JP2002337814A - 真空パック装置 - Google Patents

真空パック装置

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JP2002337814A
JP2002337814A JP2001148797A JP2001148797A JP2002337814A JP 2002337814 A JP2002337814 A JP 2002337814A JP 2001148797 A JP2001148797 A JP 2001148797A JP 2001148797 A JP2001148797 A JP 2001148797A JP 2002337814 A JP2002337814 A JP 2002337814A
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JP
Japan
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bag
vacuum packing
deodorizing
packing device
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001148797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kurimoto
博司 栗本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tada Plastic Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tada Plastic Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tada Plastic Industrial Co Ltd filed Critical Tada Plastic Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用済みのおしめ等の汚物を入れたナイロン袋
を手で押圧することなく、臭気を放散することなく脱気
して容積を減少できるパック装置を提供できるようにす
る。 【解決手段】ケーシングに吸引手段とヒートシール手段
とが設けられ、吸引手段によりシールされる袋内の気体
をその開口部から吸引して脱気通路を解して脱気した
後、ヒートシール手段で袋の開口部をヒートシールする
ようにした真空パック装置において、脱気通路に脱臭具
を介在させ、脱気通路を通過する袋内の気体を脱臭具で
処理して放出するように形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は真空パック装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本の社会においても高齢化が進
み、看護婦等のケアする人が少ないことから、歩行が困
難な高齢者や起き上がれないような重病人の排泄物の処
理はおしめが用いられている。このおしめは使い捨ての
もので、使用後は生ごみとしてごみとともに焼却するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】取り外した使用済みの
おしめをそのままごみ箱に入れたり、定時の回収時まで
回収場所に保管されるので、この保管時に臭気が周囲に
漏れやすいことから、気密性を有するナイロン袋に入
れ、その投入口を縛って出すようにしている。こうし
て、使用済みのおしめ等の汚物を入れてその投入口を縛
った気密性を有するナイロン袋の内部には多量の空気が
閉じ込められ、嵩張っており、取り扱いが面倒なだけで
なく、一つのごみ箱等への収納量も少なくなってしまう
という問題があった。
【0004】そこで、使用済みのおしめ等の汚物を入れ
たナイロン袋を手で押圧して内部の空気を押し出し、そ
の嵩(体積)を減少させることも考えられるが、こうし
た場合には、ナイロン袋の上からといえども使用済みの
おしめを押圧することから、気分的にもよくないだけで
なく、ナイロン袋を手で押圧して脱気する場合に脱気と
ともに臭気も周囲に放散されてしまうという問題があっ
た。本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、使用
済みのおしめ等の汚物を入れたナイロン袋を手で押圧す
ることなく、臭気を放散することなく脱気して容積を減
少できるパック装置を提供できるようにすることを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる真空パック装置は、ケーシングに吸引
手段とヒートシール手段とが設けられ、吸引手段により
シールされる袋内の気体をその開口部から吸引して脱気
通路を解して脱気した後、ヒートシール手段で袋の開口
部をヒートシールするようにした真空パック装置におい
て、脱気通路に脱臭具を介在させ、脱気通路を通過する
袋内の気体を脱臭具で処理して放出するように形成した
ことを特徴とするものである。
【0006】また、通気性を有する収納部材に消臭材を
充填して消臭具を構成し、該消臭具を内部に脱気通路の
一部を形成するキャビティに着脱可能に設けたことや、
消臭具を収納するキャビティがケーシングに一体若しく
は着脱可能に設けるようにしたことも特徴の一つであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明にかかる真空パック装
置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は排泄
物や使用済みのおしめ等の汚物を収納した袋を脱気して
投入口を溶着してシールする真空パック装置の斜視図、
図2は真空パック装置の側面図、図3は真空パック装置
の一部を切り欠いた平面図であって、図中符号1は真空
パック装置を全体的に示す。この真空パック装置1は、
吸引手段2、ヒートシール手段3、両手段2・3の駆動
を制御する制御手段4及び消臭具5とを設けたケーシン
グ6を備えてなる。
【0008】上記制御手段4はその詳細は省略したが、
商用電流をオン・オフするスイッチと、ヒートシール手
段3の温度調整と給電時間を設定するタイマ等を備えて
なり、吸引手段2とともにケーシング6の後半部分に形
成された容器部分7に収納されている。ヒートシール手
段3は、ケーシング6の前端寄り部に加熱面を露出させ
た状態でケーシング6の略全幅にわたって帯状に埋め込
まれたヒータ8と、ケーシング6の側面を枢支点9とし
て揺動し、前記ヒータ8の上面(加熱面)を押圧可能な
押圧具10とからなる。
【0009】上記吸引手段2は、後述の吸引ポンプ11
の吸引口12に連結された吸引ホース13の先端部が吸
入口14として開口する脱気部15とからなる。吸引ポ
ンプ11は、図4に示すように制御手段4から給電され
る商用電流で駆動される電動モータ16の回転を偏芯軸
17により往復動に変えてダイヤフラム18に伝え、ダ
イヤフラム18の振動で、吸引口12から吸い込んだ気
体を吐出口20から吐出する周知構造のダイヤフラム式
吸引ポンプで形成されている。尚、この吸引ポンプ11
はダイヤフラム式吸引ポンプに限られず、プランジャー
形式のポンプやその他の吸引あるいは真空ポンプで形成
することもできる。
【0010】吸入口14が開口する脱気部15は、容器
部分7とヒータ8との間に周囲をシール用弾性材21で
囲繞された窪み22で形成されている。上記消臭具5
は、先ず、ケーシング6の容器部分7に長方形のケース
(キャビティ)23を着脱可能に配設するとともに、ケ
ース23の内部に隔壁24を設けてU字型通路25を形
成する。次に、硫酸第一鉄、数種の超磁力微粉末、ビタ
ミン剤並びに展着剤からなる臭気吸着性液体を黒曜岩パ
ーライトや木炭、竹炭等の多孔質材料に含浸させてなる
脱臭材26を、通気性を有する袋27に充填し、この袋
27を、ケース23のU字型通路25に装着して消臭具
5が形成されている。
【0011】また、ケース23の側壁部分24には上記
吸引ポンプ11の吐出口20に連結される流入口29と
排気口30とが設けられており、上記脱気部15に開口
する吸入口14から消臭具5の排気口30の間に脱気通
路31が形成される。ここで、図3に想像線図で示すよ
うに消臭具5の排気口30にケーシング6外に排気する
ためのL字管32を設けることもできる。尚、図2中符
号33は押圧具10を押し下げた姿勢保持するロック具
である。
【0012】上記のように形成された真空パック装置1
を用いておしめ等を収納した袋を脱気し、その投入口を
溶着してシールする手順を次に説明する。図1及び図2
に示すように、使用済みのおしめ34等を収納した合成
樹脂製袋35の投入口部分(開口部)36を脱気部15
に載せ、当該部分をその上から押圧具10を押し下げて
その姿勢をロック具33で保持する。次に吸引ポンプ1
1を駆動させてシール用弾性材21で囲繞された窪み2
2を負圧にすると、この負圧で合成樹脂製袋35内の空
気が投入口部分36から吸引され、消臭具5の脱気通路
31を通り吸引ポンプ11の吐出口20から吐出され
る。
【0013】このとき、消臭具5の脱気通路31を通る
合成樹脂製袋35内の空気中に含まれる臭気の素である
アンモニア(NH3)やアセトアルデヒド(CH3CH
O)は硫酸第一鉄等により、アンモニアは窒素と水に、
ホルムアルデヒドは炭酸ガスと水に酸化分解される。従
って、吸引ポンプ11の吐出口20から吐出される排気
は消臭された状態となる。合成樹脂製袋35内が充分に
脱気されると、制御手段4からの給電でヒートシール手
段3のヒータ8が発熱し、合成樹脂製袋35の投入口部
分36を溶着してシールする。しかる後、ロック具33
のロックを解除し押圧具10をあげて合成樹脂袋35を
取り出すと、使用済みのおしめ34等を収納した合成樹
脂製袋35の脱気されて容積が減少したものとなる。
【0014】上記手順出を繰り返して多くの使用済みの
おしめ34等を収納した合成樹脂製袋35の脱気及び容
積の減少処理が行われると、消臭具5の脱臭処理能力が
徐々に減少してことから、消臭具5は、定期的にあるい
は一定の処理数量ごとに交換される。この交換にあたっ
ては本例のようにケーシング6の容器部分7に脱臭材2
6を入れた長方形のケース23を着脱可能に配設するよ
うにしたものではケース23を取り替えるが、その中身
の脱臭材26だけを取り替えるようにすることも可能で
ある。
【0015】尚、上記実施の形態では脱臭材26を、硫
酸第一鉄、数種の超磁力微粉末、ビタミン剤並びに展着
剤からなる臭気吸着性液体を黒曜岩パーライトや木炭、
竹炭等の多孔質材料に含浸させてなる形成する様にして
あるが、こうしたものに限られず、活性炭にしたり芳香
材と脱臭剤26を形成することもできるし、オゾンによ
り消臭させるようにすることもできる。また、上記実施
の形態では、使用済みのおしめ34等を合成樹脂製袋3
5に収納するようにしてあるが、この合成樹脂製袋35
は樹脂コーティングした紙や布等の気密性を有する材質
で形成し、少なくともシールする部分に熱溶着部材を設
けるようにすることもできる。
【0016】更に、上記実施の形態では使用済みのおし
め34等を収納した合成樹脂製袋35内を脱気するのに
使用するようにしてあるが、こうしたものに限られず、
例えば生ごみを収納した袋や薬剤等異臭を発生する物質
を収納した袋の脱気にも使用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る真空パック装置は以上に説
明したように、ケーシングに吸引手段とヒートシール手
段とが設けられ、シールされる袋内の気体を吸引する吸
引口と吸引した気体を排気口から外部に排気するように
脱気通路が形成され、該脱気通路に脱臭具を介在させて
吸引手段を形成する様にしてあるので、袋内の気体は吸
引手段により脱気され、この脱気される気体は脱臭具で
消臭されて放出される。
【0018】これにより、使用済みのおしめ等の汚物を
入れたナイロン袋を手で押圧して内部の空気を押し出
し、その嵩(体積)を減少させなくても済み、気分的に
もよく、臭気を周囲に放散する従来の問題を解消し、取
り扱いを簡単にし、一つのごみ箱等への収納量も多くす
ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明にかかる真空パック装置の斜視図であ
る。
【図2】は本発明にかかる真空パック装置の側面図であ
る。
【図3】は本発明にかかる真空パック装置の一部を切り
欠いた平面図である。
【図4】は本発明にかかる真空パック装置に使用した吸
引ポンプの一部を切り欠いた平面図である。
【図5】は本発明にかかる真空パック装置に使用した消
臭具5の横断平面図である。
【符号の説明】
1・・・真空パック装置 2・・・吸引手段 3・・・ヒートシール手段 5・・・消臭具 6・・・ケーシング 23・・・キャビティ(ケース) 26・・・消臭材 31・・・脱気通路 35・・・袋 36・・・35の開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに吸引手段とヒートシール手段
    とが設けられ、吸引手段によりシールされる袋内の気体
    をその開口部から吸引して脱気通路を解して脱気した
    後、ヒートシール手段で袋の開口部をヒートシールする
    ようにした真空パック装置において、脱気通路に脱臭具
    を介在させ、脱気通路を通過する袋内の気体を脱臭具で
    処理して放出するように形成したことを特徴とする真空
    パック装置。
  2. 【請求項2】通気性を有する収納部材に消臭材を充填し
    て消臭具を構成し、該消臭具を内部に脱気通路の一部を
    形成するキャビティに着脱可能に設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の真空パック装置。
  3. 【請求項3】消臭具を収納するキャビティがケーシング
    に一体若しくは着脱可能に設けられている請求項1に記
    載の真空パック装置。
JP2001148797A 2001-05-18 2001-05-18 真空パック装置 Pending JP2002337814A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8118166B2 (en) 2003-02-14 2012-02-21 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Packaging with easy open feature
JP7492731B2 (ja) 2020-06-18 2024-05-30 ナカオ産業株式会社 真空包装処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8118166B2 (en) 2003-02-14 2012-02-21 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Packaging with easy open feature
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