溝の
底面から突出した状態で形成するのが好ましく、これに
より、上ケースの外壁下端部を溝に挿入したときに、こ
の外壁下端部を的確に撓ませることができるうえ、突起
の機械的強度が高まる。この場合、突起の溝底面からの
高さには特別な制限はないが、二次電池等の電気部品を
収納する場合には、通常0.1〜1.0mm程度に設定
される。また、上下ケースの結合時には、上ケース外壁
下端部の端面が溝の底面にほぼ接触する程度に、対にな
っている突起間で撓ませることが望ましく、こうするこ
とで上下ケースの結合力を、より高めることができる。
【0025】また、本発明の収納ケースでは、対になっ
ている突起の溝底面からの高さを互いに等しくするとと
もに、上下ケースの結合が外れやすくなる力よりも大き
な押圧挿入力をかけて初めて結合できるように突起間距
離を設定してスナップフィット構造を構成することが好
ましい。この収納ケースでは、使用時に上ケース外壁下
端部を下ケース側に撓ませる曲げ荷重が加わっても、こ
のときの突起間の最大撓み量は、上下ケース結合時の曲
げ荷重が加わったときの突起間の最大撓み量より小さい
から、上下ケースの結合が外れる可能性が低くなる。
【0026】ところで、外壁が四角環状の上ケースの外
壁下端部を、同じく外壁が四角環状の下ケースの外壁上
端部の溝に挿入し、該溝に形成した複数の突起上に載せ
て上ケース外壁下端部を前記溝の底面側に撓ませる場
合、対になっている突起が2つの固定支点であり、前記
上ケース外壁下端部が平等強さのはり(梁)からなる両
端支持ばりであり、前記押圧挿入力が前記はりに働く当
分布荷重であると、それぞれ近似的に考えることができ
る。そうすると、上下ケース結合時における上ケース外
壁下端部の、突起間の最大撓み量δは、前記結合時の曲
げ荷重Wに比例し、かつ突起間距離Lの3乗に比例する
ことになる。
【0027】したがって、本発明の収納ケースは、例え
ば以下のように構成することが好ましい。上下ケースの
結合時に上ケース外壁下端部を下ケース外壁上端部の溝
に押圧挿入するために加えるべき押圧挿入力をFiと
し、当該収納ケースの使用時に振動・衝撃等に起因して
加わると予測される、上ケース外壁下端部の対になって
いる突起間部分を下ケースの溝底面側に撓ませる曲げ荷
重をFsとしたとき、FiをFsより大きく設定する。
また、対になっている突起の溝底面からの高さを互いに
等しくする。さらに、上下ケース結合のために押圧挿入
力Fiを加えたときに、上ケース外壁下端部の対になっ
ている突起間部分の最大撓み量が、突起の溝底面からの
高さにほぼ等しくなるように、対になっている突起間の
距離を設定する。
【0028】この収納ケースでは、使用時に上ケース外
壁下端部を下ケース側に撓ませる曲げ荷重Fsが加わっ
ても、このときの突起間の最大撓み量は、上下ケース結
合時の曲げ荷重Fiが加わったときの突起間の最大撓み
量より小さいから、上下ケースの結合が外れる可能性が
低くなる。また、本発明の収納ケースでは、上下ケース
の結合操作を機械装置(例えばプレス加工機)で自動的
に行うことができ、これによれば、下ケース外壁上端部
に形成した溝に上ケース外壁下端部を圧入する際の押圧
挿入力を十分大きく、かつ精確な値に設定することが可
能である。このように、結合が外れやすくなる力よりも
大きな押圧挿入力をかけて初めて結合できるようなスナ
ップフィット構造とすることが好ましい。
【0029】本発明の収納ケースに収納される物品とし
ては、主に電気部品や、電子部品が挙げられる。この収
納ケースをスナップフィット方式のものとする場合に
は、適度の可撓性を有し、弾性変形できる材料としてプ
ラスチック材料、例えばポリカーボネート、ABS樹脂
が使用される。プラスチック材料は軽量・安価であるう
え、所望のスナップフィット構造を設けた上下ケース
を、射出成形あるいは射出圧縮成形により容易に一体成
形で作製することができる。なお、プラスチック材料が
撓みやすすぎるもの(一旦変形させたものが弾性で元の
形状に戻ろうとする力が小さいもの)であると、上下ケ
ースの結合が外れやすくなるし、このような可撓性が不
足すると、上下ケースの結合が難しくなり、無理やり結
合するとスナップフィット構造が破損したり、塑性変形
したりすることがある。
【0030】スナップフィット構造の配備個数、爪や窓
の形状、突起の形状、爪と窓内周面との衝合圧接面積の
広さは特に限定されるものではない。要は、上下のケー
スを精度良く、かつ堅固に結合できるものであれば良
い。例えば直方体状の収納ケースを構成する場合には、
4箇所の角部(隅部)に1箇所ずつ設けても良いし、各
片の中央部に1箇所ずつ、あるいは各片の両端部に1箇
所ずつ設けることもできる。また、窓は貫通孔とするの
が好都合で、その形成が簡便になるが、凹部として形成
することもできる。いずれにしても、爪が挿入されて衝
合圧接できるものであれば良い。
【0031】前記電気部品の代表例として、リチウムイ
オン二次電池が挙げられる。この二次電池は、携帯型電
子機器の電源として好適であるから、本発明の収納ケー
スにリチウムイオン二次電池を収納したものは、携帯型
電子機器用のパック化電源として特に有効である。
【0032】本発明の収納ケースでは爪を上ケースに設
け、窓(または凹部)を下ケースに設けるほうが、爪を
下ケースに設け、窓を上ケースに設けるより好ましい。
その理由は、上ケースに物品の収納した後、上下ケース
をより自然な態様で結合して収納ケースとすることがで
きるからである。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。図1は収納ケースの斜視図である。この収
納ケースは、所望の電池を下ケースを収納した後、上下
のケースを結合して電池収納パックを構成するためのも
のである。図2は下ケースのスナップフィット構造を示
す平面図(下ケース外壁上端部の平面図)である。図3
は図2のA−A線断面図、図4は図2のB−B線断面
図、図5は図2のC−C線断面図、図6は図2の左側面
図である。
【0034】図7は上ケースのスナップフィット構造を
示す平面図(上ケース外壁下端部の平面図)である。図
8は図7のD−D線断面図である。図9は図1の収納ケ
ースを組み立てたときの上下ケースの結合状態を示す、
スナップフィット構造部分の断面図である。図10は図
9のE−E線断面図である。図11は図10の左側面図
であって、収納ケースの内部側から見た矢視図である。
図12は下ケースに設けた種々の突起形状を示す正面図
である。
【0035】図1に示すように、この収納ケースは上ケ
ース10と下ケース30からなる電池収納パック用のケ
ースであって、電池保持体50を下ケース30に嵌合収
納した後、上ケース10を下ケース30に、通常の使用
条件ではこれらが分離しにくい状態に結合することによ
り、比較的薄型で直方体状の電池収納パックが構成され
るものである。上下ケース10および30は、ポリカー
ボネードまたはABS樹脂を原料とする射出圧縮成形で
精密な構造に一体成形したものである。
【0036】図1および図2〜図6に示すように、下ケ
ース30の外壁上端部(これは、請求項2の「端縁部」
に相当する。)にスナップフィット構造31が、互いに
適宜間隔をあけて複数設けられている。また図7、図8
に示すように、上ケース10の外壁下端部(これは、請
求項2の「端縁部」に相当する。)の前記スナップフィ
ット構造31に対応する部位には、該スナップフィット
構造31と結合するスナップフィット構造11が設けら
れている。電池保持体50を構成する2本の二次電池5
1は、例えばリチウムイオン二次電池であり、これらは
直列接続状態で保持される。図1において符号52は二
次電池51の嵌合保持凹部、符号61は電源基板(電源
からの電流取出しを自動制御するための基板)、符号6
2は電流取出し部、符号63はこの電流取出し部62の
嵌合凹部である。
【0037】上記収納ケースを以下のように構成する。
下ケース30の外壁上端部に雌型のスナップフィット構
造31(図2)を、互いに適宜間隔をあけて複数配備す
る(図1では合計9個)。下ケース30の底部に、二次
電池51の嵌合保持凹部52を形成する。上ケース10
の外壁下端部の、スナップフィット構造31に対応する
部位に、雄型のスナップフィット構造11(図7)を設
ける。
【0038】スナップフィット構造31として、つぎの
ものを配備する。下ケース30の外壁上端部には、図2
〜図6に示すように、互いに対向する内周壁33・外周
壁34間に溝32を形成する(溝32は、請求項2の
「凹溝」に相当し、内周壁33は請求項3,4の「凹溝
の一方の壁」に該当する)。溝32の底面に、対になる
突起35,36をこの溝32の長手方向に適宜間隔をあ
けて設ける。これらの突起は、長さを溝32の幅に等し
くし、溝32の長手方向と直交する方向に設ける。溝3
2の長手方向は、下ケース30の外壁外周面30a(外
周壁34の外周面)に沿わせる。
【0039】内周壁33の内周面30b上端部に補強用
のリブ38を設け、内周壁33のリブ38の直下部位に
窓(貫通孔)37を形成する。リブ38の上端面は内周
壁33の上端面と面一とする。窓37の上側内周面を、
後記する爪12との圧接面37a(爪12の係止面)と
する(図4)。この圧接面37a、すなわちリブ38の
下面(窓37の上桟)は、前記した受部(請求項4,5
を参照)に相当するものである。
【0040】突起35,36の横断面形状は例えば、図
5および図12に示すように略半円形とするが、突起の
横断面形状はこれに限定されるものではなく、図12
(b)〜(d)に示す形状のものとすることもできる。
また、図3では内周壁33の上端面高さと外周壁34の
上端面高さが等しくなっているが、高さに多少の差があ
っても構わない。
【0041】これに対し、スナップフィット構造11と
して、つぎのものを配備する。上ケース10の外壁下端
部では図7、図8に示すように内周面10b側の窓37
に対応する部位に爪12と、外周面10a側の爪12よ
り上方の部位に段差部13とを形成する。この場合、爪
12は、組み立てた収納ケースにおいて窓37の左右に
位置するように、かつ内周壁33と直交する向きに形成
する(請求項1,7を参照)。また爪12は、窓37に
挿入できる外形・寸法のものとし、上ケース10の外壁
下端部端面と爪12の下端面とを、面一(同一高さ)に
形成する(図8)。
【0042】前記段差部13と前記外周壁上端部との隙
間、すなわち上ケース外周壁の外周面と下ケース外周壁
の外周面との間の隙間(図9)を、できるだけ小さくす
る。そのために、上ケース10の外壁下端部のうち、段
差部13と外壁下端部端面(突起35,36に当接する
面)との間の部分、つまり前記した延設部(請求項1を
参照)の長さと突起35,36の高さとの和が、溝32
の底面からの外周壁34(これは、請求項8の「凹溝の
壁」に相当する)の高さにほぼ等しくすれば良い(請求
項8を参照)。また、組み立てた収納ケースにおいて、
上下ケース10,30の結合部位の外周面を、図9に示
すように面一にすることが好ましい。
【0043】図1の収納ケースを組み立てるに際して
は、図1に示すように二次電池51、電源基板61等に
より電池保持体50を構成し、二次電池51を下ケース
30の嵌合保持凹部52に嵌合保持する。ついで、上ケ
ース10の外壁下端部を、下ケース30の外壁上端部に
真正面に対向させ、上ケース10の爪12を下ケース3
0の溝32に押圧挿入すれば、以下の過程で上ケース1
0が下ケースにスナップフィット方式で結合される。な
お、このような収納ケースの組立て工程は、機械装置に
より自動的に行うことができる。
【0044】上下ケースの結合に際しては、上ケース1
0の外壁下端部を溝32に押圧挿入した後、この押圧挿
入力を解除する。この場合、上ケース外壁下端部が内周
壁33・外周壁34間の間隔を押し拡げる状態で爪12
が溝32に挿入される。押圧挿入力を解除すると、上ケ
ース外壁端部の弾性力により、その下端面が突起に圧接
した状態で、爪が窓の内周面に衝合圧接して上下ケース
が結合される。以後、この状態が維持される。
【0045】すなわち、上ケース10の外壁下端部を溝
32に押圧挿入して、対になっている突起35,36に
圧接させたとき、該外壁下端部のうち突起35,36間
の部分が、これら2つの突起を固定支点として溝32の
底面側に撓むとともに、爪12が窓37に挿入され、つ
いで、前記押圧挿入力を解除したときには、上ケース1
0の外壁下端部が元の形状に戻ろうとする弾性力によ
り、爪12の上端面(圧接面12a)が窓37の下側内
周面(圧接面37a)に衝合圧接して上下ケースがスナ
ップフィット方式で結合される(図9〜図11)。
【0046】ここで、下ケース30において対となる突
起35,36間の適正な距離について検討する。突起間
距離が短かければ短いほど、上下ケースの結合に必要な
押圧挿入力が大きくなり、収納ケースの結合が外れにく
くなる。また、上下ケースを無理な力で結合しようとす
ると、これらのケース、特にスナップフィット構造に損
傷が発生しやすくなる。したがって、これらを勘案して
適正な突起間距離を設定する必要がある。例えば、リチ
ウムイオン二次電池を2個収納した図1の収納ケースで
は、これが床面に自然落下したときに収納ケースに加わ
る衝撃荷重は(床面の硬さ等にもよるが)、最大で数k
gfであると考えて良い。したがって、この衝撃荷重よ
り十分大きな曲げ荷重を加えて初めて、上下ケースを結
合することができるように、上下ケースのプラスチック
材料の材料力学的特性を考慮して突起35,36間の距
離を設定すれば、実用時に上記収納ケースの上下ケース
の結合が外れることは殆どない。
【0047】本発明の別の実施例に係る収納ケースで
は、前記突起35,36として、正面形状が図12
(b)〜(d)に示されるものを採用した。その結果、
図12(a)〜(d)のうちでは、図12(b)に示す
ものが最適で、図12(a)がこれに次いで優れている
ことが分かった。図12(a)(b)の突起によれば、
スナップフィット方式での結合において、これら突起が
損傷を受けたり、変形したりしににくくなり、上ケース
外壁下端部の突起との圧接部位が損傷しにくくなり、さ
らに、上ケース外壁下端部が円滑に撓みやすくなる。
【0048】
【発明の効果】従来のスナップフィット方式の収納ケー
スは、挿入側の外壁端部が被挿入側の外壁端部の溝底面
から浮き上がった状態のままで、スナップフィットした
構造となっており、この「ガタ」のため、落下時等の衝
撃力により上下ケースの結合が外れやすく、このため、
収納していた電気部品や電子部品が重大な損傷を受ける
ことがあった。これに対し、本発明の収納ケースは、所
定構造の爪を前記受部に係合させて上ケースと下ケース
を遊嵌させる構成とするとともに、上下ケースの嵌合時
の遊びを規制するための部材として前記突起を設けたの
で、上下ケースの嵌合結合による収納ケースの組立てを
簡便に行うことができるうえ、この収納ケースに衝撃・
振動等の外力が加わっても上下ケースの結合が外れにく
くなる。
【0049】本発明では、上ケースの外壁と、下ケース
の外壁のいずれか一方の端縁部を薄肉片とし、他方の端
縁部には該薄肉片を挿入する凹溝を形成することで、前
記端縁部の可撓性が高まることから、嵌合結合がより容
易になるのに加え、この可撓性のため、上下ケース結合
の外れにくさが高まる。
【0050】また、本発明では、前記延設部を前記薄肉
片と同列、かつ同一の長さで突設し、前記受部を凹溝の
一方の壁に形成することにより、上下ケースの嵌合結合
部の構造が簡単になるため、上下ケースの作製が容易に
なる。
【0051】また、前記受部を、凹溝の一方の壁に貫通
した窓として形成するとともに、該窓の桟(窓枠)を厚
肉にしてこれをリブとすることにより、上下ケースの嵌
合結合部が補強される。この収納ケースでは、上下ケー
スを嵌合結合する際、前記爪が窓の桟に衝合当接し、こ
の状態が維持されることで上下ケースの結合が外れにく
くなる。また、前記嵌合結合の際、爪が貫通孔の外に瞬
間的ではあるが突出することができるため、爪を設けた
部分(前記薄肉片)の可撓性をより高めた場合に対応す
ることができる。
【0052】さらに、前記凹溝の壁の長さを、延設部の
長さに前記突起の高さを加えた長さにほぼ等しくするこ
とで、組み立てた収納ケースにおける上下ケース間の隙
間がより小さくなる。その結果、この隙間に上下ケース
の結合を外そうとする外力が加わりにくくなるため、上
下ケースの結合がより外れにくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る収納ケースの斜視図であ
る。
【図2】図1の収納ケースを構成する下ケースのスナッ
プフィット構造を示す平面図(下ケース外壁上端部の平
面図)である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】図2のC−C線断面図である。
【図6】図2の左側面図である。
【図7】図1の収納ケースを構成する上ケースのスナッ
プフィット構造を示す平面図(上ケース外壁下端部の平
面図)である。
【図8】図7のD−D線断面図である。
【図9】図1の収納ケースを組み立てたときの上下ケー
スの結合状態を示す、スナップフィット構造部分の断面
図である。
【図10】図9のE−E線断面図である。
【図11】図10の左側面図であって、収納ケースの内
部側から見た矢視図である。
【図12】下ケースに設けた種々の突起形状を示す正面
図である。
【符号の説明】
10…上ケース、10a…外周面、10b…内周面、1
1…スナップフィット構造(上ケース側)、12…爪、
12a…圧接面、13…段差部、30…下ケース、30
a…外壁外周面(外周壁の外周面)、30b…内周壁内
周面、31…スナップフィット構造(下ケース側)、3
2…溝、33…内周壁、34…外周壁、35,36…突
起、37…窓(貫通孔)、37a…圧接面、38…リ
ブ、50…電池保持体、51…二次電池、52…嵌合保
持凹部、61…電源基板、62…電流取出し部、63…
嵌合凹部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5H040 AA03 AA07 AA14 AA15 AS12 AS13 AS14 AS15 AS26 AT01 AT02 AY04 AY05 CC05 CC06 CC14 CC27 CC32 CC42 LL06 NN01 NN03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースを組み合わせてな
    り、 前記上ケースの外壁と、前記下ケースの外壁のいずれか
    一方の適宜箇所に爪を突設し、他方に前記爪と対応する
    位置に受部を形成し、前記爪を受部に係合させて前記上
    ケースと前記下ケースを遊嵌させる収納ケースであっ
    て、 前記爪は、前記外壁と同一方向に延長されて所定の長さ
    を有する延設部を介して該延設部と直交方向に向けて形
    成され、 前記上ケースと前記下ケースの嵌合時の遊びを規制する
    ものとして、前記受部を設けた側のケースの外壁の、他
    方のケースの外壁と当接する部位に突起を形成したこと
    を特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記上ケースの外壁と、前記下ケースの
    外壁のいずれか一方の端縁部は薄肉片であり、他方の端
    縁部は、該薄肉片を挿入する凹溝であることを特徴とす
    る請求項1記載の収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記延設部は、前記薄肉片と同列に、か
    つ、同一の長さで突設され、 前記受部は、凹溝の一方の壁に形成されることを特徴と
    する請求項2記載の収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記受部は、凹溝の一方の壁に貫通した
    窓として形成されることを特徴とする請求項3記載の収
    納ケース。
  5. 【請求項5】 前記受部は、凹溝の一方の壁に貫通した
    窓として形成され、該窓の上桟を厚肉にしてこれをリブ
    とすることを特徴とする請求項4記載の収納ケース。
  6. 【請求項6】 前記突起は、前記薄肉片の下端部と当接
    するものとして、前記凹溝の底部に形成されることを特
    徴とする請求項2記載の収納ケース。
  7. 【請求項7】 前記突起は、前記受部を基準にその左右
    に形成されることを特徴とする請求項5記載の収納ケー
    ス。
  8. 【請求項8】 前記凹溝の壁は、延設部の長さに、前記
    突起の高さを加えた長さにほぼ等しい長さとすることを
    特徴とする請求項2記載の収納ケース。
JP2001139965A 2001-05-10 2001-05-10 収納ケース Pending JP2002343320A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001139965A JP2002343320A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001139965A JP2002343320A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002343320A true JP2002343320A (ja) 2002-11-29

Family

ID=18986655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001139965A Pending JP2002343320A (ja) 2001-05-10 2001-05-10 収納ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002343320A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327206A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Sanyo Electric Co Ltd 電池パック
JP2007103284A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nec Tokin Corp リチウムイオン電池パック
JP2008010209A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 電池パック
KR100917750B1 (ko) * 2007-09-17 2009-09-15 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
JP2011123971A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置およびガイド部材
KR101136167B1 (ko) * 2009-01-13 2012-04-17 삼성에스디아이 주식회사 배터리팩
JP2014186970A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Mitsubishi Motors Corp 電池パック
CN105655515A (zh) * 2016-04-13 2016-06-08 江苏峰谷源储能技术研究院有限公司 增强牢靠性的6.4V和100Ah储能电池模块
JP2016119248A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三洋電機株式会社 電池パック
WO2016114166A1 (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 株式会社オートネットワーク技術研究所 バッテリー
CN107078333A (zh) * 2014-09-30 2017-08-18 大众汽车(中国)投资有限公司 用于车辆的能量存储系统
CN110085779A (zh) * 2019-05-21 2019-08-02 天能电池(芜湖)有限公司 卡扣固定式超声波电池盖片
WO2020101308A1 (ko) * 2018-11-15 2020-05-22 주식회사 엘지화학 후크 결합구조 및 이를 사용한 배터리 팩 케이스
JP2020149906A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 株式会社Gsユアサ 蓄電装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004327206A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Sanyo Electric Co Ltd 電池パック
JP2007103284A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Nec Tokin Corp リチウムイオン電池パック
JP2008010209A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 電池パック
KR100917750B1 (ko) * 2007-09-17 2009-09-15 삼성에스디아이 주식회사 배터리 팩
US8183831B2 (en) 2007-09-17 2012-05-22 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery pack
KR101136167B1 (ko) * 2009-01-13 2012-04-17 삼성에스디아이 주식회사 배터리팩
US9184425B2 (en) 2009-01-13 2015-11-10 Samsung Sdi Co., Ltd. Battery pack
JP2011123971A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置およびガイド部材
JP2014186970A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Mitsubishi Motors Corp 電池パック
CN107078333B (zh) * 2014-09-30 2019-05-14 大众汽车(中国)投资有限公司 用于车辆的能量存储系统
CN107078333A (zh) * 2014-09-30 2017-08-18 大众汽车(中国)投资有限公司 用于车辆的能量存储系统
EP3201980A4 (en) * 2014-09-30 2018-03-14 Volkswagen Aktiengesellschaft Energy storage system for vehicle
JP2016119248A (ja) * 2014-12-22 2016-06-30 三洋電機株式会社 電池パック
WO2016114166A1 (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 株式会社オートネットワーク技術研究所 バッテリー
JP2016134196A (ja) * 2015-01-15 2016-07-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 バッテリー
US10559856B2 (en) 2015-01-15 2020-02-11 Autonetworks Technologies, Ltd. Battery
CN105655515A (zh) * 2016-04-13 2016-06-08 江苏峰谷源储能技术研究院有限公司 增强牢靠性的6.4V和100Ah储能电池模块
CN111936392A (zh) * 2018-11-15 2020-11-13 株式会社Lg化学 钩耦接结构和使用该钩耦接结构的电池组壳体
EP3766792A4 (en) * 2018-11-15 2021-10-13 Lg Chem, Ltd. HOOK COUPLING STRUCTURE AND BATTERY PACK BOX USING THE SAME
WO2020101308A1 (ko) * 2018-11-15 2020-05-22 주식회사 엘지화학 후크 결합구조 및 이를 사용한 배터리 팩 케이스
JP2020149906A (ja) * 2019-03-14 2020-09-17 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
JP7293747B2 (ja) 2019-03-14 2023-06-20 株式会社Gsユアサ 蓄電装置
CN110085779A (zh) * 2019-05-21 2019-08-02 天能电池(芜湖)有限公司 卡扣固定式超声波电池盖片

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002343320A (ja) 収納ケース
US7629074B2 (en) Battery cover latching assembly for portable electronic device
US7112074B2 (en) Memory card adaptor
EP2363921B1 (en) Terminal fitting
JP6091968B2 (ja) 電動工具用電池パック
JP3349155B2 (ja) バッテリ・パック保持装置
KR20060065385A (ko) 결착식 전지팩
JP2010147094A (ja) ケース体
US5518424A (en) Connector for a battery
EP0571879A2 (en) Connector which is simple in structure and in which connection and disconnection can be readily carried out
US8916280B2 (en) Battery pack
KR101656514B1 (ko) 강도 보강 기능을 구비하는 커넥터 장치
JP6903122B2 (ja) バッテリホルダ
JPH1173932A (ja) 電気化学式電池列の組み立て装置
KR20010014706A (ko) 아이씨카드용 프레임키트 및 아이씨카드
JP2002513482A (ja) 電子カード
CN213752931U (zh) 电池组件、电池包及车辆
US4784926A (en) Construction of battery compartment
US9106082B2 (en) Connector interface for a charger device
JP2004063383A (ja) バッテリーパック
CN114388292B (zh) 一种电子设备的按键结构及电子设备
EP0747978A1 (en) Constraining sleeve device for stabilizing battery casing contour
JP3451206B2 (ja) 基板用コネクタ
JP3290002B2 (ja) 携帯無線機
CN216698928U (zh) 电连接器