JP2002337691A - ショッピングカート - Google Patents

ショッピングカート

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JP2002337691A
JP2002337691A JP2001147842A JP2001147842A JP2002337691A JP 2002337691 A JP2002337691 A JP 2002337691A JP 2001147842 A JP2001147842 A JP 2001147842A JP 2001147842 A JP2001147842 A JP 2001147842A JP 2002337691 A JP2002337691 A JP 2002337691A
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JP
Japan
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cover
shopping cart
infant
chassis
bolt
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Application number
JP2001147842A
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English (en)
Inventor
Shu Kubota
周 久保田
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Kawajun Co Ltd
Original Assignee
Kawajun Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ショッピングカートの着座空間に座る幼児の下
半身の一部が閉じ込められ、これを抜き出すことが非常
に困難な事態に対処可能であるショッピングカートを提
供すること。 【解決手段】本発明のショッピングカート(10)は車
台(12)と、車台上に配置され車台の前部に幼児のた
めの着座空間(32)を規定する上端開放のカバー(1
4)とを含み、カバーは、その開放上端(26)を共に
規定する、車台に固定された後部(40)と、後部に連
結手段(44)を介して解除可能に連結された前部(4
2)とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
トのような店舗において購買客の利用に供されるショッ
ピングカートに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ショッピングカートとして、買い
物かごを載せる部分のほか、幼児を乗せるための部分を
備えるものが用いられている。
【0003】そして、このようなショッピングカートの
1つに、その骨組みをなす車台と、該車台上に取り付け
られ該車台の前部に幼児のための着座空間を規定する上
端開放のカバーとを備えるものがある。
【0004】これによれば、幼児は、前記カバーの開放
上端からその着座空間に入り、該着座空間内に別個に設
けられるシートに座ることができる。
【0005】しかし、幼児の体格によっては、着座空間
の前部に下半身の一部が閉じ込められ、これを引き出す
ことが非常に困難な事態となることがあり、このとき、
幼児の胴や腕を引っ張って幼児を着座空間から無理に引
き出そうとすると、幼児が怪我を負うおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、このような事態に対処可能のショッピングカー
トを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はショッピングカ
ートに係り、ショッピングカートは車台と、該車台上に
配置され該車台の前部に幼児のための着座空間を規定す
る上端開放のカバーとを含み、該カバーが、その開放上
端を共に規定する前記車台に固定された後部と、該後部
に連結手段を介して解除可能に連結された前部とからな
る。
【0008】カバーの前部をその後部に連結するための
連結手段は、カバーの前部の上部分に設けられた、自由
端を有するフックと、カバーの後部の上部分に設けられ
た金具であってその下方から前記フックの自由端を受け
入れる金具と、カバーの前部の下部分に設けられたボル
ト孔と、カバーの後部の下部分に設けられ前記ボルト孔
と整合するねじ穴と、前記ボルト孔を経て前記ねじ穴に
伸びるボルトとからなる。
【0009】
【発明の作用および効果】本発明によれば、ショッピン
グカートの車台上に設けられ幼児のための着座空間を規
定するカバーについて、その開放上端を共に規定する、
車台に固定された後部と、該後部に連結手段を介して解
除可能に連結された前部とからなるものとしたことか
ら、幼児が前記着座空間から抜け出すことが困難な事態
となったとき、前記カバーの前部をその後部から取り外
し、カバーの前部内に閉じ込められた幼児の下半身また
は両足を露出させ、その拘束状態を解除することができ
る。その結果、前記着座空間から幼児を無理に引き出す
場合に生じるおそれがある幼児の怪我を未然に回避する
ことができる。幼児を解放した後は、カバーの後部にそ
の前部を連結し、再び、幼児のための着座空間を元どお
りのものとすることができる。
【0010】カバーの前部は、その上部分におけるフッ
クの自由端を後部の金具が受け入れ、また、その下部分
におけるボルト孔を伸びるボルトが後部のねじ孔に係合
することにより、カバーの後部に確実に連結され、これ
を維持される。
【0011】他方、フックの自由端は前記金具にその下
方から受け入れられているため、前記金具からその下方
への抜け出しが自由であり、このため、ボルトを緩めて
これを後部のねじ孔から抜き出した後、カバーの前部を
持ってこれを斜め前方下方へ移動させるだけで、迅速に
また簡単に、前部を取り外すことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明に係る
ショッピングカートが全体に符号10で示されている。
【0013】ショッピングカート10は、車台12と、
該車台上に配置され該車台の一部を覆うカバー14とを
備える。
【0014】車台12は、金属製のパイプを用いて形成
されたフレーム16と、該フレームを走行可能とするた
めの複数のキャスター18とを備える。
【0015】車台のフレーム16は、キャスター18が
取り付けられた本体20と、該本体から立ち上がり、さ
らに斜め後方へ伸びるハンドル部22とを備える。した
がって、ショッピングカート10は、ハンドル部22に
両手を添えてこれを押すことにより、前方へ走行させる
ことができる。
【0016】図示の本体20は、その平面で見て全体に
コ字形の外形を有し、その閉塞先端からその開放後端に
向けて幅寸法が漸増している。ハンドル部22は、本体
20の後部寄りの位置にある。
【0017】ハンドル部22の前記斜め後方へ伸びる部
分の下方位置には、買い物かごを載せるためのかご受2
4が配置されている。このかご受24はハンドル部22
に支持され、図示の状態から、前方の側へ揺動可能であ
る。
【0018】カバー14は全体にコ字形のまた先細の平
面形状を有する板状体からなり、開放上端26と、開放
下端28と、開放後端30とを有する。カバー14はフ
レームの本体20上に載置され、その開放下端28が本
体20の外形に沿って伸び、また、その開放後端30が
本体20の後端の前方位置で終わっている。
【0019】これにより、本体20上にカバー14で取
り囲まれた空間が規定され、該空間のうち、ハンドル部
22から前方の部分すなわち車台の前部が幼児のための
着座空間32(図2参照)をなす。カバーの開放上端2
6は着座空間32への出入口をなす。
【0020】着座空間32には、その最後部に、幼児の
ためのシート34が配置されている。シート34は座と
背もたれとを有し、前記背もたれの頂部において、ハン
ドル部22に取り付けられた横棒36に吊持されてい
る。したがって、幼児は、カバーの開放上端26を経
て、着座空間32内に入ってシート34に座り、また、
シート34から腰を上げて着座空間32外に出ることが
できる。
【0021】カバー14は、さらに、シート34に着座
した幼児の足置きとして、フレームの本体20の前部上
に載置されたトレイ38を含む。トレイ38は図示の例
のようにカバー14とは別体をなすものであっても、あ
るいは、カバー14と一体をなすものであってもよい。
図示の例では、トレイ38はフレームの本体20に固定
されている。
【0022】カバー14は、幼児の関心や興味を引くよ
うな外観(図示の例では自動車のボディを模した外観)
を有するものとし、さらに、付属品(図示の例では自動
車運転用ハンドル)が設けることができる。カバー14
は、例えば、プラスチック材料を用いて所望の形状のも
のに成形することができる。
【0023】図2〜図4に示すように、カバー14は、
共に開放上端26を規定する後部40と前部42とから
なる。図示の例では、後部40はカバー14の大部分を
占め、前部42はカバー14の前端部からなる。しか
し、カバー14全体に占める後部40および前部42の
割合は任意に定めることができる。
【0024】後部40はフレームの本体20に固定され
ている。前部42は後部40に連結手段44を介して解
除可能に連結されている。図示の例では、さらに、前部
42が後部の前端に載置されている。
【0025】前記連結手段は、前部42を後部40に解
除可能に連結し得るものであれば任意の構成のものを採
用することができるが、以下に述べるような構成を採用
することにより、後部40からの前部42の取り外しを
容易かつ迅速に行うことができる。
【0026】図示の連結手段44は、カバー14の上部
分において後部40に設けられた一対の金具46および
前部42一対のフック48と、カバー14の下部分に設
けられたボルト孔50、ねじ孔52およびボルト54
(図4参照)とからなる。
【0027】各金具46はハット形の帯板からなり、後
部40の互いに相対する内面のそれぞれに取り付けられ
ている。金具46は、後部40の前記内面との間に、フ
ック48の自由端56を受け入れるための空間58(図
4参照)を規定する。
【0028】金具46は、好ましくは、後部40の前記
内面に設けられた窪み60内に配置する。これにより、
後部40が規定する前記着座空間への金具46、したが
ってまた、これに受け入れられるフック48の突出量を
少なくし、これらに対する幼児の接触の可能性を少なく
することができる。
【0029】両フック48は、それぞれ、前部42の互
いに相対する内面の一部からから伸び、後方へ突出して
いる。
【0030】金具46は前方から後方へ向けて斜め下方
に伸びている。他方、フック48はその自由端56が前
方から後方へ向けて斜め上方に伸び、金具の空間58に
挿入されている。これにより、後部40に対する前部4
2の前方への移動が拘束されている。
【0031】また、連結手段44の一部をなすボルト孔
50およびねじ孔52は、それぞれ、カバー14の幅方
向におけるほぼ中央位置に設けられ互いに対向すなわち
整合している。ボルト孔50は前部42を貫通し、ま
た、ねじ孔52は後部40の一部をなすトレイ38の前
端部に設けられ開放している。また、ボルト54はボル
ト孔50にその前方から挿入されねじ孔52にねじ込ま
れている。前部42は、これにより、後部40に固定さ
れている。
【0032】この連結手段44によれば、フックの自由
端56が金具の空間58にその下方から差し込まれ、し
かも、これらの自由端56および空間58がフック48
および金具46の傾斜配置により前方に向けて傾斜して
いるため、ボルト54を緩めてその一部を後部40のね
じ孔52から抜き去り、前部42を後部40から取り外
すとき、フックの自由端56が金具の空間58から自然
に抜け出る(図2および図4の矢印62参照)。このた
め、前部42の取り外しを容易にまた迅速に行うことが
できる。
【0033】これによれば、着座空間32に座った幼児
の脚部や足部が該幼児の体格、脚の伸ばし方等に起因し
て着座空間32の前部に閉じ込められ、これを引き出す
ことが困難な場合、前部42を取り外すことにより、閉
じ込められた幼児の脚部または足部を露出させ、幼児を
着座空間32から安全に引き出しまたは抜き出すことが
できる。
【0034】また、前部42の取り外しにより、着座空
間32の前部に貯まりやすいゴミや埃の除去を容易に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るショッピングカートの斜視図であ
る。
【図2】カバーの前部をその後部から取り外した状態に
おけるショッピングカートの斜視図である。
【図3】ショッピングカートの前部の縦断面図である。
【図4】カバーの前部をその後部から取り外した状態に
おける、ショッピングカートの前部の縦断面図である。
【符号の説明】
10 ショッピングカート 12 車台 14 カバー 26 カバーの開放上端 40,42 カバーの後部および前部 44 連結手段 46 金具 48,56 フックおよびその自由端 50 ボルト孔 52 ねじ孔 54 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車台と、該車台上に配置され該車台の前部
    に幼児のための着座空間を規定する上端開放のカバーと
    を含み、該カバーが、その開放上端を共に規定する前記
    車台に固定された後部と、該後部に連結手段を介して解
    除可能に連結された前部とからなる、ショッピングカー
    ト。
  2. 【請求項2】前記連結手段は、前記カバーの前部の上部
    分に設けられた、自由端を有するフックと、前記カバー
    の後部の上部分に設けられた金具であってその下方から
    前記フックの自由端を受け入れる金具と、前記カバーの
    前部の下部分に設けられたボルト孔と、前記カバーの後
    部の下部分に設けられ前記ボルト孔と整合するねじ穴
    と、前記ボルト孔を経て前記ねじ穴に伸びるボルトとか
    らなる、請求項1に記載のショッピングカート。
JP2001147842A 2001-05-17 2001-05-17 ショッピングカート Pending JP2002337691A (ja)

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