JP2002340226A - 鞘管固定具及び鞘管固定具装着装置 - Google Patents

鞘管固定具及び鞘管固定具装着装置

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JP2002340226A
JP2002340226A JP2001151013A JP2001151013A JP2002340226A JP 2002340226 A JP2002340226 A JP 2002340226A JP 2001151013 A JP2001151013 A JP 2001151013A JP 2001151013 A JP2001151013 A JP 2001151013A JP 2002340226 A JP2002340226 A JP 2002340226A
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Japan
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sheath tube
elastic body
sheath
tube fixing
fixing device
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Kaoru Horai
馨 蓬莱
Hachihide Katayama
八英 片山
Akio Kaneko
彰夫 金子
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Original Assignee
MOLE KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鞘管を管内壁に容易且つ強固に固定すること
ができる構造が簡単で製造コストの安い鞘管固定具を提
供する。 【解決手段】 上面にケーブル類を挿通する鞘管3を保
持する保持片7、8が立設され下面長手方向に案内凹部
10が形成された支持板6と、保持片8の上端近傍に一
方の端が連続する帯状弾性体11と、この帯状弾性体を
湾曲収縮させてその一部を前記案内凹部に係入させた格
納状態でその弾性復元力に抗して拘束保持する拘束部材
13とを備えており、管2内で保持片間に鞘管を差し込
んで拘束部材13を解放すると帯状弾性体がその弾性復
元力で拡開し、帯状弾性体端部に設けられた係合部12
が案内凹部に案内されて支持板に設けられた係合部9近
傍まで誘導される。そこで係合部12を係合部9に押入
すれば帯状弾性体の略外周面全体が管内壁に圧接固定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ル等のケーブル類を挿通保持する鞘管を下水管等の管内
壁に固定するための鞘管固定具に関し、また、前記鞘管
固定具で下水管等の管内壁に鞘管を固定する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のネットワーク社会の急速な発展に
伴って、光ファイバケーブルによって各家庭を結ぶ大規
模で細密な光通信ネットワーク網を低コスト且つ短い工
期で構築するために、下水管内に光ファイバ等の信号ケ
ーブルを敷設する技術が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平11−324098号公報
には、下水管等の管内に光ファイバケーブル等の線状体
を保持するために、拡径可能に筒状に巻かれ、周が途切
れているシート状の保持装置本体と、この筒状本体の一
方の周端部に一端部が結合され、他方の周端部に他端部
が結合された拡径押圧部材とを有する線状体保持装置が
記載されている。
【0004】前記線状体保持装置では、下水管内で拡径
押圧部材によって筒状本体の両周端部を互いに押し離し
て、シート状の保持装置本体外周面を管内壁に圧接して
固定し、線状体保持装置を介して光ファイバケーブル等
の線状体を管内壁に保持するようにしている。
【0005】また、特開2000−104325号公報
には、管内面の半周より少し長い略半環状のばね板の中
央に光ファイバケーブル支持用の凹曲部を形成した光フ
ァイバケーブルの取付具が記載されており、前記取付具
はばね板の弾性復元力によって管内壁のほぼ上半周に圧
接固定される構造になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平11−
324098号公報に記載されている線状体保持装置や
特開2000−104325号公報に記載されている光
ファイバケーブルの取付具は、光ファイバケーブル等の
線状体を直接下水管の内壁に固定するものであるが、光
ファイバケーブル等を直接下水管内に固定すると、ケー
ブルが断線した場合の敷設替えが非常に困難となる問題
があり、またケーブルが直接下水管内に露出しているの
で、早期に腐食や損傷が生じる恐れがある。
【0007】そこで、最近では、光ファイバケーブルを
直接下水管内壁に敷設せずに、下水管内壁に鞘管を固定
し、その内部に光ファイバケーブルを挿通させる技術が
開発されている。
【0008】しかしながら、鞘管を下水管内壁に装着す
る場合には、前述したようなケーブル類を直接管壁に固
定する技術を鞘管の固定具にそのまま利用することは困
難であり、特に下水管内の洗浄作業の際に脱落する恐れ
があった。
【0009】また、特開平11−311369号公報に
記載されているように、下水管の外側に支持板を配置し
て鞘管を保持するブラケットと前記支持板との間に下水
管を貫通するボルトを通して固定する技術も提案されて
いるが、下水管にボルトを通す貫通孔を形成したり、下
水管外側に支持板を配置する必要があり、敷設工事に時
間とコストがかかる問題があった。
【0010】そこで、本発明は、前述したような従来技
術における問題を解決し、鞘管を管内壁に容易且つ強固
に固定することができる構造が簡単で製造コストの安い
鞘管固定具を提供するとともに、前記鞘管固定具を用い
て管内壁に鞘管を固定するための、構造が簡単で動作が
確実な鞘管固定具装着装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的のために提供さ
れる本発明の鞘管固定具は、内部にケーブル類を挿通保
持する鞘管を下水管等の管内壁に固定するための鞘管固
定具であり、ここで、鞘管内に通されるケーブル類に
は、光ファイバケーブルその他の信号伝送用ケーブル
や、給電用ケーブルが含まれる。
【0012】本発明の鞘管固定具は、上面の長手方向に
対向して鞘管を間に嵌合保持する一対の保持片が立設さ
れ、下面の長手方向全長に亘って案内凹部が形成され
て、少なくとも一方の端部が一方の保持片の外側に突出
して、その突出端に第1の係合部を有する細長い支持板
と、他方の保持片の上端近傍に一方の端が連続し、他方
の端に第1の係合部と係合する第2の係合部を有して一
対の保持片の反対側に湾曲して支持板下方を通過するよ
うに弧状で、且つ、支持板下面の案内凹部に係入可能な
幅に形成された帯状弾性体とを備えている。
【0013】本発明の鞘管固定具においては、前記帯状
弾性体を湾曲収縮させて、その一部を前記案内凹部に係
入させた格納状態でその弾性復元力に抗して拘束保持す
る拘束部材とを備えていることが望ましく、拘束部材が
支持板と帯状弾性体との間に張設される紐であり、前記
紐の切断により帯状弾性体の拘束が解放されるものであ
ることがさらに望ましい。
【0014】また、本発明の鞘管固定具装着装置は、前
述した拘束部材を備えている鞘管固定具を用いて鞘管を
管内壁上部に堅固に固定するものであって、帯状弾性体
が格納状態の鞘管固定具を保持して装置本体に対し昇降
自在に設けられた昇降枠と、前記昇降枠を待機位置とそ
の上方の装着位置との間で昇降変位させる昇降駆動手段
と、昇降枠が待機位置から装着位置へ上昇する過程で拘
束部材を解放する解放手段と、昇降枠が装着位置近傍ま
で上昇してきたときに、拘束部材の解放で弾性復元力に
より支持板下面の案内凹部に案内されて第1の係合部近
傍まで移動した帯状弾性体の第2の係合部を第1の係合
部まで押して係合させる係合手段とを備え、装着位置へ
昇降枠が上昇したときに、前記昇降枠に保持された鞘管
固定具の一対の保持片間に鞘管が嵌入固定され、係合部
どうしが係合した帯状弾性体の略外周面全体が管内壁に
圧接固定されるようにしたものである。
【0015】本発明の鞘管固定具装着装置は、鞘管固定
具の拘束部材を紐とすることで、前記紐を切断する切断
刃を解放手段として用いることができ、格納状態の帯状
弾性体の解放動作を簡単且つ確実に行うことができる。
【0016】さらに、本発明の鞘管固定具装着装置は、
帯状弾性体が格納状態の鞘管固定具を昇降枠の昇降移動
面と直角方向に複数並べて収容することが可能な収容部
と、前記収容部に収容されている鞘管固定具を順次昇降
枠に移乗させる送り手段とを備えていることが望まし
く、収容部に収容されている複数の鞘管固定具を順次昇
降枠に送り込むことで、鞘管固定具の装着作業を続けて
行うことができる。
【0017】また、本発明の鞘管固定具装着装置は、管
内を走行可能な鞘管敷設用台車に組み込まれていること
も望ましく、下水管等の管内で目的の作業位置への装置
の移動を効率的に行うことができる。
【0018】なお、鞘管敷設用台車には、下水管等の管
内を照明するライトや、小型のテレビカメラやファイバ
スコープを搭載し、管の外部から作業位置を確認しなが
ら鞘管固定具装着装置を遠隔操作する構造とすることが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の1
実施形態について説明する。図1は、本発明の鞘管固定
具を用いて鞘管を下水管内に敷設した状態を示す斜視図
であって、鞘管固定具1は、下水管2の長手方向に一定
の間隔で配置され、鞘管3を下水管2の内壁上部に固定
保持している。
【0020】鞘管3は横断面矩形状に形成されていて、
その内部が複数の通路に区画され、それぞれの区画内に
は基地局間を連絡する幹線用光ファイバケーブル4と、
各家庭にそれぞれ分岐する複数の分岐線用光ファイバケ
ーブル5が個別に挿通保持されるようになっている。
【0021】図2に示すように、鞘管固定具1は細長い
支持板6を備えており、その上面には長手方向に対向し
て一対の保持片7、8が設けられている。本実施形態に
おいては、一方の保持片7は支持板6上面に溶接接合さ
れている。
【0022】支持板6の一方の端部は、一方の保持片7
の外側へ突出していて、その突出端には、第1の係合部
9が設けられている。また、前記支持板6の幅方向両側
の縁部6Aは下方に折り曲げられ、支持板6の下面に
は、これらの一対の縁部6A間で支持板6の長手方向全
長に亘る案内凹部10が形成されている。
【0023】他方の保持片8は、支持板6の他方の端部
から上方に折り曲げられて支持板6と一体に形成されて
おり、その上端には保持片7側と反対側に折り曲げられ
た折曲部8Aが連続している。
【0024】折曲部8Aの下面には、撓み変形が容易な
帯状弾性体11の一方の端が一部重ねられて一体に溶接
接合されていて、この帯状弾性体11は、外力が作用し
ない状態では、支持板6の下方を通過してその他方の端
が第1の係合部9付近まで弧状に延びている。
【0025】なお、この実施形態においては、折曲部8
Aに接合されている帯状弾性体11の端は下方に曲げら
れて、保持片8と対向する位置決め片11Aが形成され
ている。位置決め片11Aは、鞘管固定具1を後述する
鞘管固定具装着装置にセットしたときのがたつきを抑制
するためのもので、必ずしも設けなくてもよい。
【0026】また、帯状弾性体11は、支持板6の案内
凹部10内に係入可能な幅に形成されていて、その他方
の端(自由端)に一体に形成された円筒状の第2の係合
部12を有している。前記係合部12は、図1に示すよ
うに鞘管固定具1を下水管2の内壁に装着したときに支
持板6側の係合部9と係合した状態となる。
【0027】また、支持板9の第1の係合部9近傍と帯
状弾性体11の途中2カ所にはそれぞれ、本発明におけ
る拘束部材としての紐13を通すための通孔14、1
5、16がそれぞれあけられている。
【0028】紐13は、本実施形態では引張り強度の大
きいポリアミド製のものが使用されており、鞘管固定具
1がまだ未使用のときに、図3に示すように帯状弾性体
11をその弾性復元力に抗して湾曲収縮させて、その一
部を支持板6下面の案内凹部10に係入させた格納状態
に拘束しておくために設けられている。
【0029】紐13の両端部には掛止部13A、13B
が形成されていて、これらはそれぞれ支持板6の通孔1
4と帯状弾性体11の通孔16の周縁に係合して、鞘管
固定具1が使用されるまで帯状弾性体11を図3に示す
格納状態に保持している。
【0030】また、図4に示すように、この格納状態に
おいては帯状弾性体11の一部は、支持板6の幅方向両
側の下方へ折り曲げられた縁部6A間で支持板6下面に
形成された案内凹部10内に係入保持されている。
【0031】次に、鞘管固定具1を使用する場合には、
図5に示すように鞘管固定具1の帯状弾性体11を格納
状態にして、あらかじめ下水管2の内壁上部にセットさ
れている鞘管3の固定箇所の直下で、支持板6に設けら
れた保持片7、8間に鞘管3が嵌入するように鞘管固定
具1を押し上げる。
【0032】次いで、紐13を図示しない切断刃によっ
て切断することで解放すると、鞘管固定具1の格納状体
に収縮されていた帯状弾性体11はその弾性復元力によ
って拡がり、図6に示すように第2の係合部12は支持
板6の案内凹部10に案内されて第1の係合部9の近傍
まで誘導される。
【0033】ここで、支持板6を鞘管3に押し付けるよ
うにしながら、第1の係合部9の近傍まで移動している
第2の係合部12を係合部9内へ押して嵌入させること
で、最終的には図7に示すように、帯状弾性体11の略
外周面全体が下水管2の内壁に強固に圧接固定され、同
時に鞘管3は、一対の保持片7、8と下水管2の内壁及
び支持板6上面で挟み込まれて固定された状態となる。
なお、これらの一連の作業は、後述する鞘管固定具装着
装置を用いることで簡単に行うことができる。
【0034】本実施形態においては、鞘管固定具1を構
成している支持板6や保持片7、8及び帯状弾性体11
には、耐腐食性を必要とするためステンレス鋼を用いて
いるが、必要な強度と耐食性を有するものであり、且つ
帯状弾性体においては弾力性に富むものであれば、他の
金属や樹脂材料を用いてこれらの構成部品を製作しても
よく、また、耐腐食性が低い金属であっても、表面に耐
腐食性処理を施すことにより利用可能である。
【0035】また、本実施形態においては、拘束部材に
紐13を用いているが、拘束部材はこのような紐に限定
するものではなく、引張り強度を有するテープ状のもの
を用いることもでき、また、拘束部材に下水管2内に鞘
管固定具1が装着された後、下水内のバクテリアによっ
て早期に分解されてしまう樹脂等の材料で形成すること
も好ましい。
【0036】次に、図8は、本発明の鞘管固定具装着装
置を搭載した鞘管敷設用台車の概略側面図であって、前
述した鞘管固定具1を用いた下水管2内への鞘管3の敷
設作業は、鞘管敷設用台車21を用いることにより効率
的に行うことができる。
【0037】鞘管敷設用台車21は、前後にそれぞれ左
右一対ずつの合計4つの車輪22を有し、これらの車輪
を下水管2の内壁下部に当接させて下水管2内を走行で
きるようになっている。
【0038】また、鞘管敷設用台車21は、その車体前
端と後端からそれぞれ突出したアイボルト23に連結し
たワイヤ24、25の何れかを、下水管2の端にある図
示しないマンホール内に入った作業員が牽引することに
よって、下水管2内を前後に目的の作業位置まで移動す
ることができるようになっている。
【0039】鞘管敷設用台車21の上部には、下水管2
の内壁上部に敷設する鞘管3を案内支持するガイドトラ
フ26、27が直列に取り付けられている。これらのガ
イドトラフ26、27はそれぞれ、鞘管敷設用台車21
の前後端側で緩やかに下方に湾曲傾斜していて、下水管
2内にあらかじめ送り込まれた鞘管3を鞘管敷設用台車
21の進行に伴ってこれらの湾曲傾斜部分で押し上げ、
ガイドトラフ26、27の水平部分によって下水管2の
内壁上部近傍に保持するようになっている。
【0040】2つのガイドトラフ26、27の間には鞘
管固定具1が上方に通過できる隙間28が設けられてお
り、鞘管敷設用台車21に図3及び図6に示すように帯
状弾性体11を格納状態にして搭載されている鞘管固定
具1の支持板6を、前記隙間28を通して鞘管3に押し
当てるとともに帯状弾性体11を拡開させることで、下
水管2の内壁上部に鞘管3を固定できるようになってい
る。
【0041】この実施形態においては、鞘管敷設用台車
21には最大6個の鞘管固定具1を搭載できるようにな
っており、そのうち5個は、収容部29に鞘管敷設用台
車21の長手方向に並んで収容可能になっている。ま
た、残りの1つは、前記収容部29に隣接して鞘管敷設
用台車21に組み込まれている本発明の鞘管固定具装着
装置30に保持されるようになっている。
【0042】図9は、鞘管固定具装着装置30の要部と
なっている鞘管固定具1の装着機構が設けられている部
分の正面図であって、鞘管固定具装着装置30は鞘管敷
設用台車21の車体の一部となっている装置本体31に
対して昇降自在な昇降枠32を有している。
【0043】前記昇降枠32には、装置本体31側に上
下に間隔をあけて螺着固定された一対の肩付きボルト3
3、34の円筒状の肩部が貫通する上下に長いガイド孔
35が形成されており、これらの肩付きボルト33、3
4の肩部にガイド孔35の内側面が案内されることによ
り、昇降枠32が装置本体31に対して上下方向に平行
移動する構造になっている。
【0044】なお、本実施形態においては、肩付きボル
ト33、34の肩部とガイド孔35の内側面が摺動接触
するようにしているが、これらの肩付きボルト33、3
4に代えて、装置本体31側に回転自在に支持させたロ
ーラの外周面やベアリングの外レースの外周面でガイド
孔35の内側面を案内してもよく、また、昇降枠32は
市販のリニアガイド機構等の案内手段を介して装置本体
31に昇降自在に支持するようにしてもよい。
【0045】前記昇降枠32の下方には、装置本体31
側に軸受支持されたカム軸36に固定された昇降カム3
7が入るカム孔38が形成されており、前記カム孔38
は、その内周面上部に昇降カム37外周のカム面と摺動
接触する水平部分38Aと、これに続く中心角略45°
の扇形部分38Bとを有している。
【0046】昇降枠32は、カム軸36が図示しない駆
動源によって、図9における時計回りに回転駆動される
と、昇降カム37が同図に示す位置からカム軸36を中
心に時計回りに90°回転するまでの間は、前記昇降カ
ム37とカム孔38の水平部分38Aとが当接して上昇
し、図11に示す90°回転した位置で上限位置に達す
る。
【0047】そして、ここからさらに昇降カム37がカ
ム孔38の扇形部分38B側に移動し、カム軸36が図
12に示すように、図9の位置から時計回りに135°
の位置まで回転すると、昇降枠32は装置本体31に対
して上下方向の動きがロックされるようになっている。
なお、本実施形態においては、図示していない駆動源で
駆動される昇降カム37が本発明における昇降駆動手段
を構成している。
【0048】図9における昇降枠32の裏面側におい
て、装置本体31側に固定されているはね保持軸39と
昇降枠32側に固定されているばね保持軸40との間に
引張りコイルばね41が張設されていて、前記コイルば
ね41により昇降枠32は下方に付勢され、カム孔38
の内周面と昇降カム37外周面との接触状態が常時保た
れている。
【0049】また、昇降枠32には、ガイド孔35に近
接して、昇降枠32上面に開口し、上下方向に延びるプ
ランジャ収容穴42が形成されている。前記プランジャ
収容穴42内の下部にはプランジャばね43が挿入さ
れ、その上方にはこのプランジャばね43によって上端
近傍部分がプランジャ収容穴42から常時突出するよう
に付勢されているプランジャ44が上下動自在に挿入さ
れている。
【0050】前記プランジャ44の上端には、支持ロー
ラ45が図9の手前側に水平に突出する片持ち状態で回
転自在に取り付けられており、この支持ローラ45を帯
状弾性体11を格納状態に収縮させた鞘管固定具1の保
持片8と位置決め片11Aとの間に挟み込んで、鞘管固
定具1を昇降枠32に保持する構造になっている。
【0051】また、プランジャ44側面には規制ピン4
6が手前側に突設され、前記規制ピン46はプランジャ
収容穴42の周壁に形成されている上下に長いガイド孔
47に摺動自在に差し込まれている。
【0052】この構造により、プランジャ44はプラン
ジャ収容穴42内での回転が防止され、支持ローラ45
の向きは一定に保たれているとともに、支持ローラ45
は外力により下方に押されたときに、前記ガイド孔47
の長さに応じた距離だけ昇降枠32に対して下方への相
対変位が可能となっている。
【0053】また、昇降枠32のカム孔38の扇形部分
38Bに隣接して上下に長い切断刃挿通孔48が形成さ
れており、鞘管固定具1の拘束部材としての紐13を切
断するための装置本体31側に固定された切断刃49
が、刃先を垂直方向に対して略10°カム孔38側に傾
けた下向きの姿勢で、切断刃挿通孔48を通して昇降枠
32の正面側に突出して配置されている。
【0054】なお、本実施形態においては、前記切断刃
49が本発明における解放手段として用いられている
が、解放手段はこれに限定するものではなく、例えば、
電熱線を解放手段として、これで拘束部材を溶断するよ
うにしてもよい。
【0055】また、昇降枠32のカム孔38の上部に
は、上方が開放された切欠部50が形成されていて、こ
の切欠部50を介して昇降枠32の裏側で装置本体側に
回動自在に支持されたプッシャアーム51の先端に設け
られたプッシャブロック52が昇降枠32の手前側に突
出している。なお、本実施形態においては、先端にプッ
シャブロック52を有するプッシャアーム51が本発明
における係合手段を構成している。
【0056】前記プッシャアーム51は、昇降枠32の
裏側で装置本体31側に回動自在に軸受支持されている
アーム軸53に固定されている。一方、カム軸36には
歯車54が固定されているとともに、アーム軸53には
歯車55が固定されており、両者の間には歯付きベルト
56が掛け渡されて、カム軸36の回動変位がアーム軸
53側に伝達されるようになっている。
【0057】次に、前述したように構成されている鞘管
固定具装着装置30によって鞘管固定具1で鞘管3を下
水管2の内壁に固定する動作について説明する。図9に
示すように、昇降枠32を下降させた待機位置で、昇降
枠32に設けられた支持ローラ45に帯状弾性体11が
格納状態に収縮されている鞘管固定具1を吊り掛けてセ
ットし、鞘管敷設用台車21(図8参照)を作業位置ま
で移動させ、ここでカム軸36を鞘管固定具装着装置3
0に内蔵されている図示しない駆動源によって図9の時
計周りに回動させる。
【0058】カム軸36を駆動する駆動源としては、パ
ルスモータ等を用いることができ、前記駆動源には、ワ
イヤ24、25とともに下水管2の外部から鞘管敷設用
台車21に接続される図示しない給電ケーブルや制御用
ケーブルを介して電力や制御信号が供給されるようにな
っている。
【0059】カム37の時計回りの回動によって、昇降
枠32は帯状弾性体11が格納状態の鞘管固定具1を伴
って装着位置まで上昇し、鞘管固定具1の支持板6上に
設けられている一対の保持片7、8は、前述した図8に
示す鞘管敷設用台車21に搭載されているガイドトラフ
26、27によって下水管2内の上部へ押し上げられて
保持されている鞘管3の両側に移動し、また、鞘管3の
下面に鞘管固定具1の支持板6上面が対接する。
【0060】一方、この間に、装置本体31側に固定支
持されている切断刃49の刃先に紐13が当たり、両者
の相対移動によってカム37が時計回りに90°回動す
るまでの間に紐13は切断される。
【0061】そうすると、鞘管固定具1の帯状弾性体1
1はその弾性復元力によって拡開して、その大半部分が
下水管2の内壁に当接して保持されるとともに、前記帯
状弾性体11の自由端側に設けられている係合部12
は、支持板6下面の案内凹部10内を滑って図11に示
すように支持板6側の係合部9の近傍まで移動する。
【0062】そして、カム37が図11の位置からさら
に時計回りに回動すると、昇降カム37の外周面はカム
孔38の扇形部分に入って昇降枠32はロックされ、さ
らにカム軸36の回転に連動するアーム軸53に固定さ
れたプッシャアーム51が上方に回動してきて、その自
由端側に設けられているプッシャブロック52の先端面
が図12に示すように鞘管固定具1の係合部12を後押
しして支持板6側の係合部9に強制的に係合させる。
【0063】以上の動作によって、鞘管固定具1の下水
管2への装着は完了し、互いに係合する係合部9と係合
部12によって、鞘管固定具1の帯状弾性体11は強固
に下水管2の内壁に圧接固定されるとともに、鞘管3は
鞘管固定具1の一対の保持片7、8間で左右方向の動き
を規制された状態で、下水管2の内壁と支持板6との間
に挟み込まれて固定される。
【0064】前述した手順によって鞘管固定具装着装置
30が鞘管固定具1の装着作業を完了すると、昇降枠3
2はカム軸36を反時計回りに回動することによって再
び図9の待機位置へ戻される。
【0065】なお、本実施形態においては、図示してい
ない駆動源で駆動される昇降カム37を昇降駆動手段と
しているが、昇降枠32を昇降駆動する手段はこれに限
定するものではなく、例えば、昇降枠32に固定したナ
ットと、このナットに螺合して、装置本体31側に軸受
支持されて回転駆動源で駆動されるねじ軸とにより昇降
駆動手段を構成し、ねじ軸を正逆方向に回転駆動するこ
とによって、昇降枠32が昇降するようにしてもよい。
【0066】また、本実施形態においては、先端にプッ
シャブロック52を有するプッシャアーム51が本発明
における係合手段を構成しているが、係合手段はこれに
限定するものでなく、鞘管固定具1の係合部12を押圧
して支持板6側の係合部9に係合させる機能を有すもの
であればよい。
【0067】一方、図8に示すように、鞘管固定具装着
装置30に隣接している収容部29には、未使用の鞘管
固定具1が複数並んで保持されていて、その先頭のもの
が昇降枠32と対向している。
【0068】また、図示は省略するが、収容部29に
は、鞘管固定具1の配列方向と平行に送りねじ軸が設け
られており、前記送りねじ軸には送りナットが供回りし
ないように回転を規制された状態で螺合され、前記送り
ナットが収容部29に配列されている鞘管固定具1の末
端のものに対向している。
【0069】そして、前記送りねじ軸をこれも図示しな
いパルスモータ等の駆動源で回転すると、送りナットが
ねじ軸上を移動して末端の鞘管固定具1を昇降枠32側
に押して移動させ、その結果、収容部29に並んで収容
されている鞘管固定具1全てが一斉に昇降枠32側に移
動し、その先頭のものは昇降枠32側に移乗する。
【0070】この際、昇降枠32に設けられている支持
ローラ45は、鞘管固定具1の保持片8と位置決め片1
1Aとの間に入り込み、先頭の鞘管固定具1は昇降枠3
2に保持され、鞘管固定具装着装置30を次の作業位置
に移動させることによって、前述した鞘管固定具1の装
着作業を同様に繰り返すことができる。
【0071】なお、鞘管固定具1の装着作業の前に、帯
状弾性体11の外周面に時効硬化性の接着剤を塗布して
おいてもよく、下水管2の内壁に装着された後に接着剤
が固化して帯状弾性体11の装着後のずれを効果的に防
止することができる。
【0072】なお、本実施形態においては、収容部29
に収容されている鞘管固定具1を順次昇降枠側に移動さ
せて昇降枠32に移乗させる送り手段を、駆動源で回転
駆動されるねじ軸とこれに螺合する送りナットで構成し
ているが、これに限定するものではなく、例えば、駆動
源で回転駆動される複数の歯付きプーリやスプロケット
間に掛け渡された歯付きベルトやチェーンにプッシャや
送り爪等の押送部材を設け、押送部材により収容部29
に配列されている鞘管固定具1を昇降枠32側に押送移
動させることも可能である。
【0073】また、鞘管敷設用台車21には、必要に応
じて照明装置や小型テレビカメラファイバスコープ等を
搭載して、下水管2の外部から鞘管固定具1の装着箇所
を観察しながら作業を行うようにしてもよい。
【0074】ここでは、本発明の実施形態として、鞘管
を下水管内壁に敷設する場合について説明したが、本発
明の鞘管固定具及び鞘管固定具装着装置は、下水管のみ
に用途を限定するものではなく、類似した他の管内へ鞘
管を敷設する場合においても同様に適用可能である。
【0075】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
した発明によれば、拘束部材を解放すると、帯状弾性体
の自由端に設けられている第2の係合部が支持板下面の
案内凹部に案内されて第1の係合部近傍へ誘導されるの
で、これらの係合部どうしを容易に係合させることがで
きる。
【0076】そして、第1の係合部と第2の係合部どう
しを係合させることで、一対の保持片間に鞘管を保持し
た状態で、帯状弾性体の略外周面全体が管内壁に強固に
圧接固定されるため、管内の洗浄作業の際などに、鞘管
固定具がずれたり外れたりすることがなく、鞘管を下水
管等の内壁に確実に固定することができる。また、構造
が簡単であるため、製造コストを安くできる。
【0077】また、請求項2に記載した発明によれば、
鞘管固定具の使用直前まで拘束部材で帯状弾性体を収縮
状態に拘束しておき、拘束部材を解放することで鞘管固
定具の管内壁への装着を容易に行うことができる。
【0078】また、請求項3に記載した発明によれば、
拘束部材に紐を用いているため、紐をカッタ等で切断す
るだけの簡単な作業で帯状弾性体の拘束状態を解放する
ことができる。
【0079】また、請求項4に記載した発明によれば、
請求項2記載の拘束部材を備えた鞘管固定具を使用し
て、鞘管を管内壁に迅速且つ確実に装着することができ
る。
【0080】また、請求項5に記載した発明によれば、
解放手段に切断刃を用いることで、請求項3に記載した
鞘管固定具における帯状弾性体の格納状態からの解放を
紐を切断して行うため、動作が確実で装置の信頼性を高
めることができ、保守も容易となる。
【0081】また、請求項6に記載した発明によれば、
鞘管固定具の装着作業を連続して行う際に作業効率を高
めることができる。
【0082】さらに、請求項7に記載した鞘管固定具装
着装置によれば、下水管等の管内を目的の作業位置へ装
置を迅速且つ容易に移動させることができ、鞘管の敷設
作業を効率的に進めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の鞘管固定具を用いて下水管内に鞘管
を敷設した状態を示す斜視図である。
【図2】 本発明の鞘管固定具の分解斜視図である。
【図3】 本発明の鞘管固定具における、帯状弾性体が
格納状態の斜視図である。
【図4】 図3のA−A線位置の横断面図である。
【図5】 本発明の鞘管固定具によって、下水管内壁に
鞘管を固定する直前の状態を示す図である。
【図6】 本発明の鞘管固定具によって、下水管内壁に
鞘管を固定する途中の過程を示す図である。
【図7】 本発明の鞘管固定具によって、下水管内壁に
鞘管の固定を完了した状態を示す図である。
【図8】 本発明の鞘管固定具装着装置を搭載した鞘管
敷設用台車の側面図である。
【図9】 本発明の鞘管固定具装着装置の1実施形態を
示す要部正面図である。
【図10】 本発明の鞘管固定具装着装置の1実施形態
を示す要部断面図である。
【図11】 本発明の鞘管固定具装着装置による鞘管固
定具の装着途中の状態を示す要部正面図である。
【図12】 本発明の鞘管固定具装着装置による鞘管固
定具の装着を完了した状態を示す要部正面図である。
【符号の説明】
1 鞘管固定具、 2 下水管、 3 鞘管、4
幹線用光ファイバケーブル、 5 分岐線用光フ
ァイバケーブル、6 支持板、 6A 縁部、 7、
8 保持片、 8A 折曲部、9 第1の係合部、
10 案内凹部、 11 帯状弾性体、11A
位置決め片、 12 第2の係合部、 13
紐、13A、13B 掛止部、 14、15、16
通孔、21 鞘管敷設用台車、 22 車輪、
23 アイボルト、24、25 ワイヤ、 26、
27 ガイドトラフ、 28 隙間、29 収容
部、 30 鞘管固定具装着装置、 31 装置本
体、32 昇降枠、 33、34 肩付きボルト、
35 ガイド孔、36 カム軸、 37 昇降
カム、 38 カム孔、38A 水平部分、 38
B 扇形部分、 39、40 ばね保持軸、41
引張りコイルばね、 42 プランジャ収容穴、4
3 プランジャばね、 44 プランジャ、 45
支持ローラ、46 規制ピン、 47 ガイド
孔、 48 切断刃挿通孔、49 切断刃、 50
切欠部、 51 プッシャアーム、52 プッ
シャブロック、 53 アーム軸、 54、55
歯車、56 歯付きベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 1/06 H02G 1/06 309J 311 311B 9/00 9/00 C (72)発明者 金子 彰夫 岡山県岡山市泉田55−10 株式会社モール 工業内 Fターム(参考) 2D063 BA11 BA20 3H023 AA05 AB07 AC02 AC21 AD02 AD31 AD55 5G369 AA19 BA04 CB09 DC03 EA01 EA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にケーブル類を挿通保持する鞘管を
    管内壁に固定するための鞘管固定具であって、 上面の長手方向に対向して鞘管を間に嵌合保持する一対
    の保持片が立設され、下面の長手方向全長に亘って案内
    凹部が形成されて、少なくとも一方の端部が一方の保持
    片の外側に突出して、その突出端に第1の係合部を有す
    る細長い支持板と、 他方の保持片の上端近傍に一方の端が連続し、他方の端
    に第1の係合部と係合する第2の係合部を有して一対の
    保持片の反対側に湾曲して支持板下方を通過するように
    弧状で、且つ、支持板下面の案内凹部に係入可能な幅に
    形成された帯状弾性体とを備えたことを特徴とする鞘管
    固定具。
  2. 【請求項2】 帯状弾性体を湾曲収縮させて、その一部
    を案内凹部に係入させた格納状態でその弾性復元力に抗
    して拘束保持する拘束部材を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の鞘管固定具。
  3. 【請求項3】 拘束部材が支持板と帯状弾性体との間に
    張設される紐であって、前記紐の切断により帯状弾性体
    の拘束が解放されることを特徴とする請求項2記載の鞘
    管固定具。
  4. 【請求項4】 上面の長手方向に対向して鞘管を間に嵌
    合保持する一対の保持片が立設され、下面の長手方向全
    長に亘って案内凹部が形成されて、少なくとも一方の端
    部が一方の保持片の外側に突出して、その突出端に第1
    の係合部を有する細長い支持板と、他方の保持片の上端
    近傍に一方の端が連続し、他方の端に第1の係合部と係
    合する第2の係合部を有して一対の保持片の反対側に湾
    曲して支持板下方を通過するように弧状で、且つ、支持
    板下面の案内凹部に係入可能な幅に形成された帯状弾性
    体と、前記帯状弾性体を湾曲収縮させて、その一部を前
    記案内凹部に係入させた格納状態でその弾性復元力に抗
    して拘束保持する拘束部材とを備えた鞘管固定具で、内
    部にケーブル類を挿通保持する鞘管を管内壁上部に固定
    するための装置であって、 帯状弾性体が格納状態の鞘管固定具を保持して装置本体
    に対し昇降自在に設けられた昇降枠と、 前記昇降枠を待機位置とその上方の装着位置との間で昇
    降変位させる昇降駆動手段と、 昇降枠が待機位置から装着位置へ上昇する過程で拘束部
    材を解放する解放手段と、 昇降枠が装着位置近傍まで上昇してきたときに、拘束部
    材の解放で弾性復元力により支持板下面の案内凹部に案
    内されて第1の係合部近傍まで移動した帯状弾性体の第
    2の係合部を第1の係合部まで押して係合させる係合手
    段とを備え、 装着位置へ昇降枠が上昇したときに、前記昇降枠に保持
    された鞘管固定具の一対の保持片間に鞘管が嵌入固定さ
    れ、係合部どうしが係合した帯状弾性体の略外周面全体
    が管内壁に圧接固定されることを特徴とする鞘管固定具
    装着装置。
  5. 【請求項5】 鞘管固定具の拘束部材が紐であり、解放
    手段に前記紐を切断する切断刃が用いられていることを
    特徴とする請求項4記載の鞘管固定具装着装置。
  6. 【請求項6】 帯状弾性体が格納状態の鞘管固定具を昇
    降枠の昇降移動面と直角方向に複数並べて収容すること
    が可能な収容部と、 前記収容部に収容されている鞘管固定具を順次昇降枠に
    移乗させる送り手段とを備えたことを特徴とする請求項
    4又は5記載の鞘管固定具装着装置。
  7. 【請求項7】 管内を走行可能な鞘管敷設用台車に組み
    込まれていることを特徴とする請求項4乃至6の何れか
    に記載の鞘管固定具装着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100804161B1 (ko) * 2005-04-07 2008-02-22 주식회사 한강개발 관로의 케이블 설치부재

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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