JP2002335401A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002335401A
JP2002335401A JP2001136583A JP2001136583A JP2002335401A JP 2002335401 A JP2002335401 A JP 2002335401A JP 2001136583 A JP2001136583 A JP 2001136583A JP 2001136583 A JP2001136583 A JP 2001136583A JP 2002335401 A JP2002335401 A JP 2002335401A
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Makoto Odamaki
誠 小田巻
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 1度の自動階調補正により、複数の階調処理
モードに関する補正作業を回路規模を増大させることの
なく実施。 【解決手段】 パラメータ補正用の複数のテストパター
ンを生成するテストパターン生成部106と、テストパ
ターン106に階調処理を行ってパラメータ毎に転写材
上の異なる領域に形成する階調処理部108と、階調処
理部108によって形成されたテストパターンを転写材
上に画像形成する画像形成部109と、画像形成部10
9で形成された転写材上の画像を読み取りデジタル画像
データに変換する画像読み取り部104と、画像読み取
り部104で読み取った値に基づいて階調処理パラメー
タを補正するパラメータ補正部114とを有し、階調処
理部108は、複数組の画像形成される転写材上のテス
トパターン領域に対応した設定値中からその領域に対応
する設定値を選択し、その選択された設定値を用いて階
調処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳細には、カラー画像の自動階調補正を行える画像
形成装置であって、デジタル複写機、プリンタ等に応用
して好適である。
【0002】
【従来の技術】デジタルフルカラー複写機においては、
そのプリンタ部の出力特性が環境変動、経時変動などの
影響を受けるため、画像をプリントアウトした際、操作
者が意図したとおりの階調特性が得られないことがあ
る。そのため、画像読み取り部で読み取ったテストパタ
ーンに基づいて自動的に階調特性を補正する機能を備え
た画像形成装置が提案されている。この画像形成装置に
おける従来の自動階調補正処理の手順を以下に説明す
る。 (1)テストパターン生成部によりCMYK各色からな
る所定値のテストパターンを生成し、階調処理が行わ
れ、プリンタ部にてプリントアウトする。 (2)画像読み取り部により、そのテストパターンを読
み取る。 (3)そのテストパターンの読み取り結果からパラメー
タ補正部にてプリンタ部の階調特性を求めて、これを補
正する係数あるいはテーブルを求める。 (4)得られた係数あるいはテーブルを画像処理部の画
像信号変換回路に設定する。 この自動階調補正処理の機能を以下、ACC(Auto Colo
r Calibration)と呼ぶ。また、デジタルカラー複写機に
おいては、様々な原稿に対してエンジンの特性に合わせ
た階調処理(例:誤差拡散、ディザ処理等)が階調処理
部にて処理される。このような階調処理は、原稿に応じ
てパラメータを振ることによってより画質的に有利な結
果を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術のように複数の階調処理パラメータを用いた場合、
入力画像データに対してプリントアウトの濃度が異なる
ため、そのパラメータ毎にACCを実施する必要があ
る。従来のACCにおいては、操作者が所定値のテスト
パターンをプリントされた用紙を画像読み取り部に載
せ、読み取りの動作を実施する必要があり、階調処理部
のパラメータ毎にACCを実施した場合には操作者の負
担となってくる。この操作者の負担を軽減するために、
プリントアウトされた用紙を画像読み取り部へ搬送する
手段(例えば、特開平11−284794号公報)が提案
されているが、用紙搬送手段を備えることはコストの増
大につながるという問題がある。また、このような手段
を用いたとしてもACCを複数回実施する必要があり、
ACCに時間がかかりすぎる問題も生じる。本発明は、
上述の問題を解決するために、1度の自動階調補正によ
り、複数の階調処理モードに関する補正作業を実施で
き、ユーザにとって負担がなく、回路規模を増大させる
ことない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の請求項1の画像形成装置は、パラメータ
補正用の複数のテストパターンを生成するテストパター
ン生成部と、前記テストパターンに階調処理を行ってパ
ラメータ毎に転写材上の異なる領域に形成する階調処理
部と、前記階調処理部によって形成されたテストパター
ンを転写材上に画像形成する画像形成部と、前記画像形
成部で形成された転写材上の画像を読み取りデジタル画
像データに変換する画像読み取り部と、前記画像読み取
り部で読み取った値に基づいて階調処理パラメータを補
正するパラメータ補正部とを有し、前記階調処理部は、
複数組の画像形成される転写材上のテストパターン領域
に対応した設定値中からその領域に対応する設定値を選
択し、その選択された設定値を用いて階調処理する。従
って、1枚のプリント内に複数のパラメータを用いて階
調処理を施すことができ、これを用いて一度の自動階調
補正作業により、複数の階調処理モードに関する補正作
業を実施することができる。また、本発明の請求項2
は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記階調
処理部における前記設定値を前記領域に対応するレジス
タに保持するようにした。従って、請求項1と同等の効
果を、回路規模が増大することなしに実現することがで
きる。また、本発明の請求項3は、請求項1に記載の画
像形成装置において、前記階調処理部における処理を行
うときには使用しない記憶装置に前記設定値を保持する
ようにし、その記憶装置から前記領域にあわせて前記設
定値を選択できるようにした。従って、請求項1と同等
の効果を、回路規模が増大することなしに実現すること
ができる。
【0005】また、本発明の請求項4の画像形成装置
は、パラメータ補正用の複数のテストパターンを生成す
るテストパターン生成部と、前記テストパターンに階調
処理を行ってパラメータ毎に転写材上の異なる領域に形
成する階調処理部と、前記階調処理部によって形成され
たテストパターンを転写材上に画像形成する画像形成部
とを有し、前記階調処理部は、誤差拡散処理に必要なパ
ラメータを格納するパラメータレジスタと、誤差拡散演
算を実行する誤差拡散処理演算回路と、誤差を格納する
誤差格納FIFOとを有し、複数組の画像形成される転
写材上のテストパターン領域に対応した誤差拡散に用い
るパラメータ設定値を、前記転写材上にテストパターン
を出力しないパターン非表示領域を設けて、この領域に
対応する前記誤差格納FIFOに記憶させ、この誤差格
納FIFOに記憶させた設定値の中からその領域に対応
する設定値を前記パラメータレジスタへ読み出し、その
パラメータレジスタの内容を用いて前記誤差拡散処理演
算回路で誤差拡散演算処理する。従って、1枚のプリン
ト内に複数のパラメータを用いて階調処理を施すことが
でき、これを用いて一度の自動階調補正作業により、複
数の階調処理モードに関する補正作業を回路規模が増大
すること無しに実施することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実
施の形態の構成および動作を詳細に述べる。尚、以下で
は、本発明をカラーディジタル複写機に適用した例を説
明するが、これに限定されるものではなく、読み取った
カラー画像をディスプレイやプリンタなどに出力する
際、カラー画像の補正を行う画像形成装置であれば適用
することができる。 <実施例1>図1は、本発明の一実施例である画像形成
装置の構成を示すブロック図である。図1において、本
実施例1は、画像読み取り部104、画像処理部10
5、画像形成部109からなり、画像処理部105は、
テストパターン生成部106、画像信号変換部107、
階調処理部108、パラメータ補正部114を少なくと
も備えている。ACCモードの処理を行うとき、先ず、
テストパターン生成部106によりCMYK各色からな
る所定値のテストパターンを生成し、階調処理部108
にて様々な原稿に対してエンジンの特性に合わせて出力
結果が綺麗になるように階調処理(例:誤差拡散、ディ
ザ処理等)が行われ、画像形成部109にて印刷する。
用紙に印刷する際、様々な原稿に対して画像形成部10
9で最適に印刷されるように入力画像データを処理する
ための階調特性のパラメータ毎にテストパターンを異な
る領域へ印刷する。画像形成部109で印刷されたテス
トパターンを画像読み取り部104により読み取った結
果からパラメータ補正部114にて画像形成部109の
画像濃度の出力特性を正確に反映したものに補正するた
めの係数あるいはテーブル(画像信号変換テーブル)を
求め、画像信号変換部107に設定する。この自動補正
は、例えば、特開平8−279919号公報のような従
来公知の方法を使う。通常の複写モードでは、画像信号
変換部107は、画像読み取り部104で読み取った画
像データを上記の画像信号変換テーブルを参照して画像
形成部109の画像濃度の出力特性に応じた強度へ変換
し、階調処理部108で階調処理(例:誤差拡散、ディ
ザ処理等)され、画像形成部109で印刷される。
【0007】図2は、本実施例1の階調処理部108の
詳細な構成を示すブロック図である。図2において、1
つの階調処理演算回路113に対し、2つのパラメータ
レジスタA(110)およびパラメータレジスタB(1
11)を有し、パラメータセレクタ112によってそれ
らのレジスタのうちいずれかが選択され、階調処理演算
回路113へ入力される。この階調処理部108を使っ
て複数のテストパターンを印刷する場合、先ず、例え
ば、図3のような2つのテストパターンを主走査方向に
並べて印刷する場合には、テストパターンの領域Aに階
調処理パラメータAを、領域Bには階調処理パラメータ
Bを対応させ、ACCモードを指示されたときに所定の
記憶装置から階調処理パラメータを各レジスタへ格納処
理が行われる。次に、テストパターンを領域Aに印刷す
るときには、パラメータセレクタ112が領域Aである
ことを主走査方向のカウンタから判断して、パラメータ
レジスタAを選択し、印刷対象が領域Bになったときに
は、パラメータレジスタBを選択する。これにより階調
処理演算回路113はその領域にあった階調処理パラメ
ータを用いて階調処理ができる。このようにテストパタ
ーン生成部106で生成した複数のテストパターンを、
このテストパターンに対応する階調処理パラ−メータレ
ジスタの内容を使って階調処理演算回路113で処理さ
れた画像データを画像形成部109で印刷する。上記の
例ではパラメータが2組としたが、これに限定されるこ
となく、必要なテストパターンの個数分(複数)であっ
てもよい。また、領域Aや領域Bを主走査方向に並ぶ形
としたが、副走査方向に並ぶ形としてもよいし、1つの
テストパターンも縦方向ではなく横方向に展開してもよ
い。テストパターンの領域を主走査方向ではなく、副走
査方向に並べるとパラメータセレクタ112では、1つ
のテストパターンを印刷する間は領域が変更されないの
で、各レジスタのスイッチングにかかる時間を少なくす
ることができる。
【0008】<実施例2>上述の実施例1においては、
複数のパラメータを一度に処理するためには、そのパラ
メータの個数だけレジスタを用意しなければならないの
で、レジスタ・回路規模の増大に繋がる。実施例2では
これを解決する。以下では、実施例1と同じ機能を持つ
ものはその説明を省き、相違点だけを説明する。図4
は、実施例2における階調処理部108の詳細な構成を
示すブロック図である。図4において、階調処理部10
8は、階調処理演算回路113と、パラメータレジスタ
205と、ACCモードの動作時のみ階調処理パラメー
タを一時的に保存するテーブル202と、テストパター
ンの印刷領域の位置からその階調処理パラメータが入っ
ているテーブル202のアドレスを生成し、そのアドレ
スからパラメータをパラメータレジスタ205へ転送す
るアドレス・セレクタ206からなっている。ACCモ
ード動作に入ると、ACCモード動作時に使用していな
いテーブル(例えば、γ変換テーブル等)202へ所定
の記録装置から階調処理に必要な複数のパラメータを読
み込んで記録する。実施例1と同様に、テストパターン
を印刷するためのパラメータと領域とを対応付けてお
き、領域Aでテストパターンを印刷するとき(どの領域
を処理するかは主走査方向のカウンタで判定できる)に
は、この領域Aに対応するパラメータがあるテーブル2
02のアドレスをアドレス・セレクタで生成して、その
アドレスに対応するテーブル202の内容(パラメー
タ)をパラメータレジスタ205へ書き込む。このパラ
メータレジスタ205のパラメータを使って、生成され
たテストパターンを階調処理し、画像形成部109で印
刷する。次のテストパターンが主走査方向に並べておか
れたときには、領域Aから領域Bへ移行する間隔を領域
Bのパラメータをテーブル202から階調処理パラメー
タレジスタ205へ書き込むのに十分な時間(12ミリ
秒程度)分の間隔(図5中の書換領域と記された部分)
をあけ、階調処理パラメータレジスタ205の内容が変
わると、そのレジスタの内容によって階調処理を行う。
この操作をテストパターンの個数だけ繰り返すことによ
って、最終的にはテストパターン全体が印刷される。パ
ラメータを一時保存するテーブル202は、ACCモー
ド動作時に使用されていないテーブルを用いる。例え
ば、デジタル複写機においては、プリンタγの変換等に
テーブルを用いるが、これはACCモード動作時には使
用しない場合もあり、このようなテーブルを共有するこ
とで回路規模を削減することが可能になる。また、テス
トパターンの個数や印刷配置に関しては、実施例1と同
様である。
【0009】<実施例3>一般に複写機やプリンタ等で
用いられる誤差拡散処理は、誤差拡散処理に用いるパラ
メータを格納するパラメータレジスタとそのパラメータ
を用いて誤差拡散処理の演算をする誤差拡散処理演算回
路と、誤差データを格納する誤差格納FIFOを備えて
いる。本実施例3は、このような誤差拡散を用いた回路
において、図7のように異なるパラメータA,Bを用い
て階調処理を施した自動階調補正用のテストパターンの
出力を大規模なレジスタの追加なしに実現する。実施例
3では、誤差拡散FIFOは誤差のビット幅×主走査方
向画素分のサイズを持ち、各種パラメータは誤差のビッ
ト幅より小さいものとして説明する。また、以下では、
実施例1と同じ機能を持つものはその説明を省き、相違
点だけを説明する。図6は、実施例3における階調処理
部108の詳細な構成を示すブロック図である。図6に
おいて、階調処理部108は、誤差拡張処理演算回路3
10と、パラメータレジスタ311と、通常、誤差を格
納する誤差格納FIFO312に複数の誤差拡散パラメ
ータを退避させる領域と、この誤差格納FIFO312
から誤差データまたは誤差拡散パラメータのいずれを取
り出したり書き込んだりするかを選択するためのFIF
O入力信号セレクタ320とからなっている。図7に示
したように誤差格納FIFO312は、通常動作時には
ライン分の誤差を格納するために使うものである。本実
施例3においては、所定のテストパターンを紙面の一部
に出力し、パターンを表示しないパターン非表示領域を
設けることによって、誤差を格納する必要のないパター
ン退避領域を作りだす。誤差格納FIFO312のパタ
ーン待避領域に誤差拡散パラメータを保持させるように
した。即ち、AAC動作モードの最初に複数の誤差拡散
パラメータを記憶している記憶装置からこの誤差格納F
IFO312のパターン退避領域(図7では領域Bに対
応する誤差拡散パラメータ)へ格納する。
【0010】次に、最初のテストパターンに対する誤差
拡散パラメータ(図7では、領域Aに対応する)をパラ
メータレジスタ311へ格納し、テストパターン生成部
106で生成されたテストパターンをこのパラメータレ
ジスタ311の誤差拡散パラメータを使って誤差拡散処
理演算回路310で処理する。1つのテストパターン
(領域A)から次のテストパターン(領域B)への切替
は、主走査方向と副走査方向のカウンタを調べることに
よって判断できる。この切替の際、2つのテストパター
ンの間隔を誤差格納FIFO312のパターン退避領域
からパターンレジスタ311へ書き込むまでの時間間隔
をあけるようにする。退避させたパラメータがパラメー
タレジスタ311に格納され次第、そのパラメータレジ
スタを使って誤差拡散処理を実施する。このようにする
ことによって、同一紙面内の異なる誤差拡散パラメータ
を用いて誤差拡散処理を施した自動階調補正用のテスト
パターンを出力することができる。このようにして得た
パターンを画像読み取り部104で読みとり、異なる階
調パターンでの自動階調補正を一回のACC作業で完了
させることができる。
【0011】以下に、本実施例3の手順を詳細に説明す
る。 (1)複数の誤差拡散パラメータのうち2番目以降の領
域のパラメータをパラメータレジスタ311へ書き込
む。2番目以降の領域で用いる誤差拡散パラメータを記
憶手段から読み出して、パラメータレジスタ311へ書
き込む。 (2)パラメータレジスタの内容を誤差格納FIFO3
12に退避する。パラメータレジスタ311に書き込ま
れた誤差拡散パラメータを誤差格納FIFO312に設
けたパラメータ退避領域に退避させる。これはパラメー
タレジスタ311からこのパラメータ退避領域へ書き込
むようなセレクタ信号をFIFO入力信号セレクタ32
0に送ることによって書き込まれる。この書込みは、主
走査カウンタがパターン非表示領域にあるときに行う。 (3)待避してあるパラメータを誤差格納FIFOで保
持する。データを退避させた次のラインの処理時から
は、誤差格納FIFO312に格納した誤差拡散パラメ
ータが誤差格納FIFO312から読み出されたときに
は、そのデータを誤差格納FIFO312に再度入力す
るセレクタ信号をFIFO入力信号セレクタ320に送
ることによって、待避してある誤差拡散パラメータのデ
ータをパラメータ退避領域に保持し続ける。 (4)最初の領域の誤差拡散パラメータをパラメータレ
ジスタに書き込む。2番目以降の誤差拡散パラメータの
データが誤差格納FIFO312に待避した後、パラメ
ータレジスタ311に最初の領域(図7における領域
A)で使用する誤差拡散パラメータのデータを記憶装置
から書き込む。また、これらの(1)から(4)の動作
は、テストパターン生成部106で生成されたテストパ
ターンが入力される前に実施する。また、このパラメー
タレジスタへ書き込んでいる間も誤差格納FIFOは保
持され続ける。
【0012】(5)パラメータレジスタを用いて最初の
テストパターンを処理する。パラメータレジスタ311
を用いて、主走査方向および副走査方向カウンタで判定
される領域の画像データに誤差拡散処理を施す。この処
理を実施している間も誤差格納FIFO312における
パラメータ待避領域の内容は保持され続ける。 (6)誤差格納FIFO312に退避したパラメータを
パラメータレジスタ311へ書き込む。図7の領域Aの
テストパターンを出力し終えた時点で、誤差格納FIF
O312に退避した誤差拡散パラメータをパラメータレ
ジスタ311へ書き戻す。 (7)パラメータレジスタ311を用いて次のテストパ
ターンを処理する。(5)と同様にして、パラメータレ
ジスタ311の内容を用いて誤差拡散処理を実施する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1枚の転写材内に複数のパラメータを用いて階調処理を
施すことができるので、これを用いて一度の自動階調補
正作業により、複数の階調処理モードに関する補正作業
を実施することができる。また、本発明によれば、あら
たなレジスタを付加することなしに実現することができ
るので、小規模な回路によって上記効果を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である画像形成装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】本実施例1の階調処理部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】横並びに印刷されたテストパターンの印刷例の
図である。
【図4】実施例2における階調処理部の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図5】実施例2における領域の切替を説明するための
図である。
【図6】実施例3における階調処理部の詳細な構成を示
すブロック図である。
【図7】実施例3における領域の切替を説明するための
図である。
【符号の説明】
104 画像読み取り部 105 画像処理部 106 テストパターン生成部 107 画像信号変換部 108 階調処理部 109 画像形成部 114 パラメータ補正部 110,111,205,311 パラメータレジスタ 112 パラメータセレクタ 113 階調処理演算回路 202 テーブル 206 アドレス・セレクタ 310 誤差拡張処理演算回路 312 誤差格納FIFO 320 FIFO入力信号セレクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラメータ補正用の複数のテストパター
    ンを生成するテストパターン生成部と、前記テストパタ
    ーンに階調処理を行ってパラメータ毎に転写材上の異な
    る領域に形成する階調処理部と、前記階調処理部によっ
    て形成されたテストパターンを転写材上に画像形成する
    画像形成部と、前記画像形成部で形成された転写材上の
    画像を読み取りデジタル画像データに変換する画像読み
    取り部と、前記画像読み取り部で読み取った値に基づい
    て階調処理パラメータを補正するパラメータ補正部とを
    有し、 前記階調処理部は、複数組の画像形成される転写材上の
    テストパターン領域に対応した設定値中からその領域に
    対応する設定値を選択し、その選択された設定値を用い
    て階調処理する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記階調処理部における前記設定値を前記領域に対
    応するレジスタに保持するようにした画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、前記階調処理部における処理を行うときには使用し
    ない記憶装置に前記設定値を保持するようにし、その記
    憶装置から前記領域にあわせて前記設定値を選択できる
    ようにした画像形成装置。
  4. 【請求項4】 パラメータ補正用の複数のテストパター
    ンを生成するテストパターン生成部と、前記テストパタ
    ーンに階調処理を行ってパラメータ毎に転写材上の異な
    る領域に形成する階調処理部と、前記階調処理部によっ
    て形成されたテストパターンを転写材上に画像形成する
    画像形成部とを有し、 前記階調処理部は、誤差拡散処理に必要なパラメータを
    格納するパラメータレジスタと、誤差拡散演算を実行す
    る誤差拡散処理演算回路と、誤差を格納する誤差格納F
    IFOとを有し、 複数組の画像形成される転写材上のテストパターン領域
    に対応した誤差拡散に用いるパラメータ設定値を、前記
    転写材上にテストパターンを出力しないパターン非表示
    領域を設けて、この領域に対応する前記誤差格納FIF
    Oに記憶させ、この誤差格納FIFOに記憶させた設定
    値の中からその領域に対応する設定値を前記パラメータ
    レジスタへ読み出し、そのパラメータレジスタの内容を
    用いて前記誤差拡散処理演算回路で誤差拡散演算処理す
    る画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7272332B2 (en) 2004-06-21 2007-09-18 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and density correction data creation method used therein

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