JP2002336287A - コンドーム - Google Patents

コンドーム

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JP2002336287A
JP2002336287A JP2001146961A JP2001146961A JP2002336287A JP 2002336287 A JP2002336287 A JP 2002336287A JP 2001146961 A JP2001146961 A JP 2001146961A JP 2001146961 A JP2001146961 A JP 2001146961A JP 2002336287 A JP2002336287 A JP 2002336287A
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JP
Japan
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condom
mark
unwound
penis
wearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001146961A
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English (en)
Inventor
Katsunori Nakaya
勝則 中家
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗い中でコンドームを装着する際に、緩みや
脱落を防止するのに必要な状態まで巻き戻されたことを
確認できる機能をコンドーム具備せしめる。 【解決手段】 コンドーム本体1の先端部から巻口部3
へむけて所定の寸法L1をおいた位置に、装着時の巻き
戻し位置を促す凹凸4aからなるマーク4を形成して成
り、使用者がコンドームaを装着する際に、ペニスbに
付けて巻き戻していくと、緩みや脱落を生じない巻き戻
し位置まで達した時に、凹凸4aからなるマーク4に指
先が触れることで、必要長さまで巻き戻され、コンドー
ムを正しく装着したことが分かる。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンドームに関
し、さらに詳しくは、ペニスに正しく装着する上で必要
な巻戻し長さを触感により知ることのできる機能を具備
したコンドームに関する。
【0001】
【従来の技術】コンドームは、その使用状況故に、暗い
中で装着する場合が多い。また、使用者が興奮し、焦っ
ている状況では、コンドームをペニスに正しく装着する
ことができず、空気の混入やコンドームを根元まで確り
被せずに、被せの浅い状態で行為に及んでしまうことも
あろう。このような場合、性交の最中に装着したコンド
ームが緩み、脱落してコンドームを使用した正しい避妊
ができなくなる場合もある。
【0002】従来のコンドームの中には、性交中におい
てコンドームが緩まないように、または、脱落防止の意
味で、コンドームの口巻部の径をしぼったり、(実開昭
55−30178号)脱落防止リングを形成する等を用
いて(実開平3−33619号)、性交中におけるコン
ドームの緩み、脱落を防止する機能を具備したものがあ
る。しかし、このようなコンドームも、ペニスに被着し
て根元まで確りと巻き戻すことが使用の前提にあり、正
しく装着させていなければ、脱落の防止機能は発揮され
ず、避妊具としての意味もなくなってしまう。また、コ
ンドームは柔軟性に富むため、口巻部を引っ張って引き
伸ばした状態で元まで被せることができる。しかし、こ
のように装着した場合、性交中にコンドームが縮み、被
せが浅い状態となるので脱落しやすくなる。さらに、上
記したようなコンドームは、上記したしぼり部や脱落防
止部によりペニスが圧迫されるため、使用感が悪いと嫌
う人も少なくない。即ち、正しくコンドームを装着する
には、ペニスの先端に巻き上げられたコンドームを当て
がい、空気の混入しないようにペニスに被着させながら
引き伸ばしのないように巻き戻し(引き伸ばさない状態
で)、その巻き戻し長さを必要な寸法だけ確保すること
が、使用中においてコンドームが緩んだり、脱落したり
することを防止するための条件となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
な従来事情に鑑みなされたものであり、暗い中でコンド
ームを装着する際に、緩みや脱落を防止するのに必要な
巻き戻し長さまで巻き戻されたことを容易に確認できる
機能をコンドームに具備せしめることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のコンドームは、コンドーム本体の先端
部から巻口部へむけて所定の寸法をおいた位置に、装着
時の巻き戻し位置を促す凹凸からなるマークを形成して
成るものである。このコンドームを装着するには、巻き
上げられた状態のコンドームをペニスの先端に当てが
い、徐々にペニスの根元に向けて巻き戻して被装する。
使用者がコンドームをマーク位置まで巻戻すと、同マー
クを構成する凹凸に触れることで、使用者はコンドーム
を必要な巻き戻し位置まで巻き戻したことを知り、コン
ドームが正しく装着されたことを確認できる。このよう
に、本発明のコンドームは、暗い中であっても、指に感
じるマークの触感により、誰もが正しく装着することが
できる。
【0005】請求項2記載のコンドームは、巻き戻し位
置を促す凹凸からなるマークをコンドーム本体の先端部
より100mm〜170mmの範囲に形成したものであ
るから、多くのコンドームにおいて、緩みや脱落を防止
し得る正しい装着状態を維持し、必要な密着度を確保す
ることが可能となる。尚、上記したコンドーム本体の先
端部とは、精液溜まりを除いたコンドーム本体の頭部を
示し、巻き戻し位置のマークは、この頭部から口巻方向
へ100mm〜170mmの範囲に設ける。マークを構
成する凹凸は、コンドーム本体の表面を基準として外側
及び内側の双方に突出するもの、若しくは、コンドーム
本体の表面を基準として外側に突出するもの、若しくは
コンドーム本体の表面を基準として内側に突出するもの
で構成してもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図1乃至図3にて示すコンドームa
は本発明を実施したものであり、コンドーム本体1の頭
部1aの先端部には、精液溜まり2を突出形成すると共
に、同コンドーム本体1の基端口1bの口縁には、リン
グ状の口巻部3を一体形成してある。また、上記したコ
ンドームaは、コンドーム本体1の頭部1a先端から口
巻部3へ向けて所定の寸法L1をおいた位置には、比較
的小さな粒状の凹凸4aを散在させて成る巻戻し位置の
マーク4を同コンドーム本体1の周面に沿って帯状に形
成してある。上記した如くコンドーム本体1に形成した
マーク4は、指先にて触れた際に明確に感じ取ることが
出来る程度の凹凸とする。
【0007】上記した如くコンドーム本体1に設けたマ
ーク4は、コンドーム本体1の口巻部3より幾分手前の
部分に設けると良いが、本実施例の場合、頭部1aの先
端からの寸法L1が100mm〜170mmの範囲内、
好ましくは155mm〜170mmの範囲内に設けるこ
とにより、装着時において、適宜巻き戻し位置まで巻戻
したことを促すマークとして良好に機能する。また、マ
ーク4は、口巻部3から60mm以内に設定することで
も同様な機能を具備する。上記した如く構成したコンド
ームaを装着する際には、図2にて示すように、パッケ
ージから取り出した巻き上げ状態のコンドームを、図3
にて示すようにペニスbの亀頭部に当てがい、空気の入
らないようにペニスbに被着させながら口巻部3に巻か
れた本体部位を基端側へ向けて徐々に巻戻す。そして、
巻き戻しを続けると、マーク4がペニスbに被着した状
態に達する。この時、使用者はマーク4の凹凸に触れて
コンドームの巻き戻し長さを必要な寸法だけ確保するこ
とが出来たことを確認できる(図3仮想線)。これによ
り、コンドームaは、緩みや脱落の生じない正しい状態
にて装着出来たことになる。また、この確認作業は指の
触感によるものであるから、暗い中でも簡単に行なうこ
とができる。
【0008】上記コンドームaの本体1に設けたマーク
4は、粒状の凹凸4aを同コンドーム本体1の外周に沿
って形成することにより、巻戻し位置を促すマーク4と
したが、巻き戻し位置のマークは、装着時にコンドーム
を巻き戻す際にペニスに被着された状態のマークを指の
感触で明確に分かるものであれば、どのような形態の凹
凸であってもよい。例えば図4にて示すコンドームa2
のマーク4'ように、3本のリング状の凹凸4a'を適度
な間隔にて並べることで構成してもよい。また、マーク
の形成範囲に模様や絵柄、文字、及びこれらを組み合わ
せたものを凹凸状に形成してもよい。また、本実施例の
場合、マークの幅を約15mm程度に幅にて凹凸4aを
設けてマーク4を構成したが、マークの幅は15mmよ
りも広くしても、狭くしてもよい。さらに、コンドーム
本体に設けるマークは、マーク4,4'のように、コン
ドーム本体の円周方向に連続する形で形成する他に、丸
や四角のように個々に独立する模様を本体の円周方向へ
適宜な間隔を置いて設けてもよい。
【0009】上記したように、コンドーム本体1の口巻
部3の近傍に凹凸からなるマーク4,4'を設けること
により、装着状態においてねペニスとコンドーム本体1
との間に生じる摩擦力を高め、滑りを低減できるので、
マーク4,4'はコンドームaの抜け止めとしても機能
する。また、コンドームは、比較的淡い色に着色される
場合が多い。よって、上記したコンドームa,a'のよ
うに、マーク4,4'を凹凸4a,4a'にて構成したも
のにおいては、ディピング成形の際に着色したラテック
スゴムが凹凸4a,4a'に付着した際に肉厚に変化が
生じ、これにより着色に濃淡ができる。よって、マーク
4,4'は凹凸と共に、凹凸による濃淡を視認できるよ
うになるので、例えば明るい部屋の中で行為が行なわれ
る場合には、着色の濃淡がマークに現れ、触覚と共に、
視覚によりマークを見定めることができる。また、上記
したようにマークがより目立つように、コンドーム本体
のマーク部分に蓄光性材料を着色剤として使用してもよ
い。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンドー
ムは、コンドーム本体の先端部から巻口部へむけて所定
の寸法をおいた位置に、装着時の巻き戻し位置を促す凹
凸からなるマークを形成して成るものである。よって、
使用者がコンドームを装着する際に、巻き上げられた状
態のコンドームをペニスの頭部に当てがい、徐々にペニ
スの元に向けて巻き戻していくと、緩みや脱落を生じな
い巻き戻し位置まで達した時に、コンドーム本体に形成
した凹凸からなるマークに指先が触れることで、コンド
ームが必要長さまで巻き戻され、使用者は、コンドーム
を正しく装着したことを明確に知ることができる。即
ち、経験の浅い使用者が、暗い中でコンドームを装着す
る場合であっても、コンドームの巻き戻し作業を正しく
行なうことができ、これにより、性交中にコンドームが
緩んだり脱落してしまう失敗を回避することができる。
また、上記したマークは、コンドーム本体の巻口の近傍
に凹凸成形されるので、ペニスとコンドーム本体内面と
の間の滑りを低減し、コンドームの抜け止めとしても機
能する。
【0011】請求項2記載のコンドームは、巻き戻し位
置を促す凹凸からなるマークをコンドーム本体の先端部
より155mm〜170mmの範囲内に形成したもので
あるから、多くのコンドームにおいて、緩みや脱落の生
じない正しい装着状態を維持し、必要な密着度を確保す
ることが可能となり、緩みや脱落を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したコンドームを示す正面図。
【図2】 同コンドームの巻き上げ状態を示す斜視図。
【図3】 同コンドームの装着過程を示す正面図。
【図4】 ライン状の凹凸を並設することによりマーク
を構成するコンドームの口巻付近を示す正面図。
【符号の説明】
a,a2・・・コンドーム b・・・ペニス 1・・・コンドーム本体 1a・・・頭部 1b・・・基端口 3・・・口巻 4,4’・・・マーク 4a,4a’・・・凹凸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンドーム本体の先端部から巻口部へむ
    けて所定の寸法をおいた位置に、装着時の巻き戻し位置
    を促す凹凸からなるマークを形成して成るコンドーム。
  2. 【請求項2】 上記マークをコンドーム本体の先端部よ
    り100mm〜170mmの範囲に形成して成る請求項
    1記載のコンドーム。
JP2001146961A 2001-05-16 2001-05-16 コンドーム Pending JP2002336287A (ja)

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