JP2002341050A - 金属検出装置 - Google Patents

金属検出装置

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JP2002341050A JP2001141787A JP2001141787A JP2002341050A JP 2002341050 A JP2002341050 A JP 2002341050A JP 2001141787 A JP2001141787 A JP 2001141787A JP 2001141787 A JP2001141787 A JP 2001141787A JP 2002341050 A JP2002341050 A JP 2002341050A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送コンベヤの着脱が容易で、また検出感度
を維持するアイドラローラの清掃も容易な金属検出装置
を提供する。 【解決手段】 アイドラローラ6により下側の搬送用ベ
ルト24を検出ヘッドの開口部の下面よりも上方に支持
して上下側のベルト間を接近させて、搬送コンベヤ2の
厚みを薄くした状態とし、この搬送コンベヤ2を曲折支
点軸25回りに曲折させることで、装置本体から離脱可
能となるので、搬送コンベヤ2の装置本体からの取り外
しが容易となる。同様にして、曲折した搬送コンベヤ2
の装置本体への取付けも容易に行える。また、曲折支点
軸25が下側の搬送用ベルト24に偏ってコンベヤのフ
レーム21に配置されているので、搬送用ベルト24の
弾性復元力により、搬送コンベヤ2の一端部が直線姿勢
で安定的に支持されて、物品の確実な搬送が行える。さ
らに、搬送用ベルト24に帯電した静電気を逃がすた
め、検出に誤差を及ぼさない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品をベルト式の
搬送コンベヤで搬送しながら、検出コイルのような検出
ヘッドで物品中に含まれる金属を検出する金属検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の金属検出装置におい
ては、その搬送コンベヤの搬送用ベルトを洗浄すること
が行われているが、その際、搬送コンベヤの全体を装置
本体から取り外せれば、搬送用ベルトを搬送コンベヤか
ら容易に取り外すことができる。そこで、搬送コンベヤ
を装置本体に対して着脱可能が要望されている。
【0003】また、金属検出装置では、物品が送信コイ
ルまたは受信コイルの検出コイルに近いほど検出感度が
良い。しかし、通常、搬送コンベヤはベルト式である
が、このベルトが懸架されるローラは、駆動をベルトに
伝達したり、コンベヤの停止時のベルトの曲りぐせを防
止するため、ある程度の大きさの径を有している。その
ため、コンベヤはある程度の厚みを有している。上述し
たように、搬送コンベヤが送信コイル、受信コイルを通
過する部位は、厚みが薄い方が検出に有利になる。した
がって、装置本体に固定されたアイドラローラにより搬
送コンベヤの下側のベルトを上方に持ち上げて、上下側
のベルト間を接近させることにより、搬送コンベヤの検
出コイル内に位置する部分の厚さを薄くし、送信コイル
または受信コイルに物品を近づけるようにして、検出感
度を維持する方法が採られることが多い。このような金
属検出装置として、実用新案登録番号第2530384
号の装置が提案されている。この装置は、搬送コンベヤ
を掛け金物とジョイントファスナからなる係止具を用い
て装置本体に係止したときに、ベルトにアイドラローラ
を押し付けてベルトを緊張させる。さらに搬送コンベヤ
の駆動用に該コンベヤ下面で搬送用ベルトに接触して、
駆動を伝達するローラを用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の金属検
出装置は、洗浄作業のため、搬送コンベヤを装置本体か
ら取り外すとき、前記係止具を解除する必要があり、煩
雑であるという問題があった。また、アイドラローラに
物品の汚れが付着しても、アイドラローラが装置本体に
固定されているため、その清掃が困難で、衛生面でも問
題があった。一方、搬送コンベヤがベルト式であるた
め、各ローラの回転や、ローラと樹脂で構成されたベル
トとの接触により、静電気が発生する。この静電気がベ
ルトに帯電するため、帯電した静電気によって、磁界に
影響し、誤検出の原因となる。そのため、通常は、各ロ
ーラを接地部材で接地させ、ベルトに帯電した静電気を
逃がしている。この場合、各ローラを着脱させない場合
は、各ローラの軸を回転可能に固定して接地させればよ
いが、各ローラを着脱させる場合には、その固定の仕方
によっては、ローラと接地部材間で電気的にループがで
き、固定の仕方が悪いとそのループが切れたり、またル
ープになることで受信コイルが誤検出してしまう。その
ため、各ローラは固定されていることが多い。
【0005】本発明の目的は、搬送コンベヤの着脱が容
易で、また検出感度を維持するアイドラローラの清掃も
容易な金属検出装置を提供するとともに、静電気の帯電
による影響を防止し、検出動作を確実なものにすること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る金属検出装置は、検出ヘッド
の開口部内に発生させた磁界中に物品を搬送し、前記検
出ヘッドで前記磁界の変化を検出することで物品中に混
入した金属を検出するものであって、フレームと、前記
フレームの両端に設けられた1対のローラと、前記1対
のローラ間に懸架された無端状の搬送用ベルトと、前記
フレームがその支点軸回りに曲折し、前記支点軸が下側
の搬送用ベルトに偏って前記フレームに配置された曲折
支点と、前記フレームが上側の搬送用ベルト側に曲折す
ることを阻止する前記フレームに設けられた阻止部材と
を有し、前記物品を搬送する搬送コンベヤと、前記搬送
コンベヤのフレームが曲折していないときは搬送コンベ
ヤと係合して支持し、搬送コンベヤのフレームが曲折し
たときには搬送コンベヤの係合を解除する係合部を有す
る支持フレームと、前記検出ヘッドを挟んで配置され、
下側の搬送用ベルトを、前記検出ヘッドの開口部の下面
よりも上方に支持するアイドラローラとを備えている。
【0007】この構成によれば、アイドラローラにより
下側の搬送用ベルトを検出ヘッドの開口部の下面よりも
上方に支持して上下側のベルト間を接近させて、搬送コ
ンベヤの厚みを薄くした状態とし、この搬送コンベヤを
曲折支点軸回りに曲折させることで、装置本体から離脱
可能となるので、搬送コンベヤの装置本体からの取り外
しが容易となる。同様にして、曲折した搬送コンベヤの
装置本体への取付けも容易に行える。また、曲折支点が
その支点軸の下側の搬送用ベルトに偏ってコンベヤのフ
レームに配置されて、つまり上下側のベルト間の中央線
上にある位置よりも下方にあるので、ベルトの弾性復元
力により、搬送コンベヤの一端部が直線姿勢で安定的に
支持されて、物品の確実な搬送が行える。
【0008】好ましくは、前記搬送コンベヤの駆動ロー
ラの一端が、分離可能なカップリング機構を介して、駆
動ローラを回転させる駆動機に連結されている。したが
って、搬送コンベヤの着脱が一層容易にできる。
【0009】好ましくは、前記支持フレームは導体で構
成され、本金属検出装置に電気的に接地されており、前
記アイドラローラの導体で構成された一端が前記支持フ
レームに支持され、他端が絶縁部材を介して前記支持フ
レームに支持され、かつ前記アイドラローラが着脱可能
に構成されている。したがって、アイドラローラを1点
アースにして、電気的な閉ループを形成することを避け
ることができ、検出動作を確実にできる。また、アイド
ラローラを着脱できるので、アイドラローラの洗浄が容
易になる。
【0010】好ましくは、前記搬送コンベヤのフレーム
のうち、前記1対のローラを支持する部位は導体で構成
され、前記搬送コンベヤの1対のローラの導体で構成さ
れた一端が前記支持フレームに支持され、他端が絶縁部
材を介して前記支持フレームに支持されている。したが
って、搬送コンベヤの1対のローラを1点アースにし
て、電気的な閉ループを形成することを避けることがで
き、検出動作を確実にできる。
【0011】好ましくは、前記搬送コンベヤのフレーム
の一部は上側の搬送用ベルトを支える天板であり、前記
搬送用ベルトの両側には、前記天板の側面に沿って案内
されるガイド体を備えている。これにより、搬送用ベル
トの左右方向の位置ずれが阻止されて、搬送用ベルトの
蛇行を防止することができる。したがって、従来のよう
に、搬送用ベルトの裏面の幅方向の中央部にガイド体を
突設して、天板にこのガイド体の案内溝を形成すること
なく、蛇行防止が可能となるので、案内溝にゴミが溜ま
ることがなくなり、衛生的であり、また、ゴミによる誤
動作が発生しにくい。さらに、強度を確保しやすいた
め、天板を薄くできるため、検出ヘッドにおける搬送コ
ンベヤの厚みを薄くでき、検出感度も向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明にかかる金属検出装
置の全体構造の概略を示す斜視図である。この金属検出
装置1は、物品Mを搬送方向Fに搬送し、曲折可能なベ
ルト式の搬送コンベヤ2と、これの両側に相対向状に設
けられて搬送コンベヤ2を着脱可能に支持する装置前後
に分割されたステンレスのような金属製の支持フレーム
3と、搬送コンベヤ2の搬送用ベルト24の下面側を上
方に持ち上げる一対のアイドラローラ6と、搬送用ベル
ト24を回転走行させるモータ(駆動機)5と、物品M
を搬送コンベヤ2で搬送しながら、物品M中の金属を検
出する金属検出機4とを備えている。支持フレーム3は
装置本体40に取り付けられている。なお、支持フレー
ム3は装置本体40と電気的に接地しており、この装置
本体40は図示しない電源部と接地し、電源部からは図
示しないアース線によって外部と接地している。
【0013】前記金属検出機4は、例えば、物品Mを上
下に挟む送信コイル41と2つの受信コイル42からな
る検出コイルのような検出ヘッドを有し、この検出コイ
ルにより生成された交番磁界の中を検出対象物である物
品Mを搬送コンベヤ2で搬送し、2つの受信コイル42
に誘起される起電力を差動増幅して所定位相で検波し、
この位相検波信号の出力の大きさによって金属を検出す
るように構成されている。
【0014】図2は、前記搬送コンベヤ2を示す概略平
面図である。前記支持フレーム3は前後に2つ配置され
ており、各支持フレーム3が、左右一対の側板3a、3
bと、これらを連結する横方向に延びた連結部材35と
を有している。各支持フレーム3は装置本体40に図示
しないボルトで取り付けられている。前記搬送コンベヤ
2は、コンベヤフレーム21と、これの前後方向両側に
支持された駆動ローラ(駆動回転体)22および従動ロ
ーラ23と、これらローラ22,23の外周に懸架され
る無端状の樹脂製平ベルトからなる搬送用ベルト24と
を備えている。前記コンベヤフレーム21は、天板34
と、これの搬送方向の一端部である先端側を形成する短
尺なフレーム小片21bと、他端の駆動ローラ23を支
持するブラケット21aとからなる。フレーム小片21
bは、天板34に対し左右方向に延びる曲折支点軸25
を中心に上下に曲折自在に支持されている。
【0015】図3および図4は、前記コンベヤフレーム
21におけるフレーム小片21bの部分を拡大して示す
縦断面図および平面図である。図4に示すように、前記
天板34は搬送用ベルト24の上側を支持している。ま
た、前記フレーム小片21bは、前記従動ローラ23を
支持する左右一対の支持部材28と、これらを連結する
阻止部材であるストッパピン26とを有しており、この
支持部材28が前記曲折支点軸25を介して、天板40
の下部に固定したブラケット44に回動自在に支持され
ている。ストッパピン26はフレーム小片21bの上部
での回転を阻止する。前記支持部材28は、矩形の横断
面形状(図6)を有しており、その先端側の内壁28b
には、図3に示すように、前後方向FRに延びる矩形状
の長孔29が形成され、一方、前記従動ローラ23のシ
ャフト23aの端部には前記長孔29に挿入される横断
面矩形状の摺動部23bが突出して形成されている。こ
の摺動部23bはシャフト23aの回転軸に延設されて
おり、シャフト23aと電気的に接続されている。これ
ら支持部材28、長孔29および摺動部23bは、図2
に示すように、左右一対設けられている。そして、図3
の摺動部23bを長孔29に挿入させることにより、前
記フレーム小片21bにシャフト23aを長孔29に沿
って前後移動可能で相対回転不能に支持している。この
とき、前記従動ローラ23はシャフト23aに対し軸受
を介して回転可能に支持されていて、このローラ23の
回転を伴いながら搬送用ベルト24が走行する。支持部
材28の両外壁28cには、係合突起39が取り付けら
れており、一方の係合突起39には、絶縁キャップがか
ぶされており、他方の係合突起39にはかぶされていな
い。なお、摺動部23bの一端は金属で構成され、フレ
ーム小片21bに接地している。また、他端の摺動部2
3bには、絶縁キャップがかぶされており、フレーム小
片21bとは電気的に絶縁されている。このように、従
動ローラ23はフレーム小片21bに1点アースされて
いる。
【0016】前記支持部材28の曲折基端側(前側)に
は、図3に示すように、これの一部を直角状に折り曲げ
た折曲部28aが形成され、この折曲部28aに螺子棒
30が回転可能に支持されている。また、螺子棒30に
はプレート部材30aが螺合されており、このプレート
部材30aと前記摺動部23bとの間に従動ローラ23
を外方側(後側R)に向かって押圧するスプリング30
bが設けられている。また、従動ローラ23は、搬送用
ベルト24によって内側(F)に向かって引っ張られて
いる。このスプリング30bの押圧力と搬送用ベルト2
4の引張力のつり合った位置で従動ローラ23が回転す
る。また、前記螺子棒30に螺合したナット45を回転
操作して、スプリング30bで前方に押されているプレ
ート部材30aをフレーム小片21bに対して前後移動
させると、スプリング30bを介して従動ローラ23が
長孔29に沿って前後移動され、これにより従動ローラ
23と駆動ローラ22間の長さが調整される。この結
果、搬送用ベルト24の長さにばらつきがあっても、こ
の搬送用ベルト24に常に適正な張力が付与されて物品
Mの良好な搬送が可能となる。さらに、長孔29は同機
構のものが左右に取り付けてあるため、搬送用ベルト2
4が蛇行した際も調整可能となっている。
【0017】前記曲折支点軸25は、図9のように、搬
送コンベヤ2のフレーム21における前記従動ローラ2
3の外周に懸架された搬送用ベルト24の下側の搬送用
ベルト24bに偏った位置、つまり、側面視で上側のベ
ルト24aと下側のベルト24bの中央線O上にある位
置よりも下方に位置している。このようにすれば、天板
34に対しフレーム小片21bを直線状としたとき、搬
送用ベルト24の弾性復元力、つまり上側のベルト24
aと下側のベルト24bに作用する引張力の合力Pによ
り、フレーム小片21bは曲折支点軸25を中心に常に
上方側に曲折しようとする。このとき、支持部材28は
天板34に対して、側面視で平行より若干上向きに傾い
た位置で曲折が停止する。つまり、支持部材28と曲折
支点軸25と天板34とで、曲折支点軸25を支点とし
たリンク機構を構成しており、さらに、この状態を保持
する方向に上側のベルト24aの張力がかかるため、さ
らに曲折の固定が確実なものとなるため、物品Mの前方
Fへの確実な搬送が行える。
【0018】図4に示すように、アイドラローラ6は、
搬送コンベヤ2を支持するステンレスのような金属製の
支持フレーム3に着脱可能に支持されている。すなわ
ち、アイドラローラ6のステンレスのような金属製の軸
体60の一端部60aは、直接支持フレーム3の側板3
bに支持され、他端部60bが支持フレーム3の側板3
aにボルト49で取り付けられた電気絶縁性の支持部材
46を介して支持フレーム3の側板3aに着脱可能に支
持されている.この支持構造の詳細を図5に示す。前記
アイドラローラ6の軸体60の一端部60aは、図5
(a)に示すように、一端部60aの先端部に面取り部
61が形成されており、この面取り部61が支持フレー
ム3の左側の側板3bに設けた矩形の挿入孔47に挿入
されて、軸体60が回転不能に支持されている。軸体6
0の他端部60bには、先端部に絶縁キャップがかぶさ
れており、図5(b)に示すように、支持部材46の上
方に開放した挿入溝48に挿入される。アイドラローラ
6は、その円筒ドラム部が軸体60に図示しない軸受を
介して回転自在に支持されている。したがって、アイド
ラローラ6の軸体60は、支持フレーム3に一端部60
a、挿入孔47の1か所の接触でアースされ、本体電源
部を介して、ベルトに帯電した静電気を外部に逃がす。
このことにより、アイドラローラ6を有する閉ループを
避けることができ、誤検出を防ぐことができる。また、
アイドラローラ6を着脱できるので、アイドラローラ6
の洗浄が容易になる。
【0019】この実施形態では、図6に示すように、搬
送用ベルト24の裏面に設けられて、ベルト走行方向に
延びて、前記ベルト上下面側を支持する天板34の側面
によって案内されるガイド体Gを備えている。ガイド体
Gは例えば接着剤のような接着手段によって搬送用ベル
ト24の裏面に接着される。これにより、搬送用ベルト
24の左右方向の位置ずれが阻止されて、搬送用ベルト
24の蛇行を防止することができる。したがって、搬送
用ベルト24の裏面の幅方向の中央部にガイド体を突設
して、天板34にこのガイド体の案内溝を形成すること
なく、蛇行防止が可能となるので、案内溝にゴミが溜ま
ることがなくなり、衛生的であり、また、ゴミによる誤
動作が発生しにくい。さらに、強度を確保しやすいた
め、天板を薄くできるため、搬送コンベヤ2の送信コイ
ル、受信コイルに対応する厚みを薄くできる。
【0020】図2のように、前記支持フレーム3の右側
板3aの外部側に、前記モータ5に連結されて前記搬送
コンベヤ2の駆動ローラ22を回転駆動させる駆動プー
リ7が配置されている。また、前記左右側板3a、3b
の内部側で、前記駆動ローラ22の軸端を第1および第
2連結機構8、9を介して支持させている。第1連結機
構8の右外側には前記側板3aの外方に向かって延びる
連結回転軸10が突設されている。前記右側の連結回転
軸10に前記駆動プーリ7が取り付けられている。この
駆動プーリ7がモータ(駆動機)5の回転軸51に固定
されたモータプーリ52にタイミングベルト53によっ
て連結されている。こうして、駆動ローラ22の一端部
(右端部)に回転軸10および駆動プーリ7を介してモ
ータ5が連結されている。
【0021】図7は前記第1連結機構8を示す拡大平断
面図である。この第1連結機構8は、前記連結回転軸1
0と前記搬送用ベルト24を走行させる駆動ローラ(駆
動回転体)22から突出する右側回転軸13との間にカ
ップリング81を備えている。このカップリング81
は、連結回転軸10と右側回転軸13とを相対回転不能
に係合し、かつ両軸10、13を軸方向に着脱可能とし
ている。このカップリング81を介して前記連結回転軸
10からの回転動力を前記コンベヤ2の駆動ローラ22
に伝達する。また、搬送コンベヤ4の洗浄作業などを行
う場合には、前記カップリング81を介して前記連結回
転軸10から駆動ローラ22を軸方向に離脱させて、搬
送コンベヤ2の全体を取り外す。
【0022】前記カップリング81は、一般的な構造の
もので、駆動ローラ22の左側回転軸13に結合した円
筒状のケーシング81aと、これの内部に周方向に離間
して設けられて軸方向に突出する2つの突起81bと、
前記連結回転軸10の軸端に径方向に向かって突設さ
れ、前記突起81bに軸方向から係脱可能で突起81b
に周方向に係合する、つまり相対回転不能に係合するピ
ン81cとを有している。前記連結回転軸10から搬送
コンベヤ2を取り外すときには、その駆動ローラ22と
ともに前記カップリング81のケーシング81aを軸方
向内方側に引き出して、前記連結回転軸10に設けたピ
ン81cから突起81bを離脱させる。前記連結回転軸
10にコンベヤ2を装着するときには、その駆動ローラ
22とともに前記カップリング81のケーシング81a
側を連結回転軸10側に差し込んで、ケーシング81a
内の2つの突起81b,81bの間に前記ピン81cを
嵌め込み、両者を相対回転不能に係合する。
【0023】この実施形態では、コンベヤフレーム21
の天板34にプレートAを介して円筒状のサイドキャッ
プ84を取り付け、これの内部に前記右側回転軸13を
回転可能に支持するベアリング85とオイルシール86
を設けている。プレートAは支持部材34、サイドキャ
ップ84にボルトで固定してある。さらに、前記搬送コ
ンベヤ2を支持する支持フレーム3の右側の第1側板3
aに取付孔37を設けて、この取付孔37に樹脂製のブ
ッシュ87を圧入により取り付けている。このブッシュ
87の側板3aから突出する右側部分に、連結回転軸1
0を回転可能に支持するベアリング82とオイルシール
83を配置し、前記ブッシュ87の側板3aから突出す
る左側部分に、前記カップリング81を配置している。
また、この実施形態では、前記側板3aの外側に、前記
駆動プーリ7やベルト53を覆う保護カバー15を取り
付けている。なお、サイドキャップ84、プレートAは
金属製であり、搬送コンベヤ2の装着の際に、側板3a
に設けられた金属製のピンBとプレートAが接すること
により、駆動ローラ22が支持フレーム3に対して電気
的に接地する。さらに、装着の際に、ブッシュ87がサ
イドキャップ84の全周囲を覆うことで、駆動ローラ2
2の位置が固定される。
【0024】図8は前記第2連結機構9を示す拡大平断
面図である。この第2連結機構9は、コンベヤフレーム
2のフレーム本体21にボルト59で取り付けられた樹
脂製の端部材91を備え、これの内部に駆動ローラ22
から突出する前記左側回転軸16を回転可能に支持する
ベアリング92とオイルシール93を配置している。ま
た、前記端部材91の左方端部には小径の非円形の係合
軸部94が形成され、この係合軸部94に相対回転不能
に係合する上方に開放した係合溝33が側板3bに形成
されている。前記回動軸11から搬送コンベヤ2を離脱
させるときには、その駆動ローラ22とともに、これに
結合された前記端部材91を上方に引き上げて、その係
合軸部94を係合溝33から取り外す。また、前記回動
軸11に搬送コンベヤ2を装着するときには、その駆動
ローラ22とともに前記端部材91の係合軸部94を係
合溝33に落とし込む。この第2連結機構9では、駆動
ローラ22と支持フレーム3は絶縁されている。
【0025】次に、以上の構成とした金属検出装置1の
動作について説明する。まず、物品の振分け作業時に
は、図2に示すモータ5の回転動力が駆動プーリ7から
連結回転軸10および第1連結機構8のカップリング8
1を経て駆動ローラ22に伝達されて、駆動ローラ22
の回転により搬送ベルト24が回転走行する。この搬送
コンベヤ2で図1の物品Mを搬送しながら、金属検出機
4の送信コイル41と受信コイル42からなる検出コイ
ルにより物品M中の金属が検出される。
【0026】次に、搬送用ベルト24およびコンベヤフ
レーム21を含む搬送コンベヤ2の全体を取り出して洗
浄作業を行うときには、図10に示すコンベヤフレーム
21における天板34とフレーム小片21bの曲折支点
軸25の近くを、矢印Pで示すように、手で上方に持ち
上げる。装着時には、係合突起39は受部32によって
上方への移動を規制されているため、係合突起39に連
接してあるフレーム小片21bは曲折支点軸25を中心
に下方への回動を始め、こうして、この支点軸25を中
心に天板34とフレーム小片21bは強制的に曲折させ
られ、前記各ローラ22,23間の距離を短くすること
により、前記搬送コンベヤ2の後部側に設けた左右一対
の係合突起39を両側板3a,3bの受部32から離脱
させる。
【0027】そして、搬送コンベヤ2の駆動ローラ22
とともに、これに結合された図8の端部材91を上方に
引き上げて、その係合軸部94を側板3bの係合溝33
から離脱させるとともに、駆動ローラ22を横方向の斜
め上方に移動させてカップリング81(図7)の係合を
解除させながら上方に持ち上げることにより、支持フレ
ーム3から搬送コンベヤ2だけを取り外す。取り外した
搬送コンベヤ2から搬送用ベルト24を外して洗浄す
る。このとき、搬送コンベヤ2の前記曲折により駆動ロ
ーラ22と従動ローラ23間の距離が短くなるので、搬
送用ベルト24を横方向に容易に取り外して、洗浄する
ことができる。なお、係合突起39の1つは絶縁キャッ
プで支持フレーム3に対して絶縁されており、他方はさ
れていないため、小片21bと支持フレーム3は1か所
で接地される。そのため、搬送コンベヤ2に帯電した静
電気を外部に逃がすとともに、従動ローラ23を経路と
する電気的な閉ループを形成させない。
【0028】ベルト洗浄後の搬送コンベヤ2を各側板3
a,3bに装着するときには、前記場合とは逆の手順で
容易に行える。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
アイドラローラにより下側の搬送用ベルトを検出ヘッド
の開口部の下面よりも上方に支持して上下側のベルト間
を接近させて、搬送コンベヤの厚みを薄くした状態と
し、この搬送コンベヤを曲折支点軸回りに曲折させるこ
とで、装置本体から離脱可能となるので、搬送コンベヤ
の装置本体からの取り外しが容易となる。同様にして、
曲折した搬送コンベヤの装置本体への取付けも容易に行
える。また、曲折支点軸が下側の搬送用ベルトに偏って
コンベヤのフレームに配置されて、つまり上下側のベル
ト間の中央線上にある位置よりも下方にあるので、ベル
トの弾性復元力により、搬送コンベヤの一端部が直線姿
勢で安定的に支持されて、物品の確実な搬送が行える。
さらに、ベルトに帯電した静電気を逃がすため、検出に
誤差を及ぼさない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる金属検出装置の全体構造の概略
を示す側面図である。
【図2】同装置に用いる搬送コンベヤの概略平面図であ
る。
【図3】同装置に用いる搬送コンベヤの一部を示す拡大
縦断面図である。
【図4】同装置に用いる搬送コンベヤの一部を示す拡大
平面図である。
【図5】同装置に用いるアイドラローラの支持構造を示
す斜視図である。
【図6】同搬送コンベヤの要部を示す正面図である。
【図7】同搬送コンベヤに設ける第1連結機構の部分を
示す拡大平断面図である。
【図8】同搬送コンベヤに設ける第2連結機構の部分を
示す拡大平断面図である。
【図9】同搬送コンベヤの曲折支点軸を示す側面図であ
る。
【図10】同搬送コンベヤを取り外すときの状態を示す
側面図である。
【符号の説明】
1…金属検出装置、2…搬送コンベヤ、3…支持フレー
ム、4…金属検出機、6…アイドラローラ、21…コン
ベヤフレーム、21a…フレーム本体、21b…フレー
ムの一端部(フレーム小片)、24…搬送用ベルト、2
5…曲折支点軸、F…搬送方向、FR…前後方向、M…
物品

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出ヘッドの開口部内に発生させた磁界
    中に物品を搬送し、前記検出ヘッドで前記磁界の変化を
    検出することで物品中に混入した金属を検出する金属検
    出装置であって、 フレームと、前記フレームの両端に設けられた1対のロ
    ーラと、前記1対のローラ間に懸架された無端状の搬送
    用ベルトと、前記フレームがその支点軸回りに曲折し、
    前記支点軸が下側の搬送用ベルトに偏って前記フレーム
    に配置された曲折支点と、前記フレームが上側の搬送用
    ベルト側に曲折することを阻止する前記フレームに設け
    られた阻止部材とを有し、前記物品を搬送する搬送コン
    ベヤと、 前記搬送コンベヤのフレームが曲折していないときは搬
    送コンベヤと係合して支持し、搬送コンベヤのフレーム
    が曲折したときには搬送コンベヤの係合を解除する係合
    部を有する支持フレームと、 前記検出ヘッドを挟んで配置され、下側の搬送用ベルト
    を、前記検出ヘッドの開口部の下面よりも上方に支持す
    るアイドラローラとを備えた金属検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記搬送コンベヤの駆動ローラの一端が、分離可能なカ
    ップリング機構を介して、駆動ローラを回転させる駆動
    機に連結されている金属検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記支持フレームは導体で構成され、本金属検出装置に
    電気的に接地されており、前記アイドラローラの導体で
    構成された一端が前記支持フレームに支持され、他端が
    絶縁部材を介して前記支持フレームに支持され、かつ前
    記アイドラローラが着脱可能に構成されている金属検出
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記フレームのうち、前記1対のローラを支持する部位
    は導体で構成され、 前記搬送コンベヤの1対のローラの導体で構成された一
    端が前記支持フレームに支持され、他端が絶縁部材を介
    して前記支持フレームに支持されている金属検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、 前記搬送コンベヤのフレームの一部は上側の搬送用ベル
    トを支える天板であり、 前記搬送用ベルトの両側には、前記天板の側面によって
    案内されるガイド体を備えた金属検出装置。
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