JP2002340027A - 液圧式クラッチレリーズ装置 - Google Patents

液圧式クラッチレリーズ装置

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JP2002340027A JP2001142147A JP2001142147A JP2002340027A JP 2002340027 A JP2002340027 A JP 2002340027A JP 2001142147 A JP2001142147 A JP 2001142147A JP 2001142147 A JP2001142147 A JP 2001142147A JP 2002340027 A JP2002340027 A JP 2002340027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体側の配置スペースが狭く制約されること
があっても、非回転部材を確実に回り止めすることがで
きるようにする。非回転部材の回り止めを図りながら、
作動方向への移動を極力損なわないようにする。 【解決手段】 戻しばね31の両端を支承するスプリン
グリテーナ23,30に、円筒を四半分した形状の係合
爪23d,23d,30d,30dを向き合わせて突設
する。スプリングリテーナ23,30の位相を90度ず
らせて、双方の係合爪23d,23d,30d,30d
を交互に咬み合わせする。これにより、非回転部材を回
り止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
とトランスミッションの間の動力を断接するクラッチを
液圧で作動する液圧式クラッチレリーズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のクラッチの作動に用いられる液
圧式のクラッチレリーズ装置として、例えば特開昭20
00−291686号公報に示されるものがある。
【0003】この技術は、シリンダハウジングの内側環
と外側環との間にクラッチ側へ開口して設けられた有底
の環状空間部に、環状ピストンを液密且つ移動可能に内
挿し、外側環からクラッチ側に延びる内側環の延出部分
に摺動環を摺動可能に外挿している。環状ピストンから
反クラッチ側の環状空間部はシリンダ室として画成さ
れ、また摺動環から半径方向外側へ突出する軸受支持部
材のクラッチ側に、内側環の延出部分を囲繞して配設さ
れるレリーズ軸受の外輪を支持している。
【0004】外側環の反クラッチ側には大径部があり、
また軸受支持部材の反クラッチ側には円板状のリヤプレ
ートが係着されていて、リヤプレートと大径部の対向面
にそれぞれ係着したスプリングリテーナの間に戻しばね
を縮設し、該戻しばねの弾発力にて、軸受ユニットの非
回転部材であるレリーズ軸受の外輪から軸受支持部材,
摺動環,リヤプレート,スプリングリテーナまでをクラ
ッチ方向へ付勢して、レリーズ軸受の内輪に設けた当接
部をクラッチのダイヤフラムばねに押圧している。
【0005】ところで、ダイヤフラムばねとレリーズ軸
受の内輪とは、エンジンの駆動時に一方向へ回転する
が、内輪の始動時や停止時の回転トルクは転動子を通し
て外輪にも伝わり、さらに軸受ユニットの軸受支持部材
や摺動環,リヤプレート,スプリングリテーナまでの部
材に回転力を与えてしまい、軸受ユニットの摺動性を低
下させることとなる。
【0006】このため、上述の先行技術では、軸受ユニ
ットのリヤプレートに爪片を設け、外側環の外周面には
周方向と軸方向とに連続するL字状の係合溝を設けて、
該係合溝の軸方向の溝部分に爪片を係合することによ
り、レリーズ軸受の外輪からリヤプレート側のスプリン
グリテーナまでの回転を規制するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
回転規制構造ではリヤプレートを必要とするために、部
品点数と組み付け工数が増加して、生産性とコスト面と
で不利であり、またクラッチレリーズ装置の車体への配
置スペースは狭く制約されることが多く、外側環を厚く
形成することができずに、係合溝とリヤプレートの爪片
との係合深さを確保しにくいという問題があった。
【0008】本発明は、このような実情を背景にしてな
されたもので、その目的とするところは、車体側の配置
スペースが狭く制約されることがあっても、非回転部材
を確実に回り止めすることができ、また非回転部材の回
り止めを図りながらも作動方向への摺動性を極力損なわ
ないようにした液圧式クラッチレリーズ装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的に従って、本
発明は、シリンダハウジングの内側環と外側環との間に
有底の環状空間部をクラッチ側へ開口して設け、該環状
空間部に環状ピストンを液密且つ移動可能に内挿して、
環状ピストンから反クラッチ側の環状空間部をシリンダ
室となし、前記外側環からクラッチ側に延びる内側環の
延出部分に軸受支持部材を内側環の軸方向へ移動可能に
外挿し、該軸受支持部材のクラッチ側に前記内側環の延
出部分を囲繞して配設されるレリーズ軸受の外輪を支持
し、前記軸受支持部材と前記外側環の反クラッチ側とに
スプリングリテーナを対向して設け、両スプリングリテ
ーナ間に縮設した戻しばねの弾発力にて、前記軸受支持
部材とレリーズ軸受とをクラッチ方向へ付勢して、レリ
ーズ軸受の内輪に設けた当接部をクラッチのダイヤフラ
ムばねに押圧するようになした液圧式クラッチレリーズ
装置において、前記双方のスプリングリテーナに複数の
係合爪を相対向して突設し、該係合爪を交互に咬み合わ
せしたことを特徴としている。
【0010】また、本発明において、軸受支持部材側の
スプリングリテーナの係合爪と反クラッチ側のスプリン
グリテーナの係合爪のいずれか一方または双方の側面
を、円弧状に面取りすることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態例を図面に
基づいて説明する。クラッチレリーズ装置1は、インナ
ケース2とアウタケース3の内側環2aと外側環3aと
を同心円状に組み合わせし、図示しないクラッチ(図2
の左側)と反対側に位置する大径部2b,3bの間にシ
ールリング4を介装して、大径部2b,3bを複数のボ
ルト5で一体に連結して、シリンダハウジング6を構成
しており、内側環2a内にクラッチ軸7が挿通されてい
る。
【0012】内側環2aと外側環3aとの間には、有底
の環状空間部がクラッチ側に開口して設けられ、該環状
空間部に環状ピストン10がピストンシール11を用い
て内側環2a及び外側環3aの軸方向へ液密且つ移動可
能に内挿されており、環状ピストン10と環状空間部の
底壁との間に環状のシリンダ室12が画成されている。
【0013】アウタケース3の反クラッチ側(図2の右
側)には、液通管2cが半径方向外側へ向けて突設され
ており、該液通管2c先端のボス部2fにユニオン孔1
3とブリーダ孔14とが穿設されている。ユニオン孔1
3は、液通管2c内の液通路15を通してシリンダ室1
2とつながれており、別途の図示しないクラッチ液圧マ
スタシリンダで昇圧した作動液をシリンダ室12へ供給
するようにしている。ブリーダ孔14は、液通管2cの
外側を迂回する配管16にてシリンダ室12の上部につ
ながれていて、作動液に混入するエアをブリーダ孔14
から大気へ放出できるようにしており、常時はブリーダ
孔14にブリーダスクリュ17が螺着されていて、大気
との連通を遮断されている。
【0014】内側環2aには、外側環3aの端部からク
ラッチ方向へ延びる延出部分2dが一体形成されてお
り、該延出部分2dに摺動環20が内・外側環2a,3
aの軸方向へ移動可能に外挿されている。摺動環20に
は、板状の軸受支持部材21の内周側が一体にモールド
されており、摺動環20から半径方向外側へ突出して配
設される軸受支持部材21のクラッチ側にレリーズ軸受
22が支持されている。軸受支持部材21の反クラッチ
側には、スプリングリテーナ23が係着されており、軸
受支持部材21とレリーズ軸受22とスプリングリテー
ナ23との外側をカバー24で覆って、摺動環20と軸
受支持部材21とレリーズ軸受22とスプリングリテー
ナ23とを軸受ユニット25として一体化している。
【0015】レリーズ軸受22は、外輪22aを軸受支
持部材21に固着され、内輪22bのクラッチ側へ突出
する当接片22cを、クラッチのダイヤフラムばね26
に後述する戻しばね31の付勢力にて常時押圧してお
り、エンジンの回転力によって、ダイヤフラムばね26
と内輪22bとを一体回転させるようにしている。外側
環3aの反クラッチ側に位置する液通管2cの側壁に
は、スプリングリテーナ30が軸受ユニット25のスプ
リングリテーナ23に対向して設けられ、両スプリング
リテーナ23,30間にコイル状の戻しばね31が縮設
されると共に、該戻しばね31の外側をブーツ32にて
被覆している。
【0016】スプリングリテーナ23,30は、リング
状の基板23a,30aの外周側にブーツ溝23b,3
0bを備え、該ブーツ溝23b,30bの内周側一側面
にばね受け座23c,30cを備えると共に、該ばね受
け座23c,30cの内側に係合爪23d,23d,3
0d,30dを備えている。
【0017】軸受支持部材21側に配設されるスプリン
グリテーナ23は、ブーツ溝23bの一側壁を担う基板
23aの外周部に、複数の係合片23eと係合溝23f
とが設けられており、スプリングリテーナ23は、これ
ら係合片23eと係合溝23fとを用いて軸受支持部材
21に係着される。また、反クラッチ側に配設されるス
プリングリテーナ30は、ブーツ溝30bの一側壁を担
う基板30aの他側面に一対の突起を用いた係合溝30
e,30eが形成されており、スプリングリテーナ30
は、この係合溝30e,30eを用いて液通管2cの側
壁に係着される。
【0018】係合爪23d,23d,30d,30d
は、円筒を四半分した円弧片に形成され、基板23a,
30aの一側面内周側の対向位置に2個づつ突設したも
ので、これら4つの係合爪23d,23d,30d,3
0dを向き合わせてスプリングリテーナ23,30の位
相を90度ずらせることにより、係合爪23d,23
d,30d,30dを交互に咬み合わせるようにしてい
る。さらに、反クラッチ側のスプリングリテーナ30の
係合爪30d,30dでは、側面30f,30fが平面
状に形成されているのに対し、軸受支持部材21側のス
プリングリテーナ23の係合爪23d,23dでは、側
面23g,23gが半円弧状に面取りされている。
【0019】戻しばね31は、双方の端部をスプリング
リテーナ23,30と係合爪23d,23d,30d,
30dに外挿して、外端をばね受け座23c,30cに
当接させ、さらにスプリングリテーナ23,30のブー
ツ溝23b,30bにブーツ32の端部を嵌合して戻し
ばね31の外側をブーツ32で被覆することにより、ス
プリングリテーナ23,30と戻しばね31とブーツ3
2との4部材を一体に仮組みする。
【0020】そして、このように仮組みした軸受支持部
材21側のスプリングリテーナ23に、軸受ユニット2
5の摺動環20と軸受支持部材21とレリーズ軸受22
とカバー24とを組み付けして、一体のレリーズユニッ
ト33を構成する。レリーズユニット33としての一体
化は、シリンダハウジング6へ装着する前に行われ、こ
の状態では戻しばね31が自由長さにあって、スプリン
グリテーナ23の係合爪23d,23dとスプリングリ
テーナ30の係合爪30d,30dは離間している。
【0021】シリンダハウジング6には、スプリングリ
テーナ23,30と戻しばね31とを外側環3aに外挿
し、また摺動環20を内側環2aの延出部分2dに外挿
したのち、内側環2aの端部に止め輪34を係着してレ
リーズユニット33を抜け止めすることにより、クラッ
チレリーズ装置1を構成する。
【0022】シリンダハウジング6に装着されたレリー
ズユニット33は、摺動環20が止め輪34と当接し
て、戻しばね31が自由長さよりも圧縮された状態にあ
り、スプリングリテーナ23,30の係合爪23d,2
3d,30d,30dは、先端同士が僅かに咬み合って
いる。この咬み合いにおいて、スプリングリテーナ2
3,30の係合爪23d,30dとの咬みあいは、平面
状の側面30fと半円弧状の側面23gとの線接触とな
る。クラッチレリーズ装置1は、車体へ組み付けする前
に上記の態様で運搬や保管に供される。
【0023】図2は、上述のクラッチレリーズ装置1を
車体に組み付けしたのちの非作動状態を示しており、レ
リーズ軸受22の内輪22bの当接片22cにクラッチ
のダイヤフラムばね26が当接していて、スプリングリ
テーナ23,30の係合爪23d,23d,30d,3
0dが戻しばね31を圧縮しながら互いに深く咬み合っ
ており、内輪22bの当接片22cを戻しばね31の付
勢力によってダイヤフラムばね26に常時押圧してい
る。
【0024】本形態例は、以上のように構成されてお
り、クラッチレリーズ装置1を作動しない図2の状態で
エンジンを始動すると、クラッチのダイヤフラムばね2
6とレリーズ軸受22の内輪22bとが一方向へ一体に
回転する。また、運転者のクラッチ操作によってクラッ
チ液圧マスタシリンダで昇圧した作動液がシリンダ室1
2に供給されると、環状ピストン10が内側環2a上を
クラッチ方向へ摺動して摺動環20を押動し、該摺動環
20が内側環2aの延出部分2d上をクラッチ方向へ摺
動する。これにより、軸受ユニット25の全体がクラッ
チ方向へ移動し、内輪22bの当接片22cがダイヤフ
ラムばね26を押動してクラッチが切断される。
【0025】また、上述のクラッチ操作を解除すると、
軸受ユニット25と環状ピストン10とが、ダイヤフラ
ムばね26の復元力によって反クラッチ方向へ押し戻さ
れ、図2の非作動状態に復帰し、これに伴ってクラッチ
が接続される。
【0026】レリーズ軸受22の内輪22bが始動した
り停止する場合に、内輪22bの回転トルクが転動子2
2dを通して外輪22aにも伝わり、さらに軸受ユニッ
ト25の軸受支持部材21や摺動環20,軸受支持部材
側のスプリングリテーナ23,戻しばね31及びブーツ
32までの非回転部材に回転力を与えようとするが、本
形態例は、内・外側環2a,3aの軸方向へ移動するス
プリングリテーナ23の係合爪23d,23dを、液通
管2cへの係着によってシリンダハウジング6に固定さ
れるスプリングリテーナ30の係合爪30d,30dと
交互に咬み合わせしているので、上記した非回転部材の
周方向の回転を有効に阻止することができる。
【0027】また、双方の係合爪23d,23d,30
d,30dは、スプリングリテーナ23,30の半径方
向の大きさの範囲で且つ同一の円周上に位置するため、
係合爪23d,23d,30d,30dに回転トルクを
阻止するだけの厚みを充分に採ることができ、しかもス
プリングリテーナ23,30の大きさは従来のままで済
むので、車体の狭い配置スペースにも容易に取り付けす
ることができる。
【0028】さらに、双方の係合爪23d,30dの側
面23g,30fを円弧状と平面状と形成して線接触さ
せるようにしたので、軸受支持部材側のスプリングリテ
ーナ23が内外側環2a,3aの軸方向へ移動する際
に、両側面23g,30fの摺動抵抗を減少してスプリ
ングリテーナ23を良好に移動することができるように
なる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液圧式ク
ラッチレリーズ装置は、戻しばねの両端に位置するスプ
リングリテーナの係合爪を交互に咬み合うようにしたか
ら、レリーズ軸受の内輪からの回転トルクによって、軸
受支持部材やこれに係合するスプリングリテーナなどの
非回転部材が周方向に回転するのを確実に阻止すること
ができるようになる。また、双方のスプリングリテーナ
の係合爪は、スプリングリテーナの半径方向の大きさの
範囲で且つ同一の円周上に位置するため、係合爪に回転
トルクを阻止するだけの厚みを充分に取ることができ、
しかもスプリングリテーナの大きさは従来のままで済む
ので、車体の狭い配置スペースにも容易に取り付けする
ことができる。
【0030】また、双方のスプリングリテーナの係合爪
のいずれか一方または双方を円弧状に形成することによ
り、係合爪の側面同士の摺動抵抗を減少して軸受支持部
材側のスプリングリテーナを良好に軸方向へ移動するこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態例を示す液圧式クラッチレリ
ーズ装置のスプリングリテーナと戻しばねの分解斜視図
【図2】 本発明の一形態例を示す図3のII−II断
面図
【図3】 本発明の一形態例を示す液圧式クラッチレリ
ーズ装置の一部断面側面図
【図4】 本発明の一形態例を示すスプリングリテーナ
の係合爪の咬み合い状態を示す断面図
【符号の説明】 1…クラッチレリーズ装置、2…インナケース、2a…
内側環、2b…大径部、2c…液通管、2d…延出部
分、3…アウタケース、3a…外側環、3b…大径部、
6…シリンダハウジング、7…クラッチ軸、10…環状
ピストン、12…シリンダ室、15…液通路、20…摺
動環、21…軸受支持部材、22…レリーズ軸受、22
a…外輪、22b…内輪、22c…当接片、22d…転
動子、23…軸受支持部材側のスプリングリテーナ、2
3a…基板、23b…ブーツ溝、23c…ばね受け座、
23d…係合爪、23g…係合爪23dの側面、24…
カバー、25…軸受ユニット、26…ダイヤフラムば
ね、30…反クラッチ側のスプリングリテーナ、30a
…基板、30b…ブーツ溝、30c…ばね受け座、30
f…係合爪30dの側面、20d…係合爪、31…戻し
ばね、32…ブーツ、33…レリーズユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月21日(2001.5.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】自動車のクラッチの作動に用いられる液
圧式のクラッチレリーズ装置として、例えば特開200
0−291686号公報に示されるものがある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダハウジングの内側環と外側環と
    の間に有底の環状空間部をクラッチ側へ開口して設け、
    該環状空間部に環状ピストンを液密且つ移動可能に内挿
    して、環状ピストンから反クラッチ側の環状空間部をシ
    リンダ室となし、前記外側環からクラッチ側に延びる内
    側環の延出部分に軸受支持部材を内側環の軸方向へ移動
    可能に外挿し、該軸受支持部材のクラッチ側に前記内側
    環の延出部分を囲繞して配設されるレリーズ軸受の外輪
    を支持し、前記軸受支持部材と前記外側環の反クラッチ
    側とにスプリングリテーナを対向して設け、両スプリン
    グリテーナ間に縮設した戻しばねの弾発力にて、前記軸
    受支持部材とレリーズ軸受とをクラッチ方向へ付勢し
    て、レリーズ軸受の内輪に設けた当接部をクラッチのダ
    イヤフラムばねに押圧するようになした液圧式クラッチ
    レリーズ装置において、前記双方のスプリングリテーナ
    に複数の係合爪を相対向して突設し、該係合爪を交互に
    咬み合わせしたことを特徴とする液圧式クラッチレリー
    ズ装置。
  2. 【請求項2】 前記軸受支持部材側のスプリングリテー
    ナの係合爪と前記反クラッチ側のスプリングリテーナの
    係合爪のいずれか一方または双方の側面を、円弧状に面
    取りしたことを特徴とする請求項1に記載の液圧式クラ
    ッチレリーズ装置。
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