JP2003029494A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003029494A
JP2003029494A JP2002130097A JP2002130097A JP2003029494A JP 2003029494 A JP2003029494 A JP 2003029494A JP 2002130097 A JP2002130097 A JP 2002130097A JP 2002130097 A JP2002130097 A JP 2002130097A JP 2003029494 A JP2003029494 A JP 2003029494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶素子を装備した作像ユニットがユニット
保持部により着脱自在に保持されて各作像ユニットを交
換可能となっている画像形成装置において、低コスト化
および高スループット化を図る。 【解決手段】 ロータリー現像部3の取出し側に側板3
2が配置されるとともに、その側板32には取出専用口
321が設けられており、現像ユニットが取出専用位置
に位置決めされたときのみ、この取出専用口321を介
して該現像ユニットを取出し可能となっている。例えば
ブラック現像ユニット3Kが取出専用位置に位置決めさ
れると、ブラック現像ユニット3Kの取出しが初めて可
能となる。このようにしてブラック現像ユニット3Kを
取出す際にのみブラック現像ユニット3Kに取り付けら
れたEEPROMに対して情報の読出および/または書
込を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ、複写
機およびファクシミリ装置などの画像形成装置、特に複
数の作像ユニットを備えており、これらの作像ユニット
のうち一の作像ユニットを選択的に像担持手段に対向す
る作像位置に位置決めさせて該作像ユニットにより像担
持手段にトナー像を形成する画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置として、回転軸を
中心として複数の現像ユニットを放射状に配置したロー
タリー現像部を備えた装置が知られている。この装置で
は、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信号が
与えられると、その回転軸を回転駆動することによって
前記複数の現像ユニットのうちの一の現像ユニットを感
光体に対向する現像位置に位置決めして感光体上の潜像
を現像し、中間転写媒体上に転写する。そして、現像ユ
ニットを切替ながら、上記と同様にしてトナー現像およ
び転写処理を繰り返すことによって、複数色のトナー像
を重ね合わせて画像信号に対応するカラー画像を形成し
ている。また、カラー画像形成が完了すると、ロータリ
ー現像部は予め設定された待機位置に戻り、次の画像信
号が与えられるまで待機している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の画像
形成装置では、待機状態でユーザ等による現像ユニット
の取出しが可能となっている。そのため、従来の画像形
成装置では、画像形成動作を行う前に事前に各現像ユニ
ットが正しく装着されているか否かを検出したり、現像
ユニットに関する情報、例えばトナー残量やドットカウ
ント値などを読み出したり、書込んだりしておく必要が
ある。ここで、各現像ユニットの装着確認を行うために
専用の装着確認センサを装置内に設けることが考えられ
るが、それらのセンサを設けることによって装置コスト
が増大するという問題が発生する。
【0004】また、装着確認センサを設ける代わりに、
現像ユニットに関する情報を記憶したEEPROMなど
の記憶素子を各現像ユニットに取り付けておき、各記憶
素子に対してアクセスして装着確認を行うようにしても
よいが、この場合、画像形成動作を行うたびに記憶素子
との間でのデータ転送を行う必要があり、これがスルー
プットの低下要因のひとつとなってしまう。また、現像
ユニットに関する情報を読み出したり、書込むために
は、必ず記憶素子にアクセスする必要がある。このよう
に記憶素子に対して情報の読出・書込を行うことができ
るアクセス回数(読出/書込回数)には限界があり、ア
クセス回数が比較的多い従来装置ではアクセス回数寿命
の長い記憶素子を用いる必要がある。通常、アクセス回
数寿命の長い記憶素子は高価であり、このような記憶素
子を採用することで装置コストが増大してしまう。
【0005】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、記憶素子を装備した作像ユニットがユニット保持
部により着脱自在に保持されて各作像ユニットを交換可
能となっている画像形成装置において、低コスト化およ
び高スループット化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、トナー像を担持可能な像担持手段と、互
いに異なる色のトナー像を前記像担持手段に形成する複
数の作像ユニットをユニット保持部により着脱自在に保
持しながら、移動可能に構成されており、その移動によ
って前記複数の作像ユニットのうち一の作像ユニットを
前記像担持手段に対向する作像位置に位置決めさせて該
一の作像ユニットにより前記像担持手段にトナー像を形
成する作像手段と、前記複数の作像ユニットの各々に取
り付けられ、その取り付けられた作像ユニットに関する
情報を記憶する複数の記憶素子と、必要に応じて前記記
憶素子に対して前記情報の読出および/または書込を行
う制御手段とを備え、前記作像手段が前記作像位置とは
異なる取出専用位置に位置決めされたときに、前記複数
の作像ユニットのうち前記取出専用位置に対応する作像
ユニットを前記ユニット保持部から取出し可能となる一
方、前記作像手段が前記取出専用位置以外の位置に位置
決めされたときには前記複数の作像ユニットの取出しが
規制され、しかも、前記制御手段は、前記複数の作像ユ
ニットのうち取出対象となる作像ユニットを前記取出専
用位置に位置決めして前記ユニット保持部から取出す際
に前記取出対象の作像ユニットに取り付けられた記憶素
子に対して情報の読出および/または書込を行うように
構成している(請求項1)。
【0007】このように構成された発明では、作像手段
が取出専用位置に位置決めされたときに作像ユニットを
ユニット保持部から取出し可能となる一方、取出専用位
置以外の位置に位置決めされたときには複数の作像ユニ
ットの取出しが規制される。したがって、この画像形成
装置では、通常動作している間においては、作像手段は
取出専用位置に位置決めされることはなく、作像ユニッ
トの装着確認を行う必要がない。また、作像ユニットが
交換されることもないため、画像形成動作のたびに記憶
素子に対して情報の読出および/または書込を行う必要
もなくなる。これに対し、作像手段が取出専用位置に位
置決めされた際には作像ユニットの取出しが可能となる
ため、作像ユニットの取出しに対応して取出対象の作像
ユニットに取り付けられた記憶素子に対して情報の読出
および/または書込を行っている。このように、記憶素
子へのアクセス回数が低減されてスループットが向上さ
れるとともに、アクセス回数寿命の比較的短い記憶素子
を用いることが可能となる。
【0008】ここで、作像手段が取出専用位置に位置決
めされたときのみ作像ユニットの取出しを可能とするた
めには、例えば側板を作像ユニットの取出し側に配置し
て作像手段の取出し側を覆う一方、その側板の一部に取
出専用口を形成し、この取出専用口を介して取出専用位
置に位置決めされた作像ユニットを取出すように構成す
ればよい(請求項2)。
【0009】また、取出専用位置に位置決めされた作像
ユニットを交換した際にユニット保持部に装着された作
像ユニットに取り付けられた記憶素子に対して情報の読
出および/または書込を行うことで装着確認を行うよう
にすればよい(請求項3)。
【0010】ここで、取出専用位置に位置決めされた作
像ユニットのみを交換するためには、例えば前記作像手
段を作像ユニットの取出し側で覆うように配置された側
板をさらに備え、前記側板の一部には取出専用口を形成
し、前記取出専用口を介して前記作像ユニットの交換す
るように構成すればよい(請求項4)。
【0011】また、記憶素子に対して情報の読出および
/または書込を行うためには、制御手段と記憶素子との
間で情報の転送を行う必要があるが、その具体的な手段
としてコネクタを用いて接触状態で行ったり(請求項
5)、非接触状態で行うことができる(請求項7)。こ
こで、コネクタを用いる場合には、一の作像ユニットを
作像位置に位置決めさせると、残りの作像ユニットのう
ちの一の作像ユニットに取り付けられたユニット側コネ
クタが共通コネクタと嵌合可能となるように構成する、
つまり作像位置を情報の読出/書込位置としても機能さ
せることができ、作像手段の位置決めポジションの数を
少なくすることができる。
【0012】また、画像形成を行った後に次の画像形成
を開始するまで作像手段を待機させることがあるが、こ
の場合、作像手段を作像位置および取出専用位置とは異
なる待機位置に位置決めし、その待機位置で待機させる
のが望ましい(請求項8)。これによって、待機状態で
は作像ユニットは像担持手段から離れており、像担持手
段の交換などの作業が容易となる。
【0013】また、作像手段が予め決められたセンシン
グ位置に位置したことを検出するセンサをさらに設けた
場合には、装置電源の投入等に応じて装置を初期化する
際に、待機位置への作像手段の移動を開始するととも
に、その移動開始時点からセンサによって作像手段がセ
ンシング位置に移動してきたことを検出するまでに要す
るセンサ到達時間に基づき、その移動開始前における作
像手段の停止位置を求めるようにすれば(請求項9)、
この停止位置に関する情報が画像形成装置を制御する上
で有効な情報となる。例えば、この停止位置に関する情
報を用いることで画像形成装置を以下のように適切に制
御することができる。
【0014】例えば停止位置が待機位置であることを確
認すると、ユニット保持部への各作像ユニットの装着確
認を行うことなく、画像信号が与えられるのを待って画
像形成を開始するようにしてもよい(請求項10)。こ
の場合、作像ユニットの装着確認が不要となり、スルー
プットが改善される。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる画像形
成装置の一の実施形態を示す図である。図2は図1の画
像形成装置のエンジンコントローラを示すブロック図で
ある。この画像形成装置は、イエロー(Y)、マゼンタ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー
を重ね合わせてフルカラー画像を形成したり、ブラック
(K)のトナーのみを用いてモノクロ画像を形成する装
置である。この画像形成装置では、ホストコンピュータ
などの外部装置から画像信号が制御ユニットのメインコ
ントローラに与えられると、このメインコントローラか
らの指令に応じてエンジンコントローラ1がエンジン部
EGの各部を制御して複写紙、転写紙、用紙およびOH
P用透明シートなどのシートSに画像信号に対応する画
像を形成する。
【0016】このエンジン部EGでは、7つのユニッ
ト:(a)感光体ユニット2;(b)イエロー現像ユニット3
Y;(c)マゼンタ現像ユニット3M;(d)シアン現像ユニ
ット3C;(e)ブラック現像ユニット3K;(f)中間転写
ユニット4および(g)定着ユニット5が装置本体6に対
して着脱自在となっている。そして、すべてのユニット
2,3Y,3M,3C,3K,4,5が装置本体6に装
着された状態で、図1に示すように、感光体ユニット2
の感光体21が図1の矢印方向D1に回転するととも
に、その感光体21の周りにその回転方向D1に沿っ
て、帯電部22、現像ユニット3Y,3M,3C,3K
からなるロータリー現像部3およびクリーニング部23
がそれぞれ配置される。
【0017】7つのユニット2,3Y,3M,3C,3
K,4,5のうち感光体ユニット2には感光体21、帯
電部22およびクリーニング部23が収容されており、
これらを一体的に装置本体6に対して着脱自在となって
いる。帯電部22は帯電バイアスが印加されており、感
光体21の外周面を均一に帯電させる。
【0018】また、この感光体ユニット2には、感光体
21の回転方向D1における帯電部22の上流側にクリ
ーニング部23が設けられており、一次転写後に感光体
21の外周面に残留付着しているトナーを掻き落とす。
こうして、感光体21の表面クリーニングを行ってい
る。
【0019】このように構成された感光体ユニット2に
は、該ユニット2の残り寿命を示すデータなどを記憶す
るためのシリアルEEPROM71が取付けられてお
り、感光体ユニット2を装置本体6に装着すると、コネ
クタ(図示省略)を介して装置本体6のエンジンコント
ローラ1と電気的に接続され、エンジンコントローラ1
との間でデータ転送を行い、感光体ユニット2の装着検
出や消耗品管理などを行う。なお、ユニット4,5につ
いても感光体ユニット2と同様に種々のデータを記憶す
るためのシリアルEEPROM72〜77がそれぞれ取
付けられており、ユニット装着状態で装置本体6のエン
ジンコントローラ1と電気的に接続され、エンジンコン
トローラ1との間でデータ転送を行い、該ユニットの装
着検出や消耗品管理などを行う。一方、現像ユニット3
Y,3M,3C,3Kについては、後述するようにユニ
ット装着状態では装置本体側のコネクタとは接続されて
おらず、必要に応じて一時的にエンジンコントローラ1
と電気的に接続され、エンジンコントローラ1との間で
データ転送を行い、現像ユニット3Y,3M,3C,3
Kの装着検出や消耗品管理などを行う。
【0020】この画像形成装置では、図1に示すよう
に、帯電部22によって帯電された感光体21の外周面
に対して、露光ユニット8からレーザ光Lが照射され
る。この露光ユニット8はエンジンコントローラ1から
の画像信号に応じてレーザ光Lを感光体21上に走査露
光して感光体21上に画像信号に対応する静電潜像を形
成する。
【0021】こうして形成された静電潜像はロータリー
現像部3によってトナー現像される。このロータリー現
像部3では、ブラック用の現像ユニット3K、シアン用
の現像ユニット3C、マゼンタ用の現像ユニット3M、
およびイエロー用の現像ユニット3Yが軸中心に回転自
在に設けられている。そして、これらの現像ユニット3
Y,3M,3C,3Kは予め決められた複数の位置に移
動位置決めされるとともに、感光体21に対して選択的
に当接もしくは離間位置で位置決めされ、直流成分もし
くは直流成分に交流成分を重畳した現像バイアスが印加
されて選択された色のトナーを感光体21の表面に付与
する。このように、この実施形態では、各現像ユニット
3Y,3M,3C,3Kが本発明の「作像ユニット」と
して機能し、本発明の「像担持手段」に相当する感光体
21上にトナー像を形成する。なお、このように本発明
の「作像手段」として機能する現像部3のより詳しい構
成については後で詳述する。
【0022】上記のようにして現像部3で現像されたト
ナー像は、一次転写領域TR1で中間転写ユニット4の
中間転写ベルト41上に一次転写される。すなわち、中
間転写ユニット4は複数のローラに掛け渡された中間転
写ベルト41と、中間転写ベルト41を回転駆動する駆
動部(図示省略)とを備えており、カラー画像をシート
Sに転写する場合には、感光体21上に形成される各色
のトナー像を中間転写ベルト41上に重ね合わせてカラ
ー画像を形成する一方、モノクロ画像をシートSに転写
する場合には、感光体21上に形成されるブラック色の
トナー像のみを中間転写ベルト41上に転写してモノク
ロ画像を形成する。
【0023】こうして中間転写ベルト41上に形成され
た画像については、所定の二次転写領域TR2におい
て、カセット9から取り出されたシートS上に二次転写
する。また、こうして画像が形成されたシートSは定着
ユニット5を経由して装置本体6の上面部に設けられた
排出トレイ部に搬送される。
【0024】次に、ロータリー現像部3の構成につい
て、さらに詳しく説明する。ロータリー現像部3は、そ
の中心に回転軸3aを有すると共にかかる回転軸3aに
固定された支持フレーム3bを有しており、前述した4
色の現像ユニット3Y,3M,3C,3Kは本発明の
「ユニット保持部」として機能する支持フレーム3bに
対して着脱自在となっている。すなわち、各現像ユニッ
ト3Y,3M,3C,3Kおよび支持フレーム3bには
軸方向に互いに係合するガイドレールが設けられてお
り、各現像ユニット3Y,3M,3C,3Kは支持フレ
ーム3bの軸方向に取出し側(図1の紙面に直交する手
前側)へ取出専用口321(図3)を通じて引出し可能
となっている。また、新しい現像ユニットを取出専用口
321を通じて支持フレーム3bの軸方向へ進行して装
着することができるようになっている。このようにして
全ての現像ユニット3Y,3M,3C,3Kが装着され
ると、回転軸3aを中心として放射状に配置されること
となる。
【0025】この取出専用口321は、図3に示すよう
に、ロータリー現像部3の取出し側に配置された側板3
2に設けられたものであり、例えば同図(c)に示すよ
うに現像ユニットが取出専用位置に位置決めされたとき
のみ、この取出専用口321を介して該現像ユニットを
取出し、また取出後に新しい現像ユニットを装着可能と
なっている。そして、現像ユニットがその取出専用位置
以外に位置決めされている間は、その現像ユニットの取
出しが側板32によって規制される。
【0026】また、回転軸3aには図示を省略するパル
スモータがクラッチを介して接続されており、このパル
スモータを駆動することで支持フレーム3bを回転さ
せ、上記4つの現像ユニット3Y,3M,3C,3Kの
うち一の現像ユニットを選択的に感光体21と対向する
作像位置(現像位置)に位置決めできるようになってい
る。なお、図1はブラック現像ユニット3Kが作像位置
に位置決めされた状態を示している。
【0027】また、現像部3の回転軸3aの一方端側
(図1の紙面手前側)には、現像部3のホームポジショ
ン位置(以下「HP位置」という)を検出するためのH
P検出部31が設けられている。このHP検出部31
は、回転軸3aの一方端に固着された信号用円板311
と、フォト・インタラプター等からなるHPセンサ31
2とで構成されており、円板311の周縁部がHPセン
サ312の隙間(図示省略)にくるように設けられてい
る。そして、円板311に形成されたスリット部がHP
センサ312の隙間に移動してくると、HPセンサ31
2からの出力信号が「L」から「H」に変化する。そし
て、後で説明するように信号レベルの変化とパルスモー
タのパルス数に基づき現像部3のHP位置を検出するこ
とができるようになっている。また、HP位置とパルス
モータのパルス数に基づき現像部3の位置を検出するこ
とができるように構成されている。
【0028】また、各現像ユニット3Y,3M,3C,
3Kの一方端側面には、コネクタ33Y,33M,33
C,33Kが固着されており、作像位置に位置決めされ
たときに回転移動方向における1つ下流側の現像ユニッ
トのコネクタ(例えば図3(b)に示すようにイエロー
現像ユニット3Yが作像位置に位置決めされたときに
は、その1つ下流側のブラック現像ユニット3Kに固着
されたコネクタ33K)が装置本体側に設けられた現像
部用共通コネクタ34と対向する。この現像部用共通コ
ネクタ34は同図に示すようにロータリー現像部3に対
して接離移動可能に構成されており、必要に応じて作像
位置の1つ下流側にある現像ユニットに近接移動して該
現像ユニットのコネクタと嵌合する。これによって、該
現像ユニットに取り付けられたEEPROMが両コネク
タを介して装置本体6のエンジンコントローラ1と電気
的に接続され、エンジンコントローラ1との間でデータ
転送を行い、該現像ユニットの装着検出や消耗品管理な
どを行う。
【0029】なお、図面への図示を省略するが、ロータ
リー現像部3を上記した作像位置、HP位置および取出
専用位置で確実に位置決め固定するために、ロック機構
が設けられている。
【0030】次に、エンジンコントローラ1の構成につ
いて図2を参照しつつ説明する。このエンジンコントロ
ーラ1は本発明の制御手段として機能するものであり、
HP検出部31からの信号とパルスモータのパルス数な
どに基づきCPU11により後述するプログラムを実行
して装置を制御する。なお、このCPU11には、プロ
グラムや他のデータなどを記憶するためのROM12、
各種データを一時的に記憶するRAM13が接続されて
いる。
【0031】また、CPU11は、シリアルI/F(イ
ンターフェース)15を介して電子カウンタに用いるシ
リアルEEPROM14に接続されている。このシリア
ルEEPROM14には、装置制御のために必要となる
データが記憶されている。また、CPU11は、シリア
ルEEPROM14のみならず、各ユニット2,3Y,
3M,3C,3K,4,5に設けられたシリアルEEP
ROM71〜77にもシリアルI/F15を介して接続
されており、各シリアルEEPROM14,71〜77
との間でデータ転送可能となるとともに、入出力ポート
16を介してシリアルEEPROM14,71〜77に
チップセレクト信号CSを入力可能となっている。
【0032】また、エンジンコントローラ1には、電圧
監視回路17が設けられており、電源電圧が所定電圧を
下回ると、電圧監視回路17がその電圧降下を検出し、
その旨を示すリセット信号をCPU11と周辺機器1
5,16に出力する。
【0033】さらに、CPU11は入出力ポート16を
介してHP検出部31と接続されている。
【0034】次に、上記のように構成された画像形成装
置における画像形成動作および現像ユニットの交換操作
について説明する。ここでは、ブラック現像ユニット3
Kを交換する場合を例示し、図3および図5を参照しつ
つ説明するが、その他のトナー色についても同様であ
る。
【0035】この装置では、電源投入後および先の画像
形成動作が完了した後、パルスモータを駆動してロータ
リー現像部3は回転移動し、図3(a)に示すHP位置
に位置決めされており、そのHP位置で待機している。
そして、ホストコンピュータなどの外部装置から画像信
号が与えられると、エンジンコントローラ1がエンジン
部EGの各部を制御し、ロータリー現像部3を回転移動
させて現像ユニット3Kを作像位置に位置決めする(図
1)。そして、感光体21上の潜像をブラックトナーに
よって顕像化してブラックトナー像を形成した後、その
トナー像を中間転写ベルト41上に一次転写する。それ
に続いて、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロ
ー(Y)の順序で、ブラック(K)と同様にしてトナー
像を形成し、中間転写ベルト41上でトナー像を重ね合
わせてカラー画像を形成する。そして最終トナー色、つ
まりイエロー(Y)についての現像処理が完了すると、
ロータリー現像部3をHP位置に戻す。
【0036】このような画像形成処理を続けている間
に、例えばブラックトナーがトナーニアエンドとなり、
ブラック現像ユニット3Kの交換がユーザ等から指示さ
れる(ステップS1)と、エンジンコントローラ1はス
テップS2〜S8を実行してブラック現像ユニット3K
の交換処理を実行する。まず、パルスモータを駆動して
ロータリー現像部3を回転移動させてイエロー現像ユニ
ット3Yを作像位置に位置決めする(ステップS2)。
これによって、図3(b)に示すように、ブラック現像
ユニット3Kのコネクタ33Kが装置本体側の現像部用
共通コネクタ34と対向する。
【0037】次のステップS3で、コネクタ34がロー
タリー現像部3側に移動してコネクタ33Kと嵌合し、
ブラック現像ユニット3Kに取り付けられたEEPRO
M75が両コネクタ33K,34を介して装置本体6の
エンジンコントローラ1と電気的に接続され、EEPR
OM75に対するデータの読出し/書き込みを行う。こ
れによって、ブラック現像ユニット3Kに関するデータ
が更新記憶される。
【0038】これに続いて、コネクタ34が装置本体側
に後退移動させてコネクタ33Kから取り外されるとと
もに、ロータリー現像部3の回転動作と干渉しない位置
に退避させる。その後で、図3(c)示すように、パル
スモータを駆動してロータリー現像部3を回転移動させ
てブラック現像ユニット3Kを取出専用位置に位置決め
する(ステップS4)。これによって、ブラック現像ユ
ニット3Kの取出しが初めて可能となる。ただし、ブラ
ック現像ユニット3K以外の現像ユニット3C,3M,
3Yについては、側板32により取出しが規制されてい
る。このため、ユーザ等が誤ってブラック現像ユニット
以外の現像ユニットを取出すのを未然に防止することが
できる。
【0039】そして、ステップS5でユーザ等によって
ブラック現像ユニット3Kが取出専用口321を介して
ロータリー現像部3から取出された後、新しいブラック
現像ユニット3Kが装着されたことが検出されると、上
記ステップS2およびS3と同様にして、イエロー現像
ユニット3Yの作像位置への位置決め(ステップS6)
およびブラック現像ユニット3Kに関するデータの読出
し/書込み(ステップS7)が行われる。
【0040】最後に、パルスモータを駆動してロータリ
ー現像部3を回転移動させてロータリー現像部3を図3
(a)に示すHP位置に位置決めして待機状態に入り、
ブラック現像ユニット3Kの交換処理を完了し、ホスト
コンピュータなどの外部装置から画像信号が与えられる
のを待って通常の画像形成動作を実行する。なお、通常
の画像形成動作では、画像信号に基づきブラック
(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー
(Y)の静電潜像を感光体21に形成するとともに、各
静電潜像の形成に対応してロータリー現像部3をHP位
置からブラック用作像位置、シアン用作像位置、マゼン
タ用作像位置、イエロー用作像位置に順次位置決めして
各トナー像を形成した後、ロータリー現像部3を再度H
P位置に戻して待機状態に入る。つまり、通常の画像形
成動作では、ロータリー現像部3は、HP位置、ブラッ
ク用作像位置、シアン用作像位置、マゼンタ用作像位置
およびイエロー用作像位置を循環的に回転位置決めされ
る。
【0041】以上のように、この実施形態によれば、ロ
ータリー現像部3を取出専用位置に位置決めしない限り
現像ユニットの取出しを行うことができないように構成
されているので、通常動作している間においては、ロー
タリー現像部3は取出専用位置に位置決めされることは
なく、現像ユニット3Y,3M,3C,3Kの装着確認
を行う必要がない。また、現像ユニット3Y,3M,3
C,3Kが交換されることもないため、画像形成動作の
たびにEEPROM72〜75に対して情報の読出およ
び/または書込を行う必要もなくなる。これに対し、ロ
ータリー現像部3が取出専用位置に位置決めされた際に
は現像ユニット3Y,3M,3C,3Kの取出しが可能
となるため、取出対象の現像ユニットに取り付けられた
EEPROM(記憶素子)に対して情報の読出および/
または書込を行っている。このように、EEPROM7
2〜75へのアクセス回数(情報の読出/書込回数)が
低減されてスループットを向上させることができるとと
もに、記憶素子72〜75としてアクセス回数寿命の比
較的短いものを用いることが可能となり、装置コストの
低減を図ることができる。
【0042】また、上記のようにロータリー現像方式で
は、現像ユニットの切替のためにロータリー現像部3を
回転させるたびにコネクタの抜差を繰り返さなければな
らず、コネクタの接続回数を如何に少なく抑えるかが大
きな課題となってくるが、この実施形態によれば、EE
PROM72〜75へのアクセス回数を低減することが
できるので、この点においても従来技術に比べて有利で
ある。
【0043】さらに、ユーザ等が誤って現像ユニットを
取出すのを防止することができる。また、ユーザ等が一
の現像ユニットの交換指示を与えると、その指定された
現像ユニットが取出専用位置に移動し、この現像ユニッ
トのみが取出し可能となるように構成しているので、ユ
ーザ等が誤った現像ユニットを取出すのを効果的に防止
することができる。
【0044】ところで、上記のように構成された画像形
成装置では、HP位置で待機しながら画像信号が与えら
れるのを待ち、画像信号が与えられると、通常の画像形
成動作の間、ロータリー現像部3はブラック用作像位
置、シアン用作像位置、マゼンタ用作像位置およびイエ
ロー用作像位置の順に位置決めされ、しかも、画像形成
動作が完了した後、再びHP位置に戻される。しかも、
ロータリー現像部3を取出専用位置に位置決めしない限
り現像ユニットの取出しを行うことができないように構
成しているので、次のような作用効果が得られる。
【0045】すなわち、画像形成を行った後に次の画像
形成を開始するまでロータリー現像部3を作像位置およ
び取出専用位置とは異なるHP位置(図3(a))に位
置決めし、そのHP位置で待機させているので、同図
(a)に示すように待機状態ではいずれの現像ユニット
3Y,3M,3C,3Kも感光体21から離れており、
感光体ユニット2の交換などの作業が容易となる。
【0046】一方、このように構成された画像形成装置
において問題となるのが、装置電源がOFF状態となっ
た場合や装置カバーが開閉された場合である。通常、ユ
ーザ等は画像形成動作が完了し、ロータリー現像部3が
待機状態となっている間に装置電源を落とすのが一般的
であり、この場合、ロータリー現像部3はHP位置に位
置決めされたままであり、現像ユニットの取出しは規制
されている。したがって、装置電源を再投入した際に、
ロータリー現像部3がHP位置に位置決めされていたこ
とを確認することによって、現像ユニットを取出されて
いないことを確認することができる。しかしながら、画
像形成動作中に装置電源が落ちたり、用紙詰りなどが発
生して装置カバーが開閉された場合、ロータリー現像部
3がHP位置と異なる位置に停止されることがあり、現
像ユニットの取出しが可能となることがあるので、現像
ユニットの装着確認が必要となる。そこで、この実施形
態では、装置電源が投入されたり、装置カバーが開閉さ
れると、エンジンコントローラ1がROM12に記憶さ
れているプログラムにしたがって図6ないし図8に示す
初期化動作を実行するように構成している。
【0047】図6ないし図8は、図1の画像形成装置に
おける初期化動作を示すフローチャートである。この画
像形成装置では、装置電源が投入されたり、装置カバー
が装置本体6に再装着されると、パルスモータによるロ
ータリー現像部3の回転動作が開始する(ステップS1
1)。すると、ロータリー現像部3の回転移動と一体的
に回転軸3aに固着された円板311が回転し、そのス
リット部がHPセンサ312の隙間に移動してくると、
HPセンサ312からの出力信号が「L」から「H」に
変化してロータリー現像部3がHPセンサ312に対応
する位置(以下「センシング位置」という)まで移動し
てきたことを検出する。そこで、この実施形態では、ロ
ータリー現像部3の回転開始からセンシング位置に到達
するまでに要するセンサ到達時間を測定し(ステップS
12)、次に説明するようにセンサ到達時間に基づき種
々の判断を行う。
【0048】この実施形態では、HP位置、作像位置お
よび取出専用位置は予め設定上決められており、しかも
各位置とセンシング位置との間をロータリー現像部3が
移動する距離も設計上決まっており、ロータリー現像部
3を所定速度で移動させるときの各位置とセンシング位
置との間の移動時間も設計上既知となっている。そこ
で、この実施形態では、HP位置からセンシング位置ま
での移動時間Thsに誤差時間±Δを加算した時間(Ths
±Δ)を規定時間としてROM12に記憶しておき、ス
テップS13でセンサ到達時間が規定時間内であるか否
かを判断している。
【0049】このステップS13でセンサ到達時間が規
定時間内である場合には、ロータリー現像部3の回転開
始位置がHP位置であることがわかるため、この場合、
さらにセンシング位置からHP位置までの距離に相当す
るパルス数分だけパルスモータを駆動させ、ロータリー
現像部3がHP位置に到着する(ステップS14)と、
ロータリー現像部3の回転移動を停止させてHP位置に
位置決めする(ステップS15)。こうして、初期化動
作を完了して画像信号が与えられるのを待って画像形成
動作を実行する。このように、装置電源の再投入等の前
にロータリー現像部3がHP位置に位置決めされていた
ことを確認することによって、現像ユニットが取出され
ていないことを確認し、各現像ユニット3Y,3M,3
C,3Kの装着を確認することなく、画像形成動作を行
う。
【0050】一方、ステップS13でセンサ到達時間が
規定時間内となっていない場合には、ロータリー現像部
3の回転開始位置がHP位置でないことがわかるため、
この場合、センサ到達時間に基づき装置電源の再投入等
の前にロータリー現像部3が位置決めされていた停止位
置(以下「前回停止位置」という)を求める(ステップ
S17)。そして、次のステップS17で前回停止位置
がイエロー現像ユニット3Yを取出すための取出専用位
置、つまりイエロー現像ユニット3Yの交換ポジション
であるか否かを判断し、「YES」と判断した際にはイ
エロー現像ユニット3Yに関するデータの読出し/書込
みを行ってイエロー現像ユニット3Yが装着されている
か否かを判断する(ステップS18)。
【0051】具体的には、マゼンタ現像ユニット3Mを
作像位置に移動位置決めすることによってイエロー現像
ユニット3Yに取り付けられたコネクタ33Yを装置本
体側に設けられた現像部用共通コネクタ34と対向させ
る。そして、現像部用共通コネクタ34を該現像ユニッ
ト3Yに向けて移動させてコネクタ33Yと嵌合させ
る。これによって、該現像ユニット3Yに取り付けられ
たEEPROM72が両コネクタ33Y,34を介して
装置本体6のエンジンコントローラ1と電気的に接続さ
れるので、エンジンコントローラ1との間でデータ転送
を行い、該現像ユニット3Yの装着検出を行う。
【0052】このステップS18でイエロー現像ユニッ
ト3Yの装着が確認されると、センシング位置からHP
位置までの距離に相当するパルス数分だけパルスモータ
を駆動させ、ロータリー現像部3をHP位置に位置決め
する(ステップS19)。こうして、初期化動作を完了
して画像信号が与えられるのを待って画像形成動作を実
行する。
【0053】一方、ステップS18でイエロー現像ユニ
ット3Yの未装着が確認されると、ステップS20に進
んでイエロー現像ユニット3Yが未装着状態にある旨の
表示を装置本体の表示部(図示省略)に表示してユーザ
等に警告を報知する。また、それとともにステップS1
9と同様にしてロータリー現像部3をHP位置に位置決
めし(ステップS21)、待機状態に移ってイエロー現
像ユニット3Yの装着を待つ。
【0054】また、ステップS17で前回停止位置がイ
エロー現像ユニット3Yの交換ポジションでないと判断
すると、ステップS22に進んでイエローにおける処理
(ステップS18〜S21)と同様の処理を実行する。
すなわち、ステップS22で前回停止位置がマゼンタ現
像ユニット3Mを取出すための取出専用位置、つまりマ
ゼンタ現像ユニット3Mの交換ポジションであるか否か
を判断し、「YES」と判断した際にはマゼンタ現像ユ
ニット3Mに関するデータの読出し/書込みを行ってマ
ゼンタ現像ユニット3Mが装着されているか否かを判断
する(ステップS23)。そして、マゼンタ現像ユニッ
ト3Mの装着が確認されると、センシング位置からHP
位置までの距離に相当するパルス数分だけパルスモータ
を駆動させ、ロータリー現像部3をHP位置に位置決め
する(ステップS24)。こうして、初期化動作を完了
して画像信号が与えられるのを待って画像形成動作を実
行する。
【0055】一方、ステップS23でマゼンタ現像ユニ
ット3Mの未装着が確認されると、マゼンタ現像ユニッ
ト3Mが未装着状態にある旨の表示を装置本体の表示部
(図示省略)に表示してユーザ等に警告を報知する(ス
テップS25)とともに、ロータリー現像部3をHP位
置に位置決めし(ステップS26)、待機状態に移って
マゼンタ現像ユニット3Mの装着を待つ。
【0056】また、ステップS22で前回停止位置がマ
ゼンタ現像ユニット3Mの交換ポジションでないと判断
すると、ステップS27に進んでイエローやマゼンタに
おける処理(ステップS18〜S21、S23〜S2
6)と同様の処理を実行する。すなわち、ステップS2
7で前回停止位置がシアン現像ユニット3Cを取出すた
めの取出専用位置、つまりシアン現像ユニット3Cの交
換ポジションであるか否かを判断し、「YES」と判断
した際にはシアン現像ユニット3Cに関するデータの読
出し/書込みを行ってシアン現像ユニット3Cが装着さ
れているか否かを判断する(ステップS28)。そし
て、シアン現像ユニット3Cの装着が確認されると、セ
ンシング位置からHP位置までの距離に相当するパルス
数分だけパルスモータを駆動させ、ロータリー現像部3
をHP位置に位置決めする(ステップS29)。こうし
て、初期化動作を完了して画像信号が与えられるのを待
って画像形成動作を実行する。
【0057】一方、ステップS28でシアン現像ユニッ
ト3Cの未装着が確認されると、シアン現像ユニット3
Cが未装着状態にある旨の表示を装置本体の表示部(図
示省略)に表示してユーザ等に警告を報知する(ステッ
プS30)とともに、ロータリー現像部3をHP位置に
位置決めし(ステップS31)、待機状態に移ってシア
ン現像ユニット3Cの装着を待つ。
【0058】また、ステップS27で前回停止位置がシ
アン現像ユニット3Cの交換ポジションでないと判断す
ると、ステップS32に進んでイエロー、マゼンタやシ
アンにおける処理(ステップS18〜S21、S23〜
S26、S28〜S31)と同様の処理を実行する。す
なわち、ステップS32で前回停止位置がブラック現像
ユニット3Kを取出すための取出専用位置、つまりブラ
ック現像ユニット3Kの交換ポジションであるか否かを
判断し、「YES」と判断した際にはブラック現像ユニ
ット3Kに関するデータの読出し/書込みを行ってブラ
ック現像ユニット3Kが装着されているか否かを判断す
る(ステップS33)。そして、ブラック現像ユニット
3Kの装着が確認されると、センシング位置からHP位
置までの距離に相当するパルス数分だけパルスモータを
駆動させ、ロータリー現像部3をHP位置に位置決めす
る(ステップS34)。こうして、初期化動作を完了し
て画像信号が与えられるのを待って画像形成動作を実行
する。
【0059】一方、ステップS33でブラック現像ユニ
ット3Kの未装着が確認されると、ブラック現像ユニッ
ト3Kが未装着状態にある旨の表示を装置本体の表示部
(図示省略)に表示してユーザ等に警告を報知する(ス
テップS35)とともに、ロータリー現像部3をHP位
置に位置決めし(ステップS36)、待機状態に移って
ブラック現像ユニット3Kの装着を待つ。
【0060】さらに、ステップS32で前回停止位置が
ブラック現像ユニット3Kの交換ポジションでないと判
断すると、ステップS37に進んで前回停止位置がいず
れかのトナー色についての作像位置であるか否かを判断
し、「YES」と判断した際には画像形成動作中に動作
停止された可能性があるため、感光体21などに対する
クリーニング処理を行う(ステップS38)。こうし
て、初期化動作を完了して画像信号が与えられるのを待
って画像形成動作を実行する。
【0061】一方、ステップS37で「NO」と判断す
る、つまりロータリー現像部3が予め規定している作像
位置、HP位置および取出専用位置に位置決めされてい
ないと判断した場合には、ステップS39〜S41の処
理を実行する。この場合、ロータリー現像部3を作像位
置、HP位置および取出専用位置に位置決め固定するた
めのロック機構が故障していたり、パルスモータが故障
していたり、該パルスモータからの駆動力を伝達する動
力伝達機構が故障している可能性が考えられるため、こ
のようなモータおよび各機構についての確認動作を行う
必要がある。そこで、ステップS39で通常の現像動作
を実行する。
【0062】ここで、モータおよび各機構が正常であれ
ば、動作開始からHPセンサ312の出力変化までに要
する時間(センサ到達時間)は予め規定されている時間
となるため、次のステップS40でセンサ到達時間が規
定時間内であるか否かを判断し、規定時間内である場合
にはモータおよび各機構に故障は発生していないことが
確認されるので、初期化動作を完了して画像信号が与え
られるのを待って画像形成動作を実行する。一方、ステ
ップS40でセンサ到達時間が規定時間内でない場合に
はモータおよび各機構に故障は発生したことが確認され
るので、直ちに機械を停止して(ステップS41)エラ
ー処理モードに移行する。
【0063】以上のように、この実施形態によれば、装
置電源の投入等に応じて装置を初期化する際に、待機位
置へのロータリー現像部3の移動を開始するとともに、
その移動開始時点からセンサによってロータリー現像部
3がセンシング位置に移動してきたことを検出するまで
に要するセンサ到達時間に基づき、その移動開始前にお
けるロータリー現像部3の前回停止位置を求めている。
そして、前回停止位置がHP位置(待機位置)であるこ
とを確認すると、各現像ユニット3Y,3M,3C,3
Kの装着確認を行うことなく、画像信号が与えられるの
を待って画像形成を開始しているので、スループットを
向上させるとともに、EEPROMへのアクセス回数お
よびコネクタの抜き差し回数を低減させて、安価なEE
PROMを用いることができるので、装置コストを低減
することができるとともに、コネクタの交換時期を伸ば
すことができ、ランニングコストの面で有利となる。
【0064】ところで、上記実施形態では、現像ユニッ
トに取り付けられたコネクタ(33Y,33M,33
C,33K)と現像部用共通コネクタ34とを嵌合させ
ることで該現像ユニットに取り付けられたシリアルEE
PROM(72〜77)が装置本体6のエンジンコント
ローラ1と電気的に接続され、この接触状態で該シリア
ルEEPROMに対して情報の読出および/または書込
を行っているが、記憶素子に対する情報の読出および/
または書込方式としては、上記した接触方式のみならず
非接触方式も従来より広く知られている。例えば、特開
平10−221938号公報では、複写機、プリンタな
どの画像形成装置に用いられるカートリッジ(上記実施
形態における現像ユニットに相当)に記憶素子を取り付
け、無線通信により記憶素子に対して情報の読出および
/または書込を行う技術が記載されている。したがっ
て、以下に説明するように、このように従来より周知の
非接触方式を上記実施形態にかかる画像形成装置にその
まま適用するようにしてもよく、上記実施形態と全く同
一の作用効果を得ることができる。
【0065】図9は、この発明にかかる画像形成装置の
他の実施形態を示すブロック図である。同図と図2との
対比より明らかなように、本実施形態が先の実施形態と
相違する点は各現像ユニット3Y,3M,3C,3Kに
はコネクタの代わりに通信部35Y,35M,35C,
35Kが取り付けられる一方、装置本体6側では、現像
部用共通コネクタ34の代わりに通信部36が取り付け
られている。すなわち、ブラックについて見てみると、
図10に示すように現像ユニット3Kのハウジング30
0Kに対して通信部35KとシリアルEEPROM75
とを一体化した素子30Kが取り付けられており、その
素子30Kが通信部36と所定距離以内、例えば10m
m以内に位置すると、互いに非接触状態にて情報を送受
信可能となっている。なお、ブラック以外の現像ユニッ
トについても全く同様である。また、その他の構成につ
いては先の実施形態と同一であるため、それらの構成に
ついては説明を省略する。
【0066】また、上記のように構成された画像形成装
置では、作像位置に位置決めされたときに回転移動方向
における1つ下流側の現像ユニットに取り付けられた素
子(例えば図11(b)に示すようにイエロー現像ユニ
ット3Yが作像位置に位置決めされたときには、その1
つ下流側のブラック現像ユニット3Kに取り付けられた
素子30K)が装置本体6側に設けられた通信部36と
対向し、その距離が10mm以内となる。これによっ
て、その素子と通信部36との間で互いに非接触状態に
て情報を送受信可能となり、各現像ユニットとエンジン
コントローラ1との間でデータ転送を行い、該現像ユニ
ットの装着検出や消耗品管理などを行う。なお、それ以
外の動作については先の実施形態と同一である。
【0067】なお、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。例えば、上記実施形態では、ロータリー現像部3が
本発明の「作像手段」に相当し、現像ユニット3Y,3
M,3C,3Kが本発明の「作像ユニット」に相当し、
感光体21が本発明の「像担持手段」に相当している
が、本発明の適用対象は上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば特開平7−36246号公報に記載さ
れているように、各作像ユニットが感光体と現像手段と
で構成され、各作像ユニットにより中間転写ベルトなど
の転写媒体上にトナー像を形成する画像形成装置にも適
用することができる。なお、このように構成された画像
形成装置では、中間転写ベルト等の転写媒体が本発明の
「像担持手段」に相当することがいうまでもない。
【0068】また、上記実施形態および上記公報記載の
装置では、4つの作像ユニットにより作像手段を構成し
ているが、作像手段を構成する作像ユニットの個数は
「4」に限定されるものではなく、2以上の作像ユニッ
トによって作像手段が構成される画像形成装置全般に本
発明を適用することができる。
【0069】また、上記実施形態では各現像ユニットの
EEPROMとエンジンコントローラ1との間でデータ
転送を行うためにコネクタや通信部を用いているが、そ
れらの配設位置については上記実施形態に限定されるも
のではなく、必要に応じて適宜変更することが可能であ
る。
【0070】また、上記実施形態では、各現像ユニット
3Y,3M,3C,3Kがロータリー現像部3の軸方向
に着脱可能となっているが、ロータリー現像部3の放射
方向に現像ユニットが着脱される画像形成装置に対して
も本発明を適用することができる。
【0071】さらに、上記実施形態にかかる画像形成装
置は、ホストコンピュータなどの外部装置より与えられ
た画像を複写紙、転写紙、用紙およびOHP用透明シー
トなどのシートに印刷するプリンタであるが、本発明は
複写機やファクシミリ装置などを含め、電子写真方式の
画像形成装置全般に適用することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、作像
手段が取出専用位置に位置決めされたときに作像ユニッ
トをユニット保持部から取出し可能となっているので、
取出専用位置以外の位置に位置決めされたときには複数
の作像ユニットの取出しを規制するとともに、取出対象
となる作像ユニットを取出専用位置に位置決めして前記
ユニット保持部から取出す際に前記取出対象の作像ユニ
ットに取り付けられた記憶素子に対して情報の読出およ
び/または書込を行うように構成しているので、記憶素
子へのアクセス回数(情報の読出/書込回数)を低減す
ることができ、これによってスループットを向上させる
ことができるとともに、アクセス回数寿命の比較的短い
記憶素子を用いてコスト低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる画像形成装置の一の実施形態
を示す図である。
【図2】図1の画像形成装置のエンジンコントローラを
示すブロック図である。
【図3】ロータリー現像部の動作を模式的に示す図であ
る。
【図4】コネクタ接続構造を示す図である。
【図5】図1の画像形成装置でのブラック現像ユニット
の交換動作を示すフローチャートである。
【図6】図1の画像形成装置における初期化動作を示す
フローチャートである。
【図7】図1の画像形成装置における初期化動作を示す
フローチャートである。
【図8】図1の画像形成装置における初期化動作を示す
フローチャートである。
【図9】この発明にかかる画像形成装置の他の実施形態
を示すブロック図である。
【図10】図9の実施形態における現像ユニットの外観
図である。
【図11】図9の実施形態におけるロータリー現像部の
動作を模式的に示す図である。
【符号の説明】
3…ロータリー現像部(作像手段) 3Y,3M,3C,3K…現像ユニット(作像ユニッ
ト) 3b…支持フレーム(ユニット保持部) 21…感光体(像担持手段) 32…側板 33Y,33M,33C,33K…(ユニット側)コネ
クタ 34…現像部用共通コネクタ 72〜75…EEPROM(記憶素子) 312…HPセンサ 321…取出専用口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA27 DA39 ED08 EE02 EE05 EE07 EE08 EF01 EH01 EJ08 EJ09 HB05 HB07 HB13 HB17 ZA09 2H077 BA09 DA24 DA42 DA57 DA82 DB18 DB25 GA04 GA13 2H171 FA02 FA03 FA13 GA04 GA13 GA14 HA24 JA06 JA38 JA39 JA50 JA51 KA13 KA16 MA02 QA02 QA08 QA24 QB15 QB34 QB50 QC03 SA08 SA14 SA26 SA32 2H300 EA06 EA08 EA10 EA17 EB02 EB12 EC02 EC05 EF03 EF06 EF08 EJ09 EJ15 EJ24 EJ25 EJ36 EK03 FF14 GG34 HH02 HH07 HH23 HH32 QQ10 QQ13 QQ32 RR11 RR12 RR19 RR22 RR45 RR49 TT03 TT04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を担持可能な像担持手段と、 互いに異なる色のトナー像を前記像担持手段に形成する
    複数の作像ユニットをユニット保持部により着脱自在に
    保持しながら、移動可能に構成されており、その移動に
    よって前記複数の作像ユニットのうち一の作像ユニット
    を前記像担持手段に対向する作像位置に位置決めさせて
    該一の作像ユニットにより前記像担持手段にトナー像を
    形成する作像手段と、 前記複数の作像ユニットの各々に取り付けられ、その取
    り付けられた作像ユニットに関する情報を記憶する複数
    の記憶素子と、 必要に応じて前記記憶素子に対して前記情報の読出およ
    び/または書込を行う制御手段とを備え、 前記作像手段が前記作像位置とは異なる取出専用位置に
    位置決めされたときに、前記複数の作像ユニットのうち
    前記取出専用位置に対応する作像ユニットを前記ユニッ
    ト保持部から取出し可能となる一方、前記作像手段が前
    記取出専用位置以外の位置に位置決めされたときには前
    記複数の作像ユニットの取出しが規制され、しかも、 前記制御手段は、前記複数の作像ユニットのうち取出対
    象となる作像ユニットを前記取出専用位置に位置決めし
    て前記ユニット保持部から取出すのに応じて前記取出対
    象の作像ユニットに取り付けられた記憶素子に対して情
    報の読出および/または書込を行うことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記作像手段を作像ユニットの取出し側
    で覆うように配置された側板をさらに備え、前記側板の
    一部には取出専用口が形成されており、前記取出専用口
    を介して前記取出専用位置に位置決めされた作像ユニッ
    トを取出し可能となっている請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記取出専用位置に位
    置決めされた作像ユニットを交換したとき、前記ユニッ
    ト保持部に装着された作像ユニットに取り付けられた記
    憶素子に対して情報の読出および/または書込を行う請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記作像手段を作像ユニットの取出し側
    で覆うように配置された側板をさらに備え、前記側板の
    一部には取出専用口が形成されており、前記取出専用口
    を介して前記作像ユニットの交換が可能となっている請
    求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の作像ユニットの各々にはユニ
    ット側コネクタが取り付けられており、 前記制御手段は、所定位置に配設された共通コネクタ
    と、取出対象となる作像ユニットに取り付けられたユニ
    ット側コネクタとを嵌合させることで該作像ユニットに
    取り付けられた記憶素子に対して情報の読出および/ま
    たは書込を行う請求項1ないし4のいずれかに記載の画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の作像ユニットのうち一の作像
    ユニットを前記作像位置に位置決めさせると、残りの作
    像ユニットのうちの一の作像ユニットに取り付けられた
    ユニット側コネクタが前記共通コネクタと嵌合可能とな
    っている請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記複数の作像ユニッ
    トの各々に取り付けられた記憶素子に対して非接触状態
    で情報の読出および/または書込を行う請求項1ないし
    4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像信号に基づき前記複数の作像ユニッ
    トの各々により形成されるトナー像を重ね合わせてカラ
    ー画像を形成する請求項1ないし7のいずれかに記載の
    画像形成装置であって、 前記制御手段は、前記作像手段がカラー画像形成後に前
    記作像位置および前記取出専用位置とは異なる待機位置
    に位置決めされ、次の画像信号が与えられるまで前記待
    機位置で待機するように、前記作像手段を制御する画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 前記作像手段が予め決められたセンシン
    グ位置に位置したことを検出するセンサをさらに備え、 前記制御手段は、装置電源の投入等に応じて装置を初期
    化する際に、前記待機位置への前記作像手段の移動を開
    始するとともに、その移動開始時点から前記センサによ
    って前記作像手段が前記センシング位置に移動してきた
    ことを検出するまでに要するセンサ到達時間に基づき、
    その移動開始前における前記作像手段の停止位置を求め
    る請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記停止位置が前記
    待機位置であることを確認すると、前記記憶素子に対し
    て情報の読出および/または書込を行うことなく、画像
    信号が与えられるのを待ってカラー画像の形成を開始す
    る請求項9記載の画像形成装置。
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