JP2002339554A - 配線床構造及び配線床の施工方法 - Google Patents

配線床構造及び配線床の施工方法

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JP2002339554A
JP2002339554A JP2001142619A JP2001142619A JP2002339554A JP 2002339554 A JP2002339554 A JP 2002339554A JP 2001142619 A JP2001142619 A JP 2001142619A JP 2001142619 A JP2001142619 A JP 2001142619A JP 2002339554 A JP2002339554 A JP 2002339554A
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Masabumi Yamakawa
正文 山川
Masanao Yamanaka
政直 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線の自由度を大幅に向上させることがで
き、レイアウトの変更を簡単かつ迅速に行うことができ
る配線床構造及び配線床の施工方法を提供する。 【解決手段】 配線用凹溝(4)を有するベースパネル
(1)と、壁面との隙間に設置されるボーダーパネル
(2)と、これらの上面を覆う床仕上げ材(3)とから
なる配線床構造であって、ボーダーパネル(2)に床仕
上げ材(3)の下側で配線を収容するピット(5)を形
成した配線床構造、及び、配線用凹溝(4)を有するベ
ースパネル(1)と配線を収容するピット(5)が形成
されたボーダーパネル(2)とを設置し、ボーダーパネ
ル(2)に配線用凹溝(4)とピット(5)との間を接
続する溝加工を施し、加工溝(10)を通して配線し、
上面を床仕上げ材(3)で覆う配線床の施工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房用の温水パ
イプ、電気及び通信用のケーブル等の配線を床内に収容
するための配線床構造及び配線床の施工方法に関するも
のであって、本発明でいう配線には、各種のパイプ等の
配管を含むものである。
【0002】
【従来の技術】集合住宅やオフィスビル等の床構造は、
一般的に支持脚をコンクリートスラブの基盤上に所定の
間隔で配置し、これら支持脚の上にベースパネル及びボ
ーダーパネルを敷き並べて二重床として、床下に床暖房
用の温水パイプや電気及び通信用ケーブル等の配線空間
を確保するようになっている。
【0003】ここで、床暖房用の床構造の場合は、外部
の給湯機器に接続された温水パイプを床仕上げ材の直下
に配線する必要がある。そのため従来は、床暖房部パネ
ルの所定の位置に予め開口部を設けておき、この開口部
を通して温水パイプを床下の配線空間から床暖房部パネ
ルの上まで導き出し、温水パイプを引き回していた。
【0004】また、電気や通信ケーブル等の配線用の床
構造の場合には、外部の設備機器に接続されたケーブル
を所定の位置でベースパネル上に引き出す必要がある。
そのため従来は、必要なケーブルを引き出す位置のベー
スパネルに開閉可能なパネルを使用して、床下の配線空
間内で引き回されたケーブルを開閉パネルの部分から取
り出すことが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、床暖房
部パネルの所定の位置に予め開口部を設けておいたり、
ケーブルを引き出す位置のベースパネルに開閉可能なパ
ネルを使用することは、室内のレイアウトの変更を著し
く制限することになる。
【0006】即ち、床暖房用の床構造の場合は、レイア
ウトの変更に伴って別の場所に温水パイプを配線しなけ
ればならないが、床下の配線空間から温水パイプを床暖
房部パネルの上まで導き出すための開口部の位置が既に
決められているので、開口部から離れた位置のベースパ
ネルに向けて配線するためには、床暖房の設置位置の近
くに新たな開口部を設ける必要が生じるのである。ま
た、床暖房の部分を増設する場合にも、増設場所に応じ
て新たな開口部を設けなければならないという問題があ
る。
【0007】一方、電気や通信ケーブル等の配線用の床
構造の場合は、レイアウトの変更に伴って別の場所に開
閉可能なパネルを設置する必要が生じたり、予め開閉可
能なパネルを数多く設置しておいたとしても、必要なケ
ーブルを床下の配線空間から取り出さなければならない
手間があることに変わりはない。
【0008】そこで本発明は、配線の自由度を大幅に向
上させることができ、レイアウトの変更を簡単かつ迅速
に行うことができる配線床構造及び配線床の施工方法を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するためになされたものであって、その要旨の第1
は、配線用凹溝を有するベースパネルと、当該ベースパ
ネルの周囲で壁面との隙間に設置されるボーダーパネル
と、前記ベースパネル及びボーダーパネルの上面を覆っ
て設置される床仕上げ材とからなる配線床構造であっ
て、ボーダーパネルに、床仕上げ材の下側で配線を収容
するピットを形成した配線床構造に係るものである。
【0010】そして好ましくは、ベースパネル及びボー
ダーパネルの下側に支持脚を配置して二重床とし、支持
脚の上面に固定されたピットパネルに対して配線収容分
だけ間隔をずらしてボーダー本体パネルをピットパネル
の上面に載せ、ピットを形成したものである。
【0011】また、特に、ベースパネルの表面に均熱材
を敷設し、ピットから配管された床暖房用の温水パイプ
を、均熱材の上側から配線用凹溝内に埋め込んだ配線床
構造に係るものである。
【0012】更に、ボーダーパネルのピットに配線を誘
導するさや管を設けることが好ましく、配線を誘導する
さや管は複数個設けることが好ましい。
【0013】本発明の要旨の第2は、上記した配線床の
施工方法であって、配線床の施工空間内に配線用凹溝を
有するベースパネルを設置すると共に、当該ベースパネ
ルの周囲で壁面との隙間に配線を収容するピットが形成
されたボーダーパネルを設置し、その後、当該ボーダー
パネルに配線用凹溝とピットとの間を接続する溝加工を
施し、当該加工溝を通してピットから配線用凹溝に向け
て配線し、最後に前記ベースパネル及びボーダーパネル
の上面を床仕上げ材で覆う施工方法に係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の配線床構造は、従来の床
構造と同様にベースパネルとボーダーパネルと床仕上げ
材とからなる。ここで、ベースパネルはコンクリートス
ラブの基盤上に敷き詰められる一定寸法の部材であり、
例えば床暖房用のベースパネルの標準寸法は、厚さ約4
1mm×幅600mm×長さ1820mmとなってい
る。そのため、基盤上に敷き詰めていくとほとんど必然
的に、ベースパネルの端面と壁面又は柱回りとの隣接部
で隙間が発生する。
【0015】ボーダーパネルは上記の隙間を埋めるため
に設置される部材であり、隙間に合わせて施工現場で切
断加工されるものである。また、ベースパネル及びボー
ダーパネルの上面は床仕上げ材で覆われてパネル同士の
継ぎ目等が隠される。なお、床仕上げ材としては木質材
料の他にカーペット等を使用することもできる。
【0016】ここで、本発明の配線床構造に使用するベ
ースパネルは、配線用凹溝を有している。この配線用凹
溝は、床暖房用の温水パイプや電気及び通信用のケーブ
ル等を入れて配線するためのものであって、一般的に
は、一枚のベースパネルに適当な間隔で複数本の主溝を
形成すると共に、主溝同士の連絡溝も形成してある。そ
して、ベースパネル同士を突き合わせるとそれぞれのベ
ースパネルの主溝同士も一致し、複数のベースパネルに
わたって連続的な凹溝が形成されるようになっている。
従って、ベースパネルの全域に温水パイプを配線した
り、接続機器の直近まで電気や通信用のケーブルを配線
することができるのである。
【0017】本発明の配線床構造では特徴的に、床仕上
げ材の下側で配線を収容するピットをボーダーパネルに
形成してある。即ち、従来のボーダーパネルが単なる平
板であるのに対し、本発明ではピットによってボーダー
パネル自体に配線を収容できるのである。従って、ピッ
ト内で自由に配線を引き回すことが可能となり、適当な
場所で配線をピットに引き出しておけば、たとえレイア
ウトが変更されて配線するベースパネルが変わったとし
ても、そのベースパネルまでピット内で配線を引き回せ
ば済むことになる。そのため従来の床構造のように、新
たに配線が必要となるベースパネルの位置に合わせて開
口部を新設したり、開閉可能なパネルに取り替えたり、
床下空間から配線を取り出す必要がなくなるのである。
【0018】このピットは、床仕上げ材の下側で配線を
収容し得る程度の深さや、必要な数の配線を収容できる
幅を有していれば形状や加工法を問わないが、ベースパ
ネル及びボーダーパネルの下側に支持脚が配置される二
重床の場合は、支持脚の上面に固定されたピットパネル
と、当該ピットパネルの上面に配線収容分の間隔だけず
らして載せたボーダー本体パネルとでピットを形成する
ことが簡便である点で好ましい。何故なら、ピットパネ
ルをある程度広い幅に設定しておけば、ピットパネルと
ボーダー本体パネルとの重なり具合を調整するだけでパ
ネルの切断加工をすることなくベースパネルと壁面との
隙間を埋めることができ、同時にピットも形成すること
ができるからである。
【0019】なお、本発明の配線床構造は二重床ばかり
でなく直貼り床にも適用できることは当然であるが、直
貼り床の場合は、例えばボーダーパネルに凹み部を形成
してピットとすればよい。
【0020】また、配線としては、温水パイプや電気及
び通信用のケーブル等、各種のものが該当し、配管を含
むものであって、本発明の配線床構造は、特に温水パイ
プを使用した床暖房に好適に使用できる。温水パイプは
床仕上げ材の直下に満遍なく配線しなければならないた
め、ベースパネルへの出入り口が厳密に決まっている関
係上、取り出し位置にある程度の自由度がある電気、通
信ケーブルと比較して、簡単かつ迅速なレイアウトの変
更に対する要望が強く、床暖房の増設の機会も多いから
である。
【0021】但し、ベースパネルに床暖房用の温水パイ
プを配線する場合は、ベースパネルの表面に均熱材を敷
設しておき、均熱材の上側から温水パイプを配線用凹溝
内に埋め込むようにして、ベースパネルの表面全体が暖
まるようにすることが好ましい。
【0022】ところで、ボーダーパネルのピット内まで
は配線を引き出さなければならないが、この際ピットに
配線を誘導するさや管を設けておけば、さや管を通して
簡単に配線を引き出すことができる。また、さや管を予
め複数個設けておけば、配線の増設にも簡単に対応でき
る。即ち、当初から配線が通ったさや管の他に、配線の
ない予備のさや管を用意しておくのである。そして、増
設する配線をさや管に通せば、ピット内まで容易に配線
を引き出せる。なお、配線の増設は、ピット内で配線を
分岐させて行ってもよい。
【0023】次に、このような配線床の施工方法につい
て説明する。まず最初に、一般的な方法で配線床の施工
空間内にベースパネルを適当な数だけ設置すると共に、
壁面とベースパネルの周囲との間に残る隙間にボーダー
パネルを設置して、施工空間を埋める。なお、ベースパ
ネルには予め配線用凹溝が加工されたものを使用し、ボ
ーダーパネルには配線を収容するピットを形成してお
く。ピットは、二重床の場合、支持脚上面のピットパネ
ルにボーダー本体パネルを配線収容分だけずらして載せ
る等して形成すればよい。
【0024】その後、ベースパネルの配線用凹溝とボー
ダーパネルのピットとを接続する溝をボーダーパネルの
必要な箇所に加工して、ピットから配線用凹溝に向けて
配線できるようにする。なお、ボーダーパネルとして予
め加工溝を有するものを設置してもよいことは当然であ
り、この場合は現場加工が不要となる。
【0025】そして、加工溝を通してピットから配線用
凹溝に向けて配線するが、床暖房用の温水パイプの場合
には、床暖房する箇所のベースパネルの配線用凹溝内に
満遍なく温水パイプを埋め込んで、最後にピットに戻っ
てくるように配線して温水の循環経路を形成する。ま
た、電気、通信ケーブルの場合には、ケーブル接続機器
の近くまでベースパネルの配線用凹溝内にケーブルを埋
め込んでおく。
【0026】最後に、ベースパネル及びボーダーパネル
の上面を床仕上げ材で覆うのであるが、電気、通信ケー
ブルを配線したときは、床仕上げ材の上までケーブルを
引き出しておく。
【0027】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施の形態の具体例
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の配線床構造
の一例を示す斜視図であり、この実施例ではベースパネ
ル1、ボーダーパネル2、床仕上げ材3の他、ベースパ
ネル1及びボーダーパネル2の下側に支持脚6,6’が
配置されており、床高さ120mmの二重床となってい
る。
【0028】図1のベースパネル1は床暖房用のもの
で、厚さ約41mm×幅600mm×長さ1820mm
の標準寸法品の上面に温水パイプ8の配線用凹溝4を有
するものである。この配線用凹溝4は、ベースパネル1
の長手方向に伸びる主溝4Aとその端部で隣接する主溝
4Aの間を結ぶ連絡溝4Bとから構成されている。そし
て、図2の正面図に示すように、ベースパネル1の標準
寸法品1A及びその二分割品1Bをコンクリートスラブ
の基盤11の上に千鳥状に配列すると、それぞれの主溝
4A又は連絡溝4Bがつながって連続的な凹溝が形成さ
れる。
【0029】また、ベースパネル1の端面と壁面12と
の間には、その隙間を埋めるために厚さ25mmのボー
ダーパネル2が設置されている。ボーダーパネル2に
は、床仕上げ材3の下側で温水パイプ8を収容するピッ
ト5が形成されているが、図1に示す実施例の場合は、
支持脚6を利用してピット5を形成している。即ち、支
持脚6に固定したピットパネル2Aの上面にボーダー本
体パネル2Bの一端をずらして載せることでピット5が
形成されるようにしている。
【0030】そのため、ピットパネル2Aとボーダー本
体パネル2Bとの重なり具合を調整するだけでパネルの
切断加工をすることなくベースパネル1と壁面12との
隙間が埋められ、同時にピット5が形成されるのであ
る。
【0031】なお、ピットパネル2Aの壁面12側に
は、床仕上げ材3の支持パネル2Cが設けられているの
で、ピット5はボーダー本体パネル2Bと支持パネル2
Cとの間の幅90mmの範囲となる。また、ボーダー本
体パネル2Bの他端は、ベースパネル1の支持脚6’に
載せられている。
【0032】温水パイプ8は、図示しない外部の給湯機
器から床下の配線空間に入り、更にピット5の先まで引
き出されている。ここで、ピットパネル2Aから室外ま
ではさや管9が設けられており、温水パイプ8をピット
5まで簡単に誘導できるようになっている。
【0033】なお、図1の実施例では、温水パイプ8が
通ったさや管9の他に未だ何も通っていないさや管9’
が設けられており、新たに温水パイプを通せば将来の床
暖房の増設にも容易に対応できるようになっている。即
ち、図3に平面図で示すように、さや管9だけを使用し
た図3(A)の新設時の床暖房に対し、さや管9’を利
用して新たな温水パイプを通せば、図3(B)のように
簡単に床暖房の増設ができるのである。
【0034】ところで、ピット5の先まで引き出された
温水パイプ8は、ベースパネル1の配線用凹溝4に埋め
込まれて暖房範囲に満遍なく配線されるが、ボーダー本
体パネル2Bが平板状である場合には、さや管9と最寄
りの主溝4Aとの間に、図2に示すような加工溝10を
設けておく。加工溝10は、ボーダー本体パネル2Bの
配置前に設けることもできるが、配置後に溝切りカッタ
ーで加工することが簡便である。なお、温水パイプ8に
は往路と復路があるので、加工溝10や連絡溝4Bもそ
れに対応したものとなっている。
【0035】また、図4の断面図に示す通り、ベースパ
ネル1の表面には均熱板7が敷設されており、均熱板7
の上側から温水パイプ8が配線用凹溝4の中に埋め込ま
れ、ベースパネル1の表面全体が暖まるようになってい
る。即ち、直径7mmの架橋ポリエチレン製の温水パイ
プ8をアルミ製の均熱板7を介して開口幅10.5mm
の配線用凹溝4に入れてあるので、温水パイプ8と均熱
板7との接触面積が大きくなって熱が伝わり易くなり、
均熱板7によって温水パイプ8のない場所まで暖まるの
である。
【0036】更に、ベースパネル1及びボーダーパネル
2の上面は、厚さ12mmの木質の床仕上げ材3で覆わ
れてパネル同士の継ぎ目や温水パイプ8が隠されてい
る。但し、図1に示すピット5の上の部分では蓋になっ
ており、床暖房の範囲の増設や変更が簡単にできるよう
になっている。即ち、増設時には蓋になっている部分の
床仕上げ材3を開け、予備のさや管9’に新たな温水パ
イプを通したり、既存の温水パイプ8を分岐させて所定
の位置までピット5の中を這わせばよく、変更時も蓋を
開けてピット5の中で温水パイプ8を這わせ、別の位置
に付け替えればよい。
【0037】
【発明の効果】本発明の配線床構造及び配線床の施工方
法によれば、特徴的に、床仕上げ材の下側で配線を収容
するピットがボーダーパネルに形成されているので、ピ
ット内で配線を自由に引き回すことができ、配線用凹溝
を有するベースパネルを使用して任意の位置・範囲を選
択して配線することができる。従って、配線の自由度が
大幅に向上し、レイアウトの変更を簡単かつ迅速に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の配線床構造の一例を示す斜視
図である。
【図2】図2は、図1に示す配線床構造の平面図であ
る。
【図3】図3は、本発明の配線床構造において、レイア
ウトを変更した場合の例を示す平面図である。
【図4】図4は、図1に示す配線床構造の断面図であ
る。
【符号の説明】
1‥ベースパネル 1A‥標準寸法品 1B‥二分割品 2‥ボーダーパネル 2A‥ピットパネル 2B‥ボーダー本体パネル 2C‥支持パネル 3‥床仕上げ材 4‥配線用凹溝 4A‥主溝 4B‥連絡溝 5‥ピット 6,6’‥支持脚 7‥均熱板 8‥温水パイプ 9,9’‥さや管 10‥加工溝 11‥基盤 12‥壁面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線用凹溝(4)を有するベースパネル
    (1)と、当該ベースパネル(1)の周囲で壁面との隙
    間に設置されるボーダーパネル(2)と、前記ベースパ
    ネル(1)及びボーダーパネル(2)の上面を覆って設
    置される床仕上げ材(3)とからなる配線床構造であっ
    て、ボーダーパネル(2)に、床仕上げ材(3)の下側
    で配線を収容するピット(5)を形成したことを特徴と
    する配線床構造。
  2. 【請求項2】 ベースパネル(1)及びボーダーパネル
    (2)の下側に支持脚(6)が配置され、ボーダーパネ
    ル(2)のピット(5)が、前記支持脚(6)の上面に
    固定されたピットパネル(2A)と、当該ピットパネル
    (2A)の上面に配線収容分の間隔だけずらして載せら
    れたボーダー本体パネル(2B)とから形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の配線床構造。
  3. 【請求項3】 ベースパネル(1)の表面に均熱材
    (7)が敷設され、ピット(5)から配管された床暖房
    用の温水パイプ(8)が、前記均熱材(7)の上側から
    配線用凹溝(4)内に埋め込まれていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の配線床構造。
  4. 【請求項4】 ボーダーパネル(2)のピット(5)
    に、配線を誘導するさや管(9)を設けたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の配線床構造。
  5. 【請求項5】 配線を誘導するさや管(9)が、複数個
    設けられていることを特徴とする請求項4に記載の配線
    床構造。
  6. 【請求項6】 配線床の施工空間内に配線用凹溝(4)
    を有するベースパネル(1)を設置すると共に、当該ベ
    ースパネル(1)の周囲で壁面との隙間に配線を収容す
    るピット(5)が形成されたボーダーパネル(2)を設
    置し、その後、当該ボーダーパネル(2)に配線用凹溝
    (4)とピット(5)との間を接続する溝加工を施し、
    当該加工溝(10)を通してピット(5)から配線用凹
    溝(4)に向けて配線し、最後に前記ベースパネル
    (1)及びボーダーパネル(2)の上面を床仕上げ材
    (3)で覆うことを特徴とする配線床の施工方法。
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