JP2002336317A - 立体映像を利用する視力回復装置及び立体映像の表示方法 - Google Patents

立体映像を利用する視力回復装置及び立体映像の表示方法

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JP2002336317A JP2001179352A JP2001179352A JP2002336317A JP 2002336317 A JP2002336317 A JP 2002336317A JP 2001179352 A JP2001179352 A JP 2001179352A JP 2001179352 A JP2001179352 A JP 2001179352A JP 2002336317 A JP2002336317 A JP 2002336317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多忙な視力回復希望者にとっても、視力回復
訓練に怠慢な人であっても継続が確実になり、装置が簡
単で低価格である視力回復方法と装置を提供する。 【解決手段】電子式表示装置2の画面50に左右の眼に
対応した左眼用映像と右眼用映像とを交互に表示し、こ
れらの表示と同期して開閉する眼鏡4を左右の眼に掛け
て映像をみることで、輻輳角と視差とを発生させて立体
映像とする。左右の眼がこれら映像に焦点をそれぞれ合
わせることで、観察者が立体映像を認識する立体映像表
示装置を利用する。立体映像10aを眼鏡4の近くに表
示しその後次第に眼鏡4から離隔させるように移動す
る。次に遠くに在る立体映像10bを逆方向に眼鏡4に
接近するように移動させる移動制御部10と、これら離
隔・接近移動を繰り返し行う繰返制御部23とを設け
る。観察者が眼鏡4を着用して画面50上の立体映像1
0a、10bに常に焦点を合わせて見るようとすること
で、観察者の眼の周りの毛様体と眼球移動筋等を刺激
し、視力回復を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、視力回復方法と
装置に関し、VDT電子表示装置に表示された遠近立体
映像をシャッター付き眼鏡を使用して見ることにより、
眼の各種筋肉を活性化する視力回復方法と装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のパソコンの普及とテレビゲームの
愛用と携帯電話の生活必需品化およびテレビの連続鑑賞
により、これらVDT(Visual display
Terminal)の画面を1メートル以内の近くで
見る時間が多くなったために、いわゆるパソコン型等近
視人口が著しく増大している。パソコン型等近視を直す
ために専門眼科医により開発されたMD−SS視力回復
訓練機が利用されている。
【0003】視力回復訓練機30は図6に示すように、
脚31の上に水平に設けられた長台32に溝33を形成
し、この溝33に沿って移動する目標体34を設ける。
目標体34は平板部35と支柱36からなり、平板部3
5には白地にランドルト環が描かれている。ランドルト
環は一般の視力検査に使用されるマークであり、上下左
右の何れかに切れ眼が形成されている。支柱36は平板
部35とともに溝33内を所定の駆動機構により前後に
移動し、訓練者は長台32の手前に設けた四角枠39に
顎を当てて平板部35に対面する。
【0004】平板部35は四角枠39内の訓練者の眼前
10cmまで接近し、逆に最大2mまで離れることがで
きる。訓練法では、近視の訓練者には例えば、平板部3
5は四角枠39内の訓練者の眼前10cmら出発して、
離れる方向に移動する速度を早くし、例えば3秒間で最
大2mまで移動させる。
【0005】平板部35は四角枠39内の訓練者から離
れた2m先から戻る場合は、接近する方向に移動する速
度を遅くし、例えば12秒間で目前10cmまで接近さ
せる。遠視の訓練者には逆の速度で平板部35を移動さ
せる。このような訓練を1回に3分間行う。訓練者の両
眼が平板部35を追跡することで、外界の映像を眼の網
膜に正しく結像するように機能する毛様体と眼球移動筋
等が鍛えられる。
【0006】次に方向遠近トレーニング法では図7に示
す15点紙40を使用する。15点紙40は例えばA4
用紙に上方に左から右に等距離に数字1〜5を、中央に
左から右に等距離に数字6〜10を、下方に左から右に
等距離に数字11〜15を表示する。訓練者は15点紙
40を両手で持ち、顔を正面中央の数字8に向けたま
ま、まず数字1から始めて15まで眼球を動かすことで
順番に視認する。次に数字1と2を同時に視認すること
から始めて順次13と14まで眼球を動かすことで順番
に視認する。
【0007】また次に数字1と2と3を同時に視認する
ことから始めて順次13と14と15まで眼球を動かす
ことで順番に視認する。更にまた数字1と2と3と4を
同時に視認することから始めて順次13と14と15ま
で眼球を動かすことで順番に視認する。同時視認する数
字を増加したり、読み順を逆に15から始めたりして毎
日10分以上続ける。かくして毛様体と眼球移動筋等が
鍛えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のMD−SS視力
回復訓練機では極めて効果的で確実な視力回復方法と装
置ではあるが、診療所に行かなければならないので多忙
な訓練者にはその恩恵が受けられない欠点があった。ま
た当該装置を購入することも可能であるが、高価であ
り、長さが2m以上もあり、住宅の空間を必要とすると
いう問題があった。また方向遠近トレーニング法では、
簡単で低価格で効果も良く手軽に実現できるが、人間の
本来の怠慢により、訓練を続行する人が少なくなるとい
う欠点があった。
【0009】この発明は、多忙な視力回復希望者にとっ
ても、視力回復訓練に怠慢な人であっても継続が確実に
なり、装置が簡単で低価格で効果も高く期待できる視力
回復方法と装置を提供することを眼的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題を
解決するためになされたもので、第1の発明では、電子
式表示画面に左右の眼に対応した左眼用映像と右眼用映
像とを交互に表示し、これらの表示と同期して開閉する
眼鏡を左右の眼に掛けて前記映像をみることで、輻輳角
と視差とを発生させて立体映像とし、左右の眼がこれら
映像に焦点をそれぞれ合わせることで、観察者が立体映
像を認識する立体映像表示装置を使用し、前記立体映像
を前記眼鏡の近くに表示し、その後次第に眼鏡から離隔
させるように移動し、次に遠くに在る前記立体映像を逆
方向に前記眼鏡に接近するように移動させ、これら離隔
・接近移動を繰り返し行うことにより、観察者がこれら
映像に焦点をそれぞれ合わせようとすることで、観察者
の眼の周りの毛様体と眼球移動筋等を刺激し、視力回復
を図ること特徴とする。
【0011】第2の発明では、電子式表示装置の画面に
左右の眼に対応した左眼用映像と右眼用映像とを交互に
表示し、これらの表示と同期して開閉する眼鏡を左右の
眼に掛けて前記映像をみることで、輻輳角と視差とを発
生させて立体映像とし、左右の眼がこの立体映像に焦点
を合わせることで、観察者が立体映像を認識する立体映
像表示装置において、前記立体映像を前記眼鏡の近くに
表示しその後次第に眼鏡から離隔させるように移動し次
に遠くに在る前記立体映像を逆方向に前記眼鏡に接近す
るように移動させる移動制御部と、これら離隔・接近移
動を繰り返し行う繰返制御部とを設け、観察者が前記眼
鏡を着用して前記画面上の立体映像に常に焦点を合わせ
て見るようとすることで、観察者の眼の周りの毛様体と
眼球移動筋等を刺激し、視力回復を図ることを特徴とす
る。
【0012】
【発明の実施の形態】人間において、左右の眼に同一の
物体であっても眼の並んだ水平方向に位置がずれた視差
を有して結像している。眼に近い位置の物体の視差は遠
い物体の視差より大きくなっている。遠くになればなる
ほど視差は小さくなる。更に左右の眼は、見ている物体
に対して輻輳角を形成するが、眼に近い位置の物体の輻
輳角は遠い物体の輻輳角より大きくなっている。遠くに
なればなるほど輻輳角は小さくなる。人間の脳はこれら
輻輳角と視差により当該物体の立体像を形成し且つ遠近
を判断している。
【0013】一方立体映像表示装置では、電子的に表示
映像中に輻輳角と視差とを発生させるようにしており、
特定の立体映像を視認しようとすると、左右の眼は当該
映像(虚像)に焦点を合わせるように毛様体と眼球移動
筋等が活動する。発明者の実験によれば、MD−SS視
力回復訓練機や方向遠近トレーニング法での訓練に受け
るのほぼ同様な疲労感を左右の眼の周りに感じた。
【0014】実施の形態1.以下、この発明の視力回復
方法と装置について、使用する視力回復装置が卓上コン
ピュータ(パソコン)である場合を例に説明する。図1
は視力回復装置の全体外観を示す。図1において、この
視力回復装置は立体映像表示装置を使用し、論理回路部
1と表示装置2と赤外線発光装置3とシャッター付き眼
鏡4とキーボード5とで構成される。3次元(3D)映
像を見る際に使用するシャッター付き眼鏡4と赤外線発
光装置3等については、USP5808588に詳細に
開示があるので説明は省略する。
【0015】論理回路部1は本体部であり、CD−RO
M(円盤状高密度読出用記憶媒体)やFD(フロッピー
(登録商標)ディスク)やDVD等の読み取り装置を備
え、内部には記憶装置のHD(ハードディスク)を備え
ている。これらCD−ROMやFDまたはHDには、各
種のプログラムとともに、視力回復プログラム(ソフ
ト)が予め記憶されている。視力回復プログラムは、従
来のMD−SS視力回復訓練機で使用される平板部35
に類似した映像を示すものや、方向遠近トレーニング法
で使用される15点紙40中の数字と類似した立体映像
を示すものを作成できる。
【0016】次に視力回復装置の回路構成を図2に従っ
て詳しく説明する。図2において、視力回復装置は、表
示装置2とスピーカー9と眼鏡4とキーボード5と赤外
線発光装置3と論理回路部1とから構成される。論理回
路部1はCPU23と基本メモリ6と映像メモリ7と音
声メモリ8と第1電子スイッチ10と第2電子スイッチ
11と第1モード発生部12と第2モード発生部13と
赤外線発光装置3とから構成される。
【0017】基本メモリ6にはソフトが格納され、この
ソフトはCD−ROMやFD等から取り込まれる。この
ソフトはCPU23の指令により分離されて、立体映像
データが立体映像メモリ7に、音声データが音声メモリ
8にそれぞれ送られる。映像メモリ7は左メモリ14と
右メモリ15から構成され、第1電子スイッチ10はC
PU23のからのタイミング信号Pにより左メモリ14
と右メモリ15とを切り替えて読み出す。このタイミン
グ信号Pは同時に赤外線発光装置3にも送られる。
【0018】第2電子スイッチ11はCPU23からの
切り替え信号Qにより第1モード発生部12と第2モー
ド発生部13を切り替える。第1モード発生部12は通
常速度の表示画面数60サイクルであり、第2モード発
生部13は高速の表示画面数120サイクルである。
【0019】CPU23は、かくして表示装置2を、通
常のスキャンから2倍速(高速)スキャンモードに切り
替える。なお、立体映像テレビの構造については、特開
平8−20551と特開平9−200804とUSP5
510832に詳しく開示されているので更なる説明は
省略する。パソコンの画面ではノンインターレース式の
高解像通常スキャンであり、高価な大画面のデジタルデ
ィスプレイは、取り込みビデオ信号の特性に自動的に対
応して、ノンインターレース式の高解像でかつ高速スキ
ャン表示にモード切り変えがCPU23の命令に従って
電子スイッチ11により行われる。
【0020】かくして立体映像表示装置の画面50に
は、左眼用の映像と右眼用の映像とが時間的に交互に表
示される。シャッター付き眼鏡4には左右の液晶レンズ
部に対応した液晶シャッターが設けられ、赤外線発光装
置3からの赤外線の開閉信号により交互に開閉される。
脳ではこれらの左右の眼から入った映像を合成して表示
装置50上に3D映像を認識する、左右の眼にはそれぞ
れ30ヘルツの画面が見えるので、滑らかな立体映像と
して無理なく認識される。
【0021】次に動作について説明する。事務機の作業
者やゲームのプレーヤがパソコンの前に座り、パソコン
使用を開始すると、CD−ROMやFDまたはHDや基
本メモリ6から、視力回復プログラムがCPU23によ
り読み出される。プレーヤが即観察者や訓練者に自動的
に成り変ることになる。メニューには例えば立体遠近映
像と立体方向性映像とがあり、立体遠近映像を選択する
と図3(概念的に表示)が、また立体方向性映像を選択
すると図4(概念的に表示)が表示装置2に択一的に表
示される。
【0022】立体遠近映像の場合には、図3において、
表示装置2には眼鏡4に接近した位置(画像は表示装置
2に写るが)には、立体映像10aが表示され、その後
次第に眼鏡4から遠ざかって表示される。やがて所定時
間後には遠くに立体映像10bが表示される。眼鏡4を
掛けた訓練者は立体映像10bをはっきり視認するよう
に自己の眼の焦点調整を行う。
【0023】訓練者は立体映像10aが文字である場合
は、文字を読むように努力する、この時自動的に毛様体
と眼球移動筋等が活動して、水晶体の厚みを調整し、文
字像が正確に網膜上に焦点を結ぶようになる。文字を読
むために、網膜上に焦点を結ぶように毛様体と眼球移動
筋等が活動する。立体遠近映像の場合には、訓練者は予
め、立体映像10aの離隔速度v1と移動範囲距離Lと
訓練中の音声の指定を入力できる。例えば移動範囲距離
Lを10mに設定し、離隔速度v1=10m/6秒と接
近速度v2=10m/12秒等をキーボード5から入力
する。
【0024】立体映像10aのその他の形状について
は、図5に例示するように、魚、猫、ハート形、星、
円、三角、四角或いはその他の立体キャラクター等が選
択できる。又これらの立体映像10aはそれぞれ大きさ
も自由に設定できるとともに、その色彩についても赤、
青、黄、紫、橙、ピンク、あるいは色縞模様など各種選
択できる。音声メモリ8からの音声データは所定処理の
後スピーカー9に送られる。訓練中の音声は例えば島崎
藤村の詩の朗読や古典音楽、歌謡曲、ポップス、ジャ
ズ、民謡又は風の音、波の音等を一覧から各種選定でき
る。
【0025】立体映像の移動距離Lを割る時間の秒数を
大又は小に設定することで、立体映像10aの遠ざかる
速度を調整する、若年者で近視の訓練者は遠くが見え難
いので、図3において離隔速度v1を早く(時間の秒数
を小に設定)して毛様体と眼球移動筋等の運動力を高め
るようにできる。若年者で近視の訓練者は近くは良く見
えるので、接近速度v2は遅く(時間の秒数を大に設
定)して毛様体と眼球移動筋等の運動力を緩やかにでき
る。
【0026】一方年配者の遠視の訓練者は遠くが良く見
えるので、離隔速度v1を遅く(時間の秒数を大に設
定)して毛様体と眼球移動筋等の運動力を緩やかにでき
る。年配者の遠視の訓練者は近くが見え難いので、接近
速度v2を早く(時間の秒数を小に設定)して毛様体と
眼球移動筋等の運動力を高めるようにできる。パソコン
等で事務作業を始める前や途中の休憩時間に、終了時に
約3,4分毎回この訓練を実行する。方向遠近トレーニ
ング法の類似方法では、図4に示すように立体映像10
aが左眼の左上に極めて近くまで接近し、次第に画面中
央の奥に向かって遠のいて行く。
【0027】立体映像が遠のく速度や近づく速度はキー
ボード5から適当の数値を設定できるようにする。この
立体映像10aを訓練者は両眼で追跡する、この時顔は
正面を向いたままとし、両眼球を動かして立体映像10
aの例えば文字を視認(焦点を合わせる)するようにす
る。両眼で追跡することで、両眼の毛様体と眼球移動筋
等が活発に動くか動こうと伸びたり縮んだりする。
【0028】次に立体映像10bは奥の中央部から次第
に右眼の右上方向に向かって近づいてくる。実際の立体
映像は画面上に表示されるが、立体映像を視認するため
には、訓練者の両眼を虚像に焦点を合わせなければなら
ないので、現実の物体が離隔接近する時のように、両眼
は毛様体と眼球移動筋等を動かすことになる。更に、立
体映像が右眼の右上に極めて近くまで接近し、次第に画
面中央の奥に向かって遠のいて行く。
【0029】また次に立体映像10bは奥の中央部から
次第に右眼の右下方向に向かって近づいて来る。同様に
今度は立体映像が左眼の左下に極めて近くまで接近し、
次第に画面中央の奥に向かって遠のいて行く。これら接
近・離隔の位置と速度や移動順序はいろいろとキーボー
ド5から予め訓練者の視力に応じて適当に設定できる。
【0030】この方法でもキーボード5により立体映像
10aはそれぞれ大きさも自由に設定できるとともに、
その色彩についても赤、青、黄、紫、橙、ピンク、ある
いは色縞模様など一覧表から各種選択できる。訓練中の
音声もキーボード5により例えば島崎藤村の詩の朗読や
古典音楽、歌謡曲、ポップス、ジャズ、民謡又は風の
音、波の音等を一覧表から各種選定できる。
【0031】パソコン等で事務作業を始める前や途中の
休憩時間に、終了時にCPU23は必ずこの視力回復ソ
フトを基本メモリ6から読み出し、実行するようにす
る。この訓練は約3,4分間持続できるようにタイマー
等で最小時間を設定して、パソコンに向かう時は毎回こ
の訓練を実行しなければならないようにできる。
【0032】電子式表示装置2は立体映像表示機能があ
れば、卓上電子計算機(CRT型パソコン)やノート型
電子計算機(液晶型小型パソコン)や携帯電話(液晶表
示装置込PHS・その他電話)や携帯用電子端末(PD
A)やヘルメット型電子表示装置(HMD)や眼鏡組込
型電子表示装置やテレビゲーム装置(表示装置をテレビ
受像機とするもの)であってもよい。なお更に、立体映
像表示装置は眼鏡の不要なレンチキュラ方式立体ディス
プレイやパララックスバリア方式やダブルイメージスプ
リッタ方式等でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、視力回復装置
は何時でも、事務所や自宅や通勤電車内等どこでも誰で
も利用できるので、多忙な視力回復希望者や、視力回復
訓練に怠慢な人であっても訓練継続が確実になる。発明
の装置はプログラムやソフトを組み込むだけであり、立
体映像表示機能があれば、既に所有するパソコン装置が
利用できるので、低価格で効果も高く期待できる。電子
表示装置を見ることが、仕事の一環となった今日では、
近視や疲れ目や乱視が発生する恐れが多くなっている。
しかし逆にこれら電子機器に立体映像表示機能を持たせ
て、本発明の視力回復方法と装置を適用すれば、強制的
に自動的に勤務時間内に視力回復が図れるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の視力回復装置の全体の外観を示す図
である。
【図2】この発明の視力回復装置の回路構成を示す図で
ある。
【図3】この発明の視力回復方法が立体遠近映像の場合
を説明する図である。
【図4】この発明の視力回復方法を方向遠近トレーニン
グ法として説明する図である。
【図5】この発明の視力回復装置の立体映像の種類を示
す図である。
【図6】従来の視力回復方法が実物による遠近方法の場
合を説明する図である。
【図7】従来の実物による方向遠近トレーニング法の場
合を説明する図である。
【符号の説明】
1 論理回路部1 2 表示装置 3 赤外線発光装置 4 シャッター付き眼鏡 5 キーボード 6 基本メモリ 7 映像メモリ 8 音声メモリ 10 第1電子スイッチ 12 第2電子スイッチ 12 第1モード発生部 13 第2モード発生部 23 CPU
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月19日(2002.4.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 立体映像を利用する視力回復装置及
び立体映像の表示方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、視力回復方法と
装置に関し、VDT電子表示装置に表示された遠近立体
映像をシャッター付き眼鏡を使用して見ることにより、
眼の各種筋肉を活性化することにより視力を回復するた
めの装置及び立体映像の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパソコンの普及とテレビゲームの
愛用と携帯電話の生活必需品化及びテレビの連続鑑賞に
より、これらVDT(Visual display Terminal)の画
面を1メートル以内の近くで見る時間が多くなったため
に、いわゆるパソコン型等近視人口が著しく増大してい
る。パソコン型等近視を直すために専門眼科医により開
発されたMD−SS視力回復訓練機が利用されている。
【0003】視力回復訓練機30は図6に示すように、
脚31の上に水平に設けられた長台32に溝33を形成
し、この溝33に沿って移動する目標体34を設ける。
目標体34は平板部35と支柱36からなり、平板部3
5には白地にランドルト環が描かれている。ランドルト
環は一般の視力検査に使用されるマークであり、上下左
右の何れかに切れ眼が形成されている。支柱36は平板
部35とともに溝33内を所定の駆動機構により前後に
移動し、訓練者は長台32の手前に設けた四角枠39に
顎を当てて平板部35に対面する。
【0004】平板部35は四角枠39内の訓練者の眼前
10cmまで接近し、逆に最大2mまで離れることがで
きる。訓練法では、近視の訓練者には例えば、平板部3
5は四角枠39内の訓練者の眼前10cmから出発し
て、離れる方向に移動する速度を早くし、例えば3秒間
で最大2mまで移動させる。
【0005】平板部35は四角枠39内の訓練者から離
れた2m先から戻る場合は、接近する方向に移動する速
度を遅くし、例えば12秒間で目前10cmまで接近さ
せる。遠視の訓練者には逆の速度で平板部35を移動さ
せる。このような訓練を1回に3分間行う。訓練者の両
眼が平板部35を追跡することで、外界の映像を眼の網
膜に正しく結像するように機能する毛様体と眼球移動筋
等が鍛えられる。
【0006】次に方向遠近トレーニング法では図7に示
す15点紙40を使用する。15点紙40は例えばA4
用紙に上方に左から右に等距離に数字1〜5を、中央に
左から右に等距離に数字6〜10を、下方に左から右に
等距離に数字11〜15を表示する。訓練者は15点紙
40を両手で持ち、顔を正面中央の数字8に向けたま
ま、まず数字1から始めて15まで眼球を動かすことで
順番に視認する。次に数字1と2を同時に視認すること
から始めて順次13と14まで眼球を動かすことで順番
に視認する。
【0007】また次に数字1と2と3を同時に視認する
ことから始めて順次13と14と15まで眼球を動かす
ことで順番に視認する。更にまた数字1と2と3と4を
同時に視認することから始めて順次13と14と15ま
で眼球を動かすことで順番に視認する。同時視認する数
字を増加したり、読み順を逆に15から始めたりして毎
日10分以上続ける。かくして毛様体と眼球移動筋等が
鍛えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のMD−SS視力
回復訓練機では極めて効果的で確実な視力回復方法と装
置ではあるが、診療所に行かなければならないので多忙
な訓練者にはその恩恵が受けられない欠点があった。ま
た、当該装置を購入することも可能であるが、高価であ
り、長さが2m以上もあり、住宅の空間を必要とすると
いう問題があった。また方向遠近トレーニング法では、
簡単で低価格で効果も良く手軽に実現できるが、人間の
本来の怠慢により、訓練を続行する人が少なくなるとい
う欠点があった。
【0009】この発明は、多忙な視力回復希望者にとっ
ても、視力回復訓練に怠慢な人であっても継続が確実に
なり、簡単で低価格で効果も高く期待できる眼の各種筋
肉を活性化させ、以て視力を回復させるための装置及び
立体映像の表示方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題を
解決するためになされたもので、第1の発明では、電子
式表示画面に左右の眼に対応した左眼用映像と右眼用映
像とを交互に表示し、これらの表示と同期して開閉する
眼鏡を左右の眼に掛けて前記映像をみることで、輻輳角
と視差とを発生させて立体映像とし、左右の眼がこれら
映像に焦点をそれぞれ合わせることで、観察者が立体映
像を認識する立体映像表示装置を使用し、前記立体映像
を前記眼鏡の近くに表示し、その後次第に眼鏡から離隔
させるように移動し、次に遠くに在る前記立体映像を逆
方向に前記眼鏡に接近するように移動させ、これら離隔
・接近移動を繰り返し行うことを特徴とする立体映像の
表示方法である。
【0011】第2の発明では、電子式表示装置の画面に
左右の眼に対応した左眼用映像と右眼用映像とを交互に
表示し、これらの表示と同期して開閉する眼鏡を左右の
眼に掛けて前記映像をみることで、輻輳角と視差とを発
生させて立体映像とし、左右の眼がこの立体映像に焦点
を合わせることで、観察者が立体映像を認識する立体映
像表示装置において、前記立体映像を前記眼鏡の近くに
表示しその後次第に眼鏡から離隔させるように移動し次
に遠くに在る前記立体映像を逆方向に前記眼鏡に接近す
るように移動させる移動制御部と、これら離隔・接近移
動を繰り返し行う繰返制御部とを設け、観察者が前記眼
鏡を着用して前記画面上の立体映像に常に焦点を合わせ
て見るようとすることで、観察者の眼の周りの毛様体と
眼球移動筋等を刺激し、視力回復を図ることを特徴とす
視力回復装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】人間において、左右の眼に同一の
物体であっても眼の並んだ水平方向に位置がずれた視差
を有して結像している。眼に近い位置の物体の視差は遠
い物体の視差より大きくなっている。遠くになればなる
ほど視差は小さくなる。更に左右の眼は、見ている物体
に対して輻輳角を形成するが、眼に近い位置の物体の輻
輳角は遠い物体の輻輳角より大きくなっている。遠くに
なればなるほど輻輳角は小さくなる。人間の脳はこれら
輻輳角と視差により当該物体の立体像を形成し且つ遠近
を判断している。
【0013】一方立体映像表示装置では、電子的に表示
映像中に輻輳角と視差とを発生させるようにしており、
特定の立体映像を視認しようとすると、左右の眼は当骸
映像(虚像)に焦点を合わせるように毛様体と眼球移動
筋等が活動する。発明者の実験によれば、MD−SS視
力回復訓練機や方向遠近トレーニング法での訓練に受け
るのほぼ同様な疲労感を左右の眼の周りに感じた。
【0014】以下、この発明の映像表示方法と視力回復
装置について、使用する視力回復装置が卓上コンピュー
タ(パソコン)である場合を例に説明する。図1は視力
回復装置の全体外観を示す。図1において、この視力回
復装置は立体映像表示装置を使用し、論理回路部1と表
示装置2と赤外線発光装置3とシャッター付き眼鏡4と
キーボード5とで構成される。3次元(3D)映像を見
る際に使用するシャッター付き眼鏡4と赤外線発光装置
3等については、USP5808588に詳細に開示が
あるので説明は省略する。
【0015】論理回路部1は本体部であり、CD−RO
M(円盤状高密度読出用記憶媒体)やFD(フロッピー
ディスク)やCVD等の読み取り装置を備え、内部には
記憶装置のHD(ハードディスク)を備えている。これ
らCD−ROM、FD又はHDには、各種のプログラム
とともに、視力回復プログラム(ソフト)が予め記憶さ
れている。視力回復プログラムは、従来のMD−SS視
力回復訓練機で使用される平板部35に類似した映像を
示すものや、方向遠近トレーニング法で使用される15
点紙40中の数字と類似した立体映像を示すものを作成
できる。
【0016】次に視力回復装置の回路構成を図2に従っ
て詳しく説明する。図2において、視力回復装置は、表
示装置2とスピーカー9と眼鏡4とキーボード5と赤外
線発光装置3と論理回路部1とから構成される。論理回
路部1はCPU23と基本メモリ6と映像メモリ7と音
声メモリ8と第1電子スイッチ10と第2電子スイッチ
11と第1モード発生部12と第2モード発生部13と
赤外線発光装置3とから構成される。
【0017】基本メモリ6にはソフトが格納され、この
ソフトはCD−ROM、FD等から取り込まれる。この
ソフトはCPU23の指令により分離されて、立体映像
データが立体映像メモリ7に、音声データが音声メモリ
8にそれぞれ送られる。映像メモリ7は左メモリ14と
右メモリ15から構成され、第1電子スイッチ10はC
PU23からのタイミング信号Pにより左メモリ14と
右メモリ15とを切り替えて読み出す。このタイミング
信号Pは同時に赤外線発光装置3にも送られる。
【0018】第2電子スイッチ11はCPU23からの
切り替え信号Qにより第1モード発生部12と第2モー
ド発生部13を切り替える。第1モード発生部12は通
常速度の表示画面数60サイクルであり、第2モード発
生部13は高速の表示画面数120サイクルである。
【0019】CPU23は、かくして表示装置2を、通
常のスキャンから2倍速(高速)スキャンモードに切り
替える。なお、立体映像テレビの構造については、特開
平8−20551、特開平9−200904、USP5
510832に詳しく開示されているので更なる説明は
省略する。パソコンの画面ではノンインターレース式の
高解像通常スキャンであり、高価な大画面のデジタルデ
ィスプレイは、取り込みビデオ信号の特性に自動的に対
応して、ノンインターレース式の高解像でかつ高速スキ
ャン表示にモード切り変えがCPU23の命令に従って
電子スイッチ11により行われる。
【0020】かくして立体映像表示装置の画面50に
は、左眼用の映像と右眼用の映像とが時間的に交互に表
示される。シャッター付き眼鏡4には左右の液晶レンズ
部に対応した液晶シャッターが設けられ、赤外線発光装
置3からの赤外線の開閉信号により交互に開閉される。
脳ではこれらの左右の眼から入った映像を合成して表示
装置50上に3D映像を認識する、左右の眼にはそれぞ
れ30ヘルツの画面が見えるので、滑らかな立体映像と
して無理なく認識される。
【0021】次に動作について説明する。事務機の作業
者やゲームのプレーヤがパソコンの前に座り、パソコン
使用を開始すると、CD−ROM、FD又はHDや基本
メモリ6から、視力回復プログラムがCPU23により
読み出される。プレーヤが即観察者や訓練者に自動的に
成り変ることになる。メニューには例えば立体遠近映像
と立体方向性映像とがあり、立体遠近映像を選択すると
図3(概念的に表示)が、また立体方向性映像を選択す
ると図4(概念的に表示)が表示装置2に択一的に表示
される。
【0022】立体遠近映像の場合には、図3において、
表示装置2には眼鏡4に接近した位置(画像は表示装置
2に写るが)には、立体映像10aが表示され、その後
次第に眼鏡4から遠ざかって表示される。やがて所定時
間後には遠くに立体映像10bが表示される。眼鏡4を
掛けた訓練者は立体映像10bをはっきり視認するよう
に自己の眼の焦点調整を行う。
【0023】訓練者は立体映像10aが文字である場合
は、文字を読むように努力するこの時自動的に毛様体
と眼球移動筋等が活動して、水晶体の厚みを調整し、文
字像が正確に網膜上に焦点を結ぶようになる。文字を読
むために、網膜上に焦点を結ぶように毛様体と眼球移動
筋等が活動する。立体遠近映像の場合には、訓練者は予
め、立体映像10aの離隔速度v1と移動範囲距離Lと
訓練中の音声の指定を入力できる。例えば移動範囲距離
Lを10mに設定し、離隔速度v1=10m/6秒と接
近速度v2=10m/12秒等をキーボード5から入力
する。
【0024】立体映像10aのその他の形状について
は、図5に例示するように、魚、猫、ハート形、星、
円、三角、四角或いはその他の立体キャラクター等が選
択できる。又これらの立体映像10aはそれぞれ大きさ
も自由に設定できるとともに、その色彩についても赤、
青、黄、紫、橙、ピンク、あるいは色縞模様など各種選
択できる。音声メモリ8からの音声データは所定処理の
後スピーカー9に送られる。訓練中の音声は例えば島崎
藤村の詩の朗読や古典音楽、歌謡曲、ポップス、ジャ
ズ、民謡又は風の音、波の音等を一覧から各種選定でき
る。
【0025】立体映像の移動距離Lを割る時間の秒数を
大又は小に設定することで、立体映像10aの遠ざかる
速度を調整する、若年者で近視の訓練者は遠くが見え難
いので、図3において離隔速度v1を早く(時間の秒数
を小に設定)して毛様体と眼球移動筋等の運動力を高め
るようにできる。若年者で近視の訓練者は近くは良く見
えるので、接近速度v2は遅く(時間の秒数を大に設定)
して毛様体と眼球移動筋等の運動力を緩やかにできる。
【0026】一方年配者の遠視の訓練者は遠くが良く見
えるので、離隔速度v1を遅く(時間の秒数を大に設
定)して毛様体と眼球移動筋等の運動力を緩やかにでき
る。年配者の遠視の訓練者は近くが見え難いので、接近
速度v2を早く(時間の秒数を小に設定)して毛様体と
眼球移動筋等の運動力を高めるようにできる。パソコン
等で事務作業を始める前や途中の休憩時間に、終了時に
約3、4分毎回この訓練を実行する。方向遠近トレーニ
ング法の類似方法では、図4に示すように立体映像10
aが左眼の左上に極めて近くまで接近し、次第に画面中
央の奥に向かって遠のいて行く。
【0027】立体映像が遠のく速度や近づく速度はキー
ボード5から適当の数値を設定できるようにする。この
立体映像10aを訓練者は両眼で追跡する、この時顔は
正面を向いたままとし、両眼球を動かして立体映像10
aの例えば文字を視認(焦点を合わせる)するようにす
る。両眼で追跡することで、両眼の毛様体と眼球移動筋
等が活発に動くか動こうと伸びたり縮んだりする。
【0028】次に立体映像10bは奥の中央部から次第
に右眼の右上方向に向かって近づいてくる。実際の立体
映像は画面上に表示されるが、立体映像を視認するため
には、訓練者の両眼を虚像に焦点を合わせなければなら
ないので、現実の物体が離隔接近する時のように、両眼
は毛様体と眼球移動筋等を動かすことになる。更に、立
体映像が右眼の右上に極めて近くまで接近し、次第に画
面中央の奥に向かって遠のいて行く。
【0029】また次に立体映像10bは奥の中央部から
次第に右眼の右下方向に向かって近づいて来る。同様に
今度は立体映像が左眼の左下に極めて近くまで接近し、
次第に画面中央の奥に向かって遠のいて行く。これら接
近・離隔の位置と速度や移動順序はいろいろとキーボー
ド5から予め訓練者の視力に応じて適当に設定できる。
【0030】この方法でもキーボード5により立体映像
10aはそれぞれ大きさも自由に設定できるとともに、
その色彩についても赤、青、黄、紫、橙、ピンク、又は
色縞模様など一覧表から各種選択できる。訓練中の音声
もキーボード5により例えば島崎藤村の詩の朗読や古典
音楽、歌謡曲、ポップス、ジャズ、民謡又は風の音、波
の音等を一覧表から各種選定できる。
【0031】パソコン等で事務作業を始める前や途中の
休憩時間に、終了時にCPU23は必ずこの視力回復ソ
フトを基本メモリ6から読み出し、実行するようにす
る。この訓練は約3、4分間持続できるようにタイマー
等で最小時間を設定して、パソコンに向かう時は毎回こ
の訓練を実行しなければならないようにできる。
【0032】電子式表示装置2は立体映像表示機能があ
れば、卓上電子計算機(CRT型パソコン)やノート型
電子計算機(液晶型小型パソコン)や携帯電話(液晶表
示装置込PHS、その他電話)や携帯用電子端末(PD
A)やヘルメット型電子表示装置(HMD)や眼鏡組込
型電子表示装置やテレビゲーム装置(表示装置をテレビ
受像機とするもの)であってもよい。なお更に、立体映
像表示装置は眼鏡の不要なレンチキュラ方式立体ディス
プレイやパララックスバリア方式やダブルイメージスプ
リッタ方式等でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、視力回復装置
は何時でも、事務所や自宅や通勤電車内等どこでも誰で
も利用できるので、多忙な視力回復希望者や、視力回復
訓練に怠慢な人であっても訓練継続が確実になる。発明
の装置はプログラムやソフトを組み込むだけであり、立
体映像表示機能があれば、既に所有するパソコン装置が
利用できるので、低価格で効果も高く期待できる。電子
表示装置を見ることが、仕事の一環となった今日では、
近視や疲れ目や乱視が発生する恐れが多くなっている。
しかし逆にこれら電子機器に立体映像表示機能を持たせ
て、本発明の視力回復装置と立体映像表示方法を適用す
れば、強制的に自動的に勤務時間内に視力回復が図れる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の視力回復装置の全体の外観を示す図
である。
【図2】この発明の視力回復装置の回路構成を示す図で
ある。
【図3】この発明の視力回復方法が立体遠近映像の場合
を説明する図である。
【図4】この発明の視力回復方法を方向遠近トレーニン
グ法として説明する図である。
【図5】この発明の視力回復装置の立体映像の種類を示
す図である。
【図6】従来の視力回復方法が実物による遠近方法の場
合を説明する図である。
【図7】従来の実物による方向遠近トレーニング法の場
合を説明する図である。
【符号の説明】 1 論理回路部 2 表示装置 3 赤外線発光装置 4 シャッター付き眼鏡 5 キーボード 6 基本メモリ 7 映像メモリ 8 音声メモリ 10 第1電子スイッチ 11 第2電子スイッチ 12 第1モード発生部 13 第2モード発生部 23 CPU
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子式表示画面に左右の眼に対応した左
    眼用映像と右眼用映像とを交互に表示し、これらの表示
    と同期して開閉する眼鏡を左右の眼に掛けて前記映像を
    みることで、輻輳角と視差とを発生させて立体映像と
    し、左右の眼がこれら映像に焦点をそれぞれ合わせるこ
    とで、観察者が立体映像を認識する立体映像表示装置を
    使用し、 前記立体映像を前記眼鏡の近くに表示し、その後次第に
    眼鏡から離隔させるように移動し、次に遠くに在る前記
    立体映像を逆方向に前記眼鏡に接近するように移動さ
    せ、これら離隔・接近移動を繰り返し行うことにより、
    観察者がこの立体映像に常に焦点を合わせようとするこ
    とで、観察者の眼の周りの毛様体と眼球移動筋等を刺激
    し、視力回復を図ることを特徴とする視力回復方法。
  2. 【請求項2】 前記離隔・接近移動中に音声を再生し、
    観察者が耳で聞くことを特徴とする請求項1に記載の視
    力回復方法。
  3. 【請求項3】 前記立体映像の離隔・接近中の移動速度
    が互いに相異することを特徴とする請求項1に記載の視
    力回復方法。
  4. 【請求項4】 前記立体映像の離隔・接近移動が、前記
    眼鏡の正面と前記画面の中央部との間で行われることを
    特徴とする請求項1に記載の視力回復方法。
  5. 【請求項5】 前記立体映像の離隔・接近移動が、前記
    眼鏡の斜め左または右上方と前記画面の中央部との間で
    行われることを特徴とする請求項1に記載の視力回復方
    法。
  6. 【請求項6】 前記立体映像の離隔・接近移動のが、前
    記眼鏡の斜め左または右下方と前記画面の中央部との間
    で行われることを特徴とする請求項1に記載の視力回復
    方法。
  7. 【請求項7】 前記立体映像の離隔・接近中の移動速度
    が互いに相異し、且つこれらの速度は観察者の視力に応
    じて設定することを特徴とする請求項1に記載の視力回
    復方法。
  8. 【請求項8】 前記立体映像の離隔・接近移動の繰り返
    し回数を観察者の視力に応じて設定することを特徴とす
    る請求項1に記載の視力回復方法。
  9. 【請求項9】 前記立体映像が予め備えられた記憶装置
    からプログラムとして立体映像表示装置に供給されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の視力回復方法。
  10. 【請求項10】 前記立体映像が文字や記号や図柄であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の視力回復方法。
  11. 【請求項11】 前記立体映像の文字や記号や図柄が立
    体的に描画上加工されていることを特徴とする請求項1
    0に記載の視力回復方法。
  12. 【請求項12】 前記立体映像が前記離隔・接近移動中
    に回転運動すことを特徴とする請求項11に記載の視力
    回復方法。
  13. 【請求項13】 電子式表示装置の画面に左右の眼に対
    応した左眼用映像と右眼用映像とを交互に表示し、これ
    らの表示と同期して開閉する眼鏡を左右の眼に掛けて前
    記映像をみることで、輻輳角と視差とを発生させて立体
    映像とし、左右の眼がこれら映像に焦点をそれぞれ合わ
    せることで、観察者が立体映像を認識する立体映像表示
    装置において、 前記立体映像を前記眼鏡の近くに表示しその後次第に眼
    鏡から離隔させるように移動し次に遠くに在る前記立体
    映像を逆方向に前記眼鏡に接近するように移動させる移
    動制御部と、これら離隔・接近移動を繰り返し行う繰返
    制御部とを設け、観察者が前記眼鏡を着用して前記画面
    上の立体映像に常に焦点を合わせて見るようとすること
    で、観察者の眼の周りの毛様体と眼球移動筋等を刺激
    し、視力回復を図ることを特徴とする視力回復装置。
  14. 【請求項14】 立体映像表示装置には音声再生部を設
    け、前記離隔・接近移動中に音声を再生することを特徴
    とする請求項13に記載の視力回復装置。
  15. 【請求項15】 前記電子式表示装置が卓上電子計算機
    やノート型電子計算機や携帯電話や携帯用電子端末やヘ
    ルメット型電子表示装置や眼鏡組込型電子表示装置やテ
    レビゲーム装置であることを特徴とする請求項13に記
    載の視力回復装置。
  16. 【請求項16】 前記立体映像を予めプログラムとして
    備えた記憶装置を使用し、この記憶装置から前記立体映
    像を前記立体映像表示装置に供給することを特徴とする
    請求項13に記載の視力回復装置。
  17. 【請求項17】 電子式表示装置の画面に左右の眼に対
    応した左眼用映像と右眼用映像とを表示し、左右の眼で
    独立に前記映像をみることで、輻輳角と視差とを発生さ
    せて立体映像とし、左右の眼がこれら映像に焦点をそれ
    ぞれ合わせることで、観察者が立体映像を認識する立体
    映像表示装置において、 前記立体映像を前記眼の近くに表示しその後次第に眼か
    ら離隔させるように移動し、次に遠くに在る前記立体映
    像を逆方向に前記眼鏡に接近するように移動させる移動
    制御部と、これら離隔・接近移動を繰り返し行う繰返制
    御部とを設け、観察者が前記眼を前記画面上の立体映像
    に常に焦点を合わせて見るようとすることで、観察者の
    眼の周りの毛様体と眼球移動筋等を刺激し、視力回復を
    図ることを特徴とする視力回復装置。
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