JP2002341706A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002341706A
JP2002341706A JP2001150715A JP2001150715A JP2002341706A JP 2002341706 A JP2002341706 A JP 2002341706A JP 2001150715 A JP2001150715 A JP 2001150715A JP 2001150715 A JP2001150715 A JP 2001150715A JP 2002341706 A JP2002341706 A JP 2002341706A
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JP2001150715A
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Keiichi Taguchi
恵一 田口
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の現像カートリッジと制御手段との間で
通信不能となったとき、その通信不能の原因が特定の現
像カートリッジ側に有るか否かを検出することができる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 各カートリッジ231〜234にはそれ
ぞれ識別手段としての不揮発性メモリが設けられ、各不
揮発性メモリにはそれぞれ現像側コネクタ24が設けら
れている。そして、第1カートリッジ231の不揮発性
メモリとCPUとが通信不能と判断された場合、第2カ
ートリッジ232の不揮発性メモリとCPUとが通信可
能か否かを判断させた。そのため、第1及び第2カート
リッジ231,232との間で動作の比較を行うことが
でき、第1カートリッジ231側に通信不能の原因があ
るか否かを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真技術を
用いて画像を形成するカラープリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真技術を用いた画像形成
装置(カラープリンタ)は、感光体と、その感光体の外
周面を帯電させる帯電手段と、感光体の外周面を選択的
に露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜
像をトナー像に現像する現像カートリッジとよりなる画
像形成ユニットを備えている。前記感光体の隣接位置に
は略円筒状をなし回転可能に支持された現像ロータリー
が設置され、その現像ロータリーには4色(イエロー
Y、マゼンダM、シアンC、ブラックK)の現像カート
リッジ(以下、単にカートリッジと称す)が装着されて
いる。
【0003】また、各カートリッジにはそれぞれ不揮発
性メモリが設けられ、各不揮発性メモリにはそれぞれケ
ース内に収容されたトナーの色、残量、製造年月日等の
各カートリッジをそれぞれ個別に識別可能とする識別情
報が記憶されている。各カートリッジと、画像形成装置
の動作を制御する制御手段とが接続手段を介して通信さ
れ、前記識別情報が制御手段によって読み込まれるとと
もに、その識別情報が本体メモリに記憶される。そし
て、識別情報が本体メモリに記憶されることにより、そ
の本体メモリには識別情報に対応するカートリッジが画
像形成装置内に装着されていることを示す旨のカートリ
ッジの有情報が記憶される。
【0004】一方、カートリッジと制御手段とが接続手
段を介して通信できない状態となり、識別情報の読み込
み又は書き込みができなくなると、本体メモリにはカー
トリッジが画像形成装置内に装着されていないことを示
す旨のカートリッジの無情報が、本体メモリに記憶され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来構
成の画像形成装置においては、本体メモリにカートリッ
ジの無情報が記憶されているとき、カートリッジが現像
ロータリーに装着されているにもかかわらず、例えば前
記接続手段に起因する異常によりカートリッジと制御手
段とが通信できないと、本体メモリにはカートリッジの
無情報が記憶されてしまう。そして、カートリッジと制
御手段とが接続手段を介して通信可能となり、カートリ
ッジの有情報が本体メモリに改めて記憶されるまでカー
トリッジの無情報が記憶され続けることとなる。即ち、
カートリッジ側に通信不能の原因が無いにもかかわら
ず、カートリッジの有情報が本体メモリに記憶されるま
でカートリッジの交換作業を行わなければならない。従
って、カートリッジ側と制御手段側との間での通信不能
の原因が不明確のまま、両者が通信可能となるまでカー
トリッジの交換作業を行わなければならないという問題
があった。
【0006】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、特定の現像カートリッジと制御手段との間
で通信不能となったとき、その通信不能の原因が特定の
現像カートリッジ側に有るか否かを検出することができ
る画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の画像形成装置は、周面が
帯電された感光体を露光して形成された静電潜像を、ト
ナーで現像して顕像化する複数の現像カートリッジと、
前記各現像カートリッジに設けられ、各現像カートリッ
ジをそれぞれ個別に識別可能とする識別手段と、各識別
手段に接続された現像側接続手段と、当該現像側接続手
段のうちのいずれか1つと接続可能な接続位置及び当該
接続位置から離れた退避位置との間を移動する制御側接
続手段と、前記制御側接続手段の移動を制御するととも
に、前記接続位置において識別手段との通信により現像
カートリッジを識別し、特定の現像カートリッジの識別
手段との間で通信不能のとき、その他の現像カートリッ
ジの識別手段との間で通信を試みて前記通信不能となる
原因が前記特定の現像カートリッジに有るか否かを検出
する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2に記載の発明の画像形成装置は、
請求項1に記載の発明において、前記現像カートリッジ
の有無を検出する検出センサを設けたことを特徴とする
ものである。
【0009】請求項3に記載の発明の画像形成装置は、
請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記制御
側接続手段の位置を検出する位置検出センサを設けたこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明の画像形成装置は、
請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載の発明
において、前記通信不能となる原因を検出すると、前記
制御手段により当該原因を報知する制御を行うことを特
徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
画像形成装置(カラープリンタ)に具体化した第1実施
形態を図面に従って説明する。なお、図1は画像形成装
置10内を模式的に示す概略図である。
【0012】まず、画像形成装置10内の概要について
説明する。図1に示すように、画像形成装置10内に
は、画像形成ユニット11、中間転写ユニット12、定
着ユニット13、給紙装置16及び図3に示す画像形成
装置10全体の制御を行う制御ユニット14が設けられ
ている。図1に示すように、画像形成ユニット11は感
光体17と、現像カートリッジ231〜234と、帯電
器19と、露光ユニット21とから構成されている。
【0013】前記感光体17はドラム状をなし、その感
光体17の隣接位置には感光体17の外周面に摺接して
外周面を一様に帯電させる帯電器19が設置されてい
る。そして、感光体17の外周面が帯電器19により帯
電された後、前記露光ユニット21によって所望の画像
情報に応じた選択的な露光が感光体17の感光層(図示
せず)になされると、その感光層には前記画像情報に応
じた静電潜像が形成される。
【0014】続いて、前記静電潜像を現像する前記現像
カートリッジ231〜234について説明すると、4体
の現像カートリッジ231〜234は感光体17の隣接
位置に配置され、略円筒状をなす現像ロータリー22に
装着されている。なお、以下、本明細書では現像カート
リッジを単にカートリッジと記載し、第1カートリッジ
231、第2カートリッジ232、第3カートリッジ2
33、第4カートリッジ234とする。各カートリッジ
231〜234にはそれぞれイエロー、マゼンダ、シア
ン、ブラックのトナーが収容されている。
【0015】また、図2に示すように、各カートリッジ
231〜234はそれぞれ同一形状に形成され、トナー
が収容されたケース23aと、同ケース23aに回転可
能に支持された現像ローラ23bとが一体に設けられて
いる。図3に示すように、各現像カートリッジ231〜
234にはそれぞれROMよりなる不揮発性メモリ23
e(図3ではメモリと示す)が識別手段として設けら
れ、各不揮発性メモリ23eにはそれぞれケース23a
内に収容されたトナーの色、残量、製造年月日等の各カ
ートリッジ231〜234をそれぞれ個別に識別可能と
する識別情報が記憶されている。加えて、図1に示すよ
うに、各カートリッジ231〜234にはそれぞれ現像
側接続手段としての現像側コネクタ24が設けられ、そ
れら現像側コネクタ24にはそれぞれ前記不揮発性メモ
リ23eが接続されている。
【0016】一方、現像ロータリー22の近傍位置には
制御側接続手段としての制御側コネクタ25が設けられ
ている。その制御側コネクタ25は前記現像側コネクタ
24と接続可能な接続位置及び接続位置から離れた退避
位置との間を駆動モータ(図示せず)の駆動により移動
可能に構成されている。また、画像形成装置10内に
は、現像ロータリー22に装着されたカートリッジ23
1〜234のうちのいずれかをその現像ロータリー22
から取り外し可能とするカートリッジ交換口22aが形
成されている。
【0017】各カートリッジ231〜234の現像ロー
タリー22への装着状態において、4体のカートリッジ
231〜234のうちのいずれか(図1では第1カート
リッジ231)が感光体17に摺接する位置は現像位置
と設定される。図2(a)に示すように、4体のカート
リッジ231〜234のうちのいずれか{図2(a)で
は第4カートリッジ234}がカートリッジ交換口22
aから取り外し交換可能となる位置は交換位置と設定さ
れる。
【0018】さらに、図2(b)に示すように、4体の
カートリッジ231〜234のうちのいずれも現像位置
に位置せず、交換位置にも位置しない場合はホーム位置
と設定される。なお、図1に示すように、前記現像位置
において、現像に使用されるカートリッジ(図1では第
1カートリッジ231)よりも現像ロータリー22の回
転方向の下流側に位置するカートリッジ(図1では第2
カートリッジ232)の現像側コネクタ24と、制御側
コネクタ25とは接続可能な位置となる。そのため、前
記現像位置で現像が行われない場合は、書きこみ位置に
設定される。
【0019】そして、前記書きこみ位置において、各カ
ートリッジ231〜234のうちのいずれかの現像側コ
ネクタ24と前記制御側コネクタ25とが接続され、不
揮発性メモリ23eの識別情報が読み込まれて、4体の
カートリッジ231〜234の識別情報が制御ユニット
14に記憶される。また、前記現像位置において、各カ
ートリッジ231〜234のうちいずれかの現像ローラ
23bが感光体17に摺接される位置に配置され、摩擦
帯電されたトナーにより静電潜像が現像(トナー像)さ
れ顕像化される。そして、感光体17上の静電潜像が4
体のカートリッジ231〜234により4色のトナーが
重ねられたトナー像に現像される。
【0020】図1に示すように、感光体17の上方位置
に配置された前記中間転写ユニット12は駆動ローラ2
9と、一次転写サポートローラ27と、テンションロー
ラ28と、クリーナバックアップローラ26と、それら
各ローラ26〜29間に張架された無端状の中間転写ベ
ルト30と、クリーニング手段(図示せず)とから構成
されている。前記一次転写サポートローラ27の中間転
写ベルト30を介した対向位置には前記感光体17が配
置され、駆動ローラ29の中間転写ベルト30を挟んだ
対向位置には二次転写ローラ31が配置されている。
【0021】前記駆動ローラ29は、その端部に固定さ
れた歯車(図示せず)が、前記感光体17の駆動モータ
の駆動用歯車(図示せず)と噛み合っていることによ
り、感光体17と略同一の周速で回転駆動可能に構成さ
れている。即ち、中間転写ベルト30が感光体17と略
同一の周速で循環駆動される。
【0022】そして、中間転写ベルト30が循環駆動さ
れる過程で、前記一次転写サポートローラ27と感光体
17との圧接部において、感光体17上に形成されたト
ナー像が中間転写ベルト30に転写される。さらに、中
間転写ベルト30に転写されたトナー像は、二次転写ロ
ーラ31と駆動ローラ29との圧接部において、前記給
紙装置16から供給された用紙等の記録媒体32に転写
される。中間転写ユニット12に隣接する位置に設置さ
れた前記定着ユニット13は加熱源を有する定着ローラ
33と、この定着ローラ33に圧接されている加圧ロー
ラ34とより構成されている。
【0023】最後に、記録媒体32に転写されたトナー
像が、定着ユニット13により記録媒体32上に定着さ
れた後、その記録媒体32がカラープリンタ外へ排出さ
れる。なお、感光体17に残留するトナーは、感光体1
7の隣接位置に設置されたクリーニング器20により除
去する。
【0024】次いで、上記画像形成装置10を制御する
制御ユニット14について説明すると、図3に示すよう
に、制御ユニット14はコントローラ部38とエンジン
制御部35とから構成され、両者はインターフェイス線
を通じて接続されている。前記コントローラ部38はホ
ストコンピュータ36との通信を行い、パソコン(図示
せず)のアプリケーションソフトウェア等により作製さ
れた画像情報等の各種情報がホストコンピュータ36か
らコントローラ部38へ送られるようになっている。前
記コントローラ部38はホストコンピュータ36から送
られてきた画像情報信号としてのレッド、グリーン、ブ
ルーのRGBデータをイエロー、マゼンダ、シアン、ブ
ラックのYMCKデータへと変換する機能を有する。
【0025】前記エンジン制御部35は、制御手段、報
知手段及び検出手段としてのCPU40を備え、その他
にRAM41、ROM42、I/O制御部43、A/D
コンバータ44、D/Aコンバータ45、本体メモリ4
6等を備えている。前記CPU40は画像形成装置10
を構成する各部を制御する。また、各カートリッジ23
1〜234のうちのいずれかの現像側コネクタ24と前
記制御側コネクタ25とが接続されたとき、不揮発性メ
モリ23eと通信可能となり、不揮発性メモリ23eの
識別情報を読み込み可能又は不揮発性メモリ23eに新
たな識別情報を書きこみ可能に構成されている。
【0026】前記RAM41は画像形成装置10に関す
る各種情報を一時的に記憶する。また、前記ROM42
は画像形成装置10を制御するための各種プログラムを
記憶し、I/O制御部43は入出力データを制御する。
前記A/Dコンバータ44は画像形成装置10における
アナログ信号をデジタル信号に変換し、D/Aコンバー
タ45はデジタル信号をアナログ信号に変換する。前記
本体メモリ46は、前記現像ロータリー22におけるカ
ートリッジ231〜234の有無情報、不揮発性メモリ
23eに書き込まれたトナー色、トナー残量等の各種識
別情報を格納する。
【0027】次いで、上記構成の画像形成装置10にお
いて、第1〜第4カートリッジ231〜234のうち第
1カートリッジ231の交換動作について図4及び図5
に示すフローチャートを使用して説明する。なお、この
動作はROM42に記憶されたプログラムに基づき、C
PU40の制御により実行される。また、交換動作の前
に、第1及び第2カートリッジ231,232と制御側
コネクタ25とは接続されて、有情報が本体メモリ46
に記憶されているものとする。
【0028】さて、ホストコンピュータ36から第1カ
ートリッジ231の交換要求が発生すると、図4のフロ
ーチャートに示すように、現像ロータリー22がホーム
位置に位置しているか否かが判断される{ステップ10
1(以下、単にS101と示す)}。現像ロータリー2
2がホーム位置に位置していないと判断されると(S1
01でNO)、現像ロータリー22がホーム位置へ移動
するように現像ロータリー22の回転駆動が制御され
(S102)、その後、S103へ移行する。
【0029】現像ロータリー22がホーム位置に位置し
ていると判断されると(S101でYES)、第1カー
トリッジ231の有情報が本体メモリ46に記憶されて
いるか否かが判断される(S103)。そして、本体メ
モリ46から第1カートリッジ231の有情報が読み出
され、第1カートリッジ231が有ると判断されると
(S103でYES)、第1カートリッジ231が書き
こみ位置へ移動すべく現像ロータリー22の回転駆動が
制御される(S104)。
【0030】続いて、第1カートリッジ231の不揮発
性メモリ23eとCPU40とが通信するために制御側
コネクタ25が接続位置へ移動すべく駆動モータの駆動
が制御される(S105)。そして、第1カートリッジ
231の現像側コネクタ24と制御側コネクタ25とが
接続され、不揮発性メモリ23eとCPU40とが通信
可能か否かが判断される(S106)。不揮発性メモリ
23eとCPU40とが通信可能となると(S106で
YES)、第1カートリッジ231のトナー残量、交換
日時等の識別情報が不揮発性メモリ23eに書き込まれ
る(S107)。
【0031】次に、制御側コネクタ25が退避位置へ移
動すべく駆動モータの駆動が制御され(S108)、次
いで、第1カートリッジ231が交換位置へ移動すべく
現像ロータリー22の回転駆動が制御される(S10
9)。なお、前記S103において、第1カートリッジ
231が無いと判断されると(S103でNO)、S1
09へ移行し、S106で不揮発性メモリ23eとCP
U40とが通信可能にならないと(S106でNO)、
S108へ移行する。そして、第1カートリッジ231
が交換位置に移動されることにより、本体メモリ46に
は第1カートリッジ231の無情報が記憶される(S1
10)。
【0032】次いで、図5に示すフローチャートのS1
11において、画像形成装置10の報知部(図示せず)
に第1カートリッジ231を交換すべき旨のメッセージ
が報知される(S111)。そして、ユーザーにより別
の第1カートリッジ231の交換、装着動作が行われる
と、その交換された第1カートリッジ231の有情報を
本体メモリ46に記憶させるため、第1カートリッジ2
31が書きこみ位置へ移動すべく現像ロータリー22の
回転駆動が制御される(S112)。
【0033】続いて、制御側コネクタ25が接続位置へ
移動すべく駆動モータの駆動が制御される(S11
3)。そして、第1カートリッジ231の不揮発性メモ
リ23eとCPU40とが通信され、第1カートリッジ
231の有無が判断される(S114)。両コネクタ2
4,25とが接続され、不揮発性メモリ23eとCPU
40とが通信可能と判断されると(S114でYE
S)、第1カートリッジ231の不揮発性メモリ23e
に記憶された識別情報が本体メモリ46に記憶されると
ともに、第1カートリッジ231の有情報が本体メモリ
46に記憶される(S115)。そして、制御側コネク
タ25が退避位置へ移動すべく駆動モータの駆動が制御
され(S116)、さらに、現像ロータリー22がホー
ム位置へ移動すべく回転駆動されて(S117)、第1
カートリッジ231の交換処理が終了される。
【0034】一方、前記S114で両コネクタ24,2
5とが接続されず、不揮発性メモリ23eとCPU40
とが通信不能と判断されると(114でNO)、制御側
コネクタ25が退避位置へ移動すべく駆動モータの駆動
が制御される(S118)。次いで、第1カートリッジ
231とは別の第2カートリッジ232の有情報が本体
メモリ46に記憶されているか否かが判断される(S1
19)。本体メモリ46から第2カートリッジ232の
有情報が読み出され、第2カートリッジ232有ると判
断されると(S119でYES)、第2カートリッジ2
32が書きこみ位置へ移動すべく現像ロータリー22の
回転駆動が制御される(S120)。
【0035】続いて、制御側コネクタ25が接続位置へ
移動すべく駆動モータの駆動が制御され(S121)、
第2カートリッジ232の現像側コネクタ24と制御側
コネクタ25とが接続され、不揮発性メモリ23eとC
PU40とが通信可能か否かが判断される(S12
2)。不揮発性メモリ23eとCPU40とが通信不能
と判断されると(S122でNO)、第1及び第2カー
トリッジ231,232の両方の現像側コネクタ24に
対して制御側コネクタ25を接続できなかったこととな
る。従って、交換動作の前に、各カートリッジ231〜
234と制御側コネクタ25とは接続されて不揮発性メ
モリ23eとCPU40とが通信され、有情報が本体メ
モリ46に記憶されているため、不揮発性メモリ23
e、現像側コネクタ24には異常がないと判断される。
その一方、制御側コネクタ25の駆動モータに異常が有
ると判断され、報知部に駆動モータの異常を示す旨のメ
ッセージが表示され(S123)、その後、交換処理が
終了される。
【0036】なお、前記S122において、不揮発性メ
モリ23eとCPU40とが通信可能と判断されると
(S122でYES)、制御側コネクタ25が退避位置
へ移動すべく駆動モータの駆動が制御され(S12
4)、第1カートリッジ231が交換位置へ移動すべく
現像ロータリー22の回転駆動が制御される(S12
5)。そして、S111へ移行した後、上記と同様の処
理が行われる。また、前記S119において、第2カー
トリッジ232が無いと判断されると(S119でN
O)、第1カートリッジ231が交換位置へ移動すべく
現像ロータリー22の回転駆動が制御される(S12
6)。そして、S111へ移行した後、上記と同様の処
理が行われる。
【0037】前記第1実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 (1) 第1カートリッジ231の不揮発性メモリ23
eとCPU40とが通信不能と判断された場合、第2カ
ートリッジ232の不揮発性メモリ23eとCPU40
とが通信可能か否かを判断させた。そのため、第1及び
第2カートリッジ231,232との間で動作の比較を
行うことができ、第1カートリッジ231側に通信不能
の原因があるか否かを検出することができる。また、動
作を比較することによりどの動作に通信不能の原因があ
るかを検出することができる。従って、制御側コネクタ
25に通信不能の原因があるにもかかわらず、第1カー
トリッジ231が無いと判断されて交換要求が発生され
続けるという不具合をなくすことができる。
【0038】(2) また、第1カートリッジ231の
不揮発性メモリ23eの識別情報が本体メモリ46に記
憶されるまで制御側コネクタ25が接続位置に位置すべ
く駆動モータが駆動されつづけるといった不具合をなく
すことができる。従って、駆動モータの不要な駆動をな
くして駆動モータへの負荷を軽減させて画像形成装置1
0に作用する負荷を軽減させることができる。
【0039】(3) 制御側コネクタ25の駆動モータ
に異常があることを報知部によってユーザに報知したた
め、ユーザーは画像形成装置10内の通信不能の原因箇
所を認識することができる。
【0040】(第2実施形態)以下、各実施形態では、
上記第1実施形態と異なる点について主に説明し、第1
実施形態と同一の部材については同一の符号を付して説
明する。第2実施形態において、画像形成装置10には
各カートリッジ231〜234が装着されているか否か
を検出し、同画像形成装置10内での各カートリッジ2
31〜234の有無を検出する検出センサ(図示せず)
が設けられている。即ち、各カートリッジ231〜23
4が現像ロータリー22に装着されていると、検出セン
サにより各カートリッジ231〜234の有情報が本体
メモリ46に記憶される。
【0041】そして、第2実施形態においては、検出セ
ンサが設けられた画像形成装置10により、第1〜第4
カートリッジ231〜234のうち第1カートリッジ2
31の交換動作について図6及び図7に示すフローチャ
ートを使用して説明する。
【0042】さて、ホストコンピュータ36から第1カ
ートリッジ231の交換要求が発生すると、現像ロータ
リー22がホーム位置に位置しているか否かが判断され
る(S201)。現像ロータリー22がホーム位置に位
置していないと判断されると(S201でNO)、現像
ロータリー22がホーム位置へ移動するようにその回転
駆動が制御され(S202)、その後、S203へ移行
する。
【0043】現像ロータリー22がホーム位置に位置し
ていると判断されると(S201でYES)、第1カー
トリッジ231が現像ロータリー22に装着されている
か否かが判断される(S203)。本体メモリ46に第
1カートリッジ231の有情報が記憶され、第1カート
リッジ231が装着されていると判断されると(S20
3でYES)、第1カートリッジ231が書きこみ位置
へ移動すべく現像ロータリー22の回転駆動が制御され
る(S204)。
【0044】続いて、制御側コネクタ25が接続位置へ
移動すべく駆動モータの駆動が制御され(S205)、
次に、第1カートリッジ231の不揮発性メモリ23e
とCPU40とが通信可能か否かが判断される(S20
6)。不揮発性メモリ23eとCPU40とが通信可能
であると判断されると(S206でYES)、第1カー
トリッジ231のトナー残量、交換日時等の情報が第1
カートリッジ231の不揮発性メモリ23eに書き込ま
れる(S207)。
【0045】次に、制御側コネクタ25が退避位置へ移
動すべく駆動モータの駆動が制御され(S208)、第
1カートリッジ231が交換位置へ移動すべく現像ロー
タリー22の回転駆動が制御される(S209)。な
お、前記S203において、第1カートリッジ231の
無情報が本体メモリ46に記憶され、第1カートリッジ
231が無いと判断されると(S203でNO)、S2
09へ移行する。そして、第1カートリッジ231が交
換位置に位置されることにより、本体メモリ46には第
1カートリッジ231の無情報が記憶される又は無情報
がそのまま残される(S210)。
【0046】次いで、図7に示すフローチャートのS2
11において、画像形成装置10の報知部に第1カート
リッジ231を交換すべき旨のメッセージが表示され、
ユーザーに報知される(S211)。そして、ユーザー
により別の第1カートリッジ231の交換、装着動作が
行われると、検出センサにより第1カートリッジ231
が現像ロータリー22に装着されたことが判別され、本
体メモリ46には第1カートリッジ231の有情報が記
憶される(S212)。その後、交換動作が終了する。
【0047】さて、図6に示すフローチャートの前記S
206において、不揮発性メモリ23eとCPU40と
が通信不能と判断されると(S206でNO)、図7に
示すフローチャートのS213へ移行し、制御側コネク
タ25が退避位置へ移動すべく駆動モータの駆動が制御
される(S213)。次いで、第1カートリッジ231
とは別の第2カートリッジ232の有情報が本体メモリ
46に記憶されているか否かが判断される(S21
4)。ここで、本体メモリ46から第2カートリッジ2
32の有情報が読み出され、第2カートリッジ232が
有ると判断されると(S214でYES)、第2カート
リッジ232が書きこみ位置へ移動すべく現像ロータリ
ー22の回転駆動が制御される(S215)。
【0048】続いて、制御側コネクタ25が接続位置へ
移動すべく駆動モータの駆動が制御され(S216)、
第2カートリッジ232の不揮発性メモリ23eとCP
U40とが通信可能か否かが判断される(S217)。
不揮発性メモリ23eとCPU40とが通信可能である
と判断されると(S217でYES)、駆動モータが正
常に駆動して両コネクタ24,25が接続したこととな
るため、第2カートリッジ232の不揮発性メモリ23
e及び駆動モータは正常であると判断される。
【0049】その一方、有情報により第1カートリッジ
231の装着が確認され、駆動モータが正常に駆動して
いるにもかかわらず、通信不能であるため第1カートリ
ッジ231の不揮発性メモリ23eが異常であることが
判断される。そして、報知部に第1カートリッジ231
の不揮発性メモリ23eの異常を示す旨のメッセージが
表示され(S218)、ユーザーに報知された後、交換
処理が終了される。
【0050】一方、不揮発性メモリ23eとCPU40
とが通信不能であると判断されると(S217でN
O)、有情報により第1及び第2カートリッジ231,
232が装着されているにもかかわらず、S206及び
S217の両方で通信不能と判断されたため、駆動モー
タが異常であることが判断される。そして、報知部に駆
動モータの異常を示す旨のメッセージが表示され(S2
19)、ユーザーに報知された後、交換処理が終了され
る。
【0051】さらに、前記S214において、本体メモ
リ46に第2〜第4カートリッジ232〜234の有情
報が記憶されていない場合は(S214でNO)、第1
カートリッジ231との比較対照が存在しないため、第
1カートリッジ231の不揮発性メモリ23e又は駆動
モータの異常を示す旨のメッセージが報知部に表示され
(S220)、ユーザーに報知された後、交換処理が終
了される。
【0052】従って、第2実施形態においては前記
(1)〜(3)の効果に加え、検出センサを設けること
により、第1及び第2カートリッジ231,232の動
作を比較することなく装着されているか否かを判断する
ことができる。そのため、第1及び第2カートリッジ2
31,232の有情報を元に動作を比較することにより
通信不能の原因を不揮発性メモリ23eの異常か駆動モ
ータの異常かで検出することができる。
【0053】(第3実施形態)第3実施形態において、
現像ロータリー22には前記検出センサが設けられてい
る。また、制御側コネクタ25の駆動モータには、制御
側コネクタ25が接続位置にあるか退避位置にあるかを
判断する位置検出センサ(図示せず)が設けられてい
る。そして、この位置検出センサは制御側コネクタ25
が退避位置にある場合はONとされ、接続位置にある場
合はOFFとされる。
【0054】そして、第3実施形態においては、検出セ
ンサ及び位置検出センサが設けられた画像形成装置10
により、第1〜第4カートリッジ231〜234のうち
第1カートリッジ231の交換動作について図8〜図1
0に示すフローチャートを使用して説明する。
【0055】さて、ホストコンピュータ36から第1カ
ートリッジ231の交換要求が発生すると、図8のフロ
ーチャートに示すように、現像ロータリー22がホーム
位置に位置しているか否かが判断される(S301)。
現像ロータリー22がホーム位置に位置していないと判
断されると(S301でNO)、現像ロータリー22が
ホーム位置へ移動するように回転駆動が制御され(S3
02)、その後、S303へ移行する。
【0056】現像ロータリー22がホーム位置に位置し
ていると判断されると(S301でYES)、第1カー
トリッジ231が現像ロータリー22に装着されている
か否かが判断される(S303)。前記S303におい
て、第1カートリッジ231の無情報が本体メモリ46
に記憶され、第1カートリッジ231が無いと判断され
ると(S303でNO)、第1カートリッジ231が交
換位置へ移動すべく現像ロータリー22の回転駆動が制
御される(S304)。そして、第1カートリッジ23
1が交換位置に位置されることにより、本体メモリ46
には第1カートリッジ231の無情報が記憶される(S
305)。
【0057】次いで、画像形成装置10の報知部に第1
カートリッジ231を交換すべき旨のメッセージが表示
され(S306)、ユーザーに報知される。そして、ユ
ーザーにより別の第1カートリッジ231の交換、装着
動作が行われると、検出センサにより第1カートリッジ
231が現像ロータリー22に装着されたことが判別さ
れ、本体メモリ46には第1カートリッジ231の有情
報が記憶され(S307)、その後、交換動作が終了す
る。
【0058】本体メモリ46に第1カートリッジ231
の有情報が記憶され、第1カートリッジ231が装着さ
れていると判断されると(S303でYES)、第1カ
ートリッジ231が書きこみ位置へ移動するように現像
ロータリー22の回転駆動が制御される(S308)。
【0059】続いて、制御側コネクタ25が接続位置へ
移動するように駆動モータの回転駆動が制御され(S3
09)、位置検出センサがOFFであるか否か、即ちC
PU40の制御通り、制御側コネクタ25が接続位置に
位置しているか否かが判断される(S310)。そし
て、位置検出センサがOFFでないと判断された場合
(S310でNO)、即ち制御側コネクタ25が退避位
置にあると判断された場合において、第1カートリッジ
231の現像側コネクタ24と制御側コネクタ25とが
接続され、不揮発性メモリ23eとCPU40とが通信
可能か否かが判断される(S311)。
【0060】そして、不揮発性メモリ23eとCPU4
0とが通信可能であると判断されると(S311でYE
S)、制御側コネクタ25が退避位置にあると判断され
たにもかかわらず、両コネクタ24,25が接続される
ため、制御側コネクタ25は接続位置に移動しているこ
ととなる。従って、駆動モータは接続位置へ移動してい
るため、正常であることが判断されるとともに、位置検
出センサの異常が検出される。そして、報知部に位置検
出センサの異常を示す旨のメッセージが表示され(S3
12)、ユーザーに報知された後、交換動作が終了され
る。
【0061】一方、不揮発性メモリ23eとCPU40
とが通信不能であると判断されると(S311でN
O)、制御側コネクタ25が接続位置にないこととな
る。即ち、前記S310で位置検出センサは退避位置を
検出しているため、位置検出センサは正常であると判断
される。その一方、S309で接続位置に位置すべく駆
動モータが制御されたにもかかわらず、制御側コネクタ
25が接続位置へ移動していないため駆動モータの異常
が検出される。そして、報知部に駆動モータの異常を示
す旨のメッセージが表示され(S313)、ユーザーに
報知された後、交換動作が終了される。
【0062】さて、前記S310において、位置検出セ
ンサがOFFであると判断された場合(S310でYE
S)、即ち制御側コネクタ25が接続位置にあると判断
された場合、図9に示すフローチャートのS314にお
いて、第1カートリッジ231の不揮発性メモリ23e
とCPU40とが通信可能か否かが判断される(S31
4)。そして、不揮発性メモリ23eとCPU40とが
通信可能であると判断されると(S314でYES)、
制御側コネクタ25が接続位置にあり、両コネクタ2
4,25が通信されるため、異常が検出されることなく
第1カートリッジ231のトナー残量、交換日時等の識
別情報が第1カートリッジ231の不揮発性メモリ23
eに書き込まれる(S315)。
【0063】次に、制御側コネクタ25が退避位置へ移
動すべく駆動モータの駆動が制御され(S316)、次
いで、位置検出センサがONであるか否か、即ち制御側
コネクタ25が退避位置に位置しているか否かが判断さ
れる(S317)。位置検出センサがONであると判断
された場合(S317でYES)、即ち制御側コネクタ
25が退避位置にあると判断された場合、制御側コネク
タ25は正常に移動していると判断される。そして、第
1カートリッジ231が交換位置へ移動すべく現像ロー
タリー22の回転駆動が制御される(S318)。次
に、第1カートリッジ231が交換位置に位置されるこ
とにより、本体メモリ46には第1カートリッジ231
の無情報が記憶される(S319)。
【0064】そして、画像形成装置10の報知部に第1
カートリッジ231を交換すべき旨のメッセージが表示
され(S320)、ユーザーに報知される。ユーザーに
より別の第1カートリッジ231の交換、装着動作が行
われると、検出センサにより第1カートリッジ231が
現像ロータリー22に装着されたことが判別され、本体
メモリ46には第1カートリッジ231の有情報が記憶
され(S321)、その後、交換動作が終了する。
【0065】一方、前記S317において、位置検出セ
ンサがONでないと判断された場合(S317でN
O)、即ち制御側コネクタ25が接続位置にあると判断
された場合、S316で制御側コネクタ25が退避位置
へ移動されるように制御されたにもかかわらず、退避位
置に移動していないこととなる。従って、駆動モータの
異常が検出され、報知部に駆動モータの異常を示す旨の
メッセージが表示され(S336)、ユーザーに報知さ
れた後、交換動作が終了される。
【0066】前記S314において、不揮発性メモリ2
3eとCPU40とが通信不能であると判断されると
(S314でNO)、図10に示すフローチャートのS
322において、制御側コネクタ25が退避位置へ移動
すべく駆動モータの駆動が制御される(S322)。次
いで、位置検出センサがONであるか否か、即ち制御側
コネクタ25が退避位置にあるか否かが判断される(S
323)。
【0067】位置検出センサがONでないと判断された
場合(S323でNO)、即ち制御側コネクタ25が退
避位置にないと判断された場合、駆動モータ又は位置検
出センサの異常が検出される。そして、報知部に駆動モ
ータ又は位置検出センサの異常を示す旨のメッセージが
表示され(S324)、ユーザーに報知された後、交換
動作が終了される。
【0068】前記S323において、位置検出センサが
ONであると判断された場合(S323でYES)、即
ち制御側コネクタ25が退避位置にあると判断された場
合、第1カートリッジ231とは別の第2カートリッジ
232の有情報が本体メモリ46に記憶されているか否
かが判断される(S325)。ここで、本体メモリ46
から第2カートリッジ232の有情報が読み出され、第
2カートリッジ232が有ると判断されると(S325
でYES)、第2カートリッジ232が書きこみ位置に
移動すべく現像ロータリー22の回転駆動が制御される
(S326)。
【0069】続いて、制御側コネクタ25が接続位置へ
移動すべく駆動モータの駆動が制御され(S327)、
位置検出センサがOFFであるか否か、即ち制御側コネ
クタ25が接続位置にあるか否かが判断される(S32
8)。位置検出センサがOFFでないと判断された場合
(S328でNO)、即ち制御側コネクタ25が接続位
置になく、退避位置にあると判断された場合、第2カー
トリッジ232の不揮発性メモリ23eとCPU40と
が通信可能か否かが判断される(S329)。
【0070】そして、第2カートリッジ232の不揮発
性メモリ23eとCPU40とが通信可能であると判断
されると(S329でYES)、第2カートリッジ23
2における接続動作は可能となるため、第1カートリッ
ジ231における接続動作も正常であることが判断され
る。即ち、駆動モータ、両コネクタ24,25の接点が
正常であり、前記S314において制御側コネクタ25
が接続位置になかったことが検出される。
【0071】また、制御側コネクタ25が退避位置にあ
ると判断されたにもかかわらず、両コネクタ24,25
が通信されるため、制御側コネクタ25は接続位置に移
動していることとなる。従って、駆動モータは接続位置
へ移動しているため、正常であることが判断されるとと
もに、S328で制御側コネクタ25が退避位置にある
と判断されるため、位置検出センサの異常が検出され
る。そして、報知部に位置検出センサの異常を示す旨の
メッセージが表示され(S330)、ユーザーに報知さ
れた後、交換動作が終了される。
【0072】一方、不揮発性メモリ23eとCPU40
とが通信不能であると判断されると(S329でN
O)、制御側コネクタ25が接続位置になく、退避位置
にあることとなる。即ち、前記S328で位置検出セン
サは退避位置を検出しているため、位置検出センサは正
常であると判断される。その一方、制御側コネクタ25
が接続位置へ移動していないため、S327で接続位置
に位置すべく駆動モータが制御されたにもかかわらず、
退避位置にあるため、駆動モータの異常が検出される。
そして、報知部に駆動モータの異常を示す旨のメッセー
ジが表示され(S331)、ユーザーに報知された後、
交換動作が終了される。
【0073】さて、前記S328において、位置検出セ
ンサがOFFであると判断された場合(S328でYE
S)、即ち制御側コネクタ25が接続位置にあると判断
された場合、第2カートリッジ232の不揮発性メモリ
23eとCPU40とが通信可能か否かが判断される
(S332)。
【0074】そして、通信可能であると判断されると
(S332でYES)、前記S310において、制御側
コネクタ25が接続位置にあり、第1カートリッジ23
1の現像側コネクタ24と制御側コネクタ25とが接続
していたにもかかわらず、不揮発性メモリ23eとCP
U40とが通信不能であることから、その通信不能の原
因が第1カートリッジ231の不揮発性メモリ23eで
あることが判断される。そして、報知部に不揮発性メモ
リ23eの異常を示す旨のメッセージが表示され(S3
33)、ユーザーに報知された後、交換動作が終了され
る。
【0075】一方、前記S332において、第2カート
リッジ232の不揮発性メモリ23eとCPU40とが
通信不能であると判断されると(S332でNO)、第
1及び第2カートリッジ231,232の両方の現像側
コネクタ24が制御側コネクタ25と接続できないこと
となり、制御側コネクタ25が異常であることが判断さ
れる。そして、報知部に制御側コネクタ25の異常を示
す旨のメッセージが表示され(S334)、ユーザーに
報知された後、交換動作が終了される。
【0076】なお、前記325において、本体メモリ4
6から第2カートリッジ232の有情報が読み出され
ず、第2カートリッジ232が無しと判断されると(S
325でNO)、報知部に第1カートリッジ231の不
揮発性メモリ23eの異常を示す旨のメッセージが表示
され(S335)、ユーザーに報知された後、交換動作
が終了される。
【0077】従って、第3実施形態においては前記
(1)〜(3)の効果に加え、制御側コネクタ25の駆
動モータの位置を検出可能な位置検出センサを設け、そ
の位置検出センサにより駆動モータの異常を検出可能と
することができる。また、位置検出センサで駆動モータ
の異常を検出することにより、第1,第2カートリッジ
231,232と通信することができない原因を駆動モ
ータの異常か位置検出センサの異常かを判別することが
できる。さらに、制御側コネクタ25と現像側コネクタ
24とが接続されているか否かを判断して、接続されて
いるときにおける通信不能の原因も検出することができ
る。
【0078】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 各実施形態では通信不能の原因を報知部にメッセー
ジで表示させ、ユーザーに報知させたが、報知部に通信
不能の原因のメッセージを表示せず、異常があることの
みをユーザーに報知させてもよい。
【0079】・ 各実施形態では第1カートリッジ23
1と第2カートリッジ232との間で通信確認を行い、
動作の比較を行ったが、第1〜第4カートリッジ231
〜234のうちのいずれか2つを使用して通信確認、動
作の比較を行ってもよく、第1〜第4カートリッジ23
1〜234の3つ以上を使用して通信確認、動作の確認
を行ってもよい。
【0080】・ 各実施形態では、1体の感光体17に
対して、現像ロータリー22に装着された第1〜第4カ
ートリッジ231〜234を設けたロータリー式画像形
成装置10に具体化したが、1体の感光体17に対して
1色の現像カートリッジを設けて現像ユニットとし、そ
の現像ユニットを4体設けたタンデム式画像形成装置1
0又は1体の感光体17に対して第1〜第4カートリッ
ジ231〜234が昇降して各カートリッジ231〜2
34により現像を行う現像ユニットを備えたエレベータ
式画像形成装置10に具体化してもよい。そして、タン
デム式画像形成装置10又はエレベータ式画像形成装置
10内に設けられた1体の制御側コネクタ25と各カー
トリッジ231〜234のうちのいずれかとが通信不能
になったとき、その他の現像側コネクタ24と通信させ
て通信不能の原因を検出してもよい。
【0081】・ 各実施形態では現像側コネクタ24と
制御側コネクタ25とを接続して不揮発性メモリ23e
とCPU40と通信可能としたが、現像側接続手段と制
御側接続手段として光学的なインターフェイスを持つ通
信手段に具体化してもよい。
【0082】・ 各実施形態では感光体17に現像ロー
ラ23bが摺接して現像を行わせたが、ジャンピング現
像を採用した画像形成装置10に具体化してもよい。 ・ 各実施形態では識別手段としてROMよりなる不揮
発性メモリ23eに具体化したが、識別手段をRAM、
バーコード、磁気テープ等に具体化してもよい。
【0083】・ 各実施形態では第1〜第4カートリッ
ジ231〜234をケース23aと現像ローラ23bと
を一体に形成したものを使用したが、第1〜第4カート
リッジ231〜234を、トナーを収容するケース23
aが分離可能な構成としてもよい。
【0084】・ 各実施形態では、同形状の4体の第1
〜第4カートリッジ231〜234を使用したが、それ
ぞれ形状が異なる第1〜第4カートリッジ231〜23
4を使用してもよい。
【0085】・ 各実施形態では画像形成装置としてカ
ラープリンタに具体化したが、モノカラープリンタ、フ
ァクシミリに具体化してもよい。次に上記実施形態及び
別例から把握できる技術的思想について、それらの効果
とともに以下に追記する。
【0086】・ 前記請求項1〜請求項4のうちのいず
れか一項に記載の画像形成装置を用い、1体の現像カー
トリッジと制御手段との間で通信不能となったとき、別
の現像カートリッジと制御手段との間で通信を行い、前
記通信不能の原因を検出することを特徴とする画像形成
装置における異常検出方法。
【0087】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の画
像形成装置によれば、特定の現像カートリッジと制御手
段との間で通信不能となったとき、その通信不能の原因
が特定の現像カートリッジ側に有るか否かを検出するこ
とができる。
【0088】請求項2に記載の画像形成装置によれば、
請求項1に記載の発明の効果に加え、通信不能の原因を
特定することができる。請求項3に記載の画像形成装置
によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に
加え、通信不能の原因をより具体的に特定することがで
きる。
【0089】請求項4に記載の画像形成装置によれば、
請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項に記載の効果
に加え、通信不能の原因をユーザーに認識させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を示す概略図。
【図2】(a)は現像ロータリーの交換位置を示す模式
図、(b)は現像ロータリーのホーム位置を示す模式
図。
【図3】制御ユニットを示すブロック図。
【図4】第1実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【図5】第1実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【図6】第2実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【図7】第2実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【図8】第3実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【図9】第3実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【図10】第3実施形態の交換動作を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
10 画像形成装置 17 感光体 231〜234 現像カートリッジとしての第1〜第4
カートリッジ 23e 識別手段としての不揮発性メモリ 24 現像側接続手段としての現像側コネクタ 25 制御側接続手段としての制御側コネクタ 40 制御手段としてのCPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 21/18 15/00 556 Fターム(参考) 2H027 DA21 DA27 ED08 EE02 EE10 EH01 EJ05 FA28 GA54 GB08 GB09 HA04 HA10 HA17 HB13 HB17 ZA09 2H030 AD16 BB24 BB33 BB38 BB63 2H071 BA03 BA13 BA20 BA32 BA41 DA08 DA32 DA34 EA18 2H077 AA02 AA35 BA08 BA09 DA24 DA42 DA57 DB10 DB14 GA04 GA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周面が帯電された感光体を露光して形成
    された静電潜像を、トナーで現像して顕像化する複数の
    現像カートリッジと、前記各現像カートリッジに設けら
    れ、各現像カートリッジをそれぞれ個別に識別可能とす
    る識別手段と、各識別手段に接続された現像側接続手段
    と、当該現像側接続手段のうちのいずれか1つと接続可
    能な接続位置及び当該接続位置から離れた退避位置との
    間を移動する制御側接続手段と、前記制御側接続手段の
    移動を制御するとともに、前記接続位置において識別手
    段との通信により現像カートリッジを識別し、特定の現
    像カートリッジの識別手段との間で通信不能のとき、そ
    の他の現像カートリッジの識別手段との間で通信を試み
    て前記通信不能となる原因が前記特定の現像カートリッ
    ジに有るか否かを検出する制御手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像カートリッジの有無を検出する
    検出センサを設けたことを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御側接続手段の位置を検出する位
    置検出センサを設けたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記通信不能となる原因を検出すると、
    前記制御手段により当該原因を報知する制御を行うこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
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