JP2002338287A - 光ファイバ母材の製造装置および光ファイバ母材の製造方法 - Google Patents

光ファイバ母材の製造装置および光ファイバ母材の製造方法

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JP2002338287A JP2001149558A JP2001149558A JP2002338287A JP 2002338287 A JP2002338287 A JP 2002338287A JP 2001149558 A JP2001149558 A JP 2001149558A JP 2001149558 A JP2001149558 A JP 2001149558A JP 2002338287 A JP2002338287 A JP 2002338287A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ母材の成長速度を一定にする。 【解決手段】 気相軸付法により光ファイバ母材を製造
する装置において、光ファイバ母材の原料ガスを供給す
る原料ガス供給配管4には出側部位の配管内部に原料ガ
ス温度検出手段14を設ける。また、原料ガス供給配管
4にはヒータ10を設ける。さらに、原料ガス温度制御
部15を設ける。原料ガス温度制御部15は原料ガス温
度検出手段14により直接的に検出された原料ガスの温
度に基づいて、バーナ3から噴出する原料ガスの温度が
予め定めた一定の温度となるようにヒータ10の制御を
行う。バーナ3から酸水素火炎9に供給される反応直前
の原料ガスの温度をほぼ一定にすることができて、スー
ト(光ファイバ母材)12の成長速度を一定にすること
ができ、高品質な光ファイバ母材を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気相軸付法(VA
D法)を利用して光ファイバ母材を製造する装置および
光ファイバ母材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6には光ファイバ母材の製造装置の主
要構成の一例が模式的に示されている。この図6に示す
光ファイバ母材の製造装置1は、VAD法により光ファ
イバ母材を製造するものであり、反応室2と、バーナ3
と、原料ガス供給配管4と、複数(図6の例では3本)
の燃焼用ガス供給配管5と、回転軸6と、この回転軸6
を回転させる機能と昇降させる機能を備えた駆動手段
(図示せず)とを有して構成されている。
【0003】この光ファイバ母材の製造装置1におい
て、バーナ3の基端部には上記原料ガス供給配管4と、
複数の燃焼用ガス供給配管5とがそれぞれ接続されてお
り、このバーナ3の基端部には原料ガス供給配管4から
光ファイバ母材の原料ガスが供給されると共に、各燃焼
用ガス供給配管5からそれぞれ燃焼用ガスが供給され
る。なお、この明細書においては、燃焼用ガスとは、酸
水素火炎を作り出すための酸素ガスと水素ガスを少なく
とも含む複数種のガスの総称として使用している。
【0004】上記複数の燃焼用ガス供給配管5のうちの
1本は酸素ガスを専用に通す酸素供給配管として機能
し、また、他の1本は水素ガスを専用に通す水素供給配
管として機能し、残りのものは酸素ガスおよび水素ガス
以外の例えばアルゴンガス等のガスを専用に通す配管と
して機能している。このような構成により、バーナ3に
は各種燃焼用ガスがそれぞれ別々の燃焼用ガス供給配管
5を通して供給される構成と成している。
【0005】上記バーナ3の先端部は例えば図3に示さ
れるような同心円状多重管構造と成しており、複数のガ
ス通路8(8a,8b,8c,8d)が形成されてい
る。例えば、中心のガス通路8aは原料ガスを通す原料
ガス通路として機能し、その外側のガス通路8bは水素
ガスを通す燃焼用ガス通路として機能し、さらにその外
側のガス通路8cはアルゴンガスを通す燃焼用ガス通路
として機能し、さらにその外側のガス通路8dは酸素ガ
スを通す燃焼用ガス通路として機能する。
【0006】各燃焼用ガス供給配管5をそれぞれ通って
別々にバーナ3に供給された各種燃焼用ガスは、バーナ
3の内部においても、それぞれ専用の通路を通って、バ
ーナ3の噴出口から反応室2の内部に向けて噴出する構
成と成している。そして、そのバーナ3から噴出した複
数種の燃焼用ガスの燃焼により酸水素火炎9が作り出さ
れる。また、その酸水素火炎9に向けてバーナ3から原
料ガスが噴出する構成と成している。
【0007】前記反応室2の上方側から回転軸6が挿通
されており、この回転軸6の先端部には出発母材が取り
付けられる。この回転軸6は前記駆動手段に接続されて
おり、この駆動手段の駆動によって回転軸6は回転しな
がら軸方向に上昇することができる。
【0008】このような光ファイバ母材の製造装置1で
は、バーナ3は各種燃焼用ガスを噴出して酸水素火炎9
を作り出すと共に、この酸水素火炎9に原料ガスを供給
し、この原料ガスを火炎加水分解させてガラス微粒子を
生成する。そして、このガラス微粒子を回転軸6の先端
の出発母材に堆積させ光ファイバ母材を成長させてい
く。その堆積体(光ファイバ母材)12はスートと呼ば
れている。このような光ファイバ母材の製造中には、回
転軸6を回転しながら、上記スート12の先端とバーナ
3との間の間隔が予め定めた一定の間隔となるように、
回転軸6を引き上げている。
【0009】ところで、光ファイバ母材の原料は沸点が
室温よりも高いことから、原料ガス供給配管4を室温の
環境下にそのままの状態で置いたのでは、原料ガス供給
配管4の内部で原料ガスの液化が起こってしまう。そこ
で、その原料ガス供給配管4にはヒータ10が設けられ
ており、このヒータ10による原料ガス供給配管4の加
熱によって、原料ガス供給配管4の内部の原料ガスの温
度が沸点よりも低下するのを防止して原料ガスの液化を
回避している。なお、図6に示す符号7は、原料ガス供
給配管4の温度を検出する温度センサを示し、符号11
は上記温度センサ7の検出温度に基づいてヒータ10の
制御を行うヒータ制御器を示している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来では、上記スート
(光ファイバ母材)12の成長速度が変動するという問
題があった。そのようにスート12の成長速度が変動し
た場合には、スート12に含有されるドーパントの量が
変動し、これにより、所望の特性の光ファイバ母材を製
造することができないという問題や、製造された各光フ
ァイバ母材毎に特性が異なるという問題や、同じ光ファ
イバ母材の中でも場所によって特性が異なるという問題
が生じてしまう。
【0011】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、光ファイバ母材の成長速度
を一定にすることが可能な光ファイバ母材の製造装置お
よび光ファイバ母材の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、バーナの
酸水素火炎に光ファイバ母材の原料ガスを供給し、その
光ファイバ母材の原料ガスを火炎加水分解させてガラス
微粒子を生成し、このガラス微粒子を、上記バーナの近
傍に配設されている出発母材に堆積させ光ファイバ母材
を成長させていく光ファイバ母材の製造装置において、
上記光ファイバ母材の原料ガスを供給する原料ガス供給
配管と;この原料ガス供給配管を流れる原料ガスを加熱
する原料ガス加熱手段と;上記原料ガス供給配管のガス
出側部位の配管内部に設けられて上記原料ガスの温度を
直接的に検出する原料ガス温度検出手段と;上記原料ガ
ス温度検出手段の検出温度に基づいて、上記酸水素火炎
に供給される原料ガスの温度が予め定めた一定の温度と
なるように上記原料ガス加熱手段の制御を行う原料ガス
温度制御部と;を有している構成をもって前記課題を解
決する手段としている。
【0013】第2の発明は、第1の発明の構成を備え、
バーナには、酸素を供給するための酸素供給配管と、水
素を供給するための水素供給配管とを少なくとも含む複
数の燃焼用ガス供給配管が接続されると共に、原料ガス
供給配管が接続されており、バーナの内部には上記各燃
焼用ガス供給配管から供給された燃焼用ガスをそれぞれ
別々に通す複数の燃焼用ガス通路と、原料ガス供給配管
から供給された原料ガスを通す原料ガス通路とが形成さ
れ、バーナは酸水素火炎を作り出すと共に、酸水素火炎
に向けて原料ガスを噴出する構成を備えており、少なく
とも上記バーナ内部の原料ガス通路の隣の燃焼用ガス通
路に連通接続する燃焼用ガス供給配管を含む燃焼用ガス
供給配管には燃焼用ガスを加熱する燃焼用ガス加熱手段
が設けられ、また、燃焼用ガス加熱手段により加熱され
た燃焼用ガスの温度を検出する燃焼用ガス温度検出手段
が設けられており、上記燃焼用ガス温度検出手段の検出
温度に基づいて、燃焼用ガスの温度が予め定めた一定の
温度となるように上記燃焼用ガス加熱手段を制御する燃
焼用ガス温度制御部が設けられていることを特徴として
構成されている。
【0014】第3の発明は、第1又は第2の発明の構成
を備え、バーナには光ファイバ母材の原料ガスを供給す
るための原料ガス供給配管が接続され、また、バーナの
内部には上記原料ガス供給配管から供給された原料ガス
を酸水素火炎に導くための原料ガス通路が形成されてお
り、上記原料ガスはバーナから酸水素火炎に向けて供給
される構成を備え、上記バーナの温度を検出するバーナ
温度検出手段と;上記バーナを加熱するバーナ加熱手段
と;上記バーナ温度検出手段の検出温度に基づき、その
検出温度が予め定めた一定の温度となるように上記バー
ナ加熱手段の制御を行うバーナ温度制御部と;を有して
いることを特徴として構成されている。
【0015】第4の発明は、第1又は第2又は第3の発
明の構成を備え、原料ガス供給配管又は燃焼用ガス供給
配管には、原料ガス加熱手段又は燃焼用ガス加熱手段か
ら配管内部のガスへの熱交換効率を高めるための熱交換
効率上昇手段が設けられていることを特徴として構成さ
れている。
【0016】第5の発明は、バーナの酸水素火炎に光フ
ァイバ母材の原料ガスを供給し、その光ファイバ母材の
原料ガスを火炎加水分解させてガラス微粒子を生成し、
このガラス微粒子を、上記バーナの近傍に配設されてい
る出発母材に堆積させ光ファイバ母材を成長させていく
光ファイバ母材の製造方法において、酸水素火炎に供給
される光ファイバ母材の原料ガスの温度を直接的に検出
する原料ガス温度検出手段を設け、また、上記光ファイ
バ母材の原料ガスを供給するための原料ガス供給経路上
に上記原料ガスを加熱する加熱手段を設け、上記原料ガ
ス温度検出手段の検出温度に基づき上記加熱手段を制御
して酸水素火炎に供給される上記原料ガスの温度を予め
定めた一定の温度に維持することを特徴として構成され
ている。
【0017】本発明者が光ファイバ母材の成長速度変動
の原因を調査したところ、その光ファイバ母材の成長速
度には、バーナの酸水素火炎に供給される直前(つま
り、反応直前)の原料ガスの温度が大きく関与し、その
反応直前の原料ガスの温度が変動すると、光ファイバ母
材の成長速度も変動することが分かった。
【0018】このことに着目し、本発明では、反応直前
の原料ガスの温度を予め定めた一定の温度に制御するた
めの構成を備えた。これにより、光ファイバ母材の成長
速度をほぼ一定とすることができることとなり、上記成
長速度変動に起因した問題の発生を抑制することがで
き、高品質な光ファイバ母材を製造することが可能とな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
【0020】図1には第1実施形態例の光ファイバ母材
の製造装置において特徴的な構成部分が抜き出されて模
式的に示されている。なお、この第1実施形態例の説明
において、前記従来例と同一構成部分には同一符号を付
し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0021】前述したように、本発明者は、スート12
の成長速度には、酸水素火炎9に供給される直前(反応
直前)の原料ガスの温度が大きく関与していることに気
付いた。図2には、本発明者の実験により得られたスー
ト12の成長速度と反応直前の原料ガス温度との関係例
が示されている。本発明者は、その反応直前の原料ガス
の温度を一定に制御することによって、スート12の成
長速度を一定にすることができることに気付いた。
【0022】これにより、本発明者は、スート12の成
長速度を一定とするための次に示すような装置構成を考
え出した。つまり、この第1実施形態例では、原料ガス
供給配管4には、原料ガスの温度を検出するための原料
ガス温度検出手段14が設けられている。また、その原
料ガス温度検出手段14の検出温度に基づいて、その検
出温度が予め定めた一定の温度となるようにヒータ10
を制御する原料ガス温度制御部15が設けられている。
【0023】ところで、従来においても、原料ガス供給
配管4の温度センサ7およびヒータ10と、温度センサ
7の検出温度に基づいてヒータ10を制御するヒータ制
御器11とが設けられていた。しかしながら、従来で
は、温度センサ7は原料ガス供給配管4の外表面に設け
られて原料ガス供給配管4の温度を検出するものであっ
た。原料ガス供給配管4の温度は、配管内部の原料ガス
だけでなく、周囲の環境温度の影響も受けるので、この
原料ガス供給配管4の温度は配管内部の原料ガスの温度
に必ずしも対応するものではなかった。これにより、従
来の温度センサ7により検出された温度は、配管内部の
原料ガスの温度と等価ではなかった。しかも、ヒータ制
御器11は、その温度センサ7の検出温度に基づいてヒ
ータ10を制御して、原料ガス供給配管4の温度が原料
ガスの沸点以上の設定の温度よりも低下することを防止
するにすぎないものであった。
【0024】これらのことから、従来では、酸水素火炎
9に供給される直前(反応直前)の原料ガスには、光フ
ァイバ母材の特性に悪影響を与える程の温度変動が生じ
ていた。
【0025】そこで、この第1実施形態例では、原料ガ
ス温度検出手段14は原料ガス供給配管4の内部に配設
されており、原料ガスの温度を直接的に検出する構成と
した。また、反応直前の原料ガスの温度にできるだけ近
い温度を検出するために、原料ガス温度検出手段14は
原料ガス供給配管4のガス出側部位(例えばバーナ3と
の接続部から300mm以内の部位)の配管内部に設け
た。
【0026】原料ガス温度制御部15は、上記原料ガス
温度検出手段14の検出温度に基づいて、該検出温度が
設定温度となるようにヒータ10の制御を行って、反応
直前の原料ガスの温度が予め定めた一定の温度となるた
めの制御構成を備えている。
【0027】この第1実施形態例では、さらに、原料ガ
ス温度検出手段14の近傍には熱交換効率上昇手段16
が設けられている。この熱交換効率上昇手段16は配管
内部のガスの流れを乱すことにより、ヒータ10から原
料ガスへの熱交換効率を高めるものである。このよう
に、熱交換効率が高まることによって、上記原料ガス温
度制御部15による加熱制御の応答速度を速めることが
できて、より精度の良い原料ガスの温度制御を行うこと
ができることとなる。
【0028】また、熱交換効率上昇手段16によってガ
スの流れが乱れることにより、配管内部の原料ガスの温
度を均一化することができる。この第1実施形態例で
は、この温度均一化された原料ガスの温度を原料ガス温
度検出手段14によって検出する構成としている。これ
により、反応直前の原料ガスの温度がより精度良く設定
温度となるように制御することができる。
【0029】この第1実施形態例では、光ファイバ母材
の製造中には、原料ガス温度制御部15が、原料ガス温
度検出手段14の検出温度を時々刻々と取り込み、その
検出温度が予め定めた一定の温度に安定するようにヒー
タ10の加熱制御を行う。これにより、バーナ3から噴
出される反応直前の原料ガスの温度をほぼ一定に維持す
ることができる。本発明者はその効果を実験により確認
している。なお、その実験では、原料ガスの代わりに、
アルゴンガスを使用した。
【0030】その発明者の実験の結果、従来の装置構成
では、バーナ3から噴出するガスの温度変動幅が1.6
℃であったのに対して、この第1実施形態例の装置構成
では、バーナ3から噴出するガスの温度変動幅を0.5
℃に抑制することができた。
【0031】このように、反応直前の原料ガスの温度変
動を抑制することができることから、スート(光ファイ
バ母材)12の成長速度を一定に維持することができる
こととなり、特性のばらつきが殆ど無い高品質な光ファ
イバ母材を製造することができる。
【0032】以下に、第2実施形態例を説明する。な
お、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態
例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の
重複説明は省略する。
【0033】ところで、バーナ3の内部において、例え
ば、図3に示されるように、原料ガス通路8aを囲んで
燃焼用ガス通路8b,8c,8dが形成されている。こ
のため、バーナ3の内部で、原料ガスと燃焼用ガスとの
間で熱交換が行われる。これにより、燃焼用ガスの温度
が変動すると、原料ガスと燃焼用ガスとの間の熱交換の
状態が変化して、原料ガスの温度が変動してしまう。つ
まり、バーナ3の内部を流れる燃焼用ガスの温度変動
は、反応直前の原料ガスの温度変動の原因となる虞があ
る。
【0034】このことを考慮して、この第2実施形態例
では、第1実施形態例の構成に加えて、図4に示すよう
に、各燃焼用ガス供給配管5には、燃焼用ガス加熱手段
であるヒータ20と、燃焼用ガス温度検出手段21とが
それぞれ設けられ、また、ヒータ20の制御を行う燃焼
用ガス温度制御部22が設けられている。
【0035】上記燃焼用ガス温度検出手段21は各燃焼
用ガス供給配管5の出側部位の配管内部に設けられて、
原料ガス温度検出手段14と同様に、燃焼用ガスの温度
を直接的に検出する構成を備えている。
【0036】燃焼用ガス温度制御部22は、各燃焼用ガ
ス温度検出手段21の検出温度を取り込んで、これら検
出温度が予め定めた一定の温度となるように各ヒータ2
0を制御する構成を備えている。
【0037】さらに、この第2実施形態例においても、
第1実施形態例と同様に、各燃焼用ガス供給配管5の内
部には、燃焼用ガス温度検出手段21の近傍に熱交換効
率上昇手段23が設けられている。その熱交換効率上昇
手段23によって、ヒータ20から配管内部の燃焼用ガ
スへの熱効率を高めて、燃焼用ガス温度制御部22によ
る加熱制御の応答性を向上させる構成と成している。こ
れにより、燃焼用ガス温度制御部22の加熱制御によっ
て、燃焼用ガスの温度をより安定化させることができ
る。
【0038】この第2実施形態例では、バーナ3の内部
に供給される燃焼用ガスの温度も一定の温度に安定化さ
せるための構成を備えたので、バーナ3の内部において
原料ガスと燃焼用ガスとの間での熱交換を抑制したり、
また、原料ガスと燃焼用ガスとの熱交換の状態を常に一
定の状態とすることができる。これにより、より確実
に、反応直前の原料ガスの温度を一定の温度に維持する
ことができることとなる。本発明者の実験によれば、従
来の装置構成では、バーナ3から噴出するガスの温度の
変動幅が1.6℃であったのに対して、この第2実施形
態例の装置構成では、バーナ3から噴出するガスの温度
の変動幅が0.3℃となり、反応直前の原料ガスの温度
安定化の効果が実験により確認されている。
【0039】このように、反応直前の原料ガスの温度を
より確実に一定に維持することができるために、スート
(光ファイバ母材)12の成長速度のより一層の安定化
が達成できて、より高品質な光ファイバ母材を提供する
ことができる。
【0040】以下に、第3実施形態例を説明する。な
お、この第3実施形態例の説明において、前記各実施形
態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分
の重複説明は省略する。
【0041】この第3実施形態例では、図5に示される
ように、第2実施形態例の構成に加えて、バーナ加熱手
段であるヒータ25と、バーナ温度検出手段26と、バ
ーナ温度制御部27とが設けられている。
【0042】バーナ温度検出手段26はバーナの温度を
検出するものである。バーナ温度制御部27はそのバー
ナ温度検出手段26の検出温度が予め定めた温度となる
ように、ヒータ25の制御を行ってバーナ3の温度制御
を行う構成を備えている。
【0043】このような構成を備えていない場合には、
バーナ3の温度は周囲の環境温度の影響を受けて変動
し、そのバーナ3の温度変動によってバーナ3の内部を
通る原料ガスの温度が変化することが考えられる。これ
に対して、この第3実施形態例では、バーナ3の温度が
ほぼ一定となるようにバーナ3の加熱制御を行う構成を
備えたので、バーナ3の温度の変動を抑制することがで
きて、バーナ温度変動に起因した原料ガスの温度変動を
防止することができる。
【0044】このように第3実施形態例では、第2実施
形態例の構成に加えて、バーナ3の温度制御を行う構成
を備えたので、より一層確実に、反応直前の原料ガスの
温度を一定に維持することが可能となる。これにより、
スート12の成長速度をより一層確実に安定化すること
ができる。
【0045】本発明者の実験によれば、バーナ3から噴
出するガスの温度変動幅を0.2℃という非常に狭い幅
に抑えることができたことが確認されている。また、ス
ート12の成長速度の標準偏差が、従来の装置構成で
は、3.4mm/時であったのに対して、この第3実施形
態例の装置構成では、0.7mm/時となり、スート12
の成長速度がかなり精度良く安定化できることが確認さ
れている。
【0046】このように、この第3実施形態例では、ス
ート12の成長速度を精度良く一定に維持することがで
きることから、より一層、高品質な光ファイバ母材を製
造して提供することができることとなる。
【0047】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、第2実施形態例では、複数の燃焼用ガス供給配管
5の全てにそれぞれヒータ20と燃焼用ガス温度検出手
段21が設けられていたが、バーナ3の内部において原
料ガス通路8aの隣の燃焼用ガス通路8bに連通接続す
る燃焼用ガス供給配管5にヒータ20と燃焼用ガス温度
検出手段21が設けられていれば、全ての燃焼用ガス供
給配管5にそれぞれヒータ20と燃焼用ガス温度検出手
段21を設けなくともよい。この場合にも、バーナ3の
内部において原料ガスと燃焼用ガスとの熱交換を抑制す
る、あるいは、熱交換の状態を常に一定の状態とするこ
とができるので、第2実施形態例とほぼ同様な効果を奏
することができる。
【0048】また、第3実施形態例では、各燃焼用ガス
供給配管5にはヒータ20と燃焼用ガス温度検出手段2
1が設けられていたが、例えば、バーナ温度制御部27
によるバーナ3の温度制御によって、バーナ3の内部の
温度をほぼ一定にして原料ガスと燃焼用ガスとの間の熱
交換を抑制する構成とした場合には、各燃焼用ガス供給
配管5にヒータ20と燃焼用ガス温度検出手段21を設
けなくともよい。
【0049】さらに、上記各実施形態例では、熱交換効
率上昇手段16,23が設けられていたが、例えば原料
ガス温度制御部15や燃焼用ガス温度制御部22等によ
る加熱手段の制御応答性が満足のいくものである場合に
は、熱交換効率上昇手段16,23は省略してもよい。
【0050】
【発明の効果】この発明によれば、原料ガス供給配管の
ガス出側部位の配管内部に原料ガスの温度を直接的に検
出する原料ガス温度検出手段を設け、この原料ガス温度
検出手段の検出温度を利用して酸水素火炎に供給される
原料ガスの温度が一定となるように原料ガス供給配管の
加熱手段を制御する原料ガス温度制御部を設けたので、
酸水素火炎に供給される原料ガスの温度変動を抑制する
ことができて、光ファイバ母材の成長速度をほぼ一定に
することが可能となる。これにより、成長速度変動に起
因した問題の発生を防止することができ、高品質な光フ
ァイバ母材を製造することができる。
【0051】少なくともバーナの内部の原料ガス通路の
隣の燃焼用ガス通路に連通接続する燃焼用ガス供給配管
を含む燃焼用ガス供給配管にも、温度検出手段と加熱手
段を設け、燃焼用ガス供給配管の加熱制御を行う構成を
備えたものにあっては、バーナの内部での原料ガスと燃
焼用ガスとの間の熱交換をほぼ抑制したり、あるいは、
原料ガスと燃焼用ガスとの間の熱交換の状態を常にほぼ
同じ状態にすることができることから、バーナから酸水
素火炎に供給される原料ガスの温度をより精度良く一定
に維持することができることとなり、光ファイバ母材の
成長速度がより安定して、より高品質な光ファイバ母材
を提供することができる。
【0052】バーナの温度が一定の温度となるようにバ
ーナの加熱制御を行う構成を備えたものにあっては、バ
ーナの温度変動に起因した原料ガスの温度変動を確実に
防止することができて、より一層精度良く、酸水素火炎
に供給される原料ガスの温度を一定に維持することがで
きることとなる。これにより、光ファイバ母材の成長速
度をより確実に一定にすることができることから、より
一層高品質な光ファイバ母材を製造することができる。
【0053】原料ガス供給配管又は燃焼用ガス供給配管
に、加熱手段から配管内部のガスへの熱効率を高めるた
めの熱交換効率上昇手段が設けられているものにあって
は、原料ガス温度制御部又は燃焼用ガス温度制御部によ
る加熱手段の制御の応答性を高めることができて、より
一層確実に原料ガスの温度を一定に維持することがで
き、非常に高品質な光ファイバ母材を製造することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の光ファイバ母材の製造装置に
おいて特徴的な構成部分を抜き出して示したモデル図で
ある。
【図2】光ファイバ母材の成長速度と、反応直前の原料
ガスの温度との関係例を示したグラフである。
【図3】バーナの構成の一例を示した説明図である。
【図4】第2実施形態例の特徴的な構成部分を抜き出し
て示したモデル図である。
【図5】第3実施形態例の特徴的な構成部分を抜き出し
て示したモデル図である。
【図6】従来の光ファイバ母材の製造装置の一例を示し
たモデル図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ母材の製造装置 3 バーナ 4 原料ガス供給配管 5 燃焼用ガス供給配管 8 バーナ内部のガス通路 9 酸水素火炎 10,20,25 ヒータ 14 原料ガス温度検出手段 15 原料ガス温度制御部 16,23 熱交換効率上昇手段 21 燃焼用ガス温度検出手段 22 燃焼用ガス温度制御部 26 バーナ温度検出手段 27 バーナ温度制御部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナの酸水素火炎に光ファイバ母材の
    原料ガスを供給し、その光ファイバ母材の原料ガスを火
    炎加水分解させてガラス微粒子を生成し、このガラス微
    粒子を、上記バーナの近傍に配設されている出発母材に
    堆積させ光ファイバ母材を成長させていく光ファイバ母
    材の製造装置において、上記光ファイバ母材の原料ガス
    を供給する原料ガス供給配管と;この原料ガス供給配管
    を流れる原料ガスを加熱する原料ガス加熱手段と;上記
    原料ガス供給配管のガス出側部位の配管内部に設けられ
    て上記原料ガスの温度を直接的に検出する原料ガス温度
    検出手段と;上記原料ガス温度検出手段の検出温度に基
    づいて、上記酸水素火炎に供給される原料ガスの温度が
    予め定めた一定の温度となるように上記原料ガス加熱手
    段の制御を行う原料ガス温度制御部と;を有しているこ
    とを特徴とした光ファイバ母材の製造装置。
  2. 【請求項2】 バーナには、酸素を供給するための酸素
    供給配管と、水素を供給するための水素供給配管とを少
    なくとも含む複数の燃焼用ガス供給配管が接続されると
    共に、原料ガス供給配管が接続されており、バーナの内
    部には上記各燃焼用ガス供給配管から供給された燃焼用
    ガスをそれぞれ別々に通す複数の燃焼用ガス通路と、原
    料ガス供給配管から供給された原料ガスを通す原料ガス
    通路とが形成され、バーナは酸水素火炎を作り出すと共
    に、酸水素火炎に向けて原料ガスを噴出する構成を備え
    ており、少なくとも上記バーナ内部の原料ガス通路の隣
    の燃焼用ガス通路に連通接続する燃焼用ガス供給配管を
    含む燃焼用ガス供給配管には燃焼用ガスを加熱する燃焼
    用ガス加熱手段が設けられ、また、燃焼用ガス加熱手段
    により加熱された燃焼用ガスの温度を検出する燃焼用ガ
    ス温度検出手段が設けられており、上記燃焼用ガス温度
    検出手段の検出温度に基づいて、燃焼用ガスの温度が予
    め定めた一定の温度となるように上記燃焼用ガス加熱手
    段を制御する燃焼用ガス温度制御部が設けられているこ
    とを特徴とした請求項1記載の光ファイバ母材の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 バーナには光ファイバ母材の原料ガスを
    供給するための原料ガス供給配管が接続され、また、バ
    ーナの内部には上記原料ガス供給配管から供給された原
    料ガスを酸水素火炎に導くための原料ガス通路が形成さ
    れており、上記原料ガスはバーナから酸水素火炎に向け
    て供給される構成を備え、上記バーナの温度を検出する
    バーナ温度検出手段と;上記バーナを加熱するバーナ加
    熱手段と;上記バーナ温度検出手段の検出温度に基づ
    き、その検出温度が予め定めた一定の温度となるように
    上記バーナ加熱手段の制御を行うバーナ温度制御部と;
    を有していることを特徴とした請求項1又は請求項2記
    載の光ファイバ母材の製造装置。
  4. 【請求項4】 原料ガス供給配管又は燃焼用ガス供給配
    管には、原料ガス加熱手段又は燃焼用ガス加熱手段から
    配管内部のガスへの熱交換効率を高めるための熱交換効
    率上昇手段が設けられていることを特徴とした請求項1
    又は請求項2又は請求項3記載の光ファイバ母材の製造
    装置。
  5. 【請求項5】 バーナの酸水素火炎に光ファイバ母材の
    原料ガスを供給し、その光ファイバ母材の原料ガスを火
    炎加水分解させてガラス微粒子を生成し、このガラス微
    粒子を、上記バーナの近傍に配設されている出発母材に
    堆積させ光ファイバ母材を成長させていく光ファイバ母
    材の製造方法において、酸水素火炎に供給される光ファ
    イバ母材の原料ガスの温度を直接的に検出する原料ガス
    温度検出手段を設け、また、上記光ファイバ母材の原料
    ガスを供給するための原料ガス供給経路上に上記原料ガ
    スを加熱する加熱手段を設け、上記原料ガス温度検出手
    段の検出温度に基づき上記加熱手段を制御して酸水素火
    炎に供給される上記原料ガスの温度を予め定めた一定の
    温度に維持することを特徴とした光ファイバ母材の製造
    方法。
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