JP2002338745A - 高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物 - Google Patents

高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物

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JP2002338745A
JP2002338745A JP2001143013A JP2001143013A JP2002338745A JP 2002338745 A JP2002338745 A JP 2002338745A JP 2001143013 A JP2001143013 A JP 2001143013A JP 2001143013 A JP2001143013 A JP 2001143013A JP 2002338745 A JP2002338745 A JP 2002338745A
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sulfur
chloroprene rubber
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rubber mixture
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Seiji Matsumoto
清児 松本
Tomokazu Koike
知一 小池
Tamotsu Sato
保 佐藤
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好なロール離型性を有し、且つミル収縮の
小さい配合物を与え得る、優れた混練作業性を有し、ゲ
ル部分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合
物、及びカレンダーロール加工成型用の優れた混練作業
性を有し、ゲル部分を含まない高弾性硫黄変性クロロプ
レンゴム混合物を提供することである。 【解決手段】ゲル部分を含まない範囲で高重合転化率、
高ムーニー粘度化などのゴム弾性を高めた高弾性硫黄変
性クロロプレンゴムと、ムーニー粘度15以下の硫黄変
性クロロプレンゴムを10〜30重量%含有させた硫黄
変性クロロプレンゴムとの混合物を製造し、用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硫黄変性クロロプ
レンゴムに関するものであり、詳しくはゲル部分を含ま
ず、且つ高弾性応力を有し、優れた混練作業性を有する
硫黄変性クロロプレンゴム混合物に関するものであり、
カレンダーロール加工成型用にも利用できるものであ
る。
【0002】
【従来の技術】クロロプレンゴムは、各種合成ゴムの中
でも各物性のバランスが良好であるため幅広い用途に使
用されている。例えば、硫黄変性クロロプレンゴムは繊
維との接着性、引張強度、動的特性などが優れているた
めベルト用途などに広く使用されている。
【0003】それらのうち、自動車、農機用ベルトなど
の高負荷、高性能を要求されるものについては、プーリ
ーからの側圧に耐え得る横方向の高モジュラスと小径プ
ーリーや逆曲げに対応する周方向の柔軟性の両立が必要
であり、その手法としてポリエステル、ナイロン、コッ
トンなどの短繊維を配合し、さらにその短繊維をベルト
周方向と直角に配向させている。そのため、ベルト成型
においてカレンダーロールにより配合物を薄いシート状
に成型する工程を設け、短繊維を一定方向に配向させて
おり、その際シートを薄くする程、短繊維の配向度が向
上するため、ベルトの高性能化のためにはカレンダーシ
ートの厚み低減が不可欠である。しかし、それに伴いカ
レンダーロール表面への配合物の粘着が問題となってい
た。
【0004】これに対し、ゲル部分を含有する硫黄変性
クロロプレンゴムを使用することにより配合物のカレン
ダーロールへの粘着を改良することができるが、ゲル部
分を含有すると配合物のミル収縮が大きくなるため、カ
レンダーロール成型によるシートの厚み低減には限界が
あった。
【0005】従って、良好なロール離型性を有し、且つ
ミル収縮の小さい配合物を与え得るゲル部分を含まない
硫黄変性クロロプレンゴムが要望されていた。鋭意検討
の結果、良好なロール離型性を有し、且つミル収縮の小
さい配合物を与え得るゲル部分を含まない高弾性硫黄変
性クロロプレンゴムを確立したが、そのものは高弾性で
あるがために、配合物を製作する混練工程において配合
物のまとまりが悪いという課題を有し、作業性を更に改
善するための改良が要望されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な
ロール離型性を有し、且つミル収縮の小さい配合物を与
え得る、優れた混練作業性を有し、ゲル部分を含まない
高弾性硫黄変性クロロプレンゴム、及びカレンダーロー
ル加工成型用の優れた混練作業性を有し、ゲル部分を含
まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴムを提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、硫黄変性
クロロプレンゴムの重合において、適当量の硫黄を共重
合させ、ゲル部分を含まない範囲で高重合転化率、高ム
ーニー粘度化などのゴム弾性を高める手法を選択するこ
とにより得られる高弾性クロロプレンゴムに、ムーニー
粘度15以下の硫黄変性クロロプレンゴムを10〜30
重量%含有させた硫黄変性クロロプレンゴム混合物は優
れた混練作業性を有し、それによりミル収縮を損なわず
ロール粘着が改良された配合物が得られることを見出し
本発明に至った。
【0008】すなわち、本発明は、2−クロロ−1,3
−ブタジエン80〜99.7重量%、硫黄0.3〜2重
量%、及び2−クロロ−1,3−ブタジエンと共重合可
能な少なくとも1種のコモノマー0〜19.7重量%か
らなる硫黄変性クロロプレンゴム(A)と2−クロロ−
1,3−ブタジエン80〜99.7重量%、硫黄0.3
〜2重量%、及び2−クロロ−1,3−ブタジエンと共
重合可能な少なくとも1種のコモノマー0〜19.7重
量%からなるムーニー粘度15以下の硫黄変性クロロプ
レンゴム(B)の混合物であって、それら(A)と
(B)の混合重量比率((A)/(B))が90/10
〜70/30である硫黄変性クロロプレンゴム混合物に
おいて、0.1重量%テトラヒドロフラン溶液における
孔径0.5μmフィルターの透過率が97%以上である
ゲル部分を含有しない硫黄変性クロロプレンゴム混合物
であって、そのゴム混合物250gを8インチオープン
ロールに巻きつけ30℃、間隙1mm、ガイド幅20c
mの条件で3分間素練りを行った後に、粘弾性測定装置
RPA−2000(アルファテクノロジーズ社製)を用
いて60℃(予熱2分)、振動周波数10cpm、振動
幅60degの条件で測定した弾性応力が10dNm以
上であることを特徴とする優れた混練作業性を有するゲ
ル部分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合
物、及びカレンダーロール加工成型用の優れた混練作業
性を有し、ゲル部分を含まない高弾性硫黄変性クロロプ
レンゴム混合物に関するものである。
【0009】以下、本発明について詳細に説明する。
【0010】本発明の優れた混練作業性を有し、ゲル部
分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物中
の硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び(B)における
2−クロロ−1,3−ブタジエンは80〜99.7重量
%である。2−クロロ−1,3−ブタジエンが80重量
%未満の場合は得られる重合体がクロロプレンゴムとし
ての特性を損なうため好ましくなく、99.7重量%を
超える場合は共重合硫黄量が少なく硫黄変性クロロプレ
ンゴムとしての特性が損なわれ好ましくない。このうち
90〜99.6重量%が特に好ましい。また硫黄変性ク
ロロプレンゴム(A)及び(B)中の2−クロロ−1,
3−ブタジエン量が異なっていても良い。
【0011】本発明の優れた混練作業性を有し、ゲル部
分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物中
の硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び(B)における
硫黄は0.3〜2重量%である。硫黄が0.3重量%未
満の場合は得られる重合体が硫黄変性クロロプレンゴム
としての特性を損なうため好ましくなく、2重量%を超
える場合はロールにより原料ゴムを素練りした後の弾性
応力が著しく低下するので好ましくない。このうち0.
4〜1重量%が特に好ましい。また硫黄変性クロロプレ
ンゴム(A)及び(B)中の硫黄量が異なっていても良
い。
【0012】本発明の優れた混練作業性を有し、ゲル部
分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物中
の硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び(B)における
2−クロロ−1,3−ブタジエンと共重合可能な少なく
とも1種のコモノマーは、0〜19.7重量%である。
ここでいう共重合可能なコモノマーは特に限定するもの
ではなく、例えば、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル、塩化ビニリデン等のモノビニル化合物、スチレ
ン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物、アク
リル酸、メタクリル酸等の不飽和基含有カルボン酸類、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル等の不飽和
基含有カルボン酸エステル類、イソプレン、1,3−ブ
タジエン、1−クロロ−1,3−ブタジエン、2,3−
ジクロロ−1,3−ブタジエン等の共役ジエン化合物等
が挙げられ、単独又は2種以上を組み合わせて用いるこ
とができる。これらのうち、1−クロロ−1,3−ブタ
ジエン、2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエンが特に
好ましい。2−クロロ−1,3−ブタジエンと共重合可
能なコモノマーが19.7重量%を超えると得られる共
重合体が硫黄変性クロロプレンゴムとしての特性を損な
うため好ましくない。このうち0〜9.6重量%が特に
好ましい。また硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び
(B)中の2−クロロ−1,3−ブタジエンと共重合可
能な少なくとも1種のコモノマーの種類及び量がそれぞ
れ異なっていても良い。
【0013】本発明の優れた混練作業性を有し、ゲル部
分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物中
における硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び(B)の
重量比率は90/10〜70/30である。硫黄変性ク
ロロプレンゴム混合物中の(A)が90%を超え、
(B)が10%未満である場合は、得られる硫黄変性ク
ロロプレンゴム混合物の混練作業性が劣る。また硫黄変
性クロロプレンゴム混合物中の(A)が70%未満で、
(B)が30%を超える場合は、硫黄変性クロロプレン
ゴム混合物から得られる配合物のカレンダーロール成型
においてロール表面への粘着が強くなり、薄いシートの
成型が困難となり、カレンダーロール離型性が劣る。こ
のうち硫黄変性クロロプレンゴム混合物中の硫黄変性ク
ロロプレンゴム(A)及び(B)の重量比率は85/1
5〜75/25が特に好ましい。
【0014】本発明において混練作業性が優れるとは、
硫黄変性クロロプレンゴムを一般的な作業方法に従い一
般的なベルト配合にて混練した際に、混練終了時に平滑
な表面をもち、一体となってまとまっている状態の配合
物が得られることをいう。
【0015】本発明において優れた混練作業性を有し、
ゲル部分を含有しない硫黄変性クロロプレンゴム混合物
は、そのゴム混合物の0.1重量%テトラヒドロフラン
溶液を孔径0.5μmフィルターに透過させ、その透過
液をゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)に
導入し、得られたピーク面積から算出した孔径0.5μ
mフィルター透過率が97%以上である。孔径0.5μ
mフィルター透過率が97%未満でありゲル部分を含有
している硫黄変性クロロプレンゴム混合物から得られる
配合物は、ミル収縮が大きいので、例えば、カレンダー
ロール成型における薄いシートの成型等が困難となる。
【0016】また、本発明における弾性応力は、硫黄変
性クロロプレンゴム混合物250gを8インチオープン
ロールに巻きつけた後、30℃、間隙1mm、ガイド幅
20cmの条件で3分間素練りを行った物を試料とした
粘弾性測定により評価した。粘弾性測定にはアルファテ
クノロジーズ社製粘弾性測定装置RPA−2000を使
用し、60℃(予熱2分)、振動周波数10cpm、振
動幅60degの条件での弾性応力を測定した。その値
が10dNm以上の場合に本発明の弾性応力を満足して
おり、10dNm未満であるとクロロプレンゴムの弾性
が低く、例えば配合物のカレンダーロール成型において
ロール表面への粘着が強くなり、薄いシートの成型が困
難となる。
【0017】また、ミル収縮とは、ロール等でシート成
型した後の収縮のことであり、ミル収縮が大きい配合物
をロール等で薄いシートに成型した場合、静置している
間にシートが変形し、長さ方向は縮み、幅方向及び厚み
方向は大きくなる。よって、このような配合物をロール
等により薄いシート状に成型するのは困難である。
【0018】本発明の硫黄変性クロロプレンゴム混合物
の製造方法を以下に説明する。
【0019】本発明の硫黄変性クロロプレンゴム混合物
は硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び(B)をそれぞ
れ別々に重合し、それらを重合終了後のラテックス状態
又はラテックスから単離したゴム状態で混合することに
より得る。その硫黄変性クロロプレンゴム(A)及び
(B)はラジカル重合により製造され、乳化重合、溶液
重合、塊状重合などの方法があり、このうちラジカル乳
化重合を例に挙げると以下の方法により製造される。
【0020】任意量の2−クロロ−1,3−ブタジエ
ン、硫黄、2−クロロ−1,3−ブタジエンと共重合可
能な少なくとも1種のコモノマーの混合物を重合器に導
入し、30〜50℃で1時間以上撹拌することにより硫
黄を完全にモノマーに溶解させる。その後これに乳化剤
水溶液を混合し、撹拌して乳化する。この乳化液に重合
開始剤を添加し重合を行い、任意の転化率に到達した時
点で重合停止剤を投入し重合を終了させる。ここで使用
する乳化・分散剤としては、特に限定するものではなく
カルボン酸塩型、スルホン酸塩型、硫酸塩型等のアニオ
ン型乳化剤及びノニオン型乳化剤等が用いられ、具体的
には、不均化ロジン酸のアルカリ金属塩、ロジン酸のア
ルカリ金属塩、高級脂肪酸アルカリ金属塩、アルキルス
ルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アルキル
硫酸塩、アルキルアリール硫酸塩、ナフタレンスルホン
酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンアシルエステル等が挙げられ、単独あ
るいは2種以上の併用が可能である。各乳化・分散剤の
添加量はその種類により最適範囲は異なるが、乳化重合
を安定に実施できる範囲として、仕込み全モノマー10
0重量部に対して0.1〜10重量部が特に好ましい。
重合開始剤としては、特に限定するものではなく公知の
フリーラジカル生成物質を用いることができ、例えば過
硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸化物、過
酸化水素、パラメンタンハイドロパーオキサイド、t−
ブチルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キサイド等の無機又は有機過酸化物等が挙げられ、これ
ら単独あるいは上記化合物と硫酸第一鉄、ハイドロサル
ファイトナトリウム、ナトリウムホルムアルデヒドスル
ホキシレート、チオ硫酸塩、チオ亜硫酸塩、有機アミン
等の還元性物質を併用したレドックス系が使用される。
停止剤としては、特に限定するものではなく、例えば、
フェノチアジン、2,2’−メチレンビス−(4−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレン
ビス−(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、
2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、ハイ
ドロキノン、4−メトキシハイドロキノン、N,N−ジ
エチルヒドロキシルアミン等のラジカル禁止剤が挙げら
れ、単独又は2種以上が使用される。
【0021】重合温度は0〜60℃の範囲で行うことが
でき、好ましくは5〜50℃の範囲である。
【0022】重合停止転化率は50〜95%が好まし
い。重合停止転化率が50%未満であると得られる硫黄
変性クロロプレンゴムが少なく生産性に劣り、95%を
超えるとゲル部分を含まない硫黄変性クロロプレンゴム
が得られ難い。このうち特に70〜90%が好ましい。
【0023】続いて重合停止したラテックスに解膠剤及
び解膠助剤を添加し適当なムーニー粘度になるまで解膠
を行う。解膠剤にはテトラエチルチウラムジスルフィ
ド、テトラブチルチウラムジスルフィド、テトラオクチ
ルチウラムジスルフィド等のチウラム化合物が挙げら
れ、安定的にラテックスに添加するにはトルエン等に溶
解させた後、前記した乳化剤等を用いて乳化した状態で
添加する方法がある。解膠助剤にはジブチルジチオカル
バミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸アン
モニウム等のチオカルバミン酸化合物等が挙げられる。
【0024】解膠温度は0〜60℃の範囲で行うことが
でき、好ましくは5〜50℃の範囲である。一般に解膠
温度が高いほど解膠反応が速くなる。
【0025】硫黄変性クロロプレンゴム(A)の解膠反
応を終了させるムーニー粘度は、本発明の高弾性応力を
満足させるものであれば特に限定はしないが、混練作業
性を考慮すると20〜80が好ましい。また硫黄変性ク
ロロプレンゴム(B)の解膠反応を終了させるムーニー
粘度は15以下である。
【0026】解膠反応終了後、モノマーストリップ等に
よりラテックス中の未反応モノマーを除去する。
【0027】そして、ラテックスから凍結凝固あるいは
塩析等の方法によりポリマーを単離し、水洗乾燥を経て
硫黄変性クロロプレンゴムを得る。
【0028】この単離の前後いずれかで硫黄変性クロロ
プレンゴム(A)及び(B)を混合重量比率((A)/
(B)) 90/10〜70/30で混合し、硫黄変性
クロロプレンゴム混合物を得る。
【0029】この製造方法の例による本発明の優れた混
練作業性を有し、ゲル部分を含まない高弾性硫黄変性ク
ロロプレンゴム混合物は、例えば、適当量の硫黄を共重
合させ、ゲル部分を含まない範囲での高転化率、高粘度
化の手法を選択することにより得る高弾性硫黄変性クロ
ロプレンゴム(A)に、適当量の硫黄を共重合させ、ム
ーニー粘度を15以下に低減した硫黄変性クロロプレン
ゴム(B)をそれぞれラテックス状態にて混合し、単離
することにより得ることができる。
【0030】本発明の優れた混練作業性を有し、ゲル部
分を含有しない高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物
は、通常知られている硫黄変性クロロプレンゴムと同様
の方法により成型加硫できる。例えば、加硫剤、加硫促
進剤、補強剤、充填剤、可塑剤、老化防止剤等をロー
ル、ニーダー又はバンバリー等の混練機によってクロロ
プレンゴム混合物と混合し、目的に応じた形状に成型
後、加硫する方法がある。本発明の優れた混練作業性を
有し、ゲル部分を含有しない高弾性硫黄変性クロロプレ
ンゴム混合物はこれらの工程において、特に混練機での
混練作業性が良く、まとまりの良い配合物を得ることが
でき、その配合物はミル収縮を損なわず、ロール粘着が
改良されているため、カレンダーロールを用いた薄いシ
ートの成型における加工性が優れている。
【0031】
【実施例】以下、実施例によって本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定され
るものではない。
【0032】なお、ムーニー粘度、0.5μmフィルタ
ー透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収縮、ロール離
型性及び加硫物特性は、以下の方法により測定、評価し
た。 <ムーニー粘度>硫黄変性クロロプレンゴム又はゴム混
合物のムーニー粘度は、JIS K6388(1995
年度版)に従い測定、評価した。 <0.5μmフィルター透過率>硫黄変性クロロプレン
ゴム又はゴム混合物の孔径0.5μmフィルター透過率
は、0.1重量%テトラヒドロフラン溶液を孔径0.5
μmフィルターに透過させ、その透過液をゲルパーミエ
ーションクロマトグラフ(GPC)に導入し、得られた
ピーク面積より算出した。 <弾性応力>弾性応力は、硫黄変性クロロプレゴム又は
ゴム混合物250gを8インチオープンロールに巻きつ
けた後、30℃、間隙1mm、ガイド幅20cmの条件
で3分間素練りを行った物を試料とし、アルファテクノ
ロジーズ社製粘弾性測定装置RPA−2000により測
定、評価した。粘弾性測定条件は、60℃(予熱2
分)、振動周波数10cpm、振動幅60degであ
る。 <混練作業性>混練作業性は後述する配合に従い、3.
6lOOC型バンバリー混練機を用いて、硫黄変性クロ
ロプレンゴム又はゴム混合物をアップサイドダウン法に
て3分間混練した際に得られる配合物のまとまり状態を
目視で評価した。配合物が一体化し、表面が滑らかなも
のを○、配合物が一体化せず、表面がざらざらしている
ものを×と判定した。 <ミル収縮>配合物特性におけるミル収縮は、後述する
配合に従い得られた硫黄変性クロロプレンゴム配合物7
50gをガイド幅20cm、40℃に調節した8インチ
オープンロールに巻きつけ、間隙2mmの均一な状態と
なった時点で切り出し、23℃で3時間静置する前後の
シート長さの変化を測定し、収縮率で評価した。 <ロール離型性>ロール離型性は、配合物を90℃に調
節した8インチカレンダーロールにて0.5mmシート
状に成型した際のロールからの剥がれ易さを感覚的に評
価した。離型性の優れるものを○、劣るものを×で表し
た。 <加硫物特性>加硫物特性は、JIS K6251(1
993年度版)に従いダンベル状3号型の試験片を用
い、引張り速度500mm/分にて測定、評価した。
【0033】なお、以下の記述で重量部とは全モノマー
混合物を100重量部とする重量比を表す。
【0034】実施例1 硫黄変性クロロプレンゴム混合物の製造を以下の手順で
行った。
【0035】まず、硫黄変性クロロプレンゴム(A)の
重合を行った。表1に示したモノマーを2Lの攪拌機付
きオートクレーブに仕込み、30℃で1時間撹拌し、硫
黄を完全に溶解させた。ロジン酸カリウム4重量部、ナ
フタレンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの
縮合物0.7重量部、リン酸三ナトリウム0.7重量
部、水酸化ナトリウム0.05重量部、蒸留水120重
量部からなる乳化液をそれに添加し、充分に窒素置換し
た後、撹拌し乳化させた。重合器内が40℃一定となる
ようにジャケット温度を制御しながら3wt%過硫酸カ
リウム水溶液を滴下し重合を行った。転化率が86%と
なった時点でN,N−ジエチルヒドロキシルアミンを
0.05重量部添加し重合を終了させた。
【0036】続いて、これにテトラエチルチウラムジス
ルフィド2重量部のトルエン溶液をロジン酸カリウムで
乳化した物、及びジブチルジチオカルバミン酸ナトリウ
ム0.3重量部を添加し、ムーニー粘度が60になるま
で40℃で解膠を行った。
【0037】解膠終了後、残存する未反応モノマーを減
圧スチームストリッピング法により除去し、硫黄変性ク
ロロプレンゴム(A)のポリマーラテックスを得た。
【0038】続いて表1に示すモノマー組成にて転化率
75%とした以外は先の硫黄変性クロロプレンゴム
(A)と同様の手順で、硫黄変性クロロプレンゴム
(B)の重合を行った。重合終了後、ジブチルジチオカ
ルバミン酸ナトリウムを0.5重量部とした以外は先の
硫黄変性クロロプレンゴム(A)と同様の手順でムーニ
ー粘度12となるまで解膠を行い、未反応モノマー除去
し、硫黄変性クロロプレンゴム(B)のポリマーラテッ
クスを得た。
【0039】得られたそれぞれのポリマーラテックスを
硫黄変性クロロプレンゴム(A)と(B)の重量比率が
80/20となるよう混合した。そのラテックスから凍
結凝固によりポリマーを析出させ、水洗、熱風乾燥する
ことにより硫黄変性クロロプレンゴム混合物を得た。
【0040】得られた硫黄変性クロロプレンゴム混合物
のムーニー粘度、0.5μmフィルター透過率及び弾性
応力を測定し、その結果を表1に示した。
【0041】この硫黄変性クロロプレンゴム混合物を表
2に示した配合に従い3.6lOOC型バンバリー混練
機で混練を行った。混練作業性の判定結果を表1に示し
た。
【0042】さらに配合物のミル収縮、ロール離型性を
測定し、その結果を表1に示した。
【0043】配合物を150℃×30分間のプレス加硫
することにより加硫ゴムシートを作成し、その加硫物特
性を測定し、その結果を表1に示した。
【0044】これらの結果から、優れた混練作業性を有
し、ゲル部分を含まず高弾性応力を有する硫黄変性クロ
ロプレンゴム混合物が得られたことが明らかであり、そ
れを用いた配合物はミル収縮が小さく、且つロール離型
性も優れていた。
【表1】
【表2】 実施例2〜実施例4 表1に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度、(A)と(B)の混合重量比
率を変更した以外は実施例1と同様の方法で重合、解
膠、ラテックス混合、単離、水洗、熱風乾燥を行い、硫
黄変性クロロプレンゴム混合物を得た。
【0045】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
1に示した。
【0046】これらの結果から、優れた混練作業性を有
し、ゲル部分を含まず高弾性応力を有する硫黄変性クロ
ロプレンゴム混合物が得られたことが明らかであり、そ
れを用いた配合物はミル収縮が小さく、且つロール離型
性も優れていた。
【0047】比較例1 表3に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度、(A)と(B)の混合重量比
率を変更した以外は実施例1と同様の方法で重合、解
膠、ラテックス混合、単離、水洗、熱風乾燥を行い、硫
黄変性クロロプレンゴム混合物を得た。
【0048】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
3に示した。
【0049】これらの結果から、優れた混練作業性を有
し、ゲル部分を含んでいない硫黄変性クロロプレンゴム
混合物が得られ、それから得られる配合物のミル収縮は
小さかったものの、弾性応力が本発明の範囲よりも低い
ため配合物のロール離型性が劣った。
【表3】 比較例2 表3に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度、(A)と(B)の混合重量比
率を変更した以外は実施例1と同様の方法で重合、解
膠、ラテックス混合、単離、水洗、熱風乾燥を行い、硫
黄変性クロロプレンゴム混合物を得た。
【0050】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
3に示した。
【0051】これらの結果から、ゲル部分を含まず高弾
性応力を有する硫黄変性クロロプレンゴム混合物が得ら
れ、それを用いた配合物はミル収縮が小さく、且つロー
ル離型性も優れていたものの、硫黄変性クロロプレンゴ
ム(B)のムーニー粘度が本発明の範囲を外れていたた
め、混練作業性が劣った。
【0052】比較例3〜5 表4に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度を変更した以外は実施例1の硫
黄変性クロロプレンゴム(A)の製造方法と同様の方法
で重合、解膠を行い、ラテックスを作成し、混合するこ
となく、単離、水洗、熱風乾燥し硫黄変性クロロプレン
ゴムを得た。
【0053】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
4に示した。
【0054】これらの結果から、ゲル部分を含まず高弾
性応力を有する硫黄変性クロロプレンゴムが得られ、そ
れを用いた配合物はミル収縮が小さく、且つロール離型
性も優れていたものの、硫黄変性クロロプレンゴム
(B)と混合していないため、混練作業性が劣った。
【表4】 比較例6 表4に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度を変更した以外は実施例1の硫
黄変性クロロプレンゴム(A)の製造方法と同様の方法
で重合、解膠を行い、ラテックスを作成し、混合するこ
となく、単離、水洗、熱風乾燥し硫黄変性クロロプレン
ゴムを得た。
【0055】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
4に示した。
【0056】これらの結果から、優れた混練作業性を有
し、ゲル部分を含んでいない硫黄変性クロロプレンゴム
が得られ、それから得られる配合物のミル収縮は小さか
ったものの、弾性応力が本発明の範囲よりも低いため配
合物のロール離型性が劣った。
【0057】比較例7 表5に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度を変更した以外は実施例1の硫
黄変性クロロプレンゴム(A)の製造方法と同様の方法
で重合、解膠を行い、ラテックスを作成し、混合するこ
となく、単離、水洗、熱風乾燥し硫黄変性クロロプレン
ゴムを得た。
【0058】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
5に示した。
【0059】これらの結果から、優れた混練作業性を有
し、ゲル部分を含んでいない硫黄変性クロロプレンゴム
が得られ、それから得られる配合物のミル収縮は小さか
ったものの、弾性応力が本発明の範囲よりも低いため配
合物のロール離型性が劣った。
【表5】 比較例8 表5に示したモノマー組成において、重合温度、重合停
止転化率、ムーニー粘度を変更した以外は実施例1の硫
黄変性クロロプレンゴム(A)の製造方法と同様の方法
で重合、解膠を行い、ラテックスを作成し、混合するこ
となく、単離、水洗、熱風乾燥し硫黄変性クロロプレン
ゴムを得た。
【0060】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
5に示した。
【0061】これらの結果から得られた硫黄変性クロロ
プレンゴムは僅かにゲル部分を含んでいるため、それか
ら得られる配合物のミル収縮は大きかった。また弾性応
力が本発明の範囲よりも低いため配合物のロール離型性
が劣った。さらに混練作業性も劣った。
【0062】比較例9 表5に示したモノマー組成において、、ともに重合
温度、重合停止転化率を変更した以外は実施例1の硫黄
変性クロロプレンゴム(A)の製造方法と同様の方法で
重合を行った。:=2:8となるようにラテックス
を混合した後、表5に示したムーニー粘度まで実施例1
の硫黄変性クロロプレンゴム(A)の製造方法と同様の
方法で解膠を行い、単離、水洗、熱風乾燥し硫黄変性ク
ロロプレンゴムを得た。
【0063】実施例1と同様に、ムーニー粘度、0.5
μmフィルター透過率、弾性応力、混練作業性、ミル収
縮、ロール離型性、加硫物特性を測定し、その結果を表
5に示した。
【0064】これらの結果から得られた硫黄変性クロロ
プレンゴムはに由来するゲル部分を含んでいた。優れ
た混練作業性を有し、また弾性応力は十分に高く本発明
の範囲内であったため配合物のロール離型性は優れてい
たが、ゲル部分を含有するため配合物のミル収縮が大き
く劣った。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により得ら
れた硫黄変性クロロプレンゴム混合物は優れた混練作業
性を有し、ゲル部分を含まず、且つ高弾性応力を有して
いるため、ミル収縮を損なわず、ロール離型性を改良し
た配合物を与え得ることが明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 保 山口県下松市東陽4−1−12 Fターム(参考) 4F070 AA09 AB06 AB11 AB24 AC05 AC73 FA05 FA17 4F204 AA46E AA46J AA46K AB04 AG16 AH12 AH17 FA06 FB02 FE21 FF01 FF06 4J002 AC091 AC092

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2−クロロ−1,3−ブタジエン80〜9
    9.7重量%、硫黄0.3〜2重量%、及び2−クロロ
    −1,3−ブタジエンと共重合可能な少なくとも1種の
    コモノマー0〜19.7重量%からなる硫黄変性クロロ
    プレンゴム(A)と2−クロロ−1,3−ブタジエン8
    0〜99.7重量%、硫黄0.3〜2重量%、及び2−
    クロロ−1,3−ブタジエンと共重合可能な少なくとも
    1種のコモノマー0〜19.7重量%からなるムーニー
    粘度15以下の硫黄変性クロロプレンゴム(B)の混合
    物であって、それら(A)と(B)の混合重量比率
    ((A)/(B))が90/10〜70/30である硫
    黄変性クロロプレンゴム混合物において、0.1重量%
    テトラヒドロフラン溶液における孔径0.5μmフィル
    ターの透過率が97%以上であるゲル部分を含有しない
    硫黄変性クロロプレンゴム混合物であって、そのゴム混
    合物250gを8インチオープンロールに巻きつけ30
    ℃、間隙1mm、ガイド幅20cmの条件で3分間素練
    りを行った後に、粘弾性測定装置RPA−2000(ア
    ルファテクノロジーズ社製)を用いて60℃(予熱2
    分)、振動周波数10cpm、振動幅60degの条件
    で測定した弾性応力が10dNm以上であることを特徴
    とする、優れた混練作業性を有するゲル部分を含まない
    高弾性硫黄変性クロロプレンゴム混合物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の硫黄変性クロロプレンゴム
    (A)とムーニー粘度15以下の硫黄変性クロロプレン
    ゴム(B)をそれぞれラテックス状態にて混合すること
    によって得られる請求項1記載の硫黄変性クロロプレン
    ゴム混合物。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の優れた混練作業性を有
    し、ゲル部分を含まない高弾性硫黄変性クロロプレンゴ
    ム混合物を、カレンダーロール加工成型用に用いること
    を特徴とするカレンダーロール加工成型用高弾性硫黄変
    性クロロプレンゴム混合物。
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