JP2002336872A - カッティング汚泥水の処理装置および処理方法 - Google Patents

カッティング汚泥水の処理装置および処理方法

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JP2002336872A
JP2002336872A JP2001148315A JP2001148315A JP2002336872A JP 2002336872 A JP2002336872 A JP 2002336872A JP 2001148315 A JP2001148315 A JP 2001148315A JP 2001148315 A JP2001148315 A JP 2001148315A JP 2002336872 A JP2002336872 A JP 2002336872A
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Norisumi Hidaka
典純 日高
Hiroyuki Matsui
宏之 松井
Kenji Hirashita
賢治 平下
Masuhira Ooishi
益平 大石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッティング作業の現場においてカッティン
グ汚泥水を処理することのできる汚泥水の処理装置を提
供するとともに、処理された水を再利用できるようにし
てなる汚泥水の処理方法を提供する。 【解決手段】 処理装置は、汚泥水を貯留しつつ凝集剤
を混入させて撹拌する撹拌槽2と、この撹拌槽の上方に
配置されて該撹拌槽内に凝集剤を投下する凝集剤供給装
置23と、上記撹拌槽に隣接されて該撹拌槽において凝
集反応した反応水から処理水を分離しつつ該処理水を貯
留する脱水槽3と、この脱水装置によって分離された処
理水を揚水する揚水ポンプ35と、上記処理水を注水タ
ンクまたは撹拌槽に供給を許容するバルブ37,38と
を備える。処理方法は、カッティング汚泥水を吸引して
貯留するとともに、この汚泥水に凝集剤を投入しつつ撹
拌し、撹拌によって凝集反応した反応水のうちフロック
から処理水のみを脱水し、この処理水を注水タンク4に
送水して再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートカッ
タ等を使用する際に発生するカッティング汚泥水を処理
するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在のところ、コンクリート構造物また
はアスファルト舗装を施した道路など(以下、構造物と
いう)の改善工事または再舗装等を行う場合、これらの
構造物のうち、該当部分をコンクリートカッタによって
切除しており、この際、コンクリートまたはアスファル
ト等の切削により発生する粉塵の飛散を防止する目的の
ほか、カッタ歯の冷却または切削効率の向上を目的とし
て、カッタ歯に注水しつつカッティングを実施してい
た。
【0003】しかし、上記のように切削により発生する
粉塵は、注水される水と混合して流出することとなる
が、ここで流出する水は粉塵が混入しているために汚泥
水となっており、従来、この汚泥水が道路付近の排水溝
に流れ、工事終了後に排水溝が機能しないおそれがある
ため、このような汚泥水をポンプで吸引し、これを汚泥
タンクに貯留し、産業廃棄物として処分していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
とおり、コンクリートカッタの切削によって発生する汚
泥水は、産業廃棄物として処理しなければならず、処理
業者に依頼してバキューム車の手配やその後の処理・処
分等に多大の費用が必要となっていた。
【0005】また、汚泥水を貯留するためのタンクが必
要であり、しかも、固液分離等の処理を施していないた
め、切削粉と水との双方からなる汚泥水全体を貯留する
こととなり、その貯留量は非常に多くなってしまい、こ
れを貯留するためのタンク容積は必然的に大きいものと
なっていた。
【0006】さらに、上記のような貯留タンクの設置お
よび廃棄物処理の必要性から、軽微な切削作業の場合で
あっても、設備の設置、セッティングまたは移動を行わ
ざるを得ず、そのために要する人的コスト等の削減が困
難なものとなっていた。また、頻繁な移動を伴う切削作
業の場合などでは、これらの設備の移動に苦慮してい
た。
【0007】本発明は、上記諸点に鑑み、カッティング
作業の現場においてカッティング汚泥水を処理すること
のできる汚泥水の処理装置を提供するとともに、処理さ
れた水を再利用できるようにしてなる汚泥水の処理方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】処理装置にかかる本発明
は、注水タンクから供給される水をカッタ歯に注水しつ
つカッティングを行う際に排出されるカッティング汚泥
水の処理装置であって、上記汚泥水を貯留しつつ凝集剤
を混入させて撹拌する撹拌槽と、この撹拌槽の上方に配
置されて該撹拌槽内に凝集剤を投下する凝集剤供給装置
と、上記撹拌槽に隣接されて該撹拌槽において凝集反応
した反応水から処理水を分離しつつ該処理水を貯留する
脱水槽と、この脱水装置によって分離された処理水を揚
水する揚水ポンプと、上記処理水を注水タンクまたは撹
拌槽に供給を許容するバルブとを備えることを特徴とす
るカッティング汚泥水の処理装置を要旨とする。
【0009】そこで、前記脱水槽は、処理水を一時的に
貯留できる貯水タンクと、その内部において撹拌槽から
送られる処理水を脱水する脱水装置とからなる脱水槽で
あって、上記脱水装置により分離される処理水は、該脱
水装置から流下して貯水タンクに貯留されるように構成
することが望ましい。
【0010】また、前記バルブを、注水タンクまたは撹
拌槽のいずれかに選択的に供給を許容するバルブとする
ことができる。さらに、前記注水タンク、撹拌槽および
脱水槽を一体的に構成してなることが好適である。
【0011】一方、処理方法にかかる本発明は、注水タ
ンクから供給される水をカッタ歯に注水しつつカッティ
ングを行う際に排出されるカッティング汚泥水の処理方
法であって、カッティング汚泥水を吸引して貯留すると
ともに、この汚泥水に凝集剤を投入しつつ撹拌し、撹拌
によって凝集反応した反応水のうちフロックから処理水
のみを脱水し、この処理水を注水タンクに送水して再利
用することを特徴とするカッティング汚泥水の処理方法
を要旨としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態の斜視図であ
り、図2は、本実施形態の平面図である。図1および図
2に示すように、この装置1は、全体が水槽状に形成さ
れており、そのうち撹拌槽2、脱水タンク3および注水
タンク4に仕切られて区分されている。注水タンク4
は、全体の2分の1に相当する容積が確保されており
(図2のうち4,4aおよび4b)、また、撹拌槽2は
全体の3分の1、脱水タンク3は全体の6分の1の容積
に配分されている。
【0013】また、図3は、本装置1を使用する場合の
処理方法について、そのフローを示す説明図であり、こ
の図に示すように、コンクリートカッタ5によるカッテ
ィング作業においては、カッタ歯6に注水しながらコン
クリートまたはアスファルト等をカッティングするもの
である。カッタ歯5に対する注水のために、注水タンク
4に貯留している水が送水され、使用されるものであ
り、カッティング作業が実施されることによって発生す
る汚泥水は、コンクリートカッタの近傍において、ポン
プ7により吸引され、送水ホース8を経て撹拌槽2に圧
送される。
【0014】そこで、撹拌槽2には、流入口21が設け
られており、上記ポンプ7から送られる汚泥水を流入で
きるようになっている。また、この撹拌槽2には、撹拌
装置22が設けられており、撹拌槽2に流入される汚泥
水を撹拌することができるものであり、この撹拌の際に
は、凝集剤が投入され、撹拌によって凝集反応を促進す
るものである。この凝集剤の投入を行うために、上記撹
拌槽2の上方に粉体供給装置23が設けられている。こ
の粉体供給装置23は、粉状の凝集剤を適宜撹拌槽2に
投下する構造になっており、これにより、凝集剤供給装
置が構成されるものである。
【0015】脱水タンク3は、撹拌槽2に近接して設け
られており、撹拌槽2において汚泥水を凝集反応させた
反応水をこの脱水タンク3に流入させ、脱水タンク3の
内部に設けられた脱水装置31によって、凝集されたフ
ロックと処理水とを分離するようになっている。この脱
水装置31は、多数の貫通孔が穿設された籠状の水切り
容器32と、その内部に装着する微細な網目で構成した
脱水用袋33とで構成されており、凝集反応により形成
されるフロックは脱水用袋33の内側に蓄積されること
となる一方、処理水のみが、脱水用袋33の目および水
切り容器32の貫通孔を介して脱水タンク3に一時的に
貯留されることとなる(図3参照)。また、脱水装置3
1は、脱水タンク3の底面から上方に持ち上げられた状
態で支持され、水切り容器32の貫通孔から漏れ出した
処理水は、その下方へ流下して脱水タンク3によって貯
留されることとなる。
【0016】ここで、撹拌槽2から脱水タンク3へ送ら
れる処理水は、撹拌槽2の上部に設けたパイプ24を介
して流入されるものであり、撹拌槽2の水量が増加する
ことによって、その上方の処理水が自然に流入されるも
のである。そこで、このパイプ24の開口端は、上記脱
水装置31のほぼ中央上方に位置するように調整されて
おり、自然に流入する処理水が、確実に脱水装置31に
流入するようになっている。
【0017】上記脱水タンク3には、水位検出器34と
ポンプ35とが設けられており、脱水タンク3に貯留さ
れる処理水の水位が上昇したとき、ポンプ35が作動し
て、処理水を注水タンク4または撹拌槽2に選択的に供
給するようになっている。処理水の注水タンク4への供
給は、コンクリートカッタによるカッティング作業に際
に再利用される。一方、撹拌槽2に供給される処理水
は、撹拌槽2の内部における希釈水として利用させるも
のである。
【0018】注水タンク4は、処理装置1から前記撹拌
槽2および脱水タンク3を除いた部分で構成され、第一
義的には、コンクリートカッタのカッタ歯に注水するた
めの水を貯留するものであり、第二義的には、汚泥水を
処理してなる処理水を注水用に再利用するためのタンク
として機能するものである。従って、カッティング作業
を行う現場に本装置1を搬入する際、この注水タンク4
には予め注水用の水が充填された状態であり、かつ、カ
ッティング作業の終了後において撤収する際にも処理水
が貯留されている状態となるため、この注水タンク4に
は給水用の開口部41を除き、開口できる部分は設けら
れていない。また、当該給水用開口部41は、容易に開
口しない蓋によって閉鎖されており、外部から注水用の
水を供給する場合のみ開口されるものである。
【0019】ここで、前述の脱水タンク3に設けたポン
プ35から注入タンク4へ供給する場合は、当該ポンプ
35に設けられる送水パイプ36が注入タンク4の内部
上方において開口するように構成されており、当該パイ
プ36は、本装置1の上部において固定されるものであ
る。なお、上記パイプ36は、脱水タンク3の上方にお
いて分岐されており、その一部が注水タンク4に開口す
るとともに、他に分岐するものは、撹拌槽2の内部上方
において開口するようになっている。そして、上記分岐
したパイプ36には、それぞれバルブ37,38が設け
られており、このバルブ37,38の操作によって、処
理水の供給が選択的に行えるようになっているのであ
る。この選択的な供給は、単一の供給のみを選択する場
合のほか、両者を同時に選択する場合もあり、これらは
バルブ37,38の操作により容易に行えるものであ
る。
【0020】本実施形態の構成は上記のとおりであり、
次に、これを使用した汚泥水の処理方法を説明する。図
3は、処理方法のフローを示す説明図である。前述のと
おり、コンクリートカッタ5によって、コンクリートま
たはアスファルト等を切断する場合には、注水タンク4
の貯留される注水用の水をカッタ歯6の近傍に注水し、
上記切断時に発生する切削粉を水に混入するようにし
て、その飛散を防止している。ここで、カッタ歯6によ
る切削粉が混入した汚泥水をポンプ7により吸引すると
ともに、これをホース8を介して撹拌槽2に送水する。
【0021】次に、撹拌槽2において撹拌できる程度ま
で汚泥水が送水されたとき、粉状の凝集剤が封入されて
いる粉体供給装置のモータ23a,23bを始動し、撹
拌槽2に対して凝集剤を投入するとともに、撹拌装置2
2のモータ22aを始動し、撹拌用のプロペラ22b,
22cをそれぞれ回転させて撹拌を開始する。この撹拌
により、汚泥水と凝集剤とが反応して、撹拌槽2の内部
においてフロックが形成され、比較的重いフロックは撹
拌槽2の底部に沈下し、比較的軽いフロックは撹拌槽2
に浮遊することとなる。なお、汚泥水に混入する小石や
大粒の砂などは、撹拌槽2におけるフロックを形成する
ことなく、撹拌槽2の底部に沈下する。
【0022】上記のように、撹拌槽2において浮遊する
フロックの除去については、脱水装置31によって処理
水を抜き取ることによって行う。すなわち、撹拌槽2に
送水される汚泥水の量が増加するとき、撹拌槽2の水位
が全体的に高くなり、この撹拌槽2の比較的上方におい
て浮遊するフロックを含む凝集反応水をパイプ24から
脱水装置31に流入させ、この反応水からフロックのみ
を脱水用袋33で濾すように取り除くのである。
【0023】このように、脱水装置31までを経由した
汚泥水は、小石、砂および重いフロックは撹拌槽2の底
面に、軽いフロックは、脱水用袋33の内部に蓄積され
ることとなるため、処理水として再利用可能な程度まで
浄化されることとなる。
【0024】また、本実施形態の処理装置1を停止した
場合、すなわち、汚泥水の吸引を停止し、撹拌槽2にお
ける撹拌を停止した場合、撹拌槽2の内部には、凝集反
応した状態の反応水が残存し、また、撹拌槽2の底部に
は、小石、砂および重いフロックが沈下した状態であ
る。そこで、撹拌槽2の排水口25からこれらを抜き取
るものであるが、当然に、撹拌槽2に残存している反応
水にはフロック等が含まれているため、脱水タンク3に
おいて使用する脱水装置31と同種または同一の脱水装
置31を使用して、処理水とフロック等とを固液分離す
るのである。なお、ここで、撹拌槽2に残存する反応水
を処理した後の処理水は、廃棄することも可能である
が、再利用できるため、注水タンクに供給して貯留させ
ることもできる。
【0025】本実施形態は、上記のとおりであるが、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の対応をとることが
できる。例えば、注水タンクの容積割合を変更すること
は可能であり、また、処理水の利用目的を他へ変更する
ことも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように、処理装置にかかる本発明
は、注水タンクから供給される水をカッタ歯に注水しつ
つカッティングを行う際に排出されるカッティング汚泥
水の処理装置であって、上記汚泥水を貯留しつつ凝集剤
を混入させて撹拌する撹拌槽と、この撹拌槽の上方に配
置されて該撹拌槽内に凝集剤を投下する凝集剤供給装置
と、上記撹拌槽に隣接されて該撹拌槽において凝集反応
した反応水から処理水を分離つつ該処理水を貯留する脱
水槽と、この脱水装置によって分離された処理水を揚水
する揚水ポンプと、上記処理水を注水タンクまたは撹拌
槽に供給を許容するバルブとを備えることを特徴とする
カッティング汚泥水の処理装置を要旨とするので、カッ
ティング汚泥水を撹拌槽によって凝集反応させた反応水
を、隣接される脱水装置によって固液分離させることが
できるとともに、この脱水装置によって分離された処理
水は、カッティング作業の注水用として再利用できるほ
か、撹拌槽における希釈水としても利用可能であり、カ
ッティング作業に必要な注水量を減少させることがで
き、また、汚泥水を廃棄物として処理する必要がなくな
るものである。
【0027】また、前記脱水槽は、処理水を一時的に貯
留できる貯水タンクと、その内部において撹拌槽から送
られる処理水を脱水する脱水装置とからなる脱水槽であ
って、上記脱水装置により分離される処理水は、該脱水
装置から流下して貯水タンクに貯留されるように構成す
ることによって、単一の脱水タンクにおいて、脱水と処
理水の貯留とを兼用することができるので、装置全体を
コンパクトに構成できるものである。
【0028】また、前記バルブを、注水タンクまたは撹
拌槽のいずれかに選択的に供給を許容するバルブとする
ことにより、処理水の利用範囲を拡大することができ、
処理水の有効利用が可能となる。さらに、前記注水タン
ク、撹拌槽および脱水槽を一体的に構成してなることに
より、搬入または撤収等の運搬が簡単になるうえ、本発
明にかかる処理装置をトラックに搭載しつつ移動させる
ことにより、移動しながらのカッティング作業も可能と
なる。また、作業現場における処理装置の設置またはセ
ッティング等を行う必要がないので人的コストの削減に
も資することとなる。
【0029】一方、処理方法にかかる本発明は、注水タ
ンクから供給される水をカッタ歯に注水しつつカッティ
ングを行う際に排出されるカッティング汚泥水の処理方
法であって、カッティング汚泥水を吸引して貯留すると
ともに、この汚泥水に凝集剤を投入しつつ撹拌し、撹拌
によって凝集反応した反応水のうちフロックから処理水
のみを脱水し、この処理水を注水タンクに送水して再利
用することを特徴とするカッティング汚泥水の処理方法
を要旨としているので、コンクリートカッタによるカッ
ティング作業において発生する汚泥水の処理を十分に行
うことができるできるとともに、カッティング作業に必
要な注水のための水を供給することができる。従って、
必要以上に注水用の水を作業現場まで運搬する必要がな
く、装置全体の軽量化を実現することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】処理装置の実施形態の斜視図である。
【図2】処理装置の実施形態の平面図である。
【図3】処理方法のフローを示す説明図である。
【符号の説明】
1 処理装置 2 撹拌槽 3 脱水タンク 4 注水タンク 5 コンクリートカッタ 6 カッタ歯 7 ポンプ 8 送水ホース 21 流入口 22 撹拌装置 23 粉体供給装置 24 パイプ 25 排水口 31 脱水装置 32 水切り容器 33 脱水用袋 34 水位検出器 35 ポンプ 36 送水パイプ 37,38 バルブ 41 給水用開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平下 賢治 東京都保谷市富士町2丁目13番17号 日本 フレキ産業株式会社内 (72)発明者 大石 益平 愛知県豊川市八幡町西六光寺18番地の13 Fターム(参考) 2D053 AA26 AB01 BA01 DA03 DA11 DA13 4D015 BA19 CA10 EA02 EA32 EA33 FA03 FA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注水タンクから供給される水をカッタ歯
    に注水しつつカッティングを行う際に排出されるカッテ
    ィング汚泥水の処理装置であって、上記汚泥水を貯留し
    つつ凝集剤を混入させて撹拌する撹拌槽と、この撹拌槽
    の上方に配置されて該撹拌槽内に凝集剤を投下する凝集
    剤供給装置と、上記撹拌槽に隣接されて該撹拌槽におい
    て凝集反応した反応水から処理水を分離しつつ該処理水
    を貯留する脱水槽と、この脱水装置によって分離された
    処理水を揚水する揚水ポンプと、上記処理水を注水タン
    クまたは撹拌槽に供給を許容するバルブとを備えること
    を特徴とするカッティング汚泥水の処理装置。
  2. 【請求項2】 前記脱水槽は、処理水を一時的に貯留で
    きる貯水タンクと、その内部において撹拌槽から送られ
    る処理水を脱水する脱水装置とからなる脱水槽であっ
    て、上記脱水装置により分離される処理水は、該脱水装
    置から流下して貯水タンクに貯留されるように構成され
    てなる請求項1記載のカッティング汚泥水の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記バルブは、注水タンクまたは撹拌槽
    のいずれかに選択的に供給を許容するバルブである請求
    項1または2に記載のカッティング汚泥水の処理装置。
  4. 【請求項4】 前記注水タンク、撹拌槽および脱水槽を
    一体的に構成してなる請求項1ないし3のいずれかに記
    載のカッティング汚泥水の処理装置。
  5. 【請求項5】 注水タンクから供給される水をカッタ歯
    に注水しつつカッティングを行う際に排出されるカッテ
    ィング汚泥水の処理方法であって、カッティング汚泥水
    を吸引して貯留するとともに、この汚泥水に凝集剤を投
    入しつつ撹拌し、撹拌によって凝集反応した反応水のう
    ちフロックから処理水のみを脱水し、この処理水を注水
    タンクに送水して再利用することを特徴とするカッティ
    ング汚泥水の処理方法。
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