JP2002337153A - 離型剤塗布方法及びその装置 - Google Patents

離型剤塗布方法及びその装置

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JP2002337153A
JP2002337153A JP2001147751A JP2001147751A JP2002337153A JP 2002337153 A JP2002337153 A JP 2002337153A JP 2001147751 A JP2001147751 A JP 2001147751A JP 2001147751 A JP2001147751 A JP 2001147751A JP 2002337153 A JP2002337153 A JP 2002337153A
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JP
Japan
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green tire
release agent
bead
contact
holding
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JP2001147751A
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English (en)
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Shigemasa Takagi
茂正 高木
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Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
Original Assignee
Fuji Bellows Co Ltd
Fuji Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリーンタイヤのビードベース部、ビード外
側立ち上がり部に離型剤が塗布されるのをなくして、ビ
ード部から余剰の離型剤を拭き取る作業を不要にでき、
塗布作業の効率をアップすることができる離型剤塗布装
置を提供する。 【解決手段】 グリーンタイヤ36の両側に一対のシー
ル部材14,21を接離可能に対応配置する。そのシー
ル部材14,21がグリーンタイヤ36の両ビード部を
覆うように接触された状態で、ノズル機構40からグリ
ーンタイヤ36の内面に離型剤を塗布する。この場合、
ノズル機構40をグリーンタイヤ36の軸線を中心に旋
回させる。離型剤はビードベース部、ビード外側立ち上
がり部部を除いてグリーンタイヤの内周面に塗布される
ので、ビード部から余剰の離型剤を拭き取る作業が不要
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイヤの加硫成
形前に、グリーンタイヤの内周面に対し加硫後にブラダ
との離型を良くするために、ブラダとの接触面に離型剤
を塗布する方法及び離型剤を塗布する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤの加硫成形に際しては、
グリーンタイヤの内側にブラダが押圧接触されるととも
に、外側に金型が接合された状態で、グリーンタイヤが
加硫されて、タイヤが成形されるようになっている。こ
の場合、グリーンタイヤ内にブラダを滑らかに挿入した
り、成形後にタイヤからブラダを容易に離型させたりで
きるように、グリーンタイヤの内周面又はブラダの外周
面には、予め離型剤を塗布しておく必要があった。
【0003】従来では、この離型剤の塗布は、タンク内
の離型液を加圧スプレーガンから噴射、高圧ガスと混合
させることで、霧状にしてタイヤ内面に離型液を噴霧す
ることで行われていた。しかしこのようなスプレーガン
方式は、離型液が周囲に飛散し、作業環境を悪化させる
という問題があった。この問題回避のために、専門の塗
布ブースを設けたり、吸塵装置を設けるのは、大装置に
なり且つ高価格で、コストダウンを妨げる要因となって
いた。
【0004】このような問題点に対処するため、例えば
特開2000−288430号公報に開示されるような
離型剤塗布装置が従来から提案されている。この従来装
置においては、グリーンタイヤの左右両側方から平板状
の遮蔽板を接触し、タイヤ内面に離型液を塗布するよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
離型剤塗布装置においては、グリーンタイヤの左右両側
方から平板状の遮蔽板が接触していただけなので、グリ
ーンタイヤのビードベース部やビード外側立ち上がり部
が被覆されない状態で離型剤の塗布が行われ、ビードベ
ース部やビード外側立ち上がり部にも離型剤が塗布され
てしまい次のような問題があった。
【0006】製品タイヤになってリム組されたあとは、
タイヤとリム間は、滑らず動かないことが必要である。
そのためには離型液がビードベース部、ビード外側立ち
上がり部にかからないことが必要であるが、この点が配
慮されてないため製品タイヤでも離型液がビードベース
部等に残り、拭い去る等の面倒な作業が必要であった。
【0007】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、離型剤を周囲に飛散することなくグリーンタイヤの
内面塗布が必要な箇所のみに対して塗布することができ
て、あとで拭い去る等の面倒な作業が不要で塗布作業の
効率をアップすることができるとともに、周囲の部材が
汚損するおそれを防止することができる離型剤塗布方法
及びその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、グリーンタイヤの両側
に形成された一対のビード部を一対のシール部材により
被覆した状態で、グリーンタイヤの内面に離型剤を塗布
することを要旨とする。
【0009】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、グリーンタイヤのビードベース部やビード外側立ち
上がり部に離型剤が塗布されることはないので、ビード
ベース部やビード外側立ち上がり部から余剰の離型剤を
拭き取る作業が不要になり、塗布作業の効率をアップす
ることができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、グリーンタイヤ
の両側に形成された一対のビード部を被覆するように接
離可能に対応配置される一対のシール部材と、そのシー
ル部材がグリーンタイヤの両ビード部に接触された状態
で、グリーンタイヤの内面に離型剤を塗布するノズル機
構とを備えたことを要旨とする。
【0011】従って、この請求項2に記載の発明によれ
ば、一対のシール部材がグリーンタイヤの両ビード部に
接触されて、グリーンタイヤの内部が封鎖された状態
で、ノズル機構からグリーンタイヤの内面に離型剤が噴
射塗布される。よって、ビードベース部やビード外側立
ち上がり部から余剰の離型剤を拭き取る作業が不要にな
り、塗布作業の効率をアップすることができる。又、離
型剤がグリーンタイヤの周囲に飛散するのを抑制するこ
とができて、塗布作業の効率をアップすることができる
とともに、周囲の部材が汚損するおそれを防止すること
ができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の離型剤塗布装置において、前記シール部材は、グリー
ンタイヤの軸線方向に接離可能に対応配置された一対の
保持部材上に設けられていることを要旨とする。
【0013】従って、この請求項3に記載の発明によれ
ば、グリーンタイヤがタイヤ幅の異なったものと変更さ
れた場合でも、一対の保持部材をグリーンタイヤの軸線
方向へ相対的に接近移動させることにより、両シール部
材をグリーンタイヤの両側面と接触する位置に容易に配
置することができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
記載の離型剤塗布装置において、前記シール部材は、グ
リーンタイヤのビード部のベース部及びビード外側立ち
上がり部を覆うように構成されていることを要旨とす
る。
【0015】従って、この請求項4記載の発明によれ
ば、離型剤の塗布領域を必要最小限に設定することがで
きる。請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれ
か一項に記載の離型剤塗布装置において、前記各保持部
材には、シール部材を膨径または縮径させてグリーンタ
イヤのビード部に接触または離間させる接離機構を設け
たことを要旨とする。
【0016】従って、この請求項5に記載の発明によれ
ば、グリーンタイヤがタイヤ径の異なったものと変更さ
れた場合でも、接離機構にてシール部材を膨径または縮
径させることにより、両シール部材をグリーンタイヤの
ビード部に対して確実に接触させることができる。その
結果、タイヤビードベース部やビード外側立ち上がり部
には離型剤が付着せず、離型剤を拭き取る余分な作業が
不要となる。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の離型剤塗布装置において、前記接離機構は、保持部材
に半径方向へ移動可能に支持されるとともに、外周にお
いてシール部材に連結された複数のセグメントと、それ
らのセグメントを半径方向に移動させるためのプランジ
ャとからなることを要旨とする。
【0018】従って、この請求項6に記載の発明によれ
ば、接離機構の構造が簡単であるとともに、シール部材
を円周方向へ均一に膨径させることができて、グリーン
タイヤのビード部に対して確実に接触させることができ
る。
【0019】請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の
いずれか一項に記載の離型剤塗布装置において、前記ノ
ズル機構は、一方の保持部材に対してグリーンタイヤの
軸線を中心に旋回可能に支持されていることを要旨とす
る。
【0020】従って、この請求項7に記載の発明によれ
ば、ノズル機構が旋回することによって、グリーンタイ
ヤの内面に離型剤を均一に噴射塗布することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項2〜7のいずれか一項
に記載の離型剤塗布装置において、前記ノズル機構は、
グリーンタイヤの一側内面に向かって離型剤を塗布する
第1ノズルと、グリーンタイヤの他側内面に向かって離
型剤を塗布する第2ノズルとからなることを要旨とす
る。
【0021】従って、この請求項8に記載の発明によれ
ば、第1ノズル及び第2ノズルを用いて、グリーンタイ
ヤの内面全体に離型剤を能率よく均一に噴射塗布するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明を具体化した離
型剤塗布装置の一実施形態を、図面に基づいて説明す
る。
【0023】図1及び図2に示すように、フレーム11
は工場等の床面12上に設置され、一対の支柱部11
a,11bと橋架部11cとによりほぼ門型に形成され
ている。フレーム11の一方の支柱部11aには第1支
持板13が固定され、この第1支持板13の内側にはゴ
ム等の伸縮可能な弾性材料よりなるほぼ円環状の第1シ
ール部材14が第1保持部材15を介して取り付けられ
ている。
【0024】前記フレーム11の橋架部11cには支持
アーム16が一対のガイドレール17を介して移動可能
に吊下支持され、アーム移動用モータ18によりボール
ネジ19等を介して移動されるようになっている。支持
アーム16には第2支持板20が固定され、この第2支
持板20の内側にはゴム等の伸縮可能な弾性材料よりな
るほぼ円環状の第2シール部材21が第2保持部材22
を介して取り付けられている。前記第1シール部材14
及び第2シール部材21はグリーンタイヤ36のビード
部36a,36bを被覆すように凹状部14a,21a
が形成されている。そして、凹状部14a,21aによ
り図7に示すようにグリーンタイヤ36のビード部36
a,36bのベース部36c及びビード外側立ち上がり
部36dを覆うようにしている。
【0025】前記フレーム11の両支柱部11a,11
b間において、工場等の床面12上には支持台23が配
設されている。支持台23の上面にはサドル24が一対
のガイドレール25を介して前記シール部材14,21
の配設方向へ移動可能に支持され、サドル移動用モータ
26によりボールネジ27等を介して移動されるように
なっている。
【0026】前記サドル24上には第1テーブル28が
一対のガイドレール29を介してサドル24の移動方向
と直交する方向へ移動可能に支持され、サーボ機構を備
えたテーブル移動用モータ30によりボールネジ31等
を介して移動されるようになっている。第1テーブル2
8上には第2テーブル32が一対のガイドレール33を
介して第1テーブル28の移動方向と同方向へ移動可能
に支持され、第1テーブル28の移動時に複数のローラ
等よりなる連動機構34を介して同一方向へ移動される
ようになっている。そして、この第1テーブル28及び
第2テーブル32の2段構成により、第2テーブル32
の移動ストロークが大きく確保されるようになってい
る。
【0027】前記第2テーブル32上には保持アーム3
5が立設され、この保持アーム35の上端にはグリーン
タイヤ36を着脱可能に保持するための複数のクランプ
部材37が取り付けられている。そして、このクランプ
部材37間にグリーンタイヤ36がクランプされた状態
で、サドル移動用モータ26によりサドル24が図1に
鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動されることに
より、グリーンタイヤ36が第1シール部材14に接近
移動される。その後、アーム移動用モータ18により支
持アーム16が図1に鎖線で示す位置から実線で示す位
置に移動されることにより、第2シール部材21がグリ
ーンタイヤ36に接近移動されるようになっている。
【0028】図1〜図3に示すように、前記フレーム1
1の一方の支柱部11aには、傾斜取付板38がグリー
ンタイヤ36の半径方向へ延びるように固定されてい
る。傾斜取付板38上には検出スイッチ39が位置調整
可能に取り付けられ、その上部には検出ロッド39aが
グリーンタイヤ36の一部に係合可能に突出されてい
る。そして、グリーンタイヤ36が第1シール部材14
に接近する所定位置まで移動されたとき、図3に鎖線で
示すように、検出スイッチ39の検出ロッド39aがグ
リーンタイヤ36の一部に係合して回動され、検出スイ
ッチ39から検出信号が出力されるようになっている。
【0029】図1に示すように、前記第1保持部材15
の先端にはノズル機構40がグリーンタイヤ36の軸線
を中心に旋回可能に支持されている。そして、グリーン
タイヤ36の両側にシール部材14,21が接近配置さ
れて、それらのシール部材14,21がグリーンタイヤ
36の両側ビード部36a,36bを被覆すように接触
された状態で、このノズル機構40からグリーンタイヤ
36の内面に離型剤が噴射塗布されるようになってい
る。
【0030】次に、前記両シール部材14,21の保持
構成について詳細に説明する。図4に示すように、前記
第1保持部材15は、第1支持板13に貫通固定された
中空状の第1保持軸43と、その第1保持軸43の外周
に嵌着された第1保持内筒44と、その第1保持内筒4
4の外側に配設された第1保持外筒45とから構成され
ている。そして、前記第1シール部材14の内端周縁が
止めリング46により第1保持内筒44のフランジ部4
4aに接合固定されるとともに、第1シール部材14の
外端周縁が止めリング47により第1保持外筒45のフ
ランジ部45aに接合固定されている。
【0031】前記第1保持内筒44と第1保持外筒45
との間には、第1シール部材14を膨径または縮径させ
てグリーンタイヤ36の一側ビード部36aに接触また
は離間させるための第1接離機構48が設けられてい
る。この第1接離機構48は、第1保持内筒44のフラ
ンジ部44aと第1保持外筒45のフランジ部45aと
の間に半径方向へ移動可能に配設された複数の第1セグ
メント49と、第1保持内筒44と第1保持外筒45と
の間に軸線方向へ移動可能に配設された円筒状の第1プ
ランジャ50とから構成されている。
【0032】図4及び図6に示すように、前記各第1セ
グメント49は側面から見て内径側ほど次第に細幅とな
るほぼ扇形状に形成され、その外周縁には係合溝49a
が形成されている。そして、第1シール部材14の内周
面に突出形成された係合突起14bが各第1セグメント
49の係合溝49aに係合されることによって、各第1
セグメント49が外周において第1シール部材14に連
結されている。
【0033】前記第1セグメント49の外側内周縁には
傾斜カム面49bが形成され、この傾斜カム面49b上
にはアリ形突部49cが延長形成されている。また、各
第1セグメント49の内側面には第1保持内筒44のフ
ランジ部44aの凹溝44bに係合可能な突条49dが
延長形成され、外側面には第1保持外筒45のフランジ
部45aのアリ溝45bに係合可能なアリ形突部49e
が延長形成されている。
【0034】前記第1プランジャ50の内周にはピスト
ン部50aが形成され、このピストン部50aの両側の
シリンダ室内に、エア供給通路51を介してエアが切換
供給されることによって、第1プランジャ50が軸線方
向へ移動されるようになっている。第1プランジャ50
の内端面には傾斜カム面50bが形成され、この傾斜カ
ム面50b上には各第1セグメント49の傾斜カム面4
9b上のアリ形突部49cに係合可能な複数のアリ溝5
0cが形成されている。
【0035】そして、図4に示すように、第1シール部
材14がグリーンタイヤ36の一側ビード部36aの内
側に接近配置された状態で、第1プランジャ50が同図
の左方に移動されることにより、両傾斜カム面50b,
49bの係合に基づいて、各第1セグメント49が半径
方向の外側に移動される。これにより、図7に示すよう
に、第1シール部材14が自体の弾性に抗して膨径され
て、グリーンタイヤ36の一側ビード部36aに接触さ
れるようになっている。
【0036】また、この第1シール部材14の膨径状態
から、第1プランジャ50が図7の右方に移動されたと
きには、両傾斜カム面50b,49bの係合に基づい
て、各第1セグメント49が半径方向の内側に移動され
る。これにより、図4に示すように、第1シール部材1
4が自体の弾性作用で縮径されて、グリーンタイヤ36
の一側ビード部36aから離間されるようになってい
る。
【0037】図4に示すように、前記第2保持部材22
は、第2支持板20に貫通固定された第2保持軸53
と、その第2保持軸53の外周に嵌着された第2保持内
筒54と、その第2保持内筒54の外側に配設された第
2保持外筒55とから構成されている。そして、前記第
2シール部材21の内端周縁が止めリング56により第
2保持内筒54のフランジ部54aに接合固定されると
ともに、第2シール部材21の外端周縁が止めリング5
7により第2保持外筒55のフランジ部55aに接合固
定されている。
【0038】前記第2保持内筒54と第2保持外筒55
との間には、第2シール部材21を膨径または縮径させ
てグリーンタイヤ36の他側ビード部36bに接触また
は離間させるための第2接離機構58が設けられてい
る。この第2接離機構58は、第2保持内筒54のフラ
ンジ部54aと第2保持外筒55のフランジ部55aと
の間に半径方向へ移動可能に配設された複数の第2セグ
メント59と、第2保持内筒54と第2保持外筒55と
の間に軸線方向へ移動可能に配設された円筒状の第2プ
ランジャ60とから構成されている。
【0039】図4及び図6に示すように、前記各第2セ
グメント59は側面から見て内径側ほど次第に細幅とな
るほぼ扇形状に形成され、その外周縁には係合溝59a
が形成されている。そして、第2シール部材21の内周
面に突出形成された係合突起21bが各第2セグメント
59の係合溝59aに係合されることによって、各第2
セグメント59が外周において第2シール部材21に連
結されている。
【0040】前記第2セグメント59の外側内周縁には
傾斜カム面59bが形成され、この傾斜カム面59b上
にはアリ形突部59cが延長形成されている。また、各
第2セグメント59の内側面には第2保持内筒54のフ
ランジ部54aの凹溝54bに係合可能な突条59dが
延長形成され、外側面には第2保持外筒55のフランジ
部55aのアリ溝55bに係合可能なアリ形突部59e
が延長形成されている。
【0041】前記第2プランジャ60の内周にはピスト
ン部60aが形成され、このピストン部60aの両側の
シリンダ室内に、エア供給通路61を介してエアが切換
供給されることによって、第2プランジャ60が軸線方
向へ移動されるようになっている。第2プランジャ60
の内端面には傾斜カム面60bが形成され、この傾斜カ
ム面60b上には各第2セグメント59の傾斜カム面5
9b上のアリ形突部59cに係合可能な複数のアリ溝6
0cが形成されている。
【0042】そして、図4に示すように、第2シール部
材21がグリーンタイヤ36の他側ビード部36bの内
側に接近配置された状態で、第2プランジャ60が同図
の右方に移動されることにより、両傾斜カム面60b,
59bの係合に基づいて、各第2セグメント59が半径
方向の外側に移動される。これにより、図7に示すよう
に、第2シール部材21が自体の弾性に抗して膨径され
て、グリーンタイヤ36の他側ビード部36bに接触さ
れるようになっている。
【0043】また、この第2シール部材21の膨径状態
から、第2プランジャ60が図7の左方に移動されたと
きには、両傾斜カム面60b,59bの係合に基づい
て、各第2セグメント59が半径方向の内側に移動され
る。これにより、図4に示すように、第2シール部材2
1が自体の弾性作用で縮径されて、グリーンタイヤ36
の他側ビード部36bから離間されるようになってい
る。
【0044】図4に示すように、前記第2保持軸53の
中心にはエア排気通路62が形成されている。そして、
図7に示すように、両シール部材14,21がグリーン
タイヤ36の両側ビード部36a,36bに接触され
て、グリーンタイヤ36の内部が封鎖された状態で、前
記ノズル機構40から離型剤が噴射塗布される。このと
き、前記エア排気通路62を介して、グリーンタイヤ3
6の内部からエアが排出される。これにより、離型剤の
噴射塗布に伴うグリーンタイヤ36の内部圧力の上昇が
抑制されるようになっている。
【0045】次に、前記ノズル機構40の詳細構成につ
いて説明する。図4及び図5に示すように、前記第1保
持部材15の第1保持軸43内には、中空状の回転軸6
5が一対のベアリング66を介して回転可能に挿通支持
されている。回転軸65内には操作軸67が軸線方向へ
相対移動可能に挿通され、その内端には前記ノズル機構
40を取り付けるための取付アーム68が固定されてい
る。
【0046】このノズル機構40は、取付アーム68の
両端に支持板69を介して傾動調節可能に取り付けられ
た第1ノズル70及び第2ノズル71から構成されてい
る。そして、第1ノズル70がグリーンタイヤ36の一
側内面に離型剤を噴射塗布するように一側に向かって傾
斜状態に配置されるとともに、第2ノズル71がグリー
ンタイヤ36の他側内面に離型剤を噴射塗布するように
他側に向かって傾斜状態に配置されている。前記離型剤
の供給は、前記回転軸65内に形成された通路を通して
行われる。前記第1ノズル70及び第2ノズル71には
図示しないが電磁弁が内蔵され、該電磁弁への給電線が
回転軸65内を通って機外の制御装置まで配線されてい
る。
【0047】前記操作軸67の中間部にはピストン部7
2が設けられ、このピストン部72の両側のシリンダ室
内に、エア供給通路73を介してエアが切換供給される
ことによって、操作軸67が軸線方向へ移動される。そ
して、通常は図4に示すように、操作軸67が右方に移
動されて、ノズル機構40が第1シール部材14に近接
配置された状態で、一対のボルト74により取付アーム
68が回転軸65に一体回転可能に固定されている。ま
た、これらのボルト74を取り外した状態で、操作軸6
7が図4の左方に移動されることにより、ノズル機構4
0が第1シール部材14から離間する位置に配置され
て、第1ノズル70及び第2ノズル71の保守点検や交
換等を行い得るようになっている。
【0048】図1及び図4に示すように、前記フレーム
11の一方の支柱部11aには旋回用モータ75が配設
され、そのモータ軸には駆動プーリ76が取り付けられ
ている。回転軸65の外端には被動プーリ77が取り付
けられ、この被動プーリ77と駆動プーリ76との間に
はタイミングベルト78が掛装されている。そして、両
ノズル70,71からグリーンタイヤ36の内面に離型
剤が塗布される際に、旋回用モータ75の回転により、
駆動プーリ76、タイミングベルト78及び被動プーリ
77を介して回転軸65が回転されて、両ノズル70,
71がグリーンタイヤ36の軸線を中心に旋回されるよ
うになっている。
【0049】次に、前記のように構成された離型剤塗布
装置の動作を説明する。以下に述べる動作において、支
持アーム16と第2テーブル32は、図示しない制御装
置からの制御信号に基づいてアーム移動用モータ18と
テーブル移動用モータ30が数値制御されることにより
位置制御される。すなわち、タイヤの種別データが制御
装置の記憶部に入力されてタイヤの種別が演算部により
判別されると、グリーンタイヤ36の直径と幅に応じた
位置に支持アーム16と第2テーブル32が数値制御さ
れて自動的に位置決め動作される。
【0050】さて、この離型剤塗布装置の始動時には、
図1に鎖線で示すように、第2シール部材21及び保持
アーム35が第1シール部材14から離間した位置に移
動配置されている。この状態で、図示しない搬入装置に
より、保持アーム35の側部にグリーンタイヤ36が搬
入され、クランプ部材37によりクランプされる。その
後、サドル移動用モータ26により、サドル24が図1
に鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動され、グリ
ーンタイヤ36が第1シール部材14に接近した位置に
移動配置される。
【0051】このように、グリーンタイヤ36が所定位
置に移動配置されると、図3に鎖線で示すように、検出
スイッチ39の検出ロッド39aがグリーンタイヤ36
との係合により回動され、検出スイッチ39から検出信
号が出力される。続いて、サーボ機構を備えたアーム移
動用モータ18により、支持アーム16が図1に鎖線で
示す位置から実線で示す位置に移動され、第2シール部
材21がグリーンタイヤ36に接近した位置に移動配置
される。これにより、図4に示すように、グリーンタイ
ヤ36の両側ビード部36a,36bの内側に、第1及
び第2シール部材14,21が対向配置される。
【0052】次いで、エア供給通路51,61から、第
1及び第2プランジャ50,60のピストン部50a,
60aの一側シリンダ室にエアが供給され、第1及び第
2プランジャ50,60が図4の状態から軸線に沿って
内側に移動される。すると、傾斜カム面50b,49
b、60b,59bの係合に基づいて、複数の第1及び
第2セグメント49,59が半径方向の外側に移動され
る。これにより、図7に示すように、第1及び第2シー
ル部材14,21が自体の弾性に抗して膨径されて、グ
リーンタイヤ36の両側ビード部36a,36bに接触
され、グリーンタイヤ36の内部が封鎖される。
【0053】この状態で、図示しない制御装置からの動
作信号により電磁弁が作動されてノズル機構40の第1
ノズル70からグリーンタイヤ36の一側内面に向かっ
て離型剤が噴射されるとともに、第2ノズル71からグ
リーンタイヤ36の他側内面に向かって離型剤が噴射さ
れる。このとき、旋回用モータ75の回転により、駆動
プーリ76、タイミングベルト78及び被動プーリ77
を介して回転軸65が回転され、両ノズル70,71が
グリーンタイヤ36の軸線を中心に旋回される。従っ
て、グリーンタイヤ36の内面には離型剤が周囲に飛散
することなく、均一かつ効率よく塗布される。
【0054】また、この離型剤の噴射塗布中には、第2
保持軸53の中心のエア排気通路62を介して、グリー
ンタイヤ36の内部からエアが排出される。このため、
離型剤の噴射塗布に伴って、グリーンタイヤ36の内部
圧力が異常に上昇されることが抑制される。また余分な
離型剤も周囲にもれることなく回収される。
【0055】このように、グリーンタイヤ36の内面に
所定の離型剤が塗布されると、両ノズル70,71から
の離型剤の噴射が停止されるとともに、旋回用モータ7
5による両ノズル70,71の旋回が停止される。これ
によって、グリーンタイヤ36の内面に対する離型剤の
塗布作業が終了する。
【0056】その後、エア供給通路51,61から、第
1及び第2プランジャ50,60のピストン部50a,
60aの他側シリンダ室にエアが供給され、第1及び第
2プランジャ50,60が図7の状態から軸線に沿って
外側に移動される。すると、傾斜カム面50b,49
b、60b,59bの係合に基づいて、複数の第1及び
第2セグメント49,59が半径方向の内側に移動され
る。これにより、図4に示すように、第1及び第2シー
ル部材14,21が自体の弾性作用で縮径されて、グリ
ーンタイヤ36の両側ビード部36a,36bから離間
される。
【0057】この状態で、アーム移動用モータ18によ
り、支持アーム16が図1に実線で示す位置から鎖線で
示す位置に移動され、第2シール部材21がグリーンタ
イヤ36から離間した位置に移動配置される。続いて、
サドル移動用モータ26により、サドル24が図1に実
線で示す位置から鎖線で示す位置に移動され、グリーン
タイヤ36が第1シール部材14から離間した位置に移
動配置される。
【0058】次いで、テーブル移動用モータ30によ
り、第1テーブル28及び第2テーブル32が図2の左
方に移動され、グリーンタイヤ36が図示しない加硫装
置に搬入される。そして、この加硫装置において、グリ
ーンタイヤ36の内側にブラダが押圧接触されるととも
に外側に金型が接合され、この状態でグリーンタイヤ3
6が加硫されて、タイヤが成形される。この場合、グリ
ーンタイヤ36の内面に離型剤が塗布されているため、
グリーンタイヤ36内にブラダを滑らかに挿入すること
ができるとともに、成形後のタイヤからブラダを容易に
離型させることができる。
【0059】従って、この実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1) この離型剤塗布装置においては、グリーンタイ
ヤ36の両側ビード部36a,36bを覆うように接離
可能に対応配置される一対のシール部材14,21と、
そのシール部材14,21がグリーンタイヤ36の両側
面に接触された状態で、グリーンタイヤ36の内面に離
型剤を塗布するノズル機構40とが装備されている。
【0060】このため、グリーンタイヤのビードベース
部36c、ビード外側立ち上がり部36dに離型剤が塗
布されることはないので、ビード部から余剰の離型剤を
拭き取る作業が不要になり、塗布作業の効率をアップす
ることができる。
【0061】又、一対のシール部材14,21がグリー
ンタイヤ36の両側面に接触されて、グリーンタイヤ3
6の内部が封鎖された状態で、ノズル機構40からグリ
ーンタイヤ36の内面に離型剤が噴射塗布される。よっ
て、離型剤がグリーンタイヤ36の周囲に飛散するのを
抑制することができて、塗布作業の効率をアップするこ
とができるとともに、周囲の部材が汚損するおそれを防
止することができる。
【0062】(2) この離型剤塗布装置においては、
一対の保持部材15,22がグリーンタイヤ36の軸線
方向に接離可能に対応配置され、それらの保持部材1
5,22上に前記シール部材14,21が設けられてい
る。このため、グリーンタイヤ36がタイヤ幅の異なっ
たものと変更された場合でも、一対の保持部材15,2
2をグリーンタイヤ36の軸線方向へ相対的に接近移動
させることにより、両シール部材14,21をグリーン
タイヤ36の両側面と接触する位置に容易に配置するこ
とができる。
【0063】(3) この離型剤塗布装置においては、
前記各保持部材15,22に、シール部材14,21を
膨径または縮径させてグリーンタイヤ36のビード部3
6a,36bに接触または離間させるための接離機構4
8,58が設けられている。このため、グリーンタイヤ
36がタイヤ径の異なったものと変更された場合でも、
接離機構48,58にてシール部材14,21を膨径さ
せることにより、両シール部材14,21をグリーンタ
イヤ36のビード部36a,36bに対して確実に接触
させることができる。
【0064】(4) この離型剤塗布装置においては、
前記接離機構48,58が、保持部材15,22に半径
方向へ移動可能に支持されている。又、外周においてシ
ール部材14,21に連結された複数のセグメント4
9,59と、それらのセグメント49,59を半径方向
に移動させるためのプランジャ50,60とから構成さ
れている。このため、接離機構48,58の構造が簡単
であるとともに、シール部材14,21を円周方向へ均
一に膨径させることができて、グリーンタイヤ36のビ
ード部36a,36bに対して確実に接触させることが
できる。
【0065】(5) この離型剤塗布装置においては、
前記ノズル機構40が、一方の保持部材15,22に対
してグリーンタイヤ36の軸線を中心に旋回可能に支持
され、旋回用モータ75により旋回されるようになって
いる。このため、ノズル機構40が旋回されながら離型
剤を噴射することによって、グリーンタイヤ36の内面
に離型剤を均一に塗布することができる。
【0066】(6) この離型剤塗布装置においては、
前記ノズル機構40が、グリーンタイヤ36の一側内面
に向かって離型剤を塗布する第1ノズル70と、グリー
ンタイヤ36の他側内面に向かって離型剤を塗布する第
2ノズル71とから構成されている。このため、第1ノ
ズル70及び第2ノズル71を用いて、グリーンタイヤ
36の内面全体に離型剤を能率よく均一に噴射塗布する
ことができる。
【0067】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態において、シール部材14,21を保
持する保持部材15,22をグリーンタイヤ36の両側
にそれぞれ接離移動可能に配設する。そして、両保持部
材15,22がグリーンタイヤ36側に接近移動され
て、両シール部材14,21がグリーンタイヤ36の両
側ビード部36a,36bと接触可能な位置に配置され
るように構成してもよい。
【0068】・ 前記実施形態において、ノズル機構4
0のノズル70,71を支持板69に傾動可能に取り付
け、旋回用モータ75による回転軸65の回転に伴い、
ギヤ等の首振り機構を介してノズル70,71が首振り
動作されて、離型剤の噴射方向が変更されるように構成
してもよい。
【0069】・ ノズル機構40を旋回不能にして、グ
リーンタイヤ36を旋回する構成としてもよい。 ・ 前記実施形態において、ノズル機構40を1つのノ
ズルまたは3つ以上の複数のノズルで構成してもよい。
【0070】・ 前記実施形態において、シール部材1
4,21をグリーンタイヤ36のビード部36a,36
bに接離されるための接離機構48,58を、セグメン
ト49,59及びプランジャ50,60とは異なった部
材で構成してもよい。
【0071】このように構成した場合でも、前記実施形
態とほぼ同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 離型剤塗布装置の一実施形態を示す正面図。
【図2】 図1の離型剤塗布装置の側面図。
【図3】 図2の3−3線における部分断面図。
【図4】 図1の離型剤塗布装置の要部拡大断面図。
【図5】 図4の5−5線における断面図。
【図6】 図1の離型剤塗布装置におけるセグメントの
拡大斜視図。
【図7】 図4の動作状態を示す要部断面図。
【符号の説明】
11…フレーム、14…第1シール部材、15…第1保
持部材、18…アーム移動用モータ、21…第2シール
部材、22…第2保持部材、26…サドル移動用モー
タ、36…グリーンタイヤ、36a,36b…ビード
部、37…クランプ部材、40…ノズル機構、48…第
1接離機構、49…第1セグメント、50…第1プラン
ジャ、58…第2接離機構、59…第2セグメント、6
0…第2プランジャ、65…回転軸、70…第1ノズ
ル、71…第2ノズル、75…旋回用モータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリーンタイヤの両側に形成された一対
    のビード部を一対のシール部材により被覆した状態で、
    グリーンタイヤの内面に離型剤を塗布することを特徴と
    する離型剤塗布方法。
  2. 【請求項2】 グリーンタイヤの両側に形成された一対
    のビード部を被覆するように接離可能に対応配置される
    一対のシール部材と、そのシール部材がグリーンタイヤ
    の両ビード部に接触された状態で、グリーンタイヤの内
    面に離型剤を塗布するノズル機構とを備えたことを特徴
    とする離型剤塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記シール部材は、グリーンタイヤの軸
    線方向に接離可能に対応配置された一対の保持部材上に
    設けられていることを特徴とする請求項2に記載の離型
    剤塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は、グリーンタイヤのビ
    ード部のベース部及びビード外側立ち上がり部を覆うよ
    うに構成されている請求項2又は3に記載の離型剤塗布
    装置。
  5. 【請求項5】 前記各保持部材には、シール部材を膨径
    または縮径させてグリーンタイヤのビード部に接触また
    は離間させる接離機構を設けたことを特徴とする請求項
    2〜4のいずれか一項に記載の離型剤塗布装置。
  6. 【請求項6】 前記接離機構は、保持部材に半径方向へ
    移動可能に支持されるとともに、外周においてシール部
    材に連結された複数のセグメントと、それらのセグメン
    トを半径方向に移動させるためのプランジャとからなる
    ことを特徴とする請求項5に記載の離型剤塗布装置。
  7. 【請求項7】 前記ノズル機構は、一方の保持部材に対
    してグリーンタイヤの軸線を中心に旋回可能に支持され
    ていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に
    記載の離型剤塗布装置。
  8. 【請求項8】 前記ノズル機構は、グリーンタイヤの一
    側内面に向かって離型剤を塗布する第1ノズルと、グリ
    ーンタイヤの他側内面に向かって離型剤を塗布する第2
    ノズルとからなることを特徴とする請求項2〜7のいず
    れか一項に記載の離型剤塗布装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100851334B1 (ko) * 2008-03-25 2008-08-08 아이엠알앤디(주) 그린타이어 인출장치
US20200001507A1 (en) * 2017-02-08 2020-01-02 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Pneumatic Tire and Method of Manufacturing the Same
CN110815664A (zh) * 2018-08-10 2020-02-21 住友橡胶工业株式会社 脱模剂涂布单元以及脱模剂涂布装置
CN114407247A (zh) * 2021-12-15 2022-04-29 河南省秀源液压科技有限公司 能解决橡胶管制品内部蔴坑问题的脱模剂及喷涂设备

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