JP2002338149A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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JP2002338149A
JP2002338149A JP2001150082A JP2001150082A JP2002338149A JP 2002338149 A JP2002338149 A JP 2002338149A JP 2001150082 A JP2001150082 A JP 2001150082A JP 2001150082 A JP2001150082 A JP 2001150082A JP 2002338149 A JP2002338149 A JP 2002338149A
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elevator
button
floor
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JP2001150082A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Kikuchi
英俊 菊地
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエレベータは、防犯効果があまり大き
くなかった。 【解決手段】 エレベータ本体1と、各階において設け
られた呼び出しボタンと、エレベータ本体1の内側に設
けられた開閉ボタン及びフロア指定ボタンと、呼び出し
ボタン等のボタンが押されたときにその押されたボタン
に基づいてエレベータ本体1を駆動する駆動手段2と、
呼び出しボタン、開閉ボタン及びフロア指定ボタンの全
部又は一部に設けられ、ボタンを押した人間の指紋を読
み取る指紋読み取り手段3と、あらかじめ登録された対
象者の指紋を記憶している記憶手段4と、指紋読み取り
手段3に読み取られた指紋が記憶手段4に記憶されてい
る指紋のいずれかと一致しているか否かを認証する認証
手段5とをさらに備え、読み取られた指紋が記憶されて
いる指紋のいずれかと一致していることが認証された場
合に、駆動手段2はエレベータ本体1を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、マンションやオフィスビル等
の中高層建築物には、人間や貨物を上下に運搬するため
のエレベータが設置されている。通常は、居住者や仕事
等で利用する特定の人がそのエレベータを利用するので
あるが、居住者等以外に、不特定人もエレベータを利用
することが可能であって、不特定人の中にはストーカー
等の不審者が含まれることがある。
【0003】ところで、エレベータは、建築物内におい
て人間を上下に移動させることができる優れたものでは
あるが、人間を密室に閉じこめるものであるので、スト
ーカー等の不審者によるエレベータ内における犯罪が増
加してきている。また、エレベータ内以外においても、
エレベータを利用した不審者による犯罪が建築物内にお
いて増加してきている。
【0004】そのような犯罪を未然に防ぐために、監視
カメラやその監視カメラによって撮影された映像を記録
する記録装置を用いたセキュリティシステムが従来から
用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセキュリティシステムを用いても、不審者はエレベ
ータを利用することが可能であるので、防犯効果はあま
り大きくなかった。
【0006】本発明は、上記従来の課題を考慮し、防犯
効果の大きいエレベータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、建築物内に設置され、人間を上下に運搬す
るためのエレベータ本体と、前記建築物の各階におい
て、エレベータの乗降口から所定の距離範囲内の壁面に
設けられた呼び出しボタンと、前記エレベータ本体の内
側に設けられた開閉ボタン及びフロア指定ボタンと、前
記呼び出しボタン、前記開閉ボタン、又は前記フロア指
定ボタンが押されたときにその押されたボタンに基づい
て前記エレベータ本体を駆動する駆動手段とを備えたエ
レベータであって、前記呼び出しボタン、前記開閉ボタ
ン及び前記フロア指定ボタンの全部又は一部に設けら
れ、ボタンを押した人間の指紋を読み取る指紋読み取り
手段と、あらかじめ登録された対象者の指紋を記憶して
いる記憶手段と、前記指紋読み取り手段に読み取られた
指紋が、前記記憶手段に記憶されている指紋のいずれか
と一致しているか否かを認証する認証手段とをさらに備
え、その認証手段によって、前記指紋読み取り手段に読
み取られた指紋が前記記憶手段に記憶されている指紋の
いずれかと一致していることが認証された場合に、前記
駆動手段は前記エレベータ本体を駆動するエレベータで
ある。
【0008】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
認証手段によって、前記指紋読み取り手段に読み取られ
た指紋が前記記憶手段に記憶されている指紋のいずれと
も一致しないことが認証された場合に、警告を発する警
告手段を備えた第1の本発明に記載のエレベータであ
る。
【0009】第3の本発明(請求項3に対応)は、前記
指紋読み取り手段に読み取られた指紋に基づいて前記エ
レベータ本体に存在する、あらかじめ登録されている人
間の数をカウントする第1カウント手段と、前記エレベ
ータ本体及び/又は前記建築物の各階におけるエレベー
タの乗降口から所定の距離範囲内に設置されたカメラ
と、そのカメラによって撮影された映像から前記エレベ
ータ本体に存在する全ての人間の数をカウントする第2
カウント手段と、前記第1カウント手段によってカウン
トされた人間の数と、前記第2カウント手段によってカ
ウントされた人間の数とが一致しない場合に、警告を発
する警告手段とを備えた第1の本発明に記載のエレベー
タである。
【0010】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
指紋読み取り手段に読み取られた指紋が前記記憶手段に
記憶されている指紋のいずれとも一致しないことが認証
された場合に、又は、前記第1カウント手段によってカ
ウントされた人間の数と、前記第2カウント手段によっ
てカウントされた人間の数とが一致しないことが確認さ
れた場合に、前記認証された時刻、又は前記確認された
時刻を記録する記録手段を備えた第1から第3のいずれ
かの本発明に記載のエレベータである。
【0011】第5の本発明(請求項5に対応)は、第1
の本発明に記載のエレベータの、前記呼び出しボタン、
前記開閉ボタン、又は前記フロア指定ボタンが押された
ときにその押されたボタンに基づいて前記エレベータ本
体を駆動する前記駆動手段と、前記呼び出しボタン、前
記開閉ボタン及び前記フロア指定ボタンの全部又は一部
に設けられ、ボタンを押した人間の指紋を読み取る前記
指紋読み取り手段と、あらかじめ登録された対象者の指
紋を記憶している前記記憶手段と、前記指紋読み取り手
段に読み取られた指紋が、前記記憶手段に記憶されてい
る指紋のいずれかと一致しているか否かを認証する前記
認証手段との全部又は一部としてコンピュータを機能さ
せるためのプログラムである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0013】(実施の形態1)先ず、実施の形態1のエ
レベータの構成を図1〜図3を用いて説明する。説明の
便宜上以下では、本実施の形態1のエレベータは10階
建てのマンションに設置されているものとする。
【0014】図1は、本実施の形態1のエレベータの一
部の構成を示すブロック図である。図1に示すように、
本実施の形態1のエレベータは、人間を上下に運搬する
ためのエレベータ本体1と、そのエレベータ本体1を駆
動する駆動手段2とを備えている。
【0015】また、図2に示すように、マンションの各
階において、エレベータの乗降口13から所定の距離範
囲内の壁面に呼び出しボタン14a及び14bが設けら
れている。呼び出しボタン14aは、利用者が上の階に
行きたいと希望するときにエレベータ本体1を呼ぶため
のボタンであって、呼び出しボタン14bは、利用者が
下の階に行きたいと希望するときにエレベータ本体1を
呼ぶためのボタンである。また、エレベータ本体1の内
側には、図3に示すように、開ボタン15a、閉ボタン
15b、及びフロア指定ボタン16が設けられている。
それら呼び出しボタン14a、14b、開ボタン15
a、閉ボタン15b、又はフロア指定ボタン16が押さ
れたときにその押されたボタンに基づいて、駆動手段2
はエレベータ本体1を駆動するのである。
【0016】また、上記の呼び出しボタン14a、14
b、開ボタン15a、閉ボタン15b、及びフロア指定
ボタン16それぞれには、それらのボタンを押した人間
の指紋を読み取る指紋読み取り手段3(図1参照)が埋
め込まれている。その指紋読み取り手段3も本実施の形
態1のエレベータの一構成要素である。
【0017】また、本実施の形態1のエレベータは、そ
のエレベータを利用するマンションの全居住者の指紋を
記憶している記憶手段4と、指紋読み取り手段3に読み
取られた指紋が、記憶手段4に記憶されている指紋のい
ずれかと一致しているか否かを認証する認証手段5とを
備えている。指紋読み取り手段3に読み取られた指紋が
記憶手段4に記憶されている指紋のいずれかと一致して
いることが認証手段5によって認証された場合にのみ、
上記の駆動手段2はエレベータ本体1を駆動するのであ
る。
【0018】また、本実施の形態1のエレベータは、図
1に示すように、指紋読み取り手段3に読み取られた指
紋が記憶手段4に記憶されている指紋のいずれとも一致
しないことが認証手段5によって認証された場合に警告
信号を発する警告手段6と、警告手段6からの警告信号
により警告音を発する警報手段7とを備えている。な
お、警告手段6は、警報手段7に警告信号を送信する
際、マンションを警備する警備会社にも警告信号を送信
するものとする。
【0019】また、本実施の形態1のエレベータは、指
紋読み取り手段3に読み取られた指紋が記憶手段4に記
憶されている指紋のいずれとも一致しないことが認証さ
れた場合に、その旨の情報や、一致しないことが認証さ
れた指紋や、一致しないことが認証された時刻等の情報
を記録する記録手段8を備えている。
【0020】また、本実施の形態1のエレベータは、指
紋読み取り手段3に読み取られた指紋に基づいて、エレ
ベータ本体1に存在する人間のうちの、あらかじめ登録
されている人間の数をカウントする第1カウント手段9
と、エレベータ本体1に設置されたカメラ10aと、マ
ンションの各階においてエレベータの乗降口から所定の
距離範囲内の天井等に設置されたカメラ10bと、カメ
ラ10a及び10bによって撮影された映像からエレベ
ータ本体1に存在する全ての人間の数をカウントする第
2カウント手段11とを備えている。さらに、第1カウ
ント手段9によってカウントされた人間の数と、第2カ
ウント手段11によってカウントされた人間の数とが一
致するか否かを判断する判断手段12も、本実施の形態
1のエレベータには設けられている。
【0021】また、第1カウント手段9によってカウン
トされた人間の数と、第2カウント手段11によってカ
ウントされた人間の数とが一致しないことを確認した場
合、判断手段12は、「一致しないことが確認された」
という旨の信号を、警告手段6及び記録手段8に送信す
るものとする。そして、警告手段6は、判断手段12か
ら「一致しないことが確認された」という旨の信号を受
け取ると、警告信号を発し、その警告信号を警報手段7
及び上記の警備会社に送信するものとする。また、記録
手段8は、上記の「一致しないことが確認された」とき
の時刻等の情報を記録する手段でもある。
【0022】なお、本実施の形態1のエレベータを利用
するマンションの全居住者の指紋は、記憶手段4にあら
かじめ登録されているものとし、また、全居住者は、本
実施の形態1のエレベータを利用する際、上述した呼び
出しボタン14a、14b、及びフロア指定ボタン16
を必ず押さなければならないものとし、また、全居住者
は、正確に各ボタンを押さなければ指紋読み取り手段3
に指紋は読み取られず、エレベータを利用することがで
きないというルールを知っているものとする。なお、複
数人がエレベータを利用する場合であっても、各人が呼
び出しボタン14等のボタンを正確に押さなければなら
ないものとする。
【0023】次に、実施の形態1のエレベータの動作を
図4をも用いて、具体例を示して説明する。
【0024】図4は、本実施の形態1のエレベータの動
作を説明するためのフローチャートである。
【0025】先ず、マンションの居住者の一人がエレベ
ータを利用する場合について説明する。ここでは説明の
便宜上、マンションの9階に住む居住者がエレベータを
利用して9階から1階に降りようとする場面について説
明する。
【0026】その居住者は、上述したルールを知ってい
るので、9階のエレベータの乗降口13近傍の呼び出し
ボタン14bを、指紋読み取り手段3が指紋を読み取れ
るように押す(ステップ1)。そうすると、その呼び出
しボタン14bに埋め込まれている指紋読み取り手段3
によって指紋が読み取られ、認証手段5は、指紋読み取
り手段3に読み取られた指紋が、記憶手段4に記憶され
ている指紋のいずれかと一致しているか否かを認証する
(ステップ2)。
【0027】ここでは、居住者は、上述したルールを知
っており、指紋読み取り手段3が指紋を読み取れるよう
に呼び出しボタン14bを押したので、指紋読み取り手
段3は呼び出しボタン14bを押した人の指紋を読み取
ることができ、また、上述したように記憶手段4にはマ
ンションの全居住者の指紋が記憶されているので、認証
手段5によって、指紋読み取り手段3に読み取られた指
紋は、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれかと一
致していると認証される。そうすると、駆動手段2はエ
レベータ本体1を9階に移動させそして停止させ、扉を
開ける(ステップ3)。
【0028】エレベータ本体1の扉が開くと、マンショ
ンの居住者は、エレベータ本体1内部に入り、上記の呼
び出しボタン14bを押したときのように、エレベータ
本体1内部に設けられている、「1階」を示すフロア指
定ボタン16を押す(ステップ4)。そうすると、上述
したようにして、指紋読み取り手段3によって指紋が読
み取られ、認証手段5によって認証される(ステップ
5)。
【0029】指紋はマンションの居住者のものであるの
で、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれかと一致
するという認証結果が得られ、そのような認証結果に基
づいて、駆動手段2はエレベータ本体1の扉を閉じ、エ
レベータ本体1を1階に移動させて停止させる(ステッ
プ6)。そして、エレベータ本体1が1階に位置して静
止すると、駆動手段2はエレベータ本体1の扉を開く
(ステップ7)。そうすると、9階から1階に降りよう
とした居住者は、その希望の通り1階に降りることがで
きる。
【0030】ところで上記の場合、呼び出しボタン14
等に埋め込まれている指紋読み取り手段3に読み取られ
た指紋は、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれか
と一致するので、警告手段6は警告を発することはな
い。
【0031】また、居住者がエレベータ本体1内部に入
ると、第1カウント手段9は、指紋読み取り手段3に読
み取られた指紋に基づいて、エレベータ本体1に存在す
る人間のうちの、指紋が記憶手段4に記憶されている人
間の数をカウントする。ここでは、呼び出しボタンに設
けられている指紋読み取り手段3に読み取られた指紋が
一つであって、その指紋は記憶手段4に記憶されている
指紋のいずれかと一致するので、第1カウント手段9
は、エレベータ本体1に存在する人間のうちの、指紋が
記憶手段4に記憶されている人間の数は「1」であると
カウントする。
【0032】同様に、居住者がエレベータ本体1内部に
入ると、第2カウント手段11は、エレベータ本体1に
設置されたカメラ10aと、マンションの各階に設置さ
れたカメラ10bとによって撮影された映像からエレベ
ータ本体1に存在する全ての人間の数をカウントする。
ここでは、一人の人間がエレベータ本体1内部に入った
ので、第2カウント手段11は、エレベータ本体1に存
在する人間の数は「1」であるとカウントする。
【0033】そして、判断手段12は、第1カウント手
段9によってカウントされた人間の数と、第2カウント
手段11によってカウントされた人間の数とが一致する
か否かを判断する。上述したように、第1カウント手段
9によってカウントされた人間の数と、第2カウント手
段11によってカウントされた人間の数は、ともに
「1」であるので、判断手段12は一致すると判断す
る。このように、判断されると、警告手段6は警告を発
することはない。
【0034】また、指紋読み取り手段3に読み取られた
指紋が、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれかと
一致するとともに、第1カウント手段9によってカウン
トされた人間の数と、第2カウント手段11によってカ
ウントされた人間の数が一致するので、記録手段8には
どのような情報も記録されない。
【0035】このように、正規に登録されたマンション
の居住者が正規にエレベータを使用する場合、エレベー
タは正規に登録された人間の指示の通りに動作するとと
もに、警告手段6から警告が発せられることはなく、ま
たどのような情報も記録手段8には記録されない。
【0036】次に、マンションの居住者でない一人の人
間、例えばそのマンションの一居住者に対するストーカ
ー等の一人の不審者がエレベータを利用しようとする場
合について説明する。ここでは説明の便宜上、居住者で
ない人間がエレベータを利用して1階から6階に上がろ
うとする場面について説明する。
【0037】このとき、居住者でない人間は、1階のエ
レベータの乗降口13近傍に設けられている呼び出しボ
タン14aを押す(ステップ1)。そうすると、その呼
び出しボタン14aに埋め込まれている指紋読み取り手
段3によって指紋が読み取られ、認証手段5は、指紋読
み取り手段3に読み取られた指紋が、記憶手段4に記憶
されている指紋のいずれかと一致しているか否かを認証
する(ステップ2)。なお説明の便宜上、居住者でない
人間は、指紋読み取り手段3が指紋を読み取れるように
呼び出しボタン14aを押したものとする。
【0038】ところで、記憶手段4にはマンションの居
住者の指紋しか記憶されていないので、指紋読み取り手
段3に読み取られた指紋は、記憶手段4に記憶されてい
る指紋のいずれとも一致しないと、認証手段5は認証す
る。そうすると、駆動手段2はエレベータ本体1を1階
に移動させず、または1階にエレベータ本体1が停止し
ていた場合であってもエレベータ本体1の扉を開けるこ
とはない。
【0039】また、指紋読み取り手段3に読み取られた
指紋は、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれとも
一致しないと認証されたので、警告手段6は警告信号を
警報手段7に送信するとともに、マンションを警備する
警備会社にも警告信号を送信する。そして、警報手段7
は警告音を鳴らす。また、記録手段8は、記憶手段4に
記憶されている指紋のいずれとも一致しないと認証され
た指紋及び、一致しないと認証された時刻を記録する
(ステップ8)。
【0040】このように、マンションの居住者でない人
間がエレベータを利用しようとしても、エレベータを利
用することができず、また、警告音が鳴るので、居住者
でない人間がエレベータを利用しようとしているという
ことが、マンションの居住者に知れわたる。また、警備
会社にも警告信号が送信されるので、その警備会社から
警備員が警備するために訪れる。その結果、エレベータ
を利用した犯罪は未然に防止することができる。また、
記憶手段4に記憶されている指紋のいずれとも一致しな
いと認証された指紋及び、一致しないと認証された時刻
が記録手段8に記録されるので、たとえ犯罪が発生した
場合であっても、警察当局が記録手段8に記録されたデ
ータを利用することにより、犯罪捜査に役立つことにな
る。
【0041】上記説明では、マンションの居住者でない
一人の人間がエレベータを利用しようとする場合につい
て説明したが、以下では、マンションの居住者と居住者
でない人間とを含む複数人がエレベータを利用しようと
する場合について説明する。つまり、マンションの居住
者でない人間は、上述したように一人ではエレベータを
利用することが全くできないので、一人であればエレベ
ータを利用しようと考えないかもしれないが、マンショ
ンの居住者に便乗してエレベータを利用しようと考える
可能性があり得るので、以下にその場合について説明す
る。
【0042】具体的には、マンションの居住者A、Bの
二人と、居住者でない人間C一人の合計3人がエレベー
タを利用しようとする場合について説明する。また説明
の便宜上、居住者Aはエレベータを利用して1階から5
階に、居住者Bは6階に、居住者でない人間Cは6階
に、それぞれ上がろうとしているものとする。
【0043】上述した3人のうち居住者A、Bは、上述
したルールを知っているので、それぞれ1階の呼び出し
ボタン14aを、指紋読み取り手段3が指紋を読み取れ
るように押す(ステップ1)。居住者A、Bの指紋はい
ずれも記憶手段4に記憶されているので、認証手段5
は、指紋読み取り手段3に読み取られた指紋が、記憶手
段4に記憶されている指紋のいずれかと一致していると
認証し(ステップ2)、その認証結果により、駆動手段
2はエレベータ本体1を1階に移動させそして停止さ
せ、扉を開ける(ステップ3)。
【0044】このエレベータ本体1の扉が開いたとき、
居住者A、Bとともに居住者でない人間Cもエレベータ
本体1内部に入ることは可能である。なぜなら、居住者
A、Bはともに呼び出しボタン14aを押し、その呼び
出しボタン14aに設けられている指紋読み取り手段3
によって読み取られた指紋は、認証手段5によって、記
憶手段4に記憶されている指紋のいずれかと一致してい
ると認証されるので、警告音が鳴ることもなく、また警
備会社に通報されることもないからである。なお、居住
者でない人間Cが呼び出しボタン14aを押すと、認証
手段5によって、呼び出しボタン14aを押した人間の
指紋は、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれとも
一致しないことが認証されるので、エレベータ本体1は
1階に移動することはなく、またエレベータ本体1が1
階に停止していたとしても扉が開くことはない。また、
警告音が鳴る。したがって、居住者でない人間Cは、呼
び出しボタン14aを押すことはない。しかしながら、
上述したように、居住者A、Bが呼び出しボタン14a
を押したので、エレベータ本体1は1階で停止して扉が
開き、その結果、居住者でない人間Cもエレベータ本体
1内部に入ることができるのである。
【0045】次に、エレベータ本体1の扉が開き、居住
者A、Bとともに居住者でない人間Cもエレベータ本体
1内部に入ったとする。そして、居住者Aは、呼び出し
ボタン14aを押したように、エレベータ本体1内部に
設けられている、「5階」を示すフロア指定ボタン16
を押し(ステップ4)、居住者Bは同様にして「6階」
を示すフロア指定ボタン16を押す(ステップ4)。
【0046】そうすると、居住者A、Bの指紋は指紋読
み取り手段3によって読み取られ、認証手段5によって
認証される(ステップ5)。指紋読み取り手段3によっ
て読み取られた指紋はマンションの居住者のものである
ので、記憶手段4に記憶されている指紋のいずれかと一
致するという認証結果が得られ、そのような認証結果に
基づいて、駆動手段2はエレベータ本体1の扉を閉じ、
エレベータ本体1を上階に移動させ始める(ステップ
6)。
【0047】ところで、居住者でない人間Cが「6階」
を示すフロア指定ボタン16を押すと、認証手段5によ
って、フロア指定ボタン16を押した人間の指紋は、記
憶手段4に記憶されている指紋のいずれとも一致しない
ことが認証されるので、エレベータ本体1の扉は閉まら
ず、また警告音が鳴る。しかしながら、上述したよう
に、居住者でない人間Cが行こうとしている「6階」の
フロア指定ボタン16を、居住者Bが押したので、居住
者でない人間Cは「6階」を示すフロア指定ボタン16
を押す必要がない。したがって、警告音がなることもな
く、エレベータ本体1は上階に移動し始める。
【0048】このようにして、居住者A、Bとともに、
居住者でない人間Cがエレベータ本体1内部に入ると、
第1カウント手段9は、指紋読み取り手段3に読み取ら
れた指紋に基づいて、エレベータ本体1に存在する人間
のうちの、指紋が記憶手段4に記憶されている人間の数
をカウントする。ここでは、呼び出しボタン14a等に
設けられている指紋読み取り手段3に読み取られた指紋
が二つであって、その指紋は記憶手段4に記憶されてい
る指紋のいずれかと一致するので、第1カウント手段9
は、エレベータ本体1に存在する人間のうちの、指紋が
記憶手段4に記憶されている人間の数は「2」であると
カウントする。
【0049】また、第2カウント手段11は、エレベー
タ本体1に設置されたカメラ10aと、マンションの各
階に設置されたカメラ10bとによって撮影された映像
からエレベータ本体1に存在する全ての人間の数をカウ
ントする。ここでは、三人の人間がエレベータ本体1内
部に入ったので、第2カウント手段11は、エレベータ
本体1に存在する人間の数は「3」であるとカウントす
る。
【0050】そして、判断手段12は、第1カウント手
段9によってカウントされた人間の数と、第2カウント
手段11によってカウントされた人間の数とが一致する
か否かを判断する。上述したように、第1カウント手段
9によってカウントされた人間の数が「2」であって、
第2カウント手段11によってカウントされた人間の数
が「3」であるので、判断手段12は一致しないと判断
する。このように判断されると、警告手段6は警告信号
を警報手段7に送信するとともに、マンションを警備す
る警備会社に送信する。そして、警報手段7は警告音を
鳴らす。また、記録手段8は、記憶手段4に記憶されて
いる指紋のいずれとも一致しないと認証された指紋を記
録する。さらに、上記の一致しないと認証された時刻
を、記録手段8は記録する。
【0051】このように、マンションの居住者でない人
間がマンションの居住者とともにエレベータを利用して
も、結局は警告音が鳴り、居住者でない人間がエレベー
タを利用しようとしていることがマンション内に知れわ
たることになり、また、警備会社にも警告信号が送信さ
れ、その警備会社から警備員が警備に訪れるので、エレ
ベータを利用した犯罪を未然に防止できる可能性が大き
くなる。また、記憶手段4に記憶されている指紋のいず
れとも一致しないと認証された指紋及び、一致しないと
認証された時刻が記録手段8に記録されるので、たとえ
犯罪が発生した場合であっても、警察当局が記録手段8
に記録されたデータを利用すると、犯罪捜査に大いに役
立つ。
【0052】なお、上階に移動し始めたエレベータ本体
1は、「5階」及び「6階」で停止し、扉を開く。それ
によって、居住者A、Bはそれぞれ「5階」又は「6
階」でおりることができる。
【0053】また、上述した例では、第1カウント手段
9によってカウントされた人間の数と、第2カウント手
段11によってカウントされた人間の数とが一致するか
否かを判断手段12が判断する前に、エレベータ本体1
は上階に移動するとしたが、第1カウント手段9によっ
てカウントされた人間の数と、第2カウント手段11に
よってカウントされた人間の数とが一致することが判断
手段12によって確認された後に、エレベータ本体1は
上階に移動し始めるとしてもよい。
【0054】また、上述した例において、エレベータ本
体1は「5階」及び「6階」で停止し扉を開くが、それ
ら「5階」又は「6階」で、居住者でない人間がエレベ
ータ本体1を降りないとすると、その人間はエレベータ
本体1に閉じこめられる。また、仮に「6階」で降りた
としても、その人間の指紋は記憶手段4に記憶されてい
ないので、エレベータ本体1を動かすことができず、
「6階」に居なければならなくなる。いずれの場合にお
いても、警告音が鳴り、また警告信号が警備会社に送信
されるので、居住者でない人間は取り押さえられること
になる。
【0055】なお、上述した実施の形態では、呼び出し
ボタン14等のボタンを押す際、指紋読み取り手段3が
指紋を読み取ることができるように、各人は各ボタンを
押すとしたが、指紋を読み取ることができるようにボタ
ンが押されなかった場合、認証手段5は指紋の認証をす
ることができないので、エレベータを利用することはで
きない。
【0056】また、上術した実施の形態では、警告信号
は警報手段7と警備会社に送信されるとしたが、警告信
号は警察に送信されるとしてもよい。
【0057】また、カメラ10a、10bを利用して、
マンションの居住者でない人間がいつどの階でエレベー
タ本体1にのって、いつどの階で降りたのかを記録手段
8に記録することによって、犯罪の捜査に役立たせるこ
とができる。
【0058】上述したように、本発明のエレベータは、
セキュリティが高いエレベータであるので、新築マンシ
ョンを建設しようとする施主は、本発明のエレベータを
その新築マンションに設置する可能性が高くなる。
【0059】なお、本発明は、上述した本発明のエレベ
ータの全部又は一部の手段の機能をコンピュータにより
実行させるためのプログラムであって、コンピュータと
協働して動作するプログラムである。
【0060】なお、本発明の一部の手段とは、それらの
複数の手段の内の、幾つかの手段を意味し、あるいは、
一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
【0061】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。
【0062】また、本発明のプログラムの一利用形態
は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録
され、コンピュータと協働して動作する態様であっても
良い。また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送
媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コン
ピュータと協働して動作する態様であっても良い。記録
媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、
インターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含ま
れる。
【0063】また、上述した本発明のコンピュータは、
CPU等の純然たるハードウエアーに限らず、ファーム
ウエアーや、OS、更に周辺機器を含むものであっても
良い。
【0064】なお、以上説明した様に、本発明の構成
は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア
的に実現しても良い。
【0065】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、防犯効果の大きいエレベータを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のエレベータの一部の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1のエレベータの呼び出し
ボタンを説明するための図
【図3】本発明の実施の形態1のエレベータの開ボタ
ン、閉ボタン、及びフロア指定ボタンを説明するための
【図4】本発明の本実施の形態1のエレベータの動作を
説明するためのフローチャート
【符号の説明】
1 エレベータ本体 2 駆動手段 3 指紋読み取り手段 4 記憶手段 5 認証手段 6 警告手段 7 警報手段 8 記録手段 9 第1カウント手段 10a、10b カメラ 11 第2カウント手段 12 判断手段 13 乗降口 14a、14b 呼び出しボタン 15a 開ボタン 15b 閉ボタン 16 フロア指定ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物内に設置され、人間を上下に運搬
    するためのエレベータ本体と、前記建築物の各階におい
    て、エレベータの乗降口から所定の距離範囲内の壁面に
    設けられた呼び出しボタンと、前記エレベータ本体の内
    側に設けられた開閉ボタン及びフロア指定ボタンと、前
    記呼び出しボタン、前記開閉ボタン、又は前記フロア指
    定ボタンが押されたときにその押されたボタンに基づい
    て前記エレベータ本体を駆動する駆動手段とを備えたエ
    レベータであって、 前記呼び出しボタン、前記開閉ボタン及び前記フロア指
    定ボタンの全部又は一部に設けられ、ボタンを押した人
    間の指紋を読み取る指紋読み取り手段と、 あらかじめ登録された対象者の指紋を記憶している記憶
    手段と、 前記指紋読み取り手段に読み取られた指紋が、前記記憶
    手段に記憶されている指紋のいずれかと一致しているか
    否かを認証する認証手段とをさらに備え、 その認証手段によって、前記指紋読み取り手段に読み取
    られた指紋が前記記憶手段に記憶されている指紋のいず
    れかと一致していることが認証された場合に、前記駆動
    手段は前記エレベータ本体を駆動するエレベータ。
  2. 【請求項2】 前記認証手段によって、前記指紋読み取
    り手段に読み取られた指紋が前記記憶手段に記憶されて
    いる指紋のいずれとも一致しないことが認証された場合
    に、警告を発する警告手段を備えた請求項1に記載のエ
    レベータ。
  3. 【請求項3】 前記指紋読み取り手段に読み取られた指
    紋に基づいて前記エレベータ本体に存在する、あらかじ
    め登録されている人間の数をカウントする第1カウント
    手段と、 前記エレベータ本体及び/又は前記建築物の各階におけ
    るエレベータの乗降口から所定の距離範囲内に設置され
    たカメラと、 そのカメラによって撮影された映像から前記エレベータ
    本体に存在する全ての人間の数をカウントする第2カウ
    ント手段と、 前記第1カウント手段によってカウントされた人間の数
    と、前記第2カウント手段によってカウントされた人間
    の数とが一致しない場合に、警告を発する警告手段とを
    備えた請求項1に記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 前記指紋読み取り手段に読み取られた指
    紋が前記記憶手段に記憶されている指紋のいずれとも一
    致しないことが認証された場合に、 又は、前記第1カウント手段によってカウントされた人
    間の数と、前記第2カウント手段によってカウントされ
    た人間の数とが一致しないことが確認された場合に、 前記認証された時刻、又は前記確認された時刻を記録す
    る記録手段を備えた請求項1から3のいずれかに記載の
    エレベータ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のエレベータの、前記呼
    び出しボタン、前記開閉ボタン、又は前記フロア指定ボ
    タンが押されたときにその押されたボタンに基づいて前
    記エレベータ本体を駆動する前記駆動手段と、 前記呼び出しボタン、前記開閉ボタン及び前記フロア指
    定ボタンの全部又は一部に設けられ、ボタンを押した人
    間の指紋を読み取る前記指紋読み取り手段と、 あらかじめ登録された対象者の指紋を記憶している前記
    記憶手段と、 前記指紋読み取り手段に読み取られた指紋が、前記記憶
    手段に記憶されている指紋のいずれかと一致しているか
    否かを認証する前記認証手段との全部又は一部としてコ
    ンピュータを機能させるためのプログラム。
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