JP2002335715A - 移植機の苗取出装置 - Google Patents

移植機の苗取出装置

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JP2002335715A
JP2002335715A JP2001147032A JP2001147032A JP2002335715A JP 2002335715 A JP2002335715 A JP 2002335715A JP 2001147032 A JP2001147032 A JP 2001147032A JP 2001147032 A JP2001147032 A JP 2001147032A JP 2002335715 A JP2002335715 A JP 2002335715A
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seedlings
tray
removal
sheet material
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JP2001147032A
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Kenkichi Nosaka
健吉 野坂
Takao Mizoguchi
隆雄 溝口
Mamoru Yasumatsu
守 安松
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗トレイの苗搬送姿勢が乱れることなく苗取
出爪による植付体側への苗の受け渡しが良好かつ確実に
なし得るようにする。 【解決手段】 苗載せ台39の苗トレイTより苗取出爪
41によって苗Nを取出して植付けるようにした移植機
の苗取出装置において、苗トレイTの苗取出位置Y近傍
の苗Nの茎葉N2を、苗取出爪41より離反させるよう
に規制する苗規制用シート材111が設けられ、苗規制
用シート材111に、該苗規制用シート材111が部分
的に変形し易くなるようにスリット115が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移植機の苗取出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移植機として、従来より、走行機体に、
縦横に多数のポット部を有する苗トレイを縦横に搬送す
る苗載せ台と、ポット部に植えられた苗を畝に植え付け
る植付体と、苗トレイから苗を一つずつ取り出して植付
体へと移送する苗取出具とを備え、畝に沿って走行しな
がら畝長手方向に順次苗を植え付けるようにしたものが
ある。この移植機の前記苗取出具は、例えば、左右一対
の苗取出爪を備え、この苗取出爪を苗トレイに対向した
状態で、進出駆動手段により進出することによって苗の
根鉢部に突き刺し、その後、保持体を苗トレイから離れ
る方向へ移動することによって苗取出爪に突き刺した苗
を苗トレイから抜き取るようになっている。
【0003】ところで、苗トレイから玉ネギなどのよう
な草丈の長い野菜等の苗を苗取出爪によって取出し、そ
の草丈の長い野菜等の苗を植付体で圃場に植付ける場合
にあっては、苗取出爪で苗トレイから苗を取出すとき
に、苗取出爪に苗の茎葉が絡んで引掛かったり茎葉が折
れ曲がるなどして、苗植付爪による苗の取出が不良とな
る不都合があった。そこで、苗トレイの苗取出位置近傍
の苗の茎葉を、苗取出爪より離反させる苗規制部材を設
けて、苗トレイから苗取出爪によって苗を取出す際に、
この苗の茎葉を、苗規制部材によって苗取出爪から遠ざ
けて、苗取出爪に絡み付く不都合を防止するようにした
ものがある(例えば、特開2000−83417号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移植機
の苗取出装置では、苗規制部材が、丸パイプ等の剛性部
材で構成されていたため、特に苗の茎葉が太くて倒れに
くい場合には、苗取出爪で突き刺した苗を取り出す際
に、苗の茎葉が剛性を有する苗規制部材に引っ掛かって
大きな抵抗になり、これにより苗トレイの苗搬送姿勢が
乱れ、苗の植付体(カップ)への受け渡しが良好になし
得なくなるという問題があった。本発明は、上記問題点
に鑑み、苗トレイの苗搬送姿勢が乱れるのを防止し、苗
取出爪による植付体側への苗の受け渡しが良好かつ確実
になし得るようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
る本発明の技術手段は、苗載せ台39の苗トレイTより
苗取出爪41によって苗Nを取出して植付けるようにし
た移植機の苗取出装置において、苗トレイTの苗取出位
置Y近傍の苗Nの茎葉N2を、苗取出爪41より離反さ
せるように規制する苗規制用シート材111が設けら
れ、苗規制用シート材111に、該苗規制用シート材1
11が部分的に変形し易くなるようにスリット115が
設けられている点にある。
【0006】本発明の他の技術手段は、前記苗規制用シ
ート材111が、弾性又は可撓性を有している点にあ
る。本発明の他の技術手段は、前記苗規制用シート材1
11のスリット115が、苗トレイTの横方向に列をな
す各ポット部Pに対応して設けられている点にある。本
発明の他の技術手段は、前記苗規制用シート材111の
スリット115が、苗トレイTの横方向に列をなす各ポ
ット部Pの苗Nの茎葉N2に対応して設けられている点
にある。
【0007】本発明の他の技術手段は、前記苗規制用シ
ート材111の手前で、苗トレイPの苗Nの茎葉N2
を、苗取出爪41より離反させるように規制する第2苗
規制部材117が設けられている点にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1及び図2には、移植機1の全
体を示しており、該移植機1は、走行体2の後部に移植
装置3及び操縦ハンドル4を備えた歩行型であり、畝R
を跨いだ状態で畝長手方向に走行しながら、土付苗を畝
Rに所定間隔をおいて自動的に植え付けるようにしたも
のである。また、この移植機1は、畝長手方向に片道走
行(1方向走行)することでを左右2条分の苗を同時に
植え付けるように構成されている。
【0009】なお、以下において、移植機1の進行方向
を前後方向とし、進行方向に直交する横方向を左右方向
として説明する。走行体2は、ミッションケース5の前
部に架台6を前方突出状に取付固定し、且つこの架台6
にエンジン,燃料タンク、バッテリー等を搭載して主構
成された走行機体7と、この走行機体7の左右両側に備
えた前輪8及び後輪(駆動輪)9とを有しており、該前
輪8及び後輪9によって走行体2を走行可能としてあ
る。エンジンからの動力はミッションケース5に入力さ
れ、該ミッションケース5の左右両側面から突出する車
輪伝動軸10と第1PTO軸11、及び後面から突出す
る第2PTO軸12から動力を取り出せるようになって
おり、車輪伝動軸10には、下部に後輪9を備えた伝動
ケース13の上部が連結され、伝動ケース13内の巻掛
伝動機構を経て後輪9に動力が伝達されるようになって
いる。
【0010】前輪8は、架台6の前部から左右方向に延
びる前輪支軸14にアーム15を介して取り付けられて
いる。図2に示すように、前輪支軸14の左右一側(右
側)及び車輪伝動軸10の左右一方は、伸縮自在に構成
されており、畝Rの左右幅に対応して調整可能とされて
いる。したがって、移植機1は、左右一側の前輪支軸1
4及び車輪伝動軸10を伸長させることにより、移植装
置3が畝Rの左右他側(左側)にオフセットされ、この
状態で移植機1を畝Rの長手方向に往復移動させること
によって、4条分の苗が畝Rに植え付けられるように構
成されている。
【0011】また、細幅の畝Rに対しては前輪支軸14
及び車輪伝動軸10を収縮させるとともに移植装置3を
畝中央に配置し、畝Rの長手方向に片道走行することで
1畝に対して2条分の苗が植え付けられるようになる。
また、路上走行時や格納時にも、前輪支軸11及び車輪
伝動軸10を収縮させることにより、コンパクトにな
る。前記移植装置3は、畝Rに苗を植え付ける植付部1
8と、この植付部18に苗を供給する苗供給部19とか
ら主構成される。
【0012】前記植付部18は、第1PTO軸11に上
下揺動自在に支持された可動フレーム20に支持され、
前記苗供給部19は、ミッションケース5の後部に固定
された固定フレーム21に支持されている。植付部18
は、本実施形態では2条植えに対応して左右一対設けら
れており、各植付部18は、図1に示すように、畝Rに
植え穴を形成するとともに該穴に苗を放出する植付体2
3と、該植付体23を上部の苗供給位置と下部の苗放出
位置とに上下移動させる昇降機構24と、植えつけた苗
の左右両側を覆土する覆土部材25とを有する。
【0013】苗供給部19は、図1及び図2に示すよう
に、多数の苗が植えられた苗トレイTを後上がり傾斜状
に載置して縦方向及び横方向に間欠送りする苗載せ台3
9と、この苗トレイTのポット部Pから苗Nを取り出し
て植付体23へと搬送する苗取出具40とを有してい
る。前記苗トレイTは、プラスチック製で薄肉に形成さ
れて可撓性を有し、ポット部Pを縦横に所定ピッチで碁
盤目状に配列しており、このポット部Pに対して作物の
苗Nを育成したものとしている。
【0014】苗取出具40は、苗載せ台39の前側(移
植機の進行方向前側)に配置されており、本実施形態で
は、2条植えに対応するべく左右一対設けられたものと
なっている。左右各苗取出具40は、図3〜図7に示す
ように、苗トレイTにおけるポット部Pに突入可能な左
右一対の苗取出爪41と、この苗取出爪41を前後方向
に進退自在に支持する保持体42と、前記苗取出爪41
をポット部P内の苗Nの根鉢部N1に突き刺してポット
部Pから取出し且つこの苗Nを植付体23に移送する駆
動装置43とを有する。
【0015】また、左右各苗取出具40は1つの同じ苗
トレイTからそれぞれ苗Nを取り出すとともに、苗取出
爪41の先端に図5〜図7に示すような略8の字の軌跡
Xを描かせながら苗Nを植付体23に移送するようにな
っている。前記苗取出爪41は、図3及び図4に示すよ
うに、パイプ形状の爪支持体45の先端部に設けた爪取
付具46に取り付けられており、前記爪支持体45が、
前記保持体42の上部に設けた筒部42Aに対して軸心
方向進退自在に挿通されるようになっている。
【0016】また、爪支持体45と筒部42Aとの間に
は圧縮コイルバネよりなる後退付勢具47が設けられ、
この後退付勢具47によって爪支持体45(苗取出爪4
1)が保持体42に対して後退する方向(苗トレイから
離反する方向)へ付勢されている。左右一対の苗取出爪
41は、板材の上下中途部が左右外側に凸となるよう略
く字状に屈曲したヘラ状であり、その基端部側が支軸ピ
ン48を介して回動自在に爪取付具46に枢支され、一
対の先端部間隔を拡縮自在に構成している。
【0017】また、一対の苗取出爪41の支持ピン48
よりも基端側には、先端部間隔を狭める方向に付勢する
圧縮コイルバネよりなる付勢部材49が設けられてい
る。なお、前記苗取出爪41は、板材を略L字状に屈曲
したものや、丸棒状に形成したものに置換可能である。
また、付勢部材49は、支軸ピン48より先端側に架設
された引張りコイルバネとしてもよいし、支軸ピン48
に套嵌されたねじりコイルバネとすることができる。前
記爪支持体45内にはロッド50が進退自在に挿通され
ており、このロッド50の先端部にガイド具51が設け
られている。
【0018】このガイド具51は板材により形成される
とともに、前記苗取出爪41が挿通する前後に貫通した
溝又は孔よりなるガイド部51Aを有し、爪支持体45
内をロッド50が進退移動することによって苗取出爪4
1に相対してガイド具51が進出又は後退するようにな
っている。また、図4(a)に示すように、苗取出爪4
1に相対してガイド具51が後退(ガイド具51に相対
して苗取出爪41が進出)するとガイド部51Aに案内
されて一対の苗取出爪41間L1が狭まり、逆に、図4
(b)に示すように苗取出爪41に相対してガイド具5
1が進出(ガイド具51に相対して苗取出爪41が後
退)すると一対の苗取出爪41間L2が拡がるようにな
っている。
【0019】爪支持体45とロッド50との間には、圧
縮コイルバネよりなる進出付勢具53が設けられてお
り、この進出付勢具53によって、苗取出爪41に対し
てガイド具51が進出する方向へ付勢されている。前記
保持体42には、前記苗取出爪41(爪支持体45)を
保持体42に対して進出した状態に保持するとともに、
保持体42に対してガイド具(ロッド50)が後退した
状態に保持するロック手段68が設けられている。この
ロック手段68は、保持体42の後部に回動自在に枢結
された作用部材69を有し、該作用部材69は、バネ等
によって時計方向に付勢されている。
【0020】爪支持体45の後端部にはロック部材70
が枢結され、このロック部材70の爪は、保持体42に
対して爪支持体45が進出したときに、保持体42の後
部に設けた被係合部71に係合可能とされている。ま
た、作用部材69を反時計回りに回動することによっ
て、その前部に設けた解除片69Aでロック部材70を
押し上げるとロックが解除されるようになっている。ロ
ッド50の後端部には側面視L字状の当接片72が設け
られ、この当接片72は、保持体42に対してロッド5
0を後退したときに、作用部材69の後部に設けたロッ
ク片69Bに係合可能とされている。
【0021】そして、作用部材69を反時計回りに回動
すると、当接片72とロック片69Bの係合が解除され
るようになっている。前記駆動装置43は、固定フレー
ム21上に固定された支持ケース54(図1、図2参
照)と、該支持ケース54に回転自在に支持された駆動
軸55(図4〜図7参照)を有し、ミッションケース5
の第2PTO軸12から伝動軸等を介して支持ケース5
4内に動力が入力され、この入力された動力が駆動軸5
5から出力されるようになっている。
【0022】この駆動軸55にはクランク体(本発明に
かかる押動駆動体)56が設けられており、このクラン
ク体56は略3角形状を呈した板材により形成され、そ
の一角の側面に係合ローラ58と押動ローラ59とを同
軸心上に備えている。駆動軸55の下方に設けられた揺
動軸60には、揺動アーム61が前後揺動自在に枢支さ
れており、該揺動アーム61の上部に前記保持体42の
筒部42Aがピン61Bを介して回動自在に枢結されて
いる。また、揺動アーム61には、上下方向に長い溝カ
ム61Aが形成され、この溝カム61に前記係合ローラ
58が係合している。したがって、駆動軸55が回転す
ると、クランク体56及び係合ローラ58を介して揺動
アーム61が揺動軸60を支点として前後に揺動運動す
る。
【0023】なお、本実施形態において、溝カム61A
は、その上下中途部範囲が係合ローラ58よりよりも幅
広とされている。そのため、クランク体56は、係合ロ
ーラ58と対向する側面にカム面56aを形成してお
り、このカム面56aを揺動アーム61に設けたカムフ
ォロア61Cに当接することによって、係合ローラ58
が溝カム61Aの後側面に確実に沿うように構成されて
いる。また、溝カム61Aの前側面に対して係合ローラ
58が当接するように揺動アーム61は苗トレイT側に
バネ等によって付勢するのが好ましい。
【0024】前記保持体42の筒部42Aの後部側には
ガイドローラ62が取り付けられている。このガイドロ
ーラ62は、支持ケース54上に固定のガイド板64に
形成されたガイド溝64Aに係合し、該ガイド溝64内
に沿って移動することによって、苗取出爪41をポット
部Pに突入する後向きの姿勢と、植付体23に苗Nを放
出する下向きの姿勢とに姿勢変更するものとなってい
る。図3及び図4に示すように、保持体42の下部には
軸65を介して押出リンク(本発明にかかる操作具)6
6が枢結されており、この押出リンク66の先端部は、
爪取付具46にピン等を介して係合されている。
【0025】押出リンク66は、押動ローラ59に当接
可能な当接板66Aを備え、クランク体56を反時計回
りに回転して押動ローラ59を当接板66Aに当接する
と(図6の状態)、押出リンク66が前方に押されると
ともに、爪支持体45及び苗取出爪41が保持体42に
対して後方に進出し、該苗取出爪41がポット部Pに突
入するとともに、後退付勢具47が圧縮されるようにな
っている。ここに、駆動軸55、クランク体56、押動
ローラ59及び押出リンク66等は、保持体42に対し
て苗取出爪41を進出させる進出駆動手段44を構成し
ている。
【0026】また、本発明の苗植付具40においては、
進出駆動手段44による苗取出爪41のポット部Pに対
する突入方向への移動を所定に規制する規制手段74を
備えている。この規制手段74は、押出リンク66の当
接板66Aに一体的に取り付けられたL字状板材よりな
る規制具75を有し、この規制具75と当接板66Aと
によってコ字形の溝(図4参照)を形成するものとなっ
ている。そして、押動ローラ59は、押出リンク66を
押動操作する際にこの溝内を通過するようになってお
り、押出リンク66が所定以上後方への揺動しようとし
たとしても規制具75が押動ローラ59の背面(前面)
に当接することによってその揺動が阻止されるようにな
っている。
【0027】以上説明した構成によって、駆動軸55及
びクランク体56を回転すると、揺動アーム61が前後
に揺動するとともに保持体42が前後に移動し、この保
持体42のガイドローラ62がガイド溝64Aに案内さ
れることによって、苗取出爪41及びガイド具51が、
図5の苗トレイTに対向する後向きの状態と、図8の植
付体23に対向する下向きの状態との間で姿勢変更さ
れ、苗植付爪41は、軌跡Xを描きながら移動する。ま
た、苗トレイTのポット部Pに苗取出爪41が突入する
直前では、図5に示すように、爪支持体45(苗取出爪
41)は保持体42に対して後退し且つロッド(ガイド
具51)は爪支持体45に対して進出した状態とされ、
苗取出爪41の先端部は軌跡XのP1位置に配設されて
苗トレイTに対向する。
【0028】そして、図6に示すように、クランク体5
6を回転することによって押動ローラ59で押出リンク
66を押し出すと、苗取出爪41は保持体42及びガイ
ド具51から進出して先端部が軌跡XのP2に配設さ
れ、ポット部P内に突入するようになっている。また、
ガイド具51は、ロック手段68によって保持体42に
対する位置が保たれているので、苗取出爪41に相対し
て後退し、苗取出爪41は一対の間隔を狭めながら苗N
の根鉢部N1を左右から挟み込むようにして保持する。
【0029】ここで、押動ローラ59によって押出リン
ク66を後方へ押し出したとき、その方向への慣性力や
各部品間のガタ等に起因して、苗取出爪41がポット部
Pへの突入方向へ所定以上に移動しようとする場合があ
るが、押出リンク66には規制具75が設けられている
ので、該規制具75が押動ローラ66に当接することに
より苗取出爪41の移動が規制されるようになってい
る。そのため、苗取出爪41がポット部Pの底部を突き
破ったり、苗載せ台39の底板77に突き刺さるような
ことはほとんどなく、ポット部Pや苗取出爪41等の損
傷を防止できるようになっている。
【0030】すなわち、前記規制手段74は、移植作業
の高速化を図るべくクランク体56を高速で回転した場
合等であって、苗取出爪41の突入方向の慣性力が大き
くなる場合に特に有用なものであり、言い換えれば、規
制手段74を備えることによって移植作業(苗取出動
作)の高速化が実現するのである。また、苗取出爪41
の突入方向の移動が所定に規制されるので、ガイド具5
1を介して一対の苗取出爪41間が一時的に所定以上に
狭まるようなことはほとんどなく、その結果、苗Nの挟
持が緩んで苗Nの取出しに失敗したり、植付体23への
移送中に苗Nを落下させることもほとんどなく、確実に
植付体23に供給することができ、欠株等の発生を防止
できるものとなる。
【0031】苗取出爪41をポット部Pに突入したのち
クランク体56を更に回転すると、図7に示すように、
揺動アーム61の前方揺動によって保持体42、苗取出
爪41及びガイド具51等が一体的に前方移動し、苗取
出爪41で保持した苗Nがポット部Pから抜き出され
る。その後、図8に示すように、苗取出爪41は軌跡X
を経て植付体23の上方に移動し、作用部材69は、そ
の下端部69Cが当たり部材73に当接することによっ
て反時計回りに回動し、ロッド50後端の当接片72と
作用部材69のロック片69Bとの係合が解除するとと
もに、解除片69Aによりロック部材70が押し上げら
れてロック解除される。
【0032】この際、予め圧縮力が蓄積された進出付勢
具53によってロッド50が爪支持体45に対して進出
し、苗取出爪41で保持した苗Nをガイド具51によっ
て押し出して植付体23へ放出する。また、前記規制具
75が当たり部材76に当接することによって苗取出爪
41の進出状態は保持されるようになっている。ここ
で、揺動アーム61に形成した溝カム61Aの前側面
は、駆動軸55を中心とする円弧状に形成されており、
苗Nを放出した直後にこの円弧状範囲に沿って係合ロー
ラ58が移動することによって揺動アーム61(苗取出
爪41)の前後動が停止するものとなっている。
【0033】すなわち、苗放出後、即座に苗取出爪41
を軌跡X上で移動したとすると、植付体23内へ落下途
中の苗の葉N2を苗取出爪41が蹴ることによって苗N
の姿勢を崩し、苗植付に支障を来す恐れが生じるが、上
記のように苗放出後の所定時間(例えば、苗Nが植付体
23の下部に収まるまでの時間)だけ苗取出爪41の運
動を停止することによって苗Nの葉部N2を蹴ってしま
うようなことを防止できるものとなっている。苗放出
後、再び、苗取出爪41が苗トレイT側に移動するに従
って、当たり部材76から規制具75が外れ、後退付勢
具47によって爪支持体45(苗取出爪41)及びロッ
ド50(ガイド具51)が共に保持体42に対して後退
されるようになっている。
【0034】前記苗載せ台39は、図9及び図10に示
すように、左右側板78と該左右側板78間に設けられ
た載置板77とを有し、載置板77上に載せた苗トレイ
Tを縦送り機構79を介して間欠縦送りするものとなっ
ている。また、苗載せ台39は、横送り機構80を介し
て間欠横送りされるものとなっている。前記載置板77
は左右側板78よりも後方に突出されており、この突出
部77Aと左右側板78との間には、棒材よりなるガイ
ド部材81が前後方向に設けられている。
【0035】また、載置板77における突出部分77A
には延長台82が設けられており、この延長台82は、
底板82aと左右側壁部82bとによってコ字状を呈
し、その側壁部82bの前端がガイド部材81の後部に
左右方向の支軸83を介して回動自在に取り付けられて
いる。そして、延長台82は、載置板77よりも更に後
方へ突出する使用状態(図9及び図10(a)の状態)
と、支軸83を支点として前側に回動した収納状態(図
10(b)の状態)とに姿勢変更可能とされている。
【0036】載置板77の前後中途部には、検知センサ
ー84が設けられている。この検知センサー84の接触
子84aは載置板77から孔を介して上方突出されてお
り、載置板77上の苗トレイTが縦送りされることによ
ってその後端部が接触子84aから外れたときに、当該
苗トレイTの残苗数が少なくなってきたことを検出し、
この検出に基づいてブザーやランプ等を発動することに
より作業者に苗トレイTの補給時期を報知するものとな
っている。作業者は、検知センサー84の検出に基づく
報知によって新たな苗トレイT(図10中2点鎖線で示
す)を補給すればよいものであるが、この際、延長台8
2を使用状態とすることにより、苗切れ検知センサー8
4の配設位置と延長台82後端との間に1枚の苗トレイ
T全体を載置できるスペースが形成されるようになって
いる。
【0037】上記延長台82を備えることによって、苗
トレイTの全体を安定して支持することが可能になると
ともに、検知センサー84を苗取出位置Yから後方に離
れた位置に配設することも可能となるため、補給作業を
余裕をもって行えるようになっているのである。また、
延長台82が載置板77に対して固定された場合や載置
板77が延長台82に相当する程度に後方に長く形成さ
れた場合であると、操縦ハンドル4(図1参照)側で操
縦している作業者の前方を遮ることとなって操作性を阻
害することとなるが、苗トレイTの補給時以外若しくは
移植作業時以外は延長台82を収納状態とすることによ
り、作業者の前方視界を遮ってしまうこともないのであ
る。
【0038】なお、前記延長台82は、苗トレイTの後
端が検知センサー84から外れる手前(例えば、2、3
列のポット部ピッチ分手前)の状態で、その後方に新た
な苗トレイTを載置できるだけの長さを備えたものであ
っても良く、この場合、作業者は、検知センサー84に
基づく報知が行われる前に、より一層余裕をもって苗ト
レイTの補給が行えるものとなる。図9〜図15に示す
ように、苗載せ台39には、苗トレイTから苗Nを取り
出す際に、苗取出爪41に苗Nの茎葉N2が絡んで引掛
かったり、苗取出爪41が苗Nの茎葉N2を突き刺した
りすることがないよう当該茎葉N2の前方(苗取出爪
側)への倒れを防止する茎葉支持手段87が設けられて
いる。
【0039】この茎葉支持手段87は、苗載せ台39の
左右側板78から上方突出する左右一対の第1取付部材
88と、この第1取付部材88の上端間に架設された門
型の第2取付部材89と、第2取付部材89に上下方向
に移動調整自在に固定された支持部材90とを有する。
左右一対の第1取付部材88は、その下端部が苗載せ台
39の側板78にボルト等を介して固定されている。第
2取付部材89は、左右一対の側板部91と、側板部9
1の上端間を連結する連結板部92とを有し、左右一対
の側板部91の下部側が上下一対のボルト93により、
左右一対の第1取付部材88に固定されている。第2取
付部材89の左右一対の側板部91の上部側に、上下方
向の長孔94がそれぞれ形成されている。
【0040】支持部材90は、左右一対の三角板形状の
固定板部96と固定板部96の前端間を連結する取付板
部97とを有し、左右一対の固定板部96には上下一対
の取付孔98が形成されている。支持部材90は、固定
部材101により第2取付部材89に上下調整自在に固
定されている。固定部材101は、固定板102に取付
ボルト103と取付ピン104とを固設してなり、取付
ボルト103を側板部91の長孔94と固定板部96の
上側の取付孔98に挿通すると共に、取付ピン104を
側板部91の長孔94と固定板部96の下側の取付孔9
8に挿通し、取付ボルト103に螺合したナット106
と固定板部96との間に、取付ボルト103に外嵌した
コイルバネ107を介在して、このコイルバネ107の
付勢力により、固定部材101の固定板102を固定板
部96の内面に押圧することにより、支持部材90を、
第2取付部材89に対して長孔94の範囲で上下調整自
在に固定している。
【0041】従って、取付ボルト103をコイルバネ1
07の付勢に抗して左右方向内方に押しながら、側板部
91に対して固定板部96及び固定板102を上下移動
させて、取付ボルト103及び取付ピン104を長孔9
4内で上下移動させることにより、支持部材90を第2
取付部材89に対して簡単に上下調整できるように構成
されている。支持部材90の取付板部97に、弾性又は
可撓性を有する苗規制用シート材111が取り付けられ
ている。この苗規制用シート材111は、例えばゴム又
は合成樹脂製のシート材により構成され、支持部材90
の取付板部97と挟持板112との間で苗規制用シート
材111の上端部を前後に挟んで、挟持板112をボル
ト113等によって取付板部97に締め付けることによ
り、取付板部97と挟持板112との間で苗規制用シー
ト材111の上端部が挟持固定され、苗規制用シート材
111の下部側は、取付板部97から下方側に突出され
ている。
【0042】前記苗規制用シート材111は苗載せ台3
9の左右方向全長に亘る長さを有し、苗トレイTの苗取
出位置Y近傍の苗Nの茎葉N2を、苗取出爪41よりも
後方側(上方側)に離反させるように規制する。苗規制
用シート材111には、スリット115が左右方向に一
定間隔をおいて複数設けられている。これらスリット1
15は、苗規制用シート材111の上部側中途部から下
端に達するように上下方向に形成され、この複数のスリ
ット115によって、苗規制用シート材111の下部側
に、複数の規制シート片111aが左右方向に区画形成
され、各規制シート片111aは、互いに別個に弾性又
は可撓性による変形が可能である。
【0043】前記苗規制用シート材111のスリット1
15は、図11に苗トレイTを鎖線で示すように、前記
苗載せ台39上の苗トレイTのポット部Pの横方向の列
に対応して設けられ、苗規制用シート材111の複数の
規制シート片111aが、苗トレイTの横方向に並んだ
各ポット部Pに対応しており、スリット115の形成に
よって苗規制用シート材111の各規制シート片111
aがそれぞれ部分的に変形し易くなっている。前記支持
部材90の左右一対の固定板部96間に、パイプ材等に
より構成した第2苗規制部材117が連結固定されてい
る。この第2苗規制部材117は前記苗規制用シート材
111の後方側(上方側)に左右方向に配置されてお
り、苗規制用シート材111の手前で、苗トレイTの苗
Nの茎葉N2を、苗取出爪41側よりも後方側に離反さ
せるように規制する。
【0044】上記実施の形態によれば、苗取出位置Yに
縦送りされたポット部Pの列よりもやや後ろ側で、該ポ
ット部Pの苗Nの茎葉N2を、苗規制用シート材111
により、苗取出爪41よりも後方側(上方側)に離反さ
せるように規制する。したがって、苗取出位置Yに配設
されたポット部Pから苗取出爪41にて苗Nを取り出す
とき、該苗取出爪41が苗Nの茎葉N2を突き刺して痛
めるようなことはほとんどなくなる。また、苗取出爪4
1で苗トレイTから苗Nを取出すときに、苗取出爪Tに
苗Nの茎葉N2が絡んで引掛かったり茎葉N2が折れ曲
がるなどして、苗植付爪41による苗Nの取出が不良と
なるようなことも防止できる。
【0045】しかも、特に茎葉N2が太くて倒れにくい
苗Nの場合であっても、苗取出爪41で突き刺した苗N
を取り出す際に、苗規制用シート材111の規制シート
片111aが、それぞれ個別に前方側に弾性又は撓みに
よる変形して逃げ易くなるため、苗Nの茎葉N2が、苗
規制用シート材111に引っ掛かって大きな抵抗になる
ようなこともなくなり、このため、ポット部Pから苗取
出爪41にて苗Nを取り出すときに、苗トレイTの苗搬
送姿勢が乱れるようなことがなくなり、苗Nの植付体
(カップ)への受け渡しを良好かつ確実になし得るよう
になる。
【0046】また、複数のスリット115によって苗規
制用シート材111が複数の規制シート片111aに区
画形成されているため、1つのポット部Pの苗Nの茎葉
N2による荷重等の作用によって、苗規制用シート材1
11が複数のポット部Pに亘るような広い範囲で、前方
側に弾性又は撓み変形し、この変形によって近隣のポッ
ト部Pの苗Nの茎葉N2が不測に苗規制用シート材11
1から外れるようなこともなくなり、この点からも、苗
トレイTの苗搬送姿勢が乱れるのを効果的に防止でき、
苗Nの植付体(カップ)への受け渡しが、より一層良好
かつ確実になし得るようになる。
【0047】また、第2苗規制部材117は前記苗規制
用シート材111の後方側(上方側)に左右方向に配置
されており、苗規制用シート材111の手前で、苗トレ
イTの苗Nの茎葉N2を、苗取出爪41側よりも後方側
に離反させるように規制するため、苗トレイTの複数列
のポット部Pの苗Nの茎葉N2が束となって苗規制用シ
ート材111に倒れかかることともなくなり、苗取出位
置Y側に送られた苗Nの茎葉N2を一旦後側の第2苗規
制部材117で支持した後に、横方向1列のポット部P
の苗Nの茎葉N2を順次苗規制用シート材111で支持
することができ、苗取出爪41にて取り出したときに、
当該苗Nの葉N2が、後方側のポット部Pの苗Nの茎葉
N2に引っ掛かって、苗Nの取出しに支障をきたすよう
なことも確実に防止できる。
【0048】図15は他の実施の形態を示し、苗規制用
シート材111のスリット115が、横方向に列をなす
各ポット部Pの苗Nの茎葉N2に対応して設けられてい
る。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成で
ある。この実施の形態の場合、特に茎葉N2が太くて倒
れにくい苗Nの場合であっても、苗取出爪41で突き刺
した苗Nを取り出す際に、苗規制用シート材111の規
制シート片111aがそれぞれ個別に前方側に弾性又は
撓みにより変形して、茎葉N2をスリット115から前
側に容易に逃がすことが可能になり、この点から、苗N
の茎葉N2が、苗規制用シート材111に引っ掛かって
大きな抵抗になるようなことがなくなり、このため、ポ
ット部Pから苗取出爪41にて苗Nを取り出すときに、
苗トレイTの苗搬送姿勢が乱れるのを効果的に防止する
ことができ、苗Nの植付体(カップ)への受け渡しを良
好かつ確実になし得るようになる。
【0049】なお、前記実施の形態では、苗規制用シー
ト材111のスリット115が、苗トレイTの横方向に
列をなすポット部Pに対応して設けられ、又は、苗規制
用シート材111のスリット115が、苗トレイTの横
方向に列をなす各ポット部Pの苗Nの茎葉N2に対応し
て設けられているが、これに代え、苗規制用シート材1
11のスリット115を、横方向に列をなす複数のポッ
ト部Pに対応して1個設けるようにしてもよいし、横方
向に列をなす1つのポット部Pに対応して複数のスリッ
ト115を形成するようにしてもよい。
【0050】本発明は上記実施形態に限ることなく適宜
設計変更可能である。例えば、上記実施形態では、歩行
型移植機を示しているが乗用型の移植機とすることがで
き、また、植付部及び苗供給部を左右一対備えたものと
しているが、それぞれを1つずつ備えた片道一条植え又
は往復2条植えタイプの移植機であってもよい。苗取出
装置と苗載せ台の配置は前後逆としてもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、苗トレイTの苗搬送姿
勢が乱れるのを防止でき、苗取出爪41による植付体へ
の苗Nの受け渡しを良好かつ確実になし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる移植機の全体側面図
である。
【図2】同平面図である。
【図3】苗取出爪及び保持体等の側面図である。
【図4】同平面図である。
【図5】苗取出装置であって、苗トレイから苗を取り出
す直前の状態を示す側面図である。
【図6】同苗トレイのポット部に苗取出爪を突入した状
態を示す側面図である。
【図7】同苗トレイから苗を取り出した直後の状態を示
す側面図である。
【図8】同植付体へ苗を放出した直後の状態を示す側面
図である。
【図9】苗載せ台を示す斜視図である。
【図10】苗載せ台の全体側断面図である。
【図11】同茎葉支持手段の正面図である。
【図12】同茎葉支持手段の背面断面図である。
【図13】同茎葉支持手段の分解斜視図である。
【図14】同茎葉支持手段の側面断面図である。
【図15】他の実施の形態を示す茎葉支持手段の正面図
である。
【符号の説明】
39 苗載せ台 41 苗取出爪 111 苗規制用シート材 115 スリット P ポット部 T 苗トレイ N 苗 N2 茎葉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安松 守 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B060 AA01 AD07 BA03 CB06 CB17 CC03 2B064 AA01 AB07 AC03 DA08 DA24 DA25 EB05 FA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載せ台(39)の苗トレイ(T)より
    苗取出爪(41)によって苗(N)を取出して植付ける
    ようにした移植機の苗取出装置において、 苗トレイ(T)の苗取出位置(Y)近傍の苗(N)の茎
    葉(N2)を、苗取出爪(41)より離反させるように
    規制する苗規制用シート材(111)が設けられ、苗規
    制用シート材(111)に、該苗規制用シート材(11
    1)が部分的に変形し易くなるようにスリット(11
    5)が設けられていることを特徴とする移植機の苗取出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記苗規制用シート材(111)が、弾
    性又は可撓性を有していることを特徴とする請求項1に
    記載の移植機の苗取出装置。
  3. 【請求項3】 前記苗規制用シート材(111)のスリ
    ット(115)が、苗トレイ(T)の横方向に列をなす
    各ポット部(P)に対応して設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の移植機の苗取出装置。
  4. 【請求項4】 前記苗規制用シート材(111)のスリ
    ット(115)が、苗トレイ(T)の横方向に列をなす
    各ポット部(P)の苗Nの茎葉(N2)に対応して設け
    られていることを特徴とする請求項1に記載の移植機の
    苗取出装置。
  5. 【請求項5】 前記苗規制用シート材(111)の手前
    で、苗トレイ(P)の苗(N)の茎葉(N2)を、苗取
    出爪(41)より離反させるように規制する第2苗規制
    部材(117)が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の移植機の苗取出装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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