JP2002341482A - 熱現像写真感光材料の製造装置 - Google Patents
熱現像写真感光材料の製造装置Info
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- JP2002341482A JP2002341482A JP2001144588A JP2001144588A JP2002341482A JP 2002341482 A JP2002341482 A JP 2002341482A JP 2001144588 A JP2001144588 A JP 2001144588A JP 2001144588 A JP2001144588 A JP 2001144588A JP 2002341482 A JP2002341482 A JP 2002341482A
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- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造された熱現像写真感光材料のカブリが軽
減され、タンク、配管類の洗浄性、耐腐蝕性が共に改良
された熱現像写真感光材料の製造装置を提供する。 【解決手段】 熱現像写真感光材料用塗布液及び熱現像
写真感光液を送液する配管及びタンクの内面が、樹脂ラ
イニングされていることを特徴とする熱現像写真感光材
料の製造装置。尚、上記樹脂ライニングがテフロン
（Ｒ）ライニングであることは特に好ましい。
減され、タンク、配管類の洗浄性、耐腐蝕性が共に改良
された熱現像写真感光材料の製造装置を提供する。 【解決手段】 熱現像写真感光材料用塗布液及び熱現像
写真感光液を送液する配管及びタンクの内面が、樹脂ラ
イニングされていることを特徴とする熱現像写真感光材
料の製造装置。尚、上記樹脂ライニングがテフロン
（Ｒ）ライニングであることは特に好ましい。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は熱現像写真感光材料
の製造装置に関し、詳しくは、製造された熱現像写真感
光材料のカブリが軽減され、タンク、配管類の洗浄性、
耐腐蝕性が改良された熱現像写真感光材料の製造装置に
関する。
の製造装置に関し、詳しくは、製造された熱現像写真感
光材料のカブリが軽減され、タンク、配管類の洗浄性、
耐腐蝕性が改良された熱現像写真感光材料の製造装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】熱現像写真感光材料（以下、熱現感材と
も称す）の塗布液は粘度が高い為に、塗布液を調製する
タンクの洗浄性が悪い。洗浄性を向上する為に、タンク
内面は電解研磨、バフ研磨などの鏡面仕上げが為される
のが一般的であるが、鏡面仕上げを施しても塗布液は
尚、タンク表面に付着し易い。塗布液を送る配管類につ
いても同様である。
も称す）の塗布液は粘度が高い為に、塗布液を調製する
タンクの洗浄性が悪い。洗浄性を向上する為に、タンク
内面は電解研磨、バフ研磨などの鏡面仕上げが為される
のが一般的であるが、鏡面仕上げを施しても塗布液は
尚、タンク表面に付着し易い。塗布液を送る配管類につ
いても同様である。
【０００３】又、熱現感材を製造する過程で、多くの酸
化剤又は還元剤が使用される。これら添加剤の一部は金
属に対して反応性が高いものがあり、酸化あるは還元反
応を起こしてしまう。それにより熱現感材の性能が著し
く劣化する（カブリの増加、感度の低下など、所望の性
能が出ない）。これには、薬品耐性に優れる材質（ステ
ンレス、合成樹脂等）の採用や、金属面のガラスライニ
ング等が考えられる。
化剤又は還元剤が使用される。これら添加剤の一部は金
属に対して反応性が高いものがあり、酸化あるは還元反
応を起こしてしまう。それにより熱現感材の性能が著し
く劣化する（カブリの増加、感度の低下など、所望の性
能が出ない）。これには、薬品耐性に優れる材質（ステ
ンレス、合成樹脂等）の採用や、金属面のガラスライニ
ング等が考えられる。
【０００４】しかしながら、ステンレスも塩酸などの強
酸性には耐性がなく、耐酸性に勝る合成樹脂類は高粘度
塗布液の付着残留が多くなる。又、薬品耐性、耐付着性
を共に満足するガラスライニングも機械的衝撃には極め
て弱い上に、コスト高となる。従って、洗浄性、耐腐蝕
性を共に満足するような熱現感材の製造装置が望まれて
いる。
酸性には耐性がなく、耐酸性に勝る合成樹脂類は高粘度
塗布液の付着残留が多くなる。又、薬品耐性、耐付着性
を共に満足するガラスライニングも機械的衝撃には極め
て弱い上に、コスト高となる。従って、洗浄性、耐腐蝕
性を共に満足するような熱現感材の製造装置が望まれて
いる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みて為されたものであり、その目的は、製造された熱現
像写真感光材料のカブリが軽減され、タンク、配管類の
洗浄性、耐腐蝕性が共に改良された熱現像写真感光材料
の製造装置を提供することにある。
みて為されたものであり、その目的は、製造された熱現
像写真感光材料のカブリが軽減され、タンク、配管類の
洗浄性、耐腐蝕性が共に改良された熱現像写真感光材料
の製造装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者は、熱現像写真
感光材料の製造装置に関わるタンク、添加配管及び送液
配管、攪拌機等の材質について種々検討の結果、下記構
成により本発明の目的を達成し得ることを見い出した。
感光材料の製造装置に関わるタンク、添加配管及び送液
配管、攪拌機等の材質について種々検討の結果、下記構
成により本発明の目的を達成し得ることを見い出した。
【０００７】熱現像写真感光材料用塗布液及び熱現像写
真感光液を送液する配管及びタンク内面が、樹脂ライニ
ングされている熱現像写真感光材料の製造装置。尚、前
記樹脂ライニングが弗素系樹脂ライニングであること
が、より好ましい。
真感光液を送液する配管及びタンク内面が、樹脂ライニ
ングされている熱現像写真感光材料の製造装置。尚、前
記樹脂ライニングが弗素系樹脂ライニングであること
が、より好ましい。
【０００８】以下、本発明をより詳細に説明する。樹脂
ライニング用の樹脂としては、エポキシ樹脂、ウレタン
樹脂、ナイロン樹脂、弗素系樹脂などが挙げられるが、
中でも弗素系樹脂が好ましい。
ライニング用の樹脂としては、エポキシ樹脂、ウレタン
樹脂、ナイロン樹脂、弗素系樹脂などが挙げられるが、
中でも弗素系樹脂が好ましい。
【０００９】弗素系樹脂として、テフロン（Ｒ）（ポリ
テトラフルオロエチレン：ＰＴＦＥ）、ポリ弗化ビニリ
デン（ＰＶｄＦ）、ポリビニルフルオライド（ＰＶ
Ｆ）、ポリクロロトリフルオロエチレン（ＰＣＴＦ
Ｅ）、ポリフルオロアルキルビニルエーテル（ＰＦＡＶ
Ｅ）等が挙げられるが、より好ましくは導電性のテフロ
ン（Ｒ）である。
テトラフルオロエチレン：ＰＴＦＥ）、ポリ弗化ビニリ
デン（ＰＶｄＦ）、ポリビニルフルオライド（ＰＶ
Ｆ）、ポリクロロトリフルオロエチレン（ＰＣＴＦ
Ｅ）、ポリフルオロアルキルビニルエーテル（ＰＦＡＶ
Ｅ）等が挙げられるが、より好ましくは導電性のテフロ
ン（Ｒ）である。
【００１０】樹脂ライニング（コーティング）は、配
管、タンク、撹拌部材に施すことが好ましい。又、塗布
に使用するダイスのポケット、スリット部分をライニン
グしてもよい。塗布する迄に、塗布液が金属面に触れな
い様にすることが肝要である。これら樹脂のライニング
厚は１０〜１０００μｍが好ましい。
管、タンク、撹拌部材に施すことが好ましい。又、塗布
に使用するダイスのポケット、スリット部分をライニン
グしてもよい。塗布する迄に、塗布液が金属面に触れな
い様にすることが肝要である。これら樹脂のライニング
厚は１０〜１０００μｍが好ましい。
【００１１】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。尚、
特に断り無い限り、実施例中の「％」は「質量％」を表
す。
特に断り無い限り、実施例中の「％」は「質量％」を表
す。
【００１２】（ハロゲン化銀乳剤Ａの調製）水４０Ｌ中
に、イナートゼラチン１．３ｋｇ及び０．１Ｍ／Ｌ臭化
カリウム１６０ｍｌを溶解して３５℃、ｐＨ３．０に合
わせた後、硝酸銀４．５ｋｇを含む水溶液３９Ｌと（９
８／２）のモル比の臭化カリウムと沃化カリウム（併せ
て２６．５モル）を含む水溶液３９Ｌ及び〔Ｉｒ（Ｎ
Ｏ）Ｃｌ5〕を銀１モル当たり１×１０-6モル及び塩化
ロジウムを銀１モル当たり１×１０-4モルを、ｐＡｇ
７．７に保ちながらコントロールドダブルジェット法で
添加した。その後、４−ヒドロキシ−６−メチル−１，
３，３ａ，７−テトラザインデンを添加し、水酸化ナト
リウムでｐＨを５に調整して、平均粒子サイズ０．０６
μｍ、投影直径面積の変動係数８％、（１００）面比率
８７％の立方体沃臭化銀粒子から成る乳剤を得た。この
乳剤にゼラチン凝集剤を用いて凝集沈降させ脱塩処理
後、フェノキシエタノール４．２ｇを加え、ｐＨ５．
９、ｐＡｇ７．５に調整してハロゲン化銀乳剤を得た。
この乳剤に銀１モル当たり３×１０-2モルのチオ硫酸ナ
トリウムを加え、５５℃にて６０分間反応させて化学増
感を施した。その後、乳剤の温度を室温に降温させてか
ら後記するカブリ防止剤等を加えることにより感光性ハ
ロゲン化銀乳剤Ａを調製した。
に、イナートゼラチン１．３ｋｇ及び０．１Ｍ／Ｌ臭化
カリウム１６０ｍｌを溶解して３５℃、ｐＨ３．０に合
わせた後、硝酸銀４．５ｋｇを含む水溶液３９Ｌと（９
８／２）のモル比の臭化カリウムと沃化カリウム（併せ
て２６．５モル）を含む水溶液３９Ｌ及び〔Ｉｒ（Ｎ
Ｏ）Ｃｌ5〕を銀１モル当たり１×１０-6モル及び塩化
ロジウムを銀１モル当たり１×１０-4モルを、ｐＡｇ
７．７に保ちながらコントロールドダブルジェット法で
添加した。その後、４−ヒドロキシ−６−メチル−１，
３，３ａ，７−テトラザインデンを添加し、水酸化ナト
リウムでｐＨを５に調整して、平均粒子サイズ０．０６
μｍ、投影直径面積の変動係数８％、（１００）面比率
８７％の立方体沃臭化銀粒子から成る乳剤を得た。この
乳剤にゼラチン凝集剤を用いて凝集沈降させ脱塩処理
後、フェノキシエタノール４．２ｇを加え、ｐＨ５．
９、ｐＡｇ７．５に調整してハロゲン化銀乳剤を得た。
この乳剤に銀１モル当たり３×１０-2モルのチオ硫酸ナ
トリウムを加え、５５℃にて６０分間反応させて化学増
感を施した。その後、乳剤の温度を室温に降温させてか
ら後記するカブリ防止剤等を加えることにより感光性ハ
ロゲン化銀乳剤Ａを調製した。
【００１３】（ベヘン酸Ｎａ溶液の調製）４０Ｌの純水
に、ベヘン酸１．４ｋｇ、アラキジン酸０．４２ｋｇ、
ステアリン酸０．２５ｋｇを９０℃で溶解した。次に高
速で攪拌しながら１．５Ｍ／Ｌの水酸化ナトリウム水溶
液４．１Ｌを添加した。次に、濃硝酸３９Ｌを加えた
後、５５℃に冷却して３０分攪拌してベヘン酸Ｎａ溶液
を得た。
に、ベヘン酸１．４ｋｇ、アラキジン酸０．４２ｋｇ、
ステアリン酸０．２５ｋｇを９０℃で溶解した。次に高
速で攪拌しながら１．５Ｍ／Ｌの水酸化ナトリウム水溶
液４．１Ｌを添加した。次に、濃硝酸３９Ｌを加えた
後、５５℃に冷却して３０分攪拌してベヘン酸Ｎａ溶液
を得た。
【００１４】（プレフォーム乳剤の調製）上記のベヘン
酸Ｎａ溶液に前記乳剤Ａを６４０ｇ添加し、水酸化ナト
リウム水溶液でｐＨ８．１に調整した後に１Ｍ／Ｌの硝
酸銀水溶液６．２Ｌを加え、２０分攪拌し限外濾過によ
り水溶性塩類を除去した。得られたベヘン酸銀は平均粒
子サイズ０．８μｍ、単分散度８％の粒子であった。分
散物のフロックを形成後、水を取り除き、更に６回の水
洗と水の除去を行った後乾燥させた。
酸Ｎａ溶液に前記乳剤Ａを６４０ｇ添加し、水酸化ナト
リウム水溶液でｐＨ８．１に調整した後に１Ｍ／Ｌの硝
酸銀水溶液６．２Ｌを加え、２０分攪拌し限外濾過によ
り水溶性塩類を除去した。得られたベヘン酸銀は平均粒
子サイズ０．８μｍ、単分散度８％の粒子であった。分
散物のフロックを形成後、水を取り除き、更に６回の水
洗と水の除去を行った後乾燥させた。
【００１５】（感光性乳剤Ｂの調製）出来上がったプレ
フォーム乳剤にポリビニルブチラール（平均分子量３０
００）のメチルエチルケトン溶液（１７％）２３ｋｇと
トルエン４．５ｋｇを徐々に添加して混合した後に、４
０００ｐｓｉで分散させた（感光性乳剤Ｂ）。
フォーム乳剤にポリビニルブチラール（平均分子量３０
００）のメチルエチルケトン溶液（１７％）２３ｋｇと
トルエン４．５ｋｇを徐々に添加して混合した後に、４
０００ｐｓｉで分散させた（感光性乳剤Ｂ）。
【００１６】この分散物を用いて下記組成の感光層塗布
液を調製した。 〈感光層塗布液〉 メチルエチルケトン（ＭＥＫ） ７０％ 感光性乳剤Ｂ分散物 ２２．８％ 増感色素−１（０．１％メタノール溶液） ０．１６％ ピリジニウムプロミドペルブロミド（６％メタノール溶液） ０．２９％ 臭化カルシウム（０．１％メタノール溶液） ０．１６％ カブリ防止剤−１（１０％メタノール溶液） ０．１１％ ２−（４−クロロベンゾイル）安息香酸（１２％メタノール溶液） ０．８７％ ２−メルカプトベンズイミダゾール（１％メタノール溶液） １．０５％ トリブロモメチルスルホキノリン（５％メタノール溶液） １．６２％ 還元剤−１（２０％メタノール溶液） ２．８２％ 次に、下記組成の保護層塗布液を調製した。 〈保護層塗布液〉 メチルエチルケトン ８２．７％ 酢酸セルロース ４．６１％ メタノール １１．０％ フタラジン ０．５０％ ４−メチルフタル酸 ０．３６％ テトラクロロフタル酸 ０．３０％ テトラクロロフタル酸無水物 ０．３４％ 単分散シリカマット剤（単分散度１０％、平均粒子サイズ４μｍ） ０．１４％ ｐ−Ｃ9Ｈ17−Ｃ6Ｈ4−ＳＯ3Ｎａ ０．０２０％ 添加素材の構造を以下に示す。
液を調製した。 〈感光層塗布液〉 メチルエチルケトン（ＭＥＫ） ７０％ 感光性乳剤Ｂ分散物 ２２．８％ 増感色素−１（０．１％メタノール溶液） ０．１６％ ピリジニウムプロミドペルブロミド（６％メタノール溶液） ０．２９％ 臭化カルシウム（０．１％メタノール溶液） ０．１６％ カブリ防止剤−１（１０％メタノール溶液） ０．１１％ ２−（４−クロロベンゾイル）安息香酸（１２％メタノール溶液） ０．８７％ ２−メルカプトベンズイミダゾール（１％メタノール溶液） １．０５％ トリブロモメチルスルホキノリン（５％メタノール溶液） １．６２％ 還元剤−１（２０％メタノール溶液） ２．８２％ 次に、下記組成の保護層塗布液を調製した。 〈保護層塗布液〉 メチルエチルケトン ８２．７％ 酢酸セルロース ４．６１％ メタノール １１．０％ フタラジン ０．５０％ ４−メチルフタル酸 ０．３６％ テトラクロロフタル酸 ０．３０％ テトラクロロフタル酸無水物 ０．３４％ 単分散シリカマット剤（単分散度１０％、平均粒子サイズ４μｍ） ０．１４％ ｐ−Ｃ9Ｈ17−Ｃ6Ｈ4−ＳＯ3Ｎａ ０．０２０％ 添加素材の構造を以下に示す。
【００１７】
【化１】
【００１８】（塗布試料の作製）支持体上に、上記感光
層塗布液及び保護層塗布液を同時重層塗布して、熱現感
材試料を作製した。この塗布試料及び感光層塗布液、保
護層塗布液の送液について、以下の評価を行った。
層塗布液及び保護層塗布液を同時重層塗布して、熱現感
材試料を作製した。この塗布試料及び感光層塗布液、保
護層塗布液の送液について、以下の評価を行った。
【００１９】《センシトメトリ》前記塗布済み試料を
３．５ｃｍ×１５ｃｍに断裁し、８１０ｎｍダイオード
を備えたレーザー感光計で露光した後、１２０℃で１５
秒間熱処理（現像）し、得られた画像のＤｍｉｎ（カブ
リ）を濃度計で測定した。
３．５ｃｍ×１５ｃｍに断裁し、８１０ｎｍダイオード
を備えたレーザー感光計で露光した後、１２０℃で１５
秒間熱処理（現像）し、得られた画像のＤｍｉｎ（カブ
リ）を濃度計で測定した。
【００２０】《洗浄テスト》前記感光層塗布液と表面保
護層塗布液の粘度を溶媒の量を調整することにより、そ
れぞれ０．２２８Ｐａ・ｓ、０．１８４Ｐａ・ｓにし、
図１に示す送液ラインに、それぞれの塗布液を３０分間
送液し、その後３０分間洗浄溶剤（ＭＥＫ）を流した
後、配管洗浄後の状態を目視で判定し洗浄状態を３段階
評価した。
護層塗布液の粘度を溶媒の量を調整することにより、そ
れぞれ０．２２８Ｐａ・ｓ、０．１８４Ｐａ・ｓにし、
図１に示す送液ラインに、それぞれの塗布液を３０分間
送液し、その後３０分間洗浄溶剤（ＭＥＫ）を流した
後、配管洗浄後の状態を目視で判定し洗浄状態を３段階
評価した。
【００２１】又、送液タンクもＭＥＫ洗浄後、同様に評
価した。 ◎：洗浄液の排液が澄明で更なる洗浄を必要としない △：洗浄液の排液に僅かな濁りが見られ、同種の塗布液
なら問題ないが異種の塗布液の送液は見合わせた方がよ
い ×：洗浄液の最終排液が明らかに濁っており、同種の塗
布液の送液も危険 《腐食テスト》洗浄テストと同じ送液配管に塗布液を繰
り返し送液を３０日間行い、腐食状態を３段階評価し
た。
価した。 ◎：洗浄液の排液が澄明で更なる洗浄を必要としない △：洗浄液の排液に僅かな濁りが見られ、同種の塗布液
なら問題ないが異種の塗布液の送液は見合わせた方がよ
い ×：洗浄液の最終排液が明らかに濁っており、同種の塗
布液の送液も危険 《腐食テスト》洗浄テストと同じ送液配管に塗布液を繰
り返し送液を３０日間行い、腐食状態を３段階評価し
た。
【００２２】 ◎：全く変化が見られない △：部分的に表面がザラついている ×：可成りの部分に腐蝕が見られる 結果を併せて以下に示す。
【００２３】 配 管 材 質 カブリ 洗浄性 腐食性 備 考 導電性テフロン（Ｒ）ライニング ０．０２ ◎ ◎ 本発明 ナイロン樹脂ライニング ０．０３ ○ ○ 本発明 ウレタン樹脂ライニング ０．０３ ○ ○ 本発明 ＳＵＳ３０４ ０．０８ × × 比較例 ＳＵＳ３１６ ０．０８ × △ 比較例
【００２４】
【発明の効果】熱現像写真感光材料用塗布液及び熱現像
写真感光層塗布液を送液する配管及びタンクの内面を、
樹脂ライニングすることにより、製造された熱現像写真
感光材料のカブリが軽減され、配管及びタンク内面の洗
浄性、耐腐蝕性が改良される。
写真感光層塗布液を送液する配管及びタンクの内面を、
樹脂ライニングすることにより、製造された熱現像写真
感光材料のカブリが軽減され、配管及びタンク内面の洗
浄性、耐腐蝕性が改良される。
【００２５】樹脂ライニングの中でも弗素系樹脂ライニ
ングが、より効果的である。
ングが、より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の製造装置（送液関係）の一例を示す概
略図。
略図。
１ 管路系 ２ 管路系の一方端 ３ 塗布液の流入管 ４ 管路系の他端 ５ 塗布液の流出管 ６，７ ピグ収容器（挿入器，回収器） Ｖ１，Ｖ２ 三方弁 Ｖ３，Ｖ４ 洗浄液の供給弁 Ｖ５，Ｖ６ 洗浄液の排出弁 ８ 洗浄用ピグ ９ ネット Ｐ ポンプ
Claims (2)
- 【請求項１】 熱現像写真感光材料用塗布液及び熱現像
写真感光液を送液する配管、及びタンクの内面が樹脂ラ
イニングされていることを特徴とする熱現像写真感光材
料の製造装置。 - 【請求項２】 樹脂ライニングが弗素系樹脂ライニング
であることを特徴とする請求項１記載の熱現像写真感光
材料の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144588A JP2002341482A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 熱現像写真感光材料の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144588A JP2002341482A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 熱現像写真感光材料の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002341482A true JP2002341482A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18990510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001144588A Pending JP2002341482A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 熱現像写真感光材料の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002341482A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017013900A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 台灣富士電子材料股▲ふん▼有限公司 | ローリーおよびローリータンク |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144588A patent/JP2002341482A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017013900A (ja) * | 2015-06-29 | 2017-01-19 | 台灣富士電子材料股▲ふん▼有限公司 | ローリーおよびローリータンク |
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