JP2002341625A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002341625A
JP2002341625A JP2001150014A JP2001150014A JP2002341625A JP 2002341625 A JP2002341625 A JP 2002341625A JP 2001150014 A JP2001150014 A JP 2001150014A JP 2001150014 A JP2001150014 A JP 2001150014A JP 2002341625 A JP2002341625 A JP 2002341625A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像を形成することができながら、簡
易な構成により小型化を図ることのできる画像形成装置
を提供すること。 【解決手段】 4つの現像ローラ15と感光ベルト22
とを、ニップ部分においてともに下向きに移動させ、か
つ、中間転写を2回させる。これにより、各現像カート
リッジ7と定着部13とを感光ベルト機構8に対して両
側に配置して、装置の小型化を図る。また、4つの現像
ローラ15と感光ベルト22とを、ニップ部分において
各現像ローラ15を下向き感光ベルト22を上向きに移
動させ、中間転写を1回としてもよい。さらに、ブラッ
ク現像カートリッジ7Kを感光ベルト22に対してその
他の3つのカートリッジ7の反対側に配置し、3つの現
像ローラ15と感光ベルト22とを、ニップ部分におい
てともに上向きに移動、あるいは、各現像ローラ15を
下向き感光ベルト22を上向きに移動させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーレーザプリ
ンタなどの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像を形成するためのカラーレー
ザプリンタとしては、たとえば、各色毎のトナーが収容
され、現像ローラを備える複数の現像装置と、各現像ロ
ーラから供給されるトナーによって現像される可視像を
担持する感光体と、感光体に担持される可視像が重ねて
転写されることにより形成される多色像を担持し、その
多色像を用紙に転写するための中間転写体と、その用紙
に転写された多色像を定着するための定着装置とを備え
るものが知られている。
【0003】このようなカラーレーザプリンタでは、通
常、各現像ローラと感光体とを、それらの接触部分にお
いて、現像ローラが下向きに回転するような状態で、同
方向で回転または移動させるとともに、感光体と中間転
写体とを、それらの接触部分において同方向で回転また
は移動させるために、各現像装置と定着装置とが、感光
体に対して、必然的に同じ側に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように配
置されると、複数の現像装置と定着装置とが重なって配
置されるため、装置の大型化が不回避となる。とりわ
け、カラーレーザプリンタでは、通常、イエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラックの各色毎に現像装置が必要
であるため、4つの現像装置と定着装置とを重ねて配置
すると、非常に装置が大型となる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、カラー画像を形
成することができながら、簡易な構成により小型化を図
ることのできる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、現像剤を各色毎に担持す
る複数の現像剤担持体と、各前記現像剤担持体と接触可
能に配置され、各前記現像剤担持体から供給される現像
剤によって現像される可視像を担持する感光体とを備え
る画像形成装置において、各前記現像剤担持体と前記感
光体とは、それらの接触部分において、ともに下向きに
移動するとともに、前記感光体に担持される可視像が転
写される第1転写体と、前記第1転写体に形成される可
視像が転写され、その可視像を記録媒体に転写するため
の第2転写体とを備えていることを特徴としている。
【0007】このような構成によると、各現像剤担持体
と感光体とが、それらの接触部分においてともに下向き
に移動し、かつ、感光体から第1転写体に転写した後、
さらに第1転写体から第2転写体に転写する。2回転写
後に記録媒体に転写することで、記録媒体の移動方向を
反転できるため、複数の現像剤担持体と、記録媒体に転
写された可視像を定着させるための定着装置とを、感光
体に対して、両側に配置することができる。そのため、
複数の現像剤担持体と定着装置とを重ねて配置しなくて
もよく、簡易な構成により装置の小型化を図ることがで
きる。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記第1転写体には、前記感光
体に担持される可視像が各色毎に単色で転写されるとと
もに、前記第2転写体には、前記第1転写体に転写され
た単色の可視像が重ねて転写されることにより、多色像
が形成されることを特徴としている。
【0009】このような構成によると、可視像は、1回
目の第1転写体での転写で重ねられることなく、2回目
の第2転写体での転写で重ねられる。これによって、感
光体から各可視像を、一旦、第1転写体に単色で転写す
ることにより、その可視像を形成する現像剤の帯電量の
増加を有効に低減することができる。したがって、順次
重ねられる可視像を形成する現像剤の帯電量の増加を有
効に低減して、良好な多色像の形成を達成することがで
きる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載の発明において、前記第1転写体がロー
ラにより構成されていることを特徴としている。
【0011】このような構成によると、第1転写体がロ
ーラにより構成されるので、転写精度を向上させること
ができ、良好な画像形成を達成することができる。
【0012】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
ないし3のいずれかに記載の発明において、前記感光体
がベルトにより構成されていることを特徴としている。
【0013】感光体をベルトにより構成すれば、ドラム
によって構成する場合に比べて、小さく構成することが
できる。そのため、より一層、装置の小型化を図ること
ができる。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
ないし4のいずれかに記載の発明において、前記第2転
写体がベルトにより構成されていることを特徴としてい
る。
【0015】第2転写体をベルトにより構成すれば、ロ
ーラにより構成する場合に比べて、小さく構成すること
ができる。そのため、より一層、装置の小型化を図るこ
とができる。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の発明において、ローラからなる第1転写体に対
向し、前記感光体のベルトを駆動するための感光体ベル
ト駆動ローラと、ローラからなる第1転写体に対向し、
前記第2転写体のベルトを駆動するための第2転写体駆
動ローラとを備え、前記感光体ベルト駆動ローラと、前
記第2転写体駆動ローラと、前記第1転写体のローラと
が、すべて実質的に同一径で形成されていることを特徴
としている。
【0017】このような構成によると、感光体ベルト駆
動ローラ、第2転写体駆動ローラおよび第1転写体のロ
ーラが、すべて実質的に同一径で形成されているので、
これらを等速回転させることにより、たとえ、感光体ベ
ルト駆動ローラ、第2転写体駆動ローラおよび第1転写
体のローラのいずれかで偏心回転が生じても、それに起
因する位相のずれを合わせることができ、各色毎の可視
像を、精度良く同じ位置で転写および重ね合わせするこ
とができる。
【0018】また、請求項7に記載の発明は、請求項6
に記載の発明において、前記感光体ベルト駆動ローラを
駆動するための感光体ベルト駆動ローラギヤと、前記第
2転写体駆動ローラを駆動するための第2転写体駆動ロ
ーラギヤと、前記第1転写体のローラを駆動するための
第1転写体ローラギヤとを備え、前記感光体ベルト駆動
ローラギヤと、前記第2転写体駆動ローラギヤと、前記
第1転写体ローラギヤとは、実質的に同一歯数で形成さ
れていることを特徴としている。
【0019】このような構成によると、感光体ベルト駆
動ローラギヤ、第2転写体駆動ローラギヤおよび第1転
写体ローラギヤが、実質的に同一歯数で形成されている
ので、感光体ベルト駆動ローラ、第2転写体駆動ローラ
および第1転写体のローラを、簡易かつ確実に等速で回
転させることができる。そのため、より一層、各色毎の
可視像を、精度良く同じ位置で転写および重ね合わせす
ることができる。
【0020】また、請求項8に記載の発明は、請求項5
ないし7のいずれかに記載の発明において、前記第1転
写体のローラは、前記感光体ベルト駆動ローラに接触す
る前記感光体のベルトの部分、および、前記第2転写体
駆動ローラに接触する前記第2転写体のベルトの部分に
は、接触しないように配置されていることを特徴として
いる。
【0021】このような構成によると、第1転写体のロ
ーラと感光体ベルト駆動ローラとは、感光体のベルトを
介して互いに少しずれた位置で配置され、また、第1転
写体のローラと第2転写体駆動ローラとは、第2転写体
のベルトを介して互いに少しずれた位置で配置される。
すなわち、これら第1転写体のローラ、感光体ベルト駆
動ローラおよび第2転写体駆動ローラは、互いに少しず
つずれた位置で配置されるので、各ニップ部分におい
て、各ローラの圧力を直接受けることがなく、良好な転
写性を確保することができる。
【0022】また、請求項9に記載の発明は、請求項5
ないし8のいずれかに記載の発明において、ローラから
なる第1転写体に対向し、前記感光体のベルトを駆動す
るための感光体ベルト駆動ローラと、ローラからなる第
1転写体に対向し、前記第2転写体のベルトを駆動する
ための第2転写体駆動ローラとを備え、前記第2転写体
のベルトの周長が、前記感光体ベルト駆動ローラ、ロー
ラからなる第1転写体、および、第2転写体駆動ローラ
の少なくともいずれかの周長の整数倍であることを特徴
としている。
【0023】このような構成によると、第2転写体のベ
ルトの周長が、感光体ベルト駆動ローラ、ローラからな
る第1転写体、および、第2転写体駆動ローラの少なく
ともいずれかの周長の整数倍であるため、その整数倍と
されたローラの位相のずれを合わせて、同じ位置で、各
色毎の可視像を精度良く転写および重ね合わせることが
できる。そのため、より一層良好な多色画像を形成する
ことができる。
【0024】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記感光
体と前記第1転写体とが、装置本体に対して、一体的に
着脱可能に構成されていることを特徴としている。
【0025】このような構成によると、感光体と第1転
写体とを、装置本体に対して、一体的に着脱することが
できる。そのため、簡易な作業により、効率的なメンテ
ナンスを達成することができる。
【0026】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1ないし9のいずれかに記載の発明において、前記第1
転写体と前記第2転写体とが、装置本体に対して、一体
的に着脱可能に構成されていることを特徴としている。
【0027】このような構成によると、第1転写体と第
2転写体とを、装置本体に対して、一体的に着脱するこ
とができる。そのため、簡易な作業により、効率的なメ
ンテナンスを達成することができる。
【0028】また、請求項12に記載の発明は、現像剤
を各色毎に担持する複数の現像剤担持体と、各前記現像
剤担持体と接触可能に配置され、各前記現像剤担持体か
ら供給される現像剤によって現像される可視像を担持す
る感光体と、前記感光体に担持される可視像が重ねて転
写されることにより多色像を担持し、その多色像を記録
媒体に転写するための中間転写ベルトと、記録媒体に転
写された多色像を定着するための定着装置とを備える画
像形成装置において、各前記現像剤担持体と前記感光体
とは、それらの接触部分において、各前記現像剤担持体
が下向き、前記感光体が上向きに移動するとともに、各
前記現像剤担持体と前記定着装置とは、前記感光体に対
して、各前記現像剤担持体が一方側に配置されるととも
に、前記定着装置が他方側に配置されることを特徴とし
ている。
【0029】このような構成によると、各現像剤担持体
と感光体とが、それらの接触部分において、各現像剤担
持体が下向き、感光体が上向きに移動し、各現像剤担持
体と定着装置とは、感光体に対して、各現像剤担持体が
一方側に配置されるとともに、定着装置が他方側に配置
されているので、複数の現像剤担持体と定着装置とを重
ねて配置しなくてもよく、簡易な構成により装置の小型
化を図ることができる。
【0030】また、請求項13に記載の発明は、現像剤
を各色毎に担持する複数の現像剤担持体と、各前記現像
剤担持体と接触可能に配置され、各前記現像剤担持体か
ら供給される現像剤によって現像される可視像を担持す
る感光体と、前記感光体に担持される可視像が重ねて転
写されることにより多色像を担持し、その多色像を記録
媒体に転写するための中間転写ベルトと、記録媒体に転
写された多色像を定着するための定着装置とを備える画
像形成装置において、各前記現像剤担持体と前記感光体
とは、それらの接触部分において、ともに上向きに移動
するとともに、各前記現像剤担持体と前記定着装置と
は、前記感光体に対して、各前記現像剤担持体が一方側
に配置されるとともに、前記定着装置が他方側に配置さ
れることを特徴としている。
【0031】このような構成によると、各現像剤担持体
と感光体とが、それらの接触部分においてともに上向き
に移動し、各現像剤担持体と定着装置とは、感光体に対
して、各現像剤担持体が一方側に配置されるとともに、
定着装置が他方側に配置されているので、複数の現像剤
担持体と定着装置とを重ねて配置しなくてもよく、簡易
な構成により装置の小型化を図ることができる。
【0032】また、請求項14に記載の発明は、現像剤
を各色毎に担持する複数の現像剤担持体と、各前記現像
剤担持体と接触可能に配置され、各前記現像剤担持体か
ら供給される現像剤によって現像される可視像を担持す
る感光体と、前記感光体に担持される可視像が重ねて転
写されることにより多色像を担持し、その多色像を記録
媒体に転写するための中間転写ベルトと、記録媒体に転
写された多色像を定着するための定着装置とを備える画
像形成装置において、各前記現像剤担持体は、前記感光
体に対して両側に配置され、その一方に配置される各前
記現像剤担持体と前記感光体とは、それらの接触部分に
おいて、ともに下向きに移動するとともに、他方に配置
される各前記現像剤担持体と前記定着装置とは、前記感
光体に対して、他方に配置される各前記現像剤担持体が
一方側に配置されるとともに、前記定着装置が他方側に
配置されることを特徴としている。
【0033】このような構成によると、各現像剤担持体
が感光体に対して両側に配置されるので、すべての現像
剤担持体を重ねて配置しなくてもよく、両側に配置する
分、装置の小型化を図ることができる。また、その一方
に配置される各現像剤担持体と感光体とが、それらの接
触部分においてともに下向きに移動し、他方に配置され
る各現像剤担持体と定着装置とが、感光体に対して、他
方に配置される各現像剤担持体が一方側に配置されると
ともに、定着装置が他方側に配置されているので、他方
に配置される各現像剤担持体と定着装置とを重ねて配置
しなくてもよく、その分、装置の小型化を図ることがで
きる。したがって、これらの配置により、より一層、装
置の小型化を図ることができる。
【0034】また、請求項15に記載の発明は、請求項
14に記載の発明において、他方に配置される各前記現
像剤担持体と前記感光体とは、それらの接触部分におい
て、ともに上向きに移動することを特徴としている。
【0035】このような構成によると、すべての現像剤
担持体を、感光体に対してそれらの接触部分において同
方向に移動させることができる。そのため、各現像剤担
持体から供給される現像剤によって良好な可視像を形成
して、より一層良好な多色画像の形成を達成することが
できる。
【0036】また、請求項16に記載の発明は、請求項
14に記載の発明において、他方に配置される各前記現
像剤担持体と前記感光体とは、それらの接触部分におい
て、各前記現像剤担持体が下向き、前記感光体が上向き
に移動することを特徴としている。
【0037】このような構成によると、一方に配置され
る現像剤担持体を、感光体に対してそれらの接触部分に
おいて同方向に移動させる一方で、他方に配置される現
像剤担持体を、感光体に対してそれらの接触部分におい
て逆方向に移動させることができる。そのため、特定の
現像剤担持体を一方または他方に選択的に配置させて、
各現像剤担持体から供給される現像剤によって良好な可
視像を形成して、より一層良好な多色画像の形成を達成
することができる。
【0038】また、請求項17に記載の発明は、請求項
14ないし16のいずれかに記載の発明において、装置
本体の上部を開閉するための開閉カバーを備え、両側に
配置される最上位の各前記現像剤担持体は、前記開閉カ
バーと対向するように配置されていることを特徴として
いる。
【0039】このような構成によると、両側に配置され
る最上位の各現像剤担持体が、開閉カバーと対向するよ
うに配置されているので、開閉カバーをオープンすれ
ば、各現像剤担持体を容易に着脱させることができる。
そのため、簡易な作業により、効率的なメンテナンスを
達成することができる。
【0040】また、請求項18に記載の発明は、請求項
1ないし17のいずれかに記載の発明において、前記感
光体がベルトにより構成されるとともに、前記感光体を
駆動するための駆動源を備え、前記駆動源は、前記感光
体のベルトの内側に配置されていることを特徴としてい
る。
【0041】このような構成によると、駆動源が感光体
のベルトの内側に配置されるので、感光体のベルトの内
側のスペースを有効活用して、装置の小型化を、より一
層図ることができる。
【0042】また、請求項19に記載の発明は、請求項
1ないし18のいずれかに記載の発明において、前記第
1転写体、前記第2転写体または前記中間転写ベルトを
駆動するための駆動源を備え、前記駆動源は、前記第1
転写体のベルト、前記第2転写体のベルトまたは前記中
間転写ベルトの内側に配置されていることを特徴として
いる。
【0043】このような構成によると、駆動源が、第1
転写体のベルト、第2転写体のベルトまたは中間転写ベ
ルトの内側に配置されるので、第1転写体のベルト、第
2転写体のベルトまたは中間転写ベルトの内側のスペー
スを有効活用して、装置の小型化を、より一層図ること
ができる。
【0044】また、請求項20に記載の発明は、請求項
1ないし19のいずれかに記載の発明において、前記感
光体は、装置本体の上方から着脱可能に構成されてお
り、前記感光体の着脱時には、前記第1転写体、前記第
2転写体または前記中間転写ベルトが、前記感光体から
離れる方向に退避可能に構成されていることを特徴とし
ている。
【0045】このような構成によると、感光体の交換時
には、まず、第1転写体、第2転写体または中間転写ベ
ルトを感光体から離れる方向に退避させ、次いで、感光
体を装置本体の上方から取り出し、その後、新しい感光
体を装置本体の上方から装着した後に、第1転写体、第
2転写体または中間転写ベルトをその感光体に近づける
方向に進出させれば、容易に、感光体を交換することが
できる。そのため、簡易な作業により、効率的なメンテ
ナンスを達成することができる。
【0046】また、請求項21に記載の発明は、請求項
1ないし11のいずれかに記載の発明において、前記感
光体に担持される単色の可視像を、直接記録媒体に転写
可能に構成されていることを特徴としている。
【0047】このような構成によると、感光体に担持さ
れる単色の可視像を、直接記録媒体に転写することがで
きるので、たとえば、黒の現像剤が担持される現像剤担
持体によって感光体に黒色の可視像を形成して、それを
直接記録媒体に転写すれば、迅速かつ良好にモノクロ画
像を形成することができる。
【0048】また、請求項22に記載の発明は、請求項
1ないし21のいずれかに記載の発明において、各前記
現像剤担持体と各色毎の現像剤とを、それぞれ収容する
現像装置を各色毎に複数備え、各前記現像剤は、水平方
向に対して、一方側端部が上側に、他方側端部が下側に
傾けて配置されており、各前記現像装置の一方側端部の
下方に、記録媒体を供給するための供給手段が配置され
ていることを特徴としている。
【0049】このような構成によると、傾斜して配置さ
れた各現像装置の一方側端部の下方に、記録媒体を供給
するための供給手段が配置されるので、傾斜して配置さ
れた各現像装置の下方のスペースを有効活用して、装置
の小型化を、より一層図ることができる。
【0050】また、請求項23に記載の発明は、請求項
1ないし22のいずれかに記載の発明において、前記感
光体と、前記第1転写体、前記第2転写体または前記中
間転写ベルトとの間に、前記感光体に静電潜像を形成す
るための露光手段が設けられていることを特徴としてい
る。
【0051】このような構成によると、感光体と、第1
転写体、第2転写体または中間転写ベルトとの間に感光
体に静電潜像を形成するための露光手段が設けられるの
で、感光体と、第1転写体、第2転写体または中間転写
ベルトとの間のスペースを有効活用して、装置の小型化
を、より一層図ることができる。
【0052】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置と
してのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す要部側
断面図である。図1において、このカラーレーザプリン
タ1は、装置本体としての本体ケーシング2内に、用紙
3を供給するための給紙部4や、供給された用紙3に所
定の画像を形成するための画像形成部5などを備えてい
る。
【0053】給紙部4は、給紙トレイ45と供給手段と
しての給紙ローラ46を備えており、用紙3は、給紙部
4内の給紙トレイ45に積層されている。そして、給紙
トレイ45の最上位にある用紙3は、給紙ローラ46に
よって1枚毎に画像形成部5に給紙される。
【0054】画像形成部5は、露光手段としてのスキャ
ナユニット6、現像装置としての複数(4つ)の現像カ
ートリッジ7、感光体としての感光ベルト機構8、第1
転写体としての1次転写ローラ9、第2転写体としての
2次転写ベルト機構10、3次転写ローラ11、帯電ロ
ーラ12および定着部13などを備えている。
【0055】スキャナユニット6は、本体ケーシング2
内の前側上部で、かつ、後述する2次転写ベルト機構1
0の上方において、その2次転写ベルト機構10の後述
する2次転写ベルト27の上側の面と略平行に設けられ
るスキャナケーシング47内に、レーザ発光部(図示せ
ず。)、回転駆動されるポリゴンミラー14、レンズ4
9および反射鏡50aを備えるとともに、そのスキャナ
ケーシング47の外部の後側上方に反射鏡50bを備え
ている。そして、このスキャナユニット6では、レーザ
発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザ
ビームを、矢印で示すように、ポリゴンミラー14、レ
ンズ49、反射鏡50aおよび50bの順に通過あるい
は反射させて、後述する感光ベルト機構8の感光ベルト
22の表面上に高速走査にて照射させている。
【0056】なお、このスキャナユニット6では、スキ
ャナケーシング47からレーザビームを射出するための
射出窓48を、後述する2次転写ベルト27の反対側に
設けており、これによって、スキャナケーシング47内
にトナーが混入することを有効に防止している。
【0057】4つの現像カートリッジ7は、各色毎に、
イエローのトナーが収容されるイエロー現像カートリッ
ジ7Y、マゼンタのトナーが収容されるマゼンタ現像カ
ートリッジ7M、シアンのトナーが収容されるシアン現
像カートリッジ7Cおよびブラックのトナーが収容され
るブラック現像カートリッジ7Kのそれぞれが、本体ケ
ーシング2内の後側において、上下方向において互いに
所定の間隔を隔てて並列状に順次配置されている。
【0058】各現像カートリッジ7は、それぞれ、現像
剤担持体としての現像ローラ15、層厚規制ブレード1
6、供給ローラ17およびトナー収容室18を備えてお
り、各現像ローラ15を後述する感光ベルト22の表面
に接触または離間させることができるように、水平方向
に移動可能に構成されている。
【0059】各トナー収容室18内にはイエロー、マゼ
ンタ、シアンおよびブラックの各色の現像剤としての正
帯電性の非磁性1成分のトナーが収容されている。ま
た、各トナー収容室18内には、前後方向に所定の間隔
を隔てて配置される複数(2つ)のアジテータ19が設
けられており、これらアジテータ19を回転させること
により、トナー収容室18内のトナーを、効率良く循環
させて供給ローラ17に供給するようにしている。
【0060】各現像カートリッジ7において、供給ロー
ラ17と現像ローラ15とは、そのそれぞれがある程度
圧縮されるような状態で回転可能に設けられており、現
像ローラ15は、その回転方向が、後述する感光ベルト
22と接触する接触部分(ニップ部分)において、上か
ら下に回転(反時計方向に回転)するように構成されて
いる。また、現像ローラ15には、後述する感光ベルト
22に対して所定の現像バイアスが印加されている。ま
た、層厚規制ブレード16は、供給ローラ17の上方、
すなわち、現像ローラ15における感光ベルト22と対
向する反対側の表面を押圧するように設けられている。
【0061】そして、トナー収容室18に収容されてい
るトナーは、アジテータ19の回転により放出され、供
給ローラ17の回転により、現像ローラ15に供給され
る。この時、供給ローラ17と現像ローラ15との間で
正に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ15上に供給さ
れたトナーは、現像ローラ15の回転に伴って、層厚規
制ブレード16と現像ローラ15との間に進入し、ここ
でさらに十分に摩擦帯電されて、一定の厚さの薄層とし
て現像ローラ15上に担持される。
【0062】感光ベルト機構8は、4つの現像カートリ
ッジ7の前側側方に配置され、最上位に位置するイエロ
ー現像カートリッジ7Yと対向する感光体支持ローラ2
0と、この感光体支持ローラ20の垂直方向下方で、最
下位に位置するブラック現像カートリッジ7Kと対向す
る感光体ベルト駆動ローラとしての感光体駆動ローラ2
1と、これら感光体支持ローラ20および感光体駆動ロ
ーラ21の間に巻回されるエンドレスベルトからなる感
光ベルト22とを備えている。この感光ベルト22は、
その表面に有機感光体からなる感光層を備えており、す
べての現像ローラ15と対向接触できるように、上下方
向に配置されている。
【0063】そして、この感光ベルト機構8では、感光
体駆動ローラ21に、図示しない感光体ベルト駆動ロー
ラギヤとしての駆動ギヤが設けられており、その駆動ギ
ヤに、図示しないモータからの動力が伝達されることに
より、感光体駆動ローラ21が回転駆動(時計方向に回
転駆動)されるとともに、感光体支持ローラ20が従動
(時計方向に従動)することにより、感光ベルト22
が、これら感光体支持ローラ20および感光体駆動ロー
ラ21の間を周回移動(時計方向に周回移動)するよう
に構成されている。これによって、感光ベルト22は、
最上位に位置するイエロー現像カートリッジ7Yの現像
ローラ15から最下位に位置するブラック現像カートリ
ッジ7Kの現像ローラ15に向けて移動、つまり、各現
像ローラ15と接触する接触部分(ニップ部分)におい
て、各現像ローラ15と同方向、すなわち、下向きに移
動される。なお、この感光ベルト機構8には、各現像カ
ートリッジ7と感光ベルト22を挟んで対向するテンシ
ョンローラ43が設けられている。
【0064】1次転写ローラ9は、弾性体のローラから
なり、感光ベルト22の表面と接触するように、感光ベ
ルト機構8を挟んで最下位に位置するブラック現像カー
トリッジ7Kと対向配置されている。より具体的には、
この1次転写ローラ9は、感光体駆動ローラ21と実質
的に同一径で形成されており、感光体駆動ローラ21に
接触する感光ベルト22の部分(感光体駆動ローラ21
と感光ベルト22とのニップ部分)には接触しないよう
に、感光体駆動ローラ21に対して、感光ベルト22を
介して少しずれた位置で対向配置されている。そして、
この1次転写ローラ9には、図示しない第1転写体ロー
ラギヤとしての駆動ギヤが、感光体駆動ローラ21と同
一歯数で設けられており、その駆動ギヤに、図示しない
モータからの動力が伝達されることにより、回転駆動
(反時計方向に回転駆動)するように構成されている。
これによって、1次転写ローラ9は、感光ベルト22と
の接触部分(ニップ部分)において、感光ベルト22と
同方向、すなわち、上向きに回転される。
【0065】2次転写ベルト機構10は、スキャナユニ
ット6の下方であって、感光ベルト機構8の前側側方に
配置され、つまり、感光ベルト機構8に対して各現像カ
ートリッジ7と反対側に配置されており、4つのロー
ラ、すなわち、第2転写体駆動ローラとしての第1ベル
トローラ23、第2ベルトローラ24、第3ベルトロー
ラ25および第4ベルトローラ26と、エンドレスベル
トからなる2次転写ベルト27を備えている。
【0066】第1ベルトローラ23は、感光体駆動ロー
ラ21および1次転写ローラ9と実質的に同一径で形成
されており、1次転写ローラ9の上方において、次に述
べるように、1次転写ローラ9に接触する2次転写ベル
ト27の部分(1次転写ローラ9と2次転写ベルト27
とのニップ部分)には接触しないように、1次転写ロー
ラ9に対して、2次転写ベルト27を介して少しずれた
位置で対向配置されている。そして、この第1ベルトロ
ーラ23には、図示しない第2転写体駆動ローラギヤと
しての駆動ギヤが、感光体駆動ローラ21および1次転
写ローラ9と同一歯数で設けられており、その駆動ギヤ
に、図示しないモータからの動力が伝達されることによ
り、回転駆動(時計方向に回転駆動)するように構成さ
れている。
【0067】第2ベルトローラ24は、第1ベルトロー
ラ23に対して、斜め前側下方に配置され、後述する3
次転写ローラ11と、2次転写ベルト27を介して対向
配置されている。この第2ベルトローラ24は、第1ベ
ルトローラ23の駆動により、2次転写ベルト27を介
して従動(時計方向に従動)するように構成されてい
る。
【0068】第3ベルトローラ25は、第1ベルトロー
ラ23に対して、斜め前側上方に配置され、第1ベルト
ローラ23の駆動により、2次転写ベルト27を介して
従動(時計方向に従動)するように構成されている。
【0069】第4ベルトローラ26は、第3ベルトロー
ラ25に対して後側側方であって、第1ベルトローラ2
3に対して、斜め前側上方に配置され、第1ベルトロー
ラ23の駆動により、2次転写ベルト27を介して従動
(時計方向に従動)するように構成されている。
【0070】そして、これら第1ベルトローラ23ない
し第4ベルトローラ26は、略ひし形状に配置され、そ
の周りに2次転写ベルト27が巻回され、第1ベルトロ
ーラ23の回転駆動により、これら第1ベルトローラ2
3ないし第4ベルトローラ26の間を周回移動(時計方
向に周回移動)するように構成されている。
【0071】2次転写ベルト27は、カーボンなどの導
電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイ
ミドなどの樹脂から形成されており、この2次転写ベル
ト27の移動方向における第1ベルトローラ23の近傍
下流側において、1次転写ローラ23と、その1次転写
ローラ23における感光ベルト22の反対側において対
向接触するように配置されている。これによって、2次
転写ベルト27は、1次転写ローラ23との接触部分
(ニップ部分)において、1次転写ローラ23と同方向
に移動される。また、この2次転写ベルト27の周長
は、感光体駆動ローラ21、1次転写ローラ9および第
1ベルトローラ23のすべての周長の整数倍となる長さ
で形成されている。
【0072】3次転写ローラ11は、2次転写ベルト2
7の表面と接触するように、2次転写ベルト機構10の
第2ベルトローラ24と2次転写ベルト27を挟んで対
向配置されており、2次転写ベルト27との接触部分
(ニップ部分)において、2次転写ベルト27と同方向
に回転(反時計方向に回転)するように構成されてい
る。また、この3次転写ローラ11には、2次転写ベル
ト27に対して所定の転写バイアスが印加されている。
【0073】なお、これによって、3次転写ローラ11
は、スキャナユニット6と2次転写ベルト機構10に対
して反対側に配置されるので、後述する一括転写におい
てトナーが飛散しても、スキャナユニット6への汚染が
有効に防止される。
【0074】帯電ローラ12は、感光ベルト22の表面
と接触するように、感光ベルト22の移動方向における
感光体支持ローラ20の近傍上流側において、感光ベル
ト22との接触部分(ニップ部分)において、感光ベル
ト22と同方向に回転(時計方向に回転)するように設
けられている。この帯電ローラ12には、感光ベルト2
2の表面を一様に正帯電させることができるように、所
定の帯電電圧が印加されている。
【0075】そして、感光ベルト22の表面は、帯電ロ
ーラ12により一様に正帯電された後、スキャナユニッ
ト6からのレーザービームの高速走査により露光され、
所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
【0076】次いで、静電潜像が形成された感光ベルト
22に、特定の現像カートリッジ7の現像ローラ15を
接触させることにより、感光ベルト22上に、その特定
の現像カートリッジ7に収容される単色の可視像が形成
される。感光ベルト22上に形成された単色の可視像
は、次いで、1次転写ローラ9と対向した時に、その1
次転写ローラ9に転写され、その後、1次転写ローラ9
に転写された単色の可視像は、2次転写ベルト27と対
向した時に、その2次転写ベルト27に転写される。そ
して、1次転写ローラ9に転写された各色毎の単色の可
視像が、2次転写ベルト27において順次重ね合わされ
ることにより、多色像が形成される。
【0077】すなわち、たとえば、最上位に位置するイ
エロー現像カートリッジ7Yを水平方向前方に移動させ
て、イエロー現像カートリッジ7Yの現像ローラ15
を、静電潜像が形成される感光ベルト22に接触させる
とともに、マゼンタ現像カートリッジ7M、シアン現像
カートリッジ7Cおよびブラック現像カートリッジ7K
を水平方向後方に移動させて残りの現像ローラ15を感
光ベルト22から離間させることにより、イエロー現像
カートリッジ7Yに収容されるイエローのトナーによっ
て感光ベルト22上にイエローの可視像が形成される。
【0078】次いで、感光ベルト22の移動により、そ
のイエローの可視像が1次転写ローラ9と対向した時
に、その1次転写ローラ9に転写される。その後、1次
転写ローラ9の回転により、そのイエローの可視像が2
次転写ベルト27と対向した時に、その2次転写ベルト
27に転写される。
【0079】次いで、上記と同様にして、再び感光ベル
ト22上に静電潜像が形成される一方で、各現像カート
リッジ7を水平方向に適宜移動させることにより、上か
ら二番目に位置するマゼンタ現像カートリッジ7Mの現
像ローラ15を感光ベルト22に接触させるとともに、
残りの現像ローラ15を離間させることにより、マゼン
タ現像カートリッジ7Mに収容されるマゼンタのトナー
によって感光ベルト22上にマゼンタの可視像が形成さ
れると、そのマゼンタの可視像は、上記と同様にして、
1次転写ローラ9に転写される。その後、1次転写ロー
ラ9に転写されたマゼンタの可視像は、2次転写ベルト
27と対向した時に、既にイエローのトナー画像が転写
されている2次転写ベルト27上に重ねて転写される。
【0080】このような同様の動作が、シアン現像カー
トリッジ7Cに収容されるシアンのトナーおよびブラッ
ク現像カートリッジ7Kに収容されるブラックのトナー
によって繰り返され、これによって、2次転写ベルト2
7上に多色像が形成される。
【0081】そして、このようにして2次転写ベルト2
7上に形成された多色像は、用紙3が2次転写ベルト2
7と3次転写ローラ11との間を通る間に、その用紙3
に一括転写される。
【0082】なお、このレーザプリンタ1では、感光ベ
ルト22における各現像カートリッジ7の反対側に、転
写後における感光ベルト22の表面を除電するための除
電ランプ42が、感光ベルト22の移動方向における1
次転写ローラ9の下流側であって、帯電ローラ12の上
流側において、感光ベルト22に対向して設けられてい
る。これによって、感光ベルト22の表面は、各色毎の
可視像が転写される毎にこの除電ランプ42によって除
電される。
【0083】定着部13は、2次転写ベルト27の前側
側方であって、感光ベルト機構8に対して各現像カート
リッジ7と反対側に配置されており、加熱ローラ28
と、その加熱ローラ28を押圧する押圧ローラ29とを
備えている。加熱ローラ28は、金属製で加熱のための
ハロゲンランプを備えており、用紙3上に転写された多
色像を、用紙3が加熱ローラ28と押圧ローラ29との
間を通過する間に熱定着させるようにしている。そし
て、このように定着部13において多色像が熱定着され
た用紙3は、本体ケーシング2の上部に形成される排紙
トレイ30上に排紙される。
【0084】また、このカラーレーザプリンタ1には、
感光ベルト22上に残存するトナーを回収するベルトク
リーナ装置31が備えられている。
【0085】このベルトクリーナ装置31は、感光ベル
ト22における各現像カートリッジ7の反対側であっ
て、2次転写ベルト27の第1ベルトローラ23の上方
に配置され、クリーニングボックス35内に、ベルトク
リーニングローラ32、回収ローラ33および掻取ブレ
ード34を備えるとともに、そのクリーニングボックス
35と連結管36を介して連結される回収ボックス37
を備えている。
【0086】クリーニングボックス35は、感光ベルト
22の移動方向における1次転写ローラ9の下流側であ
って、各現像カートリッジ7の反対側に対向配置されて
おり、その対向部分の一部が開口されている。ベルトク
リーニングローラ32は、そのクリーニングボックス3
5の開口部において回転可能に支持されており、感光ベ
ルト22と接触するように配置されている。また、ベル
トクリーニングローラ32は、感光ベルト22に対して
所定のクリーニングバイアスが印加されるように構成さ
れている。また、回収ローラ33は、ベルトクリーニン
グローラ32と、感光ベルト22の反対側において接触
するように回転可能に設けられており、ベルトクリーニ
ングローラ32に対して所定の回収バイアスが印加され
るように構成されている。また、掻取ブレード34は、
その回収ローラ33の表面と下方において接触するよう
に設けられている。
【0087】また、回収ボックス37は、感光体支持ロ
ーラ20と感光体駆動ローラ21との間に巻回される感
光ベルト22の内側に配置され、感光ベルト22の幅方
向側方に配置される連結管36を介してクリーニングボ
ックス35と連結されている。
【0088】そして、1次転写ローラ9の転写後に感光
ベルト22上に残存するトナーは、感光ベルト22の移
動によってベルトクリーニングローラ32と対向した時
に、そのベルトクリーニングローラ32に電気的に捕捉
され、次いで、ベルトクリーニングローラ32上に捕捉
された残存トナーは、回収ローラ33と接触した時に、
その回収ローラ33によって電気的に回収される。次い
で、回収ローラ33上に回収された残存トナーは、掻取
ブレード34によって掻き取られた後、連結管36を介
して回収ボックス37に回収される。
【0089】なお、このように回収ボックス37を、感
光体支持ローラ20と感光体駆動ローラ21との間に巻
回される感光ベルト22の内側に配置することにより、
感光ベルト22の内側のスペースを有効活用して、装置
の小型化を図ることができる。
【0090】また、このカラーレーザプリンタ1には、
3次転写ローラ11上のトナーを回収する転写クリーナ
装置38が備えられている。
【0091】転写クリーナ装置38は、3次転写ローラ
11の側方に配置され、クリーニングボックス41内
に、転写クリーニングローラ39および掻取ブレード4
0を備えている。クリーニングボックス41は、3次転
写ローラ11の移動方向における2次転写ベルト27の
下流側において、3次転写ローラ11に対向配置されて
おり、その対向部分の一部が開口されている。転写クリ
ーニングローラ39は、そのクリーニングボックス41
の開口部において回転可能に支持されており、3次転写
ローラ11と接触するように配置されている。また、転
写クリーニングローラ39は、3次転写ローラ11に対
して所定のクリーニングバイアスが印加されるように構
成されている。また、掻取ブレード40は、その転写ク
リーニングローラ39の表面と3次転写ローラ11の反
対側において接触するように設けられている。
【0092】そして、3次転写ローラ11に付着したト
ナーは、3次転写ローラ11の回転によって転写クリー
ニングローラ39と対向した時に、その転写クリーニン
グローラ39に電気的に捕捉され、次いで、転写クリー
ニングローラ39上に捕捉された残存トナーは、掻取ブ
レード34によって掻き取られ、クリーニングボックス
41内において収容される。
【0093】そして、このカラーレーザプリンタ1で
は、各現像ローラ15と感光ベルト22とが、それらの
接触部分(ニップ部分)において、ともに下向きに回転
または移動し、かつ、感光ベルト22から1次転写ロー
ラ9に転写した後、さらにこの1次転写ローラ9から2
次転写ベルト27に転写され、つまり、2回中間転写さ
れ、その後に、3次転写ローラ11によって用紙3に転
写されるので、複数(4つ)の現像カートリッジ7と定
着部13とを、感光ベルト機構8に対して、両側に配置
することができる。
【0094】すなわち、このカラーレーザプリンタ1に
おいては、各現像ローラ15と感光ベルト22とを、そ
れらの接触部分(ニップ部分)において同方向で回転ま
たは移動させ、その後も、感光ベルト22と1次転写ロ
ーラ9、および、1次転写ローラ9と2次転写ベルト2
7、さらには、2次転写ベルト27と3次転写ローラ1
1を、それらの接触部分(ニップ部分)においてすべて
同方向で回転または移動させることができながら、複数
(4つ)の現像カートリッジ7と定着部13とを、感光
ベルト機構8に対して同じ側に重ねて配置しなくてもよ
く、これによって、簡易な構成により装置の小型化を図
ることができる。
【0095】また、このカラーレーザプリンタ1では、
感光ベルト22に担持される可視像が各色毎に単色で1
次転写ローラ9に転写されるとともに、2次転写ベルト
27には、1次転写ローラ9に転写された単色の可視像
が重ねて転写されることにより、多色像が形成されるの
で、各色毎の可視像は、1回目の1次転写ローラ9での
転写で重ねられることなく、2回目の2次転写ベルト2
7での転写で重ねられる。これによって、感光ベルト2
2から各色毎の可視像は、一旦、1次転写ローラ9に単
色で転写されるため、感光ベルト22の未露光部と、2
次転写ベルト27とがトナーを挟んで高い電位差を形成
することがなく、その可視像を形成するトナーの帯電量
の増加を有効に低減することができる。したがって、順
次重ねられる可視像を形成するトナーの帯電量の増加を
有効に低減して、良好な多色像の形成を達成することが
できる。
【0096】また、このカラーレーザプリンタ1では、
感光ベルト22と2次転写ベルト27との間にローラか
らなる1次転写ローラ9を設けて1次転写している。こ
のように、1次転写部材を1次転写ローラ9により構成
すると、ギヤにより動力を伝達させて精度良く回転させ
ることができる。そのため、転写精度を向上させること
ができ、良好な画像形成を達成することができる。
【0097】また、このカラーレーザプリンタ1では、
感光体として、感光ドラムではなく、感光ベルト機構8
が設けられている。このように、感光体を感光ベルト機
構8により構成すると、ドラムによって構成する場合に
比べて、小さく構成することができる。そのため、より
一層、装置の小型化を図ることができる。
【0098】また、このカラーレーザプリンタ1では、
1次転写ローラ9と3次転写ローラ11との間にベルト
からなる2次転写ベルト機構10を設けて2次転写して
いる。このように、2次転写部材を2次転写ベルト機構
10により構成すると、ローラにより構成する場合に比
べて、小さく構成することができる。そのため、より一
層、装置の小型化を図ることができる。
【0099】また、このカラーレーザプリンタ1では、
感光体駆動ローラ21と1次転写ローラ9と第1ベルト
ローラ23とが、すべて実質的に同一径で形成されてい
るので、これらを等速回転させることにより、たとえ、
感光体駆動ローラ21、1次転写ローラ9および第1ベ
ルトローラ23のいずれかで偏心回転が生じても、それ
に起因する位相のずれを合わせることができ、各色毎の
可視像を、精度良く同じ位置で転写および重ね合わせす
ることができる。
【0100】しかも、このカラーレーザプリンタ1で
は、感光体駆動ローラ21の駆動ギヤ、1次転写ローラ
9の駆動ギヤおよび第1ベルトローラ23の駆動ギヤ
が、実質的に同一歯数で形成されているので、感光体駆
動ローラ21、1次転写ローラ9および第1ベルトロー
ラ23を、簡易かつ確実に等速で回転させることができ
る。そのため、より一層、各色毎の可視像を、精度良く
同じ位置で転写および重ね合わせすることができる。
【0101】なお、これら感光体駆動ローラ21の駆動
ギヤ、1次転写ローラ9の駆動ギヤおよび第1ベルトロ
ーラ23の駆動ギヤは、1つの駆動源(モータ)からギ
ヤ列によって連結し、互いにリンクさせてもよい。
【0102】また、このカラーレーザプリンタ1では、
上記したように、1次転写ローラ9は、対向配置される
感光体駆動ローラ21に接触する感光ベルト22の部分
(感光体駆動ローラ21と感光ベルト22とのニップ部
分)、および、対向配置される第1ベルトローラ23に
接触する2次転写ベルト27の部分(第1ベルトローラ
23と2次転写ベルト27とのニップ部分)には接触し
ないように配置されているので、1次転写ローラ9と感
光体駆動ローラ21とは、感光ベルト22を介して互い
に少しずれた位置で配置され、また、1次転写ローラ9
と第1ベルトローラ23とは、2次転写ベルト27を介
して互いに少しずれた位置で配置されている。すなわ
ち、これら感光体駆動ローラ21、1次転写ローラ9お
よび第1ベルトローラ23は、互いに少しずつずれた位
置で配置されるので、ニップ部分においては、各ローラ
の圧力を直接受けることがなく、良好な転写性が確保さ
れる。
【0103】また、このカラーレーザプリンタ1では、
2次転写ベルト27の周長が、感光体駆動ローラ21、
1次転写ローラ9および第1ベルトローラ23のすべて
の周長の整数倍となる長さで形成されているので、その
整数倍とされた感光体駆動ローラ21、1次転写ローラ
9および第1ベルトローラ23の位相のずれを合わせ
て、同じ位置で、各色毎の可視像を精度良く転写および
重ね合わせることができる。そのため、より一層良好な
多色画像を形成することができる。
【0104】また、このカラーレーザプリンタ1では、
感光ベルト機構8と1次転写ローラ9とが図示しないリ
ンク部材により連結可能に構成されており、このリンク
部材によって連結されているときには、これらが、本体
ケーシング2に対して、一体的に着脱可能に構成されて
いる。これによって、感光ベルト機構8と1次転写ロー
ラ9とを、本体ケーシング2に対して、一体的に着脱す
ることができるので、簡易な作業により、効率的なメン
テナンスを達成することができる。
【0105】さらに、このカラーレーザプリンタ1で
は、1次転写ローラ9と2次転写ベルト機構10が図示
しないリンク部材により連結可能に構成されており、こ
のリンク部材によって連結されているときには、これら
が、本体ケーシング2に対して、一体的に着脱可能に構
成されている。これによって、1次転写ローラ9と2次
転写ベルト機構10とを、本体ケーシング2に対して、
一体的に着脱することができるので、簡易な作業によ
り、効率的なメンテナンスを達成することができる。
【0106】なお、このレーザプリンタ1においては、
感光体駆動ローラ21の下方に、仮想線で示す転写ロー
ラ44を、転写ベルト22を挟んで対向配置して、感光
ベルト22に担持される単色の可視像を、直接用紙3に
転写するように構成してもよい。このような転写ローラ
44を設けると、たとえば、ブラック現像カートリッジ
7Kの現像ローラ15によって感光ベルト22に黒色の
可視像を形成して、それを直接用紙3に転写すれば、迅
速かつ良好にモノクロ画像を形成することができる。
【0107】また、このレーザプリンタ1においては、
上下方向に順次配置される各現像カートリッジ7は、水
平方向に対して、その後側端部が上側に、前側端部が下
側に傾けて配置されており、最下位のブラック現像カー
トリッジ7Kの後端部と給紙トレイ45との間に所定の
空間が形成され、その空間に給紙ローラ46が配置され
ている。このような配置によると、傾斜して配置された
各現像カートリッジ7の後側下方のスペースを有効活用
して、装置の小型化を、より一層図ることができる。
【0108】また、以上に述べた図1に示すカラーレー
ザプリンタ1では、各現像ローラ15と感光ベルト22
とを、それらの接触部分(ニップ部分)において、とも
に下向きに回転または移動させ、かつ、感光ベルト22
から1次転写ローラ9に転写した後、さらにこの1次転
写ローラ9から2次転写ベルト27に転写し、その後
に、3次転写ローラ11によって用紙3に転写すること
により、複数(4つ)の現像カートリッジ7と定着部1
3とを、感光ベルト機構8に対して、両側に配置するよ
うにしたが、たとえば、図2に示すカラーレーザプリン
タ51のように、各現像ローラ15と感光ベルト22と
を、それらの接触部分(ニップ部分)において、互いに
逆方向、すなわち、現像ローラ15を上から下に回転さ
せ、かつ、感光ベルト22を上向きに移動させるととも
に、1次転写ローラ9および2次転写ベルト機構10に
代えて、1つの中間転写ベルト機構53を設けることに
より、複数(4つ)の現像カートリッジ7と定着部13
とを、感光ベルト機構8に対して、両側に配置するよう
に構成してもよい。
【0109】すなわち、図2において、このカラーレー
ザプリンタ51では、図1に示すカラーレーザプリンタ
1と同様に、給紙部4や画像形成部5などを備えてい
る。なお、図2において、図1に示す部材と同一の部材
は、同じ符号で示している。
【0110】給紙部4は、図1に示すカラーレーザプリ
ンタ1と同様の構成とされているが、図1に示すカラー
レーザプリンタ1とは、前後逆向きに配置されており、
また、給紙ローラ46の上方には、レジストローラ52
が設けられている。そのため、給紙トレイ45の最上位
にある用紙3は、給紙ローラ46によって、本体ケーシ
ング2の前側において1枚毎に給紙され、レジストロー
ラ52によって所定のレジスト後に画像形成部5に搬送
される。
【0111】画像形成部5は、図1に示すカラーレーザ
プリンタ1と同様に、スキャナユニット6、複数(4
つ)の現像カートリッジ7、感光ベルト機構8、帯電ロ
ーラ12および定着部13を備えているが、1次転写ロ
ーラ9および2次転写ベルト機構10に代えて、中間転
写ベルト機構53が設けられるとともに、3次転写ロー
ラ11に代えて、転写ローラ54が設けられている。
【0112】スキャナユニット6は、図1に示すカラー
レーザプリンタ1と同様の構成とされているが、本体ケ
ーシング2内における給紙部4の上方であって、中間転
写ベルト機構53の下方において、図1に示すカラーレ
ーザプリンタ1とは、上下逆向きに配置されている。そ
のため、レーザ発光部から発光される所定の画像データ
に基づくレーザビームは、矢印で示すように、ポリゴン
ミラー14、レンズ49、反射鏡50aおよび50bの
順に通過あるいは反射させて、感光体支持ローラ20に
接触する感光ベルト22の表面上に高速走査にて照射さ
せている。
【0113】また、4つの現像カートリッジ7および感
光ベルト機構8は、図1に示すカラーレーザプリンタ1
と同様の構成とされているが、図1に示すカラーレーザ
プリンタ1とは、上下方向が逆配置され、4つの現像カ
ートリッジ7においては、最下位にイエロー現像カート
リッジ7Yが配置されるとともに、順次、マゼンタ現像
カートリッジ7M、シアン現像カートリッジ7Cが配置
され、最上位にブラック現像カートリッジ7Kが配置さ
れている。また、感光ベルト22は、感光体支持ローラ
20および感光体駆動ローラ21の間を逆方向に周回移
動(反時計方向に周回移動)するように構成されてい
る。そのため、感光ベルト22は、最下位に位置するイ
エロー現像カートリッジ7Yの現像ローラ15から最上
位に位置するブラック現像カートリッジ7Kの現像ロー
ラ15に向けて移動、つまり、各現像ローラ15と接触
する接触部分(ニップ部分)において、各現像ローラ1
5と逆向き、すなわち、現像ローラ15が上から下に回
転する一方で、感光ベルト22が上向きに移動される。
【0114】中間転写ベルト機構53は、スキャナユニ
ット6の上方であって、感光ベルト機構8の前側側方に
配置され、つまり、感光ベルト機構8に対して各現像カ
ートリッジ7と反対側に配置されており、3つのロー
ラ、すなわち、中間転写体駆動ローラ55、第1中間転
写体支持ローラ56および第2中間転写体支持ローラ5
7と、エンドレスベルトからなる中間転写ベルト58と
を備えている。
【0115】中間転写体駆動ローラ55は、感光ベルト
22および中間転写べルト58を挟んで感光体駆動ロー
ラ21と対向配置され、第1中間転写体支持ローラ56
は、中間転写体駆動ローラ55に対して、斜め前側下方
に配置され、後述する転写ローラ54と中間転写ベルト
58を挟んで対向配置され、第2中間転写体支持ローラ
57は、中間転写体駆動ローラ55の下方であって、第
1中間転写体支持ローラ56に対して後側側方に配置さ
れている。
【0116】そして、これら中間転写体駆動ローラ5
5、第1中間転写体支持ローラ56および第2中間転写
体支持ローラ57が、略三角形状に配置され、その周り
に中間転写ベルト58が巻回され、中間転写体駆動ロー
ラ55の回転駆動により、これら中間転写体駆動ローラ
55ないし第2中間転写体支持ローラ57の間を周回移
動(時計方向に周回移動)するように構成されている。
これによって、中間転写ベルト58は、中間転写体駆動
ローラ55において、感光ベルト22と対向接触し、そ
の接触部分(ニップ部分)において、感光ベルト22と
同方向に移動される。
【0117】転写ローラ54は、中間転写ベルト58の
表面と接触するように、中間転写ベルト機構53の第1
中間転写体支持ローラ56と中間転写ベルト58を挟ん
で対向配置されており、中間転写ベルト58との接触部
分(ニップ部分)において、中間転写ベルト58と同方
向に回転(反時計方向に回転)するように構成されてい
る。また、この転写ローラ54には、中間転写ベルト5
8に対して所定の転写バイアスが印加されている。
【0118】帯電ローラ12は、図1に示すカラーレー
ザプリンタ1と同様の構成とされ、感光ベルト22の表
面と接触するように、感光ベルト22の移動方向におけ
る感光体支持ローラ20の近傍上流側において、感光ベ
ルト22との接触部分(ニップ部分)において、感光ベ
ルト22と同方向に回転(時計方向に回転)するように
構成されている。
【0119】そして、感光ベルト22の表面は、帯電ロ
ーラ12により一様に正帯電された後、スキャナユニッ
ト6からのレーザービームの高速走査により露光され、
所定の画像データに基づく静電潜像が形成される。
【0120】次いで、静電潜像が形成された感光ベルト
22に、特定の現像カートリッジ7の現像ローラ15を
接触させることにより、感光ベルト22上に、その特定
の現像カートリッジ7に収容される単色の可視像が形成
される。感光ベルト22上に形成された単色の可視像
は、次いで、中間転写ベルト58と対向した時に、その
中間転写ベルト58に転写され、その中間転写ベルト5
8において順次重ね合わされることにより、多色像が形
成される。
【0121】すなわち、図1に示すカラーレーザプリン
タ1と同様に、たとえば、まず、最下位に位置するイエ
ロー現像カートリッジ7Yに収容されるイエローのトナ
ーによって感光ベルト22上にイエローの可視像が形成
され、次いで、感光ベルト22の移動により、そのイエ
ローの可視像が中間転写ベルト58と対向した時に、そ
の中間転写ベルト58に転写される。そして、上記と同
様にして、再び感光ベルト22上に静電潜像が形成され
る一方で、下から二番目に位置するマゼンタ現像カート
リッジ7Mに収容されるマゼンタのトナーによって感光
ベルト22上にマゼンタの可視像が形成されると、その
マゼンタの可視像は、中間転写ベルト58と対向した時
に、既にイエローのトナー画像が転写されている中間転
写ベルト58上に重ねて転写される。
【0122】このような同様の動作が、シアン現像カー
トリッジ7Cに収容されるシアンのトナーおよびブラッ
ク現像カートリッジ7Kに収容されるブラックのトナー
によって繰り返され、これによって、中間転写ベルト5
8上に多色像が形成される。
【0123】そして、このようにして中間転写ベルト5
8上に形成された多色像は、用紙3が中間転写ベルト5
8と転写ローラ54との間を通る間に、その用紙3に一
括転写される。
【0124】なお、この図2に示すカラーレーザプリン
タ51では、図1に示すカラーレーザプリンタ1と同様
の構成のベルトクリーナ装置31が、感光ベルト22に
おける各現像カートリッジ7の反対側であって、帯電ロ
ーラ12の上方に配置されるとともに、同じく、図1に
示すカラーレーザプリンタ1と同様の構成の除電ランプ
42が、感光ベルト22の移動方向における中間転写ベ
ルト58の下流側であって、ベルトクリーナ装置31の
上流側において、感光ベルト22に対向して設けられて
いる。
【0125】また、この図2に示すカラーレーザプリン
タ51では、図1に示すカラーレーザプリンタ1と同様
の構成の転写クリーナ装置38が、転写ローラ54の下
方に配置され、転写クリーニングローラ39が転写ロー
ラ54の下方から接触するように構成されている。
【0126】定着部13は、図1に示すカラーレーザプ
リンタ1と同様の構成とされているが、転写ローラ54
の上方であって、感光ベルト機構8に対して現像カート
リッジ7と反対側に配置されている。そして、定着部1
3において多色像が熱定着された用紙3は、本体ケーシ
ング2の上部に形成される排紙トレイ30上に排紙され
る。
【0127】そして、図2に示すカラーレーザプリンタ
51では、各現像ローラ15と感光ベルト22とを、そ
れらの接触部分(ニップ部分)において、互いに逆向
き、すなわち、各現像ローラ15を下向きに回転させる
とともに、感光ベルト22を上向きに移動させることに
より、図1に示すカラーレーザプリンタ1のように、2
回中間転写することなく、各現像カートリッジ7と定着
部13とを、複数の現像ローラ15と定着部13とを重
ねて配置することなく感光ベルト22に対して両側に配
置して、簡易な構成により装置の小型化を図るようにし
ている。
【0128】また、図2に示すカラーレーザプリンタ5
1では、感光ベルト機構8は、ユニットとして構成さ
れ、本体ケーシング2の上方から着脱可能に設けられて
おり、また、中間転写ベルト機構53は、この感光ベル
ト機構8の着脱時において、矢印59で示すように、第
1中間転写体支持ローラ56を支点として前方に回動し
て、感光ベルト機構8から離れる方向に退避可能に構成
されている。
【0129】これによって、感光ベルト機構8の交換時
には、まず、中間転写ベルト機構53を感光ベルト機構
8から離れる前方に退避させ、次いで、感光ベルト機構
8を本体ケーシング2の上方から取り出し、その後、新
しい感光ベルト機構8を本体ケーシング2の上方から装
着した後に、中間転写ベルト機構53を、再びその感光
ベルト機構8に接触させる後方に進出させれば、容易
に、感光ベルト機構8を交換することができる。そのた
め、簡易な作業により、効率的なメンテナンスを達成す
ることができる。
【0130】なお、図1に示すカラーレーザプリンタ1
においても、感光ベルト機構8をユニットとして構成す
るとともに、1次転写ローラ9および/または2次転写
ベルト機構10を感光ベルト機構8から離れる方向に退
避可能に構成し、上記と同様に、感光ベルト機構8を上
方から着脱させてもよい。
【0131】また、以上に述べた図2に示すカラーレー
ザプリンタ51では、各現像ローラ15と感光ベルト2
2とを、それらの接触部分(ニップ部分)において、互
いに逆向き、すなわち、各現像ローラ15を下向きに回
転させるとともに、感光ベルト22を上向きに移動させ
ることにより、複数(4つ)の現像カートリッジ7と定
着部13とを、感光ベルト機構8に対して、両側に配置
するようにしたが、たとえば、図3に示すカラーLED
プリンタ61のように、各現像ローラ15と感光ベルト
22とを、それらの接触部分(ニップ部分)において、
ともに上向き、すなわち、現像ローラ15を下から上に
回転させるとともに、感光ベルト22を上向きに移動さ
せることにより、複数(4つ)の現像カートリッジ7と
定着部13とを、感光ベルト機構8に対して、両側に配
置するように構成してもよい。
【0132】すなわち、図3において、このカラーLE
Dプリンタ61では、図1示すカラーレーザプリンタ1
および図2に示すカラーレーザプリンタ51と同様に、
給紙部4や画像形成部5などを備えている。なお、図3
において、図1および図2に示す部材と同一の部材は、
同じ符号で示している。
【0133】給紙部4は、図1に示すカラーレーザプリ
ンタ1と同様の構成とされており、給紙トレイ45の最
上位にある用紙3は、給紙ローラ46によって、1枚毎
に画像形成部5に給紙される。
【0134】画像形成部5は、図2に示すカラーレーザ
プリンタ1と同様に、複数(4つ)の現像カートリッジ
7、感光ベルト機構8、帯電ローラ12、定着部13、
中間転写ベルト機構53および転写ローラ54を備えて
いるが、スキャナユニット6に代えて、露光手段として
のLEDアレイ62が設けられている。
【0135】すなわち、LEDアレイ62は、感光ベル
ト22における各現像カートリッジ7の反対側であっ
て、感光体支持ローラ20に対向配置されており、感光
体支持ローラ20に接触する感光ベルト22の表面に、
所定の画像データに基づいて発光されるように構成され
ている。
【0136】また、4つの現像カートリッジ7は、図2
に示すカラーレーザプリンタ51と同様の構成であっ
て、それら配置も同様であって、最下位にイエロー現像
カートリッジ7Yが配置されるとともに、順次、マゼン
タ現像カートリッジ7M、シアン現像カートリッジ7C
が配置され、最上位にブラック現像カートリッジ7Kが
配置されているが、各現像カートリッジ7における配置
が、上下逆向きに配置されている。
【0137】すなわち、各現像カートリッジ7におい
て、供給ローラ17と現像ローラ15とは、そのそれぞ
れがある程度圧縮されるような状態で回転可能に設けら
れているが、現像ローラ15は、その回転方向が、感光
ベルト22と接触する接触部分(ニップ部分)におい
て、下から上に回転(時計方向に回転)するように構成
されるとともに、層厚規制ブレード16が、供給ローラ
17の下方において、現像ローラ15の表面を押圧する
ように設けられている。
【0138】また、感光ベルト機構8も、図2に示すカ
ラーレーザプリンタ1と同様の構成とされており、感光
ベルト22が、感光体支持ローラ20および感光体駆動
ローラ21の間を周回移動(反時計方向に周回移動)す
るように構成されている。
【0139】そのため、感光ベルト22は、最下位に位
置するイエロー現像カートリッジ7Yの現像ローラ15
から最上位に位置するブラック現像カートリッジ7Kの
現像ローラ15に向けて移動、つまり、各現像ローラ1
5と接触する接触部分(ニップ部分)において、各現像
ローラ15と同方向、すなわち、現像ローラ15および
感光ベルト22がともに上向きに回転または移動され
る。
【0140】中間転写ベルト機構53は、感光ベルト機
構8の前側側方に配置され、つまり、感光ベルト機構8
に対して各現像カートリッジ7と反対側に配置されてお
り、図2に示すカラーレーザプリンタ51と同様の構成
とされており、3つのローラ、すなわち、中間転写体駆
動ローラ55、第1中間転写体支持ローラ56および第
2中間転写体支持ローラ57と、エンドレスベルトから
なる中間転写ベルト58を備えている。
【0141】なお、この図3に示すカラーLEDプリン
タ61では、中間転写体駆動ローラ55が、感光ベルト
22および中間転写べルト58を挟んで感光体駆動ロー
ラ21と対向配置され、第1中間転写体支持ローラ56
が、中間転写体駆動ローラ55に対して、斜め前側下方
に配置され、転写ローラ54と中間転写ベルト58を挟
んで対向配置され、第2中間転写体支持ローラ57が、
第1中間転写体支持ローラ56の上方であって、中間転
写体駆動ローラ55に対して前側側方に配置されてい
る。
【0142】そして、これら中間転写体駆動ローラ5
5、第1中間転写体支持ローラ56および第2中間転写
体支持ローラ57が、略三角形状に配置され、その周り
に中間転写ベルト58が巻回され、中間転写体駆動ロー
ラ55の回転駆動により、これら中間転写体駆動ローラ
55ないし第2中間転写体支持ローラ57の間を周回移
動(時計方向に周回移動)するように構成されている。
これによって、中間転写ベルト58は、中間転写体駆動
ローラ55において、感光ベルト22と対向接触し、そ
の接触部分(ニップ部分)において、感光ベルト22と
同方向に移動される。
【0143】転写ローラ54は、図2に示すカラーレー
ザプリンタ51と同様の構成とされ、中間転写ベルト5
8の表面と接触するように、中間転写ベルト機構53の
第1中間転写体支持ローラ56と中間転写ベルト58を
挟んで、第1中間転写体支持ローラ56の下方におい
て、対向配置されており、中間転写ベルト58との接触
部分(ニップ部分)において、中間転写ベルト58と同
方向に回転(反時計方向に回転)するように構成されて
いる。また、この転写ローラ54には、中間転写ベルト
58に対して所定の転写バイアスが印加されている。
【0144】帯電ローラ12は、図2に示すカラーレー
ザプリンタ51と同様の構成とされ、感光ベルト22の
表面と接触するように、感光ベルト22の移動方向にお
ける感光体支持ローラ20の近傍上流側において、感光
ベルト22との接触部分(ニップ部分)において、感光
ベルト22と同方向に回転(時計方向に回転)するよう
に設けられている。
【0145】そして、感光ベルト22の表面は、帯電ロ
ーラ12により一様に正帯電された後、LEDアレイ6
2により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像
が形成される。次いで、静電潜像が形成された感光ベル
ト22に、特定の現像カートリッジ7の現像ローラ15
を接触させることにより、感光ベルト22上に、その特
定の現像カートリッジ7に収容される単色の可視像が形
成される。感光ベルト22上に形成された単色の可視像
は、次いで、中間転写ベルト58と対向した時に、その
中間転写ベルト58に転写され、その中間転写ベルト5
8において順次重ね合わされることにより、多色像が形
成される。
【0146】すなわち、図2に示すカラーレーザプリン
タ51と同様に、たとえば、まず、最下位に位置するイ
エロー現像カートリッジ7Yに収容されるイエローのト
ナーによって感光ベルト22上にイエローの可視像が形
成され、次いで、感光ベルト22の移動により、そのイ
エローの可視像が中間転写ベルト58と対向した時に、
その中間転写ベルト58に転写される。そして、上記と
同様にして、再び感光ベルト22上に静電潜像が形成さ
れる一方で、下から二番目に位置するマゼンタ現像カー
トリッジ7Mに収容されるマゼンタのトナーによって感
光ベルト22上にマゼンタの可視像が形成されると、そ
のマゼンタの可視像は、中間転写ベルト58と対向した
時に、既にイエローのトナー画像が転写されている中間
転写ベルト58上に重ねて転写される。
【0147】このような同様の動作が、シアン現像カー
トリッジ7Cに収容されるシアンのトナーおよびブラッ
ク現像カートリッジ7Kに収容されるブラックのトナー
によって繰り返され、これによって、中間転写ベルト5
8上に多色像が形成される。
【0148】そして、このようにして中間転写ベルト5
8上に形成された多色像は、用紙3が中間転写ベルト5
8と転写ローラ54との間を通る間に、その用紙3に一
括転写される。
【0149】なお、この図3に示すカラーLEDプリン
タ61では、図2に示すカラーレーザプリンタ51と同
様の構成のベルトクリーナ装置31が、感光ベルト22
における各現像カートリッジ7の反対側であって、帯電
ローラ12の上方に配置されるとともに、同じく、図2
に示すカラーレーザプリンタ51と同様の構成の除電ラ
ンプ42が、感光ベルト22の移動方向における中間転
写ベルト58の下流側であって、ベルトクリーナ装置3
1の上流側において、感光ベルト22に対向して設けら
れている。
【0150】定着部13は、図2に示すカラーレーザプ
リンタ51と同様の構成とされているが、転写ローラ5
4の前側側方であって、感光ベルト機構8に対して各現
像カートリッジ7と反対側に配置されている。そして、
定着部13において多色像が熱定着された用紙3は、本
体ケーシング2の上部に形成される排紙トレイ30上に
排紙される。
【0151】そして、図3に示すカラーLEDプリンタ
61では、各現像カートリッジ7を上下逆向きに配置し
て、各現像ローラ15と感光ベルト22とを、それらの
接触部分(ニップ部分)において、ともに上向きに回転
または移動させることにより、図1に示すカラーレーザ
プリンタ1のように、2回中間転写することなく、各現
像カートリッジ7と定着部13とを、複数の現像ローラ
15と定着部13とを重ねて配置することなく感光ベル
ト22に対して両側に配置して、簡易な構成により装置
の小型化を図るようにしている。
【0152】なお、この図3に示すカラーLEDプリン
タ61では、感光ベルト機構8の感光ベルト22の内側
であって、感光体駆動ローラ21の近傍に、感光体駆動
ローラ21を駆動するための駆動源としてのモータ63
が配置されており、このモータ63の作動により、ギヤ
64を介して、感光体駆動ローラ21を回転駆動し、こ
れによって、感光ベルト22を移動させるように構成し
ている。このように、モータ63を感光ベルト22の内
側に配置すれば、感光ベルト22の内側のスペースを有
効活用して、装置の小型化を、より一層図ることができ
る。
【0153】また、この図3に示すカラーLEDプリン
タ61では、LEDアレイ62が、感光ベルト機構8の
感光体支持ローラ20と、中間転写ベルト機構53の第
1中間転写体支持ローラ56との間に配置されているの
で、感光ベルト機構8と中間転写ベルト機構53との間
のスペースを有効活用して、装置の小型化が、より一層
図られている。
【0154】また、以上に述べた図3に示すカラーLE
Dプリンタ61では、各現像カートリッジ7を上下逆向
きに配置して、各現像ローラ15と感光ベルト22と
を、それらの接触部分(ニップ部分)において、ともに
上向きに回転または移動させることにより、複数(4
つ)の現像カートリッジ7と定着部13とを、感光ベル
ト機構8に対して、両側に配置するようにしたが、たと
えば、図4に示すカラーLEDプリンタ71のように、
各現像カートリッジ7を、感光ベルト機構8に対して両
側に配置するとともに、一方に配置される各現像カート
リッジ7の現像ローラ15と感光ベルト22とを、それ
らの接触部分(ニップ部分)において、ともに下向き、
すなわち、現像ローラ15を上から下に回転させ、か
つ、感光ベルト22を下向きに移動させるとともに、他
方に配置される各現像カートリッジ7の現像ローラ15
と感光ベルト22とを、それらの接触部分(ニップ部
分)において、ともに上向き、すなわち、現像ローラ1
5を下から上に回転させ、かつ、感光ベルト22を上向
きに移動させることにより、さらなる装置の小型化を図
るようにしてもよい。
【0155】すなわち、図4において、このカラーLE
Dプリンタ71では、図1示すカラーレーザプリンタ
1、図2に示すカラーレーザプリンタ51および図3に
示すカラーLEDプリンタ61と同様に、給紙部4や画
像形成部5などを備えている。なお、図4において、図
1、図2および図3に示す部材と同一の部材は、同じ符
号で示している。
【0156】給紙部4は、図1に示すカラーレーザプリ
ンタ1と同様の構成とされており、給紙トレイ45の最
上位にある用紙3は、給紙ローラ46によって、1枚毎
に画像形成部5に給紙される。
【0157】画像形成部5は、基本的には、図3に示す
カラーレーザプリンタ1と同様に、複数(4つ)の現像
カートリッジ7、感光ベルト機構8、帯電ローラ12、
定着部13、中間転写ベルト機構53、転写ローラ54
およびLEDアレイ62を備えている。
【0158】LEDアレイ62は、図3に示すカラーL
EDプリンタ61と同様の構成であって、次に述べる感
光ベルト22における他方の各現像カートリッジ7と同
じ側の下方であって、感光体支持ローラ20に対向配置
されており、感光体支持ローラ20に接触する感光ベル
ト22の表面に、所定の画像データに基づいて露光する
ように構成されている。
【0159】また、4つの現像カートリッジ7のうち、
一方の1つの現像カートリッジ7(ブラック現像カート
リッジ7K)が、図2に示すカラーレーザプリンタ51
と略同様の構成であり、感光ベルト機構8に対して定着
部13と同じ側に配置されるとともに、他方の3つの現
像カートリッジ7(イエロー現像カートリッジ7Y、マ
ゼンタ現像カートリッジ7Mおよびシアン現像カートリ
ッジ7C)が、図3に示すカラーLEDプリンタ61と
同様の構成であり、感光ベルト機構8に対して定着部1
3と反対側に配置されている。
【0160】すなわち、一方に配置されるブラック現像
カートリッジ7Kは、次に述べる中間転写ベルト機構5
3の上方において、その中間転写ベルト機構53の中間
転写ベルト58の上側の面と略平行に配置され、その現
像ローラ15が、感光ベルト22と接触する接触部分
(ニップ部分)において、上から下に回転(時計方向に
回転)するように構成されている。
【0161】なお、このブラック現像カートリッジ7K
は、他方に配置される3つの現像カートリッジ7(イエ
ロー現像カートリッジ7Y、マゼンタ現像カートリッジ
7Mおよびシアン現像カートリッジ7C)よりも、トナ
ー収容室18が大きく(アジテータ19が3つ配置され
ている。)形成されている。このように、トナー消費量
の多いブラック現像カートリッジ7Kのみを、一方に配
置すれば、トナー収容室18を大きく形成することがで
き、これによって、ブラック現像カートリッジ7Kの交
換頻度を低減して、メンテナンスフリーの向上を図るこ
とができる。
【0162】また、他方に配置される3つの現像カート
リッジ7は、最下位にイエロー現像カートリッジ7Yが
配置されるとともに、次いで、マゼンタ現像カートリッ
ジ7Mが配置され、最上位にシアン現像カートリッジ7
Cが配置されており、各現像カートリッジ7における配
置が、上下逆向きに配置されている。すなわち、これら
の各現像カートリッジ7では、図3に示すカラーLED
プリンタ61と同様に、現像ローラ15の回転方向が、
感光ベルト22と接触する接触部分(ニップ部分)にお
いて、下から上に回転(時計方向に回転)するように構
成されるとともに、層厚規制ブレード16が、供給ロー
ラ17の下方において、現像ローラ15の表面を押圧す
るように設けられている。そして、これら3つ現像カー
トリッジ7は、それらの現像ローラ15の感光ベルト2
2との接触部分が、略垂直となるように配置されてい
る。
【0163】また、感光ベルト機構8も、図3に示すカ
ラーLEDプリンタ61と同様の構成とされており、感
光ベルト22が、感光体支持ローラ20および感光体駆
動ローラ21の間を周回移動(反時計方向に周回移動)
するように構成されている。
【0164】そのため、感光ベルト22は、定着部13
と同じ側において、一方に配置されるブラック現像カー
トリッジ7Kの現像ローラ15と、その接触部分(ニッ
プ部分)において、同方向、すなわち、下向きに移動さ
れるとともに、定着部13と反対側においても、他方に
配置される各現像カートリッジ7の現像ローラ15と、
その接触部分(ニップ部分)において、同方向、すなわ
ち、上向きに移動される。
【0165】中間転写ベルト機構53は、一方に配置さ
れる現像カートリッジ7の下方であって、感光ベルト機
構8の前側側方に配置され、図3に示すカラーLEDプ
リンタ61と同様の構成とされており、3つのローラ、
すなわち、中間転写体駆動ローラ55、第1中間転写体
支持ローラ56および第2中間転写体支持ローラ57
と、エンドレスベルトからなる中間転写ベルト58を備
えている。
【0166】なお、この図4に示すカラーLEDプリン
タ71では、中間転写体駆動ローラ55が、中間転写べ
ルト58を挟んで感光体駆動ローラ21の下流側近傍に
おいて感光ベルト22と対向配置され、第1中間転写体
支持ローラ56が、中間転写体駆動ローラ55に対し
て、斜め前側下方に配置され、転写ローラ54と中間転
写ベルト58を挟んで対向配置され、第2中間転写体支
持ローラ57が、第1中間転写体支持ローラ56の前側
上方であって、中間転写体駆動ローラ55に対して前側
側方に配置されている。
【0167】そして、これら中間転写体駆動ローラ5
5、第1中間転写体支持ローラ56および第2中間転写
体支持ローラ57が、略三角形状に配置され、その周り
に中間転写ベルト58が巻回され、中間転写体駆動ロー
ラ55の回転駆動により、これら中間転写体駆動ローラ
55ないし第2中間転写体支持ローラ57の間を周回移
動(時計方向に周回移動)するように構成されている。
これによって、中間転写ベルト58は、中間転写体駆動
ローラ55において、感光ベルト22と対向接触し、そ
の接触部分(ニップ部分)において、感光ベルト22と
同方向に移動される。
【0168】転写ローラ54は、図3に示すカラーLE
Dプリンタ61と同様の構成とされ、中間転写ベルト5
8の表面と接触するように、中間転写ベルト機構53の
第1中間転写体支持ローラ56と中間転写ベルト58を
挟んで、第1中間転写体支持ローラ56の下方におい
て、対向配置されており、中間転写ベルト58との接触
部分(ニップ部分)において、中間転写ベルト58と同
方向に回転(反時計方向に回転)するように構成されて
いる。また、この転写ローラ54には、中間転写ベルト
58に対して所定の転写バイアスが印加されている。
【0169】帯電ローラ12は、図3に示すカラーLE
Dプリンタ61と同様の構成とされ、感光ベルト22の
表面と接触するように、感光体支持ローラ20におけ
る、感光ベルト22との接触部分(ニップ部分)におい
て、感光ベルト22と同方向に回転(時計方向に回転)
するように構成されている。
【0170】そして、感光ベルト22の表面は、帯電ロ
ーラ12により一様に正帯電された後、LEDアレイ6
2により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像
が形成される。次いで、静電潜像が形成された感光ベル
ト22に、特定の現像カートリッジ7の現像ローラ15
を接触させることにより、感光ベルト22上に、その特
定の現像カートリッジ7に収容される単色の可視像が形
成される。感光ベルト22上に形成された単色の可視像
は、次いで、中間転写ベルト58と対向した時に、その
中間転写ベルト58に転写され、その中間転写ベルト5
8において順次重ね合わされることにより、多色像が形
成される。
【0171】すなわち、図3に示すカラーLEDプリン
タ61と同様に、たとえば、まず、最下位に位置するイ
エロー現像カートリッジ7Yに収容されるイエローのト
ナーによって感光ベルト22上にイエローの可視像が形
成され、次いで、感光ベルト22の移動により、そのイ
エローの可視像が中間転写ベルト58と対向した時に、
その中間転写ベルト58に転写される。そして、上記と
同様にして、再び感光ベルト22上に静電潜像が形成さ
れる一方で、下から二番目に位置するマゼンタ現像カー
トリッジ7Mに収容されるマゼンタのトナーによって感
光ベルト22上にマゼンタの可視像が形成されると、そ
のマゼンタの可視像は、中間転写ベルト58と対向した
時に、既にイエローのトナー画像が転写されている中間
転写ベルト58上に重ねて転写される。
【0172】このような同様の動作が、シアン現像カー
トリッジ7Cに収容されるシアンのトナーによって繰り
返され、その後、それらの反対側に配置されるブラック
現像カートリッジ7Kに収容されるブラックのトナーに
よっても繰り返され、これによって、中間転写ベルト5
8上に多色像が形成される。
【0173】そして、このようにして中間転写ベルト5
8上に形成された多色像は、用紙3が中間転写ベルト5
8と転写ローラ54との間を通る間に、その用紙3に一
括転写される。
【0174】なお、この図4に示すカラーLEDプリン
タ71では、図3に示すカラーLEDプリンタ61と同
様の構成のベルトクリーナ装置31が、感光ベルト22
におけるブラック現像カートリッジ7Kと同じ側であっ
て、帯電ローラ12の上方に配置されるとともに、同じ
く、図3に示すカラーLEDプリンタ61と同様の構成
の除電ランプ42が、感光ベルト22の移動方向におけ
る中間転写ベルト58の下流側であって、ベルトクリー
ナ装置31の上流側において、感光ベルト22に対向し
て設けられている。
【0175】定着部13は、図3に示すカラーLEDプ
リンタ61と同様の構成とされており、転写ローラ54
の前側側方であって、感光ベルト機構8に対して他方
(3つ)の現像カートリッジ7と反対側に配置されてい
る。そして、定着部13において多色像が熱定着された
用紙3は、本体ケーシング2の上部に形成される排紙ト
レイ30上に排紙される。
【0176】そして、図4に示すカラーLEDプリンタ
71では、4つの現像カートリッジ7のすべてを重ねて
配置せずに、感光ベルト機構8に対して、その一方側
に、1つの現像カートリッジ7(ブラック現像カートリ
ッジ7K)を配置するとともに、その他方側に、3つの
現像カートリッジ7(イエロー現像カートリッジ7Y、
マゼンタ現像カートリッジ7Mおよびシアン現像カート
リッジ7C)を配置しているので、両側に配置する分
(つまり、この配置ではブラック現像カートリッジ7K
の分)、装置の小型化を図ることができる。また、その
一方に配置されるブラック現像カートリッジ7Kの現像
ローラ15と感光ベルト22とが、それらの接触部分
(ニップ部分)においてともに下向きに移動し、他方に
配置される各現像カートリッジ7(イエロー現像カート
リッジ7Y、マゼンタ現像カートリッジ7Mおよびシア
ン現像カートリッジ7C)と定着部13とが、感光ベル
ト機構8に対して両側に配置されているので、その分
も、装置の小型化を図ることができる。したがって、こ
れらの配置により、より一層、装置の小型化を図ること
ができる。しかも、この図4に示すカラーLEDプリン
タ71では、すべての現像ローラ15を、感光ベルト2
2に対してそれらの接触部分において同方向に回転させ
ているので、各現像ローラ15から供給されるトナーに
よって良好な可視像を形成して、より一層良好な多色画
像の形成を達成することができる。
【0177】また、以上に述べた図4に示すカラーLE
Dプリンタ71では、他方に配置される各現像カートリ
ッジ7の現像ローラ15と感光ベルト22とを、それら
の接触部分(ニップ部分)において、ともに上向き、す
なわち、現像ローラ15を下から上に回転させるととも
に、感光ベルト22を上向きに移動させているが、たと
えば、図5に示すカラーLEDプリンタ72のように、
他方に配置される各現像カートリッジ7の現像ローラ1
5と感光ベルト22とを、それらの接触部分(ニップ部
分)において、逆方向、すなわち、現像ローラ15を上
から下に回転させるとともに、感光ベルト22を上向き
に移動させてもよい。
【0178】すなわち、図5において、このカラーLE
Dプリンタ72では、他方に配置される各現像カートリ
ッジ7(イエロー現像カートリッジ7Y、マゼンタ現像
カートリッジ7Mおよびシアン現像カートリッジ7C)
以外は、図4に示すカラーLEDプリンタ71と同様の
構成とされており、図4に示す部材と同一の部材は、同
じ符号で示している。
【0179】すなわち、図5において、他方に配置され
る3つの現像カートリッジ7は、図4に示すカラーLE
Dプリンタ71と同様に、最下位にイエロー現像カート
リッジ7Yが配置されるとともに、次いで、マゼンタ現
像カートリッジ7Mが配置され、最上位にシアン現像カ
ートリッジ7Cが配置されているが、各現像カートリッ
ジ7においては、図2に示す現像カートリッジ7と同様
の構成とされており、現像ローラ15が、感光ベルト2
2と接触する接触部分(ニップ部分)において、上から
下に回転(反時計方向に回転)するように構成されてい
る。
【0180】このような、図5に示すカラーLEDプリ
ンタ72においても、図4に示すカラーLEDプリンタ
71と同様に、各現像カートリッジ7を両側に配置する
分、装置の小型化を図ることができ、また、他方に配置
される各現像カートリッジ7と定着部13とが、感光ベ
ルト機構8に対して両側に配置されているので、その分
も、装置の小型化を図ることができる。しかも、この図
5に示すカラーLEDプリンタ72では、その一方に配
置されるブラック現像カートリッジ7Kの現像ローラ1
5を、感光ベルト22に対してそれらの接触部分(ニッ
プ部分)において同方向に回転させる一方で、他方に配
置される各現像カートリッジ7(イエロー現像カートリ
ッジ7Y、マゼンタ現像カートリッジ7Mおよびシアン
現像カートリッジ7C)を、感光ベルト22に対してそ
れらの接触部分において逆方向に移動させることができ
る。そのため、各色の現像カートリッジ7を一方または
他方に選択的に配置させて、それらの各現ローラ15か
ら供給されるトナーによって良好な可視像を形成して、
より一層良好な多色画像の形成を達成することができ
る。
【0181】また、これら図4に示すカラーLEDプリ
ンタ71および図5に示すカラーLEDプリンタ72に
おいては、仮想線で示すように、本体ケーシング2の上
部を開閉するための開閉カバー73が設けられている。
この開閉カバー73は、本体ケーシング2の上部を覆
い、その一端部が本体ケーシング2の上部後端部におい
て回動可能に支持されている。そして、両側に配置され
る最上位の各現像カートリッジ7、すなわち、一方に配
置されるブラック現像カートリッジ7K、および、他方
の最上位に配置されるシアン現像カートリッジ7Cは、
この開閉カバー73と対向するように配置されるので、
開閉カバー73をオープンすれば、各現像カートリッジ
7を容易に着脱させることができる。そのため、このよ
うな開閉カバー73を設けることにより、現像カートリ
ッジ7の交換時などにおいて、簡易な作業により、効率
的なメンテナンスを達成することができる。
【0182】また、これら図4に示すカラーLEDプリ
ンタ71および図5に示すカラーLEDプリンタ72に
おいては、中間転写ベルト機構53の中間転写ベルト5
8の内側であって、中間転写体駆動ローラ55の近傍
に、中間転写体駆動ローラ55を駆動するための駆動源
としてのモータ74が配置されており、このモータ74
の作動により、ギヤ75を介して、中間転写体駆動ロー
ラ55を回転駆動し、これによって、中間転写ベルト5
8を移動させるように構成されている。このように、モ
ータ74を中間転写ベルト58の内側に配置すれば、中
間転写ベルト58の内側のスペースを有効活用して、装
置の小型化を、より一層図ることができる。
【0183】なお、たとえば、図1に示すカラーレーザ
プリンタ1において、第1ベルトローラ23を駆動する
ためのモータを、2次転写ベルト27の内側に配置し
て、上記と同様に、装置の小型化を図るようにしてもよ
い。
【0184】また、たとえば、図1に示すカラーレーザ
プリンタ1において、1次転写ローラ9に代えて、2次
転写ベルト機構10と同様の構成の1次転写ベルト機構
を設けるとともに、2次転写ベルト機構10に代えて、
1次転写ローラ9と同様の構成の2次転写ローラを設け
もよく、そのような場合において、第1ベルトローラを
駆動するためのモータを、1次転写ベルトの内側に配置
して、上記と同様に、装置の小型化を図るようにしても
よい。
【0185】また、たとえば、図1に示すカラーレーザ
プリンタ1において、スキャナユニット6に代えて、L
EDアレイを、感光ベルト機構9と、1次転写ローラ9
または2次転写ベルト機構10との間に配置するように
してもよい。
【0186】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、複数の現像剤担持体と定着装置とを重ねて
配置しなくてもよく、簡易な構成により装置の小型化を
図ることができる。
【0187】請求項2に記載の発明によれば、順次重ね
られる可視像を形成する現像剤の帯電量の増加を有効に
低減して、良好な多色像の形成を達成することができ
る。
【0188】請求項3に記載の発明によれば、転写精度
を向上させることができ、良好な画像形成を達成するこ
とができる。
【0189】請求項4に記載の発明によれば、感光体を
ドラムにより構成する場合に比べて、小さく構成するこ
とができ、より一層、装置の小型化を図ることができ
る。
【0190】請求項5に記載の発明によれば、第2転写
体をローラにより構成する場合に比べて、小さく構成す
ることができ、より一層、装置の小型化を図ることがで
きる。
【0191】請求項6に記載の発明によれば、たとえ、
感光体ベルト駆動ローラ、第2転写体駆動ローラおよび
第1転写体のローラのいずれかで偏心回転が生じても、
それに起因する位相のずれを合わせることができ、各色
毎の可視像を、精度良く同じ位置で転写および重ね合わ
せすることができる。
【0192】請求項7に記載の発明によれば、感光体ベ
ルト駆動ローラ、第2転写体駆動ローラおよび第1転写
体のローラを、簡易かつ確実に等速で回転させることが
できる。そのため、より一層、各色毎の可視像を、精度
良く同じ位置で転写および重ね合わせすることができ
る。
【0193】請求項8に記載の発明によれば、第1転写
体のローラ、感光体ベルト駆動ローラおよび第2転写体
駆動ローラを、互いに少しずつずれた位置で配置するこ
とにより、各ニップ部分において、各ローラの圧力を直
接受けることがなく、良好な転写性を確保することがで
きる。
【0194】請求項9に記載の発明によれば、整数倍と
されたローラの位相のずれを合わせて、同じ位置で、各
色毎の可視像を精度良く転写および重ね合わせることが
できる。そのため、より一層良好な多色画像を形成する
ことができる。
【0195】請求項10に記載の発明によれば、感光体
と第1転写体とを装置本体に対して一体的に着脱させ
て、簡易な作業により、効率的なメンテナンスを達成す
ることができる。
【0196】請求項11に記載の発明によれば、第1転
写体と第2転写体とを装置本体に対して一体的に着脱さ
せて、簡易な作業により、効率的なメンテナンスを達成
することができる。
【0197】請求項12に記載の発明によれば、複数の
現像剤担持体と定着装置とを重ねて配置しなくてもよ
く、簡易な構成により装置の小型化を図ることができ
る。
【0198】請求項13に記載の発明によれば、複数の
現像剤担持体と定着装置とを重ねて配置しなくてもよ
く、簡易な構成により装置の小型化を図ることができ
る。
【0199】請求項14に記載の発明によれば、すべて
の現像剤担持体を重ねて配置しなくてもよい分、およ
び、他方に配置される各現像剤担持体と定着装置とを重
ねて配置しなくてもよい分、装置の小型化を図ることが
できる。
【0200】請求項15に記載の発明によれば、各現像
剤担持体から供給される現像剤によって良好な可視像を
形成して、より一層良好な多色画像の形成を達成するこ
とができる。
【0201】請求項16に記載の発明によれば、特定の
現像剤担持体を一方または他方に選択的に配置させて、
各現像剤担持体から供給される現像剤によって良好な可
視像を形成して、より一層良好な多色画像の形成を達成
することができる。
【0202】請求項17に記載の発明によれば、開閉カ
バーをオープンすれば、各現像剤担持体を容易に着脱さ
せることができ、簡易な作業により、効率的なメンテナ
ンスを達成することができる。
【0203】請求項18に記載の発明によれば、感光体
のベルトの内側のスペースを有効活用して、装置の小型
化を、より一層図ることができる。
【0204】請求項19に記載の発明によれば、第1転
写体のベルト、第2転写体のベルトまたは中間転写ベル
トの内側のスペースを有効活用して、装置の小型化を、
より一層図ることができる。
【0205】請求項20に記載の発明によれば、容易
に、感光体を交換することができ、簡易な作業により、
効率的なメンテナンスを達成することができる。
【0206】請求項21に記載の発明によれば、黒の現
像剤が担持される現像剤担持体によって感光体に黒色の
可視像を形成して、それを直接記録媒体に転写すれば、
迅速かつ良好にモノクロ画像を形成することができる。
【0207】請求項22に記載の発明によれば、傾斜し
て配置された各現像装置の下方のスペースを有効活用し
て、装置の小型化を、より一層図ることができる。
【0208】請求項23に記載の発明によれば、感光体
と、第1転写体、第2転写体または中間転写ベルトとの
間のスペースを有効活用して、装置の小型化を、より一
層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態(3次転写タイプ)を示す要部側
断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態(中間転写、感光ベルト上向移
動、現像ローラ下向回転タイプ)を示す要部側断面図で
ある。
【図3】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態(中間転写、感光ベルト上向移
動、現像ローラ逆転配置上向回転タイプ)を示す要部側
断面図である。
【図4】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態(中間転写、感光ベルト上向移
動、現像カートリッジ両側配置、一方側現像ローラ下向
回転、他方側現像ローラ逆転配置上向回転タイプ)を示
す要部側断面図である。
【図5】本発明の画像形成装置としての、カラーレーザ
プリンタの一実施形態(中間転写、感光ベルト上向移
動、現像カートリッジ両側配置、一方側現像ローラ下向
回転、他方側現像ローラ下向回転タイプ)を示す要部側
断面図である。
【符号の説明】
1 カラーレーザプリンタ 2 本体ケーシング 7 現像カートリッジ 8 感光ベルト機構 9 1次転写ローラ 10 2次転写ベルト機構 13 定着部 15 現像ローラ 21 感光体駆動ローラ 23 第1ベルトローラ 44 転写ローラ 46 給紙ローラ 58 中間転写ベルト 61 カラーLEDプリンタ 62 LEDアレイ 63 モータ 71 カラーLEDプリンタ 72 カラーLEDプリンタ 73 開閉カバー 74 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/16 G03G 15/00 554 Fターム(参考) 2H030 AA05 AA06 AA07 AD04 BB24 BB42 BB43 BB46 BB63 2H033 AA36 BA02 BB01 BB03 BB18 BB28 2H035 CA05 CB06 CF01 CG01 CG03 2H071 BA03 BA29 CA02 CA05 DA08 DA09 DA12 DA13 DA16 DA27 EA04 2H200 FA19 GA24 GA25 GA34 GA44 GA47 GA50 GA52 GB15 GB41 HA03 HB12 JA02 JC03 JC15 JC16 LA12 LA29 MA04 MB01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を各色毎に担持する複数の現像剤
    担持体と、各前記現像剤担持体と接触可能に配置され、
    各前記現像剤担持体から供給される現像剤によって現像
    される可視像を担持する感光体とを備える画像形成装置
    において、 各前記現像剤担持体と前記感光体とは、それらの接触部
    分において、ともに下向きに移動するとともに、 前記感光体に担持される可視像が転写される第1転写体
    と、前記第1転写体に形成される可視像が転写され、そ
    の可視像を記録媒体に転写するための第2転写体とを備
    えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1転写体には、前記感光体に担持
    される可視像が各色毎に単色で転写されるとともに、前
    記第2転写体には、前記第1転写体に転写された単色の
    可視像が重ねて転写されることにより、多色像が形成さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1転写体がローラにより構成され
    ていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記感光体がベルトにより構成されてい
    ることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第2転写体がベルトにより構成され
    ていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 ローラからなる第1転写体に対向し、前
    記感光体のベルトを駆動するための感光体ベルト駆動ロ
    ーラと、ローラからなる第1転写体に対向し、前記第2
    転写体のベルトを駆動するための第2転写体駆動ローラ
    とを備え、 前記感光体ベルト駆動ローラと、前記第2転写体駆動ロ
    ーラと、前記第1転写体のローラとが、すべて実質的に
    同一径で形成されていることを特徴とする、請求項5に
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記感光体ベルト駆動ローラを駆動する
    ための感光体ベルト駆動ローラギヤと、前記第2転写体
    駆動ローラを駆動するための第2転写体駆動ローラギヤ
    と、前記第1転写体のローラを駆動するための第1転写
    体ローラギヤとを備え、 前記感光体ベルト駆動ローラギヤと、前記第2転写体駆
    動ローラギヤと、前記第1転写体ローラギヤとは、実質
    的に同一歯数で形成されていることを特徴とする、請求
    項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第1転写体のローラは、前記感光体
    ベルト駆動ローラに接触する前記感光体のベルトの部
    分、および、前記第2転写体駆動ローラに接触する前記
    第2転写体のベルトの部分には、接触しないように配置
    されていることを特徴とする、請求項5ないし7のいず
    れかに記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 ローラからなる第1転写体に対向し、前
    記感光体のベルトを駆動するための感光体ベルト駆動ロ
    ーラと、ローラからなる第1転写体に対向し、前記第2
    転写体のベルトを駆動するための第2転写体駆動ローラ
    とを備え、 前記第2転写体のベルトの周長が、前記感光体ベルト駆
    動ローラ、ローラからなる第1転写体、および、第2転
    写体駆動ローラの少なくともいずれかの周長の整数倍で
    あることを特徴とする、請求項5ないし8のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記感光体と前記第1転写体とが、装
    置本体に対して、一体的に着脱可能に構成されているこ
    とを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第1転写体と前記第2転写体と
    が、装置本体に対して、一体的に着脱可能に構成されて
    いることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 現像剤を各色毎に担持する複数の現像
    剤担持体と、各前記現像剤担持体と接触可能に配置さ
    れ、各前記現像剤担持体から供給される現像剤によって
    現像される可視像を担持する感光体と、前記感光体に担
    持される可視像が重ねて転写されることにより多色像を
    担持し、その多色像を記録媒体に転写するための中間転
    写ベルトと、記録媒体に転写された多色像を定着するた
    めの定着装置とを備える画像形成装置において、 各前記現像剤担持体と前記感光体とは、それらの接触部
    分において、各前記現像剤担持体が下向き、前記感光体
    が上向きに移動するとともに、 各前記現像剤担持体と前記定着装置とは、前記感光体に
    対して、各前記現像剤担持体が一方側に配置されるとと
    もに、前記定着装置が他方側に配置されることを特徴と
    する、画像形成装置。
  13. 【請求項13】 現像剤を各色毎に担持する複数の現像
    剤担持体と、各前記現像剤担持体と接触可能に配置さ
    れ、各前記現像剤担持体から供給される現像剤によって
    現像される可視像を担持する感光体と、前記感光体に担
    持される可視像が重ねて転写されることにより多色像を
    担持し、その多色像を記録媒体に転写するための中間転
    写ベルトと、記録媒体に転写された多色像を定着するた
    めの定着装置とを備える画像形成装置において、 各前記現像剤担持体と前記感光体とは、それらの接触部
    分において、ともに上向きに移動するとともに、 各前記現像剤担持体と前記定着装置とは、前記感光体に
    対して、各前記現像剤担持体が一方側に配置されるとと
    もに、前記定着装置が他方側に配置されることを特徴と
    する、画像形成装置。
  14. 【請求項14】 現像剤を各色毎に担持する複数の現像
    剤担持体と、各前記現像剤担持体と接触可能に配置さ
    れ、各前記現像剤担持体から供給される現像剤によって
    現像される可視像を担持する感光体と、前記感光体に担
    持される可視像が重ねて転写されることにより多色像を
    担持し、その多色像を記録媒体に転写するための中間転
    写ベルトと、記録媒体に転写された多色像を定着するた
    めの定着装置とを備える画像形成装置において、 各前記現像剤担持体は、前記感光体に対して両側に配置
    され、 その一方に配置される各前記現像剤担持体と前記感光体
    とは、それらの接触部分において、ともに下向きに移動
    するとともに、 他方に配置される各前記現像剤担持体と前記定着装置と
    は、前記感光体に対して、他方に配置される各前記現像
    剤担持体が一方側に配置されるとともに、前記定着装置
    が他方側に配置されることを特徴とする、画像形成装
    置。
  15. 【請求項15】 他方に配置される各前記現像剤担持体
    と前記感光体とは、それらの接触部分において、ともに
    上向きに移動することを特徴とする、請求項14に記載
    の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 他方に配置される各前記現像剤担持体
    と前記感光体とは、それらの接触部分において、各前記
    現像剤担持体が下向き、前記感光体が上向きに移動する
    ことを特徴とする、請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 装置本体の上部を開閉するための開閉
    カバーを備え、 両側に配置される最上位の各前記現像剤担持体は、前記
    開閉カバーと対向するように配置されていることを特徴
    とする、請求項14ないし16のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  18. 【請求項18】 前記感光体がベルトにより構成される
    とともに、 前記感光体を駆動するための駆動源を備え、 前記駆動源は、前記感光体のベルトの内側に配置されて
    いることを特徴とする、請求項1ないし17のいずれか
    に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第1転写体、前記第2転写体また
    は前記中間転写ベルトを駆動するための駆動源を備え、 前記駆動源は、前記第1転写体のベルト、前記第2転写
    体のベルトまたは前記中間転写ベルトの内側に配置され
    ていることを特徴とする、請求項1ないし18のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記感光体は、装置本体の上方から着
    脱可能に構成されており、 前記感光体の着脱時には、前記第1転写体、前記第2転
    写体または前記中間転写ベルトが、前記感光体から離れ
    る方向に退避可能に構成されていることを特徴とする、
    請求項1ないし19のいずれかに記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記感光体に担持される単色の可視像
    を、直接記録媒体に転写可能に構成されていることを特
    徴とする、請求項1ないし11のいずれかに記載の画像
    形成装置。
  22. 【請求項22】 各前記現像剤担持体と各色毎の現像剤
    とを、それぞれ収容する現像装置を各色毎に複数備え、 各前記現像剤は、水平方向に対して、一方側端部が上側
    に、他方側端部が下側に傾けて配置されており、 各前記現像装置の一方側端部の下方に、記録媒体を供給
    するための供給手段が配置されていることを特徴とす
    る、請求項1ないし21のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  23. 【請求項23】 前記感光体と、前記第1転写体、前記
    第2転写体または前記中間転写ベルトとの間に、前記感
    光体に静電潜像を形成するための露光手段が設けられて
    いることを特徴とする、請求項1ないし22のいずれか
    に記載の画像形成装置。
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