JP5580926B1 - 車椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常の移動時は勿論、がれきや段差等の存在する場所においても速やかに移動することのできる車椅子、及び通常の車椅子をそのような車椅子に改造するための部材を提供すること。
【解決手段】本発明の車椅子1は、被介助者が着座したときの正面側方向を前方とし背面側方向を後方とし、正面側に向かったときの横方向を幅方向としたとき、幅方向に離間した一対の把持棒21、21が後方側フレーム15、15から後方へ延出し、当該一対の把持棒21、21の間に介助者が入ったときに把持棒21、21が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、上記介助者が一対の把持棒21、21を掴んだ状態で後方に向けて牽引することが可能であることを特徴とする
【選択図】図1
【解決手段】本発明の車椅子1は、被介助者が着座したときの正面側方向を前方とし背面側方向を後方とし、正面側に向かったときの横方向を幅方向としたとき、幅方向に離間した一対の把持棒21、21が後方側フレーム15、15から後方へ延出し、当該一対の把持棒21、21の間に介助者が入ったときに把持棒21、21が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、上記介助者が一対の把持棒21、21を掴んだ状態で後方に向けて牽引することが可能であることを特徴とする
【選択図】図1
Description
本発明は、車椅子に関するものである。
周知のように、車椅子は介護における被介助者や歩行困難者の移動において広く利用されている。図6は、通常用いられる車椅子を模式的に示した側面図である。車椅子9は、被介助者(又は歩行困難者;図示せず、以下同様)が車椅子9の座面96に着座し、着座者がハンドリム99を手で回転させることで主輪91を回転させるか、介助者(図示せず、以下同様)が手押しハンドル93を押すことで前方へ進行する。車椅子9には主輪91の他に左右に回転自在な前輪92(キャスタとも呼ばれる。)が設けられており、これは車椅子9の姿勢を安定させるとともに車椅子9の進行方向を変更させるのに用いられる。
この前輪92は、径が主輪91に比べて著しく小さい。そのため、図6に示すように、段差が存在するとこれを越えるのが困難となり、前方へ進むことができなくなる。この場合、一旦車椅子9を停止させ、介助者がティッピングレバー94に足を掛けて踏む込むことにより、前輪92を浮かせて段差を乗り越えることが必要になる。したがって、例えば、災害時などで急いで避難をしなければならない場合等においては、散乱するがれきや段差を乗り越える度に一旦停止することを余儀なくされ、避難が遅れる一因ともなり得る。
障害物を乗り越えることのできる車椅子として、例えば特許文献1には、主輪と前輪とにわたって輪状の無限軌道を取り付けることが提案されている。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、通常の移動時は勿論、がれきや段差等の存在する場所においても速やかに移動することのできる車椅子、及び通常の車椅子をそのような車椅子に改造するための部材を提供することを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、車椅子の後方側フレームから後方へ延出した一対の把持棒を設けることにより、介助者が体の側位置でこの把持棒を把持することができるようになり、車椅子を後ろ向きに牽引してリアカーのように移動できることを見出した。この場合、大きな径をもつ主輪を前輪として移動することになるので、がれきが散乱していたり段差が存在していたりしたとしても容易にこれらを乗り越えることができることになる。本発明は、以上の知見をもとになされたものであり、以下のような物を提供する。
本発明は、被介助者が着座したときの正面側方向を前方とし背面側方向を後方とし、正面側に向かったときの横方向を幅方向としたとき、幅方向に離間した一対の把持棒が後方側フレームから後方へ延出し、当該一対の把持棒の間に介助者が入ったときにこれらの把持棒が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、上記介助者が上記一対の把持棒を掴み前輪を浮かせた状態で後方に向けて牽引することが可能であることを特徴とする車椅子である。
上記後方側フレームの上方位置において、着座する被介助者の頭部に当接可能なヘッドレストを備えることが好ましい。
上記一対の把持棒の後方側端部において、当該把持棒の間を橋渡しすることが可能な部材を設置するための連結部を備えることが好ましい。
上記後方側フレームの下方位置における結合と、上記車椅子の側方フレームへの係合と、により上記車椅子に固定されたシートベルト結合部を備えることが好ましい。
また、本発明は、車椅子の後方側フレームの上方に設けられた左右一対の穴に結合した状態で用いられ、上記穴に挿入される一対の挿入部と、当該一対の挿入部から上方に延出し上方で結合するフレームと、当該フレームから左右一対となって後方に延出した把持棒と、を備え、上記車椅子と結合された際、一対である上記把持棒の間に介助者が入ったときに、これらの把持棒が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、介助者が一対の把持棒を掴み前輪を浮かせた状態で上記車椅子を後方に牽引することが可能であることを特徴とする車椅子用部材でもある。
上記フレームが上方で結合する位置において、ヘッドレストを備えることが好ましい。
本発明によれば、通常の移動時は勿論、がれきや段差等の存在する場所においても速やかに移動することのできる車椅子、及び通常の車椅子をそのような車椅子に改造するための部材が提供される。
以下、本発明の車椅子及び車椅子用部材について、図面を参照しながら実施形態の一例を説明する。
[車椅子]
まずは本発明の車椅子の一実施形態(車椅子1)について説明する。図1は、本発明の車椅子の一実施形態を示す斜視図である。図2は、本発明の車椅子の一実施形態において、理解を助けるために片側の主輪11及びサイドガード14を省略した斜視図である。図3は、本発明の車椅子の一実施形態を示す正面図である。図4は、本発明の車椅子の一実施形態についての使用態様を示す模式図である。
まずは本発明の車椅子の一実施形態(車椅子1)について説明する。図1は、本発明の車椅子の一実施形態を示す斜視図である。図2は、本発明の車椅子の一実施形態において、理解を助けるために片側の主輪11及びサイドガード14を省略した斜視図である。図3は、本発明の車椅子の一実施形態を示す正面図である。図4は、本発明の車椅子の一実施形態についての使用態様を示す模式図である。
車椅子1は、被介助者(図示せず、図4を除き以下同様である。)が着座したときの正面側方向を前方とし背面側方向を後方とし、正面側に向かったときの横方向を幅方向としたとき(これら前方、後方及び幅方向の定義について、以下同様である。)、幅方向に離間した一対の把持棒21、21が後方側フレーム15から後方へ延出していることを特徴としている。そして、一対の把持棒21、21の間に介助者(図示せず、図4を除き以下同様である。)が入ったときに把持棒21、21が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備える。
通常の車椅子でも、図6に示すように、後方フレーム95から後方へ一対の手押しハンドル93、93が延出しているが、手押しハンドル93、93は、長さが短いのでこれらの間に介助者が入ったときに、介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを持たない。これに対して本発明に係る車椅子1では、一対の把持棒21、21の間に介助者(図示せず、図4を除き以下同様である。)が入ったときに把持棒21、21が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えるので、図4に示すように、介助者が一対の把持棒21、21を掴んだ状態でリアカーや人力車のように車椅子1を後方に向けて牽引することが可能である。この場合、車椅子1の主輪11が進行方向の前方側になるので、径の小さな前輪12を進行方向の前方側とする場合と異なって、散乱するがれきや段差の影響を受けにくくなる。なお、このとき、車椅子1の前輪12は浮いた状態となって、一対の主輪11、11のみが接地した状態となる。
車椅子1は、通常の車椅子と同様に、一対の後方側フレーム15、15の間にバックサポート(背もたれ)13が結合され、後方側フレーム15の前方に延出した一対の側方フレーム17、17の間に座面16が結合されている。また、座面16の両側には、サイドガード14、14、及びアームレスト18、18が設けられている。車椅子1の側方には回転可能な一対の主輪11、11が取り付けられており、主輪11、11の外側に結合された一対のハンドリム19、19を着座者が回転させることにより主輪11、11が回転して推進する。主輪11の前方には、左右に回転自在な前輪12が設けられている。
それぞれの把持棒21の前方側の端部は、把持棒21の先端が車椅子1の後方へ延出する向きとなるように、溶接等の手段により後方側フレーム15に結合されている。後方側フレーム15は、車椅子1の両側に離間して一対で存在する。そのため、それぞれの後方側フレーム15、15に結合された把持棒21、21は互いに離間して設けられることになる。また、一対の把持棒21、21は、地表からの高さが互いに同じとなるように設けられる。後方側フレーム15から後方へ延出するように設けられた把持棒21の途中には、グリップ22が設けられており、介助者が把持棒21、21を掴んで車椅子1を牽引するのを助ける。また、それぞれの把持棒21の後方側の端部には、リング形状の連結部23が結合されている。一対の把持棒21、21の端部にそれぞれ設けられた2つの連結部23、23は対をなしている。
なお、把持棒21は、図示しない公知の手段によって伸縮可能とされる。これにより、介助者が把持棒21を用いて車椅子1を後方に牽引するときには、把持棒21を介助者の位置よりもさらに後方に延出させる十分な長さにすることができる一方で、介助者が車椅子1を牽引するのでなく、被介助者が自分でハンドリム19を回転させて移動する等の場合には、把持棒21が周囲の邪魔にならないようにこれを短く収納しておくことができる。
把持棒21の長さとしては、60cm程度を例示できる。しかし、把持棒21の長さは、上記のように一対の把持棒21、21の間に介助者が入ったときに把持棒21、21が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えればよいので、これに限定されるものではない。把持棒21の長さの一例として、20cm〜100cm程度が好ましく挙げられ、30cm〜100cm程度がより好ましく挙げられ、50cm〜100cm程度がさらに好ましく挙げられるが、特に限定されない。
一対の連結部23、23は、一対の把持棒21、21を橋渡しすることが可能な部材を設置することができ、車椅子1では、連結部23、23を介してリング状のバンド4が取り付けられている。バンド4には、バンド4の両端をリング状に結合するためのバックル41が設けられており、このバックル41を開閉することでバンド4を車椅子1から着脱することができる。介助者は、その体にバンド4を当接させて車椅子1を牽引することにより、手のみでなく体全体を使って車椅子1を牽引することができるので、より楽に車椅子1を牽引できるようになる。
後方側フレーム15、15は、上記のように車椅子1の両側に離間して一対で存在しており、その上部にて車椅子1の内側方向に折れ曲がり、略水平にて互いに連結される。そして、この水平となっている連結箇所には、着座する被介助者の頭部に当接可能なヘッドレスト3が前方に向けて設置されている。既に述べたように、介助者が把持棒21、21を持って牽引するときに前輪12が浮き上がった状態となり、車椅子1は、バックサポート13が下側となるように傾斜する。このとき、ヘッドレスト3は、被介助者の頭部が下方に倒れることを防止するので、より安全に被介助者を運搬できるようになる。
車椅子1は、シートベルト結合部53を備える(図2を参照)。シートベルト結合部53は、座面16の左右両側に一つずつ設けられ、これらのシートベルト結合部53を用いて車椅子1にはシートベルト61が設けられる。シートベルト61を用いることにより、車椅子1が傾斜した状態となっても安全に被介助者を運搬できる。
車椅子1では、上記シートベルト結合部53の取り付け方法にも特徴がある。シートベルト結合部53は、車椅子1の後方側フレーム15の下方位置に設けられた結合部51で結合されるとともに、側方フレーム17における係合部52で係合されることで、2点固定される。このような固定を行うために、シートベルト結合部53は、L字型の取り付け金具で固定される。L字型の取り付け金具の底辺部分に結合部51が存在し、柱部分に係合部52が存在する。結合部51及び係合部52では、後方側フレーム15及び側方フレーム17と当接する箇所において、これらのフレームの形状に応じた曲げ部分が形成され、これらの曲げ部分を用いてフレームと結合又は係合する。なお、結合部51は、後方側フレーム15の形状に応じた曲げ部分を持つ2枚一組の板状金具で後方側フレーム15を挟み込み、これらをボルトナットで締め付けて固定して形成される。締め付けに際しては、ボルトナットを用いるのでなく、一枚の板状金具に雌ねじを切っておき、もう一枚の板状金具側に設けた穴から挿入されたボルトを当該雌ねじに螺合させてもよい。
シートベルト61は座面16の左右に設けられ、その先端にはバックル62が設けられる。バックル62を結合することにより座面16の両側に設けられたシートベルト61、61が一体化され、被介助者が固定される。バックル62を開放することにより一体化されたシートベルト61、61が分離し、被介助者を車椅子1から降ろすことができる。
以上、本発明の車椅子1についての実施形態を示して本発明を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜改変を加えて実施することができる。
[車椅子用部材]
次に、本発明の車椅子用部材の一実施形態(車椅子用部材2A)について説明する。図5は、本発明の車椅子用部材の一実施形態を示す斜視図である。
次に、本発明の車椅子用部材の一実施形態(車椅子用部材2A)について説明する。図5は、本発明の車椅子用部材の一実施形態を示す斜視図である。
車椅子用部材2Aは、従来用いられてきた通常の車椅子に改造を施して、これを上記本発明の車椅子とするために用いられる改造用部品である。車椅子用部材2Aは、後方側フレーム15Aの上方部分が切断されて手押しハンドルが取り外された状態となった車椅子1Aに適用される。車椅子1Aの後方側フレーム15Aは、金属のパイプで構成されているので、その切断面は円形の穴19Aとなる。また、後方側フレーム15Aは左右一対で設けられているので、後方側フレーム15Aの上端に形成された穴19Aもまた左右一対で存在することになる。車椅子用部材2Aは、この左右一対の穴19A、19Aに挿入されて結合し、車椅子1Aと結合されて一体化された状態で用いられる。
車椅子用部材2Aは、車椅子1Aの後方側フレーム15Aの上端に形成された穴19Aに挿入されるための一対の挿入部24A、24Aと、挿入部24A、24Aから上方に延出し上方で結合するフレーム25A、25Aと、フレーム25A、25Aから左右一対となって後方に延出した把持棒21A、21Aと、を備える。
挿入部24Aは、車椅子1Aの後方側フレーム15Aの上端に設けられた穴19Aに挿入される部材であり、穴19Aが一対で形成されるのに対応して一対で設けられる。このとき、挿入部24A、24Aの離間幅は、穴19A、19Aの離間幅(後方側フレーム15A、15Aの離間幅でもある。)と同じである。挿入部24Aは、穴19Aに挿入されるために当該穴19Aよりもやや細い径で構成される。挿入部24Aは、穴19Aに挿入された後、ボルトナット等の締結具によりフレーム15Aと締結される。これにより、車椅子用部材2Aは、車椅子1Aと結合される。挿入部24Aの上方には後述するフレーム25Aが形成されている。
把持棒21Aの前方側の端部は、把持棒21Aの先端が車椅子用部材2Aの後方へ延出する向きとなるように、溶接等の手段によりフレーム25Aに結合されている。フレーム25Aは、後方側フレーム15Aが車椅子1Aの両側に離間して一対で存在するのに対応して、離間して左右一対で存在する。そのため、それぞれのフレーム25Aに結合された把持棒21A、21Aは互いに離間して設けられることになる。また、一対の把持棒21A、21Aは、車椅子用部材2Aが車椅子1Aに挿入された後において、地表からの高さが互いに同じとなるように設けられる。フレーム25Aから後方へ延出するように設けられた把持棒21Aの途中には、グリップ22Aが設けられる。把持棒21Aが伸縮可能であることは、上述の車椅子1における把持棒21と同様である。また、把持棒21Aの後方側の端部にはリング形状の連結部23Aが結合され、一対の把持棒21A、21Aの端部にそれぞれ設けられた2つの連結部23A、23Aが対をなしている。グリップ22A及び連結部23Aの役割については、上述の車椅子1におけるグリップ22及び連結部23と同じであるので、ここでの説明を省略する。
フレーム25A、25Aは、車椅子1Aに設けられた穴19A、19Aの離間幅に対応した離間幅にて一対で存在しており、挿入部24Aから上方に延出しながらその上部にて車椅子用部材2Aの内側方向に折れ曲がり、略水平にて互いに連結される。そして、この水平となって連結する位置において、ヘッドレスト3Aが前方側に向けて取り付けられる。ヘッドレスト3Aの役割については、上述の車椅子1におけるヘッドレスト3と同じであるので、ここでの説明を省略する。
車椅子用部材2Aは、車椅子1Aと結合された際、一対である把持棒21A、21Aの間に介助者が入ったときに、これらの把持棒21A、21Aが介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、介助者が一対の把持棒21A、21Aを掴んだ状態で車椅子1Aを牽引することが可能である。このことについては、上述の車椅子1の説明にて既に述べた通りであるので、ここでの説明を省略する。
以上、本発明の車椅子用部材2Aについての実施形態を示して本発明を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜改変を加えて実施することができる。
本発明の車椅子を用いることにより、通常の移動時は勿論、がれきや段差等の存在する場所においても速やかに移動することが可能になる。したがって、例えば、災害時等の避難用として極めて有効であるといえる。また、本発明の車椅子用部材を用いることにより、容易に、通常の車椅子を本発明の車椅子に改造することが可能になる。
1、1A 車椅子
15 後方側フレーム
17 側方フレーム
2A 車椅子用部材
21 把持棒
23 連結部
3 ヘッドレスト
51 結合部
52 係合部
53 シートベルト結合部
15 後方側フレーム
17 側方フレーム
2A 車椅子用部材
21 把持棒
23 連結部
3 ヘッドレスト
51 結合部
52 係合部
53 シートベルト結合部
Claims (6)
- 被介助者が着座したときの正面側方向を前方とし背面側方向を後方とし、正面側に向かったときの横方向を幅方向としたとき、幅方向に離間した一対の把持棒が後方側フレームから後方へ延出し、当該一対の把持棒の間に介助者が入ったときにこれらの把持棒が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、前記介助者が前記一対の把持棒を掴み前輪を浮かせた状態で後方に向けて牽引することが可能であることを特徴とする車椅子。
- 前記後方側フレームの上方位置において、着座する被介助者の頭部に当接可能なヘッドレストを備えた請求項1記載の車椅子。
- 前記一対の把持棒の後方側端部において、当該把持棒の間を橋渡しすることが可能な部材を設置するための連結部を備えた請求項1又は2記載の車椅子。
- 前記後方側フレームの下方位置における結合と、前記車椅子の側方フレームへの係合と、により前記車椅子に固定されたシートベルト結合部を備えた請求項1〜3いずれか1項記載の車椅子。
- 車椅子の後方側フレームの上方に設けられた左右一対の穴に結合した状態で用いられ、前記穴に挿入される一対の挿入部と、当該一対の挿入部から上方に延出し上方で結合するフレームと、当該フレームから左右一対となって後方に延出した把持棒と、を備え、
前記車椅子と結合された際、一対である前記把持棒の間に介助者が入ったときに、これらの把持棒が介助者の位置よりもさらに後方に延出するだけの十分な長さを備えることにより、介助者が一対の把持棒を掴み前輪を浮かせた状態で前記車椅子を後方に牽引することが可能であることを特徴とする車椅子用部材。 - 前記フレームが上方で結合する位置において、ヘッドレストを備える請求項5記載の車椅子用部材。
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